JP3294659B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP3294659B2 JP06553393A JP6553393A JP3294659B2 JP 3294659 B2 JP3294659 B2 JP 3294659B2 JP 06553393 A JP06553393 A JP 06553393A JP 6553393 A JP6553393 A JP 6553393A JP 3294659 B2 JP3294659 B2 JP 3294659B2
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義一 森永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置に関し、
特に通風ダクトの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置として実公昭63−29
636号公報に開示されるものがある。この空調装置は
フロントガラス下縁部を支持するインストルメント部を
ダクト構造とし、フロントガラス及び車室内方に向けて
空気を噴出するようにしたものである。また、最近では
インストルメント部の前後方向の寸法を大きくとる傾向
があり、このような場合の空調装置として図6に示す構
造のものがある。即ち、インストルメントパネル101
内に運転者側に空気を吹出すためのドライバ側ダクト1
02、助手席側に空気を吹出すためのアシスト側ダクト
103、右側デフロスタダクト104及び左側デフロス
タダクト105をそれぞれ設けて、これらの専用部品に
よって通風ダクトを構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実公昭63−2963
6号公報に開示される空調装置にあっては、前後方向の
寸法が大きなインストルメント部に適用できない。一
方、図6に示した車両用空調装置の通風ダクト構造にあ
っては、専用部品によって通風ダクト102,103,
104,105を構成するために、部品点数が増加する
とともに、部品の組付け工数が多くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、車両のインストルメント部に設けられる空
調装置において、この空調装置は、インストルメントパ
ネル3の内部にダシュボードアッパ7を配設し、前記ダ
シュボードアッパ7は、フロントピラー9,9間を結ぶ
クロスメンバーとなるアウトレットダクトを兼ねるクロ
スメンバー部11と、デフロスターダクトを兼ねるダッ
シュボードアッパ部12とを一体に形成し、前記クロス
メンバー部11は断面略箱型の密閉構造とし、前記ダッ
シュボードアッパ部12も同様に密閉構造に形成し、前
記クロスメンバー部11及び前記ダッシュボードアッパ
部12それぞれに空調装置本体から送り出された空気を
取入れる空気取入れ口を設けるとともに、取入れた空気
を車内へ吹出す空気吹出し口を設けたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】インストルメントパネル3の内側に配設される
ダッシュボードアッパ7のフロントピラー間を結ぶクロ
スメンバー部11及びダッシュボードアッパ部12とを
一体化し、これらを密閉構造として通風ダクトとして用
いるので、部品点数を削減できるとともに、組付け工数
を削減できる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る車両用空調装置
を適用した車両の要部斜視図、図2は図1のインストル
メント部の分解斜視図、図3は同インストルメント部の
略断面図、図4は図1のクロスメンバ部の平面図、図5
は図4のA−A線に沿う側断面図である。
【0007】車体1のインストルメント部2にはインス
トルメントパネル3が設けられ、このインストルメント
パネル3の前方側にはフロントガラス4(図参照)が
設けられ、またインストルメントパネル3には計器部5
及び計器カバー6等が取付けられている。
【0008】このインストルメントパネル3の内側には
ダッシュボードアッパ7を配設している。このダッシュ
ボードアッパ7は、図4及び図5に示すようにフロント
ピラーエクステンション8が固着されるフロントピラー
9,9間を結ぶクロスメンバーとなるアウトレットダク
トを兼ねるクロスメンバー部11とデフロスターダクト
を兼ねるダッシュボードアッパ部12とを一体的に形成
し、ダッシュボードアッパ7の両側端部とフロントピラ
ー9,9とはスポットシーラを用いて溶接してシール効
果を高めている。
【0009】クロスメンバー部11は断面略箱型形状を
なす密閉構造とし、図3に示すように空調装置本体14
から吹出される空気を取入れる取入れ口15と取入れた
空気を車内の乗員側に左右及び中央部から吹出す4個の
吹出し口16をそれぞれ形成している。
【0010】また、ダッシュボードアッパ部12も同様
に密閉構造に形成して、空調装置本体14から吹出され
る空気を取入れる取入れ口17と取入れた空気をインス
トルメント部2上方に吹出す4個の吹出し口18をそれ
ぞれ形成している。更に、これらのクロスメンバー部1
1とダッシュボードアッパ部12との結合部にも吹出し
口19を形成している。
【0011】そして、インストルメントパネル3には上
記各吹出し口16,18,19に対応して取付け孔2
0,21,22をそれぞれ形成し、これらの各取付け孔
20,21,22にはそれぞれ吹出し口部材23,2
4,25を取付けている。
【0012】一方、空調装置本体14は、図3に示すよ
うにダッシュボード30の空気取入れ口31から取入れ
た外気又は図示しないダクトを介して取入れた内気をブ
ロワ32で送風し、エアミックスダンパ33の開度に応
じてそのまま或いはヒータコア34を通した空気とミッ
クスして、ベンチレータダンパ35の開度に応じてクロ
スメンバー部11に、またデフロスターダンパ36の開
度に応じてダッシュボードアッパ部12にそれぞれ送風
する。
【0013】以上のように構成したので、空調装置本体
14から送り出された空気は通風ダクトとなるダッシュ
ボードアッパ7のクロスメンバー部11及びダッシュボ
ードアッパ部12の空気取入れ口15,17から内部に
取入れられ、これらのクロスメンバー部11及びダッシ
ュボードアッパ部12を通じて各吹出し口16,18,
19から車内に吹出される。
【0014】このようにフロントピラー9,9間を結ぶ
クロスメンバー部11を密閉構造として、通風ダクトと
して用いるので、専用の通風ダクトが不要になって部品
点数及び組付け工数が削減されるとともに、従来の組付
けタイプのフロントピラー間のクロスメンバーでは得ら
れなかった車体剛性が得られるようになる。また、クロ
スメンバー部11をダッシュボードアッパ部12と一体
成形しているので、より一層の組付け工数の削減を図る
ことができる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように本発明車両の
インストルメント部に設けられる空調装置において、イ
ンストルメントパネル3の内部にダシュボードアッパ7
を配設し、ダシュボードアッパ7は、フロントピラー
9,9間を結ぶクロスメンバーとなるアウトレットダク
トを兼ねるクロスメンバー部11と、デフロスターダク
トを兼ねるダッシュボードアッパ部12とを一体に形成
し、クロスメンバー部11は断面略箱型の密閉構造と
し、ダッシュボードアッパ部12も同様に密閉構造に形
成し、クロスメンバー部11及びダッシュボードアッパ
部12それぞれに空調装置本体から送り出された空気を
取入れる空気取入れ口を設けるとともに、取入れた空気
を車内へ吹出す空気吹出し口を設けた。従って、インス
トルメントパネル3の内側に配設されるダッシュボード
アッパ7のフロントピラー間を結ぶクロスメンバー部1
1及びダッシュボードアッパ部12とを一体化し、これ
らを密閉構造として通風ダクトとして用いるので、部品
点数を削減できるとともに、組付け工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用空調装置を適用した車両の
要部斜視図
【図2】図1のインストルメント部の分解斜視図
【図3】同インストルメント部の略断面図
【図4】図1のクロスメンバ部の平面図
【図5】図4のA−A線に沿う側断面図
【図6】従来の車両用空調装置を適用した車両の要部斜
視図
【符号の説明】
1…車体、2…インストルメント部、3…インストルメ
ントパネル、7…ダッシュボードアッパ、9…フロント
ピラー、11…クロスメンバー部、12…ダッシュボー
ドアッパ部、14…空調装置本体、15,17…空気取
入れ口、16,18,19…空気吹出し口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−69858(JP,A) 実開 平4−57412(JP,U) 実開 昭57−120174(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08 B60H 1/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のインストルメント部に設けられる
    空調装置において の空調装置は、インストルメント
    パネル3の内部にダシュボードアッパ7を配設し、 前記ダシュボードアッパ7は、 フロントピラー9,9
    を結ぶクロスメンバーとなるアウトレットダクトを兼ね
    るクロスメンバー部11と、デフロスターダクトを兼ね
    るダッシュボードアッパ部12とを一体に形成し、 前記クロスメンバー部11は 断面略箱型の密閉構造と
    、前記ダッシュボードアッパ部12も同様に密閉構造
    に形成し、 前記クロスメンバー部11及び前記ダッシュボードアッ
    パ部12それぞれに 空調装置本体から送り出された空気
    を取入れる空気取入れ口を設けるとともに、取入れた空
    気を車内へ吹出す空気吹出し口を設けた とを特徴とする車両用空調装置。
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JP4146602B2 (ja) * 2000-04-20 2008-09-10 セイレイ工業株式会社 自走式防除機の空気調節装置
WO2018047506A1 (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社デンソー 暖房装置
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