JP3277882B2 - 部品実装機 - Google Patents

部品実装機

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JP3277882B2
JP3277882B2 JP12715098A JP12715098A JP3277882B2 JP 3277882 B2 JP3277882 B2 JP 3277882B2 JP 12715098 A JP12715098 A JP 12715098A JP 12715098 A JP12715098 A JP 12715098A JP 3277882 B2 JP3277882 B2 JP 3277882B2
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元寛 樋口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテーピング部品連を
用いた部品実装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種部品実装機の構成は次の様
な構成となっていた。
【0003】すなわち、チェーン等の環状の部品搬送体
と、この部品搬送体の外周面に設けられた複数のチャッ
クと、このチャックの外方に設けられた複数の部品供給
体と、これらの部品供給体によって前記チャック方向に
供給されるテーピング部品連と、前記チャックによって
保持、搬送された部品を基板に実装するヘッドとを備え
た構成となっていた。また前記テーピング部品連は、素
子と、この素子に接続された少なくとも二本のリード端
子を有する部品を、所定間隔ごとにテーピングした構成
となっていた。そして前記部品供給体は、前記テーピン
グ部品連を、素子を上方、リード端子を下方に位置させ
た状態で、このテーピング部品連が部品搬送体に対して
略平行な状態となる様に供給していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において部
品供給体は、部品搬送体に対して複数並設されることに
なる。
【0005】しかしながら従来の各部品供給体はテーピ
ング部品連を部品搬送体に直交する方向から直線状に供
給後、上述のごとく部品搬送体に対して略平行な状態と
なる様に供給路を湾曲させる構成としているので、一つ
ずつ部品供給体の占有面積が大きくなり、これが複数個
並設されることで部品実装機が大型化してしまうという
問題があった。
【0006】そこで本発明は部品実装機を小型化するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこの目的を達成
するために前記部品供給体は、前記テーピング部品連
を、素子を上方、リード端子を下方に位置させた状態
で、かつチャックに保持される部品の二本のリード端子
を結ぶ延長線と、チャックに保持される手前の部品の二
本のリード端子を結ぶ延長線が略直線状になる様に、前
記チャックに供給する構成とするとともに、前記部品供
給体は、チャックを開閉する第1のチャック開放体を有
する構成としたものであり、部品供給体によってテーピ
ング部品連を直線的に部品搬送体のチャック部に供給す
るので、部品供給体部分の占有面積が小さくなり、その
結果として部品実装機の小型化が図れるのである。さら
に、部品供給体が、チャックを開放する第1のチャック
開放体を有するものであり、部品供給体によるチャック
への部品供給とチャックの開放を連動して行うことがで
きるので、チャックへの部品供給がスムーズに行えるこ
ととなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の発明は、環状
の部品搬送体と、この部品搬送体の外周面に設けられた
複数のチャックと、このチャックの外方に設けられた複
数の部品供給体と、これらの部品供給体によって前記チ
ャック方向に供給されるテーピング部品連と、前記チャ
ックによって保持、搬送された部品を基板に実装するヘ
ッドとを備え、前記テーピング部品連は、素子とこの素
子に接続された少なくとも二本のリード端子を有する
部品を、所定間隔ごとにテーピングした構成とし、前記
部品供給体は、前記テーピング部品連を、素子を上方、
リード端子を下方に位置させた状態で、かつチャックに
保持される部品の二本のリード端子を結ぶ延長線と、チ
ャックに保持される手前の部品の二本のリード端子を結
ぶ延長線が略直線状になる様に、前記チャックに供給す
る構成とした部品実装機であって、部品供給体によって
テーピング部品連を直線的に部品搬送体のチャック部に
供給するので、部品供給体部分の占有面積が小さくな
り、その結果として部品実装機の小型化が図れる。
【0009】また請求項2の発明は、複数の部品供給体
を並設した請求項1に記載の部品実装機であって、各部
品供給体がそれぞれテーピング部品連を直線的にチャッ
ク部分に供給するスリムな形状となるので、この部品供
給体を複数個並設した場合には全体としてさらにコンパ
クトな形状とすることができ、言換えれば限られたスペ
ースにより多くの部品供給体を配置して、部品の供給効
率を高めることができる。
【0010】
【0011】さらにまた請求項3の発明は、第1のチャ
ック開放体を、部品供給体に設けたテーピング部品連の
送体を動作させるカムのチャック開放カム面によって操
作する構成とした請求項2に記載の部品実装機であっ
て、部品供給体のテーピング部品連の送体と第1のチャ
ック開放体とを一つのカムによって動作させるので、テ
ーピング部品連の送り動作とチャックによる保持動作が
連動することとなって、チャックへの部品供給がスムー
ズに行えることになる。
【0012】また、請求項4の発明は、部品供給体が、
送体とチャックの間部分に第1の切断刃を有し、この第
1の切断刃はカムの切断刃開閉カム面と、切断刃移動カ
ム面によって操作する構成とした請求項3に記載の部品
実装機であって、第1の切断刃も送体と第1のチャック
開放体とともにカムによって動作させるので、送体によ
るテーピング部品連の送り動作と、第1の切断刃による
個片への切断と、チャックによる個片の保持とが連動し
て行えるので、チャックへの部品供給がスムーズに行え
ることになる。
【0013】さらに請求項5の発明は、カムを一つ、ま
たは複数の駆動体によって、第1の移動量と、この第1
の移動量よりも大きい第2の移動量移動する構成とし、
第1の移動量で第1のチャック開放体と送体を動作させ
る構成とした請求項3、または4に記載の部品実装機で
あって、駆動体によってカムを第1の移動量移動させる
ことにより、送体によるテーピング部品連の定量送り
と、第1のチャック開放体によるチャックの開放が行わ
れることとなり、これにより送られたテーピング部品連
の先端側をチャックで確実に保持することができること
になる。
【0014】さらにまた請求項6の発明は、カムを第2
の移動量移動することで第1の切断刃の閉成を行わせる
構成とした請求項5に記載の部品実装機であって、カム
が第1の移動量移動することにより、すでにチャックに
よってテーピング部品連が保持されているので、その後
の第2移動量の移動で第1の切断刃によるテーピング部
品連の個片への切断を行っても個片が落下することはな
い。
【0015】また請求項7の発明は、部品供給体を、テ
ーピング部品連の素子の有無を検出する素子検出器を有
し、この素子検出器によって素子が無いことが検出され
た時には、駆動体によってカムを第1の移動量だけ複数
回移動させる構成とした請求項5、または6に記載の部
品実装機であって、素子がない場合にはカムを第2の移
動量移動させて第1の切断刃によるテーピング部品連の
切断動作を行わせずに、第1の移動量だけカムを複数回
移動させることにより素子が保持されたテーピング部品
連部分をより速くチャック部に供給することができるも
のである。
【0016】さらに請求項8の発明は第1のチャック開
放体と、カムのチャック開放カム面との間に伝達機構を
設け、この伝達機構はカムの第1の方向への動作時のみ
第1のチャック開放体を動作させる構成とした請求項3
〜7のいずれか一つに記載の部品実装機であって、カム
の第1の方向への動作時のみ第1のチャック開放体を動
作させるので、個片となったテーピング部品連を保持し
たチャックを開放して前記個片を落下させてしまうこと
がないものとなる。
【0017】さらにまた請求項9の発明は、部品搬送体
を、可撓性のベルトにより構成し、このベルトの裏面側
には駆動用の凹凸を形成し、この凹凸部によりチャック
の位置決めを行う構成とした請求項1〜8のいずれか一
つに記載の部品実装機であって、ベルトの裏面側に設け
た駆動用の凹凸を利用してチャックの位置決めを行うの
で、ベルトの定位置に各チャックを取付けることができ
る。
【0018】また請求項10の発明は、ベルトに複数の
チャック保持体を所定間隔ごとに取付け、前記各チャッ
ク保持体にはチャックを取付けた請求項9に記載の部品
実装機であって、ベルトにチャック保持体を所定間隔ご
とに取付け、このチャック保持体にチャックを取付けた
ので、ベルトの定位置にチャックが確実に取付けられる
ことになる。
【0019】さらに請求項11の発明は、チャック保持
体にガイド部を形成し、このガイド部はガイドレールに
係合する構成とした請求項9、または10に記載の部品
実装機であって、チャック保持体にガイド部を形成し、
ガイド部にはガイドレールが係合するので、ベルとを可
撓性のあるもので形成しても、ガイドレールとチャック
の保持体のガイド部が係合することでチャックが大きく
ふれて個片となったテーピング部品連の保持が行えなく
なることもない。
【0020】さらにまた請求項12の発明は、チャック
保持体の上、下端の少なくとも一方をベルトの裏面側に
延長し、この延長部にガイド部を形成し、このガイド部
はガイドレールに係合する構成とした請求項10、また
は11に記載の部品実装機であって、チャック保持体の
上、下端の少なくとも一方をベルトの裏面側に延長し、
この延長部に、ガイドレールと係合するガイド部を形成
することで、ベルトの表面側のチャック部の構成が簡素
化されることになる。
【0021】また請求項13の発明は、チャックの部品
供給体側には、チャック開放体と係合する係合部を設け
請求項2〜12のいずれか一つに記載の部品実装機で
あって、チャックの部品供給体側にチャック開放体と係
合する係合部を設けたので、チャック開放体の動作スト
ロークを小さくすることができる。
【0022】さらに請求項14の発明は、チャックの係
合部とは反対側をベルトの裏面側に延長し、この延長部
に第2のチャック開放体を連結した請求項13に記載の
部品実装機であって、チャックのベルトの裏面側への延
長部に第2のチャック開放体を連結することにより、チ
ャックを第2のチャック開放体によっても開放すること
ができるものとなる。
【0023】さらにまた請求項15の発明は、チャック
を開閉する二枚の爪により構成し、一方の爪の内面側に
弾性体を取付けた請求項1〜14のいずれか一つに記載
の部品実装機であって、他方の爪の内面側で個片となっ
たテーピング部品連の位置決めを行い、一方の爪の内面
側の弾性体で適度な弾性による上記個片の確実な保持が
行えるようになる。
【0024】また請求項16の発明は、チャックを、固
定爪と、この固定爪に対して開閉する可動爪とにより構
成し、可動爪の内面側に弾性体を取付けた請求項1〜1
のいずれか一つに記載の部品実装機であって、固定爪
で個片となったテーピング部品連の位置決めを行い、可
動爪の内面側の弾性体の適度な弾性により上記個片の確
実な保持が行えるようになる。
【0025】さらに請求項17の発明は、弾性体を、こ
の弾性体を貫通するピンによって爪に取付けた請求項1
5、または16に記載の部品実装機であって、弾性体を
貫通するピンによって爪に取付けることにより、チャッ
クの開閉により弾性体に変形力が断続的に加わっても弾
性体が爪から脱落することのないものとなる。
【0026】さらにまた請求項18の発明は、部品搬送
体の部品供給体による部品供給位置の下流側に、長寸法
のテーピング部材の有無を検出する長寸法検出器を設
け、この長寸法検出器により前記長寸法のテーピング部
材を所定長に切断する第2の切断刃を動作させる構成と
した請求項1〜17のいずれか一つに記載の部品実装機
であって、部品搬送体によって所定値よりも長寸法のテ
ーピング部材が搬送されて来た場合には、それを長寸法
検出器で検出して第2の切断刃で適正寸法に切断するこ
とができる。
【0027】また請求項19の発明は、第2の切断刃
を、下方位置から上方に上昇後に長寸法のテーピング部
材を切断し、切断後は下方位置に復帰する構成とした
求項18に記載の部品実装機であって、第2の切断刃は
長寸法のテーピング部材の切断時にだけ上昇し、切断後
は下降する構成としたので、第2の切断刃が部品搬送を
阻害することがない。
【0028】さらに請求項20の発明は、部品搬送体の
部品供給部による部品供給位置の下流側に、部品の極性
反転体を設け、この極性反転体は部品搬送体に対して接
離自在な構成とした請求項1〜19のいずれか一つに記
載の部品実装機であって、極性反転体を設けたので、ヘ
ッドによる基板実装に際して部品の極性反転があらかじ
め必要な場合には、極性反転体を部品搬送体側に移動さ
せ、その極性反転させた状態で部品搬送をさせることが
できる。
【0029】またこの極性反転体は極性反転の必要がな
い場合には部品搬送体から離れる構成としているので、
部品搬送が阻害されることはない。
【0030】さらにまた請求項21の発明は、極性反転
体を、第2の切断刃の下流側に設けた請求項20に記載
の部品実装機であって、長寸法のテーピング部材付のも
のが搬送されて来た場合にも第2の切断刃で適正な寸法
に切断後に極性反転体による極性反転が行える。
【0031】また請求項22の発明は、部品搬送体の、
部品供給部による部品供給位置の下流側に、チャックに
よる部品のリード端子の保持位置補正体を設けた請求項
1〜21のいずれか一つに記載の部品実装機であって、
部品供給部から供給された部品のリード端子を一旦チャ
ックで保持した後、チャックによるリード端子の保持位
置を保持位置補正体で補正するので、このチャックから
の以後の供給が適切に行われることになる。
【0032】さらに請求項23の発明は、保持位置補正
体を、極性反転体の下流側に設けた請求項22に記載の
部品実装機であって、必要なものの極性反転を終えた後
にチャックによるリード端子の保持位置補正を行うの
で、このチャックからの以後の供給が適切に行われるこ
とになる。
【0033】さらにまた請求項24の発明は、保持位置
補正体を、テーピング部材の底辺をのせる載置台と、テ
ーピング部材の長手方向に直交する両側を保持する保持
体と、部品のリード端子部をテーピング部材の長手方向
に押して部品を移動させる押体とにより構成した請求項
22、または23に記載の部品実装機であって、テーピ
ング部材の底辺を載置台上にのせ、しかも長手方向に直
交する両側を保持体で保持した状態で、部品のリード端
子部をテーピング部材の長手方向に押体で押してチャッ
クによるリード端子の保持位置の補正を行うので、適切
な保持位置補正が行えることになる。
【0034】また請求項25の発明は、部品搬送体の保
持位置補正体の下流側にリード端子を切断するための第
3の切断刃を設け、この第3の切断刃は部品搬送体に対
して接離自在な構成とした請求項22〜24のいずれか
一つに記載の部品実装機であって、チャックによるリー
ド端子の保持位置補正が完了した後に第3の切断刃でリ
ード端子の切断を行うので、適切なリード端子切断が行
えることになる。
【0035】さらに請求項26の発明は、第3の切断刃
を、開閉自在な二枚の刃により構成し、これら二枚の刃
の先端下面側にはテーパ面を形成し、このテーパ面にテ
ーピング部材の上辺が当接する構成とした請求項25
記載の部品実装機であって、第3の切断刃を構成する二
枚の刃がその先端下面側のテーパ面によってテーピング
部材の上辺に当接した状態で切断するので、切断後のリ
ード端子長が安定したものとなる。
【0036】さらにまた請求項27の発明は、チャック
によって保持された部品をヘッドに移替える部品移替体
を有し、部品移替体はリード端子の下部を挟持する二つ
の挟持爪と、このリード端子の上部を支える支爪とを有
する構成とした請求項1〜26のいずれか一つに記載の
部品実装機であって、リード端子の下部を二つの挟持爪
で挟持するだけでなく、このリード端子の上部を支爪で
支えた状態でチャックから部品を受けとり、ヘッドに渡
すので、ヘッドへの移替が安定した状態で行えることに
なる。
【0037】また請求項28の発明は、一つの挟持爪と
支爪とを一体化し、他の挟持爪を上記支爪と一体化され
た挟持爪に対して可動自在とした請求項27に記載の部
品実装機であって、一つの挟持爪と支爪を一体化してい
るので、構成が簡単になるだけでなく、他の挟持爪を可
動させてリード端子の挟持保持を安定して行わせること
ができる。
【0038】さらに請求項29の発明は、挟持爪と支爪
間のリード端子部をヘッドの挿入爪で挟持する構成とし
請求項27、または28に記載の部品実装機であっ
て、上、下で保持された状態のリード端子の中部をヘッ
ドの挿入爪で挟持するので、この挿入爪による挟持が安
定し、この結果としてヘッドによる基板への実装も安定
して行えることになるのである。
【0039】以下本発明の一実施形態を添付図面を用い
て説明する。図1において、1は本体で、この本体1の
背面側には複数本の部品供給ガイド2が設けられてい
る。これらの各部品供給ガイド2には、その下方の収納
部3から図2に示すテーピング部品連4が供給される様
になっており、部品供給ガイド2の先端には部品供給体
5が連結されている。
【0040】一方本体1内には部品搬送体の一例として
ゴム、または合成樹脂製の環状のベルト6が三つのプー
リ7,8,9によって三角形に張架されている。ベルト
6の内部には数十本の環状金属線が設けられ、これによ
り伸びを極力少なくするようにしている。
【0041】またこのベルト6の表、裏面には凹凸が設
けられ、裏面の凹凸は上記プーリ7〜9の外周凹凸面と
嵌合する様になっている。
【0042】またプーリ7は通常は間欠動作するモータ
10によって回転駆動される様になっており、これによ
りベルト6も断続的に回動する。
【0043】さてこのベルト6には図3に示すように所
定間隔ごとにチャック保持体11が取付けられている。
【0044】この場合ベルト6の表面側の凹凸には、チ
ャック保持体11の凹凸面が嵌合し、またこのチャック
保持体11の上、下端をベルト6の裏面側に延長し、そ
の一部をベルト6裏面の凹凸の上、下端部に嵌合させる
ことにより、定位置への確実なる取付けが行える様にし
ている。
【0045】さらに上記チャック保持体11の上、下の
延長部によってガイド部11a,11bも一体に形成さ
れており、このガイド部11a,11bにはプーリ7〜
8,8〜9,9〜7間のベルト6裏面側部分に配置した
板状のガイドレール12の上下端が係合するようになっ
ている。
【0046】そしてこれによりベルト6が振れずに回動
する様になっているのである。さてチャック保持体11
の下端部分には、図2、図3に示すごとく三本のチャッ
ク13が設けられている。
【0047】つまりこのチャック13によって、テーピ
ング部品連4から第1の切断刃14で切断された個片を
保持し、これをベルト6の回動で第2の切断刃15部
分、部品の極性反転体16部分、リード端子の保持位置
補正体17部分、リード端子を切断するための第3の切
断刃18部分、部品移替体19部分へと順に搬送する様
にしているのである。
【0048】また部品移替体19によって保持された上
記個片はヘッド20へと移替えられ、レール21上を搬
送され、X−Yテーブル22上に位置決めされた後述の
基板に実装され、アンビル機構23で余分なリード端子
が切断されるとともに、内方に折曲げられる様になって
いる。
【0049】前記テーピング部品連4は、図2に示すご
とく素子24と、この素子24に、接続された少なくと
も二本のリード端子25を有する部品を、所定間隔ごと
にテーピング部材26にテーピングした構成とし、前記
部品供給体5は、前記テーピング部品連4を、素子24
を上方、リード端子25を下方に位置させた状態で、か
つチャック13に保持される部品の二本のリード端子2
5を結ぶ延長線と、チャック13に保持される手前の部
品の二本のリード端子25を結ぶ延長線が略直線状にな
る様に、図2のごとく前記チャック13に供給する構成
としている。
【0050】つまり本発明の一実施形態においては、部
品供給体5によってテーピング部品連4を直線的に、部
品搬送体として用いたベルト6のチャック13部に供給
するので、図1のごとく部品供給体5部分の占有面積が
小さくなるのである。
【0051】そして本実施形態においては、この様な部
品供給体を図1のごとく複数並設しているのであるが、
各部品供給体5が上述のごとくそれぞれテーピング部品
連4を直線的にチャック13部分に供給するスリムな形
状となるので、この部品供給体5を複数個並設した場合
には全体としてコンパクトな形状とすることができ、言
換えれば図1のごとく限られたスペースにより多くの部
品供給体5を配置して、部品の供給効率を高めることが
できることになるのである。
【0052】図4は部品供給体5部分を示し、この部品
供給体5はテーピング部品連4をガイドするガイド溝2
7部分と、このガイド溝27部分に位置するテーピング
部材26の送孔28にラチェット状に係合して断続的な
送り動作を行わせる送体29部分と、この送体29と連
動してチャック13を開放する第1のチャック開放体3
0部分と、チャック13によってテーピング部品連4の
リード端子25を保持した状態でテーピング部材26を
切断する第1の切断刃14部分と、これらの送体29、
第1のチャック開放体30、第1の切断刃14を駆動す
るためのカム31部分と、このカム31を駆動するため
の駆動体として用いたシリンダー32部分等により構成
されている。
【0053】またガイド溝27部分には図5のごとく素
子検出器33が臨んでおり、この素子検出器33により
テーピング部品連4の所定部に素子24が存在するか否
かの検出を行うようになっており、後で詳述するがこの
素子検出器33からの出力によってシリンダー32によ
るカム31の駆動量が制御される様になっている。
【0054】さてカム31は二つの摺動孔34にピン3
5を係合させ、その状態でシリンダー32による往復運
動が行われる様になっている。
【0055】またカム31のチャック開放カム面36に
は伝達機構37を介して上記第1のチャック開放体30
が連結されている。
【0056】この伝達機構37は、チャック開放カム面
36にピン38を当接させたレバー39と、このレバー
39を支軸40で保持したレバー41と、このレバー4
1を軸支した支軸42等により構成されている。
【0057】再びカム31に戻って説明を続けると、こ
のカム31には切断刃開閉カム面43と、切断刃移動カ
ム面44とを有し、切断刃開閉カム面43には支軸45
で軸支されたレバー46のピン47が係合され、このレ
バー46を介して第1の切断刃14を開閉する様になっ
ている。
【0058】また切断刃移動カム面44には支軸48で
軸支されたレバー49のピン50が係合されており、さ
らにこのレバー49の遊端側には上述の送体29が連結
され、さらにこの遊端にはレバー51を介して第1の切
断刃14が連結されている。
【0059】以後図6〜図11を用いてテーピング部品
連4の搬送と個片への切断、およびチャック13への受
渡しについて説明する。
【0060】図6は初期位置を示し、カム31はシリン
ダー32により最も左方に移動させられている。
【0061】この時はこの図6に示すごとく第1の切断
刃14が部品供給体5側に位置させられていることが大
きな特徴となっている。
【0062】つまりチャック13と第1の切断刃14と
は接近した状態にあり、この図6の状態においてはチャ
ック13により個片が第2の切断刃15方向へと搬送を
行っている状態であるので、その搬送を阻害しない様に
第1の切断刃14は部品供給体5側に移動させているの
である。
【0063】なお図6の状態では第1の切断刃14は開
放しており、次の図7ではこの開放した第1の切断刃1
4間をテーピング部品連4が進行することになる。
【0064】さてこの図7の様にカム31が右方に移動
する時にはカム31の右方への移動初期においてカム3
1のチャック開放カム面36上をピン38が昇ることに
よりレバー41が支軸42を軸として左方に回動し、こ
れにより図5のごとく第1のチャック開放体30がチャ
ック13方向へと移動する。
【0065】チャック13は固定爪52と、この固定爪
52に対して開閉する可動爪53とにより構成し、可動
爪53の内面側に弾性体54を取付けた構成としたもの
であり、可動爪53の部品供給体5側には、チャック開
放体30と係合する係合部55を設けている。
【0066】つまり、チャック13の可動爪53の部品
供給体5側にチャック開放体30と係合する係合部55
を設けたので、チャック開放体30の動作ストロークを
小さくした状態で先ずは図5のごとくチャック13を開
放することができる。
【0067】なお、弾性体54は、この弾性体54を貫
通するピンによって可動爪53に取付けたものであっ
て、弾性体54を貫通するピンによって可動爪53に取
付けることにより、チャック13の開閉により弾性体5
4に変形力が断続的に加わっても弾性体54が可動爪5
3から脱落することのないものとなる。
【0068】またこのチャック13においては固定爪5
2で個片となったテーピング部品連4の位置決めを行
い、可動爪53の内面側の弾性体54の適度な弾性によ
り上記個片の確実な保持が行えるようになるものであ
る。
【0069】そしてこの様にチャック13が開放した状
態においてはピン50が切断刃移動カム面44を昇るこ
とにより、レバー49を介して送体29が駆動され、こ
れによりテーピング部品連4がこの図7のごとく開放し
たチャック13内へと送られることになる。
【0070】この時チャック13はテーピング部品連4
の受取りのために停止状態となっており、よってこの時
にレバー51、第1の切断刃14の保持体56を介して
第1の切断刃14をチャック13方向へと移動させて
も、チャック13による搬送を阻害することはない。
【0071】なお、保持体56は支軸57によって軸支
されたものであり、その遊端側がレバー51により左方
に移動させられることによって第1の切断刃14がチャ
ック13方向へと移動させられるのである。
【0072】図8はシリンダー32によってカム31が
さらに右方に移動させられた状態を示しており、この時
にはレバー49により送体29が完全に送り動作が行っ
た状態となっている。またこの時にはピン38はチャッ
ク開放カム面36をほぼ下降した状態となっており、こ
の状態であればレバー41が右方へ回動することによっ
て図5における第1のチャック開放体30が右方に移動
することでチャック13もほぼ閉成した状態となってい
る。
【0073】つまりテーピング部品連4の先端側におい
て図4のごとく素子24のリード端子25がチャック1
3によって保持された状態となっていくのである。
【0074】図9はシリンダー32によってカム31が
さらに右方へと移動させられた状態を示しており、この
状態ではチャック13によりリード端子25は完全に保
持された状態となっている。
【0075】次に図10はシリンダー32によってカム
31が最も右方へと移動させられた状態を示しており、
この時にはピン47が切断刃開閉カム面43を完全に昇
り切った状態となっているので、支軸45によって軸支
されたレバー46の左端側下方に下げられ、これによ
って第1の切断刃14は完全に閉じられ、この結果とし
てテーピング部材26が切断され、個片となり、この個
片がチャック13に保持された状態となる。
【0076】次にシリンダー32によってカム31は図
11の状態を経過して図4の状態へと復帰させられるこ
とになる。
【0077】この時図11においてカム31が左方に戻
って来る時にピン38がチャック開放カム面36を昇る
ことになるのであるが、この復帰時にチャック13を開
放してしまうと、保持している個片が脱落してしまうの
で、その対策が重要となる。
【0078】そこで本実施形態では伝達機構37におい
て、レバー39のピン38がこの復帰時にチャック開放
カム面36を上昇する時には、このレバー39が時計方
向に回動するのみで、レバー41は左方へは押されず、
この結果として第1のチャック開放体30によるチャッ
ク13の開放は行われず、よって個片の脱落も生じな
い。
【0079】また第1の切断刃14は開放した後再び部
品供給体5側に復帰することで、上記個片を保持したチ
ャック13の搬送動作を阻害しないようになっている。
もちろん送体29も元の状態へと復帰し、次回の送り動
作に備えることとなる。
【0080】上述のごとく本実施形態においては部品供
給体5は、チャック13を開放する第1のチャック開放
体30を有するので、部品供給体5によるチャック13
への部品供給とチャック13の開放を連動して行うこと
ができるので、チャック13への部品供給がスムーズに
行えることとなる。
【0081】具体的には第1のチャック開放体30は、
部品供給体5に設けたテーピング部品連4の送体29を
動作させるカム31のチャック開放カム面36によって
操作する構成としたものであって、部品供給体5のテー
ピング部品連4の送体29と第1のチャック開放体30
とを一つのカム31によって動作させるので、テーピン
グ部品連4の送り動作とチャック13による保持動作が
連動することとなって、チャック13への部品供給がス
ムーズに行えることになるのである。
【0082】また部品供給体5は、送体29とチャック
13の間部分に第1の切断刃14を有し、この第1の切
断刃14はカム31の切断刃開閉カム面43と、切断刃
移動カム面44によって操作する構成としたものであっ
て、第1の切断刃14も送体29と第1のチャック開放
体30とともにカム31によって動作させるので、送体
29によるテーピング部品連4の送り動作と、第1の切
断刃14による個片への切断と、チャック13による個
片の保持とが連動して行えるので、チャック13への部
品供給がスムーズに行えることになる。
【0083】次に図4、図5のごとく部品供給体5は、
テーピング部品連4の素子24の有無を検出する素子検
出器33を有し、この素子検出器33によって素子2
4、具体的には定常状態でのリード端子25が無いこと
をもって素子24が無いことを検出するようになってい
る。そして、無いことが検出された時には、シリンダー
32によってカム31を第1の移動量(図8の状態)だ
け移動させた後に図4の状態へと復帰動作を行わせる。
【0084】つまり、素子24がない場合にはカム31
を第2の移動量(図10の状態)移動させて第1の切断
刃14によるテーピング部品連4の切断動作を行わせず
に、素子24が保持されたテーピング部品連4部分をよ
り速くチャック13部に供給するようにしているもので
ある。
【0085】但し、この時にはチャック13に保持され
た個片においては、チャック13下にベルト6の内面側
に長寸法のテーピング部材26が設けられた状態となっ
ており、これを後の第2の切断刃15で所定寸法に切断
するようにしているのである。
【0086】この様にしてチャック13への受渡しが行
われるとモータ10の起動によりベルト6による搬送が
行われることとなる。
【0087】そして図12に示すように、ベルト6のチ
ャック13への部品供給体5による部品供給位置の下流
側に、長寸法のテーピング部材26の有無を検出する長
寸法検出器58を設け、この長寸法検出器58により前
記長寸法のテーピング部材26を所定長に切断する第2
の切断刃15を動作させる構成としている。つまり、ベ
ルト6のチャック13によって所定値よりも長寸法のテ
ーピング部材26が搬送されて来た場合には、それを長
寸法検出器58で検出して第2の切断刃15で適正寸法
に切断するようにしているのである。
【0088】なお長寸法検出器58は光学式の発光、受
光素子によって形成されたものであり、長寸法のテーピ
ング部材26の存在により光が遮ぎられると、長寸法の
テーピング部材26の存在を検出するようになってい
る。
【0089】そしてこの検出が行われると、昇降器59
によって第2の切断刃15が下方位置から上方に上昇さ
せられ、この上昇位置において長寸法のテーピング部材
26を切断する。またこの切断後は昇降器59によって
第2の切断刃15は下方位置に復帰する構成としたもの
であって、第2の切断刃15が長寸法のテーピング部材
26の切断時にだけ上昇し、切断後は下降する構成とし
たので、第2の切断刃15がベルト6による部品搬送を
阻害することがない。
【0090】次に図13は、第2の切断刃15の下流側
に設けた部品の極性反転体16を示し、この極性反転体
16はベルト6に対して接離自在な構成としている。つ
まり、ヘッド20による基板実装に際して部品の極性反
転があらかじめ必要な場合には、極性反転体16をベル
ト6のチャック13側に移動させ、チャック13から個
片を受け取った後に反転させ、その状態でチャック13
に戻すことで極性反転を行わせ、以後の部品搬送をさせ
るものである。
【0091】またこの極性反転体16は極性反転の必要
がない場合にはチャック13部から離れる構成としてい
るので、部品搬送が阻害されることはない。
【0092】なお図13の極性反転体16に対してチャ
ック13から個片を受渡すためにはチャック13を一旦
開放しなければならず、その構成を図14によって説明
する。
【0093】図14に示すごとくチャック13の可動爪
53の係合部55とは反対側をベルト6の裏面側に延長
し、この延長部に第2のチャック開放体63を連結した
ものであって、この第2のチャック開放体63によって
チャック13を開放するようにしている。
【0094】図15は極性反転体16の下流側に設けた
保持位置補正体17を示し、必要なものの極性反転を図
13の極性反転体16によって終えた後に、チャック1
3によるリード端子25の保持位置補正を行うものであ
る。
【0095】この保持位置補正体17は、テーピング部
材26の底辺をのせる載置台60と、テーピング部材2
6の長手方向に直交する両側を保持する保持体61と、
部品のリード端子25部をテーピング部材26の長手方
向に押して部品を移動させる押体62とにより構成して
いる。
【0096】この時は先ず個片のテーピング部材26を
載置台60にのせ、次にチャック13を、この部分にも
対応して設けている図14と同じ構成の第2のチャック
開放体63で開放し、両側の押体62で中寄せを行い、
この様なリード端子25の保持位置補正を行った後、再
びチャック13を閉じてリード端子25の適切な保持を
行うものである。
【0097】図16は第3の切断刃18部分を示したも
ので、保持位置補正体17の下流側にリード端子25を
切断すべく設け、この第3の切断刃18はベルト6のチ
ャック13に対して接離自在な構成としている。つま
り、チャック13によるリード端子25の保持位置補正
が完了した後に第3の切断刃18でリード端子25の切
断を行うので、適切な切断が行えることになる。
【0098】第3の切断刃18は、開閉自在な二枚の刃
64により構成され、これら二枚の刃64の先端下面側
にはテーパ面が形成されており、このテーパ面に、チャ
ック13によって保持された個片のテーピング部材26
の上辺を当接させた状態で切断するので、切断後のリー
ド端子長が安定したものとなる。
【0099】図17はチャック13によって保持された
部品をヘッド20に移替える部品移替体19を示してい
る。この部品移替体19は図18のごとくリード端子2
5の下部を挟持する二つの挟持爪65,66と、このリ
ード端子25の上部を支える支爪67とを有する構成と
している。
【0100】このうち一つの挟持爪65と支爪67とを
一体化し、他の挟持爪66を挟持爪65に対して可動自
在としたものであり、一つの挟持爪65と支爪67を一
体化しているので、構成が簡単になるだけでなく、図1
9のごとく他の挟持爪66を可動させ、リード端子25
の挟持保持を安定して行わせることができる。
【0101】図20、図21は部品移替体19からヘッ
ド20への部品移替を示したものであり、部品移替体1
9の挟持爪65,66と支爪67間のリード端子25部
分をヘッド20の挿入爪68で挟持する構成としたもの
であり、上、下で保持された状態のリード端子25の中
部をヘッド20の挿入爪68で挟持するので、この挿入
爪68による挟持が安定し、この結果としてヘッド20
による基板への実装も安定して行えることになるのであ
る。
【0102】
【発明の効果】以上のように本発明は環状の部品搬送体
と、この部品搬送体の外周面に設けられた複数のチャッ
クと、このチャックの外方に設けられた複数の部品供給
体と、これらの部品供給体によって前記チャック方向に
供給されるテーピング部品連と、前記チャックによって
保持、搬送された部品を基板に実装するヘッドとを備
え、前記テーピング部品連は、素子と、この素子に接続
された少なくとも二本のリード端子を有する部品を、所
定間隔ごとにテーピングした構成とし、前記部品供給体
は、前記テーピング部品連を、素子を上方、リード端子
を下方に位置させた状態で、かつチャックに保持される
部品の二本のリード端子を結ぶ延長線と、チャックに保
持される手前の部品の二本のリード端子を結ぶ延長線が
略直線状になる様に、前記チャックに供給する構成とし
た部品実装機であって、部品供給体によってテーピング
部品連を直線的に部品搬送体のチャック部に供給するの
で、部品供給体部分の占有面積が小さくなり、その結果
として部品実装機の小型化が図れる。またこの発明は、
部品供給体が、チャックを開放する第1のチャック開放
体を有する構成としたものであって、部品供給体による
チャックへの部品供給とチャックの開放を連動して行う
ことができるので、チャックへの部品供給がスムーズに
行えることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の斜視図
【図2】同部品供給体部分の斜視図
【図3】同ベルト部分の斜視図
【図4】同部品供給体部分の正面図
【図5】同部品供給体部分の平面図
【図6】同部品供給体の要部正面図
【図7】同要部正面図
【図8】同要部正面図
【図9】同要部正面図
【図10】同要部正面図
【図11】同要部正面図
【図12】同第2の切断刃部分の斜視図
【図13】同極性反転体部分の斜視図
【図14】同第2のチャック開放体部分の平面図
【図15】同保持位置補正体部分の斜視図
【図16】同第3の切断刃部分の斜視図
【図17】同部品移替体部分の斜視図
【図18】同部品移替体部分の要部の側面図
【図19】同側面図
【図20】同部品移替体部分とヘッド部分の要部正面図
【図21】同正面図
【符号の説明】
1 本体 2 部品供給ガイド 3 収納部 4 テーピング部品連 5 部品供給体 6 ベルト 7,8,9 プーリ 10 モータ 11 チャック保持体 11a,11b ガイド部 12 ガイドレール 13 チャック 14 第1の切断刃 15 第2の切断刃 16 極性反転体 17 保持位置補正体 18 第3の切断刃 19 部品移替体 20 ヘッド 21 レール 22 X−Yテーブル 23 アンビル機構 24 素子 25 リード端子 26 テーピング部材 27 ガイド溝 28 送孔 29 送体 30 第1のチャック開放体 31 カム 32 シリンダー 33 素子検出器 34 摺動孔 35 ピン 36 チャック開放カム面 37 伝達機構 38 ピン 39 レバー 40 支軸 41 レバー 42 支軸 43 切断刃開閉カム面 44 切断刃移動カム面 45 支軸 46 レバー 47 ピン 48 支軸 49 レバー 50 ピン 51 レバー 52 固定爪 53 可動爪 54 弾性体 55 係合部 56 保持体 57 支軸 58 長寸法検出器 59 昇降器 60 載置台 61 保持体 62 押体 63 第2のチャック開放体 64 刃 65,66 挟持爪 67 支爪 68 挿入爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤山 雅三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭63−55880(JP,B1) 実公 平2−15358(JP,Y2) 実公 平2−13416(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/02

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の部品搬送体と、この部品搬送体の
    外周面に設けられた複数のチャックと、このチャックの
    外方に設けられた複数の部品供給体と、これらの部品供
    給体によって前記チャック方向に供給されるテーピング
    部品連と、前記チャックによって保持、搬送された部品
    を基板に実装するヘッドとを備え、前記テーピング部品
    連は、素子と、この素子に接続された少なくとも二本の
    リード端子を有する部品を、所定間隔ごとにテーピング
    した構成とし、前記部品供給体は、前記テーピング部品
    連を、素子を上方、リード端子を下方に位置させた状態
    で、かつチャックに保持される部品の二本のリード端子
    を結ぶ延長線と、チャックに保持される手前の部品の二
    本のリード端子を結ぶ延長線が略直線状になる様に、前
    記チャックに供給する構成とし、前記部品供給体は、チ
    ャックを開放する第1のチャック開放体を有する構成と
    した部品実装機。
  2. 【請求項2】 複数の部品供給体を併設した請求項1に
    記載の部品実装機。
  3. 【請求項3】 第1のチャック開放体は、部品供給体に
    設けたテーピング部品連の送体を動作させるカムのチャ
    ック開放カム面によって操作する構成とした請求項2
    記載の部品実装機。
  4. 【請求項4】 部品供給体は、送体とチャックの間部分
    に第1の切断刃を有し、この第1の切断刃はカムの切断
    刃開閉カム面と、切断刃移動カム面によって操作する構
    成とした請求項3に記載の部品実装機。
  5. 【請求項5】 カムは一つ、または複数の駆動体によっ
    て、第1の移動量と、この第1の移動量よりも大きい第
    2の移動量移動する構成とし、第1の移動量で第1のチ
    ャック開放体と送体を動作させる構成とした請求項3、
    または4に記載の部品実装機。
  6. 【請求項6】 カムは第2の移動量移動することで第1
    の切断刃の閉成を行わせる構成とした請求項5に記載の
    部品実装機。
  7. 【請求項7】 部品供給体は、テーピング部品連の素子
    の有無を検出する素子検出器を有し、この素子検出器に
    よって素子が無いことが検出された時には、駆動体によ
    ってカムを第1の移動量だけ複数回移動させる構成とし
    請求項5、または6に記載の部品実装機。
  8. 【請求項8】 第1のチャック開放体と、カムのチャッ
    ク開放カム面との間に伝達機構を設け、この伝達機構は
    カムの第1の方向への動作時のみ第1のチャック開放体
    を動作させる構成とした請求項3〜7のいずれか一つに
    記載の部品実装機。
  9. 【請求項9】 部品搬送体は、可撓性のベルトにより構
    成し、このベルトの裏面側には駆動用の凹凸を形成し、
    この凹凸部によりチャックの位置決めを行う構成とした
    請求項1〜8のいずれか一つに記載の部品実装機。
  10. 【請求項10】 ベルトに複数のチャック保持体を所定
    間隔ごとに取付け、前記各チャック保持体にはチャック
    を取付けた請求項9に記載の部品実装機。
  11. 【請求項11】 チャック保持体にガイド部を形成し、
    このガイド部はガイドレールに係合する構成とした請求
    項9、または10に記載の部品実装機。
  12. 【請求項12】 チャック保持体の上、下端の少なくと
    も一方をベルトの裏面側に延長し、この延長部にガイド
    部を形成し、このガイド部はガイドレールに係合する構
    成とした請求項10、または11に記載の部品実装機。
  13. 【請求項13】 チャックの部品供給体側には、チャッ
    ク開放体と係合する係合部を設けた請求項2〜12のい
    ずれか一つに記載の部品実装機。
  14. 【請求項14】 チャックの係合部とは反対側をベルト
    の裏面側に延長し、この延長部に第2のチャック開放体
    を連結した請求項13に記載の部品実装機。
  15. 【請求項15】 チャックは開閉する二枚の爪により構
    成し、一方の爪の内面側に弾性体を取付けた請求項1〜
    14のいずれか一つに記載の部品実装機。
  16. 【請求項16】 チャックは固定爪と、この固定爪に対
    して開閉する可動爪とにより構成し、可動爪の内面側に
    弾性体を取付けた請求項1〜14のいずれか一つに記載
    の部品実装機。
  17. 【請求項17】 弾性体は、この弾性体を貫通するピン
    によって爪に取付けた請求項15、または16に記載の
    部品実装機。
  18. 【請求項18】 部品搬送体の部品供給体による部品供
    給位置の下流側に、長寸法のテーピング部材の有無を検
    出する長寸法検出器を設け、この長寸法検出器により前
    記長寸法のテーピング部材を所定長に切断する第2の切
    断刃を動作させる構成とした請求項1〜17のいずれか
    一つに記載の部品実装機。
  19. 【請求項19】 第2の切断刃は下方位置から上方に上
    昇後に長寸法のテーピング部材を切断し、切断後は下方
    位置に復帰する構成とした請求項18に記載の部品実装
    機。
  20. 【請求項20】 部品搬送体の部品供給部による部品供
    給位置の下流側に、部品の極性反転体を設け、この極性
    反転体は部品搬送体に対して接離自在な構成とした請求
    項1〜19のいずれか一つに記載の部品実装機。
  21. 【請求項21】 極性反転体は第2の切断刃の下流側に
    設けた請求項20に記載の部品実装機。
  22. 【請求項22】 部品搬送体の、部品供給部による部品
    供給位置の下流側に、チャックによる部品のリード端子
    の保持位置補正体を設けた請求項1〜21のいずれか一
    つに記載の部品実装機。
  23. 【請求項23】 保持位置補正体は、極性反転体の下流
    側に設けた請求項22に記載の部品実装機。
  24. 【請求項24】 保持位置補正体は、テーピング部材の
    底辺をのせる載置台と、テーピング部材の長手方向に直
    交する両側を保持する保持体と、部品のリード端子部を
    テーピング部材の長手方向に押して部品を移動させる押
    体とにより構成した請求項22、または23に記載の部
    品実装機。
  25. 【請求項25】 部品搬送体の保持位置補正体の下流側
    にリード端子を切断するための第3の切断刃を設け、こ
    の第3の切断刃は部品搬送体に対して接離自在な構成と
    した請求項22〜24のいずれか一つに記載の部品実装
    機。
  26. 【請求項26】 第3の切断刃は、開閉自在な二枚の刃
    により構成され、これら二枚の刃の先端下面側にはテー
    パ面を形成し、このテーパ面にテーピング部材の上辺が
    当接する構成とした請求項25に記載の部品実装機。
  27. 【請求項27】 チャックによって保持された部品をヘ
    ッドに移替える部品移替体を有し、部品移替体はリード
    端子の下部を挟持する二つの挟持爪と、このリード端子
    の上部を支える支爪とを有する構成とした請求項1〜2
    のいずれか一つに記載の部品実装機。
  28. 【請求項28】 一つの挟持爪と支爪とを一体化し、他
    の挟持爪を上記支爪と一体化された挟持爪に対して可動
    自在とした請求項27に記載の部品実装機。
  29. 【請求項29】 挟持爪と支爪間のリード端子部をヘッ
    ドの挿入爪で挟持する構成とした請求項27、または2
    に記載の部品実装機。
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