JPH0683290A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH0683290A
JPH0683290A JP23747792A JP23747792A JPH0683290A JP H0683290 A JPH0683290 A JP H0683290A JP 23747792 A JP23747792 A JP 23747792A JP 23747792 A JP23747792 A JP 23747792A JP H0683290 A JPH0683290 A JP H0683290A
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JP23747792A
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English (en)
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Junichi Tanahashi
淳一 棚橋
Toshiyuki Nobutani
俊行 信谷
Tatsuya Sakashita
達也 坂下
Kenichiro Ono
研一郎 小野
Masami Shimakura
正美 島倉
Hajime Morimoto
はじめ 森本
Hidekazu Matsuzaki
英一 松崎
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRT用の表示制御回路を利用して、表示状
態の記憶性を有する強誘電性液晶表示装置の表示制御を
行う場合において、その処理時間を速くする。 【構成】 表示制御回路にVRAMから表示データを読
出しFLCD側へ転送することを要求する際の要求ライ
ンアドレスデータのフォーマットを、(A)に示すよう
に、スタートビットの次の6ビットを“0”とし、その
次の要求にかかる8ビットを“1”として、さらに次の
nビットを“0”とする。これにより、読出し転送にか
かる8ライン分のアドレスデータをブロック単位で送出
することができ、読出し転送もブロック単位で行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示制御装置に関し、
詳しくは、例えば強誘電性液晶を表示更新のための動作
媒体として用い電界の印加等によって更新された表示状
態を保持可能な表示素子を具えた表示装置のための表示
制御装置に関する。
【0002】
【背景技術】情報処理システムなどには、情報の視覚的
表現機能を果す情報表示手段として表示装置が用いられ
ており、このような表示装置としてはCRT表示装置
(以下、単にCRTという)が一般的である。
【0003】また、いわゆるパーソナルコンピュータ等
として入手可能な情報処理システムは、そこで用いられ
るハードウェア,ソフトウェア,信号伝送方式等によっ
て種々のものが存在する。この場合、CRTの表示制御
装置(CRTC)についてもそれぞれのシステムに固有
のものが用いられる。このようなCRTCとして、例え
ば、情報処理システムPC−ATに専用のVGA(Vi
deo Graphics Array)としてのVG
A81(IBM社による)あるいは、これに円,矩形等
の所定画像を表示する際のアクセラレータ機能等が付加
されたSVGA(Super VGA)としての86C
911(S3社による)が知られている。
【0004】図1はSVGAをCRTCに用いた構成の
一例を示すブロック図である。
【0005】情報処理システムのホストCPUが、ホス
ト側メモリ空間における表示メモリウィンドウ領域の一
部を書換えると、書換えた表示データが、システムバス
40およびSVGA1を介してVRAM3に転送され
る。SVGA1は、上記表示メモリウィンドウ領域のア
ドレスに基づいてVRAMアドレスを発生し、VRAM
3ではこのVRAMアドレスで特定される表示データが
書換えられる。
【0006】一方、SVGA1はCRTにおける走査周
期と同一の周期でVRAM3にアクセスし、VRAM3
に展開される表示データを順次読出し、RAMDAC2
へ転送する。RAMDAC2は、この表示データを順次
R,G,Bアナログ信号に変換してCRT4へ転送す
る。このようにCRT用の表示制御装置として用いられ
るSVGAは、CRT側に対して一方的に所定周期で表
示データ転送するよう機能する。
【0007】上述したCRT表示制御の場合、VRAM
3はデュアルポートRAMであるため、表示情報を変更
するなどのためVRAMに対する表示データの書き込み
と、そのVRAMから表示データを読み出して表示する
動作とを互いに独立して行うことができる。このため、
ホストCPUでは表示タイミング等を一切考慮する必要
がなく、任意のタイミングで所望の表示データを書き込
むことができるという利点を有している。
【0008】しかしながら、CRTは特に表示画面の厚
み方向の長さをある程度必要とするため全体としてその
容積が大きくなり、表示装置全体の小型化を図り難い。
また、これにより、このようなCRTを表示器として用
いた情報処理システムを使用するにあたっての自由度、
すなわち設置場所,携帯性等の自由度が損われる。
【0009】この点を補う表示装置として液晶表示器
(以下、LCDという)を用いることができる。すなわ
ち、LCDによれば、表示装置全体の小型化(特に薄型
化)を図ることができる。このようなLCDの中には、
強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelectr
ic Liquid Crystalという)の液晶セ
ルを用いた表示器(以下、FLCD:FLCディスプレ
イという)があり、その特長の1つは、その液晶セルが
電界の印加に対して表示状態の保存性を有することにあ
る。すなわち、FLCDは、その液晶セルが充分に薄い
ものであり、その中の細長いFLCの分子は、電界の印
加方向に応じて第1の安定状態または第2の安定状態に
配向し、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持す
る。このようなFLC分子の双安定性により、FLCD
は記憶性を有する。このようなFLCおよびFLCDの
詳細は、例えば特願昭62−76357号に記載されて
いる。
【0010】FLCDは、以上のような記憶性を有する
反面、FLCの表示更新動作にかかる速度が比較的遅い
ため、例えばカーソル移動,文字入力,スクロール等、
即座にその表示が書き換えられなければならないような
表示情報の変更に追従できない場合がある。
【0011】このように相反する特性を有するFLCD
は、これら特性に由来してあるいはこれら特性を補うた
め、その表示のための駆動の態様として種々のものが可
能となる。すなわち、CRTや他の液晶表示器と同様
の、表示画面上の走査ラインを順次連続的に駆動してい
くリフレッシュ駆動については、その駆動周期に比較的
時間的余裕ができる。また、このリフレッシュ駆動の他
に、表示画面上の変更に当たる部分(ライン)のみの表
示状態を更新する部分書き換え駆動や、表示画面上の走
査ラインを間引いて駆動するインターレース駆動が可能
となる。そして、上記部分書き換え駆動やインターレー
ス駆動によって、表示情報の変更に対する追従性を向上
させることができる。
【0012】以上のような利点を有するFLCDの表示
制御を、既存のCRT専用表示制御回路を用いて行うこ
とができれば、FLCDを表示装置に用いた情報処理シ
ステムを、比較的廉価に構成できて有利である。
【0013】
【目的】本発明は、CRT用の表示制御回路を利用し
て、FLCDの表示を良好に制御できるとともに、処理
速度の速い表示制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
表示状態の更新を、表示変更にかかる表示素子のみにつ
いて行うことが可能な表示装置の表示制御装置におい
て、表示データを記憶した表示データ記憶手段と、該記
憶手段に記憶された表示データを、所定周期で順次読出
して前記表示装置へ転送することが可能で、かつ前記記
憶手段に記憶された表示データを部分的に書換えること
が可能な表示制御回路と、該表示制御回路が当該書換え
のために前記表示データ記憶手段でアクセスするアドレ
スを検出するための書換検出手段と、該書換検出手段が
検出するアドレスを読取り、前記表示制御回路に当該読
取ったアドレスと該アドレスの表示データのみの転送を
許可する信号を送る転送許可手段であって、前記読み取
ったアドレスをブロック単位で送る転送許可手段と、を
具えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成によれば、表示制御回路に表示デー
タの読出しおよびその転送を許可する際、その読出しに
かかる複数の表示データのアドレスをブロック単位で送
ることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】図2は、本発明の一実施例にかかる表示制
御装置を具えたFLC表示装置を各種文字,画像情報な
どの表示装置として用いた情報処理システムのブロック
図である。
【0018】図において、21は情報処理システム全体
の制御を実行するCPU、22はCPU21が実行する
プログラムを格納するROM、また、28はこのプログ
ラム実行の際のワーク領域等として用いられるメインメ
モリである。14は、CPU21を介さずにメインメモ
リ28と本システムを構成する各種機器との間でデータ
の転送を行うDMAコントローラ(Direct Me
mory Access Controller,以下
DMACという)である。32はイーサネット(XER
OX社による)などのLAN( ローカルエリアネットワ
ーク)37と本システムとの間のLANインターフェー
スである。26および27は外部記憶装置としてのそれ
ぞれハードディスク装置とそのインターフェースおよび
フロッピーディスク装置とそのインターフェースであ
る。36は比較的高解像度の記録を行うことが可能なイ
ンクジェットプリンタ,レーザービームプリンタ等によ
って構成することができるプリンタ、31はプリンタと
本システムとの間で信号接続を行うためのパラレルイン
ターフェースおよび29は各種文字等のキャラクタ情
報,制御情報などを入力するためのキーボードおよびそ
のコントローラである。33は通信回線と本例システム
との間で信号変調を行うための通信モデム、34はポイ
ンティングディバイスとしてのマウス、35は画像等の
読取りを行うイメージスキャナであり、これらはシリア
ルインターフェースを介して本例システムと信号の授受
を行う。割込みコントローラ24は、プログラム実行に
おける割込み処理を制御し、リアルタイムクロック25
は本例システムにおける計時機能を司る。20は、本発
明の一実施例にかかる表示制御装置としてのFLCDイ
ンターフェース10によって、その表示が制御されるF
LC表示装置(FLCDともいう)であり、上述の強誘
電性液晶をその表示動作媒体とする表示画面を有する。
また、FLCDインターフェース10にはCPU21が
アクセスできる表示メモリウィンドウ領域も展開されて
いる。40は上記各機器間を信号接続するためのデータ
バス,コントロールバス,アドレスバスからなるシステ
ムバスである。
【0019】以上説明した各種機器などを接続してなる
情報処理システムでは、一般にシステムのユーザーは、
FLCD20の表示画面に表示される各種情報に対応し
ながら操作を行う。すなわち、LAN37等に接続され
る外部機器,ハードディスク26,フロッピーディスク
27,スキャナ35,キーボード29, マウス34から
供給される文字,画像情報など、また、メインメモリ2
8に格納されたユーザーのシステム操作にかかる操作情
報などがFLCD20の表示画面に表示され、ユーザー
はこの表示を見ながら情報の編集,システムに対する指
示操作を行う。ここで、上記各種機器等は、それぞれF
LCD20に対して表示情報供給手段を構成する。
【0020】実施例1 図3は、本発明の実施例1にかかるFLCDインターフ
ェース10の詳細を示すブロック図である。
【0021】同図に示すように、本例のFLCDインタ
ーフェース10、すなわち表示制御装置には、CRT用
の表示制御回路である既存のSVGAを利用したSVG
A1が用いられる。本例のSVGA1の構成を図4を参
照して説明する。
【0022】図4において、ホストCPU21(図2参
照)がFLCDインターフェース10(図2参照)の表
示メモリウィンドウ領域で書込みのためにアクセスする
その書換え表示データは、システムバス40を介して転
送され、FIFO101に一時的に格納される。また、
表示メモリウィンドウ領域をVRAM3の任意の領域に
投映するためのバンクアドレスデータをシステムバス4
0を介して転送される。表示データは、R,G,B各色
256階調を表現する24ビットデータの形態を有して
いる。また、CPU21からのコマンドや前述のバンク
アドレスデータ等、制御情報はレジスタセットデータの
形態で転送され、CPU21がSVGA側の状態を知る
等のためにレジスタゲットデータがCPU21側へ転送
される。FIFO101に格納されたレジストセットデ
ータおよび表示データは順次出力され、これらのデータ
に応じてバスインターフェースユニット103やVGA
111中の各レジスタにセットされる。VGA111は
これらレジスタのセットされた状態によって、バンクア
ドレスとその表示データおよび制御コマンドを知ること
ができる。
【0023】VGA111は、表示メモリウィンドウ領
域のアドレスとバンクアドレスに基づいて、これらに対
応するVRAM3におけるVRAMアドレスを生成し、
これとともに、メモリ制御信号としてのストローブ信号
RASおよびCAS,チップセレクト信号CS、および
ライトイネーブル信号WEを、メモリインターフェース
ユニット109を介してVRAM3へ転送し、これによ
り、そのVRAMアドレスに表示データを書込むことが
できる。このとき、書換えられる表示データは、同様に
メモリインターフェースユニット109を介してVRA
M3へ転送される。
【0024】一方、VGA111は、後に詳述されるよ
うに、ラインアドレス生成回路7(図3参照)から転送
される要求ラインアドレスによって特定されるVRAM
3の表示データを、同様に転送されるラインデータ転送
イネーブル信号に応じてVRAM3から読出し、FIF
O113へ格納する。FIFO113からは、表示デー
タが格納された順序でFLCD側へ送出される。
【0025】SVGA1には、前述したようにアクセラ
レータ機能を果すデータマニピュレータ105およびグ
ラフィックスエンジン107が設けられている。例え
ば、CPU21が、バスインターフェース103のレジ
スタに円およびその中心と半径に関するデータをセット
し円の描画を指示すると、グラフィックスエンジン10
7はその円表示データを生成し、データマニピュレータ
105はこのデータをVRAM3に書込む。
【0026】以上、図4を参照して説明したSVGA1
は、既存のCRT用のSVGAのVGAの部分に、わず
かな変更を加えて得られるものである。
【0027】再び図3を参照すると、書換検出/フラグ
生成回路5は、SVGA1が発生するVRAMアドレス
を監視し、VRAM3の表示データが書換えられた(書
込まれた)ときのVRAMアドレス、すなわちライトイ
ネーブル信号およびチップセレクト信号CSが“1”と
なったときのVRAMアドレスを取り込む。そして、こ
のVRAMアドレスおよびCPU9から得られるVRA
Mアドレスオフセット、総ライン数、総ラインビット数
の各データに基づいてラインアドレスを計算する。この
計算の概念を図5に示す。
【0028】図5に示されるように、VRAM3上のア
ドレスXで示される画素は、FLCD画面のラインNに
対応するものであり、また、1ラインは複数の画素から
なり、さらに1画素は複数(n個)のバイトからなるも
のとする。このとき、ラインアドレス(ライン番号N)
は以下のように計算される。
【0029】
【数1】
【0030】書換検出/フラグ生成回路5は、この計算
したラインアドレスに応じて、その内部に有する部分書
換ラインフラグレジスタをセットする。この様子を図6
に示す。
【0031】図6に明らかなように、例えば「L」とい
う文字を表示するためVRAM3上の対応するアドレス
の表示が書換えられた場合、上記計算によって書換えら
れたラインアドレスが検出され、このアドレスに対応す
るレジスタにフラグがたてられる(“1”がセットされ
る)。
【0032】CPU9は、ラインアドレス生成回路7を
介して書換検出/フラグ生成回路5の書換ラインフラグ
レジスタの内容を読取り、フラグがセットされているラ
インアドレスをSVGA1へ送出する。このとき、ライ
ンアドレス生成回路7は、上記ラインアドレスデータに
対応してラインデータ転送イネーブル信号を送出し、S
VGA1(のFIFO113)から上記アドレスの表示
データを二値化中間調処理回路11に転送させる。
【0033】二値化中間調処理回路11は、R,G,B
各色8ビットで表現される256階調の多値表示データ
を、FLCD20の表示画面における各画素に対応した
二値の画素データに変換する。本例では上記表示画面の
1画素は、図7に示されるように、各色について面積の
異なる表示セルを有している。これに応じて1画素のデ
ータも、図8に示されるように、各色について2ビット
(R1,R2,G1,G2,B1,B2)を有する。従
って、二値化中間調処理回路11は8ビットの表示デー
タを各色2ビットそれぞれの2値データ(すなわち各色
4値)データに変換する。
【0034】以上のようにFLCD表示用の画素データ
に変換されるまでのデータの流れを図9に示す。
【0035】図9に明らかなように、本例では、VRA
M3の表示データはR,G,B各色8ビットの多値デー
タとして格納され、これらが読出され表示が行われると
きに2値化される。これにより、ホストCPU21(図
2参照)は、FLCD20側に対してCRTを用いた場
合と同様にアクセスでき、CRTとの互換性を確保でき
る。
【0036】なお、この二値化中間調処理で用いられる
手法は、公知のものを用いることができ、このような手
法としては、例えば誤差拡散法,平均濃度法,ディザ法
等が知られている。
【0037】図3において、ボーダー生成回路13は、
FLCD表示画面におけるボーダー部の画素データを生
成する。すなわち、図7に示されるように、FLCD2
0の表示画面は、1280画素からなる1ラインを10
24本有しており、この表示画面のうち表示に用いられ
ないボーダー部が表示画面を縁どるように形成される。
【0038】このボーダー部が存在することにより、F
LCD20に転送される画素データのフォーマットは、
図8(A)または図8(B)に示すものとなる。図8
(A)は、図7に示す表示ラインA、すなわち全ての表
示ラインがボーダー部に含まれる表示ラインのデータフ
ォーマットであり、図8(B)は、図7に示す表示ライ
ンB、すなわち表示に用いられるラインのデータフォー
マットである。表示ラインAのデータフォーマットは、
先頭にラインアドレスが付され、これにボーダー画素デ
ータが続く。これに対して表示ラインBは両端部がボー
ダー部に含まれるので、そのデータフォーマットは、ラ
インアドレスに続いて、ボーダー画素データ,画素デー
タ,ボーダー画素データの順で続く。
【0039】ボーダー生成回路13で生成されたボーダ
ー画素データは、合成回路15において二値化中間調処
理回路11からの画素データと直列合成される。さら
に、この合成データには、合成回路17においてライン
アドレス生成回路7からの表示ラインアドレスが合成さ
れた後、FLCD20に送られる。
【0040】CPU9は、以上説明した構成全体を制御
するものである。すなわち、CPU9はホストCPU2
1(図2参照)から表示画面の総ライン数,総ラインビ
ット数,カーソル情報の各情報を受け取る。また、CP
U9は、書換検出/フラグ生成回路5に対して、VRA
Mアドレスオフセット,総ライン数および総ラインビッ
ト数の各データを送出し、また、ラインフラグレジスタ
の初期化を行い、また、ラインアドレス生成回路7に対
して表示開始ラインアドレス,連続表示ライン数,総ラ
イン数,総ラインビット数およびボーダー領域の各デー
タを送出し、同回路7から部分書換ラインフラグ情報を
得る。さらに、CPU9は二値化中間調処理回路11に
対してバンド幅,総ラインビット数および処理モードの
各データを送出し、ボーダー生成回路13に対してボー
ダーパターンデータを送出する。
【0041】また、CPU9は、FLCD20からその
温度情報やBusy信号等のステータス信号を受け取る
とともに、FLCD20に対してコマンド信号,リセッ
ト信号を送出する。
【0042】上記構成において、ラインアドレス生成回
路7からSVGA1へ送出する要求ラインアドレスはブ
ロック毎に送出される。以下、この要求ラインアドレス
の送出について説明する。
【0043】図10はFLCD20の表示画面を模式的
に示す図である。同図は、表示画面の上から6ラインは
表示書換えが行われず、第7ライン目からの8ラインが
書換えられ、また、それ以降のラインは書換えが行われ
ない場合を示している。
【0044】このとき、ラインアドレス生成回路7がS
VGA1に対して転送する要求ラインアドレスのデータ
フォーマットを図11(A)に示す。同図に示されるよ
うに、このデータはデータの最初であることを示すスタ
ートビットがまず存在する。このスタートビットは所定
数aが“0”で、次に所定数bが“1”となるものであ
る。このスタートビットの後、書換えが行われない6ラ
インに対応する6ビットが“0”で、次の書換えが行わ
れる8ラインに対応する8ビットが“1”となり、さら
に残りの書換えが行われないnビットが“0”となる。
【0045】図11(B)は、図11(A)に示した要
求ラインアドレスのデータフォーマットの他の例を示す
模式図である。この例では、スタートビットの後に、通
信方式に所定のライン数に対応したコードを送出する。
すなわち、まず、書換えを行わないライン数6に対応し
たコードを送り、次に、書換えライン数8に対応したコ
ードを送り、さらに書換えを行わないライン数nに対応
したコードを送る。
【0046】詳しくいえば、このフォーマットは、スタ
ートビットの後に最初に送るコードの示す数が書換えを
行わないライン数を示し、次のコードで示される数が書
換えを行うライン数を示している。従って、FLCD画
面の最初のラインから書換えを行う場合は、最初に送る
コードの示す数を0とすればよい。
【0047】図12(A)および(B)は、FLCD画
面中に書換えを行う部分が2個所ある場合のデータフォ
ーマットの2例を示す図である。
【0048】図12(A)において、図11(A)と同
様、“0”となるビットの数が書換えを行わないライン
数を示し、“1”となるビットが書換えを行うビットを
示す。
【0049】図12(B)に示すデータフォーマット
は、図11(B)と同様のものであるが、スタートビッ
トの次の最初のコードが示す数は、書換えが行われる部
分の数、すなわち書換えラインのブロックの数を示して
おり、本例の場合、2ブロックが書換えられるため2を
示すコードが送られる。このコードの次に送られるコー
ドは、図11(B)と同様、FLCD画面の上から書換
えを行わないライン数を示し、その次のコードが示す
「8」は書換えライン数を表わす。同様に、その次のコ
ードが示す「12」は書換えを行わないライン数、さら
にその次のコードが示す「10」は書換えを行うライン
数を示す。
【0050】以上示した要求ラインアドレスのデータフ
ォーマットによれば、従来のデータフォーマットと比較
して、以下のような効果を得ることができる。
【0051】図13(A)および(B)は、それぞれ本
例および従来例のアドレス要求およびこれに応じたデー
タ転送の様子を示す説明図である。
【0052】図13(B)に示す従来例では、ある書換
えブロックの表示データを得るのに、各ライン毎にアド
レスデータを送出し、それに応じて表示データを得るも
のであった。これによれば、アドレスデータを受けたS
VGAが、ライン毎にVRAMにアクセスして表示デー
タを読出しこれをFLCD側へ転送するため、総ての書
換えラインについてのアドレスデータ送出から表示デー
タ転送までの時間が比較的長大なものとなる。
【0053】これに対して、本例のデータフォーマット
によれば、図13(A)に示すように、総ての書換えラ
インアドレスのデータをブロックで送り、これに応じた
SVGAによる表示データの読出しおよび転送がブロッ
ク単位で連続的に行うことが可能となる。このため、従
来例に比較すると、アドレスデータ送出から表示データ
転送までの時間が短くなる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、表示制御回路に表示データの読出しおよびそ
の転送を許可する際、その読出しにかかる複数の表示デ
ータのアドレスをブロック単位で送ることができる。
【0055】この結果、表示データ記憶手段にアクセス
して表示データを読出し、これを表示装置側へ転送する
時間を短くでき、処理速度の速い表示制御装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の表示制御装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる情報処理システムを
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例1にかかる表示制御装置を示す
ブロック図である。
【図4】図3に示すSVGAの詳細を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の実施例におけるVRAMアドレスから
ラインアドレスへの変換を説明するための模式図であ
る。
【図6】本発明の実施例における書換え表示画素と書換
ラインフラグレジスタとの関係を示す模式図である。
【図7】本発明の実施例におけるFLCD表示画面を示
す模式図である。
【図8】(A)および(B)は、本発明の実施例におけ
る表示データのデータフォーマットを示す模式図であ
る。
【図9】本発明の実施例における表示データの処理の流
れを示すブロック図である。
【図10】本発明の一実施例にかかるラインアドレスデ
ータのフォーマットの説明に用いられるFLCD表示画
面の模式図である。
【図11】(A)および(B)は、上記データフォーマ
ットの2例を示す説明図である。
【図12】(A)および(B)は、上記データフォーマ
ットの他の実施例にかかる2例を示す説明図である。
【図13】(A)および(B)は、本例のラインアドレ
ス転送と従来のラインアドレス転送とを比較するための
説明図である。
【符号の説明】
1 SVGA 3 VRAM 5 書換検出/フラグ生成回路 7 ラインアドレス生成回路 9 CPU 10 FLCDインターフェース 11 二値化中間調処理回路 13 ボーダー生成回路 15,17 合成回路 20 FLCD 21 CPU/FPU 101,103 FIFO 103 バスインターフェースユニット 105 データマニピュレータ 107 グラフィックスエンジン 109 メモリインターフェースユニット 111 VGA
フロントページの続き (72)発明者 小野 研一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 島倉 正美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 森本 はじめ 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松崎 英一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態の更新を、表示変更にかかる表
    示素子のみについて行うことが可能な表示装置の表示制
    御装置において、 表示データを記憶した表示データ記憶手段と、 該記憶手段に記憶された表示データを、所定周期で順次
    読出して前記表示装置へ転送することが可能で、かつ前
    記記憶手段に記憶された表示データを部分的に書換える
    ことが可能な表示制御回路と、 該表示制御回路が当該書換えのために前記表示データ記
    憶手段でアクセスするアドレスを検出するための書換検
    出手段と、 該書換検出手段が検出するアドレスを読取り、前記表示
    制御回路に当該読取ったアドレスと該アドレスの表示デ
    ータのみの転送を許可する信号を送る転送許可手段であ
    って、前記読み取ったアドレスをブロック単位で送る転
    送許可手段と、を具えたことを特徴とする表示制御装
    置。
JP23747792A 1992-09-04 1992-09-04 表示制御装置 Pending JPH0683290A (ja)

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EP93114157A EP0591683B1 (en) 1992-09-04 1993-09-03 Display control apparatus
AT93114157T ATE174715T1 (de) 1992-09-04 1993-09-03 Verfahren und einrichtung zur steuerung einer anzeige
DE69322580T DE69322580T2 (de) 1992-09-04 1993-09-03 Verfahren und Einrichtung zur Steuerung einer Anzeige
US08/615,787 US6157359A (en) 1992-09-04 1996-03-14 Display control apparatus

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