JP2004095346A - コネクタ組立体及びそれに使用するコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】ラッチアームが保護される低背のコネクタ組立体及びそれに使用するコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ組立体1は、互いに嵌合する第1コネクタA及び第2コネクタBからなっている。第1コネクタAは、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部11,12、隣接する2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結して配設されたラッチアーム17、及びラッチアーム17を覆うように2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結する壁13,15を有する。第2コネクタBは、コンタクト収容筒状部11,12を受容する嵌合部31,32、及びラッチアーム17とラッチ係合する係止部36を有している。
【選択図】 図1
【解決手段】コネクタ組立体1は、互いに嵌合する第1コネクタA及び第2コネクタBからなっている。第1コネクタAは、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部11,12、隣接する2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結して配設されたラッチアーム17、及びラッチアーム17を覆うように2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結する壁13,15を有する。第2コネクタBは、コンタクト収容筒状部11,12を受容する嵌合部31,32、及びラッチアーム17とラッチ係合する係止部36を有している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線と電線、回路基板と電線等の相互接続に使用されるコネクタ組立体及びそれに使用するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコネクタとして、例えば、図9に示すものが知られている(実開昭56−5385号公報参照)。
このうち、図9(A)に示すコネクタ100は、絶縁性のハウジング110を備えている。ハウジング110は、4個のコンタクト収容室111を下列に2個のコンタクト収容室111を上列に有している。そして、上列の2個のコンタクト収容室111を画定する1対のハウジング壁112の対向面には、両ハウジング壁112を連結する連結板部113が設けられ、連結板部113の長手方向中央部から後方(図9(A)における左方)に向けて片持ち梁状のラッチアーム114が延びている。そして、ラッチアーム114の連結板部113との固定端部には、ラッチアーム114及び連結板部113の上面を跨ぐように係止突起115が突出形成されている。また、ラッチアーム114の固定端部と反対側の後端部には、ラッチアーム114を操作するための操作部116が突出形成されている。ラッチアーム114の上面及び連結板部113の上面は、ハウジング壁112の上面と同一面となっている。そして、ハウジング110のコンタクト収容室111内には、電線に接続された電気コンタクト(図示せず)が収容されるようになっている。
【0003】
このコネクタ100は、図示しない相手コネクタと嵌合し、この際に、相手コネクタに設けられた電線に接続された電気コンタクトとコネクタ100の電気コンタクトとが接触し、電線と電線とが電気的に相互接続されるようになっている。両コネクタの嵌合に際しては、コネクタ100のラッチアーム114に形成された係止突起115が相手コネクタに形成された係止部(図示せず)に係止され、両コネクタの嵌合固定が達成されるようになっている。そして、両コネクタの嵌合解除を行う際には、コネクタ100のラッチアーム114に設けられた操作部116を下方へ押圧してラッチアーム114を下方へ弾性変形させて係止突起113の係止を解除するようにしている。
【0004】
また、図9(B)に示すコネクタ200は、図9(A)に示すコネクタ100と基本的に同様の構成を有するが、連結板部213、ラッチアーム214、及び係止突起215のハウジング壁212に対する取り付け方が、連結板部113、ラッチアーム114、及び係止突起115のハウジング壁112に対する取り付け方と異なっている。
【0005】
即ち、上列の2個のコンタクト収容室211を画定する1対のハウジング壁212の対向面の上下方向略中間部に、両ハウジング壁212を連結する連結板部213が設けられている。そして、連結板部213上面の長手方向中央部から係止突起215が立設され、この係止突起215から後方(図9(B)における左方)に向けて片持ち梁状のラッチアーム114が延びている。そして、ラッチアーム214の、係止突起215との固定端部と反対側の後端部には、ラッチアーム214を操作するための操作部216が突出形成されている。そして、ラッチアーム214の上面のみが、ハウジング壁212の上面と同一面となっている。
【0006】
また、電線と電線とを電気的に相互接続する他の例のコネクタとして、例えば、図10に示すものが知られている(特開2000−77138号公報参照)。このコネクタ300は、絶縁性のハウジング310を備えている。ハウジング310は、複数のコンタクト収容室311を上下2列に有している。そして、ハウジング310のコンタクト収容室311よりも上方には、シーソー状のラッチアーム312が設けられ、ラッチアーム312の先端には係止突起313が形成されている。また、ハウジング310には、ラッチアーム312を上方から覆って保護する保護壁314が設けられている。そして、ハウジング310のコンタクト収容室311内には、電線に接続された電気コンタクト(図示せず)が収容されるようになっている。
【0007】
このコネクタ300は、相手コネクタ400と嵌合し、この際に、相手コネクタ400に設けられた電線に接続された電気コンタクト411とコネクタ300の電気コンタクトとが接触し、電線と電線とが電気的に相互接続されるようになっている。両コネクタ300,400の嵌合に際しては、コネクタ300のラッチアーム312に形成された係止突起313が相手ハウジング410に形成された係止凸部412に係止され、両コネクタ300,400の嵌合固定が達成されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来のコネクタ100,200,300にあっては、以下の問題点があった。
即ち、図9に示すコネクタ100,200の場合には、ラッチアーム114,214の上面がハウジング壁112,212の上面と同一面となっているので、コネクタの低背化が達成されているが、それらラッチアーム114,214が露出している構成のため、ラッチアーム114,214を保護することができない。
【0009】
一方、図10に示すコネクタ300の場合には、ラッチアーム312を上方から覆って保護する保護壁314がハウジング310に設けられているため、ラッチアーム312を保護することができるが、ラッチアーム312がコンタクト収容室311の上方に設けられているため、コネクタの低背化を達成することができない。
【0010】
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ラッチアームが保護される低背のコネクタ組立体及びそれに使用するコネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るコネクタ組立体は、互いに嵌合する第1コネクタ及び第2コネクタからなり、前記第1コネクタが、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有すると共に、前記第2コネクタが、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有することを特徴としている。
【0012】
また、本発明のうち請求項2に係るコネクタ組立体は、請求項1記載の発明において、前記第1コネクタの前記ラッチアームが嵌合方向に延びるリブを有し、前記第2コネクタの前記係止部が前記リブを案内する溝を有することを特徴としている。
また、本発明のうち請求項3に係るコネクタ組立体は、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有することを特徴としている。
【0013】
さらに、本発明のうち請求項4に係るコネクタは、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有する相手コネクタに嵌合するコネクタであって、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係るコネクタ組立体の実施形態を縦方向に断面した状態を表す斜視図である。図2は第1コネクタを示し、(A)は斜視図、(B)は縦方向に断面した状態を表す斜視図である。図3は第1コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は底面図、(E)は右側面図である。図4は第1コネクタを示し、(A)は図3(B)の4A−4A線に沿う断面図、(B)は図3(B)の4B−4B線に沿う断面図である。図5は第2コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図である。図6は第2コネクタを示し、(A)は図5(B)の6A−6A線に沿う断面図、(B)は図5(B)の6B−6B線に沿う断面図である。
【0015】
図1に示すように、コネクタ組立体1は、互いに嵌合する第1コネクタA及び第2コネクタBから構成される。
ここで、第1コネクタAは、図1乃至図4に示すように、絶縁性の第1ハウジング10と、ハウジング10のコンタクト収容筒状部11,12内に収容される複数の金属製の第1コンタクト(図示せず)とから構成されている。第1コンタクトには、電線が接続される。
【0016】
第1ハウジング10は、PBT等の絶縁性の合成樹脂を成形することによって形成されるものであり、1列に配列された複数(本実施形態にあっては2個)のコンタクト収容筒状部11,12を有している。各コンタクト収容筒状部11,12は略箱状の基部11A,12Aから前方(図2における手前側)に延びるよう構成され、それぞれのコンタクト収容筒状部11,12の内部には後方に開いたコンタクト収容通路11C,12Cが形成されている。各コンタクト収容通路11C,12C内には第1コンタクトが収容され、各コンタクト収容通路11C,12Cの前端側には相手コンタクト(後述する第2コネクタBの第2コンタクト )を受容する開口11B,12Bが形成されている。そして、コンタクト収容筒状部11,12の基部11A,12Aの対向面下縁同士は底壁14で連結されている。
【0017】
また、隣接する2個のコンタクト収容筒状部11,12の間には、第2コネクタBと嵌合した際に、相手側の係止部36とラッチ係合するラッチアーム17が設けられている。ラッチアーム17は、その前後方向略中央部の両側縁部分において連結板部16を介して2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結している。ラッチアーム17の上面はコンタクト収容筒状部11,12の上面よりも上方に突出していない。また、ラッチアーム17は、連結板部16を中心に上下揺動可能となっている。ラッチアーム17の前端面はコンタクト収容筒状部11,12の前端面と略同一面となり、ラッチアーム17の後端面は基部11A,12Aの後端面と略同一面となっている。また、ラッチアーム17の前端には下方に突出する係止突部18が形成されている。一方、ラッチアームの後端には上方に突出する操作部19が形成されている。また、ラッチアーム19の下面には、図3(D)及び図4(B)に示すように、係止突部18から嵌合方向後方へ延びるリブ20が形成されている。このリブ20によりラッチアーム17の剛性を大きくすることができる。
【0018】
さらに、コンタクト収容筒状部11,12の基部11A,12Aを含んだ対向側面上縁同士は第1頂壁13で連結され、各コンタクト収容筒状部11,12の第1頂壁13よりも前側の対向側面上縁同士は第2頂壁15で連結されている。第1頂壁13と第2頂壁15とは、図2に示すように、段差面13Aを介して連続しており、第1頂壁13と第2頂壁15とでラッチアーム17の上方を覆う構造となっている。第1頂壁13及び第2頂壁15で請求項1,3,4に規定した「壁」を構成する。なお、第1頂壁13には、ラッチアーム17に突出形成された操作部19が第1頂壁13の上面よりも突出可能とする切欠13Bが形成されている。
【0019】
一方、第2コネクタBは、図1、図5、及び図6に示すように、絶縁性の第2ハウジング30と、ハウジング30に取り付けられる複数の金属製の第2コンタクト40とから構成されている。
第2ハウジング30は、PBT等の絶縁性の合成樹脂を成形することによって形成されるものであり、両コネクタA,Bを嵌合した際に、第1コネクタAのコンタクト収容筒状部11,12を受容する嵌合部31,32を有している。嵌合部31,32は、第2ハウジング30の前面(図5(A)における下面)に開いている。そして、嵌合部31,32間には、両コネクタA,Bを嵌合した際に、第1コネクタAのラッチアーム17を受容するラッチアーム受容空間35が形成されている。一方の嵌合部31とラッチアーム受容空間35との間には仕切り壁33が第2ハウジング30の底壁から突出形成され、他方の嵌合部32とラッチアーム受容空間35との間には仕切り壁34が第2ハウジング30の底壁から突出形成されている。ただし、各仕切り壁33,34の上方には、両コネクタA,Bを嵌合した際に、第1コネクタAの第2頂壁15を受容する空間38が形成されている。また、第2ハウジング30の頂壁の前方側には、両コネクタA,Bを嵌合した際に、第1コネクタAの第1頂壁13の前端側一部を受容する切欠39が形成されている。
【0020】
また、ラッチアーム受容空間35には、両コネクタA,Bが嵌合した際に、ラッチアーム17に形成された係止突部18がラッチ係合する係止部36が第2ハウジング30の底壁から突出形成されている。そして、この係止部36には、ラッチアーム17の係止突部18が係止部36とラッチ係合する際に、ラッチアーム17に形成されたリブ20を案内する溝37が設けられている。溝37は、係止部36の前面から嵌合方向後方に向けて後面にいたるまで延びている。
【0021】
そして、各第2コンタクト40は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによってポスト状に形成され、嵌合部31,32後方のハウジング30の後壁に圧入固定される固定部41を備えている。また、各第2コンタクト40は、固定部41から後方に延びて回路基板(図示せず)上に半田接続される基板接続部42と、固定部41から前方に延びて各嵌合部31,32内に突出する接触部43とを具備している。接触部43は、両コネクタA,Bが嵌合した際に、第1コネクタAの第1コンタクトに接触するようになっている。
【0022】
次に、第1コネクタA及び第2コネクタBを嵌合する際の作用について説明する。
第1コネクタAの各コンタクト収容筒状部11,12内に電線に接続された第1コンタクトを収容しておいて第1コネクタAを完成しておき、その一方で第2コネクタBの第2コンタクト40の基板接続部42を回路基板上に半田接続しておく。
【0023】
この状態で、第1コネクタAと第2コネクタBとを嵌合すると、第1コネクタAのコンタクト収容筒状部11,12が第2コネクタBの嵌合部31,32内に受容される。このとき、第1コネクタAの第2頂壁15が第2コネクタBの空間38内に受容され、第1頂壁13の前端側一部が切欠39に受容される。また、両コネクタA,Bの嵌合の際には、第1コネクタAのラッチアーム17も第2コネクタBのラッチアーム受容空間35内に受容される。このラッチアーム17の受容の際には、ラッチアーム17の前端に形成された係止突部18が第2コネクタBの係止部36上を移動しつつラッチアーム17が上方に変移し、さらに両コネクタA,Bの嵌合を推し進めることにより、係止突部18が係止部36を乗り越えてラッチアーム17が下方に変移するとともに図1に示すように係止突部18が係止部36の後側に位置してラッチ係合する。これにより、両コネクタA,Bの嵌合固定が達成される。なお、ラッチアーム17の係止突部18が係止部36とラッチ係合する際に、ラッチアーム17に形成されたリブ20が係止部36に形成された溝37に案内される。このため、第1コネクタAにおけるコンタクト収容筒状部配列方向の「こじり」を防止することができ、ラッチアーム17の捩れや撓みを防止することができる。
【0024】
このように、両コネクタA,Bが嵌合すると、第1コネクタAの第1コンタクトと第2コネクタBの第2コンタクト40の接触部43とが接触し、電線と回路基板とが電気的に相互接続されるのである。そして、両コネクタA,Bの嵌合解除を行う際には、図2(A)の矢印に示すように、ラッチアーム17の後端に形成された操作部19を上方から押圧してラッチアーム17の前端の係止突部18を上方へ変移させ、係止突部18の係止部36に対するラッチ係合を解除すればよいのである。
【0025】
なお、本実施形態における第1コネクタAにあっては、隣接する2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結するようにラッチアーム17が設けられており、ラッチアーム17を覆うように2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結する第1頂壁13及び第2頂壁15を有するので、コネクタの低背化を図れると共にラッチアーム17を確実に保護することができる。
【0026】
一方、第2コネクタBは、第1コネクタAのコンタクト収容筒状部11,12を受容する嵌合部31,32を有するとともに、ラッチアーム17とラッチ係合する係止部36を有するので、第1コネクタAと相まって、ラッチアーム17を保護できる低背のコネクタ組立体とすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更、改良を行うことができる。
【0027】
例えば、第1コネクタAの第1コンタクトを電線に、第2コネクタBの第2コンタクト40を回路基板に接続し、電線と回路基板とを相互接続するようにしているが、電線と電線、回路基板と回路基板とを相互接続するようにしてもよい。また、本実施形態にあっては、第1コネクタAのラッチアーム17の後端に操作部19を上方へ向けて突出形成し、この操作部19の上端を切欠13Bから上方に突出させ、この操作部19の上端を図2(A)の矢印方向に押圧してラッチ係合を解除するようにしているが、図7及び図8に示す変形例のように変更することができる。
【0028】
即ち、図7に示す変形例の場合には、第1コネクタAのラッチアーム17の後端上面に、1対の突起21,22を工具Tの先端が入り込む間隔をあけて設置する。そして、ラッチアーム17の突起21,22よりも前方側上面に工具Tの先端の前方への移動を防止する突起23を更に設置する。これにより、ラッチアーム17の後端上面に工具Tの先端の受容部24を画定しておく。そして、工具Tの先端を切欠13Bから図7(A)の矢印方向に挿入して受容部24においてラッチアーム17の後端上面を押圧し、ラッチ係合を解除するのである。この図7に示す変形例によれば、図2に示すように、操作部19を第1コネクタAの第1頂壁13の上面よりも突出させる必要はなく、よりコネクタの低背化を図ることができる。
【0029】
また、図8に示す変形例の場合には、第1コネクタAのラッチアーム17の後端を第1ハウジング10の後端面よりも更に後方に延長した延長部25を設ける。そして、この延長部25の上面を図8(A)の矢印方向に押圧してラッチ係合を解除するのである。この図8に示す変形例にあっても、図2に示すように、操作部19を第1コネクタAの第1頂壁13の上面よりも突出させる必要はなく、よりコネクタの低背化を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係るコネクタ組立体によれば、第1コネクタが、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及びラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有するので、コネクタの低背化を図れると共にラッチアームを確実に保護することができる。そして、第2コネクタが、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有するので、第1コネクタと相まって、ラッチアームを保護できる低背のコネクタ組立体を提供することができる。
【0031】
また、本発明のうち請求項2に係るコネクタ組立体によれば、請求項1記載の発明において、前記第1コネクタの前記ラッチアームが嵌合方向に延びるリブを有し、前記第2コネクタの前記係止部が前記リブを案内する溝を有するので、コネクタ組立体の低背化を達成しつつ、ラッチアームの剛性を大きくでき、且つ第1コネクタにおけるコンタクト収容筒状部配列方向の「こじり」を防止することができ、ラッチアームの捩れや撓みを防止することができる。
【0032】
本発明のうち請求項3に係るコネクタによれば、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部及び隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有するので、コネクタの低背化を図れると共にラッチアームを確実に保護することができる。
【0033】
また、本発明のうち請求項4に係るコネクタによれば、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有する相手コネクタに嵌合するコネクタであって、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有するので、ラッチアームを保護できる低背のコネクタ組立体に好適なコネクタとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ組立体の実施形態を縦方向に断面した状態を表す斜視図である。
【図2】第1コネクタを示し、(A)は斜視図、(B)は縦方向に断面した状態を表す斜視図である。
【図3】第1コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は底面図、(E)は右側面図である。
【図4】第1コネクタを示し、(A)は図3(B)の4A−4A線に沿う断面図、(B)は図3(B)の4B−4B線に沿う断面図である。
【図5】第2コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図である。
【図6】第2コネクタを示し、(A)は図5(B)の6A−6A線に沿う断面図、(B)は図5(B)の6B−6B線に沿う断面図である。
【図7】第1コネクタの変形例を工具とともに示し、(A)は工具先端を第1コネクタの受容部に挿入する前の斜視図、(B)は工具先端を受容部においてラッチアームに当接させた状態の縦方向に断面した状態を表す斜視図である。
【図8】第1コネクタの他の変形例を示し、(A)は斜視図、(B)は縦方向に断面した状態を表す斜視図である。
【図9】(A)は従来例のコネクタの斜視図、(B)は従来の他の例のコネクタの斜視図である。
【図10】従来の他の例のコネクタを相手コネクタとともに示す断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ組立体
11,12 コンタクト収容筒状部
13 第1頂壁(壁)
15 第2頂壁(壁)
17 ラッチアーム
20 リブ
31,32 嵌合部
36 係止部
37 溝
A 第1コネクタ
B 第2コネクタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線と電線、回路基板と電線等の相互接続に使用されるコネクタ組立体及びそれに使用するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコネクタとして、例えば、図9に示すものが知られている(実開昭56−5385号公報参照)。
このうち、図9(A)に示すコネクタ100は、絶縁性のハウジング110を備えている。ハウジング110は、4個のコンタクト収容室111を下列に2個のコンタクト収容室111を上列に有している。そして、上列の2個のコンタクト収容室111を画定する1対のハウジング壁112の対向面には、両ハウジング壁112を連結する連結板部113が設けられ、連結板部113の長手方向中央部から後方(図9(A)における左方)に向けて片持ち梁状のラッチアーム114が延びている。そして、ラッチアーム114の連結板部113との固定端部には、ラッチアーム114及び連結板部113の上面を跨ぐように係止突起115が突出形成されている。また、ラッチアーム114の固定端部と反対側の後端部には、ラッチアーム114を操作するための操作部116が突出形成されている。ラッチアーム114の上面及び連結板部113の上面は、ハウジング壁112の上面と同一面となっている。そして、ハウジング110のコンタクト収容室111内には、電線に接続された電気コンタクト(図示せず)が収容されるようになっている。
【0003】
このコネクタ100は、図示しない相手コネクタと嵌合し、この際に、相手コネクタに設けられた電線に接続された電気コンタクトとコネクタ100の電気コンタクトとが接触し、電線と電線とが電気的に相互接続されるようになっている。両コネクタの嵌合に際しては、コネクタ100のラッチアーム114に形成された係止突起115が相手コネクタに形成された係止部(図示せず)に係止され、両コネクタの嵌合固定が達成されるようになっている。そして、両コネクタの嵌合解除を行う際には、コネクタ100のラッチアーム114に設けられた操作部116を下方へ押圧してラッチアーム114を下方へ弾性変形させて係止突起113の係止を解除するようにしている。
【0004】
また、図9(B)に示すコネクタ200は、図9(A)に示すコネクタ100と基本的に同様の構成を有するが、連結板部213、ラッチアーム214、及び係止突起215のハウジング壁212に対する取り付け方が、連結板部113、ラッチアーム114、及び係止突起115のハウジング壁112に対する取り付け方と異なっている。
【0005】
即ち、上列の2個のコンタクト収容室211を画定する1対のハウジング壁212の対向面の上下方向略中間部に、両ハウジング壁212を連結する連結板部213が設けられている。そして、連結板部213上面の長手方向中央部から係止突起215が立設され、この係止突起215から後方(図9(B)における左方)に向けて片持ち梁状のラッチアーム114が延びている。そして、ラッチアーム214の、係止突起215との固定端部と反対側の後端部には、ラッチアーム214を操作するための操作部216が突出形成されている。そして、ラッチアーム214の上面のみが、ハウジング壁212の上面と同一面となっている。
【0006】
また、電線と電線とを電気的に相互接続する他の例のコネクタとして、例えば、図10に示すものが知られている(特開2000−77138号公報参照)。このコネクタ300は、絶縁性のハウジング310を備えている。ハウジング310は、複数のコンタクト収容室311を上下2列に有している。そして、ハウジング310のコンタクト収容室311よりも上方には、シーソー状のラッチアーム312が設けられ、ラッチアーム312の先端には係止突起313が形成されている。また、ハウジング310には、ラッチアーム312を上方から覆って保護する保護壁314が設けられている。そして、ハウジング310のコンタクト収容室311内には、電線に接続された電気コンタクト(図示せず)が収容されるようになっている。
【0007】
このコネクタ300は、相手コネクタ400と嵌合し、この際に、相手コネクタ400に設けられた電線に接続された電気コンタクト411とコネクタ300の電気コンタクトとが接触し、電線と電線とが電気的に相互接続されるようになっている。両コネクタ300,400の嵌合に際しては、コネクタ300のラッチアーム312に形成された係止突起313が相手ハウジング410に形成された係止凸部412に係止され、両コネクタ300,400の嵌合固定が達成されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来のコネクタ100,200,300にあっては、以下の問題点があった。
即ち、図9に示すコネクタ100,200の場合には、ラッチアーム114,214の上面がハウジング壁112,212の上面と同一面となっているので、コネクタの低背化が達成されているが、それらラッチアーム114,214が露出している構成のため、ラッチアーム114,214を保護することができない。
【0009】
一方、図10に示すコネクタ300の場合には、ラッチアーム312を上方から覆って保護する保護壁314がハウジング310に設けられているため、ラッチアーム312を保護することができるが、ラッチアーム312がコンタクト収容室311の上方に設けられているため、コネクタの低背化を達成することができない。
【0010】
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ラッチアームが保護される低背のコネクタ組立体及びそれに使用するコネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るコネクタ組立体は、互いに嵌合する第1コネクタ及び第2コネクタからなり、前記第1コネクタが、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有すると共に、前記第2コネクタが、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有することを特徴としている。
【0012】
また、本発明のうち請求項2に係るコネクタ組立体は、請求項1記載の発明において、前記第1コネクタの前記ラッチアームが嵌合方向に延びるリブを有し、前記第2コネクタの前記係止部が前記リブを案内する溝を有することを特徴としている。
また、本発明のうち請求項3に係るコネクタ組立体は、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有することを特徴としている。
【0013】
さらに、本発明のうち請求項4に係るコネクタは、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有する相手コネクタに嵌合するコネクタであって、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係るコネクタ組立体の実施形態を縦方向に断面した状態を表す斜視図である。図2は第1コネクタを示し、(A)は斜視図、(B)は縦方向に断面した状態を表す斜視図である。図3は第1コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は底面図、(E)は右側面図である。図4は第1コネクタを示し、(A)は図3(B)の4A−4A線に沿う断面図、(B)は図3(B)の4B−4B線に沿う断面図である。図5は第2コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図である。図6は第2コネクタを示し、(A)は図5(B)の6A−6A線に沿う断面図、(B)は図5(B)の6B−6B線に沿う断面図である。
【0015】
図1に示すように、コネクタ組立体1は、互いに嵌合する第1コネクタA及び第2コネクタBから構成される。
ここで、第1コネクタAは、図1乃至図4に示すように、絶縁性の第1ハウジング10と、ハウジング10のコンタクト収容筒状部11,12内に収容される複数の金属製の第1コンタクト(図示せず)とから構成されている。第1コンタクトには、電線が接続される。
【0016】
第1ハウジング10は、PBT等の絶縁性の合成樹脂を成形することによって形成されるものであり、1列に配列された複数(本実施形態にあっては2個)のコンタクト収容筒状部11,12を有している。各コンタクト収容筒状部11,12は略箱状の基部11A,12Aから前方(図2における手前側)に延びるよう構成され、それぞれのコンタクト収容筒状部11,12の内部には後方に開いたコンタクト収容通路11C,12Cが形成されている。各コンタクト収容通路11C,12C内には第1コンタクトが収容され、各コンタクト収容通路11C,12Cの前端側には相手コンタクト(後述する第2コネクタBの第2コンタクト )を受容する開口11B,12Bが形成されている。そして、コンタクト収容筒状部11,12の基部11A,12Aの対向面下縁同士は底壁14で連結されている。
【0017】
また、隣接する2個のコンタクト収容筒状部11,12の間には、第2コネクタBと嵌合した際に、相手側の係止部36とラッチ係合するラッチアーム17が設けられている。ラッチアーム17は、その前後方向略中央部の両側縁部分において連結板部16を介して2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結している。ラッチアーム17の上面はコンタクト収容筒状部11,12の上面よりも上方に突出していない。また、ラッチアーム17は、連結板部16を中心に上下揺動可能となっている。ラッチアーム17の前端面はコンタクト収容筒状部11,12の前端面と略同一面となり、ラッチアーム17の後端面は基部11A,12Aの後端面と略同一面となっている。また、ラッチアーム17の前端には下方に突出する係止突部18が形成されている。一方、ラッチアームの後端には上方に突出する操作部19が形成されている。また、ラッチアーム19の下面には、図3(D)及び図4(B)に示すように、係止突部18から嵌合方向後方へ延びるリブ20が形成されている。このリブ20によりラッチアーム17の剛性を大きくすることができる。
【0018】
さらに、コンタクト収容筒状部11,12の基部11A,12Aを含んだ対向側面上縁同士は第1頂壁13で連結され、各コンタクト収容筒状部11,12の第1頂壁13よりも前側の対向側面上縁同士は第2頂壁15で連結されている。第1頂壁13と第2頂壁15とは、図2に示すように、段差面13Aを介して連続しており、第1頂壁13と第2頂壁15とでラッチアーム17の上方を覆う構造となっている。第1頂壁13及び第2頂壁15で請求項1,3,4に規定した「壁」を構成する。なお、第1頂壁13には、ラッチアーム17に突出形成された操作部19が第1頂壁13の上面よりも突出可能とする切欠13Bが形成されている。
【0019】
一方、第2コネクタBは、図1、図5、及び図6に示すように、絶縁性の第2ハウジング30と、ハウジング30に取り付けられる複数の金属製の第2コンタクト40とから構成されている。
第2ハウジング30は、PBT等の絶縁性の合成樹脂を成形することによって形成されるものであり、両コネクタA,Bを嵌合した際に、第1コネクタAのコンタクト収容筒状部11,12を受容する嵌合部31,32を有している。嵌合部31,32は、第2ハウジング30の前面(図5(A)における下面)に開いている。そして、嵌合部31,32間には、両コネクタA,Bを嵌合した際に、第1コネクタAのラッチアーム17を受容するラッチアーム受容空間35が形成されている。一方の嵌合部31とラッチアーム受容空間35との間には仕切り壁33が第2ハウジング30の底壁から突出形成され、他方の嵌合部32とラッチアーム受容空間35との間には仕切り壁34が第2ハウジング30の底壁から突出形成されている。ただし、各仕切り壁33,34の上方には、両コネクタA,Bを嵌合した際に、第1コネクタAの第2頂壁15を受容する空間38が形成されている。また、第2ハウジング30の頂壁の前方側には、両コネクタA,Bを嵌合した際に、第1コネクタAの第1頂壁13の前端側一部を受容する切欠39が形成されている。
【0020】
また、ラッチアーム受容空間35には、両コネクタA,Bが嵌合した際に、ラッチアーム17に形成された係止突部18がラッチ係合する係止部36が第2ハウジング30の底壁から突出形成されている。そして、この係止部36には、ラッチアーム17の係止突部18が係止部36とラッチ係合する際に、ラッチアーム17に形成されたリブ20を案内する溝37が設けられている。溝37は、係止部36の前面から嵌合方向後方に向けて後面にいたるまで延びている。
【0021】
そして、各第2コンタクト40は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによってポスト状に形成され、嵌合部31,32後方のハウジング30の後壁に圧入固定される固定部41を備えている。また、各第2コンタクト40は、固定部41から後方に延びて回路基板(図示せず)上に半田接続される基板接続部42と、固定部41から前方に延びて各嵌合部31,32内に突出する接触部43とを具備している。接触部43は、両コネクタA,Bが嵌合した際に、第1コネクタAの第1コンタクトに接触するようになっている。
【0022】
次に、第1コネクタA及び第2コネクタBを嵌合する際の作用について説明する。
第1コネクタAの各コンタクト収容筒状部11,12内に電線に接続された第1コンタクトを収容しておいて第1コネクタAを完成しておき、その一方で第2コネクタBの第2コンタクト40の基板接続部42を回路基板上に半田接続しておく。
【0023】
この状態で、第1コネクタAと第2コネクタBとを嵌合すると、第1コネクタAのコンタクト収容筒状部11,12が第2コネクタBの嵌合部31,32内に受容される。このとき、第1コネクタAの第2頂壁15が第2コネクタBの空間38内に受容され、第1頂壁13の前端側一部が切欠39に受容される。また、両コネクタA,Bの嵌合の際には、第1コネクタAのラッチアーム17も第2コネクタBのラッチアーム受容空間35内に受容される。このラッチアーム17の受容の際には、ラッチアーム17の前端に形成された係止突部18が第2コネクタBの係止部36上を移動しつつラッチアーム17が上方に変移し、さらに両コネクタA,Bの嵌合を推し進めることにより、係止突部18が係止部36を乗り越えてラッチアーム17が下方に変移するとともに図1に示すように係止突部18が係止部36の後側に位置してラッチ係合する。これにより、両コネクタA,Bの嵌合固定が達成される。なお、ラッチアーム17の係止突部18が係止部36とラッチ係合する際に、ラッチアーム17に形成されたリブ20が係止部36に形成された溝37に案内される。このため、第1コネクタAにおけるコンタクト収容筒状部配列方向の「こじり」を防止することができ、ラッチアーム17の捩れや撓みを防止することができる。
【0024】
このように、両コネクタA,Bが嵌合すると、第1コネクタAの第1コンタクトと第2コネクタBの第2コンタクト40の接触部43とが接触し、電線と回路基板とが電気的に相互接続されるのである。そして、両コネクタA,Bの嵌合解除を行う際には、図2(A)の矢印に示すように、ラッチアーム17の後端に形成された操作部19を上方から押圧してラッチアーム17の前端の係止突部18を上方へ変移させ、係止突部18の係止部36に対するラッチ係合を解除すればよいのである。
【0025】
なお、本実施形態における第1コネクタAにあっては、隣接する2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結するようにラッチアーム17が設けられており、ラッチアーム17を覆うように2個のコンタクト収容筒状部11,12間を連結する第1頂壁13及び第2頂壁15を有するので、コネクタの低背化を図れると共にラッチアーム17を確実に保護することができる。
【0026】
一方、第2コネクタBは、第1コネクタAのコンタクト収容筒状部11,12を受容する嵌合部31,32を有するとともに、ラッチアーム17とラッチ係合する係止部36を有するので、第1コネクタAと相まって、ラッチアーム17を保護できる低背のコネクタ組立体とすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更、改良を行うことができる。
【0027】
例えば、第1コネクタAの第1コンタクトを電線に、第2コネクタBの第2コンタクト40を回路基板に接続し、電線と回路基板とを相互接続するようにしているが、電線と電線、回路基板と回路基板とを相互接続するようにしてもよい。また、本実施形態にあっては、第1コネクタAのラッチアーム17の後端に操作部19を上方へ向けて突出形成し、この操作部19の上端を切欠13Bから上方に突出させ、この操作部19の上端を図2(A)の矢印方向に押圧してラッチ係合を解除するようにしているが、図7及び図8に示す変形例のように変更することができる。
【0028】
即ち、図7に示す変形例の場合には、第1コネクタAのラッチアーム17の後端上面に、1対の突起21,22を工具Tの先端が入り込む間隔をあけて設置する。そして、ラッチアーム17の突起21,22よりも前方側上面に工具Tの先端の前方への移動を防止する突起23を更に設置する。これにより、ラッチアーム17の後端上面に工具Tの先端の受容部24を画定しておく。そして、工具Tの先端を切欠13Bから図7(A)の矢印方向に挿入して受容部24においてラッチアーム17の後端上面を押圧し、ラッチ係合を解除するのである。この図7に示す変形例によれば、図2に示すように、操作部19を第1コネクタAの第1頂壁13の上面よりも突出させる必要はなく、よりコネクタの低背化を図ることができる。
【0029】
また、図8に示す変形例の場合には、第1コネクタAのラッチアーム17の後端を第1ハウジング10の後端面よりも更に後方に延長した延長部25を設ける。そして、この延長部25の上面を図8(A)の矢印方向に押圧してラッチ係合を解除するのである。この図8に示す変形例にあっても、図2に示すように、操作部19を第1コネクタAの第1頂壁13の上面よりも突出させる必要はなく、よりコネクタの低背化を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係るコネクタ組立体によれば、第1コネクタが、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及びラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有するので、コネクタの低背化を図れると共にラッチアームを確実に保護することができる。そして、第2コネクタが、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有するので、第1コネクタと相まって、ラッチアームを保護できる低背のコネクタ組立体を提供することができる。
【0031】
また、本発明のうち請求項2に係るコネクタ組立体によれば、請求項1記載の発明において、前記第1コネクタの前記ラッチアームが嵌合方向に延びるリブを有し、前記第2コネクタの前記係止部が前記リブを案内する溝を有するので、コネクタ組立体の低背化を達成しつつ、ラッチアームの剛性を大きくでき、且つ第1コネクタにおけるコンタクト収容筒状部配列方向の「こじり」を防止することができ、ラッチアームの捩れや撓みを防止することができる。
【0032】
本発明のうち請求項3に係るコネクタによれば、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部及び隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有するので、コネクタの低背化を図れると共にラッチアームを確実に保護することができる。
【0033】
また、本発明のうち請求項4に係るコネクタによれば、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有する相手コネクタに嵌合するコネクタであって、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有するので、ラッチアームを保護できる低背のコネクタ組立体に好適なコネクタとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ組立体の実施形態を縦方向に断面した状態を表す斜視図である。
【図2】第1コネクタを示し、(A)は斜視図、(B)は縦方向に断面した状態を表す斜視図である。
【図3】第1コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は底面図、(E)は右側面図である。
【図4】第1コネクタを示し、(A)は図3(B)の4A−4A線に沿う断面図、(B)は図3(B)の4B−4B線に沿う断面図である。
【図5】第2コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図である。
【図6】第2コネクタを示し、(A)は図5(B)の6A−6A線に沿う断面図、(B)は図5(B)の6B−6B線に沿う断面図である。
【図7】第1コネクタの変形例を工具とともに示し、(A)は工具先端を第1コネクタの受容部に挿入する前の斜視図、(B)は工具先端を受容部においてラッチアームに当接させた状態の縦方向に断面した状態を表す斜視図である。
【図8】第1コネクタの他の変形例を示し、(A)は斜視図、(B)は縦方向に断面した状態を表す斜視図である。
【図9】(A)は従来例のコネクタの斜視図、(B)は従来の他の例のコネクタの斜視図である。
【図10】従来の他の例のコネクタを相手コネクタとともに示す断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ組立体
11,12 コンタクト収容筒状部
13 第1頂壁(壁)
15 第2頂壁(壁)
17 ラッチアーム
20 リブ
31,32 嵌合部
36 係止部
37 溝
A 第1コネクタ
B 第2コネクタ
Claims (4)
- 互いに嵌合する第1コネクタ及び第2コネクタからなり、
前記第1コネクタが、1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有すると共に、
前記第2コネクタが、前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有することを特徴とするコネクタ組立体。 - 前記第1コネクタの前記ラッチアームが嵌合方向に延びるリブを有し、前記第2コネクタの前記係止部が前記リブを案内する溝を有することを特徴とする請求項1記載のコネクタ組立体。
- 1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有することを特徴とするコネクタ。
- 1列に配列された複数のコンタクト収容筒状部、隣接する2個の前記コンタクト収容筒状部間を連結して配設されたラッチアーム、及び該ラッチアームを覆うように前記2個のコンタクト収容筒状部間を連結する壁を有する相手コネクタに嵌合するコネクタであって、
前記コンタクト収容筒状部を受容する嵌合部、及び前記ラッチアームとラッチ係合する係止部を有することを特徴とするコネクタ。
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