JP3358418B2 - 電気−機械変換素子を使用した駆動機構 - Google Patents

電気−機械変換素子を使用した駆動機構

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JP3358418B2
JP3358418B2 JP01475796A JP1475796A JP3358418B2 JP 3358418 B2 JP3358418 B2 JP 3358418B2 JP 01475796 A JP01475796 A JP 01475796A JP 1475796 A JP1475796 A JP 1475796A JP 3358418 B2 JP3358418 B2 JP 3358418B2
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drive
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electro
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征之 宮澤
泰弘 岡本
実 黒澤
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ミノルタ株式会社
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/06Drive circuits; Control arrangements or methods
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    • H02N2/067Large signal circuits, e.g. final stages generating drive pulses
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/021Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors using intermittent driving, e.g. step motors, piezoleg motors
    • H02N2/025Inertial sliding motors

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラその他の
精密機械等を構成する機構部品を移動させるための電気
−機械変換素子を使用した駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子に対し、緩やかな立ち上がり部
とこれに続く急速な立ち下がり部からなる波形の駆動パ
ルスを印加すると、駆動パルスの緩やかな立ち上がり部
では圧電素子が緩やかに厚み方向の伸び変位を生じ、急
速な立ち下がり部では急速に縮み変位を生じる。そこ
で、この特性を利用し、圧電素子に対して上記したよう
な波形の駆動パルスを印加して異なる速度で充放電を繰
り返し、圧電素子に速度の異なる厚み方向の振動を発生
させて圧電素子に固着された駆動部材を異なる速度で往
復動させ、駆動部材に摩擦結合した移動部材に直線運動
や回転運動を発生させる直線駆動機構や回転駆動機構な
どの駆動機構が知られている(特開平4−69070号
公報、特開平6−261559号公報参照)。
【0003】図14は、上記した駆動機構のうち、直線
駆動機構を使用したカメラの撮影レンズ駆動機構の構成
の一例を示す断面図である。図14において、51はレ
ンズ鏡筒で、その左端には第1レンズL1 の保持枠52
が固定的に取り付けられ、その右端51aは第3レンズ
L3 の保持枠を形成している。レンズ鏡筒51の内部に
は、第2レンズL2 の保持枠53が、光軸方向に移動可
能に配置されている。54はレンズ保持枠53を光軸方
向に駆動する駆動軸で、駆動軸54はレンズ鏡筒51の
第1のフランジ部51bとレンズ保持枠52のフランジ
部52bとにより光軸方向に移動自在に支持され、その
一端は圧電素子55の1つの面に接着固定されている。
【0004】圧電素子55は厚み方向に変位して駆動軸
54を軸方向に変位させるもので、その一端面は駆動軸
54に接着固定され、他の端面はレンズ鏡筒51の第2
のフランジ部51cに接着固定されている。
【0005】第2レンズL2 を保持するレンズ保持枠5
3は、その下方に延びた移動部材である接触部材53b
を備えており、接触部材53bには駆動軸54が貫通し
ている。また、接触部材53bには下面に切り欠き溝5
3cが形成されている。接触部材53bと駆動軸54と
は、切り欠き溝53cと接触部材53bの上面との間に
嵌入された圧接バネ53dにより圧接し、適当な摩擦力
で摩擦結合している。図15は駆動軸54と接触部材5
3bとの接触部分の構成を示す図で、図14のX−X線
に沿つた断面図である。
【0006】また、レンズ保持枠53の上部にも図14
では示されていない切り欠きが形成されており、案内軸
59に係合してレンズ保持枠53の回転を防止してい
る。なお、60はレンズをカメラに取り付けるマウント
部である。
【0007】次にその制御動作を説明する。第2レンズ
L2 の矢印a方向への移動を必要としているときは、図
16に示すような緩やかな立ち上がり部とこれに続く急
速な立ち下がり部からなる波形の駆動パルスを圧電素子
55に供給する。
【0008】駆動パルスの緩やかな立ち上がり部では、
圧電素子55は緩やかに厚み方向の伸び変位を生じ、駆
動軸54は軸方向に矢印a方向へ変位する。このため、
駆動軸54に圧接バネ53dにより圧接して摩擦結合し
ているレンズ保持枠53の接触部材53bも矢印a方向
へ移動するので、レンズ保持枠53を矢印a方向へ移動
させることができる。
【0009】駆動パルスの急速な立ち下がり部では、圧
電素子55が急速に厚み方向の縮み変位を生じ、駆動軸
54も軸方向に矢印aと反対方向へ変位する。このと
き、駆動軸54に圧接バネ53dにより圧接しているレ
ンズ保持枠53の接触部材53bはその慣性力により駆
動軸54との間の摩擦力に打ち勝つて実質的にその位置
に留まるので、レンズ保持枠53は移動しない。
【0010】なお、ここでいう実質的とは、矢印a方向
と、これと反対方向のいずれにおいてもレンズ保持枠5
3の接触部材53bと駆動軸54との間の摩擦結合面に
滑りを生じつつ追動し、駆動時間の差によつて全体とし
て矢印a方向に移動するものも含むことを意味してい
る。
【0011】上記波形の駆動パルスを連続して圧電素子
55に印加することにより、レンズ保持枠53を矢印a
で示す方向へ連続して移動させることができる。
【0012】レンズ保持枠53を矢印aと反対方向へ移
動させるときは、急速な立ち上がり部とこれに続く緩や
かな立ち下がり部からなる波形の駆動パルスを圧電素子
55に印加することで達成することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記した圧電素子を使
用した直線駆動機構では、駆動パルスにより圧電素子が
駆動される時に発生する振動音が人間に不快感を与える
ため、駆動パルスの周波数を可聴周波数外である20K
Hzを越える周波数で駆動すると振動音が聞こえなくな
る。
【0014】駆動/停止/反転の際は、圧電素子に対し
て駆動パルスを印加し或いは印加を停止するON/OF
F制御を行うが、図17に示すように圧電素子に対して
駆動パルスをON/OFF制御すると、応答性に優れて
いるこの種の直線駆動機構では移動部材が急激に前進又
は停止して著しい速度変化が生じるため、衝撃音が発生
するという不都合があつた。
【0015】また、駆動速度を変更するために駆動パル
スの周波数を変更すると、周波数によつては駆動機構が
共振を起こして共振音が発生する場合があり、また、共
振により駆動機構の耐久性が低下するなどの不都合があ
つた。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上説明したように、従
来の圧電素子を使用した駆動機構では、駆動/停止/反
転の際に、圧電素子に対して駆動パルスをON/OFF
制御すると、図17に示すように駆動部材や移動部材が
急激に移動/停止/反転して著しい速度変化が生じ、衝
撃音が発生する。そこで、この発明では、図18に示す
ように圧電素子に対して印加する駆動パルスの電荷を徐
々に増加/減少させるように制御して、駆動部材や移動
部材を滑らかに移動/停止/反転させ、著しい速度変化
が生じないようにして課題を解決しようとするものであ
る。
【0017】請求項1の発明は、電気−機械変換素子
と、前記電気−機械変換素子に固着結合された駆動部材
と、前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材と、前記電
気−機械変換素子に伸縮変位を与える駆動パルス発生手
段とを備え、前記駆動パルス発生手段により電気−機械
変換素子に伸びと縮みの速度の異なる伸縮変位を発生さ
せ、前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材に運動を発
生させる電気−機械変換素子を使用した駆動機構におい
て、前記駆動パルス発生手段は、駆動パルスを前記電気
−機械変換素子へ印加する時間を制御する手段を備え、
印加時間を制御することにより電気−機械変換素子へ印
加される電荷を制御して駆動速度を制御することを特徴
とする。
【0018】そして、前記駆動パルス発生手段は、駆動
機構の駆動開始時や駆動停止時には、駆動パルスを電気
−機械変換素子へ印加する時間を徐々に増加させ、或い
は減少させる制御を行い、印加時間を徐々に増加或いは
減少させることにより電気−機械変換素子に印加される
電荷を制御して駆動速度が徐々に増加或いは減少するよ
うに制御する。なお、駆動方向反転時の一時的な駆動停
止時にも同様の制御を行うことができる。
【0019】請求項3の発明は、電気−機械変換素子
と、前記電気−機械変換素子に固着結合された駆動部材
と、前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材と、前記電
気−機械変換素子に伸縮変位を与える駆動パルス発生手
段とを備え、前記駆動パルス発生手段により電気−機械
変換素子に伸びと縮みの速度の異なる伸縮変位を発生さ
せ、前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材に運動を発
生させる電気−機械変換素子を使用した駆動機構におい
て、前記駆動パルス発生手段は、前記電気−機械変換素
子へ印加する駆動パルス電圧を制御する手段を備え、駆
動パルス電圧を制御することにより電気−機械変換素子
へ印加される電荷を制御して駆動速度を制御することを
特徴とする。
【0020】そして、前記駆動パルス発生手段は、駆動
機構の駆動開始時や駆動停止時には、電気−機械変換素
子へ印加する駆動パルス電圧を徐々に増加、或いは減少
させ、電気−機械変換素子の印加電荷を徐々に増加或い
は減少させることにより電気−機械変換素子に印加され
る電荷を制御して駆動速度が徐々に増加或いは減少する
ように制御する。なお、駆動方向反転時の一時的な駆動
停止時にも同様の制御を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】駆動パルス発生手段はCPUとP
WM回路、昇圧回路、定電流回路、FET(電界効果型
トランジスタ)から構成される。通常の駆動状態ではP
WM回路に設定されたデユ−テイ比(ON/OFFの時
間比)で定電流回路がONとなり、昇圧回路の出力電圧
は定電流回路を経て圧電素子に緩やかに充電されてゆ
く。次に、PWM回路に設定されたデユ−テイ比で放電
回路がONとなると、圧電素子に充電された電荷は急速
に放電する。この結果、圧電素子は鋸歯状波形の駆動パ
ルスが印加されることになり、伸びと縮みの速度の異な
る伸縮変位振動が発生し、圧電素子に固着結合された駆
動部材に摩擦結合した被駆動部材に運動を発生させるこ
とができる。
【0022】そして、駆動機構の駆動開始時や駆動停止
時(駆動方向反転時を含む)には駆動パルスを圧電素子
へ印加する時間を徐々に増加或いは減少させる制御を行
つて、圧電素子に印加される電荷を制御して駆動速度が
徐々に増加或いは減少するように制御する。これにより
急速な駆動に伴う衝撃音の発生を防ぐことができる。
【0023】駆動パルスを圧電素子へ印加する時間を
に増加或いは減少させる制御に代えて昇圧回路の出力
電圧を可変とし、駆動機構の駆動開始時や駆動停止時
(駆動方向反転時を含む)には昇圧回路の出力電圧を
に増加或いは減少させる制御を行つて、圧電素子に印
加される電荷を制御して駆動速度が徐々に増加及び減少
するように制御してもよい。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1はこの発明の圧電素子を使用した駆動機構と駆動回
路のブロツク図で、駆動回路は先に従来例として図14
を参照して説明した圧電素子を使用した直線駆動機構な
どにも適用することができるものである。
【0025】図1において、11は駆動回路10を制御
するCPUで、その入力ポ−トには、図示しないカメラ
本体の焦点検出回路から出力される焦点検出信号が入力
される。また、CPU11の出力ポ−トにはPWM(パ
ルス幅変調)回路12、昇圧回路13が接続される。1
5、17はFET(電界効果型トランジスタ)で、CP
U11で決定されるデユ−テイ比D(ON/OFFの時
間比)に基づいて動作するPWM(パルス幅変調)回路
12から出力されるPWM信号でON/OFF制御され
る。14、16は定電流回路で、所定の一定電流で圧電
素子に対し充放電を行うためのものである。
【0026】駆動回路10で駆動される駆動機構20
は、先に図14により説明した構成のものと変わらない
ので、ここでは簡略に示してある。圧電素子21はその
一端が図示しないレンズ鏡筒に接着固定され、他端は駆
動軸22に接着固定されている。なお駆動軸22は図示
しない軸受により軸方向に移動自在に支持されている。
【0027】レンズLを保持するレンズ保持枠23に
は、その上方に、駆動軸22に摩擦接触する接触部材2
3aおよび接触部材23bが形成され、両者の中央部分
を駆動軸22が貫通している。即ち、接触部材23aは
レンズ保持枠23と一体に形成され、駆動軸22の下半
分に接触する。接触部材23bは駆動軸22の上半分に
接触するようにレンズ保持枠23の延長部分23cに嵌
合し、バネ24により駆動軸22に圧接する方向に付勢
されている。この構成により駆動軸22と接触部材23
a及び接触部材23bとは適当な摩擦力により摩擦結合
している。
【0028】次に、駆動回路10の制御動作を図2及び
図3に示すタイミングチヤ−トを参照しつつ説明する。
まず駆動機構が定常の駆動状態にあり、圧電素子21に
対し緩やかな充電と急速な放電を行う、図2のタイミン
グチヤ−トの(a)に示す波形の駆動パルスを印加する
場合の制御動作を説明する。
【0029】定常の駆動状態においては、PWM回路1
2及び昇圧回路13は動作状態にあり、PWM回路12
はCPU11で決定された定常駆動に適した所定のデユ
−テイ比Dに基づいてPWM信号(ON/OFF制御信
号)を定電流回路14及びFET15に出力する。この
とき、定電流回路16及びFET17はOFFに維持さ
れるよう制御される(図2(d)(e)参照)。
【0030】定電流回路14は、PWM回路12から出
力されるPWM信号により、図2の(b)に示すタイミ
ングでON/OFFされ、ONの期間昇圧回路13から
の出力は定電流回路14を経て一定電流で圧電素子21
に充電される。また、FET15はPWM回路12から
出力されるPWM信号により、図2の(c)に示すタイ
ミングでON/OFFされ、ONの期間だけ導通状態と
なるから圧電素子21に充電された電荷は急速に放電さ
れる。
【0031】上記のとおり、圧電素子21は緩やかに充
電され急速に放電されるから、即ち図2のタイミングチ
ヤ−トの(a)に示す波形の駆動パルスが印加されるこ
とになる。圧電素子21の緩やかな充電期間、即ち駆動
パルスの緩やかな立ち上がり部では、圧電素子21は緩
やかに厚み方向の伸び変位を生じ、駆動軸22は軸方向
に矢印a方向へ変位する。このため、駆動軸22にバネ
24により圧接して摩擦結合しているレンズ保持枠23
も矢印a方向へ移動する。
【0032】圧電素子21の急速な放電期間、即ち駆動
パルスの急速な立ち下がり部では、圧電素子21が急速
に厚み方向の縮み変位を生じ、駆動軸22も軸方向に矢
印aと反対方向へ変位する。このとき、駆動軸22にバ
ネ24により圧接しているレンズ保持枠23の接触部材
23a、23bはその慣性力により駆動軸22との間の
摩擦力に打ち勝つて実質的にその位置に留まるので、レ
ンズ保持枠23は移動しない。
【0033】なお、ここでいう実質的とは、矢印a方向
とこれと反対方向のいずれにおいてもレンズ保持枠の接
触部材と駆動軸との間の摩擦結合面に滑りを生じつつ追
動し、駆動時間の差によつて全体として矢印a方向に移
動するものも含むことを意味している。
【0034】上記波形の駆動パルスを連続して圧電素子
21に印加することにより、レンズ保持枠23を矢印a
で示す方向へ連続して移動させることができる。
【0035】次に、レンズ保持枠23を矢印aと反対方
向に移動させるため、圧電素子21に対し急速な充電と
緩やかな放電を行う図3のタイミングチヤ−トの(a)
に示す波形のパルスを印加する場合の制御動作を説明す
る。
【0036】PWM回路12及び昇圧回路13は動作状
態にあり、PWM回路12はCPU11で決定された定
常駆動に適した所定のデユ−テイ比Dに基づいてPWM
信号(ON/OFF制御信号)を定電流回路16及びF
ET17に出力する。このとき、定電流回路14及びF
ET15はOFFに維持されるよう制御される(図3
(b)(c)参照)。
【0037】FET17はPWM回路12から出力され
るPWM信号により、図3の(e)に示すタイミングで
ON/OFFされ、ONの期間導通状態となるから、昇
圧回路13からの出力はFET17を経て急速に圧電素
子21に充電される。また、定電流回路16はPWM回
路12から出力されるPWM信号により、図3の(d)
に示すタイミングでON/OFFされ、ONの期間、圧
電素子21に充電された電荷は定電流回路16を経て一
定電流で緩やかに放電される。
【0038】圧電素子21は急速に充電され緩やかに放
電されるので、駆動軸22は急速に矢印a方向に伸び、
次いで緩やかに縮む。これにより、駆動軸22に接触部
材23a、23bを介して摩擦結合しているレンズ保持
枠23は、その速度差と摩擦条件により矢印a方向と反
対方向に移動する。
【0039】定電流回路14、16及びFET15、1
7のON/OFFのタイミングには、定電流回路及びF
ETが共にOFFとなる期間を設けてある。これは、定
電流回路及びFETが共にOFFとなる期間が無い場合
には、動作素子の応答遅れなどにより定電流回路とFE
Tの両方が同時にONとなると昇圧回路の出力側が接地
されてしまい、回路破壊や消費電力の異常な増加となる
からである。
【0040】次に、駆動回路10の制御動作のうち、駆
動開始時の制御動作を、図4のフロ−チヤ−トにより説
明する。まず、昇圧回路13をONとし、出力が安定す
るのを待つ(ステツプP1、P2)。ついで、PWM回
路12をONとし、デユ−テイ比Dを0に設定する(ス
テツプP3、P4)。移動速度が定常状態の速度に達し
たか否かを判定し(ステツプP5)、定常状態の速度以
下の場合はデユ−テイ比Dを増加してPWM回路12に
新たなデユ−テイ比Dを設定し(ステツプP6、P
7)、所定時間の経過を待つて(ステツプP8)、ステ
ツプP5に戻り、定常状態の速度以下の場合は次第に速
度を増加させて行く。ステツプP5の判定で、定常状態
の速度に達したときは駆動開始時の制御動作を終了し、
定常状態の制御動作に移る。
【0041】上記の処理では、緩やかな充電(放電)を
行わせるためにPWM回路12に設定されるデユ−テイ
比Dで定電流回路14、16を作動させて圧電素子21
に充電される電荷、或いは放電される電荷を制御し、圧
電素子の伸縮量も制御される。これにより駆動開始時は
駆動機構を低速度で駆動し、徐々に速度を高めることが
できる。
【0042】図7は、駆動開始時における圧電素子に印
加される電荷の変化、定電流回路及びFETのON/O
FFのタイミングを示したタイミングチヤ−トで、PW
M回路のデユ−テイ比Dの増加に伴い圧電素子に印加さ
れる電荷が徐々に増加していく状態が示されている。
【0043】駆動回路10の制御動作のうち駆動停止時
の制御動作を、図5のフロ−チヤ−トにより説明する。
まず、デユ−テイ比Dが0か否かを判定し(ステツプP
11)、デユ−テイ比Dが0でない場合は、デユ−テイ
比Dを減少してPWM回路12に新たなデユ−テイ比D
を設定し(ステツプP12、P13)、所定時間の経過
を待つて(ステツプP14)、ステツプP11に戻り、
次第に速度を減少させて行く。ステツプP11の判定で
デユ−テイ比Dが0の場合は、停止状態にあるから、P
WM回路12及び昇圧回路13をOFFとし、処理を終
了する(ステツプP15、P16)。
【0044】上記の処理でも、緩やかな充電(放電)を
行わせるためにPWM回路12に設定されるデユ−テイ
比Dで定電流回路14、16を作動させて圧電素子21
に充電される電荷、或いは放電される電荷を制御し、圧
電素子の伸縮量も制御される。これにより駆動停止時に
徐々に速度を低下させて行き最終的に停止させること
ができる。
【0045】図8は、駆動停止時における圧電素子に印
加される電荷の変化、定電流回路及びFETのON/O
FFのタイミングを示したタイミングチヤ−トで、定電
流回路のデユ−テイ比Dの減少に伴い、圧電素子に印加
される電荷が徐々に低下していく状態が示されている。
【0046】次に、駆動回路10の制御動作のうち駆動
反転時の制御動作を説明する。図9は従来の駆動制御方
法による駆動反転時の圧電素子に印加される電荷の変
化、定電流回路及びFETのON/OFFのタイミング
を示したタイミングチヤ−トであり、図9から明らかな
ように、圧電素子の緩やかな充電と急速な放電による正
方向の駆動から圧電素子の急速な充電と緩やかな放電に
よる負方向の駆動に切り換える駆動反転時には、一旦駆
動を停止する不作動期間を設けていた。
【0047】これに対し、この発明では、先に説明した
駆動停止時の処理をして停止させた後、駆動開始時の処
理を行い駆動動作を反転させるのであるが、駆動停止と
駆動開始との間において、圧電素子に印加される電荷レ
ベルを徐々に変化させる処理を行い、駆動反転時の衝撃
を緩和するようにしている。以下、この処理について図
6のフロ−チヤ−トにより説明する。
【0048】まず、昇圧回路13をONとし、出力が安
定するのを待つ(ステツプP21、P22)。次に、デ
ユ−テイ比Dを0に設定し(ステツプP23)、PWM
回路12にデユ−テイ比D=0を設定してFETをOF
Fとする(ステツプP23)。さらに、デユ−テイ比D
に微小値(例えば1/256 )を設定し(ステツプP2
5)、PWM回路12をデユ−テイ比D(微小値)で駆
動し、定電流回路14を間欠的に駆動して緩やかな充電
を繰り返す動作を開始させる(ステツプP26)。所定
時間(例えば10ms)の経過を待ち(ステツプP2
7)、処理を終了する。
【0049】以上の処理により、圧電素子に印加される
電荷レベルは徐々に変化するから、駆動軸22が急激に
伸縮して、これに接触部材を介して摩擦結合しているレ
ンズ保持枠23が急激に移動することを防止することが
できる。
【0050】図10は、駆動反転時における圧電素子に
印加される電荷の変化、定電流回路及びFETのON/
OFFのタイミングを示したタイミングチヤ−トで、定
電流回路14を間欠的に駆動して緩やかな充電を繰り返
すことにより圧電素子に印加される電荷レベルが徐々
変化する状態が示されている。
【0051】次に、この発明の第2実施例について説明
する。第1実施例では駆動開始時に定電流回路のON/
OFF時間を制御して、圧電素子へ印加される電荷を制
御していたが、第2実施例では昇圧回路の出力電圧を制
御して圧電素子へ印加される電荷を制御するように構成
したものである。
【0052】図11は第2実施例の圧電素子を使用した
駆動機構と駆動回路のブロツク図で、第1実施例と類似
した回路構成であるが、両者の相違点は、第2実施例で
は昇圧回路の出力電圧がCPUで制御され、回路動作が
異なる点にある。
【0053】図11において、31は駆動回路30を制
御するCPUで、その入力ポ−トには、図示しないカメ
ラ本体の焦点検出回路から出力される焦点検出信号が入
力される。また、CPU31の出力ポ−トにはPWM
(パルス幅変調)回路32、昇圧回路33が接続され
る。35、37はFETで、CPU31で決定されるデ
ユ−テイ比Dに基づいて動作するPWM回路32から出
力されるPWM信号でON/OFF制御される。34、
36は定電流回路で、所定の一定電流で圧電素子に対し
充放電を行うためのものである。
【0054】駆動回路30の制御動作を説明する。まず
駆動機構が定常の駆動状態にあるときは、第1実施例の
場合と同じ動作となる。即ち、定常の駆動状態において
は、PWM回路32及び昇圧回路33は動作状態にあ
り、PWM回路32はCPU31で決定された定常駆動
に適した所定のデユ−テイ比Dに基づいてPWM信号
(ON/OFF制御信号)を定電流回路34及びFET
35に出力する。このとき、定電流回路36及びFET
37はOFFに維持されるよう制御される(図2(d)
(e)参照)。
【0055】定電流回路34は上記デユ−テイ比DのP
WM信号を受け、図2の(b)に示すタイミングでON
/OFFされ、ONの期間、昇圧回路33からの出力は
定電流回路34を経て一定電流で圧電素子41に充電さ
れる。また、FET35は図2の(c)に示すタイミン
グでON/OFFされ、ONの期間だけ導通状態となる
から圧電素子41に充電された電荷は急速に放電され
る。
【0056】圧電素子41は緩やかに充電され急速に放
電されるので、駆動軸42は緩やかに矢印a方向に伸
び、次いで急速に縮む。これにより、駆動軸42に接触
部材43a、43bを介して摩擦結合しているレンズ保
持枠43は、その速度差と摩擦条件により矢印a方向に
移動する。
【0057】レンズ保持枠43を矢印aと反対方向に移
動させるためには、第1実施例の場合と同じく圧電素子
41に対し急速な充電と緩やかな放電を行えばよく、こ
こでは説明を省略する。
【0058】次に、駆動回路30の制御動作のうち駆動
開始時の制御動作を、図12のフロ−チヤ−トにより説
明する。まず、昇圧回路33をONとするが、出力電圧
を0に設定する(ステツプP31)。ついで、PWM回
路32をONとする(ステツプP32)。昇圧回路33
の出力電圧が昇圧回路に予め設定されている所定の最大
値に達したか否かを判定し(ステツプP33)、最大値
に達していない場合(最初に設定した0を含む)は、昇
圧回路33の出力電圧を予め設定した所定値(微小値)
だけ増加させ(ステツプP34)、ステツプP33に戻
り、最大値に達するまでこの動作を繰り返す。ステツプ
P33の判定で出力電圧が所定の最大値に達した場合は
駆動開始時の制御動作を終了し、定常状態の制御に移
る。
【0059】上記の処理では、昇圧回路33の出力電圧
を0から徐々に増加させて行くから、CPU31により
PWM回路32に設定されるデユ−テイ比Dが一定であ
つても、定電流回路34を経て圧電素子に印加される電
圧、即ち電荷は0から徐々に増加して行き、昇圧回路に
予め設定されている所定の最大値にまで達する。圧電素
子の伸縮量は昇圧回路の出力電圧で制御されるから、駆
動開始時は低速度で駆動し、徐々に速度を高めることが
できる。
【0060】図13は、駆動開始時における昇圧回路の
出力、圧電素子に印加される電荷の変化、定電流回路及
びFETのON/OFFのタイミングを示したタイミン
グチヤ−トで、PWM回路32に設定されるデユ−テイ
比Dが一定であつても、定電流回路34を経て圧電素子
に印加される電荷が徐々に増加していく状態が示されて
いる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、駆動機構の駆動開始/駆動停止/駆動方向反転の際
は、電気−機械変換素子に対して駆動パルスを印加し或
いは印加を停止するON/OFF制御を行うが、このと
き、電気−機械変換素子に対する駆動パルスを印加時
間、或いは印加電圧を徐々に増加し或いは徐々に減少さ
せる制御を行つて、電気−機械変換素子に印加される電
荷を制御して駆動速度を徐々に増加或いは減少するよう
に制御する。これにより、駆動機構の駆動開始/駆動停
止/駆動方向反転の際に滑らかに駆動速度を変化させる
ことができるから、駆動開始/駆動停止/駆動方向反転
の際衝撃音の発生を防ぐことができる。また、この駆動
パルス発生手段においては駆動パルスの周波数を途中で
変更しないので、駆動パルスの周波数を予め直線駆動機
構の共振周波数から離れた周波数に設定することにより
駆動機構が共振したり共振に伴う振動音が発生するおそ
れを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の圧電素子を使用した駆動機構の駆
動回路のブロツク図。
【図2】定常の駆動状態における駆動回路のタイミング
チヤ−ト(その1)。
【図3】定常の駆動状態における駆動回路のタイミング
チヤ−ト(その2)。
【図4】駆動開始時の制御動作を説明するフロ−チヤ−
ト。
【図5】駆動停止時の制御動作を説明するフロ−チヤ−
ト。
【図6】駆動反転時の制御動作を説明するフロ−チヤ−
ト。
【図7】駆動開始時の駆動回路の動作を説明するタイミ
ングチヤ−ト。
【図8】駆動停止時の駆動回路の動作を説明するタイミ
ングチヤ−ト。
【図9】従来の駆動反転時の駆動回路の動作を説明する
タイミングチヤ−ト。
【図10】この発明の駆動反転時の駆動回路の動作を説
明するタイミングチヤ−ト。
【図11】第2実施例の圧電素子を使用した駆動機構の
駆動回路のブロツク図。
【図12】第2実施例の駆動開始時の制御動作を説明す
るフロ−チヤ−ト。
【図13】第2実施例の駆動開始時の駆動回路の動作を
説明するタイミングチヤ−ト。
【図14】従来の圧電素子を使用した駆動機構の構成を
説明する断面図。
【図15】図14に示す駆動機構の一部を拡大した断面
図。
【図16】駆動パルスの波形を説明する図。
【図17】従来の駆動機構の動作を説明するタイミング
チヤ−ト。
【図18】この発明による駆動機構の動作を説明するタ
イミングチヤ−ト。
【符号の説明】
11、31 CPU 12、32 PWM回路 13、33 昇圧回路 14、16、34、36 定電流回路 15、17 35、37 FET 21、42 圧電素子 22、42 駆動軸 23、43 レンズ保持枠
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−147107(JP,A) 特開 平7−170767(JP,A) 特開 昭61−285082(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00 H04N 5/232

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気−機械変換素子と、前記電気−機械
    変換素子に固着結合された駆動部材と、前記駆動部材に
    摩擦結合した被駆動部材と、前記電気−機械変換素子に
    伸縮変位を与える駆動パルス発生手段とを備え、前記駆
    動パルス発生手段により電気−機械変換素子に伸びと縮
    みの速度の異なる伸縮変位を発生させ、前記駆動部材に
    摩擦結合した被駆動部材に運動を発生させる電気−機械
    変換素子を使用した駆動機構において、 前記駆動パルス発生手段は、駆動パルスを前記電気−機
    械変換素子へ印加する時間を制御する手段を備え、印加
    時間を制御することにより電気−機械変換素子へ印加さ
    れる電荷を制御して駆動速度を制御することを特徴とす
    る電気−機械変換素子を使用した駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記駆動パルス発生手段は、駆動機構の
    駆動開始時には駆動パルスを電気−機械変換素子へ印加
    する時間を徐々に増加させ、印加時間を徐々に増加させ
    ることにより電気−機械変換素子に印加される電荷を制
    御して駆動速度が徐々に増加するよう制御することを特
    徴とする請求項1記載の電気−機械変換素子を使用した
    駆動機構。
  3. 【請求項3】 前記駆動パルス発生手段は、駆動機構の
    駆動停止時には駆動パルスを電気−機械変換素子へ印加
    する時間を徐々に減少させ、印加時間を徐々に減少させ
    ることにより電気−機械変換素子に印加される電荷を制
    御して駆動速度が徐々に減少するよう制御することを特
    徴とする請求項1記載の電気−機械変換素子を使用した
    駆動機構。
  4. 【請求項4】 電気−機械変換素子と、前記電気−機械
    変換素子に固着結合された駆動部材と、前記駆動部材に
    摩擦結合した被駆動部材と、前記電気−機械変換素子に
    伸縮変位を与える駆動パルス発生手段とを備え、前記駆
    動パルス発生手段により電気−機械変換素子に伸びと縮
    みの速度の異なる伸縮変位を発生させ、前記駆動部材に
    摩擦結合した被駆動部材に運動を発生させる電気−機械
    変換素子を使用した駆動機構において、 前記駆動パルス発生手段は、前記電気−機械変換素子へ
    印加する駆動パルス電圧を制御する手段を備え、駆動パ
    ルス電圧を制御することにより電気−機械変換素子へ印
    加される電荷を制御して駆動速度を制御することを特徴
    とする電気−機械変換素子を使用した駆動機構。
  5. 【請求項5】 前記駆動パルス発生手段は、駆動機構の
    駆動開始時には電気−機械変換素子へ印加する駆動パル
    ス電圧を徐々に増加させ、電気−機械変換素子の印加電
    荷を徐々に増加させることにより駆動速度が徐々に増加
    するよう制御することを特徴とする請求項4記載の電気
    −機械変換素子を使用した駆動機構。
  6. 【請求項6】 前記駆動パルス発生手段は、駆動機構の
    駆動停止時には電気−機械変換素子へ印加する駆動パル
    ス電圧を徐々に減少させ、電気−機械変換素子の印加電
    荷を徐々に減少させることにより駆動速度が徐々に減少
    するよう制御することを特徴とする請求項4記載の電気
    −機械変換素子を使用した駆動機構。
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