JP3361704B2 - 点火プラグ用プラグキャップ - Google Patents

点火プラグ用プラグキャップ

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JP3361704B2 JP28406196A JP28406196A JP3361704B2 JP 3361704 B2 JP3361704 B2 JP 3361704B2 JP 28406196 A JP28406196 A JP 28406196A JP 28406196 A JP28406196 A JP 28406196A JP 3361704 B2 JP3361704 B2 JP 3361704B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/02Details
    • H01T13/06Covers forming a part of the plug and protecting it against adverse environment

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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Spark Plugs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車エン
ジンの点火プラグに点火ケーブルを接続する点火プラグ
用プラグキャップに関し、より詳しくは、点火プラグ取
付孔および絶縁パイプ内への雨水の入り込みを防止する
レインカバーを廃止して製造コストを低減するととも
に、組立作業性を向上させ、かつ点火ケーブルが絶縁パ
イプから延び出る角度のバラ付きを防止できるように改
良した点火プラグ用プラグキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの点火プラグに点火ケー
ブルを接続するためにプラグキャップが用いられてい
る。このような点火プラグ用プラグキャップの構造の一
例を図8を参照して説明すると、エンジンヘッド1に穿
設された点火プラグ取付孔2内の底部には、点火プラグ
3が取り付けられている。そして、点火プラグ3に高圧
電流を供給する点火ケーブル4を接続するためにプラグ
キャップ5が用いられる。
【0003】前記プラグキャップ5は、点火プラグ取付
孔2の内部に挿入される絶縁性の樹脂材料から成形され
た細長い絶縁パイプ6を有している。そして、前記絶縁
パイプ6の内部には、点火ケーブル4の先端部分および
点火ケーブル4を点火プラグ3の先端金具に接続する接
続端子7が収納されている。また、絶縁パイプ6の下端
には、点火プラグ3の絶縁碍子部分に外嵌して高圧電流
のリークを防止し、絶縁性のゴム材料から成形された先
端キャップ8が嵌着されている。
【0004】さらに、前記絶縁パイプ6の上端には、点
火プラグ取付孔2および絶縁パイプ6内への雨水の入り
込みを防止するレインカバー10が取り付けられてい
る。このレインカバー10の絶縁パイプ6に外嵌する円
筒状の本体部分11には、エンジンヘッド1の表面に密
着して点火プラグ取付孔2の開口部分を覆う鍔部12
と、点火ケーブル4に密着する略円筒状の密着部13と
が一体に成形されている。
【0005】また、絶縁パイプ6およびレインカバー1
0には、点火プラグ取付孔2内の空間をエンジン外部の
空間に連通させる通気孔14、15が、絶縁パイプ6の
軸線と平行に延びるようにそれぞれ貫設されている。そ
して、レインカバー6側の通気孔15は、レインカバー
6の上面に垂設された略円錐状の雨除け部16の先端に
開口している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の点火プラグ用プラグキャップ5のレインカバー10
は、その構造上の理由から大きなものとなり易い。ま
た、エンジンが発生する熱や振動に耐えながら長期間に
わたって絶縁性や液密性を保つため、比較的高価なゴム
材料が使用されており、その部品コストが高いという問
題がある。
【0007】一方、点火ケーブル4は、エンジンの周囲
に位置する他の部品との干渉を防止するため、エンジン
ヘッド1の表面に沿わせて配索する必要がある。しかし
ながら、点火ケーブル4は、高圧電流を点火プラグ3に
供給する際の電圧低下を最小限に抑えるために導体部分
が太くされているとともに、雑音電波が外部に漏れ出な
いようにするためにシールド網線を有するなど構造が複
雑で、その曲げ剛性が高い。従って、ゴム製のため剛性
の低いレインカバー10によっては、点火ケーブル4が
絶縁パイプ6から延び出る角度を正確に規制することが
できず、点火ケーブル4の配索位置にバラ付きが生じて
しまうという問題がある。
【0008】また、レインカバー10を絶縁パイプ6に
外嵌させるとレインカバー10が変形し、通気孔15が
つぶれて通気が損なわれる心配がある。そして、雨除け
部16の先端に水滴が存在すると、エンジンの発熱・冷
却によって生じる点火プラグ取付孔2の呼吸作用により
水滴が点火プラグ取付孔2内に吸い込まれることがあ
り、場合によっては高圧電流のリークおよびエンジンの
失火を招くという問題がある。
【0009】また、レインカバー10への点火ケーブル
4の組み付け性、およびレインカバー10の絶縁パイプ
6への組み付け性が悪いという問題がある。
【0010】本発明の目的は、上記課題を解消すること
にあり、部品コストの低減および組み付け性の向上を図
るとともに、点火プラグ取付孔内をエンジン外部へ確実
に通気させ、絶縁パイプから延び出る点火ケーブルの角
度を確実に規制することができる点火プラグ用プラグキ
ャップを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の点火プラグ用プラグキャップにおいては、
エンジンヘッドに穿設された点火プラグ取付孔内に挿入
される樹脂材料から成る絶縁パイプと、前記点火プラグ
取付孔内の点火プラグに高圧電流を供給し前記絶縁パイ
プ内に挿入された点火ケーブルと、該点火ケーブルと前
記絶縁パイプの内壁面との間の隙間を液密に密封し前記
絶縁パイプの前記点火プラグとは反対側の開口部分に内
嵌された環状の第1の密封部材と、前記点火プラグ取付
孔の内壁面と前記絶縁パイプの外壁面との間の隙間を液
密に密封し前記絶縁パイプに外嵌された環状の第2の密
封部材と、エンジン外部の空間に露出する部分を覆うカ
バー部分および前記点火ケーブルを保持して湾曲させ
前記絶縁パイプから延び出る角度を規制する点火ケー
ブル保持部を有し、前記絶縁パイプに固定された樹脂製
のキャップ部材とを備えるとともに、前記点火プラグ取
付孔内の空間をエンジン外部に連通させる通気孔が前記
絶縁パイプに貫設されている。
【0012】従って、点火ケーブルと絶縁パイプの内壁
面との間の隙間を環状の第1の密封部材により、かつ点
火プラグ取付孔の内壁面と絶縁パイプの外壁面との間の
隙間を環状の第2の密封部材によりそれぞれ液密に密封
することで、部品コストを比較的低コストに抑えること
ができる。また、点火ケーブルを第1の密封部材に挿通
させるだけで良いから、組み付け性を向上させることが
できる。また、第1および第2の密封部材がエンジン外
部の空間に露出する部分をキャップ部材のカバー部分で
覆うので、第1および第2の密封部材が直接被水するこ
とを防止でき、点火プラグ取付孔内に水が入り込むこと
を確実に防止することができる。
【0013】また、点火プラグ取付孔内の空間をエンジ
ン外部に連通させる通気孔が樹脂製の絶縁パイプに貫設
されるので、点火プラグ取付孔への組み付けによって通
気孔が変形することがなく、点火プラグ取付孔内の空間
を確実に通気させることができる。更に、点火ケーブル
は、絶縁パイプに固定された剛性の高い樹脂製のキャッ
プ部材の点火ケーブル保持部によって保持されて湾曲さ
せられるので、点火ケーブルが絶縁パイプから延び出る
角度を確実に規制することができる。
【0014】また、前記通気孔が、前記キャップ部材の
カバー部内に開口する。従って、通気孔の開口が直接被
水することがなく、通気孔を介して点火プラグ取付孔内
に水が侵入することを確実に防止できる。
【0015】また、前記通気孔が、絶縁パイプと第1の
密封部材との合わせ面に凹設された延長部分を有する。
従って、通気孔の開口から水が万一侵入しても、通気孔
を介して点火プラグ取付孔内に水が直接入り込むのを防
止することができる。
【0016】また、通気孔の開口内への水の飛び込みを
防止する縦壁が、開口と対向するようにキャップ部材の
カバー部内壁面に立設されている。従って、通気孔の開
口の直接被水をより確実に防止することができる。
【0017】また、通気孔の開口が、開口端側ほど開口
の断面積が大きくなるように、かつ水滴が下方に流れて
開口外に排出されるように傾斜して延びる傾斜面を有す
る。従って、開口内に水滴が入り込んでも傾斜面に沿っ
て流れて排出され、通気孔の内側に入り込むことがな
い。また、傾斜面上に水滴が付着しても、水滴の上方を
介して通気できるので、点火プラグ取付孔の呼吸作用に
よって水滴を通気孔内に吸い込むのを確実に防止するこ
とができる。
【0018】更に、キャップ部材が、点火ケーブルを受
け入れる切り欠き部を有する。従って、キャップ部材を
点火ケーブルおよび絶縁パイプに容易に組み付けること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る点火プラグ用
プラグキャップの一実施の形態例を図1乃至図7を参照
して詳細に説明する。図1は本発明に係る点火プラグ用
プラグキャップの一実施の形態例を示す全体縦断面図、
図2は図1の要部の拡大断面図、図3は図1の主要構成
部品を示す分解斜視図、図4は図3の絶縁パイプの上端
面を拡大して示した平面図、図5は図4のA矢視破断線
に沿った縦断面図、図6および図7は通気孔の開口部分
を拡大して示した縦断面図である。
【0020】図1乃至図3に示したように、本実施の形
態の点火プラグ用プラグキャップ100は、エンジンヘ
ッド1に穿設された点火プラグ取付孔2内に挿入される
絶縁性の樹脂材料から成形された絶縁パイプ20を備え
ている。この絶縁パイプ20の円筒状の本体部分21の
下端部には、点火プラグ3の絶縁碍子部分に外嵌して高
圧電流のリークを防止する絶縁ゴム製の先端キャップ2
2が嵌着されている。また、前記本体部分21の上部に
は、点火プラグ取付孔2の内径よりわずかに小さい外径
を有する円盤状のフランジ23が形成されている。そし
て、このフランジ23の外周面に凹設されて円周方向に
延びる凹溝には、第2の密封部材としてのオーリング2
4が嵌装されている。さらに、本体部分21の上端部2
5は、図3に示したように四角柱の外壁面に形成され、
点火ケーブル4がこの絶縁パイプ20から延び出る方向
の外壁面25a以外の3つの外壁面25bには、図4に
示したようにそれぞれ係合突起25cが突設されてい
る。
【0021】また、図1に示すように絶縁パイプ20に
は、点火プラグ取付孔2内の空間をエンジン外部に連通
させる通気孔26が貫設されている。そして、図1に示
すように通気孔26は、その上端部が絶縁パイプ20の
上端面25dに開口し、上端面25dに凹設された通気
用凹溝27に連通している。なお、通気用凹溝27は、
この絶縁パイプ20の軸線に対して周方向に延びる部分
と、半径方向外側に延びて上端部25の外壁面25bの
角部に至る部分とから構成されている。
【0022】一方、図1に示すように前記絶縁パイプ2
0内には、点火プラグ取付孔2内の点火プラグ3に高圧
電流を供給する点火ケーブル4の先端部分が挿入されて
いる。そして、この点火ケーブル4の先端には、点火プ
ラグ3の先端金具に点火ケーブル4を接続する接続金具
7が取り付けられている。
【0023】また、絶縁パイプ20の上端部25には、
点火ケーブル4と絶縁パイプ20の内壁面との間の隙間
を液密に密封する第1の密封部材としてのゴム栓30が
嵌着されている。このゴム栓30は絶縁性のゴム材料か
ら成形されたもので、図3に示すように上端部25内に
内嵌される円筒状の本体部分31と、この本体部分31
の外周面に垂設されたフランジ部分32とを有してい
る。ゴム栓30が絶縁パイプ20の上端部25に嵌着さ
れ、そのフランジ部分32が絶縁パイプ20の上端面2
5dに密着すると、フランジ部分32は通気用凹溝27
の上方への開放を閉塞する。これにより、通気用凹溝2
7は絶縁パイプ20の上端部外壁面25bに開口する通
気孔26の延長部分となる。このとき、通気用凹溝27
は、絶縁パイプ20の軸線に対して周方向に延びる部分
と半径方向外側に延びて角部に至る部分とから構成され
ているので、この通気用凹溝27の開口28から水滴が
侵入しても、容易に通気孔26内に入り込むことがな
い。
【0024】一方、図1に示すように絶縁パイプ20の
上端部25には、絶縁性の樹脂材料から射出成形された
キャップ部材40が固定されている。このキャップ部材
40は、図3に示すように、第1および第2の密封部材
としてのオーリング24およびゴム栓30がエンジン外
部の空間に露出する部分を覆うスカート状のカバー部分
41と、このキャップ部材40を絶縁パイプ20の上端
部25に係止し、カバー部分41の内壁面に立設された
合計3個の可撓係止片42と、絶縁パイプ20から延び
出た点火ケーブル4を保持して湾曲させ、点火ケーブル
4が絶縁パイプ20から延び出る角度を規制する点火ケ
ーブル保持部43と、このキャップ部材40を絶縁パイ
プ30に組み付ける際に点火ケーブル4を受け入れる切
り欠き部44とを有している。
【0025】前記カバー部分41は、オーリング24お
よびゴム栓30のみならず、点火プラグ取付孔2の開口
全体を広く覆っている。また、可撓係止片42は、絶縁
パイプ20の上端部25に取り付けられたときに、上端
部25の3つの外壁面25bにそれぞれ密着するととも
に、その係合溝42aが外壁面25bに突設された係合
突起25cとそれぞれ係合し、このキャップ部材40を
絶縁パイプ20に固定する。前記点火ケーブル保持部4
3は、点火ケーブル4を挟持する左右一対の側壁43
a、43bと、点火ケーブル4を上方から押圧して湾曲
させる押圧壁43cとから形成されている。そして、カ
バー部分41の一部が点火ケーブル保持部43と連通す
るように切り欠かれ、点火ケーブル4を受け入れる切り
欠き部44とされている。
【0026】次に、上述のように構成された本実施の形
態の点火プラグ用プラグキャップ100の組み付けにつ
いて説明する。先ず、点火ケーブル4の先端に固着され
接続端子7を絶縁パイプ20内に挿入し、所定の位置
に固定する。次いで、点火ケーブル4に外嵌したゴム栓
30を滑らせて絶縁パイプ20の上端部25内に嵌着さ
せ、そのフランジ部32を絶縁パイプ20の上端面25
dに密着させる。このとき、ゴム栓30は小さな円筒状
の部材であるので、従来のレインカバーに点火ケーブル
を組み付ける作業、およびレインカバーを絶縁パイプに
組み付ける作業(図8参照)と比較すると、その組み付
け作業ははるかに簡単である。
【0027】その後、絶縁パイプ20の上端部25にキ
ャップ部材40を組み付ける。このとき、キャップ部材
40に切り欠き44が形成されているので、容易にキャ
ップ部材40を点火ケーブル4および絶縁パイプ20に
組み付けることができる。また、ゴム栓30のフランジ
部32は、絶縁パイプ20の上端部25に組み付けられ
たキャップ部材40のカバー部分41によって押圧さ
れ、絶縁パイプ20の上端面25dに確実に密着する。
さらに、点火ケーブル4はキャップ部材40の点火ケー
ブル保持部43によって保持されて湾曲させられ、絶縁
パイプ20から延び出る角度が確実に規制される。そし
て、絶縁パイプ20のフランジ部23にオーリングを組
み付けると、点火プラグ用プラグキャップ100の組付
けが完了する。
【0028】絶縁パイプ20にキャップ部材40を組み
付けると、通気孔26の延長部分27の開口28は、キ
ャップ部材40のカバー部分41の内側に開口する。こ
れにより、通気孔26の開口28が直接被水することが
防止される。なお、図4および図5に示すように、通気
孔26の開口28と対向する縦壁45が、キャップ部材
40のカバー部分41の内壁面に立設されており、通気
孔26の開口28をさらに被水しにくくしている。
【0029】さらに、図6に示すように、開口端側に行
くほど開口28の断面積が大きくなるように、かつ開口
28内に侵入した水滴が下方に流れて開口28の外に排
出されるように傾斜して延びる傾斜面29が開口28内
に形成されている。この傾斜面29に付着した水滴W
は、傾斜面29の傾斜によって開口28の外部に排出さ
れるので、通気孔26内への水滴Wの侵入を確実に防止
することができる。また、傾斜面29に水滴Wが付着し
た場合でも、図6中に矢印Bで示すように、水滴Wの上
方の隙間を介して通気することができる。これに対し
て、図7に示すように、傾斜面29を設けない場合に
は、開口28内に侵入した水滴Wが点火プラグ取付孔2
の呼吸作用によって通気孔26内に入り込んでしまう。
【0030】すなわち、本実施の形態の点火プラグ用プ
ラグキャップ100においては、点火ケーブル4と絶縁
パイプ20の内壁面との間の隙間をゴム栓30により、
かつ点火プラグ取付孔2の内壁面と絶縁パイプ20の外
壁面との間の隙間をオーリング24によって液密に密封
するので、従来のレインカバーを用いる場合と比較し
て、部品コストを低減させることができるばかりでな
く、組み付け作業を大幅に改善して作業性の著しい向上
を図ることができる。
【0031】また、ゴム栓30およびオーリング24を
キャップ部材40のカバー部分41で覆うので、ゴム栓
30およびオーリング24が直接被水するのを防止で
き、点火プラグ取付孔2内への水の侵入をより確実に防
止できる。
【0032】また、点火プラグ取付孔2内の空間をエン
ジン外部に連通させる通気孔26が樹脂製の絶縁パイプ
20に貫設されているので、点火プラグ取付孔2への組
み付けによる通気孔26の変形またはつぶれ等はなく、
点火プラグ取付孔2内の空間を確実に外部に通気させる
ことができる。さらに、通気孔26が、キャップ部材4
0のカバー部分41の内側に開口するので、通気孔26
の開口28が直接被水することがなく、通気孔26を介
して点火プラグ取付孔2内に水が侵入するのを確実に防
止することができる。
【0033】また、通気孔26が、絶縁パイプ20の上
端面25dとゴム栓30のフランジ部32との合わせ面
に形成された延長部分27を有するので、通気孔26の
長さが延長され、万一通気孔26の開口28から水が侵
入しても、通気孔26内に水が容易に入り込むのを防止
することができる。
【0034】また、通気孔26の開口28と対向する縦
壁45が、キャップ部材40のカバー部分41の内壁面
に立設されているので、通気孔26の開口28の直接被
水をより確実に防止できる。
【0035】また、開口端側ほど開口28の断面積が大
きく、かつ水滴Wが下方に流れて開口28の外に排出さ
れるように傾斜して延びる傾斜面29が、通気孔26の
開口28内に形成されているので、開口28内に水滴W
が入り込んでも傾斜面29に沿って流れて開口28の外
部に排出され、通気孔26の内側に水滴Wが入り込むこ
とがない。また、傾斜面29上に水滴Wが付着しても、
水滴Wの上方を介して通気できるので、点火プラグ取付
孔2の呼吸作用によって水滴Wが通気孔26内に吸い込
まれることがない。
【0036】一方、点火ケーブル4は、剛性の高い樹脂
製でかつ絶縁パイプ20に固定されたキャップ部材40
の点火ケーブル保持部43によって保持されて湾曲させ
られるので、点火ケーブル4が絶縁パイプ20から延び
出る角度が確実に規制される。さらに、キャップ部材4
0が点火ケーブル4を受け入れる切り欠き部44を有す
るので、キャップ部材40を点火ケーブル4および絶縁
パイプ20に容易に組み付けることができる。
【0037】なお、本発明は上述した実施の形態例によ
って限定されるものではなく、種々の変更が可能である
ことはいうまでもない。例えば、上述した実施の形態に
おいては、通気孔26の延長部分27が通気溝として絶
縁パイプ20の上端面25aに凹設されているが、第1
の密封部材としてのゴム栓30のフランジ部32側に形
成することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の点火プラグ
用プラグキャップにおいては、点火プラグ取付孔内に挿
入される絶縁パイプと、点火プラグ取付孔内の点火プラ
グに高圧電流を供給し、絶縁パイプ内に挿入される点火
ケーブルと、点火ケーブルと絶縁パイプの内壁面との間
の隙間を液密に密封し、絶縁パイプの開口部分に内嵌さ
れた環状の第1の密封部材と、点火プラグ取付孔の内壁
面と絶縁パイプの外壁面との間の隙間を液密に密封し、
絶縁パイプに外嵌された環状の第2の密封部材と、エ
ジン外部の空間に露出する部分を覆うカバー部分および
点火ケーブルを保持して湾曲させ且つ絶縁パイプから延
び出る角度を規制する点火ケーブル保持部を有し、絶縁
パイプに固定された樹脂製のキャップ部材とを備えると
ともに、点火プラグ取付孔内の空間をエンジン外部に連
通させる通気孔が絶縁パイプに貫設されている。
【0039】従って、点火ケーブルと絶縁パイプの内壁
面との間の隙間を環状の第1の密封部材により、かつ点
火プラグ取付孔の内壁面と絶縁パイプの外壁面との間の
隙間を環状の第2の密封部材によりそれぞれ液密に密封
することで、部品コストを比較的低コストに抑えること
ができる。また、点火ケーブルを第1の密封部材に挿通
させるだけで良いから、組み付け性の向上を図ることが
できる。また、エンジン外部の空間に露出する部分をキ
ャップ部材のカバー部分で覆うので、第1および第2の
密封部材が直接被水するのを防げるので、点火プラグ取
付孔内に水が入り込むことを確実に防止することができ
る。
【0040】また、点火プラグ取付孔内の空間をエンジ
ン外部に連通させる通気孔が樹脂製の絶縁パイプに貫設
されるので、点火プラグ取付孔への組み付けによって通
気孔の変形やつぶれがなく、点火プラグ取付孔内の空間
を確実に通気させることができる。更に、点火ケーブル
は、絶縁パイプに固定された剛性の高い樹脂製のキャッ
プ部材の点火ケーブル保持部によって保持されて湾曲さ
せられるので、点火ケーブルが絶縁パイプから延び出る
角度を確実に規制することができる。
【0041】また、前記通気孔が、キャップ部材のカバ
ー部内に開口するので、通気孔の開口が直接被水するこ
とがなく、通気孔を介して点火プラグ取付孔内に水が侵
入するのを確実に防止できる。
【0042】また、前記通気孔が、絶縁パイプと第1の
密封部材との合わせ面に凹設された延長部分を有するの
で、通気孔の開口から水が万一侵入しても、通気孔を介
して点火プラグ取付孔内へ水が入り込むのを防止でき
る。
【0043】また、通気孔の開口内への水の飛び込みを
防止する縦壁が、開口と対向するようにキャップ部材の
カバー部内壁面に立設されているので、通気孔の開口の
直接被水をより確実に防止することができる。
【0044】また、通気孔の開口が、開口端側ほど開口
の断面積が大きく、かつ水滴が下方に流れて開口外に排
出されるように傾斜して延びる傾斜面を有するので、開
口内に水滴が入り込んでも傾斜面に沿って流れて排出さ
れるので、通気孔の内側に水滴が入り込むのを確実に防
止することができる。また、傾斜面上に水滴が付着して
も、水滴の上方を介して通気できるので、点火プラグ取
付孔の呼吸作用によって水滴が通気孔内に吸い込まれる
ようなことはない。
【0045】更に、キャップ部材が、点火ケーブルを受
け入れる切り欠き部を有するので、キャップ部材を点火
ケーブルおよび絶縁パイプに容易に組み付けることがで
き、組み付け性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る点火プラグ用プラグキャップの一
実施の形態を示す全体縦断面図である。
【図2】図1における要部の拡大断面図である。
【図3】図1における主要構成部品の分解斜視図であ
る。
【図4】図3における絶縁パイプの上端面の拡大平面図
である。
【図5】図4におけるA矢視破断線に沿った縦断面図で
ある。
【図6】通気孔の傾斜面を備えた開口部分の拡大断面図
である。
【図7】通気孔の傾斜面を備えない場合の開口部分の拡
大断面図である。
【図8】従来の点火プラグ用プラグキャップの全体縦断
面図である。
【符号の説明】
1 エンジンヘッド 2 点火プラグ取付孔 3 点火プラグ 4 点火ケーブル 5 プラグキャップ 6 絶縁パイプ 7 接続端子 8 先端キャップ 9 オーリング 10 レインカバー 11 本体部分 12 鍔部 13 密着部 14 通気孔(絶縁パイプ側) 15 通気孔(レインカバー側) 16 雨除け部 20 絶縁パイプ 21 本体部分 22 先端キャップ 23 フランジ部 24 オーリング 25 上端部 25a、25b 側面 25c 係合突起 25d 上面 26 通気孔 27 通気溝 28 開口 29 傾斜面 30 密封部材 31 本体部分 32 鍔部 32a 通気溝カバー部 40 キャップ部材 41 カバー部 42 可撓係止片 42a 係合溝 43 点火ケーブル保持部 44 切り欠き部 45 縦壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01T 13/06 F02P 13/00 303 H01T 13/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンヘッドに穿設された点火プラグ
    取付孔内に挿入され、絶縁性の樹脂材料から成形された
    絶縁パイプと、前記点火プラグ取付孔内の点火プラグに
    高圧電流を供給し前記絶縁パイプ内に挿入された点火ケ
    ーブルと、該点火ケーブルと前記絶縁パイプの内壁面と
    の間の隙間を液密に密封し前記絶縁パイプの前記点火プ
    ラグとは反対側の開口部分に内嵌された環状の第1の密
    封部材と、前記点火プラグ取付孔の内壁面と前記絶縁パ
    イプの外壁面との間の隙間を液密に密封し前記絶縁パイ
    プに外嵌された環状の第2の密封部材と、エンジン外部
    の空間に露出する部分を覆うカバー部分および前記点火
    ケーブルを保持して湾曲させ且つ前記絶縁パイプから延
    び出る角度を規制する点火ケーブル保持部を有し、前記
    絶縁パイプに固定された樹脂製のキャップ部材とを備え
    るとともに、前記点火プラグ取付孔内の空間をエンジン
    外部に連通させる通気孔が前記絶縁パイプに貫設されて
    いることを特徴とする点火プラグ用プラグキャップ。
  2. 【請求項2】 前記通気孔が、前記キャップ部材のカバ
    ー部内に開口することを特徴とする請求項1に記載の点
    火プラグ用プラグキャップ。
  3. 【請求項3】 前記通気孔が、前記絶縁パイプの前記第
    1の密封部材との合わせ面に凹設された延長部分を有す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の点火プラ
    グ用プラグキャップ。
  4. 【請求項4】 前記通気孔の開口が直接被水することを
    防止する縦壁が、前記開口と対向するように前記キャッ
    プ部材のカバー部内壁面に立設されていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の点火プラグ用プ
    ラグキャップ。
  5. 【請求項5】 前記通気孔の開口が、開口端側ほど開口
    の断面積が大きくなるように、かつ前記開口内に侵入し
    た水滴が下方に流れて開口外に排出されるように傾斜し
    て延びる傾斜面を有することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の点火プラグ用プラグキャップ。
  6. 【請求項6】 前記キャップ部材が、点火ケーブルを受
    け入れる切り欠き部を有することを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載の点火プラグ用プラグキャッ
    プ。
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