JPH0683292A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH0683292A
JPH0683292A JP23842792A JP23842792A JPH0683292A JP H0683292 A JPH0683292 A JP H0683292A JP 23842792 A JP23842792 A JP 23842792A JP 23842792 A JP23842792 A JP 23842792A JP H0683292 A JPH0683292 A JP H0683292A
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JP23842792A
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English (en)
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Toshiyuki Nobutani
俊行 信谷
Tatsuya Sakashita
達也 坂下
Junichi Tanahashi
淳一 棚橋
Kenichiro Ono
研一郎 小野
Masami Shimakura
正美 島倉
Hajime Morimoto
はじめ 森本
Hidekazu Matsuzaki
英一 松崎
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRT用の表示制御回路を利用したFLCD
の表示制御において、カーソル移動等の比較的速度の大
きな部分書換えを良好に行う。 【構成】 カーソル表示の部分書換えにかかるカーソル
ラインフラグ情報は、バッファ705,全ビットOR回
路703を介して書換アドレス発生回路に転送される。
一方、通常の部分書換ラインフラグ情報は、バッファ7
04,全ビットOR回路702を介してアンドゲート7
06に入力する。このアンドゲート706、他方にはカ
ーソル表示にかかる全ビットOR回路703の出力の反
転信号が入力し、これによりカーソルラインフラグ情報
は、優先的に書換アドレス発生回路701に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示制御装置に関し、
詳しくは、例えば強誘電性液晶を表示更新のための動作
媒体として用い電界の印加等によって更新された表示状
態を保持可能な表示素子を具えた表示装置のための表示
制御装置に関する。
【0002】
【背景技術】情報処理システムなどには、情報の視覚的
表現機能を果す情報表示手段として表示装置が用いられ
ており、このような表示装置としてはCRT表示装置
(以下、単にCRTという)が一般的である。
【0003】また、いわゆるパーソナルコンピュータ等
として入手可能な情報処理システムは、そこで用いられ
るハードウェア,ソフトウェア,信号伝送方式等によっ
て種々のものが存在する。この場合、CRTの表示制御
装置(CRTC)についてもそれぞれのシステムに固有
のものが用いられる。このようなCRTCとして、例え
ば、情報処理システムPC−AT(IBM社による)に
専用のVGA(Video Graphics Arr
ay)としてのVGA81(IBM社による)あるい
は、これに円,矩形等の所定画像を表示する際のアクセ
ラレータ機能等が付加されたSVGA(Super V
GA)としての86C911(S3社による)が知られ
ている。
【0004】図1はSVGAをCRTCに用いた構成の
一例を示すブロック図である。
【0005】情報処理システムのホストCPUが、ホス
ト側メモリ空間における表示メモリウィンドウ領域の一
部を書換えると、書換えた表示データが、システムバス
40およびSVGA1を介してVRAM3に転送され
る。SVGA1は、上記表示メモリウィンドウ領域のア
ドレスに基づいてVRAMアドレスを発生し、VRAM
3ではこのVRAMアドレスで特定される表示データが
書換えられる。
【0006】一方、SVGA1はCRTにおける走査周
期と同一の周期でVRAM3にアクセスし、VRAM3
に展開される表示データを順次読出し、RAMDAC2
へ転送する。RAMDAC2は、この表示データを順次
R,G,Bアナログ信号に変換してCRT4へ転送す
る。このようにCRT用の表示制御装置として用いられ
るSVGAは、CRT側に対して一方的に所定周期で表
示データ転送するよう機能する。
【0007】上述したCRT表示制御の場合、VRAM
3はデュアルポートRAMであるため、表示情報を変更
するなどのためVRAMに対する表示データの書き込み
と、そのVRAMから表示データを読み出して表示する
動作とを互いに独立して行うことができる。このため、
ホストCPUでは表示タイミング等を一切考慮する必要
がなく、任意のタイミングで所望の表示データを書き込
むことができるという利点を有している。
【0008】しかしながら、CRTは特に表示画面の厚
み方向の長さをある程度必要とするため全体としてその
容積が大きくなり、表示装置全体の小型化を図り難い。
また、これにより、このようなCRTを表示器として用
いた情報処理システムを使用するにあたっての自由度、
すなわち設置場所,携帯性等の自由度が損われる。
【0009】この点を補う表示装置として液晶表示器
(以下、LCDという)を用いることができる。すなわ
ち、LCDによれば、表示装置全体の小型化(特に薄型
化)を図ることができる。このようなLCDの中には、
強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelectr
ic Liquid Crystalという)の液晶セ
ルを用いた表示器(以下、FLCD:FLCディスプレ
イという)があり、その特長の1つは、その液晶セルが
電界の印加に対して表示状態の保存性を有することにあ
る。すなわち、FLCDは、その液晶セルが充分に薄い
ものであり、その中の細長いFLCの分子は、電界の印
加方向に応じて第1の安定状態または第2の安定状態に
配向し、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持す
る。このようなFLC分子の双安定性により、FLCD
は記憶性を有する。このようなFLCおよびFLCDの
詳細は、例えば特願昭62−76357号に記載されて
いる。
【0010】FLCDは、以上のような記憶性を有する
反面、FLCの表示更新動作にかかる速度が比較的遅い
ため、例えばカーソル移動,文字入力,スクロール等、
即座にその表示が書き換えられなければならないような
表示情報の変更に追従できない場合がある。
【0011】このように相反する特性を有するFLCD
は、これら特性に由来してあるいはこれら特性を補うた
め、その表示のための駆動の態様として種々のものが可
能となる。すなわち、CRTや他の液晶表示器と同様
の、表示画面上の走査ラインを順次連続的に駆動してい
くリフレッシュ駆動については、その駆動周期に比較的
時間的余裕ができる。また、このリフレッシュ駆動の他
に、表示画面上の変更に当たる部分(ライン)のみの表
示状態を更新する部分書き換え駆動や、表示画面上の走
査ラインを間引いて駆動するインターレース駆動が可能
となる。そして、上記部分書き換え駆動やインターレー
ス駆動によって、表示情報の変更に対する追従性を向上
させることができる。
【0012】以上のような利点を有するFLCDの表示
制御を、既存のCRT用表示制御回路を用いて行うこと
ができれば、FLCDを表示装置に用いた情報処理シス
テムを、比較的廉価に構成できて有利である。
【0013】
【目的】本発明は、CRT用の表示制御回路を利用した
FLCDの表示制御において、カーソル移動等の比較的
速度の大きな部分書換えを良好に行うことが可能な表示
制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
表示状態の更新を、表示変更にかかる表示素子について
行うことが可能な表示装置の表示制御装置において、表
示データを記憶した表示データ記憶手段と、該記憶手段
に記憶された表示データを、所定周期で順次読出して前
記表示装置へ転送することが可能で、かつ前記記憶手段
に記憶された表示データを部分的に書換えることが可能
な表示制御回路と、該表示制御回路が当該書換えのため
に前記表示データ記憶手段でアクセスするアドレスを検
出するための書換検出手段と、特定パターンの書換えに
かかる表示データの前記表示データ記憶手段におけるア
ドレスを検出する特定パターン書換検出手段と、前記書
換検出手段が検出したアドレスより前記特定パターン書
換検出手段が検出したアドレスを優先して前記表示制御
回路へ転送し、当該転送にかかるアドレスの表示データ
を前記表示データ記憶手段から読出して前記表示装置へ
転送させる書換アドレス発生手段と、を具えたことを特
徴とする。
【0015】また、表示状態の更新を、表示変更にかか
る表示素子のみについて行うことが可能な表示装置の表
示制御装置において、表示データを記憶した表示データ
記憶手段と、該記憶手段に記憶された表示データを、所
定周期で順次読出して前記表示装置へ転送することが可
能で、かつ前記記憶手段に記憶された表示データを部分
的に書換えることが可能な表示制御回路と、特定パター
ンの書換えにかかる複数の表示データにおいて所定位置
に位置する表示データの前記表示データ記憶手段におけ
るアドレスを検出する特定パターン書換検出手段と、該
特定パターン書換検出手段が検出したアドレスの表示デ
ータ以外の前記複数の表示データのアドレスを生成し、
前記検出したアドレスと前記生成したアドレスとを前記
表示制御回路へ転送し、当該転送にかかるアドレスの表
示データを前記表示データ記憶手段から読出して前記表
示装置へ転送させる書換アドレス発生手段と、を具えた
ことを特徴とする。
【0016】さらに、表示状態の更新を、表示変更にか
かる表示素子のみについて行うことが可能な表示装置の
表示制御装置において、表示データを記憶した表示デー
タ記憶手段と、該記憶手段に記憶された表示データを、
所定周期で順次読出して前記表示装置へ転送することが
可能で、かつ前記記憶手段に記憶された表示データを部
分的に書換えることが可能な表示制御回路と、該表示制
御回路が当該書換えのために前記表示データ記憶手段で
アクセスするアドレスを検出するための書換検出手段
と、特定パターンの書換えにかかる表示データの前記表
示データ記憶手段におけるアドレスを検出する特定パタ
ーン書換検出手段と、該特定パターン書換検出手段が検
出したアドレスの表示データのうち、前記表示装置にお
いて透明に表示される表示データについては、前記表示
制御回路による読出しを禁止する読出し禁止手段と、を
具えたことを特徴とする。
【0017】
【作用】以上の構成によれば、カーソル移動等の特定パ
ターンの部分書換えが優先的に行われる。
【0018】また、特定パターンの書換え情報が少なく
なり、さらに、書換え処理が速くなる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図2は、本発明の一実施例にかかる表示制
御装置を具えたFLC表示装置を各種文字,画像情報な
どの表示装置として用いた情報処理システムのブロック
図である。
【0021】図において、21は情報処理システム全体
の制御を実行するCPU、22はCPU21が実行する
プログラムを格納するROM、また、28はこのプログ
ラム実行の際のワーク領域等として用いられるメインメ
モリである。23は、CPU21を介さずにメインメモ
リ28と本システムを構成する各種機器との間でデータ
の転送を行うDMAコントローラ(Direct Me
mory Access Controller,以下
DMACという)である。32はイーサネット(XER
OX社による)などのLAN( ローカルエリアネットワ
ーク)37と本システムとの間のLANインターフェー
スである。26および27は外部記憶装置としてのそれ
ぞれハードディスク装置とそのインターフェースおよび
フロッピーディスク装置とそのインターフェースであ
る。36は比較的高解像度の記録を行うことが可能なイ
ンクジェットプリンタ,レーザービームプリンタ等によ
って構成することができるプリンタ、31はプリンタと
本システムとの間で信号接続を行うためのパラレルイン
ターフェースおよび29は各種文字等のキャラクタ情
報,制御情報などを入力するためのキーボードおよびそ
のコントローラである。33は通信回線と本例システム
との間で信号変調を行うための通信モデム、34はポイ
ンティングディバイスとしてのマウス、35は画像等の
読取りを行うイメージスキャナであり、これらはシリア
ルインターフェース30を介して本例システムと信号の
授受を行う。割込みコントローラ24は、プログラム実
行における割込み処理を制御し、リアルタイムクロック
25は本例システムにおける計時機能を司る。20は、
本発明の一実施例にかかる表示制御装置としてのFLC
Dインターフェース10によって、その表示が制御され
るFLC表示装置(FLCDという)であり、上述の強
誘電性液晶をその表示動作媒体とする表示画面を有す
る。また、FLCDインターフェース10にはCPU2
1がアクセスできる表示メモリウィンドウ領域も展開さ
れている。40は上記各機器間を信号接続するためのデ
ータバス,コントロールバス,アドレスバスからなるシ
ステムバスである。
【0022】以上説明した各種機器などを接続してなる
情報処理システムでは、一般にシステムのユーザーは、
FLCD20の表示画面に表示される各種情報に対応し
ながら操作を行う。すなわち、LAN37等に接続され
る外部機器,ハードディスク26,フロッピーディスク
27,スキャナ35,キーボード29, マウス34から
供給される文字,画像情報など、また、メインメモリ2
8に格納されたユーザーのシステム操作にかかる操作情
報などがFLCD20の表示画面に表示され、ユーザー
はこの表示を見ながら情報の編集,システムに対する指
示操作を行う。ここで、上記各種機器等は、それぞれF
LCD20に対して表示情報供給手段を構成する。
【0023】実施例1 図3は、本発明の実施例1にかかるFLCDインターフ
ェース10の詳細を示すブロック図である。
【0024】同図に示すように、本例のFLCDインタ
ーフェース10、すなわち表示制御装置には、CRT用
の表示制御回路である既存のSVGAを利用したSVG
A1が用いられる。本例のSVGA1の構成を図4を参
照して説明する。
【0025】図4において、ホストCPU21(図2参
照)がFLCDインターフェース10(図2参照)の表
示メモリウィンドウ領域で書込みのためにアクセスする
その書換え表示データは、システムバス40を介して転
送され、FIFO101に一時的に格納される。また、
表示メモリウィンドウ領域をVRAM3の任意の領域に
投映するためのバンクアドレスデータもシステムバス4
0を介して転送される。表示データは、R,G,B各色
256階調を表現する24ビットのデータの形態を有し
ている。CPU21からのコマンドや前述のバンクアド
レスデータ等、制御情報はレジスタセットデータの形態
で転送され、また、CPU21がSVGA側の状態を知
る等のためにレジスタゲットデータがCPU21側へ転
送される。FIFO101に格納されたレジストセット
データおよび表示データは順次出力され、これらのデー
タに応じてバスインターフェースユニット103やVG
A111中の各レジスタにセットされる。VGA111
はこれらレジスタのセットされた状態によって、バンク
アドレスとその表示データおよび制御コマンドを知るこ
とができる。
【0026】VGA111は、表示メモリウィンドウ領
域のアドレスとバンクアドレスに基づいて、これらに対
応するVRAM3におけるVRAMアドレスを生成し、
これとともに、メモリ制御信号としてのストローブ信号
RASおよびCAS,チップセレクト信号CS、および
ライトイネーブル信号WEを、メモリインターフェース
ユニット109を介してVRAM3へ転送し、これによ
り、そのVRAMアドレスに表示データを書込むことが
できる。このとき、書換えられる表示データは、同様に
メモリインターフェースユニット109を介してVRA
M3へ転送される。
【0027】一方、VGA111は、後に詳述されるよ
うに、ラインアドレス生成回路7(図3参照)から転送
される要求ラインアドレスによって特定されるVRAM
3の表示データを、同様に転送されるラインデータ転送
イネーブル信号に応じてVRAM3から読出し、FIF
O113へ格納する。FIFO113からは、表示デー
タが格納された順序でFLCD側へ送出される。このと
き、表示データはカーソル表示にかかる部分書換えを行
うための回路を介して送出される。この回路は、後に詳
述されるハードカーソル制御回路115,この回路から
の信号と表示データとのアンド演算を行うAND回路1
19、およびAND回路119の出力とハードカーソル
制御回路15からの信号とのエクスクルーシブオア演算
を行うXOR回路117とからなる。ハードカーソル制
御115は、カーソルパターンをVRAM3に書込んだ
り表示データに対してカーソルパターンデータをスーパ
ーインポーズする際の制御等を行う。このとき用いられ
るANDパターンメモリおよびXORパターンメモリは
VRAM3に展開されている。また、カーソル表示パタ
ーンの非透明部分にかかる表示ラインを検知し、その検
知結果に基づいて非透明フラグレジスタ18(図3参
照)のフラグをセットする。
【0028】SVGA1には、上記カーソル表示用回路
の他に前述したようなアクセラレータ機能を果すデータ
マニピュレータ105およびグラフィックスエンジン1
07が設けられている。例えば、CPU21が、バスイ
ンターフェースユニット103のレジスタに円およびそ
の中心と半径に関するデータをセットし円の描画を指示
すると、グラフィックスエンジン107はその円表示デ
ータを生成し、データマニピュレータ105はこのデー
タをVRAM3に書込む。
【0029】以上、図4を参照して説明したSVGA1
は、既存のCRT用のSVGAのVGAの部分に、わず
かな変更を加えて得られるものである。
【0030】再び図3を参照すると、書換検出/フラグ
生成回路5は、SVGA1が発生するVRAMアドレス
を監視し、VRAM3の表示データが書換えられた(書
込まれた)ときのVRAMアドレス、すなわちライトイ
ネーブル信号およびチップセレクト信号CSが“1”と
なったときのVRAMアドレスを取り込む。そして、こ
のVRAMアドレスおよびCPU9から得られるVRA
Mアドレスオフセット、総ライン数、総ラインビット数
の各データに基づいてラインアドレスを計算する。この
計算の概念を図5に示す。
【0031】図5に示されるように、VRAM3上のア
ドレスXで示される画素は、FLCD画面のラインNに
対応するものであり、また、1ラインは複数の画素から
なり、さらに1画素は複数(n個)のバイトからなるも
のとする。このとき、ラインアドレス(ライン番号N)
は以下のように計算される。
【0032】
【数1】
【0033】書換検出/フラグ生成回路5は、この計算
したラインアドレスに応じて、その内部に有する部分書
換ラインフラグレジスタをセットする。この様子を図6
に示す。
【0034】図6に明らかなように、例えば「L」とい
う文字を表示するため、VRAM3上の対応するアドレ
スの表示が書換えられた場合、上記計算によって書換え
られたラインアドレスが検出され、このアドレスに対応
するレジスタにフラグがたてられる(“1”がセットさ
れる)。
【0035】書換検出/フラグ生成回路には、後述され
るように、上述の通常の部分書換えのための構成の他
に、カーソル表示にかかる部分書換えを行う回路が設け
られている。
【0036】CPU9は、ラインアドレス生成回路7を
介して書換検出/フラグ生成回路5の書換ラインフラグ
レジスタの内容を読取り、フラグがセットされているラ
インアドレスをSVGA1へ送出する。このとき、ライ
ンアドレス生成回路7は、上記ラインアドレスデータに
対応してラインデータ転送イネーブル信号を送出し、S
VGA1(のFIFO113)から上記アドレスの表示
データを二値化中間調処理回路11に転送させる。
【0037】また、ラインアドレス生成回路7は、後述
されるように、カーソルの部分書換えが優先的に行われ
るような構成を具える。
【0038】二値化中間調処理回路11は、R,G,B
各色8ビットで表現される256階調の多値表示データ
を、FLCD20の表示画面における各画素に対応した
二値の画素データに変換する。本例では上記表示画面の
1画素は、図7に示されるように、各色について面積の
異なる表示セルを有している。これに応じて1画素のデ
ータも、図8に示されるように、各色について2ビット
(R1,R2,G1,G2,B1,B2)を有する。従
って、二値化中間調処理回路11は8ビットの表示デー
タを各色2ビットそれぞれの2値データ(すなわち各色
4値データ)に変換する。
【0039】以上のようにFLCD表示用の画素データ
に変換されるまでのデータの流れを図9に示す。
【0040】図9に明らかなように、本例では、VRA
M3の表示データはR,G,B各色8ビットの多値デー
タとして格納され、これらが読出され表示が行われると
きに2値化される。これにより、ホストCPU21(図
2参照)は、FLCD20側に対してCRTを用いた場
合と同様にアクセスでき、CRTとの互換性を確保でき
る。
【0041】なお、この二値化中間調処理で用いられる
手法は、公知のものを用いることができ、このような手
法としては、例えば誤差拡散法,平均濃度法,ディザ法
等が知られている。
【0042】図3において、ボーダー生成回路13は、
FLCD表示画面におけるボーダー部の画素データを生
成する。すなわち、図7に示されるように、FLCD2
0の表示画面は、1280画素からなる1ラインを10
24本有しており、この表示画面のうち表示に用いられ
ないボーダー部が表示画面を縁どるように形成される。
【0043】このボーダー部が存在することにより、F
LCD20に転送される画素データのフォーマットは、
図8(A)または図8(B)に示すものとなる。図8
(A)は、図7に示す表示ラインA、すなわち全ての表
示ラインがボーダー部に含まれる表示ラインのデータフ
ォーマットであり、図8(B)は、図7に示す表示ライ
ンB、すなわち表示に用いられるラインのデータフォー
マットである。表示ラインAのデータフォーマットは、
先頭にラインアドレスが付され、これにボーダー画素デ
ータが続く。これに対して表示ラインBは両端部がボー
ダー部に含まれるので、そのデータフォーマットは、ラ
インアドレスに続いて、ボーダー画素データ,画素デー
タ,ボーダー画素データの順で続く。
【0044】ボーダー生成回路13で生成されたボーダ
ー画素データは、合成回路15において二値化中間調処
理回路11からの画素データと直列合成される。さら
に、この合成データには、合成回路17においてライン
アドレス生成回路7からの表示ラインアドレスが合成さ
れた後、FLCD20に送られる。
【0045】CPU9は、以上説明した構成全体を制御
するものである。すなわち、CPU9はホストCPU2
1(図2参照)から表示画面の総ライン数,総ラインビ
ット数,カーソル情報の各情報を受け取る。また、CP
U9は、書換検出/フラグ生成回路5に対して、VRA
Mアドレスオフセット,総ライン数および総ラインビッ
ト数の各データを送出し、また、ラインフラグレジスタ
の初期化を行い、また、ラインアドレス生成回路7に対
して表示開始ラインアドレス,連続表示ライン数,総ラ
イン数,総ラインビット数およびボーダー領域の各デー
タを送出し、同回路7から部分書換ラインフラグ情報を
得る。さらに、CPU9は二値化中間調処理回路11に
対してバンド幅,総ラインビット数および処理モードの
各データを送出し、ボーダー生成回路13に対してボー
ダーパターンデータを送出する。
【0046】また、CPU9は、FLCD20からその
温度情報やBusy信号等のステータス信号を受け取る
とともに、FLCD20に対してコマンド信号,リセッ
ト信号を送出する。
【0047】以上図2〜図9を参照して説明した表示制
御装置において、カーソル移動等の比較的速い動きに対
応した優先的部分書換えのための構成について以下に説
明する。
【0048】図10は、図3に示した書換検出/フラグ
生成回路5の詳細を示すブロック図である。
【0049】この回路5は、SVGA1(図3参照)に
よるVRAM3における表示データ書換えを検出してこ
の書換えラインのフラグをセットし、また、このセット
フラグ情報を転送する回路、およびカーソル移動にかか
る部分書換え(以下、カーソル書換えともいう)を検出
し、その書換ラインのフラグをセットし、また、同様に
セットフラフ情報を転送する回路を有する。
【0050】すなわち、フラグセット回路501は、S
VGA1が表示書換えのためにVRAM3においてアク
セスするVRAMアドレスを検出して、これを前述した
ようにラインアドレスに変換し、このラインアドレスに
対応するフラグをフラグインターフェース503を介し
ラインフラグレジスタ504にセットする。また、フラ
グリードアンドクリア回路502は、フラグインターフ
ェース503を介してフラグレジスタ504にセットさ
れたフラグ情報を読出してラインアドレス生成回路7
(図3参照)へ転送するとともに、この読出しにかかる
レジスタの内容をクリアする。
【0051】一方、CPU9(図3参照)からこの回路
5にもたらされるカーソル書換えラインアドレスのフラ
グは、同様にして、フラグセット回路505によってフ
ラグインターフェース507を介してカーソルフラグレ
ジスタ508にセットされる。また、このレジスタ50
8にセットされたフラグは、フラグインターフェース5
07を介してフラグリードアンドクリア回路506に読
出されてラインアドレス生成回路7に転送される。
【0052】ここで、カーソルにかかるフラグセット回
路505によるセットについてより詳細に説明する。
【0053】カーソル移動のための部分書換えが発生す
ると、フラグセット回路505には、まず移動前のカー
ソルのパターンの最上位ラインのアドレス(ソーストッ
プラインアドレス)のみが転送される。フラグセット回
路505は、これに応じて他の全てのライン(例えば6
3本のライン)のアドレスに対応するフラグをセットす
る。フラグリードアンドクリア回路506は、このセッ
トされたフラグ情報を所定順序で読出してラインアドレ
ス生成回路7へ転送するとともに、読出しにかかるレジ
スタのフラグをクリアする。次に、フラグセット回路5
05には、同様にして移動後のカーソルのパターンの最
上位ラインのアドレス(ディストネーショントップライ
ンアドレス)のみが転送されて他のラインとともにフラ
グレジスタにセットされる。このセットフラグ情報は、
フラグリードアンドクリア回路506によってラインア
ドレス生成回路7へ転送されるとともに、該当レジスタ
のフラグはクリアされる。
【0054】カーソル移動の前後のパターンに、重複す
るラインがある場合には、上述したフラグセットおよび
読出しの手順によっても支障はないが、以下の図11の
フローチャートに示す処理によってもフラグセットは可
能である。
【0055】すなわち、ステップS11でカーソルの移
動を検知すると、ステップS12,S13で、ソースト
ップラインアドレスとディストネーションラインアドレ
スの大きい方のアドレス(表示画面でより下位のライ
ン)をレジスタY大にセットし、小さい方をY小にセッ
トする。次に、ステップS14でカーソルパターンのラ
イン数に対応したカウンタNをリセットし、ステップS
15,S16,S17でY小のアドレスから64ライン
分のアドレスに対応するフラグを“1”にセットする。
【0056】次に、ステップS18でソースカーソルパ
ターンとディストネーションカーソルパターンのライン
に重複する部分があるか否かを判断し、重複しない場合
は、ステップS19でカウンタNをリセットし、重複す
る場合は、ステプS20で64と、Y大からY小を引い
た値との差をカウンタNにセットする。その後、ステッ
プS21,S22,S23でNが64にカウントアップ
するまでのY大+Nの各アドレスについてフラグをセッ
トする。
【0057】なお、以上のようにしてセットされたフラ
グについて、フラグリードアンドクリア回路506はソ
ースカーソルパターンのアドレスにかかるフラグから読
出してラインアドレス生成回路7へ転送する。
【0058】図12はラインアドレス生成回路7の詳細
を示すブロック図である。
【0059】上述した書換検出/フラグ生成回路5から
転送される部分書換ラインフラグ情報および部分書換カ
ーソルラインフラグ情報は、それぞれバッファ704お
よび705に格納される。これらバッファ704および
705に格納されるフラグ情報は、これらバッファの全
ビットに対するOR回路702および703を介してそ
れぞれ書換アドレス発生回路701に送出されるが、O
R回路702から書換アドレス発生回路701に至る信
号経路にはアンド回路706が設けられている。
【0060】アンド回路706には、全ビットOR回路
702からのデータと、全ビットOR回路703からの
データの反転とが入力する。このため、全ビットOR回
路703からのデータ、すなわち、部分書換カーソルラ
インフラグ情報が優先的に書換アドレス生成回路701
に入力する。このような構成によれば、カーソル移動に
かかる部分書換えが優先的に行われることになる。
【0061】なお、前述したように、ラインアドレス生
成回路7に転送されるカーソルラインフラグ情報のう
ち、ソースカーソルパターンのラインにかかるフラグ情
報がディストネーションカーソルにかかるフラグより先
に転送される。これにより、書換アドレス発生回路70
1は、この先に転送されるフラグ情報にかかるラインア
ドレスの表示データをSVGA1に要求し、SCGA1
はこのラインアドレスの表示データを読出し、消去デー
タとしてFLCD側へ転送する。これにより、ソースカ
ーソルパターンの消去が行われる。
【0062】ところで、カーソルパターンの詳細は、図
13に示すものである。すなわち、64画素よりなるラ
インが64本で形成されるパターンのうち、「黒」の矢
印の周囲を「白」が囲み、他の部分は「透明」となるパ
ターンである。以下に示す変形例は、上記パターンの
「非透明」部分についてのみ部分書換えを行うようにす
るものである。
【0063】図14は、図13に示したカーソルパター
ンデータを表示データにスーパーインポーズするための
構成を示すブロック図であり、この構成は、図3および
図4にて説明した各回路、ハードカーソル制御回路11
5,AND回路119,XOR回路117,ANDパタ
ーンメモリ301,XORパターンメモリ302、およ
び非透明ラインフラグ18からなる。
【0064】ANDパターンメモリ301およびXOR
パターンメモリ302の各アドレスには、予め図15に
示すようなそれぞれのパターンに応じた“0”または
“1”が書込まれている。例えば、ANDパターンメモ
リではカーソルの矢印に対応する部分には“0”が書込
まれている。ハードカーソル制御回路115は、まずA
NDパターンメモリ301の各内容をAND回路119
に出力し、これと表示データとのAND演算が行われ
る。このAND出力はXOR回路117に入力し、これ
とXORパターンメモリ302の各内容とのXOR演算
が行われる。この結果、図15に示すような各スーパー
インポーズ出力が得られる。ここで、「透明」の出力が
得られるとき、その部分には表示データの画像が表示さ
れる。
【0065】非透明ラインフラグ18には、上記カーソ
ルパターンのうち、全ての画素が「透明」となるライン
以外の非透明出力となるラインに対応したフラグがセッ
トされる。このフラグセットは、ホストCPU21がハ
ードカーソル制御回路115を介してANDパターンメ
モリ301およびXORパターンメモリ302に各デー
タを書込む。この際、どのラインが全て「透明」となる
かを検知し、これに基づいて非透明ラインを知り、その
ラインのフラグをセットする。以下、図16を参照し
て、このフラグセット処理を説明する。
【0066】図16において、ステップS31では、透
明/非透明判別パラメータFおよびカーソルパターン
(64×64)中の画素アドレスX,Yに初期値を設定
する。次に、ステップS32,S33,S34で、AN
Dパターンメモリ301に書込みが行われるとき、それ
が“1”でない場合はパラメータFを“1”とし、次に
ステップS35,S36,S37で、XORパターンメ
モリ302に書込みが行われるとき、それが“0”でな
いときは、パラメータFを“1”とする。次に、ステッ
プS38,S39の処理によって、上記Fセット処理を
1ライン分繰り返し、ステップS40で、その1ライン
分の処理終了後のF値を非透明ラインフラグの内容とす
る。すなわち、1ライン分の処理で、1回でもFが
“1”となることがあればフラグには“1”がセットさ
れる。これは、そのラインの少なくとも一部に非透明な
部分があることを意味する。
【0067】ステップS41,S42により、以上の処
理をライン数(64本)分繰り返し、非透明フラグセッ
ト処理を終了する。図17(A)および(B)は、それ
ぞれ非透明フラグセットの結果を示すものである。
【0068】SVGA1は、以上のようにして得られた
非透明ラインフラグを参照して、前述したカーソル書換
ラインアドレスを生成し、これに基づいてカーソルフラ
グレジスタ508のフラグセットがなされる。
【0069】また、他の例として、上記2つの部分書換
えにかかる処理を組合せることもできる。すなわち、カ
ーソルパターンの最上位ラインのアドレスにかかるフラ
グのみをセットし、ラインアドレス生成回路7は、この
セットフラグに基づき非透明ラインフラグを参照しなが
ら書換要求アドレスを生成する。
【0070】実施例2 カーソル移動にかかる部分書換えを優先的に行うための
他の実施例を以下に説明する。
【0071】図18は本例にかかる書換検出/フラグ生
成回路5(図3参照)の詳細を示すブロック図である。
【0072】SVGA1(図3参照)が、表示書換えの
ためにVRAM3でアクセスするアドレスはメモリto
ラインアドレス変換部514を経てバッファフラグレジ
スタ512に格納される。また、CPU9からのカーソ
ルアドレスは、カーソルtoラインアドレス変換部51
5を経てバッファフラグレジスタ511に格納される。
バッファフラグレジスタ511および512のフラグ情
報は、後述されるようにシリアル信号の形態で書換えフ
ラグレジスタ群510へ転送される。
【0073】図19は、書換えフラグレジスタ群510
の詳細を示すブロック図である。
【0074】書換えフラグレジスタ群510にはカーソ
ル表示の部分書換えにかかる書換えフラグレジスタ52
1,VRAMにアクセスする部分書換えにかかる書換え
フラグレジスタ522、およびリフレッシュアドレス生
成部523が設けられている。書換えフラグレジスタ5
21には、バッファフラグレジスタ511のフラグ情報
がセットされ、書換えフラグレジスタ522にはバッフ
ァフラグレジスタ512のフラグ情報がセットされる。
セレクタ524は、シリアルに転送されるこれらフラグ
情報を適切に振り分けてそれぞれのレジスタに格納する
ようにする。
【0075】図20は、本例にかかる表示制御処理の流
れを示すフローチャートである。
【0076】ステップS201で、VRAM3に対して
カーソルまたは通常の部分書込みが検出されると、その
書込みに応じてバッファフラグレジスタ511または5
12の該当ビットにフラグがセットされる。次に、ステ
ップS203でFLCD20からのBusy信号が解除
されると、ステップS204でカーソル表示用の書換え
フラグレジスタ521を走査してフラグが“1”である
ビットがあるか否かを判断する。
【0077】この判断でレジスタ521のいずれかのビ
ットにフラグがセットされている場合は、優先的にこの
ラインアドレスの表示を行うべく、ステップS205
で、そのラインに対応する書換えフラグレジスタ521
および522のフラグをクリアするとともに、ステップ
S206でそのラインアドレスの表示データを転送し、
FLCD20による表示を行うようにする。
【0078】書換えフラグレジスタ521にセットされ
たフラグが無い場合は、書換えフラグレジスタ522に
セットされたフラグが有るか否かが判別される。セット
フラグがあるときには、ステップS209,S209で
表示動作を行い、無い場合はステップS210,S21
1でリフレッシュ表示を行う。
【0079】以上、3様の表示動作のいずれかを終了す
ると、ステップS212でバッファフラグレジスタ51
1,512のフラグ情報を、書換フラグレジスタ52
1,522へ転送する。
【0080】図21は、本例の書換検出/フラグ生成回
路5に転送されるVRAMアドレスおよびカーソルアド
レスと、これらアドレスの転送に応じたバッファフラグ
レジスタ512および511に対するフラグセットと、
レジスタ512および511のフラグ情報の転送を示す
タイミングチャートである。
【0081】図21に示すように、VRAMアドレスが
時点1A,2A,3Aで転送されるのに応じて、バッフ
ァフラグレジスタ512には時点1C,2C,3Cで該
当フラグがセットされる。カーソルアドレスについても
同様、時点1Bで転送されたアドレスは、時点1Dでバ
ッファフラグレジスタ511にセットされる。
【0082】バッファフラグレジスタ512および51
2にセットされるフラグ情報は、同図に示す転送データ
の形態で、それぞれ書換えフラグレジスタ521および
522に転送される。すなわち、それぞれのバッファフ
ラグレジスタのデータは互いに波長分ずれたタイミング
で転送され、かつシリアルに転送される。
【0083】この結果、図22に示すバッファフラグ情
報の転送前の書換えフラグレジスタ521および522
の内容は、上記転送によって図23に示す内容となる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カーソル移動等の特定パターンの部分書換え
が優先的に行われる。
【0085】また、特定パターンの書換え情報が少なく
なり、さらに、書換え処理が速くなる。
【0086】この結果、カーソル移動等の比較的速度の
大きな部分書換えを良好に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の表示制御装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる情報処理システムを
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例1にかかる表示制御装置を示す
ブロック図である。
【図4】図3に示すSVGAの詳細を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の実施例におけるVRAMアドレスから
ラインアドレスへの変換を説明するための模式図であ
る。
【図6】本発明の実施例における書換え表示画素と書換
ラインフラグレジスタとの関係を示す模式図である。
【図7】本発明の実施例におけるFLCD表示画面を示
す模式図である。
【図8】(A)および(B)は、本発明の実施例におけ
る表示データのデータフォーマットを示す模式図であ
る。
【図9】本発明の実施例における表示データの処理の流
れを示すブロック図である。
【図10】図3に示した書換検出/フラグ生成回路の詳
細を示すブロック図である。
【図11】図10に示す書換検出/フラグ生成回路にお
けるフラグセット処理を示すフロチャートである。
【図12】図3に示したラインアドレス生成回路の詳細
を示すブロック図である。
【図13】カーソルパターンの詳細を示す模式図であ
る。
【図14】本例によるスーパーインポーズの出力のため
の構成を示すブロック図である。
【図15】上記スーパーインポーズに用いられるパター
ンメモリとスーパーインポーズとの関係を説明するため
の説明図である。
【図16】実施例1の変形例にかかる非透明ラインフラ
グセット処理を示すフローチャートである。
【図17】(A)および(B)は、図16に示す処理に
よってセットされるフラグの様子を示す模式図である。
【図18】本発明の実施例2にかかる書換検出/フラグ
生成回路を示すブロック図である。
【図19】図18に示す書換えフラグレジスタ群の詳細
を示すブロック図である。
【図20】上記実施例2にかかる表示制御処理の流れを
示すフローチャートである。
【図21】上記処理におけるデータセット,転送のタイ
ミングチャートである。
【図22】上記処理におけるデータ転送前の書換フラグ
レジスタを示す模式図である。
【図23】上記処理におけるデータ転送後の書換フラグ
レジスタを示す模式図である。
【符号の説明】
1 SVGA 3 VRAM 5 書換検出/フラグ生成回路 7 ラインアドレス生成回路 9 CPU 10 FLCDインターフェース 11 二値化中間調処理回路 13 ボーダー生成回路 15,17 合成回路 18 非透明ラインフラグレジスタ 20 FLCD 21 CPU/FPU 101,103 FIFO 103 バスインターフェースユニット 105 データマニピュレータ 107 グラフィックスエンジン 109 メモリインターフェースユニット 111 VGA 115 ハードカーソル制御回路 117 XOR回路 119 AND回路 301 ANDパターンメモリ 302 XORパターンメモリ 501,505 フラグセット回路 502,506 フラグリードアンドクリア回路 504 ラインフラグレジスタ 508 カーソルフラグレジスタ 510 書換えフラグレジスタ群 511,512 バッファフラグレジスタ 514 メモリtoラインアドレス変換部 515 カーソルtoラインアドレス変換部 521,522 書換えフラグレジスタ 523 リフレッシュアドレス生成部 524 セレクタ 701 書換アドレス発生回路 702,703 全ビットOR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 研一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 島倉 正美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 森本 はじめ 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松崎 英一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態の更新を、表示変更にかかる表
    示素子について行うことが可能な表示装置の表示制御装
    置において、 表示データを記憶した表示データ記憶手段と、 該記憶手段に記憶された表示データを、所定周期で順次
    読出して前記表示装置へ転送することが可能で、かつ前
    記記憶手段に記憶された表示データを部分的に書換える
    ことが可能な表示制御回路と、 該表示制御回路が当該書換えのために前記表示データ記
    憶手段でアクセスするアドレスを検出するための書換検
    出手段と、 特定パターンの書換えにかかる表示データの前記表示デ
    ータ記憶手段におけるアドレスを検出する特定パターン
    書換検出手段と、 前記書換検出手段が検出したアドレスより前記特定パタ
    ーン書換検出手段が検出したアドレスを優先して前記表
    示制御回路へ転送し、当該転送にかかるアドレスの表示
    データを前記表示データ記憶手段から読出して前記表示
    装置へ転送させる書換アドレス発生手段と、 を具えたことを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 表示状態の更新を、表示変更にかかる表
    示素子のみについて行うことが可能な表示装置の表示制
    御装置において、 表示データを記憶した表示データ記憶手段と、 該記憶手段に記憶された表示データを、所定周期で順次
    読出して前記表示装置へ転送することが可能で、かつ前
    記記憶手段に記憶された表示データを部分的に書換える
    ことが可能な表示制御回路と、 特定パターンの書換えにかかる複数の表示データにおい
    て所定位置に位置する表示データの前記表示データ記憶
    手段におけるアドレスを検出する特定パターン書換検出
    手段と、 該特定パターン書換検出手段が検出したアドレスの表示
    データ以外の前記複数の表示データのアドレスを生成
    し、前記検出したアドレスと前記生成したアドレスとを
    前記表示制御回路へ転送し、当該転送にかかるアドレス
    の表示データを前記表示データ記憶手段から読出して前
    記表示装置へ転送させる書換アドレス発生手段と、 を具えたことを特徴とする表示制御装置。
  3. 【請求項3】 表示状態の更新を、表示変更にかかる表
    示素子のみについて行うことが可能な表示装置の表示制
    御装置において、 表示データを記憶した表示データ記憶手段と、 該記憶手段に記憶された表示データを、所定周期で順次
    読出して前記表示装置へ転送することが可能で、かつ前
    記記憶手段に記憶された表示データを部分的に書換える
    ことが可能な表示制御回路と、 該表示制御回路が当該書換えのために前記表示データ記
    憶手段でアクセスするアドレスを検出するための書換検
    出手段と、 特定パターンの書換えにかかる表示データの前記表示デ
    ータ記憶手段におけるアドレスを検出する特定パターン
    書換検出手段と、 該特定パターン書換検出手段が検出したアドレスの表示
    データのうち、前記表示装置において透明に表示される
    表示データについては、前記表示制御回路による読出し
    を禁止する読出し禁止手段と、 を具えたことを特徴とする表示制御装置。
JP23842792A 1992-09-04 1992-09-07 表示制御装置 Pending JPH0683292A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23842792A JPH0683292A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 表示制御装置
EP93114155A EP0591682B1 (en) 1992-09-04 1993-09-03 Display control apparatus
DE69315794T DE69315794T2 (de) 1992-09-04 1993-09-03 Verfahren und Einrichtung zur Steuerung einer Anzeige
AT93114155T ATE161352T1 (de) 1992-09-04 1993-09-03 Verfahren und einrichtung zur steuerung einer anzeige
US08/711,459 US5736981A (en) 1992-09-04 1996-09-06 Display control apparatus
US08/955,708 US6140996A (en) 1992-09-04 1997-10-23 Display control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23842792A JPH0683292A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 表示制御装置

Publications (1)

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Family

ID=17030053

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JP23842792A Pending JPH0683292A (ja) 1992-09-04 1992-09-07 表示制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079146A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Casio Comput Co Ltd 表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007079146A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Casio Comput Co Ltd 表示装置

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