JP3218851B2 - 電気−機械変換素子を使用した駆動装置の駆動方法 - Google Patents

電気−機械変換素子を使用した駆動装置の駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気−機械変換素子を
使用した駆動装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラその他の精密機器を構成する部材
の駆動に、圧電素子を使用した駆動装置が提案されてい
る(特開平4−69070号公報、特開昭63−110
74号公報参照)。
【0003】図6はカメラに装着されたズームレンズの
駆動に応用された駆動装置の一例であつて、被駆動部材
であるレンズの鏡筒71を支持する支持体72の摺動嵌
合部72a、72bが駆動軸73に摺動自在に摩擦接触
して嵌合している。また、駆動軸73は、フレーム77
の支持部75、76により軸方向に変位自在に支持され
ている。厚み方向に変位する圧電素子78の一端は駆動
軸73の軸方向端部に固定され、また、圧電素子78の
他の端部はフレーム77に固着され、圧電素子78の厚
み方向の変位により、駆動軸73は軸方向に変位する。
【0004】また、74は板ばねで、図示しない小ねじ
により支持体72の摺動嵌合部72a、72bに、図6
で下側から固定されている。板ばね74の中央部分には
上向きに屈曲した屈曲部74aが形成されているが、こ
れは屈曲部74aが駆動軸73に圧接し、適当な摩擦力
を接触部に発生させるためのものである。
【0005】図6に示す駆動機構において、図7で示す
ような急速な立ち上がり部とこれに続く緩やかな立ち下
がり部からなる波形の駆動パルスを圧電素子78に印加
すると、駆動パルスの急速な立ち上がり部では圧電素子
78が急速に厚み方向の伸び変位を生じ、駆動軸73は
軸方向に矢印aと反対方向へ急速に移動する。
【0006】このとき、駆動軸73に摺動嵌合部72
a、72bで支持されている支持体72は、その慣性力
により駆動軸73と支持体72の摺動嵌合部72a、7
2bとの摩擦力、及び駆動軸73と板ばね74の屈曲部
74aとの摩擦力に打ち勝つてその位置に留まるので、
レンズ鏡筒71は移動しない。
【0007】一方、駆動パルスの緩やかな立ち下がり部
では、圧電素子78は緩やかに厚み方向の縮み変位を生
じるので、駆動軸73は軸方向に矢印a方向に緩やかに
移動する。
【0008】このとき、駆動軸73と支持体72の摺動
嵌合部72a、72bとの摩擦力、及び駆動軸73と板
ばね74の屈曲部74aとの摩擦力が、圧電素子78に
より駆動軸73に加えられた力以下であれば、支持体7
2は駆動軸73と摩擦結合した状態で駆動軸73と共に
矢印a方向に移動し、レンズ鏡筒71は矢印aで示す方
向に移動する。
【0009】上記波形の駆動パルスを連続して圧電素子
78に印加することにより、レンズ鏡筒71を矢印aで
示す方向へ連続して移動させることができる。レンズ鏡
筒71を矢印aと反対方向に移動させるには、緩やかな
立ち上がり部とこれに続く急速な立ち下がり部からなる
波形の駆動パルスを圧電素子78に印加することで達成
することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな圧電素子などの電気−機械変換素子を使用した駆動
装置では電気−機械変換素子の伸縮を利用しているか
ら、被駆動部材の移動速度は、電気−機械変換素子に印
加する駆動パルスの周波数と、印加された駆動パルスに
より生ずる電気−機械変換素子の変位量に関係し、印加
された駆動パルスに対して電気−機械変換素子の変位量
が一定であるならば、駆動パルスの周波数を高めること
で被駆動部材の移動速度を高めることができるように思
われる。
【0011】しかし、電気−機械変換素子に前記した鋸
歯状波の駆動パルスを印加すると、電気−機械変換素子
に「リンギング」と呼ばれる振動が生じ、発生する変位
にリンギング振動が付加される。電気−機械変換素子の
変位にリンギング振動が付加されると、電気−機械変換
素子の変位は図3(b)のような振動となり、電気−機
械変換素子に結合する駆動部材も共に振動するため、結
果として被駆動部材の移動速度が低下する。
【0012】駆動パルスの立ち上がり時間を駆動系の共
振周期の整数倍とすることでリンギング振動が発生しな
いことが知られている。しかしながら、駆動パルスの立
ち上がり時間は立ち下がり時間よりも短くしなければ被
駆動部材を動かすことはできない。これは駆動パルスの
立ち上がり時間を駆動周期の1/2未満、実質的にはも
つと小さくしなければならないということである。その
ため、駆動周期がとても短い場合、この立ち上がり時間
を共振周期の整数倍にする方法は採用することができな
い。
【0013】この発明の第1の目的は、より高速で被駆
動部材を駆動することができる電気−機械変換素子を使
用した駆動装置の駆動方法を提供することにある。
【0014】この発明の第2の目的は、電気−機械変換
素子に発生するリンギング振動を抑えて、より高速で被
駆動部材を駆動することができる電気−機械変換素子を
使用した駆動装置の駆動方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1の発明は、電気―機械変換素子
と、前記変換素子に結合して変換素子と共に変位する駆
動部材と、前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材から
構成される電気―機械変換素子を使用した駆動装置の駆
動方法において、前記駆動部材を緩やかに変位させて実
質的に駆動部材と共に被駆動部材を移動させるときは、
前記電気―機械変換素子に供給する駆動信号として所定
の一定電流が流れるようにし、前記駆動部材を急速に変
位させて駆動部材の移動によっても駆動部材との摩擦結
合に打勝たせて実質的に被駆動部材を移動させないとき
は、前記電気―機械変換素子に供給する駆動信号として
前記所定の一定電流よりも大きな電流が流れるように、
繰り返し前記駆動信号電流を制御することを特徴とす
る。
【0016】そして、前記駆動部材は、前記電気−機械
変換素子の厚み方向の変位により軸方向に変位する駆動
軸である
【0017】また、前記駆動軸は、前記電気−機械変換
素子の厚み方向の変位により、軸方向に関して所定方向
の変位と該所定方向とは反対方向の変位とを連続して行
う駆動軸である
【0018】そして、前記被駆動部材は、前記電気−機
械変換素子の変位の方向に移動する被駆動部材である
【0019】また、前記被駆動部材は、前記電気−機械
変換素子の伸びと縮みの速度のうち速度が緩やかな変位
の方向に移動する被駆動部材である
【0020】
【作用】電気−機械変換素子に所定の一定電流の駆動信
号が流れると、電気−機械変換素子は緩やかに変位して
駆動部材を移動させるので、駆動部材に摩擦結合した被
駆動部材も実質的に移動する。電気−機械変換素子に所
定の一定電流よりも大電流が流れると、電気−機械変換
素子は急速に変位して駆動部材を移動させるが、駆動部
材に摩擦結合した被駆動部材は慣性力により駆動軸との
摩擦結合に打勝ち、実質的にその位置に留まる。電気−
機械変換素子に一定電流の駆動信号と大電流の駆動信号
を交互に印加することで、駆動部材に摩擦結合した被駆
動部材を軸方向に移動させることができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1はこの発明を適用したズームレンズの駆動機構を示
す。図1において、11は被駆動部材であるズームレン
ズの鏡筒、12は摩擦板、13は駆動軸、14は圧接ば
ねで、圧接ばね14は小ねじ14aによりズームレンズ
鏡筒11に固定されるが、このとき圧接ばね14の中央
に設けた湾曲部14bが摩擦板12を下側に押圧するよ
うに構成されている。また、15、16は摩擦板12が
駆動軸13の軸方向にずれないようにする押さえ板で、
小ねじ15aによりズームレンズ鏡筒11に固定されて
いる。
【0022】駆動軸13はズームレンズ鏡筒11と摩擦
板12との間を貫通しており、圧接ばね14により摩擦
板12が駆動軸13をズームレンズ鏡筒11との間に挟
む方向に押圧されているので、駆動軸13はズームレン
ズ鏡筒11及び摩擦板12と面接触し、接触面に適当な
摩擦力を発生させる。
【0023】21はフレーム、22及び23はフレーム
21に設けられた支持板で、駆動軸13を軸方向に移動
自在に支持する。また18は厚み方向に変位する圧電素
子であつて、その一端は駆動軸13の端部に固着され、
他の端部はフレーム21に設けられた支持板24に固着
されている。
【0024】なお、ズームレンズ鏡筒11が駆動軸13
の回りに回転することを防ぐため、駆動軸13に並行な
図示しない支持軸を設け、ズームレンズ鏡筒11を駆動
軸13と支持軸とにより支持するようにするとよい。
【0025】次に、圧電素子の駆動方法について説明す
る。図2は圧電素子の等価回路を示すものであり、コン
デンサCp に充電された電荷量が圧電素子の変位量に対
応する。従来は、圧電素子の駆動は供給する駆動パルス
の電圧で制御していた。即ち、等価回路のコンデンサC
p に充電される電荷量を駆動パルスの電圧の変化で制御
していた。
【0026】例えば、図3の(a)に示すような急速な
立上り部と緩やかな立下り部からなる駆動パルス(電
圧)を圧電素子に印加すると、圧電素子は急速な伸びと
緩やかな縮み変位を生ずる。
【0027】しかしながら、圧電素子は入力された駆動
パルスの変化に過応答して周期の短い振動が発生する。
この振動は「リンギング」と呼ばれるもので、このリン
ギングが圧電素子自体の変位に付加され、圧電素子は図
3の(b)に示すような時間に対する変位を示す。
【0028】先に説明した通り、駆動パルスの立ち上が
り時間を駆動系の共振周期の整数倍とすることでリンギ
ング振動が発生しないことが知られているが、駆動パル
スの立ち上がり時間は立ち下がり時間よりも短くしなけ
れば被駆動部材を動かすことはできないから、これは駆
動パルスの立ち上がり時間を駆動周期の1/2未満、実
質的にはもつと小さくしなければならないということで
ある。
【0029】そこで、この発明では、図2に示した前記
等価回路においてコンデンサCp に充電された電荷量が
圧電素子の変位量に対応するから、圧電素子を急速に変
位させるときは大電流を流してコンデンサCp を急速に
充電し、圧電素子を緩やかに変位させるときは一定電流
を流してコンデンサCp を緩やかに充電するようにして
も圧電素子に所望の変位を発生させることができる点に
着目し、圧電素子を駆動する駆動信号の電流を制御する
駆動方法を開発した。
【0030】図4は圧電素子の駆動回路の一例を示すも
ので、オペアンプAm とトランジスタTr1 、Tr2 か
らなる定電流回路RCの入力側は電源V2 に接続され、
出力側は圧電素子18に接続されている。また、電界効
果トランジスタFETのソース電極は電源V1 に接続さ
れ、ドレイン電極は定電流回路の出力側を経て圧電素子
18に接続され、ゲート電極は制御パルス源に接続され
ている。
【0031】その動作を説明すると、電界効果トランジ
スタFETのゲート電極に制御パルスが入力されるとソ
ース電極とドレイン電極が導通し、圧電素子18は電源
V1に接続されて大電流が流れる。一方、ゲート電極に
制御パルスが入力されないときは、電界効果トランジス
タFETのソース電極とドレイン電極は非導通となり、
圧電素子18には定電流回路RCから所定の一定電流が
供給される。
【0032】図5は図4に示す駆動回路により圧電素子
に供給される電流の変化と、圧電素子の変位を示すもの
で、図5(a)に示すように圧電素子に大電流(正方
向)と所定の一定電流(負方向)が交互に流れるとき
は、圧電素子は図5(b)に示すように大電流(正方
向)に対応した急速な変位(伸び)と、一定電流(負方
向)に対応した緩やかに変位(縮み)とが交互に生ずる
ことを示している。
【0033】次に、図1に示すズームレンズの駆動機構
の動作を説明する。まず、ズームレンズ鏡筒11を矢印
a方向に移動する場合を説明する。図4に示す圧電素子
駆動回路の電界効果トランジスタFETのゲート電極に
制御パルスを入力すると、圧電素子18には正方向の大
電流が流れる。この結果、圧電素子18は急速に厚み方
向の伸び変位を生じるので、駆動軸13は軸方向に矢印
aと反対方向に急速に移動する。このとき、ズームレン
ズ鏡筒11及び摩擦板12は、その慣性力により駆動軸
13とズームレンズ鏡筒11及び摩擦板12との間の摩
擦力に打ち勝つて実質的にその位置に留まるので、移動
しない。
【0034】なお、ここでいう実質的とは、矢印a方向
と、これと反対方向のいずれにおいてもズームレンズ鏡
筒11及び摩擦板12が駆動軸13との間に滑りを生じ
つつ追動し、駆動時間の差によつて全体として矢印a方
向に移動するものも含むことを意味している。どのよう
な移動形態になるかは、与えられた摩擦条件に応じて決
定される。
【0035】次に、圧電素子駆動回路の電界効果トラン
ジスタFETのゲート電極の制御パルスが消失すると、
圧電素子18には定電流回路RCから所定の負方向の一
定電流が流れる。この結果、圧電素子18は緩やかに厚
み方向の縮み変位を生じるので、駆動軸13は軸方向に
矢印a方向に緩やかに移動する。
【0036】このとき、ズームレンズ鏡筒11は、摩擦
板12が圧接ばね14により押圧され、駆動軸13とズ
ームレンズ鏡筒11及び摩擦板12とは面接触し、接触
面に発生する摩擦力により結合しているので、駆動軸1
3と共に実質的に矢印a方向に移動する。
【0037】圧電素子駆動回路の電界効果トランジスタ
FETのゲート電極に連続的に制御パルスを入力して圧
電素子18に正方向の大電流と負方向の所定の一定電流
が交互に流れるようにして圧電素子18に伸び変位と縮
み変位を交互に生じさせ、ズームレンズ鏡筒11を矢印
aで示す方向へ連続して移動させることができる。
【0038】ズームレンズ鏡筒11を矢印aと反対方向
に移動させるには、上記と逆に圧電素子18に負方向の
大電流と、正方向の所定の一定電流が交互に流れるよう
にすることで達成することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電気−機械変換素子に結合した駆動部材と、これに
摩擦結合した被駆動部材から構成される電気−機械変換
素子を使用した駆動装置の駆動方法において、駆動部材
を緩やかに変位させて実質的に駆動部材と共に被駆動部
材を移動させるときは、前記電気−機械変換素子に供給
する駆動信号として所定の一定電流が流れるようにし、
また、駆動部材を急速に変位させて駆動部材の移動によ
つても駆動部材との摩擦結合に打勝たせて実質的に被駆
動部材を移動させないときは、前記電気−機械変換素子
に供給する駆動信号として前記所定の一定電流よりも大
きな電流が流れるように、前記駆動信号電流を制御する
から、従来の駆動装置において発生するリンギング振動
を抑えることができ、より高速で被駆動部材を駆動する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の駆動方法を適用するに適した駆動装
置の構成を示す斜視図。
【図2】圧電素子の等価回路を示す図。
【図3】圧電素子の駆動パルス波形と圧電素子に発生す
る変位を説明する図。
【図4】この発明による圧電素子の駆動回路を示す図。
【図5】図4に示す駆動回路の出力電流と圧電素子に発
生する変位を説明する図。
【図6】従来の電気−機械変換素子を使用した駆動装置
の構成の一例を示す斜視図。
【図7】従来の電気−機械変換素子を使用した駆動装置
の駆動パルス波形を示す図。
【符号の説明】
11 ズ−ムレンズ鏡筒 12 摩擦板 13 駆動軸 14 圧接ばね 18 圧電素子 21 フレ−ム 22、23、24 支持板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 1/00 - 15/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気―機械変換素子と、前記変換素子に
    結合して変換素子と共に変位する駆動部材と、前記駆動
    部材に摩擦結合した被駆動部材から構成される電気―機
    械変換素子を使用した駆動装置の駆動方法において、 前記駆動部材を緩やかに変位させて実質的に駆動部材と
    共に被駆動部材を移動させるときは、前記電気―機械変
    換素子に供給する駆動信号として所定の一定電流が流れ
    るようにし、前記駆動部材を急速に変位させて駆動部材
    の移動によっても駆動部材との摩擦結合に打勝たせて実
    質的に被駆動部材を移動させないときは、前記電気―機
    械変換素子に供給する駆動信号として前記所定の一定電
    流よりも大きな電流が流れるように、繰り返し前記駆動
    信号電流を制御することを特徴とする電気―機械変換素
    子を使用した駆動装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記駆動部材は、前記電気―機械変換素
    子の厚み方向の変位により軸方向に変位する駆動軸であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の電気―機械変換素
    子を使用した駆動装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸は、前記電気―機械変換素子
    の厚み方向の変位により、軸方向に関して所定方向の変
    位と該所定方向とは反対方向の変位とを連続して行う駆
    動軸であることを特徴とする請求項2に記載の電気―機
    械変換素子を使用した駆動装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記被駆動部材は、前記電気―機械変換
    素子の変位の方向に移動する被駆動部材であることを特
    徴とする請求項1に記載の電気―機械変換素子を使用し
    た駆動装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記被駆動部材は、前記電気―機械変換
    素子の伸びと縮みの速度のうち速度が緩やかな変位の方
    向に移動する被駆動部材であることを特徴とする請求項
    1記載の電気―機械変換素子を使用した駆動装置の駆動
    方法。
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