JP2836713B2 - 低挿抜力コネクタ - Google Patents

低挿抜力コネクタ

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JP2836713B2
JP2836713B2 JP22145592A JP22145592A JP2836713B2 JP 2836713 B2 JP2836713 B2 JP 2836713B2 JP 22145592 A JP22145592 A JP 22145592A JP 22145592 A JP22145592 A JP 22145592A JP 2836713 B2 JP2836713 B2 JP 2836713B2
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雅博 勝呂
善則 大村
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネス相互の
接続あるいはワイヤハーネスと電機機器との接続に用い
られる低挿抜力コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5において(実開平3−4672
号)、雄コネクタaに支軸bにより駆動レバーcが回動
可能に設けられ、雌コネクタdには被駆動ピンeが突設
されている。
【0003】雌,雄コネクタa,dの挿入初期におい
て、被駆動ピンeが駆動レバーcのカム溝cの端部内
に位置し(図5(A))、この状態から駆動レバーcを
矢符P方向に回動することにより雌コネクタdがカム溝
と被駆動ピンeの係合によって引き寄せられ(図5
(B))、雌,雄のコネクタa,dが、駆動レバーcの
梃子作用により低挿入力で完全嵌合し、雌,雄コネクタ
a,d内に収容された端子金具(図示せず)が接続する
(図5(C))。
【0004】雌,雄コネクタa,dの離脱は、駆動レバ
ーcを上記と逆方向に回動操作することによって為され
るが、離脱時には挿入時よりも大きな力が必要とされ
る。即ち、コネクタの挿入操作時においてはコネクタの
挿入動作に引き続いて端子金具を結合するので、動摩擦
領域で挿入運動をしているのに対し、離脱操作時におい
てはコネクタの静止状態から端子金具の離脱を開始する
ことにより静摩擦領域で離脱運動をしているものであっ
て、離脱力が挿入力よりも大きくなり、しかも離脱開始
時において最大の離脱力が必要とされるものであり、該
離脱操作が複数のコネクタに対して為される場合には、
このことが特に問題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
着目し、レバー等の駆動部材を用いた低挿抜力コネクタ
において、複数のコネクタに対する離脱力を軽減するよ
うにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、相互に挿入、離脱される複数対
のコネクタと、該複数対のコネクタの一方をまとめて挿
入、離脱操作する駆動部材とからなり、該駆動部材の複
数のコネクタ収容室において、該コネクタ収容室と該コ
ネクタの一方に形成した駆動ピンと、他方に形成した被
駆動長孔との係合により該駆動部材に各コネクタが支持
して設けられ、該複数の被駆動長孔の後端における係合
部が相互に不一致となるように被駆動長孔の長さが相互
に異なる構成を採用した。
【0007】
【作用】離脱操作時において駆動部材が複数のコネクタ
に対して別々に離脱操作を開始する。
【0008】
【実施例】図1において、Jは自動車用ワイヤハーネス
に接続される電気接続箱であり、その上面には2個の雌
コネクタAが一体的に設けられている(図4参照)。雌
コネクタA上には挿入、離脱駆動部材としての駆動フレ
ームCが一側の回動支点を介して回動可能に設けられ
る。即ち、駆動フレームCの一側には腕2を介して回動
軸3が設けられ、該回動軸3が電気接続箱J上に設けら
れた軸受部4により回動可能に支持されている。従っ
て、駆動フレームCは回動軸3を支点として同動するこ
とにより、雌コネクタAの一側において起立した状態か
ら雌コネクタAを内側に収容するように着座する。駆動
フレームCにおいて回動軸3と反対側には操作部5が設
けられている。
【0009】駆動フレームC内には区画板6,6が設け
られて二つのコネクタ収容室7,7が形成されている。
区画板6とこれに対向する側板8にはスリット9により
可撓支持板10が設けられ、各可撓支持板10の内側に
は駆動ピン11が突設され、該駆動ピン11に支持され
ることにより各コネクタ収容室7には雄コネクタB,
B′が揺動可能に支持されている。即ち、雄コネクタ
B,B′の両側壁後部には前後方向に延びる被駆動長孔
12,12′が形成され、該被駆動長孔12,12′に
前記駆動ピン11が係合している(図3,図4参照)。
図4に示される如く、被駆動長孔12,12′において
前端部12a,12a′は一致した位置にあるが、後端
の係合部12b,12b′は不一致であって、被駆動長
孔12′が長めに形成されている。なお、13は雌コネ
クタA内に収容される雄端子であり、雄コネクタB,
B′内には雌端子(図示せず)が収容されている。
【0010】図1の状態から駆動フレームCを矢符方向
に回動操作すると、雄コネクタB,B′が雌コネクタA
内に進入し、駆動ピン11が被駆動長孔12,12′を
介して雄コネクタB,B′を雌コネクタA内に挿入し
(図3(A)参照)、前記した如くに被駆動長孔12,
12′の前端部12a,12a′が一致しているので、
雄コネクタB,B′は同時に雌コネクタAと完全嵌合す
る(図3(B)、図4(A)参照)。
【0011】雄コネクタB,B′の離脱時においては、
被駆動長孔12,12′により駆動ピン11が遊び動作
することにより駆動フレームCが無荷重動作をした後に
その慣性をもって駆動ピン11が被駆動長孔12の後端
の係合部12bに衝合して先づ雄コネクタBを離脱動作
させ、次いで別の駆動ピン11が被駆動長孔12′の後
の係合部12b′に衝合して雄コネクタB′を離脱動
作させる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記した如くに、相互に挿入、
離脱される複数対のコネクタと、該複数対のコネクタの
一方をまとめて挿入、離脱操作する駆動部材とからな
り、該駆動部材の複数のコネクタ収容室において、該コ
ネクタ収容室と該コネクタの一方に形成した駆動ピン
と、他方に形成した被駆動長孔との係合により該駆動部
材に各コネクタが支持して設けられ、該複数の被駆動長
孔の後端における係合部が相互に不一致となるように被
駆動長孔の長さが相互に異なるものであるから、複数の
コネクタに対して同時に離脱操作を開始しないので駆動
部材による複数のコネクタの離脱力を軽減して離脱操作
を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例についての斜視図である。
【図2】同上における駆動フレームの斜視図である。
【図3】(A)(B)は、駆動フレームによるコネクタ
の挿入過程を示す一部破断側面図である。
【図4】(A)(B)(C)は、駆動フレームによるコ
ネクタの離脱過程を示す断面図である。
【図5】従来例について、(A)(B)(C)は一対の
コネクタの嵌合過程を示す側面図である。
【符号の説明】
A,B,B′ 一対のコネクタ C 駆動部材 コネクタ収容室 11 駆動ピン 12,12′ 被駆動長孔 12b,12b′ 後端の係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/62 - 13/629

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に挿入、離脱される複数対のコネク
    タと、該複数対のコネクタの一方をまとめて挿入、離脱
    操作する駆動部材とからなり、該駆動部材の複数のコネ
    クタ収容室において、該コネクタ収容室と該コネクタの
    一方に形成した駆動ピンと、他方に形成した被駆動長孔
    との係合により該駆動部材に各コネクタが支持して設け
    られ、該複数の被駆動長孔の後端における係合部が相互
    に不一致となるように被駆動長孔の長さが相互に異なる
    ことを特徴とする低挿抜力コネクタ。
JP22145592A 1992-08-20 1992-08-20 低挿抜力コネクタ Expired - Fee Related JP2836713B2 (ja)

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