JP3315985B2 - 上昇位置で容器又はパレットのような物品を支持し得る平行な往復動ビームを有するコンベヤ装置 - Google Patents

上昇位置で容器又はパレットのような物品を支持し得る平行な往復動ビームを有するコンベヤ装置

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JP3315985B2 JP51560393A JP51560393A JP3315985B2 JP 3315985 B2 JP3315985 B2 JP 3315985B2 JP 51560393 A JP51560393 A JP 51560393A JP 51560393 A JP51560393 A JP 51560393A JP 3315985 B2 JP3315985 B2 JP 3315985B2
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G67/00Loading or unloading vehicles
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は請求の範囲1の前文による物品を移動させる
コンベヤ装置に関するものである。また特に本発明は基
礎に配置した装置であって、この装置上に設置した物品
を保管面から他の位置に基本的に水平方向に移動させる
ことができる装置に関するものである。
従来の技術 物品を動かす装置は、例えば、ヨーロッパ特許明細書
第0103999号(Dickson−Wright,Edward Anthony)によ
り既知である。この装置は、基礎に配置され縦方向のほ
ぼ平行な多数の移動手段から成る。これ等の移動手段
は、上部の物品支持部と、基礎内の凹形の下部輪郭部と
を有する。この輪郭部内にはローラのためのレールが収
容されており、このレールにより物品支持部を輪郭部に
対し相対的に移動させ得るようにしている。レールの上
下動を行わせ、それにより物品支持部を上下動させるた
め、縦の膨張できるホース状部分を設け、加圧空気のよ
うな圧力媒体を供給することによって物品支持部を上昇
させている。
同様の装置は、スウェーデン公報第318822(Iverse
n)及び国際公開番号WO第86/04883号(Hagedorn)から
既知である。これ等の装置において、下にあるトロリー
に対し相対的に物品支持部を縦方向に移動させることに
よってこの物品支持部の上下動を行っている。チェー
ン、又は類似の可撓性素子の引張り力によってこの移動
を行うようにし、このチェーンをトロリーの移動のため
にも使用しており、チェーンの両端を物品支持部のそれ
ぞれのトロリーに取り付けている。
これ等既知の装置の意図するところは、例えば他のコ
ンベヤ、フォークリフトラック、又はクレーンによって
送給される物品を乗せるための表面を、一部を凹形にし
た基礎によって形成することである。レールの範囲内の
位置からレールの外側の位置まで物品支持部を動かすこ
とができる。物品支持部を上昇させることによって、基
礎上の物品を僅かに上昇させることができる。また物品
支持部を動かすことによって、この上の物品を同一方向
に動かし、従って物品を基礎の外側の位置まで動かすこ
とができる。またこの場合、物品支持部を含んでいて凹
形になっている休止面を配置すれば、これ等物品支持部
を下降させることにより物品をこの休止面上に配置する
ことができ、この操作を繰り返すため、物品支持部を輪
郭部内の下降位置に引き入れることができる。物品支持
部をその下降位置に動かし、その後、上昇させ、復帰移
動させることにより、物品を他の方向に動かすことがで
き、従って物品を上記基礎上に設置することができる。
この形式の装置は、物品が送給されるローディング構
造から、更に輸送するための車輌に物品を動かすため、
又はこの逆に車輌からローディング構造に物品を動かす
ために一般に使用されている。従って、この装置をロー
ディング構造に設け、縦方向の物品を支持する部分を収
容する凹所を車輌のローディング面に設ける必要があ
る。また比較的スリムな装置を設計することに関心があ
るため、物品支持部の支持のためレールをこれ等凹所に
設ける必要があり、或る設計では上述の形式のリフト手
段をも設ける必要がある。
技術的問題点 最初に述べた従来の装置は、まず、可撓性のキャンバ
ス状材料から成るホースの形状を有し延びた形状の上昇
素子を有するから、これが何回も撓み、内圧が加わると
損傷し易く摩耗し易い欠点がある。また、実際に使用で
きる加圧媒体は加圧空気のみであり、液圧流体は漏洩に
よる損害の危険があまりに大きく使用できない欠点があ
る。しかも液圧ポンプに比較し、加圧空気設備を設ける
ことは非常に大変なことである。空気をホースに充填す
ること、特にホースが長いと、ホースを下降させる度に
上昇させてホースを空にするのに長時間を必要とする。
また、物品支持部を動かすための構成が、直線状支持部
として設けられている時には、汚れたり、負荷が不平衡
になり易い問題がある。
第2に述べた装置の場合には、重い負荷を上昇させ、
上昇位置に保持する必要がある時、実際上ローラチェー
ンである可撓性素子は非常に大きな牽引力を受ける。こ
のため、可撓性素子は短時間で摩耗し、破断する危険が
ある。
発明の簡単な説明 本発明の目的は、上述の装置と基本的に同一の設計、
即ち保管面から他の位置に物品を動かすために使用する
もので、保管面に簡単に凹所を形成したコンベヤ装置を
得るにある。
本発明コンベヤ装置によれば、物品の上昇に使用する
ため、ホース状の上昇手段を設けず、損傷し易いチェー
ンのような手段を設けない。その代わりに、液圧シリン
ダにすることができる動力シリンダを使用し、このシリ
ンダによって物品支持部と下にあるトロリーとを移動さ
せ、或る手段によって物品を上昇させる。本発明の好適
な実施例によれば、ラチェット手段によって上昇位置に
物品を保持し、このラチェット手段により、上昇位置に
ある上昇機構と動力手段とを負荷から解放する。
本発明装置の利点は、上記上昇手段として、加圧液体
で操作し得る迅速に作動する動力シリンダを使用する点
にある。これにより、特別な解決策と相まって、標準装
置を使用できるので生産コストを低くすることができ
る。更に、装置が非常に堅牢になり、直線状支持部の形
式のローラ手段を設ける必要がない。
本発明装置は、この装置を恒久的に設備しない表面、
従って一般に負荷の積込み、積降ろしを行う車輌に上述
のホースのような上昇手段やローラ手段を設ける必要が
なく、簡単なレールを凹所に設ければよい。このこと
は、一般に複数個のローディング位置に非常に多くの車
輌を使用しなければならない場合には重要なことであ
り、これは車輌毎の特殊な装置は簡単で非常に安価であ
ることが必要なためである。
請求の範囲1に記載した特徴を有するコンベヤ装置に
より本発明の利点が得られる。
図面の説明 添付図面に本発明の一実施例を示す。
第1図は本発明装置の作動部の第1端部を示す一部縦
断面図である。
第2図は上記作動部が長いため分割して作動部の反対
端部を示す一部縦断面図である。
第3図は第1図及び第2図より小さい縮尺による本発
明装置の平面図である。
第4図、及び第5図はそれぞれ異なる作動位置にある
本発明装置の一部の断面図である。
好適な実施例 上述の観点に従って、本発明の好適な実施例による第
3図のコンベヤ装置は2個の縦長の物品移動装置1を具
える。この移動装置1は周囲の保管面2から凹んでいて
凹形部を形成しており、その外側の部分は図面から切除
して示してある。この保管面はローディング構造、又は
その類似構造の上面を表す。従ってこの保管面は若干延
長してコンベヤとして設けることができる。第3図に示
すケースでは、例えば物品移動装置1の間の区域をバン
ドコンベヤの上部によって形成することができ、その残
りの部分を図面の右の方に伸長する。物品移動装置の周
りのこのような構成、及びその他の代案の実施例や、そ
の数は本発明の目的から外れないように変更することが
できる。これはこのような構成はすべての代案の実施例
に適用することができるからである。
各物品移動装置1は基礎上に取り付けた恒久的な部分
を有し、この部分は保管面2を形成しており、この部分
を次の説明ではフレーム3と称している。このフレーム
3は2個のレール4を具える。レール4上には物品支持
ビーム5を設け、第3図に示す後退位置から図面の左の
方の保管面2の境界部9の外側に延びる位置まで物品移
動装置1の縦方向に物品支持ビーム5を移動可能にす
る。ユニットが連続している場合の可撓性よりも大きな
可撓性を与える目的で物品支持ビーム5を数個のセクシ
ョンに分割する。この図面では節点7の両側に2個のセ
クションを示した。第3図ではトロリー6を物品支持ビ
ーム5によって殆ど覆い、トロリー6によって物品支持
ビームを移動可能に支持する。
物品支持ビーム5のための移動装置を符号10で示し、
電動機11、歯車箱12、及びこの歯車箱から駆動される軸
13とでこの移動装置を構成する。軸13はコンベヤ装置を
横切って延び、両方の物品移動装置1を駆動するように
連結されている。
第4図、及び第5図には、物品支持ビーム5と、この
ビーム5を支持するトロリー6と、両方のレール4を有
するフレーム3とを断面で示す。これ等の図面の平面15
は保管面2のレベルに相当しているが、しかし保管面2
がその一部であるローディング構造、、又はその類似構
造上にこの平面15は位置していない。言いかえれば、本
発明コンベヤ装置の目的は物品支持ビーム5がそれぞれ
のトロリー6と共に保管面2の境界部9を越えて移動
し、物品を保管面の外に動かすことである。第4図と第
5図とを比較すれば明らかなように、物品支持ビーム5
を第4図のように平面15の下方の下降位置に位置させ、
又は第5図のように平面15の上方の上昇位置に位置させ
ることができる。レール4上に静止するトロリー6に対
し相対的に物品支持ビーム5を移動させることによって
このことが可能である。
このコンベヤ装置はスリムな設計であるにも拘らず、
重い負荷を使用できるように意図しているから、物品支
持ビームとそのトロリーとは境界部9の外側でも支持体
を設ける必要がある。第3図に示すように、このような
支持体はこのコンベヤ装置に含まれていないが、境界部
9に隣接させるようにした或る種の可動装置の一部であ
る。更に、第4図及び第5図に示すように、平面15はそ
のような可動装置に属していて、従ってトラック、又は
レール上の移動台のようなローディング車輌のローディ
ング構造上の保管面を平面15は表している。
転動させてトロリー6の移動を可能にするのは、レー
ル4に対応するレール(第4図のレールと同一符号を有
する)を具えたローディング車輌である。従って、境界
部9の近くにローディング車輌を位置させた後は、上記
のレールは第3図のレール4への直接連続部を形成して
いる必要がある。ローディング車輌上のレールは、保管
面15から下方に延びている凹所17内の下面16に静止して
いる。この負荷支持装置のレールと、トロリーと、物品
支持ビームとを収容できるだけこの凹所17の深さを深く
し、下降位置にある物品支持ビームの上側が平面15より
僅かな距離だけ下にあるようにする。従って、第5図に
示す上昇位置において物品支持ビームが平面15の上方の
レベルに位置し得るよう物品支持ビームの上昇高さを適
合させる必要がある。
本発明コンベヤ装置の一般設計及びコンベヤ装置の作
動機能をここに説明した。即ち、物品支持ビームのため
の支持レールを設けたローディング車輌によって占める
ようにした区域まで、このコンベヤ装置の端部及びその
支持構造とを越えて外側に物品移動装置1の縦方向にト
ロリー6上の物品支持ビーム5を動かすことができる。
また、物品支持平面の上下に物品支持ビームが上昇で
き、下降できる機能をも説明した。この物品支持平面
は、基礎の中の沈下した位置にある物品移動装置を一部
包囲すると共に、ローディング車輌のローディング平面
によって表される区域まで基礎の外側を一部包囲してい
る。
次に、物品支持ビームの縦方向の移動と上下動とを生
ずる物品移動装置を説明する。第1図及び第2図を参照
して説明するが、第1図では境界部9に密接して、即ち
第3図の左の部分に密接して物品移動装置1の一部を示
し、第2図では物品移動装置の反対端、即ち第3図の右
端を示している。第1図、及び第2図を参照する他に、
第4図をも参照するが第4図ではここで説明するための
新たな符号を加入した。
第1図及び第2図では、下降位置にある物品支持ビー
ム5を実線で示し、上昇位置にある物品支持ビーム5を
鎖線で示す。この物品支持ビームはその大部分をU字状
ビームで形成し、その上方に向く部分20により物品支持
面を形成する。この部分20の下側に対をなす楔状突出体
21を取り付ける。物品支持ビームをセクションに分割す
ることを節点7と関節部22とによって示す。この節点の
両側の両セクションを関節部22によって連結する。その
側部のトロリー6は棒23から成り、この棒23を介して多
数の横軸24を延在する。棒23の両側には横軸24によって
ローラ手段25を担持する。これを第5図に明示し、両側
のローラ手段25は外側ローラ27より直径が小さい内側ロ
ーラ26を有する。外側ローラ27は両レール4上に静止し
ており、このローラがレール上を転動することによりト
ロリーを縦方向に移動させることができる。物品支持ビ
ーム5の両方の楔状突出体21を両方の小径の内側ローラ
26に静止させる。このようにして物品支持ビームを外側
ローラの端縁間に中心を占めるようにする。このような
構成をトロリー6に沿って等距離に配置する。
トロリー6もセクションに分割することができ、その
状態を関節部30によって第1図に示す。
棒23の右端の両側に部材31を設置する(第2図参
照)。この部材の付近に物品支持ビーム5の端部に、33
において揺動可能に担持した1対のラチェット32を設け
る。部材31の上面に静止しているラチェット32の位置を
第2図では実線で示し、このラチェット32の拘束面34は
部材31の左側にある。この位置では、物品支持ビーム5
の楔状突出体21の下部がローラ26の周縁面に静止するよ
う物品支持ビーム5が位置する。物品支持ビームがトロ
リーに対し相対的に右に移動すると、楔状突出部21はそ
の一層高さが高い部分でローラ26に沿って移動するか
ら、物品支持ビームはトロリーに対し相対的に上昇す
る。或る位置に達すると、拘束面34は部材31の右側に位
置し、部材31の背後に下降する。これにより物品支持ビ
ームがローラ26に沿って下降位置に戻るのを防止する。
第2図に示す物品移動装置の後退位置では、動力シリン
ダ35によって作動する棒36によって部材31との掛合(第
2図の鎖線参照)から外してラチェット32を上昇させる
ことができる。第1図では省略して図示しないが、軸15
の若干右側に、この装置の左端にも同様の上昇装置を設
ける。ラチェットを釈放する前に、部材31に加えている
圧力を解放する。
従って動力シリンダ35によってラチェットを釈放した
後は、物品支持ビームの下降は実質的に重力によって行
われる。物品支持ビーム5をトロリー6に対し相対的に
右に移動させる結果によって生ずる物品支持ビーム5の
上昇は、これと異なり或る種の動力手段によって行う必
要がある。フレーム3の左端に符号39に揺動可能に担持
した動力シリンダ38によってこの手段を形成する(第1
図参照)。このシリンダのピストン棒40を設け、外端に
支持体42を設けたアーム41をこのシリンダに連結する。
軸線39で揺動可能に担持した上述のユニットを他の動
力シリンダ43によって上方、及び下方に揺動させること
ができる。アーム41に接合したピストン棒44をこの動力
シリンダ43に設ける。トロリー6の中心棒23の両側にこ
のトロリーに突出体46を設け、第1図に示すアーム41の
上昇位置でアーム41の支持体42にこの突出体46を協働さ
せる。物品支持ビームの側部に支持体47を設け、棒23の
両側に棒23を下方に延長し、シリンダ38のピストン棒上
の棒40に支持体47を接触させ得るようにする。従って、
棒40はフォーク状であり、トロリーを包囲している。
第1図にはアーム41の上昇位置を示し、この位置では
棒40は支持体47に接触しており、支持体42と46とは互い
に接触している。動力シリンダ43を操作することによっ
て、アーム41を下降させ、このユニットを突出体46と支
持体47とから自由にする。
突出体46及び支持体47と同一の形態の対応する構成を
物品支持ビームの右端にも設置する。それを第2図に他
の突出体46として示した。
第3図にも示した軸13を第1図にも示す。物品移動装
置1の前部においてこの軸13によってチェーンのための
スプロケット50を担持する。第2図に他のスプロケット
51をこの装置の右端に示す。このスプロケットのため、
軸支持体52と、緊締装置53とを設ける。両方のスプロケ
ット間にチェーン55を延在し、このチェーン55の両側を
トロリー6上のホルダー56に取り付ける。緊締装置によ
ってスプロケット間でチェーンを緊張させることができ
る。
電動機11と歯車箱12とによって軸13を一方向、又は反
対方向に回転することによって、チェーン55の上部によ
り物品支持ビーム5と共にトロリー6をチェーンの両端
位置間に動かすことができる。
物品移動装置1の前部に設置したレールの構成と上述
の凹所とに接して境界部9の付近にローディング車輌が
位置しており、保管面2上に保管されている物品をロー
ディング平面15に動かす必要があるものと仮定すると、
まず物品支持ビームを上昇させ、次にレール4に沿って
物品支持ビームを左の方にレール4に沿ってローディン
グ平面15に動かすことによってこのことを達成すること
ができる。
この操作の前には、物品支持ビーム5とそれぞれのト
ロリー6とは第1図及び第2図に示すように右の方の最
外側に位置し、実線で示すように下降位置にある。従っ
て上昇による第1操作はシリンダ43によって行われ、シ
リンダ38を担持するアーム41を上昇させ、棒40と支持体
42とを支持体47と突出体46との前部に位置させる。動力
シリンダ38を作動させて棒40を外方に押圧して支持体47
に圧着し、物品支持ビーム5をトロリー6に対し相対的
に強制的に右に移動させる。トロリー6はその突出体46
に接触している支持体42によって移動しないように取り
付けられている。ここで物品支持ビームの楔状体21は表
面26に沿って上昇し、上昇位置を示す鎖線の位置まで物
品支持ビームが上昇する。この位置では、ラチェット32
はその拘束面34が部材31の前部に下降しており、物品支
持ビームが重力の作用を受けて後方に移動するのを防止
する。
物品支持ビーム5が上昇すると、物品保管面2上にあ
る物品が持ち上がり、物品は物品支持ビームによって支
持される。ここで電動機11を始動し、軸13を回転するこ
とによって、チェーン55の助けを借りてトロリー6は物
品支持ビームと共に移動する。物品は境界部9を越えて
動かされ、上記ローディング平面15に入る。
物品支持ビームを下降させ、物品をローディング平面
に下降させるためには、ラチェット32を上昇させなけれ
ばならない。第2図に示した動力シリンダ35の左側に配
置した他の動力シリンダ35を操作することによってこの
ことを行う。しかし、その前に、部材31に加わる圧力か
らラチェットを解放しなければならない。ここでは右側
に設置した部材に協働しているシリンダ43、38によっ
て、既に述べたようにアーム41(第1図参照)上の装置
を作動させることによってこのことを実施する。ここで
トロリーは若干右へ移動することができ、拘束面34は部
材31から除かれ、僅かな動力でラチェットを上昇させる
ことができる。ラチェットが上昇すると直ちに、支持し
ている負荷の重量に作用する重力の作用を受けて物品支
持ビームは下降する。この下降運動はシリンダ38から圧
力媒体を離脱させる程度によって制御する。平面15がロ
ーディング面2の下の位置に達すると物品は平面15上に
置かれる。物品支持ビームの下降位置において、チェー
ン55によってトロリーを原位置に戻す方向に電動機を始
動する。アーム41上の構成を作動させることによって新
たな上昇を行わせる。このようにして、物品を保管面2
からローディング面15に順次移動させることができる。
ローディング車輌に数対のレールを設けていれば、車輌
の順次の移動によって負荷をローディング面上にひろげ
ることができる。
物品を車輌から保管面2に降ろす必要がある場合に
は、下降位置にある物品支持ビームと共にトロリーを、
車輌のレールを設けた凹所内に動かす。突出体46と支持
体47とによって右側に位置する構成を、アーム41上の動
力装置によって作動させるべき所定位置に設置する。こ
のようにして、物品支持ビームを上昇させるため、物品
支持ビーム5とトロリー6とを互いに相対的に移動させ
ることができる。次にチェーンの上部を右の方へ動か
し、物品支持ビームによって支持した物品をこのチェー
ンの上部によって保管面2上に引っ張る。この保管面の
位置は上述の作動シーケンスにおいて物品支持ビームの
下降によってこの位置に設置することができる。
上述のバンドコンベヤをこのコンベヤ装置に関連して
設ければ、非常に合理的にこのコンベヤ装置が機能す
る。バンドコンベヤによって物品を順次コンベヤ装置に
もたらすことができ、このコンベヤ装置により物品を車
輌に積載することができ、また同様に、車輌から物品を
降ろすや直ちに、物品をこのコンベヤによって順次移送
することができる。しかし、物品を完全に取り扱うた
め、コンベヤ以外の例えば運搬トラックのような他のシ
ステムと共にこのコンベヤ装置を作動させることができ
る。車輌への積載、及び車輌からの積載以外の目的にこ
のコンベヤ装置を使用することができることはもちろん
である。
ローディング構造及びローディング車輌のような2個
の異なるユニット間に物品を動かすためにのみこのコン
ベヤ装置を設けるのでなく、保管区域にある物品を移送
するためにこのコンベヤ装置を設けることができる。
上述のような操作装置が固定位置を有している場合の
ように、物品支持ビームの上下動が移動通路内の或る位
置にのみ限定されるべきでない場合には、ロッキングし
ている物品支持ビームを相対移動させるための動力手段
をトロリー上に取り付けることができる。本発明は上述
の例に限定されず、種々の変更を加えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 25/00 - 25/06 B60P 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保管面(2)に対し往復動し上昇位置で容
    器、又はパレットのような物品を支持することができる
    平行な物品支持ビームと、互いにほぼ平行に位置する細
    長い多数の物品移動装置(1)とを具え、この物品移動
    装置(1)はその保管面(2)内に凹形部を形成してお
    り、物品を支持するための上方に向く物品支持面(20)
    を前記物品支持ビーム(5)に設け、前記物品支持ビー
    ムのための支持手段(6)と、基礎上に静止するフレー
    ム(3)と、このフレーム(3)と前記支持手段(6)
    との間のローラ手段(25)と、前記フレーム(3)に対
    し相対的に前記支持ビームと共に前記支持手段を縦方向
    に動かすための駆動手段(11、50、51、55)と、前記物
    品支持ビームの上面が前記物品保管面(2)の下方に降
    下している下降位置と前記物品保管面の上方に上昇して
    いる上昇位置との間に前記支持手段に対し相対的に前記
    支持ビームを垂直移動させると共に前記物品支持ビーム
    と前記支持手段との間の縦方向の相対移動によって前記
    下降位置と前記上昇位置との間の前記垂直移動を行わせ
    るため前記支持手段(6)と前記物品支持ビーム(5)
    との間設けた上昇手段(6、21、26)と、前記縦方向の
    相対移動を行って前記垂直移動を行わせるため設けた動
    力装置(38、40〜42、46、47)とを設け、上昇位置にあ
    る物品が前記物品支持ビームの縦方向の移動によって前
    記保管面(2)を移動することができると共に、下降位
    置で前記物品支持ビームが縦方向の移動を自由に行い得
    るコンベヤ装置において、前記支持手段(6)に対し相
    対的に前記物品支持ビーム(5)の縦方向の移動のため
    の前記動力装置は、2個の保持部材(40、42)を有し前
    記フレーム(3)上に配置した作動装置(41)と、前記
    物品移動装置(1)の縦軸線にほぼ平行に前記保持部材
    を互いに相対的に移動させる動力手段(38)とを具え、
    一方の前記保持部材に拘束連結するための表面(47)を
    前記物品支持ビーム(5)に設け、第2の前記保持部材
    に拘束連結する表面(46)を前記支持手段(6)に設
    け、前記保持部材と前記表面との間の拘束連結が可能な
    第1位置と前記保持部材が前記第1位置から動いて前記
    拘束連結が不可能な第2位置との間に動き得るよう前記
    作動装置(41)を構成し、前記フレーム上の前記動力装
    置の位置に対する所定の縦方向位置に前記物品支持ビー
    ム(5)と共に前記支持手段(6)を設置した時、前記
    支持手段(6)と前記物品支持ビーム(5)とが前記相
    対移動を行うよう動くことができ、その結果、それぞれ
    の前記表面(46、47)への拘束連結が行われている間に
    前記動力手段(38)による前記保持部材(40、42)の移
    動によって前記物品支持ビームのその上昇位置への移動
    が行われることを特徴とするコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】前記物品支持ビームが上昇位置にある相対
    位置に前記物品支持ビーム(5)と前記支持手段(6)
    とを維持するためのラチェット手段(31、32)を設け、
    前記物品支持ビーム(5)と前記支持手段(6)とが好
    ましくは重力の作用を受けて互いに自由に相対的に移動
    できる釈放位置のロックと、前記物品支持ビームのため
    の下降位置のロックとから変化し得るよう前記ラチェッ
    ト手段を構成したことを特徴とする請求の範囲1に記載
    のコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】前記保持部材(40、42)を前記表面(46、
    47)に拘束連結させた後、関連する方向の速度制御され
    た運動を遂行させるよう前記動力手段を作動させること
    によって、重力の作用による前記物品支持ビーム(5)
    の下降を前記動力手段(38)によって制御することを特
    徴とする請求の範囲1、又は2に記載のコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】前記垂直移動を行わせる手段には、前記物
    品支持ビーム(5)と前記支持手段(6)との間の前記
    相対移動に関与する楔状素子(21)を設け、前記支持手
    段に対する相対的な前記物品支持ビームの前記垂直運動
    を前記楔状素子が遂行するよう支持部材(26)に対し前
    記楔状素子(21)を移動させることを特徴とする前記請
    求の範囲のいずれか1項に記載のコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】前記楔状素子(21)の傾斜面が前記支持部
    材に向くようこの楔状素子(21)を前記物品支持ビーム
    (5)に取り付け、軸(24)によって支持したローラ
    (26)の形状に前記支持部材を構成し、前記相対移動
    中、前記ローラを転動させてこのローラの周縁に前記楔
    状素子の前記傾斜面を支持することを特徴とする請求の
    範囲4に記載のコンベヤ装置。
  6. 【請求項6】前記物品移動装置(1)の縦方向の移動を
    行わせるためのローラ手段(25)をローラ(27)の形状
    に構成し、前記支持部材のローラ(26)と同一の軸(2
    4)に各前記ローラ(27)を支持したことを特徴とする
    請求の範囲5に記載のコンベヤ装置。
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