JP3365899B2 - モータ構造 - Google Patents

モータ構造

Info

Publication number
JP3365899B2
JP3365899B2 JP03417096A JP3417096A JP3365899B2 JP 3365899 B2 JP3365899 B2 JP 3365899B2 JP 03417096 A JP03417096 A JP 03417096A JP 3417096 A JP3417096 A JP 3417096A JP 3365899 B2 JP3365899 B2 JP 3365899B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
stator yoke
armature coil
motor
pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03417096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09215289A (ja
Inventor
譲 鈴木
栄 藤谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP03417096A priority Critical patent/JP3365899B2/ja
Priority to US08/749,343 priority patent/US5847485A/en
Priority to EP96120843A priority patent/EP0788214B1/en
Priority to DE69613207T priority patent/DE69613207T2/de
Publication of JPH09215289A publication Critical patent/JPH09215289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3365899B2 publication Critical patent/JP3365899B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/22Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos
    • H02K21/227Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos having an annular armature coil
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/14Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • H02K21/145Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures having an annular armature coil
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/167Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
    • H02K5/1675Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2201/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
    • H02K2201/12Transversal flux machines
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • H02K5/225Terminal boxes or connection arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ構造、特
に、FDD、HDD、CD−ROM等によって代表され
る記憶装置のスピンドルモータとして使用することがで
きるクローポール型2相同期モータに関する。
【0002】
【従来の技術】FDD、HDD、CD−ROM等の記憶
装置のスピンドルモータとしては、高度な性能が要求さ
れることから、従来は、3相ブラシレスDCモータが使
用されてきた。しかし、最近、記憶装置に対して製造コ
ストの低減が強く要求されるようになったため、どうし
ても高価になる3相ブラシレスDCモータでは価格の低
減化に対応できなくなってきている。これに対して、ク
ローポール型2相同期モータは、速度制御をオープンル
ープで行うことができ、励磁切替えのセンサーが不用に
なるために、構造が簡単になり、コストを低く押さえる
ことができるが、基本的には、ステッピングモータであ
るために、コギングが大きく、トルクリップル、振動、
騒音、漏洩磁束が大きいなどの問題があり、スピンドル
モータとして使用できなかった。
【0003】特願平7−197970は、コギングを押
さえてトルクリップルを小さくしたクローポール型2相
同期モータを開示しているが、さらにモータ構成部品の
削減をして低価格化を図り、磁気漏洩を防止すると共に
記憶装置への組立精度及び安定性の向上を図る点で問題
があった。
【0004】さらに、スピンドルモータ自身の問題とし
て、スピンドルモータは、記憶装置のシャーシと別体に
なっているため、シャーシへの取り付け時に、治具を用
いても、モータの回転中心が記憶装置の適切なヘッド位
置に対して微妙にずれを生じ、ヘッドとの間でアライメ
ント不良を起こすという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、モータの構成部品点数を削減し、記憶装置
への組立精度を高めると共に歩留まりを向上させること
によって、記憶装置のスピンドルモータとして使用可能
な低コストかつ高性能で安定したクローポール型2相同
期モータのモータ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明に基づくモータ構造は、軟磁性材から成る
鋼板を折り曲げて形成した極歯を有するステータヨーク
でアーマチュアコイルを挟持したステータと極歯と
テータヨークの内周部から中心軸方向に所定の微少間隔
で対向するように設けられた永久磁石から成るロータを
共軸に設け、アーマチュアコイルから引出線を引出し
て成る記憶装置用スピンドルモータを構成するクローポ
ール型同期モータの構造において、該記憶装置のシャー
シに絞り加工で円形凹部を形成し、該円形凹部の底部は
クローポールスピンドルモータの第1のアーマチュアコ
イルの下側のステータヨークにおける該底部の一部を抜
き起こして形成した極歯を含む該ステータヨークの一部
を形成する部分と軸受を支持するフランジを兼用し、か
つ該円形凹部の外周部には第1のアーマチュアコイルの
上側ステータヨークの外周部を支持する段部を設ける
か、又は、 軟磁性材から成る鋼板を折り曲げて形成した
極歯を有するステータヨークでアーマチュアコイルを挟
持したステータと該極歯とステータヨークの外周部から
半径方向外側に所定の微少間隔で対向するように設けら
れた永久磁石から成るロータを共軸に設け、該アーマチ
ュアコイルから引出線を引出して成る記憶装置用スピン
ドルモータを構成するクローポール型同期モータの構造
において、該記憶装置のシャーシに絞り加工で円形凹部
を形成し、かつ該円形凹部の底部の中心部に円形凸状の
フランジ部を形成し、該円形凹部の底部の外周縁から半
径方向内側に至る一部を抜き起こした極歯と該フランジ
部から半径方向外側とで、第1のアーマチュアコイルの
下側ステータコイルを構成し、該フランジ部に軸受を固
定すると共に、該フランジ部の外周縁が前記第1のアー
マチュアコイルの上側ステータヨークの内周縁を支持す
るように構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の
施の形態を説明する。図1は、本発明のクローポール型
2相同期モータを設けた記憶装置の一種であるフロッピ
ーディスクドライブの斜視図である。また、図2及び図
3は、本発明のクローポールスピンドルモータの第1
施形態(以下、「第1実施例」という)を、図4及び
5は第2実施形態(以下、「第2実施例」という)を、
図6及び7は、それぞれ、第3実施形態(以下、「第
3実施例」という)及び第4実施形態(以下、第4実施
例という)を示す。
【0008】図1において、フロッピーディスクドライ
ブは、シャーシ1、スピンドルモータ2及び磁気ヘッド
3とヘッドアクチュエータ用ステッピングモータ4とを
有する。シャーシ1には、磁気ヘッド3の近傍に後述の
円形凹部が絞り加工により形成されており、これにスピ
ンドルモータ2が実装されている。このスピンドルモー
タ2から引出線(図1には示されていない)が引き出さ
れているが、この配置等については後述する。本発明で
スピンドルモータ2は、以下に実施例で説明するクロー
ポール型2相同期モータで構成されているので、クロー
ポールスピンドルモータ2Aとして説明することにす
る。
【0009】 第1実施例を示す図2及び3において、
フロッピーディスクのシャーシ1に円形凹部1Aを絞り
加工によって形成している。円形凹部1Aの底部1D
は、クローポールスピンドルモータ2Aの円周方向に配
列されたステータヨーク5を形成する部分と軸受10を
支持するフランジ6を兼ねている。ステータヨーク5に
円周方向に均等に極歯7(例えば、モータの基本ステッ
プ数が96の場合、ステータヨーク5の極歯の数は24
個になる)が、円形凹部1Aの、極歯7の根元に当たる
位置から半径方向外側に向けた極歯7の歯先に当たる部
分1Bを直角に抜き起こすことによって形成されてお
り、極歯7が抜き起こされていない部分(図示せず)で
ステータヨークとフランジ6が接合されている。なお、
前記円形凹部1Aの形状は必ずしも真円ではなく、上記
目的に合う形状であってもよいことは勿論のことであ
る。
【0010】ステータヨーク5に第1アーマチュアコイ
ル8を上方から挿入、内周にステータヨーク5と同数で
同配列である極歯7を持つ上側ステータヨーク9を、そ
れらの極歯7がステータヨーク5の極歯7と所定の間隔
を置いて交互に配列されるようにして対向させ、円形凹
部1Aに嵌入させる。
【0011】 ついで、ステータヨーク5及び9と同様
に極歯7Aを対向させたステータヨーク9A、9Bの間
に第2アーマチュアコイル8Aを挟持して、円形凹部1
Aに嵌入させる。この場合、第1及び第2アーマチュア
コイル8及び8Aの一方をA相とし、他方をB相とし
て、各々の位相差が電気角で80゜乃至90゜になるよ
うに後述のステータの配置を調整する。アーマチュアコ
イル8,8Aから引出線16が引き出されているが、そ
れの引出部16aの傾斜角θは、クローポールスピンド
ルモータ2Aからの漏洩磁束が磁気ヘッド3に対して影
響を及ぼさず、しかも、最も短くなる範囲になるよう
に、クローポールスピンドルモータ2Aの中心軸と磁気
ヘッド3の中心とを結ぶ直線SMに対し前記回転軸の中
心から磁気ヘッド側への方向を基準として、±30゜乃
至±135゜(±30°乃至±90゜が望ましい)の傾
斜角度の範囲内に設定されている。なお、ステータヨー
ク5及び9,9A,9Bは軟磁性材製である。
【0012】次に、図3に示すように、ステータヨーク
5、9、9A、9Bの中心に円筒状の含油軸受10を配
する。この含油軸受10の外周に高分子材料でモールド
成形部18を形成して、この軸受10をフランジ6即ち
シャーシ1の円形凹部1Aと一体的に固定する。同時
に、高分子材料でステータヨークの外周部と極歯部とア
ーマチュアコイル部をシャーシ1の円形凹部1Aと一体
的に固定する。このようにして、クローポールスピンド
ルモータ2Aのステータ17が形成される。尤も、この
固定方法は、プラズマ溶接、カシメ等、その他の適当な
方法に代えることができる。
【0013】12は円板状のプラスチックマグネット製
のハブ台であり、その下面にハブ台12と共芯に下方に
突出する同じプラスチック製の円筒形の、ロータマグネ
ット受部12aが一体に形成されている。ロータマグネ
ット受部12aの外周にロータマグネット13が嵌合固
定されている。ハブ台12のハブ面にはディスクハブ吸
着用磁極が8極磁着され、ロータマグネット13には界
磁マグネットとして48極の磁極が着磁されている。
又、ハブ台12の中心部に回転軸11の上端が挿入固定
されている。ここで、回転軸11、ハブ台12及びロー
タマグネット13で、ロータ14を構成し、ハブ台12
の上面にロータ14の回転を外部に伝達するためのドラ
イブピン15が設けられている。このロータ14の回転
軸11を軸受10に挿通させてロータ14をステータ1
7内に設置する。この場合、ロータマグネット13の外
周面と極歯7の内周面との間に所定の間隔が開くように
設定されている。かくて、クローポールスピンドルモー
タ2Aの組立が完了する。
【0014】スピンドルモータがフロッピーディスクド
ライブのシャーシと全く別体である公知例の場合には、
モータをシャーシに位置決めするためには両者間の芯合
わせ調整を必要とする。これに対して、本実施例の場合
は、上述のように、記憶装置の1種であるフロッピーデ
ィスクドライブのシャーシ1の一部を同モータの構成要
件としているので、クローポールスピンドルモータ2A
は、公知例のような調整を必要とせずに精度高くシャー
シ1に位置決めされる。従って、その分だけクローポー
ルスピンドルモータ2Aの安定性を高め、部品点数の削
減を図りコストを低減できる。また、本実施例は、シャ
ーシ1に絞り加工を施してあるため、シャーシ1の強度
が高くなるので、耐環境特性が向上したドライブ機構と
して用いることができる。
【0015】 図4及び5に示す本発明の第2実施例の
クローポールスピンドルモータ2Bでは、第1実施例の
円形凹部1Aを形成せず、シャーシ1においてクローポ
ールスピンドルモータ2Bの上側の第1アーマチュアコ
イル8用の上側のステータヨーク9の極歯7の根元に当
たる位置から半径方向外側へ極歯7の長さに当たる位置
までの部分19を台形状に打ち抜き図4で下方へ直角に
曲げて極歯7を形成する。極歯7はロータマグネット1
3と対向して円周方向に、望ましくは等間隔で、複数個
(例えば、本実施例では、24個)形成されている。
【0016】シャーシ1において、第1アーマチュアコ
イル8の上側のステータヨーク5の外側縁に相当する位
置から半径外側へこのステータヨーク5の外周部5aの
下端に当たる位置までの長方形の部分20を打ち抜き図
4で下方へ直角に曲げてこの外周部5aを形成する。外
周部5aは回転軸1を中心とする円周方向に、望ましく
は等間隔で、複数個(例えば、6個)形成されている。
さらに、ステータヨーク5の中心の凹形状のフランジ部
6には、ロータ14の回転軸11を支える軸受10を挿
入固定している。
【0017】下側にステータヨーク9を取り付けた第1
アーマチュアコイル8を、図4で下方から極歯7とステ
ータヨーク5の外周部5aとの間に装着する。ステータ
ヨーク5の外周部5aと極歯7の根元との間のシャーシ
1の環状部分5bで第1アーマチュアコイル8の上側を
保持するステータヨーク5を構成する。次いで、極歯7
Aが形成されたステータヨーク9Aと他のステータヨー
ク9B内に保持された第2アーマチュアコイル8Aを第
1アーマチュアコイル8の下方からこれと共軸に設置
し、ステータヨーク5の外周部5aの下端とステータヨ
ーク9Aの外周部の上端とを溶接22によって結合す
る。従って、第1及び第2アーマチュアコイル8,8A
が第1実施例と順序も方向も逆に取り付けられる。
【0018】23は、円盤部23aを有する円筒形のロ
ータマグネット受け部であり、ロータマグネット受部2
3bの外周にロータマグネット13を嵌装し、円盤部2
3aの中心を取付けねじ24によって回転軸11の下端
に固定する。
【0019】その他は第1実施例と同じであるので、同
じ部品及び同じ部分には同じ番号を付けて示し、その説
明は省略する。
【0020】図6に示す本発明の第3実施例のクローポ
ールスピンドルモータ2Cでは、第1アーマチュアコイ
ル8の上側のステータヨーク5に形成されるべき極歯7
を、シャーシ1の、極歯7の根元に当たる部分から半径
方向内側の部分25で極歯7に相当する部分を残して打
ち抜き、これを図6で下方に直角に曲げることによって
極歯7を形成する。ロータ14の構造は、第1実施例の
ロータ14と同じである。また、軸受10はステータヨ
ーク9Aの中心部にあるフランジ部6に設けられてい
る。その他は第2実施例と同じであるから、第1及び第
2実施例の説明に用いた参照番号を対応の部品及び部分
で示し、それらの説明を省略する。
【0021】今までに述べた第1乃至第3実施例のクロ
ーポールスピンドルモータがインナーロータタイプであ
るのに対して、図7に示す本発明の第4実施例のクロー
ポールスピンドルモータ2Dはアウターロータタイプの
ものである。
【0022】シャーシ1に円形凹部1Cが形成され、そ
の中心部は、回転軸11が挿入される含油軸受10が固
定される円形凸状のフランジ26になっている。円形凹
部1Cの底部の内、フランジから半径外側の部分は第1
アーマチュアコイル8の下側のステータヨーク5を構成
する。円形凹部1Cの底部はその外縁から所定の小寸法
だけ半径方向内側の位置から該底部の中央部までの部分
5cを台形状に直角に抜き起こして第1アーマチュアコ
イル8用の極歯7を形成する。
【0023】極歯7を有する上側ステータヨーク9に保
持された第1アーマチュアコイル8をステータヨーク5
の内壁面と極歯7との間に上方から挿入し、ステータヨ
ーク5上に設定する。次いで、共に極歯7Aを有する上
下ステータヨーク9A,9Bによって保持された第2ア
ーマチュアコイル8Aを第1アーマチュアコイル8の上
方に共軸に固設する。
【0024】27は円盤形のハブ台で、その下面中心部
にリング状のハブ部12cが形成されている。皿状のロ
ータヨーク28の外周に形成された円筒部の内周面に
は、ロータマグネット13が、内周面を極歯7及び7A
から所定距離だけ離間して、設けられている。ここで、
回転軸11、ハブ台27、ロータヨーク28、ロータマ
グネット13でロータ30を構成し、それぞれのステー
タヨークに保持された第1及び第2アーマチュアコイル
8,8A及び極歯7,7Aでステータ31を構成する。
【0025】 シャーシ1の円形凹部1Cのフランジ2
6の上に立設された円筒形の含油軸受10の外周面と第
1及び第2アーマチュアコイル8,8Aのステータヨー
クの内周面とフランジ26とが、これらの間に形成され
た空間内に高分子材料をモールディングして形成された
モールド成形部32等によって互いに固定される。
【0026】最後に、含油軸受10に、ハブ台27に固
定された回転軸11を挿入することによってクローポー
ルスピンドルモータ2Cの組立が完了する。
【0027】以上の第2乃至第4実施例のクローポール
スピンドルモータは、第1実施例と同様の効果を奏する
ものである。
【0028】
【発明の効果】この発明に基づくクローポールスピンド
ルモータは、その構成部品であるステータヨークの一部
としてこのモータが実装される記憶装置のシャーシの一
部を用いている。従って、モータの構成部品点数を削減
し、記憶装置への組立精度を高めると共に歩留りを向上
させることによって、記憶装置のスピンドルモータとし
て使用可能な低コストで高性能のクローポールスピンド
ルモータが得られるという効果がある。さらに、記憶装
置のシャーシを絞り加工によって円形凹部を形成する場
合は、シャーシの強度が高められるという効果もある。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づくスピンドルモータが実装され
たフロッピーディスクドライブの斜視図である。
【図2】 この発明に基づくクローポールスピンドルモ
ータの第1実施形態斜視図で、主要部を破断して示し
たものである。
【図3】 図2のクローポールスピンドルモータの軸方
向断面図である。
【図4】 この発明に基づくクローポールスピンドルモ
ータの第2実施形態であって、図5のX−X線に沿った
断面図である。
【図5】 図のクローポールスピンドルモータの平面
図である。
【図6】この発明に基づくクローポールスピンドルモー
タの第3実施例の軸断面図である。
【図7】この発明に基づくクローポールスピンドルモー
タの第4実施例の軸断面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 1A,1C 円形凹部 2A,2B,2C,2D クローポールスピンドルモ
ータ 3 磁気ヘッド 5 ステータヨーク 6 フランジ 7,7A 極歯 8 第1アーマチュアコイル 8A 第2アーマチュアコイル 9,9A,9B ステータヨーク 10 含油軸受 11 回転軸 12 ハブ台 12a ロータマグネット受部 12b 軸受部 12c ハブ部 13 ロータマグネット 14 ロータ 16 引出線 16a 引出部 17 ステータ 18 モールド成形部 23 ロータマグネット受け 23b ロータマグネット受部 26 フランジ 27 ハブ台 29 ロータマグネット受部 30 ロータ 31 ステータ 32 モールド形成部 θ 傾斜角 SM 直線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−336942(JP,A) 特開 平7−312855(JP,A) 特開 平7−21677(JP,A) 特開 平4−238181(JP,A) 特開 平7−231641(JP,A) 特開 昭54−56112(JP,A) 実開 昭54−54308(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 21/14 H02K 29/00 H02K 1/12 H02K 37/14 535

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟磁性材から成る鋼板を折り曲げて形成し
    た極歯を有するステータヨークでアーマチュアコイルを
    挟持したステータと該極歯とステータヨークの内周部か
    ら中心軸方向に所定の微少間隔で対向するように設けら
    れた永久磁石から成るロータを共軸に設け、該アーマチ
    ュアコイルから引出線を引出して成る記憶装置用スピン
    ドルモータを構成するクローポール型同期モータの構造
    において、該記憶装置のシャーシに絞り加工で円形凹部を形成し、
    該円形凹部の底部はクローポールスピンドルモータの第
    1のアーマチュアコイルの下側のステータヨークにおけ
    る該底部の一部を抜き起こして形成した極歯を含む該ス
    テータヨークの一部を形成する部分と軸受を支持するフ
    ランジを兼用し、かつ該円形凹部の外周部には第1のア
    ーマチュアコイルの上側ステータヨークの外周部を支持
    する段部が設けられている、 ことを特徴とするモータ構造。
  2. 【請求項2】 軟磁性材から成る鋼板を折り曲げて形成し
    た極歯を有するステータヨークでアーマチュアコイルを
    挟持したステータと該極歯とステータヨークの外周部か
    ら半径方向外側に所定の微少間隔で対向するように設け
    られた永久磁石から成るロータを共軸に設け、該アーマ
    チュアコイルから引出線を引出して成る記憶装置用スピ
    ンドルモータを構成するクローポール型同期モータの構
    造において、 該記憶装置のシャーシに絞り加工で円形凹部を形成し、
    かつ該円形凹部の底部の中心部に円形凸状のフランジ部
    を形成し、該円形凹部の底部の外周縁から半径方向内側
    に至る一部を抜き起こした極歯と該フランジ部から半径
    方向外側とで、第1のアーマチュアコイルの下側ステー
    タコイルを構成し、該フランジ部に軸受を固定すると共
    に、該フランジ部の外周縁が前記第1のアーマチュアコ
    イルの上側ステータヨークの内周縁を支持する、 ことを特徴とするモータ構造。
  3. 【請求項3】 該軸受は、前記ステータヨークの外周部と
    前記極歯と前記第1のアーマチュアコイルと同時にシャ
    ーシの該円形凹部と一体に所定の高分子材料でモールド
    成形することにより固定される、 ことを特徴とする請求項1に記載のモータ構造。
  4. 【請求項4】 該軸受は、その外周面と前記ステータヨー
    クの内周面と前記フランジにより形成される空間に所定
    の高分子材料をモールド成形することにより固定され
    る、 ことを特徴とする請求項2に記載のモータ構造。
  5. 【請求項5】前記引出線は、前記記憶装置の磁気ヘッド
    の中心と前記ロータの中心軸とを結ぶ直線に対し前記回
    転軸の中心から磁気ヘッド側への方向を基準として±3
    0゜乃至±135゜の傾斜角度で傾斜している ことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ構造。
  6. 【請求項6】前記傾斜角度は±30゜乃至±90゜であ
    ことを特徴とする請求項に記載のモータ構造
  7. 【請求項7】複数のアーマチュアコイル及び複数のステ
    ータヨークを、アーマチュアコイル、ステータヨークの
    順に前記シャーシの片側から組み込んでステータ部を構
    成し、次いで、該ステータ部に前記ロータを組み付け
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ構造。
JP03417096A 1996-01-30 1996-01-30 モータ構造 Expired - Fee Related JP3365899B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03417096A JP3365899B2 (ja) 1996-01-30 1996-01-30 モータ構造
US08/749,343 US5847485A (en) 1996-01-30 1996-11-21 Motor structure
EP96120843A EP0788214B1 (en) 1996-01-30 1996-12-23 Motor structure
DE69613207T DE69613207T2 (de) 1996-01-30 1996-12-23 Motor-Konstruktion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03417096A JP3365899B2 (ja) 1996-01-30 1996-01-30 モータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09215289A JPH09215289A (ja) 1997-08-15
JP3365899B2 true JP3365899B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=12406743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03417096A Expired - Fee Related JP3365899B2 (ja) 1996-01-30 1996-01-30 モータ構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5847485A (ja)
EP (1) EP0788214B1 (ja)
JP (1) JP3365899B2 (ja)
DE (1) DE69613207T2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2944616B1 (ja) * 1998-03-24 1999-09-06 三洋電機株式会社 メカニズムシャーシ
DE19934775A1 (de) * 1999-07-23 2001-01-25 Prec Motors Deutsche Minebea G Elektrisch kommutierter Motor mit Flußleitblech
JP2001304199A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Minebea Co Ltd 送風機
JP4641595B2 (ja) * 2000-07-14 2011-03-02 日本電産コパル株式会社 クローポール永久磁石型ステッピングモータ
GB2379336B (en) * 2001-08-30 2005-11-23 Sunonwealth Electr Mach Ind Co Stator of a brushless direct current motor and a method for making it
US20030043495A1 (en) * 2002-02-22 2003-03-06 Mayer David F. Massively parallel fixed head disk drive
DE10217285A1 (de) * 2002-04-12 2003-11-06 Coreta Gmbh Elektromechanischer Energiewandler
JP2004248456A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd 単一磁気伝導片からなるモーターステータの磁気伝導片の構造
CN101021909B (zh) * 2007-03-14 2010-09-01 邵作金 点钞机理钞装置
JP2009044818A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Nippon Densan Corp モータ、および、このモータを搭載したサーボユニット

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2901654A (en) * 1955-03-16 1959-08-25 Scarborough Associates Inc Reflecting electric lamp
US3310696A (en) * 1964-01-28 1967-03-21 Crouzet Sa Low-speed synchronous electric motors
FR1522320A (fr) * 1967-02-27 1968-04-26 Carpano & Pons Perfectionnements aux moteurs électriques synchrones, notamment aux moteurs de petite dimension
US3475630A (en) * 1967-07-19 1969-10-28 American Mach & Foundry Synchronous motor with permanent magnet rotor
FR2298222A1 (fr) * 1975-01-20 1976-08-13 Carpano & Pons Moteur synchrone
US4241270A (en) * 1977-12-27 1980-12-23 Tri-Tech, Inc. Synchronous electric motor
JPS55131264A (en) * 1979-03-30 1980-10-11 Fuji Elelctrochem Co Ltd Manufacture of stator for step motor
US4623809A (en) * 1984-03-16 1986-11-18 Honeywell Inc. Stepper motor housing and pole assembly
US4656381A (en) * 1984-04-25 1987-04-07 Fumito Komatsu Magnetic pole structure having aternate poles extending from a point of bases, for a rotary electric machine
JP2563243B2 (ja) * 1984-11-08 1996-12-11 松下電器産業株式会社 ステツピングモ−タ
JPS6237051A (ja) * 1985-08-09 1987-02-18 Canon Inc ステツピングモ−タ
JPS62250856A (ja) * 1986-04-24 1987-10-31 Matsushita Electric Works Ltd ステツプモ−タ
JPS6317653A (ja) * 1986-07-10 1988-01-25 Kazuo Hara チ−ズ類の乳化物を製造する方法及びチ−ズ類混在食品の製造方法
US4794292A (en) * 1986-07-21 1988-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Stepping motor with divided stator pole pieces
JP2552122B2 (ja) * 1986-11-04 1996-11-06 セイコーエプソン株式会社 ステツピングモ−タ
JPH01283049A (ja) * 1988-05-10 1989-11-14 Oki Electric Ind Co Ltd パルスモータ
US4858047A (en) * 1988-12-06 1989-08-15 Colorado Memory Systems, Inc. Fine head positioning system for a tape backup drive
JP3061820B2 (ja) * 1989-11-22 2000-07-10 松下電器産業株式会社 ステッピングモータのヨーク及びその製造方法
JPH04133654A (ja) * 1990-09-25 1992-05-07 Fuji Elelctrochem Co Ltd ステッピングモータのステータ
JPH05159483A (ja) * 1991-06-10 1993-06-25 Seiko Epson Corp ディスク装置
JPH07107731A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Sony Corp Pm形ステッピングモータ
JPH089620A (ja) * 1994-06-16 1996-01-12 Nippondenso Co Ltd ステップモータ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0788214B1 (en) 2001-06-06
DE69613207D1 (de) 2001-07-12
US5847485A (en) 1998-12-08
EP0788214A1 (en) 1997-08-06
DE69613207T2 (de) 2001-09-20
JPH09215289A (ja) 1997-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3146492B2 (ja) ブラシレスdcモータ
JP3023094B2 (ja) 単相のディスクタイプ無整流子直流モータ
US6133655A (en) Claw-pole stepping motor with rotor including vibration reducing magnet
JPH07213041A (ja) 単相ブラシレスモ−タ
JP3365899B2 (ja) モータ構造
JP2001186743A (ja) 単相の無整流子電動機
JP2872035B2 (ja) スピンドルモータ
JP3458917B2 (ja) モータ構造
JP6824348B2 (ja) 単相ブラシレスモータ、単相ブラシレスモータの製造方法、単相ブラシレスモータを備えた電気掃除機、および電気掃除機の製造方法
JP3262986B2 (ja) モータ構造
JP2000050610A (ja) 永久磁石型ステッピングモータ
KR20110008749A (ko) 분할 스큐 코어 구조의 스테이터, 이를 이용한 bldc 모터 및 배터리 쿨링장치
JP2532489Y2 (ja) 刷子レスモータ
JP2573894Y2 (ja) Pm型ステッピングモ−タ
JPS63249451A (ja) フアン駆動用電動機
JP3490192B2 (ja) 回転電機の固定子構造
JP2003009499A (ja) クローポール型ステッピングモータのモータ構造
JP2574137Y2 (ja) ブラシレスモータ
JPH06303750A (ja) ブラシレスdcモータおよびその回転駆動方法
JP2601915Y2 (ja) ブラシレスモータ
JPS6070947A (ja) 1個の位置検知素子を有するディスク型ブラシレスモ−タ
JP3138628B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JPH0646554A (ja) 平面対向型ブラシレスモータ
JP2591945Y2 (ja) ブラシレスモータ
JP2581101Y2 (ja) ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071101

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees