JP3360892B2 - スタティック・ランダムアクセスメモリ - Google Patents

スタティック・ランダムアクセスメモリ

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JP3360892B2
JP3360892B2 JP23832193A JP23832193A JP3360892B2 JP 3360892 B2 JP3360892 B2 JP 3360892B2 JP 23832193 A JP23832193 A JP 23832193A JP 23832193 A JP23832193 A JP 23832193A JP 3360892 B2 JP3360892 B2 JP 3360892B2
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ、具体的
には、高速非同期CMOSスタティック・ランダムアク
セスメモリ(SRAM)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のSRAMの設計では、ビットライ
ンをVCC電圧レベル又はほぼこれに近いレベルにバイア
スしている。幾つかの設計では、ビットライン電圧をV
CCに引上げるのにPMOS型のプルアップ・トランジス
タを用いるが、他の設計では、プルアップにNMOS型
トランジスタを用いている。この場合、ビットラインは
CC−VTMに引上げられる。ビットラインのプルアップ
・トランジスタは、読出しサイクル(周期)に作用する
信号によってゲートされる。また、通常PMOSトラン
ジスタであるビットライン等(同一)化素子は、アドレ
ス変移検出回路から発生される信号によってゲートされ
る。
【0003】プルダウン(引下げ)時、ビットラインに
加えられる電圧レベルの時間に対するスルーレートは、
ビットライン電流をビットライン容量で割った商であ
る。ビットライン電流(iCBL )は、 iCELL−iBLPU である。ただし、iCELLはセル電流、iBLPUはビットラ
イン・プルアップ電流である。この関係から、明らかな
ようにビットライン・プルアップ素子のオン抵抗RON
大きくてビットライン・プルアップ電流が小さければ、
スルーレートを早くすることができる。しかし、RON
より大きければ、ビットラインの電圧レベル差の最大値
が大きくなり、ビットラインの等化に一層時間を要する
ことになる。したがって、従来のSRAM設計では、ビ
ットライン・プルアップ・トランジスタは大抵、ビット
ライン等化の全時間とビットライン信号生成時間を合せ
たものができるだけ小さくなるような最適状態にされて
いる。
【0004】本発明の主な課題 (目的)は、書込み及び読出しのアクセスを早くするこ
とにより性能が向上され得、しかもアドレス・スキュー
・サイクルにも応答可能とされた高速非同期動作型の
RAMを得ることある。本発明の他の課題は、読出し
時にビットラインをプルアップする必要がないSRA
得ることにある。本発明の更なる他の課題は、ビット
ライン間の最大電圧差が小さいSRAMを得ること
る。
【0005】本発明の別の課題は、ビットラインを等化
するに必要な時間が少なくて済まされるSRAMを
ることある。本発明の更なる別の課題は、ビットライ
ン等化に要される時間が低減化されることで、高速アク
セスが可能とされたSRAMを得ることにある。本発明
のもう1つの課題は、メモリのデータラインに同一技法
が適用されて成るSRAMを得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によるS
RAMは、メモリアレイに平常時導通状態にあるビット
ライン等化トランジスタを設けて、ビットラインが静止
(不活動)状態で等化されたままであるようにする。こ
の等化トランジスタは、アドレスの変移が検出される
と、所定期間だけ遮断される。この所定期間が終了する
前に次のアドレス変移が起きると、等化トランジスタを
再び短時間導通させる。更に他のアドレス変移が検出さ
れない限り、その導通の後は、所定期間だけ非導通状態
とする。この等化技法は、メモリのビットライン及び局
部的データラインに適用可能である。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を具体的に説明す
る。図1は、従来のSRAMを示す略式回路図である。
このメモリは一般に、ワードライン方向に沿って複数の
区画に分割されていて、電力節約のためメモリの一部分
のみ一時に動作するようになっている。図1にはこのよ
うな2つの区画のみを示し、各区画にはビットラインに
沿って分布された複数のセル(記憶素子)がある。読出
し及び書込みの際は、与えられた時間に1対のビットラ
インBL及びBLBのセルのみが動作する。M1及びM
2はプルアップ・トランジスタを示し、これらはビット
ライン対の双方を電圧レベルVCCに引上げる。M3は等
化トランジスタを示し、これは、ビットラインを短絡し
て確実にビットラインの両方が適切な時期に等しい電圧
レベルになるようにする。この回路の平常時の動作を図
2の波形で示す。
【0008】アドレスが供給されると、アドレスバスに
おける信号の変移(変化)を示す信号ATDBが発生さ
れる。これは、ビットライン等化信号BLEQの発生に
使用され、該信号BLEQはトランジスタM3に加えら
れる。そうすると、図2にBL/BLBで示す2本のビ
ットライン間の電圧差が、メモリからデータを読出す前
にゼロとなる。ビットラインの等化が行われる期間を、
図に期間2として示す。その前の期間1は、前の読取り
が終了したあとATDB信号発生前のメモリ状態を示
す。BLEQ信号の終わりに始まる期間3は、メモリ内
容を読取る期間である。図2に示すように、期間3のあ
と更に期間1が続く。
【0009】最大ビットライン電圧差ΔVBL,MAXは、ビ
ットライン・プルアップ・トランジスタM1及びM2の
電圧降下に等しい。即ち、 ΔVBL,MAX=iCELL×RON,BLPU ただし、RON,BLPU はビットライン・プルアップ(BL
PU)素子のオン抵抗を表す。図2に示すように、ワー
ドライン信号WLは、ビットラインが等化されている間
に変移を生じる。BLEQ信号が上昇したあと等化トラ
ンジスタM3は遮断され、ビットラインは読取りの間 iCBL =iCELL−iBLPU によって引下げられる。ビットライン信号のスルーレー
トΔVBL/Δtは、 ΔVBL/Δt=iCBL /CBL=(iCELL−iBLPU)/C
BL となる。
【0010】プルアップ・トランジスタM1,M2が弱
くてiBLPUが比較的小さければ、上式から分かるよう
に、スルーレートを早くすることができる。しかし、そ
うすると、前述のように、最大ΔVBLが大きくなりビッ
トライン等化に一層時間がかかる。したがって、従来の
SRAM設計では、プルアップ素子M1及びM2を最適
状態にして、ビットライン等化に要する合計時間(期間
2)及び読取り時間(期間3)を合せたものができるだ
け小さくなるようにする必要があった。
【0011】図3は、本発明の第1実施例を示す略式回
路図であり、図4は、その動作を示す波形図である。図
3のビットライン・プルアップ・トランジスタM1及び
M2はBLPU信号によってゲートされ、等化トランジ
スタM3は修正したBLEQ信号によってゲートされ
る。読取り動作の際、BLPU信号及びBLEQ信号は
同一であってトランジスタM1〜M3を遮断する。図1
に示す従来回路と異なり、ビットラインはアドレスが変
移する前に等化されている。等化トランジスタM3は、
読取り前、BLEQ信号が低レベルのため(図4)安定
なオン状態にある。よって、ビットライン電圧差ΔVBL
の変化は、50mVより小さく、従来メモリの約700
mVと比べ非常に小さい。ワードラインWLが変移する
や否や(図4)、BLEQ信号は低から高に変移して等
化トランジスタM3を遮断する。そして、BLPU信号
がプルアップ・トランジスタM1及びM2を不動作とす
るので、ビットラインはセル電流iCELLのみによって放
電される(iCBL =iCELL)。したがって、ビットライ
ン信号のスルーレートΔVBL/Δtは、 ΔVBL/Δt=iCELL/CBL となって増加する。BLEQ及びBLPU(クロック)
信号は自己時限型(self-timed)であり、読取りが終了す
ると、どちらも低になる。読取り終了後、ビットライン
はΔVBLが小さいため急速に等化され、次のアクセスを
待つ間に再びプルアップされる。
【0012】本発明の使用により、SRAMの読出し動
作に要する時間は、次の2つの点によって短縮される。
第1点は、ビットラインがワードライン変移前に予め等
化されているので、ビットライン等化時間がΔVBLの最
大値の等化のために制限されないことである。それは、
後述のように、ただ1サイクル内に複数のアドレス変移
がある場合(アドレスのスキュー・サイクル)において
のみ制限される。しかし、アドレス・スキュー・サイク
ルにおいても、ビットラインの最大電圧差ΔV BLが従来
メモリのそれより小さく、700mVに対し約200m
Vである。第2点は、ビットライン・プルアップ素子が
読取り時に遮断され、ビットライン差電圧がセル電流i
CELLによってのみ制御され、この電流の実効的な量が従
来メモリのようにiBLPUによって減らされないため、ビ
ットライン・スルーレートが早くなり、したがって、読
取りが一層迅速に達成されることである。
【0013】ビットラインがその静止状態にてプルアッ
プされているので、ビットラインがこのレベルから放電
される時間は、読出し動作時の読取り期間に制限され
る。したがって、1対のビットライン間の電圧レベル差
は、この短い時間間隔におけるスルーレートによって決
まる値に制限される。ビットライン間最大電圧差もまた
制限されるので、読取り期間の間のビットライン等化期
間に一層の時間短縮が求められる。
【0014】実際のメモリでは、SRAMは非同期動作
をしなければならないので、BLEQ及びBLPUクロ
ック信号は、アドレス・スキュー・サイクルに応答でき
る必要がある。つまり、アドレスは、通常のサイクル中
に数回の変移を起こす可能性がある。図5は、アドレス
・スキュー・サイクルにおける図3のメモリの動作を示
す波形図である。図6は、図5の動作ができるよう適正
時にBLPU及びBLEQクロック信号を発生する回路
を示す略式回路図である。図7は、図6の回路の動作を
示す波形図である。
【0015】図5に示すように、BLEQ及びBLPU
(BLEQ/BLPU)信号の電圧レベルは、平常時は
低であるが、アドレス変移を示す低ATDB信号に応答
して高になる。BLEQ/BLPU信号は、平常時読取
りアクセス中に時間が切れて再び低になり、その安定状
態に戻る。しかし、BLEQ/BLPU信号の時間切れ
の前に別のアドレス変移が発生すると、ビットラインを
等化するためにBLEQ/BLPU信号を再び短時間低
に駆動する必要が生じる。図5に、第2のATDBパル
ス及びこれに対するBLEQ/BLPU信号の低レベル
を破線で示す。また、BLEQ/BLPU信号が再び低
になる前の延長された時間を別の破線で示す。
【0016】図5において、ビットライン差電圧を示す
BL/BLBは、ビットラインが安定状態でほぼ等化さ
れており、BLEQ/BLPU信号が最初に高になる時
に変化し、第2のATDBパルスが発生すると再び等化
されることを示している。第2のATDBパルスが終わ
ると、ビットライン差電圧BL/BLBは増加し(読取
り時間に)、ビットラインはBLEQ/BLPUが低に
なると再び等化される。一番下のSOUT/SOUTB
は、メモリの読出し出力を示す。最初のアドレス変化の
のち、第1の出力が短時間得られ、それからアドレス信
号が安定すると、安定状態出力が発生される。
【0017】図6は、BLEQ及びBLPU信号を適切
なタイミングで発生する回路を示す。ATDB信号はト
ランジスタM26のゲートに供給され、一方、WB信号
がインバータ22を介してトランジスタM25のゲート
に送られる。2つのトランジスタM25及びM26は、
CC端子とBLEQT1信号が現れるライン23との間
に直列接続される。BLEQT1信号は、インバータ2
0の入力に供給される。2つのトランジスタM25及び
M26は、論理NORゲートとして動作する。即ち、M
25のゲート又はM26のゲートが高になると、BLE
QT1のレベルは低になる。両方のゲートが共に低なら
ば、両トランジスタは導通し、BLEQT1信号は急速
に上昇してVCCレベルに達する。
【0018】トランジスタM25のゲートは、インバー
タ22を介してWB信号に接続される。WB信号は、読
出し期間は高で書込み期間は低であるので、読出し期間
中トランジスタM25のゲートは常に低である。したが
って、ATDB信号が低のときBLEQT1信号は高と
なり、インバータ20の出力は低になる。図7に、その
波形を示す。
【0019】NORゲート24は、一方の入力がインバ
ータ22の出力に接続され、他方の入力がインバータ2
0の出力に接続される。したがって、読出し期間ATD
Bパルスで両入力が低になると、NORゲート24の出
力は高となる。ANDゲート26の一方の入力はNOR
ゲート24の出力に接続され、他方の入力はATDB端
子に接続される。ANDゲート26の出力は、BLPU
信号となる。このBLPU信号は、ATDBパルスが高
レベルに戻るまで低である。ATDB信号が高レベルに
戻ると、ANDゲート26はBLPU信号として高レベ
ル出力を生じる。同時に、トランジスタM26が遮断さ
れて、BLEQT1信号レベルは次第に低下し、最後に
インバータ20の閾レベルに達する。そのとき、インバ
ータ20の出力は高になる。これにより、NORゲート
24の出力は低となり、BLPUパルスが終わる。
【0020】トランジスタM24は、BLEQT1ライ
ンの容量をシミュレートするもので、このラインの電圧
レベル変化を遅らせ、M21〜M27より成るタイマー
の時定数TTIMER を与える。トランジスタM27は、読
出し期間中インバータ22の出力が低であるので、開放
される。しかし、トランジスタM22及びM23は、B
LEQT1ラインと接地との間に直列接続され、ATD
B信号が高の時、少量の接地電流を流してコンデンサ
(トランジスタ)M24を放電させる作用をする。トラ
ンジスタM23は、そのゲートが直接ATDBに接続さ
れているので、ATDBが高の時導通し、トランジスタ
M22は、そのゲートがトランジスタM21を介してA
TDBに接続されている。よって、ATDB信号が高の
時、トランジスタM22のゲートも高となるが、そのゲ
ート回路内にトランジスタM21が介在するので、トラ
ンジスタM22は僅かに導通するのみである。
【0021】トランジスタM21及びM22の組合せ
は、4個のトランジスタ(4T)のSRAMメモリセル
をシミュレートすると共に、上記タイマーの時定数を決
定する。したがって、ビットライン・スルーレートが正
確に突き止められる。トランジスタM22及びM23
は、実効的にRCタイマーのRとして作用し、トランジ
スタM24は、RC時定数のCを与える。
【0022】NANDゲート28は、一方の入力がWB
(信号)ラインに接続され、他方の入力はインバータ2
0の出力に接続される。その出力に、BLEQT2信号
が発生される。WB信号は読出し期間高であるので、B
LEQT1信号が高の間BLEQT2も高である。しか
し、BLEQT1信号がインバータ20の閾値より下に
落ちると、NANDゲート28の第2入力は高となり、
NANDゲート28は低出力信号を発生する。この出力
はANDゲート30の一方の入力に接続され、該AND
ゲートの他方の出力は直接ATBD端子に接続される。
ANDゲート30の出力に生じるBLEQ信号は、読出
し期間にBLPU信号と同時に生じる。
【0023】書込み期間、WBラインのレベルは低であ
るので、NANDゲート28の一方の入力は低であり、
その出力は高である。よって、ANDゲート30のBL
EQ信号出力はATDB信号に追従する。しかし、イン
バータ22の出力は高でNORゲート24の出力を低と
する。したがって、ANDゲート26の出力は書込み期
間中低である。よって、プルアップ・トランジスタM1
及びM2は書込み期間中連続的に導通するが、等化トラ
ンジスタM3は、ATDBパルスの間を除いて遮断され
たままである。
【0024】図8は、本発明の第2実施例を示す略式回
路図である。本例では、ビットライン・プルアップ・ト
ランジスタM1及びM2は共に、メモリ区画の1つを選
択する信号Ynによってゲート制御される。選択されな
かった区画では、プルアップ・トランジスタM1,M2
及び等化トランジスタM3を導通状態に維持する。選択
された区画では、これらのトランジスタは遮断され、Y
パス・トランジスタM4〜M7は、選択された区画のビ
ットラインを局部データラインLDL及びLDLBに接
続する。局部データライン間に等化トランジスタM13
が接続され、トランジスタM11及びM12は、局部デ
ータラインの双方をVCCレベルに引上げるプルアップ素
子として作用する。3トランジスタM11〜M13のゲ
ートは、すべてBLEQ信号を受けるように接続されて
いるので、選択されたメモリ区画に対する局部データラ
インの等化及びプルアップは、ビットラインについて前
述したと同様にして行われる。BLEQ(クロック)信
号は、書込み期間中トランジスタM11〜M13を遮断
するため高を維持する。
【0025】図9は、図8のSRAMに必要なBLEQ
信号の発生回路を示す略式回路図である。本回路の図6
のものと異なる点は、BLPUクロックの必要がなく、
したがって、該クロックを発生するためのゲート24,
26を含む回路が省略されていることである。その他の
点では、図9と図6の回路は同じである。
【0026】図10は、本発明の第3実施例を示す略式
回路図である。本例では、各ビットラインに2個の等化
トランジスタM3a及びM3bが設けられ、各局部デー
タラインに2個の等化トランジスタM13a及びM13
bが設けられる。すべての等化トランジスタ対の各トラ
ンジスタには、BLEQ1又はBLEQ2のゲート信号
が個別に与えられる。
【0027】図11は、図10のメモリの動作に必要な
クロック信号を発生する回路を示す略式回路図である。
図11の回路は、2つのゲート信号BLEQ1及びBL
EQ2並びにBLPU信号を発生する。BLPU信号
は、ビットライン・プルアップ・トランジスタM1及び
M2のゲートに接続される。データライン・プルアップ
・トランジスタM11及びM12は、BLEQ1信号に
よってゲートされる。トランジスタM21〜M27並び
にインバータ20及び22は、図6の対応する部分と同
一である。BLPUを発生するゲート24及び26も、
図6のそれらと同一である。ゲート28は図6のゲート
28と同じ入力をもつが、その出力はバッファ32を介
してBLEQ1で示すクロック信号となる。一方、AT
DB信号はバッファ34を通ってクロック信号BLEQ
2になる。
【0028】等化トランジスタ対M3a及びM3b(図
10)は、それぞれBLEQ1及びBLEQ2で駆動さ
れ、これによって図6のANDゲート30に対応するA
NDゲートが不要となる。等化トランジスタ対M13a
及びM13bも、同じくクロック信号BLEQ1及びB
LEQ2によって個別に駆動される。BLEQ1信号
は、トランジスタM21〜M24及びM27より成るタ
イマーによって制御される。一方、BLEQ2信号は、
前述のように、通常の時間切れの終わりの前に新たなア
ドレス変移が発生するアドレス・スキュー・サイクルに
対する等化を与える。図12は、図11の回路の動作を
示す波形図である。
【0029】図13は、本発明の第4実施例を示す略式
回路図である。局部データライン上の等化及びプルアッ
プ・トランジスタは、BLEQ1及びBLEQ2信号に
より駆動される。ビットラインに対する等化トランジス
タM3並びにプルアップ・トランジスタM1及びM2
は、図8について述べたように、復号されたYn信号に
より駆動される。図14は、図13のメモリに必要なB
LEQ1及びBLEQ2信号を発生する回路を示す略式
回路図である。本回路は、BLPU信号が不要のため該
信号を発生する回路を省略した点を除き、図11のもの
と同じである。
【0030】本発明は、上述の実施例に限らず、特許請
求の範囲内において種々の変形及び変更をすることがで
きる。例えば、上述のATDB,BLEQ及びBLPU
クロック信号は、メモリの作動区画(又はブロック)内
でのみ作用する局部クロックでもよい。電力を節約する
ためメモリをワードラインに沿った区画(又はブロッ
ク)に分割するのが普通であるから、上述のクロック信
号を局部化し、作動ブロックにのみ与えるようにしても
よい。こうすると、信号ラインの全長、したがって容量
性負荷を減らすことができる。この場合、各部にATD
B,BLPU及び種々のBLEQ信号を制御するゲート
を設け、それらを現在作動中のメモリ区画にのみ与える
ことになる。
【0031】以上説明したとおり、本発明によれば、読
出し時にビットラインをプルアップする必要がなく、ビ
ットライン間の最大電圧差を低くすることができ、ビッ
トラインを等化するに要される時間が少なくて済まさ
るので、SRAMのアクセス時間が短縮され得るばか
りか、アドレス・スキュー・サイクルにも応答可能とな
っている
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のSRAMの例を示す略式回路図である。
【図2】図1のメモリの動作を示す波形図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す略式回路図である。
【図4】図3のメモリの動作を示す波形図である。
【図5】ずれたアドレス変移がある場合の図3のメモリ
の動作を示す波形図である。
【図6】図3のメモリに用いるクロック信号発生回路を
示す略式回路図である。
【図7】図6の回路の動作を示す波形図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す略式回路図である。
【図9】図8のメモリに用いるクロック信号発生回路を
示す略式回路図である。
【図10】本発明の第3実施例を示す略式回路図であ
る。
【図11】図10のメモリに用いるクロック信号発生回
路を示す略式回路図である。
【図12】図11の回路の動作を示す波形図である。
【図13】本発明の第4実施例を示す略式回路図であ
る。
【図14】図13のメモリに用いるクロック信号発生回
路を示す略式回路図である。
【符号の説明】
WL1〜WLm ワードライン BL,BLB ビットライン M1,M2 プルアップ・トランジスタ M3,M3a 等化トランジスタ BLEQ,BLEQ1,BLEQ2 等化トランジスタ
制御信号 BLPU プルアップ・トランジスタ制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー−リーン シュー アメリカ合衆国 95134 カリフォルニ ア州 サン ノゼ,パークウェイ,リバ ー オークス 6118,ソニー マイクロ エレクトロニクス デザイン センター 内 (72)発明者 チェンミン ダブリュー ツン アメリカ合衆国 95134 カリフォルニ ア州 サン ノゼ,パークウェイ,リバ ー オークス 6118,ソニー マイクロ エレクトロニクス デザイン センター 内 (56)参考文献 特開 昭63−211190(JP,A) 特開 平1−138675(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41 - 1/419

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセル、該メモリセルに接続
    された複数のワードライン及び複数のビットライン対、
    及び少なくとも1対のビットライン間に接続された等化
    トランジスタを含む、上記ビットラインを等化する手段
    を有するスタティック・ランダムアクセスメモリにおい
    て、 上記等化トランジスタを平常時導通させ、平常時での
    ドレス変移の検出に応答して、上記等化トランジスタを
    所定期間、遮断するに際して、上記所定期間終了前にア
    ドレス変移が検出された場合には、該検出に応答して、
    上記等化トランジスタを短時間、導通させた後に所定期
    間、遮断する手段を具えて成るスタティック・ランダム
    アクセスメモリ。
  2. 【請求項2】 上記ビットライン対の一方及び電位源間
    に接続された少なくとも1個のプルアップ・トランジス
    タと、該プルアップ・トランジスタを平常時導通させ、
    平常時でのアドレス変移の検出に応答して、上記プルア
    ップ・トランジスタを所定期間、遮断するに際して、上
    記所定期間終了前にアドレス変移が検出された場合に
    は、該検出に応答して、上記プルアップ・トランジスタ
    を短時間、導通させた後に所定期間、遮断する手段とを
    含む請求項1記載のスタティック・ランダムアクセス
    モリ。
  3. 【請求項3】 上記ビットラインを等化する手段は、上
    記ビットライン対間に並列に接続された1対の等化トラ
    ンジスタを有し、少なくとも何れか一方の等化トランジ
    スタは、アドレス変移の検出の度に、該検出に応答して
    短時間、導通される請求項1記載のスタティック・ラン
    ダムアクセスメモリ。
  4. 【請求項4】 上記メモリセルのアクセス時間特性に従
    って、上記所定期間を定めるタイマー手段を含む請求項
    1記載のスタティック・ランダムアクセスメモリ。
  5. 【請求項5】 ワードライン及びビットラインによって
    区分された複数のメモリセル、該メモリセルに対して書
    込まれ読出されるデータが表れる1対の局部データライ
    ン、及び該局部データライン間に接続された等化トラン
    ジスタを含む、上記データラインに対する等化回路を有
    するスタティック・ランダムアクセスメモリにおいて、 上記等化トランジスタを平常時導通させ、平常時でのア
    ドレス変移の検出に応答して、上記等化トランジスタを
    所定期間、遮断するに際して、上記所定期間終了前にア
    ドレス変移が検出された場合には、該検出に応答して、
    上記等化トランジスタを短時間、導通させた後に所定期
    間、遮断する手段を具えて成るスタティック・ランダム
    アクセス メモリ。
  6. 【請求項6】 1対のビットライン間に接続されたビッ
    トライン等化トランジスタと、該等化トランジスタを平
    常時導通させる手段と、上記メモリセルの1グループを
    選択的に読出し又は書込み可能とする手段と、読出し又
    は書込みのためのメモリセルの1グループの選択に応答
    して、上記ビットライン等化トランジスタを遮断する手
    段とを含む請求項5記載のスタティック・ランダムアク
    セスメモリ。
  7. 【請求項7】 1ビットライン及び電位源間に接続され
    た少なくとも1個のプルアップ・トランジスタと、該プ
    ルアップ・トランジスタを平常時導通させる手段と、上
    記メモリセルの1グループを選択的に読出し又は書込み
    可能とする手段と、読出し又は書込みのためのメモリセ
    ルの1グループの選択に応答して上記プルアップ・トラ
    ンジスタを遮断する手段とを含む請求項5記載のスタテ
    ィック・ランダムアクセスメモリ。
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