JP3811804B2 - モータ始動用リレーおよびそれを用いた電動圧縮機 - Google Patents

モータ始動用リレーおよびそれを用いた電動圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、電動圧縮機等に用いられる単相誘導モータ等を始動するためのモータ始動用リレーに関し、特に、フェールセーフ機構を備えたモータ始動用リレーに関する。
冷蔵庫やエアコン等のモータに用いられるモータ始動回路を図11に示す。同図において、始動巻線Sと主巻線Mを有するモータ10の始動巻線Sに正特性サーミスタ(PTC)11が直列に接続され、始動巻線Sと主巻線Mとの共通端子Cには過負荷保護装置12が接続される。PTC11は、モータ始動時の常温では内部抵抗が小さくいため始動巻線Sを介して十分な始動電流が流れる。モータ始動後には、PTC11はそれ自身を流れる電流により自己発熱し、これにより内部抵抗が急激に上昇し高抵抗状態となり、数十ミリアンペアの保持電流で定常状態を維持する。モータ10の過負荷運転時または拘束運転時には、その過電流および/または巻線の温度に応答して過負荷保護装置12が回路を開くようになっている。
一般に、密閉型電動圧縮機のシェル上部には、始動巻線S、主巻線Mおよび共通端子Cに接続された外部インターフェース用の3つの気密端子(以下、フューサイトピンという)が設けられている。モータ始動用リレーは、絶縁ハウジングケース内にPTC11を収容し、PTC11の対向する電極面にはそれぞればね性の端子が配置されている。ばね性の端子は、PTC11をその両側から弾性的に押圧するとともに、フューサイトピンを弾性的に保持する部分を備えている。
このようなモータ始動用リレーにおいて、PTC素子が破損したときのフェールセーフ機構を実現するものが、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の正特性サーミスタ装置は、図12に示すように、ケース32に収容される正特性サーミスタ素子35の第1の電極38側に第1のばね接触片40と第1の位置決め突起56を配し、対向する第2の電極39側に第2のばね接触片43と第2の位置決め突起57を配している。第1のばね接触片40と第2のばね接触片43は対角線方向に位置し、第1の位置決め突起56と第2の位置決め突起57がもう一方の対角線方向に位置し、第1のばね接触片40は正特性サーミスタ素子35を介して第2の位置決め突起57より外周側に位置し、同様に、第2のばね接触片43は第1の位置決め突起56より外周側に位置している。これにより、第1、第2のばね接触片40、43の正特性サーミスタ35に対するばね作用方向は58、59となる。さらに、第1、第2の位置決め突起56、57の角部の外周には欠除部60、61が形成されている。このような構成により、スパーク等の発生の結果、正特性サーミスタ素子35に割れが生じて破損したとき、第1および第2のばね接触片40、43からのばね作用により、割れた部分が互いに遠ざかる方向にずらされるために、割れた部分が短絡したり溶着をすることなく、これによって回路が確実にオープンにされる。
特許2891179号
しかしながら、特許文献1に示すような正特性サーミスタ装置には次のような課題がある。図12に示すフェールセーフ機構は、第1および第2のばね接触片40、43を作用点とし、オフセットした第1および第2の位置決め突起56、57を支点として正特性サーミスタ素子35を固定するため、第1および第2の位置決め突起56、57が常に高温となる正特性サーミスタ35の電極と接することになる。第1および第2の位置決め突起56、57がハウジングケースと一体に成形される場合、ハウジングの材料に耐熱性の高い樹脂を選択しなければならない。さらに、正特性サーミスタ素子35はケース32の上方から挿入されるが(紙面に対して垂直となる方向)、第1および第2のばね接触片40、43が正特性サーミスタ素子35の挿入方向に張り出した構造となるため、正特性サーミスタ素子35の組み付け作業性が良くなく、ばね接触片と正特性サーミスタとを治具を用いて組み付けしなければならない。
本発明は、上記従来の課題を解決し、従来のフェールセーフ機構と全く異なる構造により、小型化、低コスト化が可能であり、かつ組立性の良いモータ始動用リレーを提供することを目的とする。
本発明に係るモータ始動用リレーは、第1の電極面とこれに対向する第2の電極面とを含む正特性サーミスタ素子と、正特性サーミスタ素子を収容する収容部と該収容部に連通して形成された空洞とを含む耐熱性樹脂から成る収容ケースと、収容ケース内に収容された正特性サーミスタ素子の第1および第2の電極面とそれぞれ電気的に接続される第1および第2の接点部を有する第1および第2の導電性金属からなる端子と、内部に空間を含み、該空間内に収容ケースを収容するハウジングと、ハウジングの空間を閉じるようにハウジングに取付けられるカバーとを有している。そして、第1の接点部が第1の電極面と接触する位置は、第2の接点部が第2の電極面と接触する位置からオフセットされており、第2の接点部は前記正特性サーミスタ素子を挟んで前記空洞と実質的に対向する位置にある。
好ましくは収容部は、正特性サーミスタ素子がハウジングの底面とほぼ平行となるように該正特性サーミスタをほぼ水平に保持するための底部を含み、該底部に第1の接点部を位置決め保持する第1の位置決め部が形成され、底部に隣接して空洞が位置する。第1の位置決め部は、例えば、第1の接点部の形状に適合する凹部によって構成される。また、収容部は、収容ケースの主面に形成された開口を含み、該開口は水平に配置された正特性サーミスタ素子の第2の電極面を露出させ、さらに収容ケースの主面には第2の接点部を位置決めするための第2の位置決め部が形成されている。開口は、円盤状の正特性サーミスタ素子と同程度の円形状を有することが望ましい。
好ましくは第1の接点部は正特性サーミスタ素子の第1の電極面の略中央部を押圧し、第2の接点部は正特性サーミスタ素子の第2の電極面の外周部を押圧するように、接触位置をオフセットさせる。
好ましくは収容部には、正特性サーミスタ素子の第2の電極面の端部を覆うような突出部が形成され、第1および第2の接点部のばね力によって正特性サーミスタが押圧されたとき、突出部が正特性サーミスタの第2の電極面と接触し、正特性サーミスタを支持する。
好ましくは正特性サーミスタ素子が破断したとき、破断した素子は第2の接点部のばね力により空洞から収容ケース外へ排出もしくは移動される。または、正特性サーミスタ素子が破断したとき、破断した素子は自重により空洞から収容ケース外へ排出されるものでもよい。一方の素子から他方の破損した素子を遠ざけることで、破損した素子間で溶着等により短絡することが効果的に防止することができる。
好ましくは第1および第2の端子は、第1および第2の接点部から延在された位置に第1および第2の弾性保持部を有し、第1および第2の弾性保持部はハウジングに形成された貫通孔から挿入される電極ピンを弾性的に保持する。また、第1および第2の端子は、第1および第2の接点部から延在された位置に第1および第2の外部端子を有し、第1および第2の外部端子はカバーに形成された開口を通して外部に突出するようにしてもよい。
好ましくはハウジングは、過負荷運転または拘束運転からモータを保護するためのプロテクタを接続可能である。ハウジングに装着されたプロテクタの少なくとも一部は、カバーによって覆うようにしてもよい。
さらに本発明に係る電動圧縮機は、上述した特徴を有するモータ始動用リレーと、内部にモータを含み該モータの主巻線および始動巻線との外部インターフェースを行う複数のフューサイトピンを設けたシェルとを有し、モータ始動用リレーの第1および第2の弾性保持部を、複数のフューサイトピンの内の主巻線および始動巻線に接続された各電極ピンをそれぞれ保持させる。
好ましくは複数のフューサイトピンはシェルの上部に設けられ、モータ始動用リレーはハウジングおよび正特性サーミスタ素子が水平に位置するようにフューサイトピンに接続される。また、モータ始動用リレーに接続されたプロテクタは、複数のフューサイトピンの内のコモン端子用の電極ピンに接続されるようにする。
本発明によれば、正特性サーミスタ素子を収容ケース内に収容し、該収容ケース内において第1および第2の接点部の接触位置を互いに異ならせることで、正特性サーミスタ素子の破損時に、破損した素子を収容ケースの空洞から外部へ排出させ、破損した素子間の溶着等による短絡を確実に防止することができる。収容ケース内に正特性サーミスタ素子を収容し、かつ収容ケースを利用してフェースセーフ機構を実現するため、ハウジングは直接的に正特性サーミスタ素子を保持しなくともよい。従って、正特性サーミスタ素子の熱に対するハウジングの材質の選択の余地を大きくすることが可能であり、結果として、従来よりも安価な耐熱樹脂材等を用いてハウジングを構成することができる。
さらに正特性サーミスタ素子は、収容ケース内にほぼ水平に収容されるため、正特性サーミスタ素子を垂直に保持する従来構造と比較して、薄型のモータ始動用リレーを実現することができる。
さらに収容ケースを用いて第1および第2の接点部の位置決め保持を行うことにより、特別な治具を用いる必要がなくなり、モータ始動用リレーの組立作業も効率良く行うことができる。
本発明に係るモータ始動用リレーは、過負荷保護用のプロテクタを組み合わせた形態にて用いられる。以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例に係るモータ始動用リレーの分解斜視図である。始動用リレー100は、熱可塑性の耐熱性樹脂、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)から成型されたハウジング200と、同じくPBT等の熱可塑性の耐熱性樹脂から成型されたカバー300と、熱可塑性のポリフェニレンサルファイド(PPS)から成型され、円形状の正特性サーミスタ素子(以下、PTCという)を収容するPTCケース400と、PTCに接続された一対の端子500、560とを含んで構成される。さらに本実施例のモータ始動用リレー100は、モータ始動後にモータの過負荷運転時や拘束運転時に回路を遮断するためのプロテクタ600が着脱可能となっている。
図2(a)はハウジング200の上面図、図2(b)は斜視図である。ハウジング200は、矩形状の底面と、該底面の外周に沿ってそこから直立する側面210、212、214、216とを含み、これらの側面によって内部に空間が形成されている。対向する側面212、216の頂面には、それぞれフック220、222が形成され、側面214の頂面にはフック224が形成されている。フック220、222、224は、頂面から直立する部分220a、222a、224aと、そこから外側に向けて突出する突起220b、222b、224bとを含んで構成される。これらのフックは、後述するカバー300と係止するものである。
ハウジング200の略中央には、仕切り壁230が形成されている。仕切り壁230と側面212、214、216とによって矩形状の空間S1が包囲され、仕切り壁230と側面210、212、216とによって矩形状の空間S2が包囲されている。空間S1内には、PTCケース400が配置される。空間S2には、隔壁を介して凹部240、242、244、246、248が形成され、これらの凹部内に後述するばね端子が位置決めして収容される。凹部242の底面には、始動巻線に結合されたフューサイトピンを挿入するための円形状の貫通孔250が形成され、凹部246の底面には主巻線に結合されたフューサイトピンを挿入するための円形状の貫通孔252が形成されている。
ハウジング200の側面210の両端から側面212、216方向に沿って延在する一対の突起210a、210bが形成され、側面210のほぼ中央に底面まで延びる開口210cが形成されている。一対の突起210a、210bと側面210によって形成された空間S3内に、図1に示すプロテクタ600が配置される。プロテクタ600は、図1に示すように、ケース本体610から突出する一対の薄板状の固定部620、622を含む。固定部620、622は、ハウジング200の底面に形成された段差部(図示省略)に入り込むようになっている。固定部620、622をハウジング100の底面の段差部に挿入したとき、一対の突起210a、210bが、プロテクタ600の両側面を支持し、また、固定部620、622の先端に形成された半円形状の切欠部624、626が一対の貫通孔250、252の一部に整合される。
さらにプロテクタ600のケース本体610の中央部には、円形状の開口を有するバネ性の金属端子630が設けられている。金属端子630は、主巻線と始動巻線の共通端子となるフューサイトピンを挿入しこれと電気的に接続されるものであり、プロテクタ600が空間S3に取付けられたとき、金属端子630は側面210の開口210c内に整合される。
プロテクタ600は、公知のように熱応動素子としてのバイメタルを用いたバイメタルスイッチを内蔵しており、バイメタルの移動により接点間の開閉を行う。ケース本体610の側面に設けられた一対の端子640、642は、ケース本体内のバイメタルスイッチの接点にそれぞれ電気的に接続されている。さらに一方の端子640は、ケース本体610の外周を延びる導電性金属(図示省略)によって金属端子630に電気的に接続されている。モータの通常運転時には、端子640、642間は導通し、過負荷運転時や拘束運転時に非導通となる。
図3(a)はカバーの上面図、図3(b)はその側面図、図3(c)はその正面図である。カバー300は、ハウジング200の外形とほぼ同一形状の主面310と、主面310の外周の所定箇所に孔320、322、324が形成されている。これらの孔320、322、324は、カバー300をハウジング200の上面に取り付けたとき、フック220、222、224が挿入され、フックの突起220b、222b、224bと係止される。これにより、ハウジング200内の空間S1、S2が実質的に密閉された状態になる。
カバー300の一方の端部には側面330が形成され、側面330は主面310との間に開口332を形成する。ハウジング200にプロテクタ600が装着されたとき、側面330はプロテクタ600の側面を覆い、また、開口332はプロテクタ600の端子630、640および642を主面310および裏面から露出させる。さらに主面310には、3つのスリット状の開口340、342、344が直線状に並設されている。主面310の裏側には、開口340、342、344を含む突起350、352、354が形成されている。これらの突起350、352、354は、カバー300がハウジング200に取り付けられたとき、空間S2内に形成された凹部240、244、248内に整合される。
図4にPTCケースを示す。同図(a)は上面図、同図(b)はそのA−A線断面図、同図(c)は正面図、同図(d)は側面図である。PTCケース400は矩形状の枠体であって、その主面410には、収容部420が形成されている。収容部420は、半円形状の開口422と、そこから下部枠体426まで延びる矩形状の開口424とを有している。半円形状の開口422は、収容される円盤状のPTCの外形に対応した径を有している。
半円形状の開口422に対応する位置に底部430が形成されている。底部430の表面には、水平方向に延在する2つの帯状の突起からなる支持部432、434と、支持部432、434の間に形成された凹部436が形成されている。支持部432、434の表面は平坦でかつそれぞれが同一の高さを有している。矩形状の開口424には底がなく、つまり貫通する空洞438となっている。
PTCケース400の主面410には、半円形状の開口422の一部を覆うように内側に向けて突出する円弧状の突出部440が形成されている。さらに、主面410には、一定の幅を有する段差部442が形成され、段差部442は矩形状の開口424へ通じている。また、PTCケース400の側面444には、底面から主面に向けて一定の距離を延びる矩形状の溝446が形成され、該溝446を介して底部430の凹部436が露出されている。
収容部420にPTCが挿入されるとき(実際には、PTCケースにばね端子が取り付けられるが、ここではそれを省略している)、図5(a)および(b)に示すように、PTCの一方の電極面450は、底面に形成された支持部432、434によって支持可能であり、PTCの他方の電極面460の上端部が円弧状の突出部440と僅かな間隙を有している。突出部440は、収容部420内に挿入されたPTCがばね端子によって押圧されるとき、PTCを支持し、PTCが空洞438から容易に離脱しないようにしている。
図6は、PTCの一方の電極面450と接続される第1のばね端子500を示す図である。第1のばね端子500は、例えばベリリウム銅やステンレス鋼(SUS301)等の導電性金属から構成される。第1のばね端子500は、PTCの電極面450と弾性的に接触される接点部510と、接点部510から垂直方向に延在する延在部520と、延在部520から直角に折り曲げられた折り曲げ部522に連結された第1の弾性保持部530と、同じく折り曲げ部522に連結された第1および第2の外部端子540、550とを有する。第1のばね端子500は、例えば板材から打ち抜きされた部材を加工することで上記各部を形成する。
接点部510は、一定の幅で延在する基部512と、基部512の根元514をほぼ180度折り返した端子部516とを有する。端子部516は、根元514からやや湾曲する面を有し、この面は根元514の弾性変形により一定のばね作用を与える。基部512および端子部516は、上述したPTCケース400の側面444に形成された溝446から挿入され(図4参照)、その基部512が底部430上の凹部436内に位置決めして固定される。端子部516は、凹部436内において基部より僅かに浮いた状態にあり、PTCの電極面450と弾性的に接し、かつ電気的な接続を形成する。
PTCケース400は、第1のばね端子500を取り付けた状態でハウジング200に収容される。このとき、延在部520は、図1に示すように、PTCケース400の側面444に沿って延び、そこから折り曲げ部522により直角方向に折れ曲がり、第1の弾性保持部530がハウジング200の空間S2に形成された凹部246に収容される。第1および第2の外部端子540、550は、空間S2の凹部244、248内にそれぞれ収容される。
第1の弾性保持部530は、折り曲げ部522に連結された第1のプレート532と、第1のプレート532をほぼ180度折り返すことで第1のプレートと対向する第2のプレート534とを有し、第2のプレート534もまた折り曲げ部522に再び連結されている。第1および第2のプレート532、534間には、一定の間隔が形成され、折り曲げ部の弾性変形により第1および第2のプレートの間隔が可変される。第1および第2のプレート532、534は、好ましくは下部から上方に向けた傾斜するように形成される。第1および第2のプレート532、534には互いに対向する位置に第1および第2の湾曲部536、538を有し、第1および第2の湾曲部536、538によって略円形状の孔が形成される。この孔は、凹部246内の貫通孔252の位置に整合される。第1および第2のプレート532、534が僅かに傾斜されているため、第1および第2の湾曲部536、538によって形成される孔は、円錐状もしくはすり鉢状となる。貫通孔252からフューサイトピンが挿入されたとき、フューサイトピンは第1および第2の湾曲部536、538間に弾性的に保持され、一定の挿入位置にて停止される。
第1の外部端子540は、折り曲げ部522に連結された連結部542と、連結部542からほぼ垂直方向に延びる端子部544とを有している。連結部542は、空間S2の凹部248内に収容され、端子部544がそこから垂直に突出する。カバー300がハウジング200に取り付けられたとき、端子部544はカバー300のスリット状の開口344を通過しカバー300の表面から突出する。
第2の外部端子550は、折り曲げ部522に連結された連結部552と、連結部552からほぼ垂直方向に延びる端子部554とを有している。連結部552は、空間S2の凹部244内に収容され、端子部554がそこから垂直に突出する。カバー300がハウジング200に取り付けられたとき、端子部554はカバー300のスリット状の開口342を通過しカバー300の表面から突出する。
図7に第2のばね端子を示す。第2のばね端子560は、例えばベリリウム銅やステンレス鋼(SUS301)等の金属から構成され、PTCの他方の電極面460と弾性的にかつ電気的に接触する。第2のばね端子560は、接点部570と、接点部570から垂直方向に延在する延在部572と、延在部572に連結された第2の弾性保持部580と、延在部572に連結された第3の外部端子590とを有する。
接点部570は、一定の幅をもって水平方向に延在する。この幅は、PTCケース400の主面410に形成された段差部442の幅に略等しい。延在部572に連結された第2の弾性保持部580は、第1の弾性保持部530と基本的な構造が同じであり、第1および第2のプレート582、584を含み、第1および第2のプレートにはそれぞれ第1および第2の湾曲部586、588が形成されている。第2の弾性保持部580は、ハウジング200の空間S2の凹部242内に収容され、第1および第2の湾曲部586、588によって形成される孔は、貫通孔250に整合される。
第3の外部端子590は、第1および第2の外部端子540、550と基本的な構成を同様とし、延在部572に連結された連結部592と、連結部592に接続された端子部594とを有する。連結部592は、空間S2の凹部240内に収容され、カバー300がハウジング200に取り付けられたとき、端子部594はカバー300の開口340内に挿入されその表面から突出する。
次に、モータ始動用リレー100の組立方法について説明する。はじめに、PTCケース400に第1のばね端子500を取り付ける。これは、上述したように、接点部510をPTCケースの側面444の溝446から挿入することで底部430上に位置決め保持する。
次に、図1に示すように、第1のばね端子500を取り付けた状態のPTCケース400をハウジング200内に収容する。PTCケース400は、ハウジング200の空間S1内に収容され、第1のばね端子500は空間S2内に収容される。
次に、PTCケース400の収容部420内にPTCを挿入する。PTCケース400の主面410の矩形状の開口424から円形状の開口422に向けてPTCを挿入する。このとき、第1のばね端子500の端子部516は、支持部432、434よりも突出しているため、PTCの第1の電極面450が端子部516と弾性的に接触され、これにより、第2の電極面460の端部が円弧状の突出部440に当接されている。このため、PTCは、PTCケース400の空洞438から離脱されることはない。
次に、第2のばね端子560がPTCケース400上に取り付けられる。上述したように、第2のばね端子560の接点部570がPTCケース400の主面上の段差部442に位置決めされ、かつ、第2の弾性接触部580および第3の外部端子590がハウジング200の凹部242、240内に収容される。
次に、プロテクタ600をハウジング200の空間S3側に取り付ける。これにより金属端子630は、ハウジングの側面210の開口210c内に位置決めされる。
次に、ハウジング200の各フック220、222、224が、カバー300の孔320、322、324内にそれぞれ挿入され、カバー300がハウジング200に取り付けられる。カバー300の取付けにより、第2のばね端子560の接点部570が押圧され、PTCは第1および第2の端子500、560間に弾性的に保持された状態となる。図8は、モータ始動リレー100の組み立てられたときの上面図である。このように、本実施例では、治具を用いることなく、簡単な操作によりPTCを有するモータ始動用リレー100を組み立てることができる。さらに、プロテクタ600を一体に取り付け可能とすることで、全体をコンパクトにすることができる。さらに、PTCは、PTCケース400およびハウジング200内において水平に配置されることから、モータ始動用リレーを薄型化することができる。なお、プロテクタ600の取り付ける順序は、必ずしも上記に限らず、カバー300の取り付け前であればいつでもよい。
次に、本実施例に係るモータ始動用リレーの動作、特に、フェールセーフ機構について説明する。モータ始動用リレー100は、従来技術の回路例でも説明したように、例えば密閉型電動圧縮機のシェルの上部(または上面)に設けれたフューサイトピンに外付けされる。ハウジング200の貫通孔250には始動巻線用のピンが挿入され、これが第2のばね端子560の第2の弾性接触部580によって保持される。貫通孔252には主巻線用のピンが挿入され、これが第1のばね端子500の第1の弾性接触部530によって保持される。また、カバー300の開口332によって露出されたプロテクタ600の金属端子630にコモン端子用のピンが挿入される。
ハウジング200の底面およびPTCは、シェルの上部に対してほぼ平行に配置される。こうして、モータの始動時には、第1および第2のばね端子500、560を介してPTCの電極面450、460間に電流が流れ、その後、PTCの自己発熱に伴い高抵抗状態になると始動巻線を流れる電流が制限されモータ始動が終了し、モータの通常運転に移行する。モータの過負荷運転や拘束運転により過負荷電流や拘束電流が流れ、温度が一定以上になると、プロテクタ600が回路を遮断する。
図9は、PTCケース400によるフェールセーフ機構を説明する図である。同図(a)および(b)は、PTCがPTCケース内に適切に収容されている状態であり、同図(c)および(d)は、PTCが破損したときの状態を示す図である。PTCの一方の電極面450は、第1のばね端子500の接点部510によって力F1で押圧され、他方の電極面460は、第2のばね端子560の接点部570によって力F2で押圧されている。接点部510は、PTCの上半分側に接触し、接点部570はPTCの下半分側に接触し、両者はPTCを挟んで対向する位置にはなくオフセットされている。力F1、F2によりPTCには回転モーメントが加えられることになるが、この回転モーメントは、PTCの上端部と接触する突出部440によって支持されている。
PTCにクラックもしくはひび割れ等が生じると、PTCの上半分側PTC1は、接点部510による力F1により突出部440を支点として時計方向に回転し、その破断した端部はカバー300の内壁に当接し、その状態で収容部420内に残される。他方、PTCの下半分側PTC2は、接点部570の力F2によって空洞438からPTCケース外へ放出され、下半分側PTC2は、上半分側PTC1から遠ざかる方向に向けて移動される。このため、破損したPTC1、PTC2間にスパークや溶着等により短絡が生じることが確実に防止され、PTCの破損時のフェールセーフが実現される。
PTCにクラックが生じたとき、その破断を容易にするために、支持部434に面取り434aを形成するようにしてもよい。これにより、すでに故障モードにあるPTCは、面取り434aによって容易に破断され、かつ、空洞438に導かれやすくなる。
密閉型電動圧縮機のシェルの上部にフューサイトピンが設けられているとき、モータ始動用リレー100はほぼ水平方向に配置される。このため、PTCケースの底部430が下方に位置している。従って、破断した下半分側PTC2は、接点部570による力F2に加えて自重も加わり、PTCケースの空洞438から簡単に落下することが可能となる。
図10は、本実施例によるモータ始動用リレーを用いたときの典型的な回路接続例を示す図である。同図(a)は、RSIR接続であり、これはPTCに対して並列にコンデンサを接続しない。同図(b)および同図(c)はRICRおよびRSCR+Lの接続例であり、PTCに対してコンデンサを並列に接続する。コンデンサの接続は、カバー300から突出する外部端子540、550、590を用いて行うことができる。
以上、本実施例に係るモータ始動用リレーを説明したが、さらに以下のような利点が期待される。
従来例では、モータ始動用リレーとプロテクタとを個別にフューサイトピンに接続するものであったが、これに対して本実施例に係るモータ始動用リレー100は、プロテクタ600の周囲を保護し、かつプロテクタを一体に接続する構成であるため、取り扱いが容易であるとともに、プロテクタがフューサイトピンから簡単に抜け落ちないという効果がある。
特許文献1では、対角線方向に張り出したばね接触片の間にPTC素子を円周方向に挿入していたが、本実施例ではPTCの平面部(電極面)をPTC収容部に向かって挿入するので、特別な治具を要せず、組立工数の削減によるコスト低減を図ることが可能である。また、PTCケース内にPTCを水平に配置させることで構造的に薄型化を図ることができる。また、特許文献1は、支点が2箇所、作用点が2箇所であるのに対して、本実施例では、支点が1箇所、作用点が2箇所の少ない接点数でフェールセーフ機構を実現することができる。
PTCの破壊時は、下半分が自重落下とばね力によって再接続ができないような十分な距離を確保することができるので、電流通路の遮断の信頼性が非常に高くなる。
PTCは、高耐熱性樹脂のPTCケースに収容され、PTCが直接ハウジングに接触することはないため、PTCの熱に対するハウジングの材料の選択肢が広がり、より安価な材料を用いたリレーの製作が可能となり、コストを低減することができる。
第1および第2のばね端子500、560は、溶接部がなく、一体成形が可能であるため、コスト低減が可能である。
モータ始動用リレーは、PTCを水平状態でフューサイトピンに取り付け可能であるため、垂直状態のPTCと比べて電動圧縮機からの熱を受けやすいため、通常運転時におけるPTCの消費電力を削減することが可能である。さらに、モータ始動用リレーの外観形状は、矩形状となっており、そのコーナー部を面取りすることで、ユーザーにとっては取り扱いが便利である。
以上本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、モータ始動用リレーに取り付けられるプロテクタの構造は一例であって、上記以外の構造を持つものであってもよい。さらに、上記実施例で説明したモータ始動用リレーの各部の構成は一例であって、本発明を逸脱しない範囲において他の構成を用いることも可能である。さらに、モータ始動用リレーは、必ずしもプロテクタを接続可能である必要はなく、モータを始動する機能のみを有するものであってもよい。
本発明に係るモータ始動用リレーは、単相交流モータを初めとする種々のモータに適用することができる。
本発明の実施例に係るモータ始動用リレーの分解斜視図である。 図2(a)はハウジングの上面図、図2(b)はハウジングの斜視図である。 図3(a)はカバーの上面図、図3(b)はカバーの側面図、図3(c)はカバーの正面図である。 図4(a)はPTCケースの上面図、図4(b)はA−A線断面図、図4(c)はPTCケース側面図、図4(d)はPTCケースの正面図である。 PTCケースにPTCが実装されたときの状態を説明する図であり、図5(a)はPTCケースの上面図、図5(b)は断面を示す図である。 図6(a)は第1のばね端子の側面図、図6(a)は第1のばね端子の正面図である。 図7(a)は第2のばね端子の正面図、図7(b)は第2のばね端子の側面図である。 モータ始動用リレーが組み立てられたときの上面図である。 図9(a)および(b)はPTCケース内に収容されたPTCの保持状態を示す図、図9(c)および(d)はPTCが破損したときのフェールセーフ機構の動作を説明する図である。 本実施例に係るモータ始動用リレーを用いたときの典型的な回路接続例を示す図である。 モータ始動回路の接続例を示す図である。 従来のモータ始動用リレーの一構成例を示す図である。
符号の説明
100:モータ始動用リレー
200:ハウジング
300:カバー
400:PTCケース
420:収容部
438:空洞
500:第1のばね端子
510:接点部
570:接点部
560:第2のばね端子
600:プロテクタ
PTC:正特性サーミスタ素子

Claims (10)

  1. 第1の電極面とこれに対向する第2の電極面とを含む正特性サーミスタ素子と、
    正特性サーミスタ素子を収容する耐熱性樹脂から成る収容ケースと、
    収容ケース内に収容された正特性サーミスタ素子の第1および第2の電極面とそれぞれ電気的に接続される第1および第2の接点部を有する第1および第2の導電性金属からなる端子と、
    底面、底面の外周に沿って直立する側面を含み、底面および側面によって囲まれた内部に空間を含み、該底面上に収容ケースを収容するハウジングと、
    ハウジングの空間を閉じるようにハウジングに取付けられるカバーとを有し、
    前記収容ケースは、正特性サーミスタ素子の外形に対応した開口が形成された主面と前記主面の開口によって露出された底部とを含み、前記底部には、第1の接点部を位置決め保持する第1の位置決め部と突出した支持部が形成され、前記開口の一部は前記底部に隣接する空洞によって貫通され、前記主面には第2の接点部を位置決めする第2の位置決め部が形成され、
    前記収容ケース内に前記正特性サーミスタ素子が収容されたとき、正特性サーミスタ素子の第1の電極面は、前記底部の支持部によって支持されるとともに第1の接点部によって弾性的に押圧され、第2の電極面は、第2の接点部によって弾性的に押圧され、前記正特性サーミスタ素子は、ハウジングの底面とほぼ平行であり、
    第1の接点部が第1の電極面と接触する位置は、第2の接点部が第2の電極面において接触する位置からオフセットされており、第2の接点部は前記正特性サーミスタ素子を挟んで前記空洞と実質的に対向する位置にあり、正特性サーミスタ素子が破断したとき、破断した素子は第2の接点部のばね力により前記空洞から収容ケース外へ排出可能である、
    モータ始動用リレー。
  2. 前記主面には、正特性サーミスタ素子の第2の電極面の端部を覆う突出部が形成され、第1および第2の接点部のばね力によって正特性サーミスタが押圧されたとき、前記突出部が正特性サーミスタ素子の第2の電極面を支持する、請求項1に記載のモータ始動用リレー。
  3. 正特性サーミスタ素子が破断したとき、破断した素子は前記空洞からハウジングの底面へ排出される、請求項1または2に記載のモータ始動用リレー。
  4. 第1および第2の端子は、第1および第2の接点部から延在された位置に第1および第2の弾性保持部を有し、第1および第2の弾性保持部はハウジングに形成された貫通孔から挿入される電極ピンを弾性的に保持する、請求項1、2、または3に記載のモータ始動用リレー。
  5. 第1および第2の端子は、第1および第2の接点部から延在された位置に第1および第2の外部端子を有し、第1および第2の外部端子はカバーに形成された開口を通して外部に突出する、請求項1、2、3、または4に記載のモータ始動用リレー。
  6. ハウジングは、過負荷運転または拘束運転からモータを保護するためのプロテクタを接続可能である、請求項1、2、3、4、または5に記載のモータ始動用リレー。
  7. ハウジングに接続されたプロテクタの少なくとも一部は、カバーによって覆われている、請求項7に記載のモータ始動用リレー。
  8. 請求項1ないし7いずれか1つに記載のモータ始動用リレーと、
    内部にモータを含み、該モータの主巻線および始動巻線との外部インターフェースを行う複数のフューサイトピンを設けたシェルとを有し、
    モータ始動用リレーの第1および第2の弾性保持部は、複数のフューサイトピンの内の主巻線および始動巻線に接続された各電極ピンをそれぞれ保持する、電動圧縮機。
  9. 複数のフューサイトピンはシェルの上面に設けられ、
    モータ始動用リレーは、ハウジングの底面および正特性サーミスタ素子がシェルの上面とほぼ平行となるようにフューサイトピンに接続される請求項8に記載の電動圧縮機。
  10. モータ始動用リレーに接続されたプロテクタは、複数のフューサイトピンのうちのコモン端子用の電極ピンに接続される、請求項8または9に記載の電動圧縮機。
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