JP3384576B2 - 高炉の湯出し口に使用される機械 - Google Patents

高炉の湯出し口に使用される機械

Info

Publication number
JP3384576B2
JP3384576B2 JP31402292A JP31402292A JP3384576B2 JP 3384576 B2 JP3384576 B2 JP 3384576B2 JP 31402292 A JP31402292 A JP 31402292A JP 31402292 A JP31402292 A JP 31402292A JP 3384576 B2 JP3384576 B2 JP 3384576B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
rod
hydraulic jack
clamp
jack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31402292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05214419A (ja
Inventor
エミール・ロナルディ
フィリップ・マリヴォアール
ジャン・メッツ
フェルナンド・ローマン
パトリック・ミラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paul Wurth SA
Original Assignee
Paul Wurth SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from LU88029A external-priority patent/LU88029A1/fr
Priority claimed from LU88157A external-priority patent/LU88157A1/fr
Application filed by Paul Wurth SA filed Critical Paul Wurth SA
Publication of JPH05214419A publication Critical patent/JPH05214419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3384576B2 publication Critical patent/JP3384576B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B7/00Blast furnaces
    • C21B7/12Opening or sealing the tap holes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B49/00Measuring or gauging equipment on boring machines for positioning or guiding the drill; Devices for indicating failure of drills during boring; Centering devices for holes to be bored

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は湯出し口をボッティング材(bott
ing mass)で密封した後、このボッティング材が完全に
硬化しないうちにこの材料中に金属ロッドを打ち込み、
その後、湯出し口を開放する所望の瞬間にこの材料から
金属ロッドを取り除くロスト−ロッド法(lost-rod pro
cess)を実施するようになされた高炉の湯出し口に使用
される機械に関する。この機械はマウントと、このマウ
ントの前側に設けた少なくとも一つの支持体と、そのマ
ウントの後側に設けられた摺動支持体とクランプとより
なる。クランプはこれを貫通する金属ロッドを把持する
ために且つこのロッドをボッティング材内に挿入する動
作の間にロッドに軸方向力を伝達するようになされ、か
つこのクランプはマウント上に摺動的に装着されかつロ
ッドの長さより短いストロークLを有する圧ジャッキ
の作用でマウントに沿って移動できるようになってい
る。
【0002】上述のロスト−ロッド法を実施するため従
来から使用されてきた機械は原理的には在来の穿孔機で
ある。こうした機械は作業部材に連結されたドリル・ビ
ットで湯出し口を穿孔するように仕組まれている。駆動
手段によりマウントに沿って運動できるこの作業部材
は、回転穿孔機と、この穿孔操作に加えて打撃を与える
ハンマと、ドリル・ビットを受入れるチャックとよりな
る。これらの在来の穿孔機は今まで多数の改良を重ねら
れてきているので、ロスト−ロッド法にも利用できる。
すなわち、作業部材には穿孔ロッドの挿入および引き抜
きに必要な力を発生させるための強力な二方向ハンマが
設けられ、チャックはハンマで発生された力をロッドに
伝達させる手段(例えばロッドの自由端を把持するため
のクランプ)に代替されている。
【0003】しかし、これらの機械に用いられているよ
うに強力なハンマは欠点なしということではない。第1
には、ハンマは、装置に相当な応力および振動を与え
る。特にロッドと連結するためのクランプに相当な応力
および振動を与える。そのためロッドは急速な摩耗を受
ける。また、このハンマは騒音も激しく、産業環境にお
ける騒音レベルの減少を目ざして益々厳しくなる基準に
合わないことが少なくない。
【0004】ヨーロッパ特許申請書EP0379018
号には上記の欠点を部分的に改善するための開示が行な
われている。この申請書では静かな水平ジャッキの作用
でクランプの往復運動を用いてロッドを引き抜くための
多段工程法が提案されている。従って空気ハンマはロッ
ドの引き抜きには最早や使用されていないが空気ハンマ
(二方向性である必要は最早やないが)はそれでも穿孔
ロッドを効率よく迅速に位置決めするのに必要である。
【0005】しかしロッド挿入工程中のハンマ操作を削
除することが更に奨められる。例えばロッドを半硬化し
た閉塞材料中へ振動させずに強力に貫入させうる駆動手
段で作業部材を動かせることを考察すればこれも可能で
あろう。しかし、不幸にもこの計画は実現しない最たる
ものであると思われる。事実、ロッドの長さが所与のも
のとすると、強力なスラストは、先ず、ロッドを屈倒さ
せる危険があり、そうすると急速に硬化しつつある材料
内に一部分が打ち込まれた位置についたまま恒久的に動
かなくなる危険がある。
【0006】ロッドを強力に挿入する問題の巧妙な解決
策はルクセンブルグ国特許明細書LU−87915号に
提案されている。この特許ではマウントの前側で交互に
おこなわれる前後運動が穿孔ロッドの挿入にも、引き抜
きにも用いられる二方向クランプが提案されている。こ
の提案は騒々しくかつクランプに対して破壊的なハンマ
を完全に省略できる点で最適の解決策であるように思え
る。この機械の欠点はこの二方向クランプとこれを作動
する手段とがマウントの前部域に配置されていることで
ある。事実、この部域はロッドを引き抜いた後に湯出し
口から湯が出る時におきる飛沫からの危険にさらされる
からである。
【0007】本発明の目的はロッドの引き抜き動作中で
のクランプおよび駆動ジャッキへの湯飛沫による汚廃物
蓄積並びに破損などの危険を除去することを可能にする
一方、前述の利点を保持する冒頭に提案した形式の機械
を提供することにある。
【0008】上記目的を達成するため、本発明が提案す
る機械はジャッキ自体がマウントに摺動的に装着され
動手段によってマウントに沿って移動できること、お
よびロッドを湯出し口から除去する作業の間に軸方向力
をロッドの自由端にこれを引き抜く方向へ伝達するよう
にされたカップリング手段がクランプに固定されること
を特徴としている。
【0009】ロッドの引き抜きが、マウントの前側での
クランプの交互におこなう前後運動によっておこなわれ
ず、圧ジャッキその駆動手段の組み合わせ作用に
よってクランプを連続的に逆動させることによっておこ
なわれる。クランプおよびジャッキは湯出し口の開口の
前での飛沫と溶融材料の流れのほとばしりを受ける危険
帯域から離れる。しかのみならずクランプに対し汚塵物
が堆積する危険性が大幅に減少する。これは湯出し口か
ら引き抜かれた穿孔ロッドがクランプ中を通り抜けるこ
とがないからである。事実、クランプは湯出し口から突
き出ている穿孔ロッドの自由端にしっかりと取り付けら
れて引き抜き操作が終わるまでしっかりと自由端に取り
付けられたままである。最後に、引き抜き動作が一つの
連続運動によっておこなわれ、もはやクランプの前後運
動を必要としないので、引き抜き作業はさらに速くな
る。
【0010】穿孔ロッドの閉塞材料内への挿入は次の方
法でおこなわれる。即ち、ロッドをクランプ中に滑入さ
せてマウントの後側で摺動する作業部材にしっかりと取
り付ける。次いで開いたクランプは駆動手段でマウント
の前側から距離L(ジャッキのストロークLにほぼ相当
する)の所にまで前進される。次いでクランプは閉じら
れジャッキの延伸により長さLだけクランプによってロ
ッドは前進する。次いでクランプは開けられジャッキの
収縮による後退でクランプのみがマウントの前側から距
離Lへ戻る。次いでクランプは再び閉じられジャッキが
もう一度延伸することによりロッドは第2の長さLだけ
前進する。このようにマウントの前側での距離Lのクラ
ンプの前後運動は所望の長さのロッドが湯出し口内へ打
ち込まれるまで繰返しおこなわれる。
【0011】上記の長さL、即ち、ジャッキのストロー
クはロッドがその挿入する間に座屈するのを防止するよ
うに決められることに注目されたい。
【0012】従って、本発明が提案する機械は塵廃物が
堆積し、ロッドの引き抜き作業中にクランプを損傷させ
る危険を巧みに取り除く。本機械はロッドの引き抜き作
業中およびロッドの挿入作業中にもハンマなしで作業が
できる利点を提供する。機械は産業環境における騒音レ
ベルの低下に関する規則に適合することにもはや何等の
問題がなく、装置(特にクランプ)を急速に摩耗させる
大きな振動をもはや受けないことになる。二方向ハンマ
を無しですませることは作業部材の構造を簡単にさせ、
惹いては作業部材の精度を増加させると同時にその製作
コストを低下させることも理解されよう。
【0013】本発明の好ましき第1実施例においては、
の駆動手段は第2の圧ジャッキよりなる。これは簡
単な制御装置を備えた高信頼駆動装置で比較的安い製作
費である。
【0014】この第2液圧ジャッキは第1液圧ジャッキ
のシリンダが第2液圧ジャッキのシリンダにしっかりと
取り付けられるように便利にマウントに装着され第2
ジャッキのピストンの端がこのマウントの後側に固
着されている。この装着方法によって、高炉周りの利用
ができるスペースが全体に限られている場合には、疑い
なく利点を有する小型にした機械の達成が可能になる。
【0015】次いで、第2液圧ジャッキにはピストン
を通して作動油の供給ができて便利であり、第1液圧
ャッキにはこの第2液圧ジャッキを介して供給できるの
で好都合である。この解決法によって二つの液圧ジャッ
キに作動油を供給するための可撓管または関節管の使用
が省ける。かくして、機械を過度に繁雑にすることが回
避されると同時に水圧導管が摩損する危険も低下する。
【0016】第2実施例では、上記駆動手段はマウント
に取り付けられた少なくとも一つの無端チェーンと、こ
のマウントの後側に取り付けられた回転方向を逆転でき
るモータとよりなる。この第2実施例の主たる利点は機
械の高さが低いことである。事実、チェーンは第1実施
例の第2液圧ジャッキより繁雑性も大幅に低い。しかの
みならず、第2液圧ジャッキに代わってチェーンを使用
することはまた第1液圧ジャッキに引張り力を伝達する
場合のレバーアームをもっと小さく造ることができる。
この結果は第1液圧ジャッキおよびクランプの摺動部材
が受ける接触圧力が著しく低下し、このため摺動部材の
一層の小型化が可能になるということである。第1液圧
ジャッキのマウントの運動ストロークはマウントにし
っかりと取り付けられた第1ストップおよび第2
トップによって好都合に制限される。これら二つのスト
ップ間の距離は穿孔ロッドの長さと第1圧ジャッキの
ストロークLとの間の差にほぼ等しい。
【0017】クランプは好ましくは第1キャリッジに支
えられているが、第1液圧ジャッキは第2キャリッジに
支えられていることに注目されたい。この第1および第
2キャリッジは従ってマウント上の運動中はマウントに
取り付けられた少なくとも一対の平行レールによって案
内される。第1液圧ジャッキのピストンの軸線はこれ
ら二つのレールを通る平面内に好都合に含まれている。
この装着によってクランプおよび第1液圧ジャッキをマ
ウント上に簡単な方法でうまく案内できると共に動力の
伝達におけるレバーアームが小型になる。
【0018】軸方向力をロッドの自由端にロッドの除去
の方向に伝達するように設計された前記カップリング手
段は好都合にクランプ内に組み入れている。このカップ
リング手段は、例えば、ロッド端を不動化させるためこ
のロッド端に加工された平らな部分と相互に作用する横
方向のくさびよりなる。
【0019】しかし、本機械に用いられたクランプは例
えば先に述べたルクセンブルグ国特許明細書LU−87
917号または追加特許の明細書LU−88020号に
記載のごとき二方向クランプであっても差支えない。そ
の場合にはこのクランプは前後運動を介してのロッドを
挿入作業の間にジョーのうちの第1ジョーでロッドを把
持することができる。ロッド除去の作業をする間に、ロ
ッドの自由端は第2ジョーによってクランプにしっかり
取り付けられる。第2ジョーはロッドの除去方向に引張
力を伝達するようにクランプに配置されている。ロッド
の除去に一対のジョーを用いることは平らな部分を加工
するといったロッドに対する予備加工を必要としない平
滑なロッドで作業できるという利点があることに注目さ
れたい。
【0020】関心を呼ぶ変型実施例においては、軸方向
力をロッドの自由端にロッドの除去方向へ伝達するよう
に設計された前記のカップリング手段はマウント上を自
由に摺動する作業部材に装着されたカップリングに組み
入れている。この場合にはこのカップリングにはカップ
リングが逆動する間にクランプが偏倚できるように配置
された支持面が設けられる。
【0021】クランプは作業部材にしっかりと取り付け
られたカップリングに直接対接できるので、カップリン
グはクランプの前面に簡単に押されるだけでそれ自体は
何等の引張力を伝達しないはずである。この場合、クラ
ンプは引き抜かれるべきロッドの端部に接続されるため
に特別な手段を含まなくともよく、このことはその設計
を一層簡単にさせることは明白である。作業部材にしっ
かり取りつけられたカップリングに一体化されたカップ
リング手段の自動化を所望する場合は、この目的に適し
た作業部材で既に利用できることがこれから注目された
い所である。このように、クランプへの別の供給管を追
加して設置することが回避できる。
【0022】好実施例において、作業部材はクランプに
よって移動できるようにクランプを支える第1キャリッ
ジにクランプを連結する手段よりなる。このように、作
部材用の第2駆動手段をマウントに設置する必要がな
く、これによって機械の製作費が低減される。
【0023】マウントの前側に設けた前記の支持体は二
枚の枢動フラップからなり、これらの間にロッド用の通
路および支持体開口を画成し同時に湯出し口から発生す
る飛沫からの防護用の遮へいを形成する上記枢動フラッ
プより構成されることが有利である。
【0024】機械はさらにマウントに沿って移動できる
支持体を含むことができる。その場合、この移動可能な
支持体は穿孔ロッドの前側支持体の働きができよう。
【0025】本発明のさらに特別な特徴および特性は例
として以下に添付の図面に言及して述べる説明から明白
になろう。
【0026】全ての図面において同一部片を示すために
は同一の参照符号をつけた。
【0027】本発明の機械の構造の説明に対し先ず図1
および図6を参照されたい。穿孔機の骨組はマウント2
0より構成されている。このマウント20は例えばキャ
リヤ・アームは(図示せず)の端部に従来の公知の方法
で支持されている。このキャリヤ・アームはマウント2
0を休止位置(parked position )と動作位置との間お
よびこの逆の位置間に移動させるためブラケットを中心
に枢動できる。
【0028】マウント20は例えばつながれた(図6を
参照)二つの平行するけた20a,20bで形成されて
いる。けた20aだけが図1に見られ、けた20bは細
部を示すため省かれている。これら二本のけた20aお
よび20bは各々その内面にはレール22,24を含
む。これら二本のレールは平行に且つ対向して配置され
ている。レール22のみが図1に示されている。
【0029】参照符号26は先に説明した方法に用いる
ためのロスト−ロッド法としても公知の穿孔ロッドを示
す。この穿孔ロッド26は好ましくは固定支持体28、
例えばヨーロッパ特許申請書EP0064644号に提
案された形式の支持体により機械の前側に担持される。
支持体28はマウント20の前側に装着された二つのフ
ラップよりなり、これらのフラップはロッド26を除去
する目的で開き位置と閉じ位置との間を枢動することが
できロッドの係合および捕捉を容易にする。閉じ位置に
おいては上記二つのフラップはこれら両者間にロッド2
6を支える開口を画成する。このようにこれら二つのフ
ラップはロッド26用の支持体を形成すると共に同時に
湯出し口の流れから発生する飛沫に対する防護用の遮へ
いを形成する。
【0030】参照番号52はマウントに沿って摺動する
中間支持体を示し、この支持体52の構造および動作は
英国特許明細書GB2216827号の主題である。こ
の中間支持体52の存在の目的はロッド26を湯出し口
から除去した後に、即ちロッド26はその先端が炉内で
溶けることで消失する(図5参照)ので短くなるのに続
いてロッド26がもはや前側支持体28によって支えら
れない時に、このロッド26を支えることにある。
【0031】ロッド26の後側はカップリング30によ
って作業部材32に支えられている。この作業部材32
は例えば、転動するローラ33(その一つを図6に示
す)でマウント20に沿った摺動するキャリッジ31
(図6を参照)に支えられている。これらのローラ33
は例えばマウント20の二つのけた20aおよび20b
の外側に沿って移動する。作業部材32に取り付けられ
たキャリッジ31はけた20aおよび20bの外側に設
けられた二本の無端チェーン35に接続され在来の錐揉
み作業中に作業部材32を移動させる。チェーン35は
本発明のロスト−ロッド法を実施するのには用いられな
い。
【0032】回転穿孔機およびハンマよりなる作業部材
32はロスト−ロッド法には用いられない。穿孔機およ
びハンマの存在は在来方法によるドリルビットで湯出し
口を穿孔するためにだけ必要である。この結果はもし在
来の穿孔作業が不必要な場合、またはこの作業が別の方
法でおこなうことができるなら、作業部材32は省略し
て後側に穿孔ロッド26の支持を確実にする摺動支持体
で簡単に代替することができることである。
【0033】参照符号34はクランプである。このクラ
ンプ34は例えばルクセンブルグ国特許明細書LU−8
7915号またはその追加特許LU−88020号に提
案された形式の二方向クランプである。この二方向クラ
ンプはロッド26をボッティング材中に挿入する方向へ
軸方向力を伝達するためロッド26を把持できるように
配列された第1番目の一対のジョーと、ロッド26を湯
出し口から取り除く方向へ軸方向引張力を伝達するため
ロッド26を把持することができるように配列された第
2番目の一対のジョーとよりなる。これらジョーはクラ
ンプ34内にロッド26を通すみぞの周りに設けられて
いる。
【0034】クランプ34はキャリッジ36によって支
えられている。キャリッジ36はブロック37によりマ
ウント20のレール22,24を移動できる。クランプ
34のジョーは例えば空気で作動でき、従って、例えば
可撓管または関節付き管など適当な手段より機械の空気
回路に接続される必要があることに注目されたい。
【0035】キャリッジ36は圧ジャッキ40のピス
トン38に連結されている。ストロークLを有するこ
のジャッキ40は例えばマウント20のレール22およ
び24内に案内されるブロック37′に装着された第2
キャリッジ39に取り付けられている。このジャッキ4
0の軸線はレール22および24の軸線に平行してい
て、ブロック37および37′にかかる接触圧を最良に
するようにマウント20の空間内に配置されている。図
1において、ジャッキ40の軸線は例えばレール22,
24の軸線を通る平面内に含まれているので、第2キャ
リッジ39とジャッキ40との間の力の伝達は上記の接
触圧を増加する付加的モーメントを発生することはな
い。
【0036】図1〜図7に示す第1実施例において、
1液圧ジャッキ40のシリンダを支える第2キャリッジ
39はジャッキ40より長い第2液圧ジャッキ42のシ
リンダにしっかりと取り付けられている。この第2液圧
ジャッキ42は第1液圧ジャッキ40に平行していてこ
の第1液圧ジャッキ40とは反対方向に方向づけされ、
第2液圧ジャッキ42のピストン44は後側がマウン
ト20(図2における参照符号46を参照)に固着され
ている。従って、第1液圧ジャッキ40は第2液圧ジャ
ッキ42のシリンダからピストン44が延出するとマ
ウント20に沿って移動できる。勿論、第2液圧ジャッ
キ42は第1液圧ジャッキ40と同じ方向に方向づけで
きるが、第2液圧ジャッキ42が機械を延ばさないとす
ると、図1〜図5に示す実施例の方が優先する。事実、
第2液圧ジャッキ42のシリンダが同一方向に方向づけ
られると、第2液圧ジャッキ42のシリンダの後側がマ
ウント20の延長部に配置されなければならないだろ
う。
【0037】図7は二つのジャッキ40および42の
圧供給系統の好適実施例を示す。第2液圧ジャッキ42
はピストン44を長手方向に通る二本の導管aおよび
cを通って供給される。一方、第1液圧ジャッキ40に
はそのピストン棒38を延出させるため第2液圧ジャッ
キ42全体を軸方向に通る導管bおよび第1液圧ジャッ
キ40のシリンダまで延びた外側導管48によって供給
され、他方、ピストン棒38を引っ込めるため第2液圧
ジャッキ42で導管cに接続されるように第2液圧ジャ
ッキ42のシリンダと直接連通50することによって
圧の供給がおこなわれる。二つのジャッキ40,42へ
圧供給はまた外側の伸縮導管によって達成すること
もできよう。しかし図7に示す圧供給は常に危険の伴
う可撓管または面倒な関節管の存在を減少させることが
できる。
【0038】ロッド26を湯出し口に挿入しまたこれを
湯出し口から除去するための機械の動作について以下に
説明する。ロッド26を挿入するために、二つのジャッ
キ40,42が図1の位置を取りかつ好ましくはマウン
ト20が休止位置にある時に、ロッド26がマウント2
0に装填される。装填は作業部材32のカップリング3
0へクランプ34を通って滑入することによりおこなわ
れる。この装填の間、前側支持体28のフラップはロッ
ド26の装填をし易くするために好ましくは開放され、
ロッド26の前側を支えるためその直後再び閉じられ
る。
【0039】ロッド26が図1に示す所定位置につくと
第2液圧ジャッキ42が一杯に作動して第1液圧ジャッ
キ40およびクランプ34を図2による位置内へ前進さ
せる。この前進位置はマウントの前側から距って第1
ジャッキ40のピストン38が延出できるストロー
クLに等しい距離に位置決めされている。クランプ34
は開放されていて作業部材32に保持されているロッド
26に対して自由に摺動できる。原理的には、ロッド2
6をマウント20に装填する前にジャッキ40,42を
前進させて図2による位置へつかせることは可能であろ
うが、しかしジャッキ40,42が図1に示す位置を占
める時にロッド26をカップリング30に係合すること
の方が一層容易である。
【0040】ロッド26を湯出し口の材料中へ挿入する
手順を図2の位置から開始することができる。この操作
はルクセンブルグ国特許明細書87915号に提案の操
作と同じ方法でおこなわれる。この目的で、第1液圧
ャッキ40とクランプ34とを同時に作動させる。この
結果はキャリッジ36が図2の位置から図3の位置へ向
かって距離Lだけ移動し、クランプ34はロッド26を
前進させ作業部材32を前進させることになる。そうす
ると作動油の方向を逆動させる。その結果はクランプ3
4は開きかつ第1液圧ジャッキ40の作用で開いて図2
の始動位置へ逆動する。クランプ34が開放されている
のでクランプ34の逆動中ロッド26は不動である。そ
の後、再びクランプ34を作動させかつ第1液圧ジャッ
キ40を前進させる。この前後運動はロッド26を湯出
し口に挿入するのに必要な距離に達するまで何度でも繰
り返えされる。
【0041】次にロッド26を湯出し口から除去する手
順を説明する。休止位置にあったマウント20は湯出し
口の方へ移動する。支持体28は湯出し口から突出して
いるロッド26の端と衝突しないために開放されている
ことが好ましい。次いでクランプ34は二本のピストン
40および42によって動かされて図4の位置につく
が、このときマウント20が正しい位置にあると、湯出
し口から突出しているロッド26の自由端はクランプ3
4を通ってクランプ34に係合する。次いで、クランプ
34の供給回路を逆動させてクランプ34を閉じる。そ
して二つのジャッキ40,42を逆に作動させる。その
結果はジャッキ40,42の引っ込み運動はキャリッジ
36を図5の位置の方向へ動かす。そしてクランプ34
がロッド26を随伴することになる。ロッド26の端が
炉から脱係合した時にロッド26の前端を支えるため且
つ機械の前側部分を防護する遮へいを形成するため、ク
ランプ34の引っ込み運動が起こされる前に、支持体2
8は閉じられる。
【0042】二つのジャッキ40,42が相互にうまく
バランスがとられている場合、そしてピストンの作動面
が等しい場合には、二つのジャッキは同時に作動するの
でその作用は共存してクランプ34の図4の位置から図
5へ向かっての移動を加速する。
【0043】クランプ34は除去工程の間は機械の前側
での前後運動をもはやおこなわず、連続運動において図
1の位置へ逆動する。このようにクランプ34は危険区
域から急速に離れ、ロッド26の前端が湯出し口を離
れ、湯出し口から湯が噴出する時の飛沫から防護され
る。
【0044】次の表はロッド26の除去および挿入する
ための二つのジャッキの協調的供給(図7を併せ参照)
を要約したものである。 導 管 a b c 挿入 1)ジャッキ42:脱係合 × ○ ○ 2)ジャッキ42:脱係合完了 × × ○ ジャッキ40:脱係合 3)ジャッキ42:脱係合完了 × ○ × ジャッキ40:引っ込み ・・・繰り返し2)+3)・・・ 4)ジャッキ42:引っ込み ○ ○ × ジャッキ40:引っ込み 除去 5)ジャッキ42:脱係合 × × ○ ジャッキ40:脱係合 6)ジャッキ42:引っ込み ○ ○ × ジャッキ40:引っ込み ×:与圧導管 ○:脱与圧導管
【0045】動作1−4はロッド26の挿入を目的とし
て導管a,b,cにおける圧力の制御によって逐次おこ
なわれ、動作2および3は図2および図3の位置間でク
ランプ34の交互の前後運動を確実にするために数回繰
返えされる必要がある。図4および図5によるロッド2
6の除去は唯二つの動作5および6だけよりなる。
【0046】図8〜図11はマウント20に装着の第1
液圧ジャッキ40の駆動手段の第2実施例を示す。
【0047】これらの図において、少なくとも一つの無
チェーン64がレール22および24に平行に二つの
けた20aと20bとの間に装着されていることが示さ
れている。このチェーン64は好ましくはその両側6
4′,64″が共存されているのであって、マウント2
0の前側からある距離おいて装着された被動歯車65と
マウント20の後側に装着された駆動歯車66との間に
張設されている。駆動歯車66はマウント20の後側に
固定された少なくとも一つのモータ62により駆動され
る。これは好ましくは油圧モータでその回転方向は公知
の制御装置によって逆転可能である。
【0048】第1液圧ジャッキ40を支えるキャリッジ
39は無端チェーンの下側64″に固定されており、従
って被動歯車65の近辺に装着された第1端ストップ6
0と駆動歯車66の近くに装着された第2端ストップ6
1との間でチェーン64で駆動可能である。二つのスト
ップ60および61間でのキャリッジ39の走行は穿孔
ロッドの長さと第1液圧ジャッキ40のストロークとの
差にほぼ対応している。チェーン64の下側64″は外
力の伝達における如何なる付加モーメントをも避けるた
めにレール22および24の軸線を含む平面にできる限
り近づけることが好ましいことに注目されたい。
【0049】図8〜図11の本機械の動作原理は先に記
載の図1〜図7の機械の原理と同一である。第1液圧
ャッキ40がマウント20の前側から距離Lへ移動し、
また第1液圧ジャッキ40がこの位置からマウントの後
側へ向かっての逆転は無端チェーン64の一方向へまた
は他方向への回転によっておこなわれる。穿孔ロッド2
6を挿入するためクランプ34の前後運動は当然第1液
ジャッキ40によりおこなわれる。
【0050】穿孔ロッド26を湯出し口から除去するた
め、マウント20は湯出し口へ向かって移動する。キャ
リッジ39はモータ62の回転によって移動して前側
第1端ストップ60に当る。マウントが正確に位置決め
されると、第1液圧ジャッキ40のピストン38が現
われてロッド26の自由端が開放されているクランプを
通って係合する。そうすると、クランプ34の供給回路
は逆になるのでクランプは閉じる。そうすると、キャリ
ッジ39を引き戻すためのモータ62とピストン38
を引き込めるための第1液圧ジャッキ40とが同時に作
動する。ピストンおよびモータはピストン38が第1
液圧ジャッキ40のキャリッジ39が後側の第2端スト
ップ61と衝突する前に完全に引っ込むようにバランス
が取られることが好ましい。このように、第1液圧ジャ
ッキおよびモータの油圧供給はこの第2端ストップ61
に組み入れられた移動制限スイッチによって便利よく自
動的に遮断される。
【0051】少なくとも一つの回転穿孔機とハンマとを
含む作業部材32は相当な引張力をロッド26に伝達す
るため普通は寸法決めされないことはよく知られている
ので、作業部材32によるロッド26の強制的除去は不
可能であることを指摘しておきたい。従って、引張力を
ロッドに伝達するため作業部材32のカップリング30
の利用を許す除去動作に対する興味を惹く変態実施型が
提案されていることは理解されよう。
【0052】次いで作業部材32にしっかり固定された
このカップリング30にはロッド26の自由端に相当な
引張力を伝達するための手段が設けられる。従って、カ
ップリング30は例えばヨーロッパ特許申請書EP03
79018号に記載のごとき形式のジョーを備えたクラ
ンプとすることもできよう。しかし相当な引張力をロッ
ドの一端に伝達を可能にする横方向くさびカップリング
またはその他の形式のカップリングを用いることもでき
よう。この場合クランプ34はロッド26の挿入のため
だけに設計された一方向クランプであってもよい。クラ
ンプ34は開放されたままにしてあり、ロッド26の自
由端は、カップリング30にしっかり固定されておくた
めに、クランプを横切っている。クランプ34が後方へ
戻ると、クランプ34はカップリング30に直接偏倚
し、このようにしてその前側の作業部材32を押す(図
8参照)。引張力の伝達が直接カップリングにおこなわ
れ、作業部材32におこなわれないと仮定すると、作業
部材は何等引張力に耐える必要はない。クランプ34お
よびカップリング30が逆動する間、引張力はこれらに
先行するだけである。この除去法の変態型は主として構
造上の利点をもたらす。従って、クランプ34の構造は
一対のジョーだけで構成されればよいので、一層簡単に
なる。しかのみならず、クランプ34はただ一つだけの
制御回路に接続されればよい。
【0053】さらにまた、ジョー34を支えるキャリッ
ジ36と作業部材32を支えるキャリッジ31とは相互
にしっかりと固定された状態で差支えないことに注目さ
れたい。この目的で、キャリッジ31に固定されたフッ
クがキャリッジ36に固定されたスタッドに手動的にま
たは自動的に係合することができる。従って作業部材3
2は、例えば在来のドリルビッドで穿孔作業をおこなう
ためマウント20にそれ自体の駆動装置を設ける必要が
ない。
【0054】もし作業部材32が使用されない場合に
は、自動ブレーキまたは手動ブレーキを用いてマウント
の後側に不動化することが好ましいことにもなお注目さ
れるべきところである。
【0055】本発明は頑丈で効率的設計の故に、前記の
ロスト−ロッド法に実質的な技術的進歩を明らかに与え
る機械を提案するものであることが理解されよう。特
に、その事実上の静音作動のために産業環境における騒
音汚染の大幅な低下に寄与することが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】穿孔ロッドを閉塞材料中へ挿入する準備位置に
おける本発明の穿孔機の概略縦断面図である。
【図2】穿孔ロッドを挿入する第1移動の直前における
図1同様の縦断面図である。
【図3】穿孔ロッドを挿入する第1移動直後における図
1同様の縦断面図である。
【図4】穿孔ロッドを除去する準備段階における図1同
様の縦断面図である。
【図5】穿孔ロッドを除去後における図1同様の断面図
である。
【図6】図5の断面A−Aに沿った横断面図である。
【図7】図1〜図6の機械の二つのジャッキの作動油供
給を示すブロック図である。
【図8】穿孔ロッドをボッティング材中へ挿入する準備
位置において本発明の穿孔機の変態実施例を示す概略縦
断面図である。
【図9】穿孔ロッド挿入の第1移動の直前における図8
同様の縦断面図である。
【図10】穿孔ロッドの挿入の第1移動直後における図
8同様の縦断面図である。
【図11】図8〜図10の穿孔機の概略横断面図であ
る。
【符号の説明】
20 マウント 22,24 平行レール 28,52 支持体 30 摺動支持体 32 作業部材 34 クランプ 36 第1キャリッジ 39 第2キャリッジ 40 第1圧ジャッキ 42 第2圧ジャッキ 44 ピストン 60 第1ストップ 61 第2ストップ 62 モータ 64 無端チェーン L 第1液圧ジャッキのストローク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン・メッツ ルクセンブルグ国ルクセンブルグ、ル、 エヌ.エス.ピエール 47 (72)発明者 フェルナンド・ローマン ルクセンブルグ国ルクセンブルグ−セン ツ、ル、ポール、ヴィルヴェール 44 (72)発明者 パトリック・ミラン ルクセンブルグ国ファナンジェ、ル、 ド、シャン 2 (56)参考文献 特開 平2−228410(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21B 7/12

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯出し口をボッティング材で密封した
    後、該ボッティング材が完全に硬化せぬうちに該ボッテ
    ィング材料中に金属ロッド(26)をその先端より打ち
    込み、そしてその後に湯出し口を開放するため硬化し
    ボッティング材料から該ロッドを引き抜く方法を実
    施するための高炉の湯出し口に使用される機械であっ
    て、 前記湯出し口に軸方向に整列して配置されるマウント
    (20)を具備し、このマウントは前記湯出し口に最も
    接近して配置される前側端と反対の後側端とを有し、 前記マウント(20)の前記前側端の近くに装着され
    た、前記ロッド(26)のための前側支持体(28,5
    2)を具備し、 前記前側支持体(28,52)と前記マウント(20)
    の前記後側端との間で摺動可能に前記マウント(20)
    に装着された、前記ロッド(26)のための摺動後側支
    持体(30)を具備し、 前記前側支持体(28,52)と前記後側支持体(3
    0)との間で摺動可能に前記マウント(20)に装着さ
    れたクランプ(34)を具備し、前記クランプは前記ロ
    ッド(26)を貫通して通すためのチャンネルと、この
    チャンネルを横切るロッド(26)を着脱自在に把持で
    きるように、かつ前記マウント(20)の前記前側端の
    方向へ軸方向に押す力を前記ロッド(26)に伝達でき
    るように、前記チャンネルのまわりに配列された把持手
    段とを含み、 該クランプ(34)に接続された第1液圧ジャッキ(4
    0)を具備し、この第1液圧ジャッキ(40)は上記ロ
    ドの長さより短いストロークLを有する高炉の湯出し
    に使用される機械において、 上記第1液圧ジャッキ(40)は上記マウント(20)
    該マウント(20)の前記前側端と前記後側端との間
    摺動可能に装着され、前記マウント(20)の前記前側端と後側端との間で前
    記第1液圧ジャッキ(40)を動かせるように前記第1
    液圧ジャッキ(40)に接続された 駆動手段 42又は
    62,64)を具備し、 前記第1液圧ジャッキ(40)が前記駆動手段(42又
    は62,64)により前記マウント(20)の前記後側
    端の方へ動かされるとき、硬化されたボッティング材か
    ら前記ロッドを引き抜くための引く 力を前記ロッド(2
    6)に伝達できるように、前記ロッド(26)の前記後
    側端を前記クランプ(34)および前記第1液圧ジャッ
    キ(40)を介して前記駆動手段(42又は62,6
    4)に接続するカップリング手段を具備したことを特徴
    とする高炉の湯出し口に使用される機械。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が第2圧ジャッキ(4
    2)よりなることを特徴とする請求項1の機械。
  3. 【請求項3】 前記第1液圧ジャッキ(40)はシリン
    ダとピストン棒(38)を含み、前記第2液圧ジャッキ
    (42)はシリンダとピストン棒(44)を含み、前記
    第1液圧ジャッキ(40)の前記シリンダーが前記第2
    液圧ジャッキ(42)の前記シリンダに取り付けられ
    上記第2液圧ジャッキ(42)の前記ピストン棒(4
    4)はその自由端部が前記マウント(20)の前記後側
    に固着されていることを特徴とする請求項2の機械。
  4. 【請求項4】 前記第2液圧ジャッキ(42)はそのピ
    ストン棒(44)に配置された液圧流体のための供給
    ャンネルを有することを特徴とする請求項3の機械。
  5. 【請求項5】 前記第1液圧ジャッキ(40)は第2
    ジャッキ(42)を貫通するチャンネルを通って液圧
    系統へ液圧的に接続されていることを特徴とする請求項
    4の機械。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は前記マウント(20)
    軸方向に通って延びる少なくとも一つの無端チェーン
    (64)と、前記の少なくとも一つの無端チェーンを両
    方向に駆動するモータ(62)とよりなることを特徴と
    する請求項1の機械。
  7. 【請求項7】 前記第1液圧ジャッキ(40)第1
    ストップ(60)と第2ストップ(61)との間で可
    動であるように前記マウント(20)に装着され、該第
    ストップ(60)と該第2ストップ(61)との
    間の距離が前記金属ロッド(26)の長さと上記第1
    ジャッキ(40)のストロークLとの差にほぼ等しい
    ことを特徴とする請求項6の機械。
  8. 【請求項8】 前記クランプ(34)が第1キャリッジ
    (36)で支えられ、前記第1液圧ジャッキ(40)が
    第2キャリッジ(39)で支えられ該第1および第2
    キャリッジ(36および39)は前記マウント上該マ
    ウント少なくとも一対の平行するレール(22,2
    4)に案内され、そして上記第1液圧ジャッキ(40)
    前記ピストン(38)の軸線が該二本のレール(2
    2,24)の軸線を通る平面内に含まれていることを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の機械。
  9. 【請求項9】記カップリング手段が前記クランプ
    (34)に組み入れられていることを特徴とする請求項
    1乃至8のいずれか1項の機械。
  10. 【請求項10】 前記カップリング手段が前記ロッド
    (26)に前記マウント(20)の前記後側端の方向へ
    力を伝達できるように前記クランプに配置された一
    対のジョーよりなることを特徴とする請求項9の機械。
  11. 【請求項11】 前記後側支持体は前記マウントに沿っ
    自由に動きうる作業部材(32)に組み入れられてお
    前記カップリング手段は前記後側支持体に組み入れられ
    ており、 前記後側支持体(30)は、前記クランプ(34)が前
    記駆動手段(42又は62,64)により前記マウント
    (20)の前記後側端の方へ動かされるとき 前記クラン
    プ(34)が対接するように配置された支持面を含んで
    いることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項の
    機械。
  12. 【請求項12】 前記前側支持体(28,52)と前記
    マウント(20)の前記後側端との間で可動であるよう
    に前記マウント(20)に装着された作業部材(32)
    を具備し、この作業部材(32)はこれを前記第1キャ
    リッジ(36)へ着脱自在に接続するための接続手段
    含むことを特徴とする請求項8の機械。
  13. 【請求項13】 前記前側支持体(28)が二つの枢動
    フラップからなり、これらフラップはその間に金属ロッ
    ド(26)のための通路および支持開口を画成し且つ同
    時に湯出し口から発生する飛沫に対する用の遮へい
    を形成することを特徴とする請求項1乃至12のいずれ
    か1項の機械。
  14. 【請求項14】 前記マウント(20)に摺動可能に装
    着された前側支持体(52)を設けたことを特徴とする
    請求項1乃至12のいずれか1項の機械。
JP31402292A 1991-10-31 1992-10-28 高炉の湯出し口に使用される機械 Expired - Fee Related JP3384576B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
LU88029 1991-10-31
LU88029A LU88029A1 (en) 1991-10-31 1991-10-31 Machine for piercing the tap-hole of shaft furnace - using sacrificial drill bar without any percussion hammer
LU88157A LU88157A1 (fr) 1992-08-05 1992-08-05 Machine de perçage d'un trou de coulée d'un four à cuve
LU88157 1992-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05214419A JPH05214419A (ja) 1993-08-24
JP3384576B2 true JP3384576B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=26640343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31402292A Expired - Fee Related JP3384576B2 (ja) 1991-10-31 1992-10-28 高炉の湯出し口に使用される機械

Country Status (16)

Country Link
US (1) US5333839A (ja)
EP (1) EP0539752B1 (ja)
JP (1) JP3384576B2 (ja)
KR (1) KR930007555A (ja)
CN (1) CN1030087C (ja)
AT (1) ATE140980T1 (ja)
BR (1) BR9204286A (ja)
CA (1) CA2081788A1 (ja)
CZ (1) CZ283737B6 (ja)
DE (1) DE4233528C2 (ja)
ES (1) ES2090444T3 (ja)
GB (1) GB2261058B (ja)
RU (1) RU2096477C1 (ja)
SK (1) SK321192A3 (ja)
TW (1) TW230225B (ja)
UA (1) UA25890C2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LU88059A1 (fr) * 1992-01-27 1993-08-17 Paul Wurth S.A. Machine de percage d'un trou de coulee d'un four a cuve
DE10243744B4 (de) * 2002-09-20 2006-10-12 Bauer Maschinen Gmbh Verschiebevorrichtung und Baumaschine mit Verschiebevorrichtung
DE10315007B4 (de) * 2003-04-02 2006-02-23 Thermoselect Ag Schmelzofen und Verfahren zum Entfernen von den Schmelzeablauf verstopfenden Zapfen von Schmelzen
FI20045196A (fi) * 2004-05-31 2005-12-22 Sandvik Tamrock Oy Teleskooppinen syöttöpalkki kallioporakonetta varten
DE102009009537A1 (de) * 2009-02-18 2010-08-26 Tmt Tapping-Measuring-Technology Gmbh Stichlochbohrmaschine für metallurgische Behälter, insbesondere Öfen mit schmelzflüssigem Inhalt
CN111379529A (zh) * 2020-04-07 2020-07-07 贵州能安机电设备制造有限公司 一种瓦斯抽排钻杆的起拔装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE33391C (de) * C. REICH und W. PFABE in Linden vor Hannover Auslösende Ventilsteuerung
NO148903C (no) * 1975-06-10 1984-01-04 Daido Steel Co Ltd Manipulator for tapping av en ovn.
LU84855A1 (fr) * 1983-06-08 1985-03-29 Wurth Paul Sa Machine de percage d'un trou de coulee de four a cuve
DE3339127A1 (de) * 1983-10-28 1985-05-09 Dango & Dienenthal Maschinenbau GmbH, 5900 Siegen Greifvorrichtung fuer in das stichloch von metallurgischen oefen eintreibbare und aus diesem herausziehbare stangen, insbesondere abstichstangen
LU86963A1 (fr) * 1987-08-04 1989-03-08 Wurth Paul Sa Machine de percage d'un trou de coulee de four a cuve
LU87190A1 (fr) * 1988-04-06 1989-11-14 Wurth Paul Sa Machine de percage de trous de coulee d'un four a cuve
LU87420A1 (fr) * 1988-12-30 1990-07-10 Wurth Paul Sa Dispositif pour reduire les sollicitations sur un clapet d'etancheite
LU87427A1 (fr) * 1989-01-16 1990-07-24 Wurth Paul Sa Procede et dispositif d'ouverture du trou de coulee d'un four a cuve
US5069430A (en) * 1990-10-26 1991-12-03 Woodings Industrial Corporation Blast furnace tap hole drill with centralizing drill rod support

Also Published As

Publication number Publication date
TW230225B (ja) 1994-09-11
CN1073211A (zh) 1993-06-16
DE4233528A1 (de) 1993-05-06
EP0539752B1 (fr) 1996-07-31
GB2261058B (en) 1995-06-21
CZ283737B6 (cs) 1998-06-17
DE4233528C2 (de) 2001-06-13
ATE140980T1 (de) 1996-08-15
SK321192A3 (en) 1996-05-08
BR9204286A (pt) 1993-05-04
US5333839A (en) 1994-08-02
GB2261058A (en) 1993-05-05
RU2096477C1 (ru) 1997-11-20
KR930007555A (ko) 1993-05-20
ES2090444T3 (es) 1996-10-16
CN1030087C (zh) 1995-10-18
JPH05214419A (ja) 1993-08-24
CA2081788A1 (fr) 1993-05-01
UA25890C2 (uk) 1999-02-26
EP0539752A1 (fr) 1993-05-05
GB9221115D0 (en) 1992-11-18
CZ321192A3 (en) 1993-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3384576B2 (ja) 高炉の湯出し口に使用される機械
US5192489A (en) Device for opening the taphole of a shaft furnace
US4602770A (en) Taphole drilling device for shaft furnaces
US5395095A (en) Combined machine for opening and plugging a taphole in a shaft furnace
US5308047A (en) Machine for piercing a taphole for a shaft furnace
JPH0261523B2 (ja)
US5338013A (en) Machine for piercing a taphole for a shaft furnace
JP3423309B2 (ja) 高炉出銑口の開孔機
JPH0688111A (ja) 高炉用タップホールを穿孔する機械
CA2110375C (en) Combined machine for opening and plugging a taphole in a shaft furnace
CN113775294B (zh) 一种随钻跟进管棚施工装置及施工方法
CN215356159U (zh) 一种钢包长水口机械手水口夹持器释放装置
CN212985123U (zh) 一种钻锚一体式推进梁结构
JPH05132706A (ja) 高炉のタツプホールにボーリング棒を挿入する方法、ボーリング機および双方向クランプ
US5393038A (en) Method facilitating the introduction of a piercing rod into a taphole of a shaft furnace and special clamp for implementing this method
RU2186280C2 (ru) Устройство для демонтажа трубопровода
CN113369471A (zh) 一种钢包长水口机械手水口夹持器释放装置
JPH0639947U (ja) 残銑抜き孔開孔閉塞装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091227

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091227

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101227

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees