JPS6029157B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPS6029157B2
JPS6029157B2 JP3741780A JP3741780A JPS6029157B2 JP S6029157 B2 JPS6029157 B2 JP S6029157B2 JP 3741780 A JP3741780 A JP 3741780A JP 3741780 A JP3741780 A JP 3741780A JP S6029157 B2 JPS6029157 B2 JP S6029157B2
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JP
Japan
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water
amount
total
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vending machine
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JP3741780A
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紀久雄 川崎
友美 佐野
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マイクロコンピュータにより制御して複数種
類の原料を調合した複数種類の商品を販売する自動販売
機に関し、特に、マイクロコンピュータへの制御情報入
力を削減した安価な構成の制御入力回路により多種類の
商品の原料調合を制御し得るようにしたものである。
この種の自動販売機には販売する商品の好適例として商
品名コカコーラなる炭酸飲料について説明すると、この
炭酸飲料はつぎの構成によって原料の調合が行われてい
る。
ブリックス値=シロップ十全水量.カーボネーション値
=炭酸水+冷水すなわち、濃縮原料と稀釈原料との調合
比ブIJックス値はシロップと全水量との比を表わし、
全水量中の炭酸水と全水量との調合比カーボネーション
値は、炭酸水と炭酸水および純粋の冷水の和との比を表
わし、これらの調合比に従ってシロップ、炭酸水および
冷水の調合が行われる。
したがって、この種の清涼炭酸飲料は、1 シロップの
吐出量すなわち吐出時間 2 炭酸水の吐出量すなわち吐出時間 3 冷水の吐出量すなわち吐出時間 を所定の割合に設定してそれそれ吐出したシロップ、炭
酸水および冷水を調合して販売商品となっている。
しかして、実際の自動販売機にいては、かかる原料調合
比の制御のほかに、投入コインの管理、商品たる飲料の
容器の搬出、必要に応じた氷の商品飲料への混入など各
種の制御をマイクロコンビュー外こよって行なう必要が
あり、多岐にわたる複雑な制御機能がマイクロコンピュ
ータに要求される。かかる複雑な制御機能を果すために
、従来、円板ドラムを備えたシーケンサを用いた自動販
売機があり、そのシ−ケンサにおける円板の位置を調整
することによって各種の原料の吐出時間をそれぞれ設定
し、それぞれの原料の吐出量を調整していた。しかし、
近釆、自動販売機の大型化に伴って、販売する商品の種
類が増大し、円板型シーケンサによっては、多種類の商
品に対する多種多様の原料吐出量の調整に応じ切れず、
また、製造コストも著しく増大するので、その使用が困
難となり、最近は、かかる複雑な制御機能を果す必要の
ある大型の自動販売機では、マイクロコンピュータによ
り電子的な制御を行うのが一般化しつつある。しかしな
がら、円板型シーケンサを使用した場合にも、また、マ
イクロコンピュータを使用した場合にも、その制御機能
は、原料の吐出時間などの作動時間の制御がその中心と
なる。
すなわち、原料の吐出量を直接に計測して制御すること
は、吐出量センサなどの関係からして製造コストの面か
らも不利であり、また、マイクロコンピュータにおける
制御プログラムが著しく複雑化するために、比較的簡単
な吐出時間などの時間の制御により間接的に吐出量を制
御するようにしたものである。したがって、シロップ、
炭酸水、冷水などの各種の原料は、単位時間あたりの吐
出量をそれぞれ一定にし、しかも、各種原料の相互間に
おける吐出量の割合を機械的に調整可能にして、各種原
料の吐出量をそれぞれの吐出時間の単純な時間制御によ
って行い得るようにしているのが一般である。上述のよ
うに、この種目勤販売機における販売商品たる飲料に対
する原料の配合調整は、シーケンサ的な動作、すなわち
、原料の吐出時間を設定するために円板位置を移動させ
たり、外部接点のオン・オフによる制御情報入力に応じ
てマイクロコンピュータが原料吐出手段の開放時間を直
接に制御したりするのが一般である。
かかる制御を行う場合には、同一品種の飲料商品であっ
ても、1回の販売量の大小の変更、すなわち、大力ップ
販売と小カップ販売との別によっても異なる時間制御を
行う必要があり、また、氷の混入の要否によつても異な
る時間制御を行う必要がある。したがって、マイクロコ
ンピュータを用いた電子的な時間制御を行う場合であっ
ても、各種の原料を種々の態様に調合して種々の飲料商
品を構成する場合には、マイクロコンピュータに対する
制御入力信号の数が著しく増大し、しかも、1回の販売
量や原料の配合比が相違する度毎に各部作動時間長を再
設定する必要が生ずるので、制御装置自体の製造コスト
が増大するのみならず、自動販売機の保守運用のコスト
も増大する、という問題が生ずることになる。本発明の
目的は、上述した従来の問題を解決し、マイクロコンピ
ュータにより制御して複数種類の原料を調合した多種類
の飲料などの商品を販売するにあたり、販売商品の原料
調合制御用信号として、それぞれの原料の吐出時間をそ
れぞれ別個に設定することなく、販売商品の原料配合の
構成を表わす数値、例えば、ブリックス値あるいはカー
ボネーション値などを示す制御信号をマイクロコンピュ
ータの制御入力とすることにより、マイクロコンピュー
タの制御入力信号の数を削減して制御入力回路の構成を
簡単化し、もって、制御系の製造コストを低減させると
ともに、飲料商品の1回の販売量の変化にも容易に対応
し得、しかも、制御系の調整設定などの保守運用のコス
トも低減し得るようにした自動販売機を提供することに
ある。
すなわち、本発明の第1形態では、水と複数種類の原料
とを調合して複数種類の商品を販売する自動販売機にお
いて、1回の販売において使用する全水量を指定する全
水量指定スイッチと、指定された商品を収容する容器の
大きさを指定する容器指定スイッチと、全水量と指定さ
れた容器の大きさとの関係を示すデータを格納した第1
テーフルと、全水量指定スイッチおよび容器指定スイッ
チからの指定入力に応じて、第1テーブルから読み出し
たデータに基いて1回の販売における販売全量を決定す
る販売全量決定手段と、指定された商品について氷の有
無を指定する氷有無指定スイッチと、氷有無指定スイッ
チにより氷を指定されたときには、販売全量決定手段に
より求められた販売全量から氷の量に応じた量だけ減算
する氷量減算手段と、原料の配合比を指定する配合比指
定スイッチと、原料の配合比をあらかじめ格納した第2
テーブルと、氷量減算手段からの販売全量と、配合比指
定スイッチからの配合比指定入力とに応じ、第2テーブ
ルから読み出した配合比を参照して、原料の各々につい
ての吐出時間を算出する原料吐出時間算出手段と、算出
手段により算出された各原料の吐出時間に従って原料お
よび水を容器に吐出させる吐出制御手段とを具えたこと
も特徴とする。
本発明の第2形態では、水と複数種類の原料とを調合し
て複数種類の商品を販売する自動販売機において、1回
の販売において使用する全水量を指定する全水量指定ス
イッチと、指定された商品を収容する容器の大きさを指
定する容器指定スイッチと、全水量と指定された容器の
大きさとの関係を示すデータを格納した第1テーブルと
、全水量指定スイッチおよび容器指定スイッチからの指
定入力に応じて、第1テーブルから読み出したデータに
基いて1回の販売における販売全量を決定する販売全量
決定手段と、原料の配合比を指定する配合比指定スイッ
チと、原料の配合比をあらかじめ格納した第2テーブル
と、販売全量決定手段からの販売全量と、配合比指定ス
イッチからの配合比指定入力とに応じ、第2テーブルか
ら読み出した配合比を参照して、原料の各々についての
吐出時間を算出する原料吐出時間算出手段と、算出手段
により算出された各原料の吐出時間に従って原料および
水を容器に吐出させる吐出制御手段とを具えたことを特
徴とする。
ここで、複数種類の原料を炭酸水およびシロップとし、
炭酸水と水との吐出時間の和の時間の始端および終端に
おいて、所定長の混合時間をそれぞれ除去した時間をシ
ロップの吐出時間とすることができる。
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の基本的構成を第5図に示す。
ここで、1回の販売において、使用する全水量を全水量
指定スイッチ31により指定する。購入すべく指定され
た商品を収容する容器、例えば紙コップなどのカップの
サイズをカップサイズ指定スイッチ32により指定する
。第1データテーブル33には、1回の販売に供せられ
る全水量と指定された容器の大きさとの関係を示すデー
タをあらかじめ書き込んでおく。販売全量決定手段34
では、スイッチ31および32からの各指定入力に応じ
て、第1データテーブル33を参照して、読み出したデ
ータに基づいて1回の販売における販売全量を決定する
さらに、氷の有無の指定を必要とする自動販売機におい
ては、氷の有無を氷有無指定スイッチ35により指定す
る。ここで、氷を必要とするときには、氷量減算手段3
6において、販売全量決定手段34で決定された販売全
量から氷に応じた量だけ減算する。氷を必要としないと
きには、かかる氷有無指定スイッチ35および氷量減算
手段36を必要としない。各種原料の配合比は配合比指
定スイッチ37により指定する。
原料の配合比を示すデータを第2データテーブル38に
あらかじめ格納しておく。原料吐出時間算出手段39で
は、手段34あるいは手段36からの販売全量と、スイ
ッチ37からの配合比入力とに応じて、第2データテー
ブル38から読み出した配合比を参照して各原料につい
ての吐出時間を算出し、その算出された時間にしたがっ
て、吐出制御手段401こよって、各種原料および水、
要すれば氷を容器に対して吐出させる。ここで、谷原料
の吐出時間の算出は、第4図につき後述する流れで決定
でき、各原料および氷を第3図につき後述するようなタ
イミングで吐出する。
各種の清涼飲料を商品として販売するようにした本発明
自動販売機において、マイクロコンピュータを使用した
制御用電子回路の第1図に示す構成例において、マイク
ロコンピュータ1は、IJ−ドオンリメモリ(ROM)
、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入出力回路、ク
ロック発振器などコンピュータ機能を果す各部電子回路
を1チップに内蔵させたものである。
かかる構成の制御用電子回路を備えた自動販売機におけ
る制御用信号発生源にはつぎのようなものがある。(1
!商品選択スイッチ t2} 商品販売価格設定スイッチ ‘3’ 商品別販売量設定スイッチ (4’商品原料調合タイミング設定スイッチ【5} そ
の他のタイミング設定用のタイマ■ シロップ、炭酸水
等の各種の原料の量に対する各種のセンサこれらの制御
回路入力ディジタル信号の量は数百ビットにも達し、そ
られ膨大な量の制御入力信号に対応する接点入力回路7
は、例えば、第2図に示すように構成されている。
図示の接点入力回路においては、×印の部分がそれぞれ
オン・オフ接点21を示しており、各種の設定スイッチ
として、いわゆるデイツプスイツチやデイジタルスイッ
チが一般に用いられている。それらの接点21は、いわ
ゆるダイナミックキースキヤンをなしてマトリクス状に
配列されており、各列毎に、第1図示の構成におけるデ
コーダ6からの出力電圧がマイクロコンピュータ1に供
給され、時々刻々の各接点21のオン・オフの状態に応
じてマイクロコンピューターの入力ボート電圧が変化す
ることにより、マイクロコンピュータ1が各接点の設定
状態を判別する。また、第2図に示すダイオード22は
、各接点21を各列毎にスキャンする際における各接点
21相互間の干渉を防止するためのものである。マイク
ロコンピュータ1には、自動販売機に投入されたコイン
の金額を判別するコインセンサ部13が接続されており
、そのセンサ13からの判別出力信号により投入コイン
の金額を計算し、その投入金額を表示制御回路5を介し
て表示器4に表示する。自動販売機におけるコインの投
入に引続いて、キースキャン部をなす入力酸点回路7内
に設けてある各商品選択スイッチが押されると、投入コ
インの金額が選択された商品の販売価格に達しておれば
、その選択された飲料商品の調合販売の開始をマイクロ
コンピュータ1が指令し、出力増幅回路2を介して、商
品調合搬出機構における各種の負荷回路要素3に、接点
入力回路7における各接点の設定状態に応じた制御信号
を供給し、各接点21の設定どおりに動作させる。なお
、図示の各種負荷回路要素3は、代表的なもののみを示
してあり、図示のものの他にも、計数用カリン夕、釣銭
払出しソレノィド、モータ等の多くの負荷回路要素があ
るが、それらの各負荷回路要素3は、電子回路により直
接に駆動することもでき、また、電磁リレーを介して間
接的に駆動することもでき、各員荷回路要素の種類に応
じて適切に設計することができる。自動販売機にとって
は、上述した飲料商品の調合搬出の他に、販売過程に関
する各種ランプ回路の表示が重要であり、一般に、釣銭
切れ表示、シロップ、炭酸水、冷水、カップ等の原材料
の切れや不足に伴う売切れの表示などの他に、投入金額
に応じて販売可能となった商品に対する商品選択スイッ
チに対応させて販売可能表示ランプも設けてあり、その
表示に応じて商品選択スイッチを押せば、その選択され
た商品に対応したランプのみ点灯を続けて、他は消灯す
る。
また、自動販売機を制御するマイクロコンピュータ1は
、上述した販売動作の制御のほかに、投入コインの金額
がその上限値を超過すると、投入コインの受付けを可能
にするためのソレノィドをオフにして、コインの受付け
を阻止し、あるいは商品販売後の釣銭を払い出す等の種
々動作の制御を行ない、さらに、原料とする冷水の温度
や氷の貯蔵量に応じてコンブレッサを作動させ、あるい
は貯水レベルが所定の範囲に保たれるようにバルブのオ
ン・オフを制御するなどの制御も行う。
また、前述した各種ランプ表示のための制御出力につい
ては、例えば、販売商品の種類を12童とすると、各商
品毎に販売可能と売切れとの2種類の表示を行うとして
計24個となる表示ランプの他に、販売中、釣銭切れ等
を表示する補助的な表示ランプも数個設けるので、3の
固程度の表示ランプに対する制御出力信号を送出する必
要がある。したがって、通常のマイクロコンピュータに
設けられている制御出力端子だけでは不足となるので、
第1図に示すように、シフトレジスタ段SR,,SR2
,・・・,SRNからなるシフトレジスタ8を用いて、
制御出力データDATAをクロツクパルスCLによりシ
フトさせることにより、制御出力端子の増設を図り、増
幅器9、アンド回路10、表示ランプ11、商品別カウ
ンタ12等からなるランプ表示回路の個数を任意に増大
させ得るようにする。CTはカウンタタイミング信号で
あり、商品別カゥンタ12に販売商品の個数を計数動作
させるためのものである。つぎに、第1図に示した構成
の自動販売機において、マイクロコンピュータに印加す
る制御入力信号の構成の態様の例を、前述した炭酸清涼
飲料を商品として販売する場合につき、各制御信号のタ
イムチャートを第3図に示し、その制御タイミング設定
用のフローチャートを第4図に示して説明する。
炭酸水、冷水およびシロップを原料とする炭酸清涼飲料
における各原料の配合比が所定値となるようにそれぞれ
の原料の単位時間あたりの吐出量を機械的に適正に調整
したうえで、所要のブリックス値およびカーボネーショ
ン値が得られるように各原料の吐出時間をそれぞれ設定
するようにした制御シーケンスの例を第3図A,Bおよ
びCに示す。
第3図Aに示す炭酸水の吐出時間TAと同図Bに示す冷
水の吐出時情mBとの和の時間にほぼ等しい同図Cに示
す時間TCをシロップの吐出時間とするが、そのシロッ
プの吐出時間TCの前後には、シロップとの混合をよく
するための一定時間TrおよびT9の遅れを設ける。そ
れら各原料の吐出時間TA,TB,TCをマイクロコン
ビユー夕に与える制御入力として外部で設定しなければ
ならないが、一般に、かかる吐出時間は×.×秒と1G
隻2桁の数値となるので、ディジタルスイッチの接点の
オン・オフによってそれらの数値を設定すると2進数の
8ビットで表わせる。また、氷添加の有無、カップサイ
ズの大小等により1回の販売量が変化するときには、全
水量の吐出時間であるTA+TBなる吐出時間の全長が
変化するので、かかる吐出条件の変化に対応した吐出時
間設定の変更を容易にするための制御入力の追加が必要
となる。しかして、上述した3種類の原料の吐出時間T
A,TB,TCの設定に必要な制御入力2進数のビット
数は、総合するとつぎのようになる。
商品X 氷あり 吐出時間TA 吐出
時間TB 吐出時間TC商品X氷をし
8ビット 8ビット (8ビット)商品X氷あり
販売量変更 8ビット 8ビット (8ビッ
ト)商品X氷なし 8ビット 8
ビット (8ビット)8ビツト 8ビット (8ビ
ット)これら多数の吐出時間設定制御のための論理演算
を最も単純化するには、上述した4通りの吐出時間設定
条件毎に24ビットずつの2進制信号をマイクロコンピ
ュータに与えればよいことになるが、膨大な個数の制御
入力設定素子を要することになり、製造コストが著しく
増大する。
したがって、本発明自動販売機においては、各設定条件
のもとにおける各吐出時間の数値を直接に個々に設定す
ることをせず、吐出時間の全長TA+TBにおけるTA
とTBとの割合、したがって、いわゆるカーボネーショ
ン値を吐出時間の全長、したがって、1回の販売量とと
もに制御入力としてマイクロコンピュータに与えること
により、制御入力設定素子の必要個数を大幅に削減し得
るようにする。
さらに、1回の販売量はカップサイズによっても異なる
のであるから、カップサィズを表わす2進制御信号も併
せて付与する。上述したように、炭酸水と冷水との吐出
時間の全長TA+TBによって定まる全水量およびカッ
プサイズから1回の販売量を設定し、さらに、氷添加の
有無およびカーボネーション値に応じて、それぞれの制
御入力設定条件における谷原料の設定時情町A,TB,
TCを設定するようにした制御入力設定のフローチャー
トを示すと第4図のようになる。上述した構成の制御入
力における1回の販売量に対応する全水量の吐出時間T
A+TBの各設定条件における数値は、例えば、つぎの
16通りのデータとなる。
上述した吐出時間全長の各数値を、それぞれのデータ番
号に付したデータテーブルにして、あらかじめマイクロ
コンピュータ内に記憶させておき、1回の販売量の設定
にあたっては、上述の各データ番号0〜15を表わす4
ビットの2進制御信号とカップサイズを表わす1ビット
の2進制御信号とによって、マイクロコンピュータ内の
データテーブルから所要の数値を読み出して1個の販売
量を設定するようにする。
第4図示のフローチャートに従えば、上述のようにして
1回の販売量を設定したうえで、氷添加の要否を購入者
による選択スイッチの操作に応じて設定し、氷添加の場
合には、添加氷量に相当する量を上述の販売量から差引
くことになる。
ついで、炭酸水と冷水との割合し、、すらわち、カーボ
ネーション値に応じて1回の販売量に相当する吐出時間
の全長を分割して炭酸水吐出時間TAおよび冷水吐出時
間TBをそれぞれ設定するのであるが、カーボネーショ
ン値としては、通例、8通り程度の数値を用意してデ−
タテーブルに付記しておけば、各種の清涼飲料の販売に
対処することができるので、8通りのカーボネーション
値を指定する3ビットの2進制御信号により、それらの
数値をデータテーブルから読み出し、それらのカーボネ
ーション値に応じた各吐出時間TA,TB、したがって
、TCを算出することができる。かかる吐出時間の算出
は、通常のマイクロコンピュータの演算機能によって容
易に行うことができる程度のものであり、なお、シロッ
プ吐出時間TCの算出にあたっては、前述したように、
全水量の吐出時間TA+TBから前後の混合時間Tfお
よびTgをそれぞれ差引いて算出することになる。上述
のような態様の制御入力設定を行えば、マイクロコンピ
ュータに付与する制御入力信号としては、氷添加の要否
の設定を除いて8ビットの2進制御信号で足りることに
なり、前述した従釆の各吐出時間を個々に設定する場合
に比して、制御入力2進数のビット数を大幅に削減する
ことができる。
しかして「マイクロコンピュータを用いた制御装置の製
造コストは、マイクロコンピュータ自体の製造価格より
も、むしろ、制御入出力回路の構成の如何によって定ま
るものであるから、制御入力信号の単純化は、この種制
御装置の製造にあたって重要な要素となる。なお、第4
図に示した各原料吐出時間設定のフローチャートにおい
ては、シロップと全水量との割合を表わすブリックス値
が直接には現われていないが、その理由は、シロップ吐
出時間TCは全水量吐出時間TA十TBの前後端から混
合時間Tr,Tgを差引いて設定し、吐出量目体は吐出
バルブーの開□量の機械的な調整によること、前述した
とおりであるがためであり、したがって、厳密な意味で
は、ブリックス値は一定に保持し難い。
すなわち、例えば、氷添加の有無によって全水量の吐出
時間TA+TBが変化するので、その全水量吐出時間T
A+TBから前後の混合時間Tf,Tgを差引し、たシ
ロップ吐出時間の割合し、は、氷添加の有無によって多
少変化し、ブリックス値が変化することになる。しかし
、実用上からすれば、全水量吐出時間TA十TBは、全
混合時間Tf+Tgに比して格段に長いのであるから、
上述したブリックス値の変化は販売する清涼飲料の品質
にはほとんど影響せず、実用上許容し得る範囲に留まる
。また、カーボネーション値については、炭酸水吐出時
間TAと冷水吐出時間TBとの8種類程度の割合を表わ
すデータ番号の形態に要約して制御入力信号とするるこ
とができること前述したとおりであり、販売商品の品種
が増加しても4ビット程度の2進制御入力信号によって
容易に設定することができる。以上の説明から明らかな
ように、本発明によれば、各種の原料を調合した清涼飲
料などを販売する自動販売機における原料調合の制御入
力信号を比較的少ないビット数の2進制御入力信号をも
って構成し、その比較的簡単な制御入力信号によりマイ
クロコンピュータ内にあらかじめ記憶させておいたデー
タテーブルから所要の制御データを読み出して各原料の
吐出量に対応した吐出時間を制御することができ、各種
の販売条件の変化に対しても、極めて少量の制御入力信
号により、簡単な構成の制御入力回路を用いて安価に販
売商品の原料調合を行うことができる。
なお、本発明自動販売機は、上述の説明に挙げた清涼飲
料の販売のみならず、他の飲料、例えばコーヒの販売に
ついても、コーヒ粉、湯、砂糖、クリーム等各原料の調
合を、上述と同様に容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明自動販売機の制御回路の構成例を示すブ
。 ック線図、第2図は同じくその糠点入力回路の構成例を
示すブロック線図、第3図A,BおよびCは同じくその
制御の態様の例を示すタイムチャート、第4図は同じく
その制御の過程の例を示すフローチャート、第5図は本
発明の基本構成を示す構成図である。1……マイクロコ
ンピュータ、2・・・・・・出力増幅回路、3・・・・
・・出力回路、4・・・・・・表示器、5・・・・・・
表示制御回路、6・・・・・・デコーダ、7・・・・・
・接点入力回路、8・・・・・・シフトレジスタ、9・
・・・・・増幅器、10・・・…アンド回路、11・・
・・・・表示ランプ、12・・・・・・商品別カウンタ
、13・・・・・・入力センサ、21・・・・・・接点
、22・・・・・・ダイオード、31・・・・・・全水
量指定スイッチ、32・・・・・・容器サイズ指定スイ
ッチ、33・…・・第1のデータテーフル、34・・・
・・・販売全量決定手段、35・・・・・・氷有無指定
スイッチ、36・・・・・・氷量減算手段、37・・・
・・・配合比指定スイッチ、38・・・・・・第2のデ
ータテーフル、39・・・・・・原料吐出時間算出手段
、40・・・・・・吐出制御手段。 第2図第3図 第1図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水と複数種類の原料とを調合して複数種類の商品を
    販売する自動販売機において、 1回の販売において使
    用する全水量を指定する全水量指定スイツチと、 指定
    された商品を収容する容器の大きさを指定する容器指定
    スイツチと、 前記全水量と前記指定された容器の大き
    さとの関係を示すデータを格納した第1テーブルと、前
    記全水量指定スイツチおよび前記容器指定スイツチから
    の指定入力に応じて、前記第1テーブルから読み出した
    データに基いて1回の販売における販売全量を決定する
    販売全量決定手段と、 当該指定された商品について氷
    の有無を指定する氷有無指定スイツチと、 該氷有無指
    定スイツチにより氷を指定されたときには、前記販売全
    量決定手段により求められた販売全量から氷の量に応じ
    た量だけ減算する氷量減算手段と、 前記原料の配合比
    を指定する配合比指定スイツチと、 前記原料の配合比
    をあらかじめ格納した第2テーブルと、 前記氷量減算
    手段からの販売全量と、前記配合比指定スイツチからの
    配合比指定入力とに応じ、前記第2テーブルから読み出
    した配合比を参照して、前記原料の各々についての吐出
    時間を算出する原料吐出時間算出手段と、 該算出手段
    により算出された各原料の吐出時間に従つて当該原料お
    よび水を前記容器に吐出させる吐出制御手段とを具えた
    ことを特徴とする自動販売機。 2 特許請求の範囲第1項記載の自動販売機において、
    前記複数種類の原料を炭酸水、およびシロツプとし、炭
    酸水と水との前記吐出時間の和の時間の始端および終端
    において、所定長の混合時間をそれぞれ除去した時間を
    シロツプの前記吐出時間としたことを特徴とする自動販
    売機。 3 水と複数種類の原料とを調合して複数種類の商品を
    販売する自動販売機において、 1回の販売において使
    用する全水量を指定する全水量指定スイツチと、 指定
    された商品を収容する容器の大きさを指定する容器指定
    スイツチと、 前記全水量と前記指定された容器の大き
    さとの関係を示すデータを格納した第1テーブルと、前
    記全水量指定スイツチおよび前記容器指定スイツチから
    の指定入力に応じて、前記第1テーブルから読み出した
    データに基いて1回の販売における販売全量を決定する
    販売全量決定手段と、 前記原料の配合比を指定する配
    合比指定スイツチと、 前記原料の配合比をあらかじめ
    格納した第2テーブルと、 前記販売全量決定手段から
    の販売全量と、前記配合比指定スイツチからの配合比指
    定入力とに応じ、前記第2テーブルから読み出した配合
    比を参照して、前記原料の各々についての吐出時間を算
    出する原料吐出時間算出手段と、 該算出手段により算
    出された各原料の吐出時間に従つて当該原料および水を
    前記容器に吐出させる吐出制御手段とを具えたことを特
    徴とする自動販売機。 4 特許請求の範囲第3項記載の自動販売機において、
    前記複数種類の原料を炭酸水、およびシロツプとし、炭
    酸水と水との前記吐出時間の和の時間の始端および終端
    において、所定長の混合時間をそれぞれ除去した時間を
    シロツプの前記吐出時間としたことを特徴とする自動販
    売機。
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