JP3242842B2 - ヒュージブルリンク - Google Patents
ヒュージブルリンクInfo
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- JP
- Japan
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- fusible link
- fulcrum
- fuse element
- insulating housing
- fusing
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/36—Means for applying mechanical tension to fusible member
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/04—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
- H01H85/041—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges characterised by the type
- H01H85/0411—Miniature fuses
- H01H85/0415—Miniature fuses cartridge type
- H01H85/0417—Miniature fuses cartridge type with parallel side contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/04—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
- H01H85/05—Component parts thereof
- H01H85/165—Casings
- H01H85/175—Casings characterised by the casing shape or form
- H01H85/1755—Casings characterised by the casing shape or form composite casing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Fuses (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いるカ
ートリッジ型のヒュージブルリンクに関し、詳しくは、
ヒューズ溶断後における溶断部のショートを防止する構
造に関するものである。
ートリッジ型のヒュージブルリンクに関し、詳しくは、
ヒューズ溶断後における溶断部のショートを防止する構
造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】車両等に用いるカートリッジ型のヒュー
ジブルリンクには、例えば図４に示すように構成したも
のがある。このヒュージブルリンク１は、ヒューズエレ
メント３と、このヒューズエレメント３を収容する絶縁
ハウジング５と、絶縁ハウジング５の頂部開口を封止す
る透視カバー７とで構成してある。ヒューズエレメント
３は、一対の端子部９、９と、端子部９、９に連設する
脚板１１と、脚板１１の上端同士を連結する可溶部１３
とからなる。また、絶縁ハウジング５の底壁１５には一
対の貫通穴１７、１７を穿設してあり、貫通穴１７の近
傍の底壁上面には係止溝１９を形成してある。
ジブルリンクには、例えば図４に示すように構成したも
のがある。このヒュージブルリンク１は、ヒューズエレ
メント３と、このヒューズエレメント３を収容する絶縁
ハウジング５と、絶縁ハウジング５の頂部開口を封止す
る透視カバー７とで構成してある。ヒューズエレメント
３は、一対の端子部９、９と、端子部９、９に連設する
脚板１１と、脚板１１の上端同士を連結する可溶部１３
とからなる。また、絶縁ハウジング５の底壁１５には一
対の貫通穴１７、１７を穿設してあり、貫通穴１７の近
傍の底壁上面には係止溝１９を形成してある。
【０００３】ヒュージブルリンク１は、図５に示すよう
に、端子部９、９を折り曲げる前の逆Ｕ字状のヒューズ
エレメント３を、絶縁ハウジング５の頂部開口から挿入
し、両端子部９、９を貫通穴１７に挿通する。ヒューズ
エレメント３は、図６に示すように、外部に突出した端
子部９、９を底壁１５と平行に外側に折り曲げるととも
に、両脚板１１から可撓係止片１２を内側に突出させ
る。
に、端子部９、９を折り曲げる前の逆Ｕ字状のヒューズ
エレメント３を、絶縁ハウジング５の頂部開口から挿入
し、両端子部９、９を貫通穴１７に挿通する。ヒューズ
エレメント３は、図６に示すように、外部に突出した端
子部９、９を底壁１５と平行に外側に折り曲げるととも
に、両脚板１１から可撓係止片１２を内側に突出させ
る。
【０００４】ヒュージブルリンク１は、図６に示した状
態から、ヒューズエレメント３を絶縁ハウジング５の内
部に押し込むことにより、可撓係止片１２を係止溝１９
に係止するとともに、端子部９、９を底壁１５の下面に
当接し、図４の状態にヒューズエレメント３を絶縁ハウ
ジング５に固定する構造となっていた。
態から、ヒューズエレメント３を絶縁ハウジング５の内
部に押し込むことにより、可撓係止片１２を係止溝１９
に係止するとともに、端子部９、９を底壁１５の下面に
当接し、図４の状態にヒューズエレメント３を絶縁ハウ
ジング５に固定する構造となっていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車で
は、エンジンが停止していても、バッテリーから時計等
へ電源を供給しており、ヒュージブルリンク１には少量
ではあるが電流が流れている。このような状況下におい
て、溶断したヒュージブルリンク１を交換する際では、
交換時の振動等により溶断部が接近方向に移動して再接
触すると、溶断部がいわゆる２次ショートする問題があ
った。上述のヒュージブルリンク１においても、可撓係
止片１２と端子部９、９とでヒューズエレメント３を絶
縁ハウジング５に固定しているため、溶断部が溶断時の
間隙のみを隔てて対峙することとなり、上述したショー
ト発生の問題を包含していた。また、上述のヒュージブ
ルリンク１では、透視カバー７を設けているものの、溶
断の間隙が狭い場合では、目視による溶断の確認が行え
ないこともあり、誤って溶断ヒューズを取り付けてしま
う虞れもあった。本発明は上記状況に鑑みてなされたも
ので、ヒューズ交換時におけるショートを防止すること
ができるとともに、溶断を確実に知ることのできるヒュ
ージブルリンクの提供を目的とするものである。
は、エンジンが停止していても、バッテリーから時計等
へ電源を供給しており、ヒュージブルリンク１には少量
ではあるが電流が流れている。このような状況下におい
て、溶断したヒュージブルリンク１を交換する際では、
交換時の振動等により溶断部が接近方向に移動して再接
触すると、溶断部がいわゆる２次ショートする問題があ
った。上述のヒュージブルリンク１においても、可撓係
止片１２と端子部９、９とでヒューズエレメント３を絶
縁ハウジング５に固定しているため、溶断部が溶断時の
間隙のみを隔てて対峙することとなり、上述したショー
ト発生の問題を包含していた。また、上述のヒュージブ
ルリンク１では、透視カバー７を設けているものの、溶
断の間隙が狭い場合では、目視による溶断の確認が行え
ないこともあり、誤って溶断ヒューズを取り付けてしま
う虞れもあった。本発明は上記状況に鑑みてなされたも
ので、ヒューズ交換時におけるショートを防止すること
ができるとともに、溶断を確実に知ることのできるヒュ
ージブルリンクの提供を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るヒュージブルリンクの構成は、可溶部を
介して一対の端子部を接続したヒューズエレメントと、
前記可溶部とそれぞれの端子部との間に設けた支点爪
と、該支点爪を載置して前記ヒューズエレメントを絶縁
ハウジング内に保持する座面と、前記可溶部が溶断した
時溶断した一対のヒューズエレメントを前記支点爪を支
点として前記絶縁ハウジング内外で可動可能とする回動
許容空間とを具備したことを特徴とするものである。
の本発明に係るヒュージブルリンクの構成は、可溶部を
介して一対の端子部を接続したヒューズエレメントと、
前記可溶部とそれぞれの端子部との間に設けた支点爪
と、該支点爪を載置して前記ヒューズエレメントを絶縁
ハウジング内に保持する座面と、前記可溶部が溶断した
時溶断した一対のヒューズエレメントを前記支点爪を支
点として前記絶縁ハウジング内外で可動可能とする回動
許容空間とを具備したことを特徴とするものである。
【０００７】このように構成されたヒュージブルリンク
では、可溶部が溶断すると、ヒューズエレメントが溶断
部を境に二つに分離され、分断されたヒューズエレメン
トは、支点爪を座面に載置して絶縁ハウジング内に保持
されていることから、ヒュージブルリンクが上方へ持ち
上げられると、端子部の自重により一対のヒューズエレ
メントがそれぞれ支点爪を支点として回動し、溶断部が
離反する方向へ移動する。また、溶断の生じたヒュージ
ブルリンクは、端子部が傾斜状態となり、且つ支点爪を
中心に揺動可能状態となる。
では、可溶部が溶断すると、ヒューズエレメントが溶断
部を境に二つに分離され、分断されたヒューズエレメン
トは、支点爪を座面に載置して絶縁ハウジング内に保持
されていることから、ヒュージブルリンクが上方へ持ち
上げられると、端子部の自重により一対のヒューズエレ
メントがそれぞれ支点爪を支点として回動し、溶断部が
離反する方向へ移動する。また、溶断の生じたヒュージ
ブルリンクは、端子部が傾斜状態となり、且つ支点爪を
中心に揺動可能状態となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るヒュージブル
リンクの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図１は本発明によるヒュージブルリンクの分解斜
視図、図２は本発明によるヒュージブルリンクの縦断面
図である。ヒュージブルリンク３１は、ヒューズエレメ
ント３３と、絶縁ハウジング３５と、絶縁ハウジング３
５の頂部開口を塞ぐ透視カバー３７と、絶縁ハウジング
３５の底部開口を塞ぐスペーサ３９とで構成してある。
リンクの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図１は本発明によるヒュージブルリンクの分解斜
視図、図２は本発明によるヒュージブルリンクの縦断面
図である。ヒュージブルリンク３１は、ヒューズエレメ
ント３３と、絶縁ハウジング３５と、絶縁ハウジング３
５の頂部開口を塞ぐ透視カバー３７と、絶縁ハウジング
３５の底部開口を塞ぐスペーサ３９とで構成してある。
【０００９】ヒューズエレメント３３は、例えば同一平
面上で設けたバッテリー４１側の電気接続部４３、４３
に取り付ける一対の端子部４５、４５を有している。端
子部４５、４５には取付穴４７を穿設してあり、端子部
４５、４５はこの取付穴４７に挿通した不図示のボルト
により電気接続部４３、４３に固定する。一対の端子部
４５、４５の対向辺には端子部４５、４５に垂直な脚板
４９を立設してあり、脚板４９の上端は可溶部５１を介
して連結してある。ヒューズエレメント３３は、可溶部
５１を中央に左右対象に形成してある。
面上で設けたバッテリー４１側の電気接続部４３、４３
に取り付ける一対の端子部４５、４５を有している。端
子部４５、４５には取付穴４７を穿設してあり、端子部
４５、４５はこの取付穴４７に挿通した不図示のボルト
により電気接続部４３、４３に固定する。一対の端子部
４５、４５の対向辺には端子部４５、４５に垂直な脚板
４９を立設してあり、脚板４９の上端は可溶部５１を介
して連結してある。ヒューズエレメント３３は、可溶部
５１を中央に左右対象に形成してある。
【００１０】それぞれの脚板４９の下部には、対向面に
垂直に突出する支点爪５３を四箇所に設けてある。支点
爪５３は、例えば、脚板４９の両端面に形成した突起
を、対向面と垂直に折り曲げることで形成することがで
きる。
垂直に突出する支点爪５３を四箇所に設けてある。支点
爪５３は、例えば、脚板４９の両端面に形成した突起
を、対向面と垂直に折り曲げることで形成することがで
きる。
【００１１】絶縁ハウジング３５の底部開口には、ヒュ
ーズエレメント３３を挿入した後、スペーサ３９が嵌着
できるようになっている。スペーサ３９は、四角形状の
基体５５の対辺に一対の係止枠５７を立設してある。ス
ペーサ３９は、絶縁ハウジング３５の底部開口から挿入
することで、絶縁ハウジング３５の対向する内壁面に突
設した突起５９に係止枠５７を係止し、絶縁ハウジング
３５の底部開口に嵌着する。
ーズエレメント３３を挿入した後、スペーサ３９が嵌着
できるようになっている。スペーサ３９は、四角形状の
基体５５の対辺に一対の係止枠５７を立設してある。ス
ペーサ３９は、絶縁ハウジング３５の底部開口から挿入
することで、絶縁ハウジング３５の対向する内壁面に突
設した突起５９に係止枠５７を係止し、絶縁ハウジング
３５の底部開口に嵌着する。
【００１２】スペーサ３９の上面（係止枠５７の突出し
た面）四隅には、平坦な座面６１を形成してある。この
座面６１は、スペーサ３９を絶縁ハウジング３５に嵌着
した際、絶縁ハウジング３５に挿入してあるヒューズエ
レメント３３の支点爪５３に下方（図２の下方）から当
接するようになっている。従って、ヒューズエレメント
３３は、支点爪５３を座面６１に載置した状態で、絶縁
ハウジング３５内に保持されることとなる。
た面）四隅には、平坦な座面６１を形成してある。この
座面６１は、スペーサ３９を絶縁ハウジング３５に嵌着
した際、絶縁ハウジング３５に挿入してあるヒューズエ
レメント３３の支点爪５３に下方（図２の下方）から当
接するようになっている。従って、ヒューズエレメント
３３は、支点爪５３を座面６１に載置した状態で、絶縁
ハウジング３５内に保持されることとなる。
【００１３】ヒューズエレメント３３の脚板４９と対向
するスペーサ基体５５の両端面には、テーパ面６５を形
成してある。テーパ面６５は、脚板４９の下端方向に向
かって脚板４９から離反する方向の傾斜面となってい
る。テーパ面６５と脚板４９との間は、脚板４９が回動
可能となる回動許容空間６７ａとなっている。
するスペーサ基体５５の両端面には、テーパ面６５を形
成してある。テーパ面６５は、脚板４９の下端方向に向
かって脚板４９から離反する方向の傾斜面となってい
る。テーパ面６５と脚板４９との間は、脚板４９が回動
可能となる回動許容空間６７ａとなっている。
【００１４】また、絶縁ハウジング３５には、ヒューズ
エレメント３３を内部に収容した状態で、内壁と脚板外
面との間に間隙（回動許容空間）６７ｂが確保できるよ
うに、脚板４９同士の間隔より内壁面同士の間隔を大き
く形成してある。
エレメント３３を内部に収容した状態で、内壁と脚板外
面との間に間隙（回動許容空間）６７ｂが確保できるよ
うに、脚板４９同士の間隔より内壁面同士の間隔を大き
く形成してある。
【００１５】次に、このように構成したヒュージブルリ
ンク３１の作用を説明する。図３はヒューズ溶断時の状
態を示す縦断面図である。ヒュージブルリンク３１は、
過電流により可溶部５１が溶断すると、ヒューズエレメ
ント３３が溶断部６９を境に二つに分離される。溶断し
たヒュージブルリンク３１は、端子部４５、４５を電気
接続部４３、４３に固定している不図示のボルトを緩め
ることで上方（図３中、矢印ａ方向）へ持ち上げて脱着
を行う。
ンク３１の作用を説明する。図３はヒューズ溶断時の状
態を示す縦断面図である。ヒュージブルリンク３１は、
過電流により可溶部５１が溶断すると、ヒューズエレメ
ント３３が溶断部６９を境に二つに分離される。溶断し
たヒュージブルリンク３１は、端子部４５、４５を電気
接続部４３、４３に固定している不図示のボルトを緩め
ることで上方（図３中、矢印ａ方向）へ持ち上げて脱着
を行う。
【００１６】この際、溶断部６９を境に二つに分断され
た左右のヒューズエレメント３３は、支点爪５３を座面
６１に載置して絶縁ハウジング３５内に保持されている
ことから、ヒュージブルリンク３１が上方へ持ち上げら
れると、端子部４５、４５の自重により左右のヒューズ
エレメント３３がそれぞれ支点爪５３を支点として図３
中、矢印ｂ方向に回動する。従って、端子部４５、４５
が矢印ｂ方向に回動することで、ヒューズエレメント３
３は溶断部６９が互いに離反する方向へ移動することと
なる。
た左右のヒューズエレメント３３は、支点爪５３を座面
６１に載置して絶縁ハウジング３５内に保持されている
ことから、ヒュージブルリンク３１が上方へ持ち上げら
れると、端子部４５、４５の自重により左右のヒューズ
エレメント３３がそれぞれ支点爪５３を支点として図３
中、矢印ｂ方向に回動する。従って、端子部４５、４５
が矢印ｂ方向に回動することで、ヒューズエレメント３
３は溶断部６９が互いに離反する方向へ移動することと
なる。
【００１７】また、溶断の生じたヒュージブルリンク３
１は、端子部４５、４５が傾斜状態（図３の状態）とな
り、且つ支点爪５３を中心に揺動可能状態となるため、
透視カバー３７からの目視以外によっても、溶断の確認
が可能となる。
１は、端子部４５、４５が傾斜状態（図３の状態）とな
り、且つ支点爪５３を中心に揺動可能状態となるため、
透視カバー３７からの目視以外によっても、溶断の確認
が可能となる。
【００１８】このように、上述したヒュージブルリンク
３１によれば、ヒューズエレメント３３の脚板４９に支
点となる支点爪５３を設け、この支点爪５３をスペーサ
３９に形成した座面６１で保持し、絶縁ハウジング３５
及びスペーサ３９に回動許容空間６７ａ、６７ｂを形成
したので、ヒューズ溶断時、ヒューズエレメント３３を
端子部４５、４５の自重により回動させることで、溶断
部６９を離反方向に移動させることができる。この結
果、ヒュージブルリンク３１の交換時において、溶断部
６９が接触することがなくなり、ショートを防止するこ
とができる。
３１によれば、ヒューズエレメント３３の脚板４９に支
点となる支点爪５３を設け、この支点爪５３をスペーサ
３９に形成した座面６１で保持し、絶縁ハウジング３５
及びスペーサ３９に回動許容空間６７ａ、６７ｂを形成
したので、ヒューズ溶断時、ヒューズエレメント３３を
端子部４５、４５の自重により回動させることで、溶断
部６９を離反方向に移動させることができる。この結
果、ヒュージブルリンク３１の交換時において、溶断部
６９が接触することがなくなり、ショートを防止するこ
とができる。
【００１９】また、溶断後においては、ヒューズエレメ
ント３３が支点爪５３を支点として揺動し、端子部４
５、４５が傾斜状態となるとともに、この端子部４５、
４５が可動状態となるので、透視カバー３７による目視
のみならず、端子部４５、４５の状態によってもヒュー
ジブルリンク３１の溶断を確認することができる。この
結果、溶断ヒューズを誤って取り付ける間違いも防止す
ることができる。
ント３３が支点爪５３を支点として揺動し、端子部４
５、４５が傾斜状態となるとともに、この端子部４５、
４５が可動状態となるので、透視カバー３７による目視
のみならず、端子部４５、４５の状態によってもヒュー
ジブルリンク３１の溶断を確認することができる。この
結果、溶断ヒューズを誤って取り付ける間違いも防止す
ることができる。
【００２０】なお、上述の実施の形態では、絶縁ハウジ
ング３５とスペーサ３９とを別体に設けた場合を例を説
明したが、本発明によるヒュージブルリンクは、従来技
術で開示した構造のように、絶縁ハウジングの底壁に貫
通穴を設け、この貫通穴に上方より直線状の端子部を挿
入した後、端子部を折り曲げて取り付ける構造において
も、上述の支点爪５３、座面６１、回動許容空間６７
ａ、６７ｂを設けることによって実現することができ、
上述同様の効果を奏するものである。
ング３５とスペーサ３９とを別体に設けた場合を例を説
明したが、本発明によるヒュージブルリンクは、従来技
術で開示した構造のように、絶縁ハウジングの底壁に貫
通穴を設け、この貫通穴に上方より直線状の端子部を挿
入した後、端子部を折り曲げて取り付ける構造において
も、上述の支点爪５３、座面６１、回動許容空間６７
ａ、６７ｂを設けることによって実現することができ、
上述同様の効果を奏するものである。
【００２１】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るヒュージブルリンクによれば、ヒューズエレメントに
回動支点となる支点爪を設け、支点爪を座面で保持し、
ヒューズエレメントが回動可能となる回動許容空間を絶
縁ハウジングに形成したので、ヒューズ溶断時、ヒュー
ズエレメントを端子部の自重により回動させることで、
溶断部を離反方向に移動させることができ、交換時に溶
断部が接触することがなくなり、ショートを防止するこ
とができる。また、溶断後においては、ヒューズエレメ
ントの端子部が傾斜状態となり、端子部が可動状態とな
るので、目視のみならず、端子部の状態によってもヒュ
ージブルリンクの溶断を確認することができる。
るヒュージブルリンクによれば、ヒューズエレメントに
回動支点となる支点爪を設け、支点爪を座面で保持し、
ヒューズエレメントが回動可能となる回動許容空間を絶
縁ハウジングに形成したので、ヒューズ溶断時、ヒュー
ズエレメントを端子部の自重により回動させることで、
溶断部を離反方向に移動させることができ、交換時に溶
断部が接触することがなくなり、ショートを防止するこ
とができる。また、溶断後においては、ヒューズエレメ
ントの端子部が傾斜状態となり、端子部が可動状態とな
るので、目視のみならず、端子部の状態によってもヒュ
ージブルリンクの溶断を確認することができる。
【図１】本発明によるヒュージブルリンクの分解斜視図
である。
である。
【図２】本発明によるヒュージブルリンクの縦断面図で
ある。
ある。
【図３】ヒューズ溶断時の状態を示す縦断面図である。
【図４】従来のヒュージブルリンクの縦断面図である。
【図５】図４に示したヒュージブルリンクのヒューズエ
レメント挿入過程の縦断面図である。
レメント挿入過程の縦断面図である。
【図６】図４に示したヒュージブルリンクの端子部折り
曲げ過程の縦断面図である。
曲げ過程の縦断面図である。
３１ ヒュージブルリンク ３３ ヒューズエレメント ３５ 絶縁ハウジング ４５ 端子部 ５１ 可溶部 ５３ 支点爪 ６１ 座面 ６７ａ、６７ｂ 回動許容空間
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01H 85/045 H01H 85/36
Claims (1)
- 【請求項１】 可溶部を介して一対の端子部を接続した
ヒューズエレメントと、 前記可溶部とそれぞれの端子部との間に設けた支点爪
と、 該支点爪を載置して前記ヒューズエレメントを絶縁ハウ
ジング内に保持する座面と、 前記可溶部が溶断した時溶断した一対のヒューズエレメ
ントを前記支点爪を支点として前記絶縁ハウジング内外
で可動可能とする回動許容空間とを具備したことを特徴
とするヒュージブルリンク。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17945596A JP3242842B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ヒュージブルリンク |
| US08/889,095 US5929739A (en) | 1996-07-09 | 1997-07-07 | Fusible link |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17945596A JP3242842B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ヒュージブルリンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1027537A JPH1027537A (ja) | 1998-01-27 |
| JP3242842B2 true JP3242842B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=16066163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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