JP5548547B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車に関する。
従来の自動二輪車としては、シリンダヘッドの前方に点火プラグユニットを直接取り付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3809900号公報
しかしながら、前傾エンジンを有する自動二輪車に上記構造を適用した場合、急ブレーキによるフロントフォークやフレームの捩れの影響を受けて、前輪とエンジンとの間隔が通常のフロントフォークの伸縮時よりも少なくなり、前輪が点火プラグユニットや点火プラグに接続されるハイテンションコードと接近する可能性がある。このため、上記した状態にならないように点火プラグユニットと前輪との間隔を大きくとると、車両の前後長さが長くなってしまうという課題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シリンダヘッドの前方に点火プラグユニットを配置したとしても、車両の前後長さを長くすることなく、点火プラグユニット及びハイテンションコードと前輪との接近を防止することができる自動二輪車を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、シリンダヘッドが前傾して配置されるエンジンを備え、シリンダヘッドの前面に、点火プラグを収容する筒状部が略前方に向けて突設され、筒状部内で点火プラグに接続され、側部にハイテンションコードが接続される点火プラグキャップが筒状部に嵌合され、筒状部のシリンダヘッドから突出する部分に、ハイテンションコードを筒状部の側方に向けた状態で収容する切欠部が形成され、エンジンは、車両搭載時の車両左右方向の一方側にカムチェーン室を有し、他方側に水ポンプを備え、切欠部は、カムチェーン室及び水ポンプよりも下方に形成されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、エンジンは、複数の気筒を有する多気筒エンジンであり、筒状部は、気筒数に応じて複数形成されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、切欠部は、エンジンの車両搭載時の車両左右方向の中心線に対して外方に向けて形成され、中心線の車両前後方向の仮想延長線上に前輪が配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成に加えて、ハイテンションコードは、複数からなり、車両前面視において、エンジンの外方に互いに離反するように配置されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成に加えて、ハイテンションコードは、車両側面視において、エンジンの前端よりも後方に配置されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成に加えて、エンジンは、シリンダヘッドカバーを有し、シリンダヘッドカバーとシリンダヘッドとの締結面の下端よりも後方に点火プラグキャップが配置されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の構成に加えて、ハイテンションコードは、その一部が車体フレームのダウンフレームに沿うように配設されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の構成に加えて、複数の点火プラグキャップ間に排気ポートが形成され、ハイテンションコードは、排気ポートに対して外方に延びるように点火プラグキャップに取り付けられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、点火プラグキャップの大部分がシリンダヘッド内に収容され、その上方が筒状部によって囲繞されるので、点火プラグキャップを保護することができる。また、筒状部の切欠部にハイテンションコードが筒状部の側方に向けた状態で収容されるので、ハイテンションコードが前方に突出することなく、切欠部が形成されない場合と比較して、前輪との間隔を広く保つことができる。これにより、シリンダヘッドの前方に点火プラグキャップを配置したとしても、車両の前後長さを長くすることなく、点火プラグキャップ及びハイテンションコードと前輪との接近を防止することができる。
また、エンジンの車両左右方向の一方側にカムチェーン室を設け、他方側に水ポンプを設けながら、切欠部をその下方に形成するようにしたので、シリンダヘッドに部品を集約化することができ、エンジンをコンパクトにすることができる。
請求項2の発明によれば、多気筒エンジンにおいても、車両の前後長さを長くすることなく、点火プラグキャップ及びハイテンションコードと前輪との接近を防止することができる。
請求項3の発明によれば、切欠部が中心線に対して外方に向けて形成されているので、切欠部が中心線に対して内方に向けて形成される場合と比較して、ハイテンションコードをコンパクトに通しながら、前輪からはねる水や泥の浸入を筒状部で防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、複数のハイテンションコードが絡み合うことを防止することができ、ハイテンションコードの取付け性を向上することができる。
請求項5の発明によれば、ハイテンションコードのエンジン前方への突出を防止することができ、ハイテンションコードと前輪との接近を防止することができる。
請求項6の発明によれば、点火プラグキャップの前方への突出を防止することができ、点火プラグキャップと前輪との接近を防止することができる。
請求項の発明によれば、余分なスペースを設けることなく、ハイテンションコードをコンパクトに取り付けることができる。
請求項の発明によれば、排気ポートの近傍に点火プラグキャップを設けながらも、ハイテンションコードと排気系部品との接近を避け、部品を集約化することができる。
本発明に係る自動二輪車の一実施形態を説明する左側面図である。 図1に示すエアクリーナ及び収納ボックスの周辺の拡大左側面図である。 図1に示すシリンダ部の周辺の拡大左側面図である。 図3に示すシリンダ部の周辺の拡大正面図である。 図3に示すシリンダ部の周辺の拡大斜視図である。 図5に示すシリンダヘッドから点火プラグキャップを取り外した状態の拡大斜視図である。 シリンダヘッドの単品の平面図である。
以下、本発明に係る自動二輪車の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車10は、車体フレーム11を有し、この車体フレーム11は、合成樹脂製の車体カバー20で覆われている。
車体フレーム11は、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12の上部左右から後方斜め下方に向けて延出する左右一対のメインフレーム13と、メインフレーム13の後端から後方に向けて水平に延びた後、後方凸状に屈曲しつつ下方に延出する左右一対のセンターフレーム14と、ヘッドパイプ12の下部左右から後方斜め下方に向けて延出する左右一対のダウンフレーム15と、を備える。また、図示しないが、車体フレーム11は、センターフレーム14の後上部及び後端部からそれぞれ後方に延出して、互いの後部を連結する左右一対のシートステー及び左右一対のミドルフレームを更に備える。
ヘッドパイプ12には、左右一対のフロントフォーク21が左右に転舵自在に支持され、これらフロントフォーク21は下方に延びてその下端に前輪WFが軸支される。フロントフォーク21の上部にはステアリングハンドル22が連結される。センターフレーム14には、ピボットプレート23が設けられ、ピボットプレート23には、ピボットボルト23Aを介してリヤフォーク24の前端が回動自在に支持される。リヤフォーク24の後端には、後輪WRが軸支され、リヤフォーク24は不図示のリヤクッションを介して上下に揺動自在に支持される。
左右一対のシートステー上方には、運転者用シートと同乗者用シートとを一体にした乗員用シート25が設けられる。なお、図示は省略しているが、燃料タンクは、車体フレーム11の後部間(シートステー、ミドルフレーム間)に設けられている。
また、上下に間隔を空けて配置されるメインフレーム13とダウンフレーム15間には、互いを連結する第1及び第2補強フレーム16,17が設けられる。この第1補強フレーム16は、ダウンフレーム15の前端部から後方に延びてダウンフレーム15とメインフレーム13間を連結し、第2補強フレーム17は、第1補強フレーム16の後端近傍にてメインフレーム13から下方に延びてメインフレーム13とダウンフレーム15間を連結する。
メインフレーム13及びセンターフレーム14の水平部分14Aの下方、且つ、センターフレーム14の下方延出部分14Bの前方には、エンジン(パワーユニットとも言う)30が支持される。このエンジン30は、水冷式の並列2気筒エンジンであり、クランクケース31の前上部に前傾して配置されるシリンダ部32を有する。また、エンジン30は、クランクケース31の前上部が左右一対のメインフレーム13の後端部13Aに支持され、クランクケース31の後上部がセンターフレーム14の水平部分14A及び下方延出部分14B間に設けられる左右一対のエンジンハンガ14Cに支持され、シリンダ部32が左右一対のダウンフレーム15の後端部15Aに支持されている。
また、シリンダ部32は、クランクケース31の前上部に一体形成されるシリンダブロック32Aと、シリンダブロック32Aの上部に連結されるシリンダヘッド32Bと、シリンダヘッド32Bの上部を覆うシリンダヘッドカバー32Cと、を備える。また、クランクケース31の下端部にはオイルパン33が連結されている。また、シリンダヘッドカバー32Cの前方にはラジエータ41が配置されている。また、車両左側のセンターフレーム14の下端部にはサイドスタンド42が取り付けられている。
エンジン30から出力される回転駆動力は、クランクケース31の後部左側面に突設される出力軸43、出力軸43に取り付けられるドライブスプロケット44、後輪WRの左側に取り付けられるドリブンスプロケット45、及びドライブスプロケット44とドリブンスプロケット45との間に巻回されるドライブチェーン46を介して後輪WRに伝達される。
また、図2に示すように、シリンダヘッド32Bの背面に形成されるインテークマニホールド部34には、エンジン吸気系を構成するスロットルボディ51及びエアクリーナ装置52が順に接続されている。また、図1及び図3に示すように、シリンダヘッド32Bの前面に形成されるエキゾーストマニホールド部35には、エンジン排気系を構成する排気管53及びマフラー54が順に接続されている。
また、図2に示すように、エアクリーナ装置52の後方、且つ左右一対のセンターフレーム14の上方には、フルフェイス型のヘルメット26を収納可能な容量を有する収納ボックス55が配設されている。また、エアクリーナ装置52と収納ボックス55との間には、バッテリー56、ヒューズボックス57、及び傾斜センサ58が設けられている。
そして、図4〜図7に示すように、シリンダヘッド32Bの前面には、気筒数(本実施形態では2気筒)に応じて不図示の点火プラグを収容する筒状部60,60が略前方に向けてそれぞれ形成されている。
また、図4及び図5に示すように、各筒状部60,60には、筒状部60内で不図示の点火プラグに接続され、上部側面にハイテンションコード71が接続される点火プラグキャップ70がそれぞれ嵌合されている。
また、図4〜図7に示すように、筒状部60,60のシリンダヘッド32Bから突出する部分には、ハイテンションコード71を筒状部60の側方に向けた状態で収容する略U字状の切欠部61がそれぞれ形成されている。また、切欠部61は、図4に示すように、エンジン30の車両搭載時の車両左右方向の中心線CLに対して外方に向けて形成される。また、エンジン30の中心線CLの車両前後方向の仮想延長線上に前輪WFが配置されている。
点火プラグキャップ70は、図3に示すように、シリンダヘッドカバー32Cとシリンダヘッド32Bとの締結面36の下端よりも後方に配置されている。
また、左右一対のハイテンションコード71は、図4に示すように、車両前面視において、エンジン30の中心線CLから外方に互いに離反するように配置されている。また、図3に示すように、ハイテンションコード71は、車両側面視において、エンジン30のシリンダヘッドカバー32Cの前端よりも後方に配置されている。さらに、ハイテンションコード71は、その一部が車体フレーム11のダウンフレーム15に沿うように配置されている。
また、図4及び図7に示すように、エンジン30のシリンダヘッド32Bは、その車両左右方向の右側にカムチェーン室37が形成されると共に、その車両左右方向の左側面に水ポンプ38が取り付けられており、カムチェーン室37及び水ポンプ38よりも下方に切欠部61が形成されている。
また、図4〜図6に示すように、シリンダヘッド32の前面の左右一対の点火プラグキャップ70間に、排気管53を接続する排気ポート35aを有する上記エキゾーストマニホールド部35が形成されており、ハイテンションコード71は、排気ポート35aに対して外方に延びるように点火プラグキャップ70に接続されている。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車10によれば、点火プラグキャップ70の大部分がシリンダヘッド32B内に収容され、その上方が筒状部60によって囲繞されるので、点火プラグキャップ70を保護することができる。また、筒状部60の切欠部61にハイテンションコード71が筒状部60の側方に向けた状態で収容されるので、ハイテンションコード71が前方に突出することなく、切欠部61が形成されない場合と比較して、前輪WFとの間隔を広く保つことができる。これにより、シリンダヘッド32Bの前方に点火プラグキャップ70を配置したとしても、車両10の前後長さを長くすることなく、点火プラグキャップ70及びハイテンションコード71と前輪WFとの接近を防止することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、筒状部60が気筒数に応じて複数形成されるため、多気筒エンジンにおいても、車両10の前後長さを長くすることなく、点火プラグキャップ70及びハイテンションコード71と前輪WFとの接近を防止することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、切欠部61がエンジン30の中心線CLに対して外方に向けて形成され、中心線CLの車両前後方向の仮想延長線上に前輪WFが配置されるため、切欠部61が中心線CLに対して内方に向けて形成される場合と比較して、ハイテンションコード71をコンパクトに通しながら、前輪WFからはねる水や泥の浸入を筒状部60で防ぐことができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、左右一対のハイテンションコード71が、車両前面視において、エンジン30の中心線CLに対して外方に互いに離反するように配置されるため、左右一対のハイテンションコード71が絡み合うことを防止することができ、ハイテンションコード71の取付け性を向上することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、ハイテンションコード71が、車両側面視において、エンジン30のシリンダヘッドカバー32Cの前端よりも後方に配置されるため、ハイテンションコード71のエンジン30の前方への突出を防止することができ、ハイテンションコード71と前輪WFとの接近を防止することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、シリンダヘッドカバー32Cとシリンダヘッド32Bとの締結面36の下端よりも後方に点火プラグキャップ70が配置されるため、点火プラグキャップ70の前方への突出を防止することができ、点火プラグキャップ70と前輪WFとの接近を防止することができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、エンジン30のシリンダヘッド32Bの車両左右方向の右側にカムチェーン室37を設けると共に、左側に水ポンプ38を設けながら、切欠部61をカムチェーン室37及び水ポンプ38よりも下方に形成するため、シリンダヘッド32Bに部品を集約化することができ、エンジン30をコンパクトにすることができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、ハイテンションコード71の一部が車体フレーム11のダウンフレーム15に沿うように配設されるため、余分なスペースを設けることなく、ハイテンションコード71をコンパクトに取り付けることができる。
また、本実施形態の自動二輪車10によれば、ハイテンションコード71が、排気ポート35aに対して外方に延びるように点火プラグキャップ70に取り付けられるため、排気ポート35aの近傍に点火プラグキャップ70を設けながらも、ハイテンションコード71と排気系部品である排気管53との接近を避け、部品を集約化することができる。
10 自動二輪車
11 車体フレーム
15 ダウンフレーム
30 エンジン
32 シリンダ部
32A シリンダブロック
32B シリンダヘッド
32C シリンダヘッドカバー
35 エキゾーストマニホールド部
35a 排気ポート
36 締結面
37 カムチェーン室
38 水ポンプ
60 筒状部
61 切欠部
70 点火プラグキャップ
71 ハイテンションコード
WF 前輪
CL 中心線

Claims (8)

  1. シリンダヘッド(32B)が前傾して配置されるエンジン(30)を備え、
    前記シリンダヘッドの前面に、点火プラグを収容する筒状部(60)が略前方に向けて突設され、
    前記筒状部内で前記点火プラグに接続され、側部にハイテンションコード(71)が接続される点火プラグキャップ(70)が前記筒状部に嵌合され、
    前記筒状部の前記シリンダヘッドから突出する部分に、前記ハイテンションコードを前記筒状部の側方に向けた状態で収容する切欠部(61)が形成され
    前記エンジン(30)は、車両搭載時の車両左右方向の一方側にカムチェーン室(37)を有し、他方側に水ポンプ(38)を備え、
    前記切欠部(61)は、前記カムチェーン室及び前記水ポンプよりも下方に形成されることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記エンジン(30)は、複数の気筒を有する多気筒エンジンであり、
    前記筒状部(60)は、前記気筒数に応じて複数形成されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記切欠部(61)は、前記エンジン(30)の車両搭載時の車両左右方向の中心線(CL)に対して外方に向けて形成され、
    前記中心線の車両前後方向の仮想延長線上に前輪(WF)が配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車。
  4. 前記ハイテンションコード(71)は、複数からなり、車両前面視において、前記エンジン(30)の外方に互いに離反するように配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車。
  5. 前記ハイテンションコード(71)は、車両側面視において、前記エンジン(30)の前端よりも後方に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車。
  6. 前記エンジン(30)は、シリンダヘッドカバー(32C)を有し、
    前記シリンダヘッドカバーと前記シリンダヘッド(32B)との締結面(36)の下端よりも後方に前記点火プラグキャップ(70)が配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車。
  7. 前記ハイテンションコード(71)は、その一部が車体フレーム(11)のダウンフレーム(15)に沿うように配設されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の自動二輪車。
  8. 数の前記点火プラグキャップ(70)間に排気ポート(35a)が形成され、
    前記ハイテンションコード(71)は、前記排気ポートに対して外方に延びるように前記点火プラグキャップ(70)に取り付けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の自動二輪車。
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