JP2573894Y2 - Pm型ステッピングモ−タ - Google Patents

Pm型ステッピングモ−タ

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JP2573894Y2
JP2573894Y2 JP1992062428U JP6242892U JP2573894Y2 JP 2573894 Y2 JP2573894 Y2 JP 2573894Y2 JP 1992062428 U JP1992062428 U JP 1992062428U JP 6242892 U JP6242892 U JP 6242892U JP 2573894 Y2 JP2573894 Y2 JP 2573894Y2
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靖久 山崎
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、PM(パ−マネント
マグネット)型のステッピングモ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PM型ステッピングモ−タの軸受
周辺は、図4に示すように構成されている。同図中、1
はモ−タフレ−ムのフレ−ム端板で、このフレ−ム端板
1の中央部には軸受圧入孔2が設けられている。またこ
のフレ−ム端板1には、端部ヨ−ク3が溶接等により固
定されている。この端部ヨ−ク3の内側には多数の櫛歯
状突極3aが形成されている。
【0003】4は軸受であり、ロ−タの回転軸(図示し
ない)を支持するようになっている。この軸受4は、一
端側が小径の挿入部4aと他端側が大径のフランジ部4
bとから成る。
【0004】このような構成の従来例における軸受の取
付け過程を図5に基づいて説明する。 軸受4の取付け
を行う際には、まず軸受圧入孔2の中心と櫛歯状突極3
a群の内径中心の位置合わせを行い、フレ−ム端板1に
端部ヨ−ク3を固定する。その後、軸受4の挿入部4a
をフレ−ム端板1の軸受圧入孔2へ圧入する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来はフレ−
ム端板1の軸受圧入孔2に圧入される軸受圧入孔2に対
する端部とヨ−ク3の櫛歯状突極3aの内径中心の位置
合わせ精度のばらつき、および軸受4の挿入部4aの外
径に対する軸受4の中心孔4cの位置精度のばらつきが
あるので、端部ヨ−ク3の櫛歯状突極3aの内径中心と
軸受中心とに誤差が発生しやすい。すなわち櫛歯状突極
3aと軸受4との芯出しを精度よくできず、ロ−タとス
テ−タとのエアギャップをより小さくできないという問
題があった。
【0006】そこで、本考案は軸受とヨ−クの櫛歯状突
極との芯出し精度を向上できるPM型ステッピングモ−
タを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は、前記目的を
達成するために、外周にロータマグネットを設けるとと
もに中心部を回転軸に固定したロータと、このロータの
外周面に対向して配置される多数の櫛歯状突極を持つヨ
ークおよびこのヨークに巻線を装着した複数のステータ
と、各ステータのヨークのうち軸方向の最外部に配置さ
れたヨークの外端面に設けたフーレム端板と、ロータの
回転軸をその両端部で支持する一対の軸受とを備えるP
M型ステッピングモータにおいて、フレーム端板にヨー
クの櫛歯状突極内縁よりも内側に延出する孔縁を設け、
各軸受を、最外部に配置されたヨークの櫛歯状突極の根
元部内側に、フーレム端板の孔縁に当接するまで圧入し
て固定したものである。
【0008】
【作用】このような構成の本考案においては、軸受を取
付ける際に、各ステ−タのヨ−クのうち最外部に配置さ
れたヨ−クの櫛歯状突極の根元部の内側に軸受を圧入す
る。これによりヨ−クの櫛歯状突極と軸受の内径中心を
直接位置合わせして、ヨ−クの櫛歯状突極と軸受との芯
出しを行う。
【0009】
【実施例】以下、図を参照して本考案の一実施例を説明
する。
【0010】図3はPM型のステッピングモ−タの全体
構成を示すもので、このステッピングモ−タは一対のス
テ−タ11、16を設けている。一方のステ−タ11
は、巻き枠12を有しており、この巻き枠12には巻線
13が巻き付けられている。このステ−タ11は巻き枠
12に端部ヨ−ク14および中間ヨ−ク15とを嵌合し
て形成されている。
【0011】上記端部ヨ−ク14および中間ヨ−ク15
の内側にはそれぞれ、上記巻き枠13の胴部内面に沿っ
て互い違いに入込む多数の櫛歯状突極14a、15aが
設けられている。また、上記端部ヨ−ク14の外側は、
櫛歯状突極14aと同じ方向に折曲げられて外周フレ−
ム部14bを形成している。そして、この外周フレ−ム
部14bの内側に上記巻線12および巻き枠13が収納
されている。
【0012】また、他方のステ−タ16も、一方のステ
−タ11と同様の構成を成している。すなわち、ステ−
タ16は巻き枠17を有しており、この巻き枠17には
巻線18が巻き付けられている。このステ−タ16は巻
き枠17に端部ヨ−ク19および中間ヨ−ク20とを嵌
合して形成されている。
【0013】上記端部ヨ−ク19および中間ヨ−ク20
の内側にはそれぞれ、上記巻き枠17の胴部内面に沿っ
て互い違いに入込む多数の櫛歯状突極19a、20aが
設けられている。また、上記端部ヨ−ク19の外側は、
櫛歯状突極19aと同じ方向に折曲げられて外周フレ−
ム部19bを形成している。そして、この外周フレ−ム
部19bの内側に上記巻線17および巻き枠18が収納
できるようになっている。
【0014】これら2組のステ−タ11、16の中間ヨ
−ク15、20側は互いに重ね合わされ、かつ端部ヨ−
ク14、19の端面には円板状のフレ−ム端板21、2
2が溶接等によって固着されている。このフレ−ム端板
21、22にはモ−タ全体を外部に取付けるための孔
(図示しない)が設けられている。そして、フレ−ム端
板21、22と外周フレ−ム部14b、19bとはモ−
タフレ−ムを成している。 上記端部ヨ−ク14、19
の外周フレ−ム部14b、19bには相対向する切欠部
23、24が設けられ、この切欠部23、24を介して
上記各巻線12、19に接続されたリ−ド線25、26
が外部に引出されている。
【0015】上記一対のステ−タ11、16の内側には
ロ−タ29が配設されており、このロ−タ29の外周に
は、リング形をなす一対のロ−タマグネット30a、3
0bが設けられ、またロ−タ29の中心部を貫通して金
属製の回転軸31が配置されている。
【0016】上記ロ−タマグネット30a、30bは、
その軸方向に沿うS極とN極とが交互に周方向に沿って
多数着磁されている。これらロ−タマグネット30a、
30bは、例えば鉄・ネオジェ−ム・ボロン系、または
鉄・プラセオジェ−ム・ボロン系などの磁石材料から形
成されている。また、これらロ−タマグネット30a、
30bの外周面は、上記ステ−タ11、16の内周面に
エアギャップ32を介してそれぞれ対向配置されてい
る。
【0017】上記一方のステ−タ11のフレ−ム端板2
1の中央部には図1に示すように軸受挿入孔35が設け
られている。この端板21に溶接止めされた上記端部ヨ
−ク14は、その溶接の際に治具を用いて、櫛歯状突極
19a群の内部中心と軸受挿入孔35の中心とが一致す
るようにしてフレ−ム端板に固定されている。
【0018】またフレ−ム端板21に固定される軸受4
1は、すべり軸受であって、挿入部41aと、この挿入
部41aの一端に形成された環状のフランジ部41bと
から成る。この軸受41はそのフランジ部41bを上記
端部ヨ−ク14の櫛歯状突極14aの根元部の内側に圧
入して固定されており、軸受41の挿入部41aは上記
フレ−ム端板21の軸受挿入孔35に挿通されている。
【0019】また上記他方のステ−タ16に溶接止めさ
れたフレ−ム端板22にも上記と同様の軸受挿入孔が設
けられているとともに、上記と同様な構成の軸受42が
端板ヨ−ク19の櫛歯状突極19aの根元部内部に圧入
固定して設けられている。なお、その詳細については軸
受41の場合と同じであるので省略する。そしてこれら
軸受41、42には、上記ロ−タ29の回転軸31が回
転自在に取付けられている。
【0020】このような構成において軸受41、42の
取付けを軸受41で代表して説明する。すなわち、上記
軸受41を取付ける際に、図2中矢印に示すように軸受
41を挿入して、そのフランジ部41bを上記端部ヨ−
ク部14の櫛歯状突極14aの根元部内側に圧入すると
ともに挿入部41aを軸受挿入孔35に挿通させる。
【0021】この圧入は、フランジ部41bの挿入側の
面41cがフレ−ム端板21の軸受挿入部35の孔縁に
当たるまで行われる。このような圧入により軸受41が
固定されるとともに、この固定に伴い軸受挿入孔35は
軸受41の挿入部41a内径より大きく形成されている
ため、軸受挿入孔35と軸受41の挿入部41aの間に
は図2に示す空隙43(図1参照)が生じる。
【0022】このように本実施例では、軸受41を端部
ヨ−ク14の櫛歯状突極14a内に圧入して、端部ヨ−
ク14の櫛歯状突極14aと軸受41の内径中心を直接
位置合わせできる。そのため、端部ヨ−ク14の櫛歯状
突極14aを基準に軸受41が位置決めされ、芯出し精
度のばらつきを軸受41のフランジ部41aの外径に対
する中心孔41dの精度に依存させることができ、よっ
て軸受41と端部ヨ−ク14の櫛歯状突極14aとの芯
出し精度を向上できる。したがってエアギャップ32
狭くして、モ−タ性能を向上できる。また、フレーム端
板21に端部ヨーク14の櫛歯状突極14a内縁よりも
内側に延出する孔縁を設け、軸受41を端部ヨーク14
に固定する際には、軸受41をフーレム端板21の孔縁
に当たるまで圧入することにより軸受41の軸方向も自
動的に位置決めされる。このように、通常、モータの固
定などに使用されるフーレム端板21を軸受41を固定
する際の軸方向の位置決めに利用することにより、軸受
41を端部ヨーク14に圧入するときにかかる軸方向の
圧力のほとんどをフーレム端板41で受けさせることが
できるため、端部ヨーク14に直接かかる圧力を極力抑
えることができる。これにより、正確に軸方向の位置決
めをすることができる。
【0023】また、軸受41を端部ヨ−ク部14の櫛歯
状突極14aの根元部内側に圧入することから、この軸
受41が櫛歯状突極14aのロ−タマグネット30aに
対する磁気的な有効範囲を損なうことがなく軸受41を
取付けることができ、モ−タ自体の性能が低下すること
はない。
【0024】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、軸
受をヨ−クの櫛歯状突極で直接位置決めして、軸受とヨ
−クの櫛歯状突極との芯出し精度を向上できるものであ
る。また、フーレム端板を軸受を固定する際の軸方向の
位置決めに利用することにより、軸受をヨークに圧入す
るときにかかる軸方向の圧力のほとんどをフーレム端板
で受けさせることができるため、ヨークに直接かかる圧
力を極力抑えることができる。これにより、正確に軸方
向の位置決めをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるPM型ステッピングモ
−タの軸受部周辺の構成を示す断面図。
【図2】本実施例にかかるPM型ステッピングモ−タの
軸受を取付ける際の説明図。
【図3】本実施例にかかるPM型ステッピングモ−タの
全体の構成を一部切断して示す側面図。
【図4】本考案の従来例にかかるPM型ステッピングモ
−タの軸受部周辺の構成を示す断面図。
【図5】本考案の従来例にかかるPM型ステッピングモ
−タの軸受を取付ける際の説明図。
【符号の説明】
14…端部ヨ−ク、21…フレ−ム端板、35…軸受挿
入孔、41…軸受。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周にロータマグネットを設けるととも
    に中心部を回転軸に固定したロータと、このロータの外
    周面に対向して配置される多数の櫛歯状突極を持つヨー
    クおよびこのヨークに巻線を装着した複数のステータ
    と、前記各ステータのヨークのうち軸方向の最外部に配
    置されたヨークの外端面に設けたフーレム端板と、前記
    ロータの回転軸をその両端部で支持する一対の軸受とを
    備えるPM型ステッピングモータにおいて、前記フレー
    ム端板に前記ヨークの櫛歯状突極内縁よりも内側に延出
    する孔縁を設け、前記各軸受を、最外部に配置された前
    記ヨークの櫛歯状突極の根元部内側に、前記フーレム端
    板の孔縁に当接するまで圧入して固定したことを特徴と
    するPM型ステッピングモータ。
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