JP3169339B2 - 工具着脱装置 - Google Patents

工具着脱装置

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JP3169339B2 JP24260896A JP24260896A JP3169339B2 JP 3169339 B2 JP3169339 B2 JP 3169339B2 JP 24260896 A JP24260896 A JP 24260896A JP 24260896 A JP24260896 A JP 24260896A JP 3169339 B2 JP3169339 B2 JP 3169339B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の主軸に
工具を着脱するための工具着脱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の工具着脱装置としては、
例えば実開昭53−144586号公報、特開昭57−
107747号公報、特開平6−134608号公報等
に開示されたものが知られている。実開昭53−144
586号公報の工具着脱装置では、ホルダ本体が主軸に
ねじによって締め付けられるようになっている。また、
特開昭57−107747号公報の工具着脱装置では、
操作性の向上が図られている。
【0003】そして、特開平6−134608号公報の
工具着脱装置では、例えば図12に示すように主軸1に
は本体2が着脱自在に装着され、本体2には操作部3と
工具取付部4が設けられている。また、図13に示すよ
うに操作部3では、爪部5aを有する第1の環部材5が
本体1のフランジ部2aの外周に設けられ、この第1の
環部材5の外周には第2の環部材6が設けられている。
本体2のテーパ部2bと、第1の環部材5のストレート
部5bと、第2の環部材6のテーパ部6aとの間にボー
ル7が配置され、環部材5、6は圧縮ばね8、9により
主軸1側へそれぞれ付勢されている。
【0004】これにより、第2の環部材6のテーパ部6
aがボール7を本体2のテーパ部2bと第1の環部材5
のストレート部5bの間に押し込むことにより、第1の
環部材5を工具T側に押圧すると共に本体2を主軸1側
に押圧し、本体2のフランジ部2aと第1の環部材5の
爪部5aが主軸1の係止部1aに密接し、主軸1と本体
2の固定力が向上するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例のうちの特開昭57−107747号公報の工
具着脱装置は、操作性を実開昭53−144586号公
報の工具着脱装置よりも向上させることが可能である
が、軸方向の耐荷重性を実開昭53−144586号公
報の工具着脱装置よりも劣化させ、本体に引張力が加わ
った場合には、被加工物に対する軸方向の寸法精度が安
定しなかったり、本体に高周波振動が発生したり、機械
主軸や本体が容易に摩耗したりするという問題点を有し
ている。
【0006】また、特開平6−134608号公報の工
具着脱装置は、主軸1に本体2を装着する際に、工具取
付部4を保持して本体2を押し込む必要があるため、工
具取付部4に取り付けた工具Tが危険となる虞れがあ
る。更に、本体2の回転によりボール7に遠心力が作用
するため、本体2のテーパ部2bに対するボール7の押
圧力が減少し、本体2のフランジ部2aと第1の環部材
5の爪部5aが主軸1の係止部1aに密接する力が弱ま
り、本体2が軸方向に移動してしまう虞れもある。
【0007】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、主軸にホルダ本体を容易、安全かつ強固に装着し得
る工具着脱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る工具着脱装置は、前部に工具を保持し後
部を機械主軸の嵌合孔に嵌合し中間部にフランジ部を有
するホルダ本体と、前記フランジ部の前方の外周に摺動
自在に設けた第1の操作環と、該第1の操作環の外周に
スペーサを介して設け前記機械主軸の係止部に係止する
係止爪を有する第2の操作環と、前記第1の操作環を後
方に付勢する付勢手段とを備えた工具着脱装置であっ
て、前記フランジ部には上下の切欠きと左右の切欠きを
設け、前記第1の操作環の後部には後方に向かって内方
に傾斜する第1のテーパ部を設けると共に、該第1のテ
ーパ部の後部には前記左右の切欠きを通って前記機械主
軸のキー溝に嵌合するキー部を設け、前記スペーサの前
部には軸方向に略直角な前面を設けると共に後部には前
記上下の切欠きに嵌合する突起を設け、前記第2の操作
環の内面前部には前方に向かって内方に傾斜する第2の
テーパ部を設け、前記第1の操作環の第1のテーパ部と
前記スペーサの前面と前記第2の操作環の第2のテーパ
部との間に多数の転動部材を配置したことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図11に図示の実
施例に基づいて詳細に説明する。図1は工作機械の主軸
11と共に示す第1の実施例の部分断面図、図2は右側
面図、図3は分解斜視図であり、主軸11にはホルダ本
体12が着脱されるようになっている。ホルダ本体12
の前部つまり主軸11と反対側には、図示しない工具を
着脱するための工具着脱部13が設けられ、ホルダ本体
12の後部つまり主軸11側には、工具の突出長を調節
するための工具長調節部14が設けられ、ホルダ本体1
2の略中間部には、主軸11にホルダ本体12を着脱す
る際に操作する操作部15が設けられている。
【0010】主軸11の軸心には、ホルダ本体12を嵌
合する嵌合孔11aが設けられ、嵌合孔11aの開口部
はテーパ孔11bとされている。主軸11の先端部の外
周には環状溝11cが形成され、この環状溝11cの前
部は係止部11dとされている。係止部11dの前面は
ホルダ本体12の後述するフランジ部の後面が当接する
当接面11eとされ、係止部11dの後面は後述する係
止爪が係止する係止面11fとされている。そして、係
止部11dの左右側には2個のキー溝11gが設けられ
ている。
【0011】図4に示すようにホルダ本体12には、主
軸11の嵌合孔11aに嵌合する嵌合部21と、主軸1
1のテーパ孔11bに嵌合するテーパ部22と、主軸1
1の当接面11eに当接するフランジ部23と、後述す
るストッパを嵌合するストッパ溝24とが後部から順次
に設けられている。テーパ部22を設けることにより振
れに対する精度の向上が図られ、図5に示すようにフラ
ンジ部23には、上下の2個の浅い切欠き25aと、左
右の2個の深い切欠き25bとが形成されている。そし
て、ホルダ本体12の軸心の後部には縦構26aを備え
たストレート孔26が形成され、前部にはテーパ孔27
が設けられている。
【0012】なお、ホルダ本体12の軸方向の位置は、
フランジ部23の後面23aと主軸11の当接面11e
の当接により決定されるか、テーパ部22とテーパ孔1
1bの嵌合により決定されるようになっている。従っ
て、フランジ部23の後面23aと当接面11eの当接
により、ホルダ本体12の軸方向位置が決定される構造
では、テーパ部22とテーパ孔11bは不要となる。
【0013】工具着脱部13は例えばコレットチャック
とされ、ホルダ本体12のテーパ孔27にコレット31
が嵌合されると共に、ホルダ本体12の外周にはナット
32が螺合されている。コレット31は連結環33とボ
ール34によりナット32に連結され、ナット32の回
転によってコレット31が軸方向に駆動され、ドリル、
エンドミル等の工具がコレット31に保持されるように
なっている。
【0014】工具長調節部14では、ストレート孔26
に摺動部材35が嵌合され、摺動部材35は縦溝26a
に嵌合したキー36によって回転が規制されている。摺
動部材35の前部には切欠き35aが形成され、工具の
後端が切欠き35aに嵌合されることにより工具の回転
が規制されるようになっている。そして、ストレート孔
26、摺動部材35の後方には、ねじ37と止め輪38
が順次に取り付けられている。
【0015】図6、図7及び図8に示すように、ホルダ
本体12のフランジ部23の前方には第1の操作環41
が軸方向に摺動自在に設けられている。第1の操作環4
1の内周面の前部には周溝41aが形成され、この周溝
41a内には圧縮ばね42が配置されている。圧縮ばね
42の前部は、ストッパ溝24に嵌着されたストッパ4
3により位置決めされ、第1の操作環41は圧縮ばね4
2により後方に付勢されている。
【0016】第1の操作環41には、後方に向かって内
方に傾斜するテーパ部44が延設され、このテーパ部4
4にはストレート部45が延設されている。ストレート
部45の後部の左右側には、フランジ部23の深い切欠
き25bを貫通して主軸11のキー溝11gに嵌合する
2個の駆動キー部46が設けられている。これらの駆動
キー部46は、ホルダ本体12の嵌合部21を主軸11
の嵌合孔11aに嵌合した際に、駆動キー部46がキー
溝11gに整合しないときは、駆動キー部46が主軸1
1の当接面11eによって押圧され、第1の操作環41
が圧縮ばね42の付勢力に抗して前方に駆動されるよう
になっている。また、駆動キー部46がキー溝11gに
整合したときに、駆動キー部46は圧縮ばね42の復元
力によりキー溝11gに嵌合し、主軸11の回転力がホ
ルダ本体12に伝達されるようになっている。
【0017】第1の操作環41の後方には、第2の操作
環51がスペーサ52、53を介して設けられている。
第2の操作環51の後部には、主軸11の係止部11d
に係止する上下の2個の係止爪54が設けられている。
第2の操作環51の内面中央部には、第1の鋼球55の
略半分を嵌合する上下の2個の嵌合孔56が形成され、
第2の操作環51の内面前部には、前方に向かって内方
に傾斜するテーパ部57が形成されている。
【0018】スペーサ52、53同士は左右に対称とさ
れ、第1の操作環41の駆動キー部46の幅を逃がして
環状を形成するようになっている。スペーサ52、53
にはフランジ部23の浅い切欠き25aに嵌合する突起
52a、53aがそれぞれ形成されている。これらの突
起52a、53aの近傍のスペーサ52、53の外面に
は、第1の鋼球55の略半分を嵌合する長溝52b、5
3bがそれぞれ形成されている。長溝52b、53bの
長手方向は軸方向とされ、第2の操作環51は長溝52
b、53bの範囲において軸方向に移動可能とされてい
る。また、突起52a、53aがフランジ部23の切欠
き25aに嵌合することより、スペーサ52、53の回
転が規制され、第1の鋼球55が嵌合孔56に嵌合する
ことにより、第2の操作環51の回転が規制されてい
る。
【0019】ここで、第1の操作環41のテーパ部44
と、第2の操作環51のテーパ部57と、スペーサ5
2、53の前面52c、53cとの間には、多数の第2
の鋼球58が環状に配列されている。そして、これらの
鋼球58が切欠き25bから後方に抜け出すことを防止
するため、第1の操作環41のストレート部45にはス
トッパ59がスプリングピン60により固定されてい
る。なお、第2の鋼球58は、径方向に移動自在であれ
ばコロ形状、楔形状等とすることも可能である。また、
ストッパ59は第1の操作環41の操作によって鋼球5
8の配列が乱されることがないように固定される必要が
ある。
【0020】このような構成により、主軸11にホルダ
本体12を装着する際には、第2の操作環51を把持
し、その係止爪54を主軸11のキー溝11gに挿通し
得るようにホルダ本体12を回転し、ホルダ本体12の
嵌合部21を主軸11の嵌合孔11aに嵌合する。これ
により、係止爪54がキー溝11gを通過して環状溝1
1c内に進入し、第1の操作環41の駆動キー部46の
後面46aが主軸11の当接面11eにより押圧され、
第1の操作環41は圧縮ばね42を圧縮させながら前方
に摺動する。この状態でホルダ本体12を任意の方向へ
90度だけ回転させると、第1の操作環41の駆動キー
部46は、キー溝11gに整合した後に圧縮ばね42の
復元力によってキー溝11gに嵌合する。
【0021】同時に図9に示すように、第1の操作環4
1が後方に摺動する際に、第2の鋼球58がテーパ部4
4に乗り上がり、第2の操作環51のテーパ部57とス
ぺーサ52、53の前面52c、53cとの間に押し入
るようになる。これにより、第2の操作環51が前方に
移動すると共に、スぺーサ52、53が後方に移動し、
第2の操作環51の係止爪54とホルダ本体12のフラ
ンジ部23とが主軸11の係止部11dを強く挟持す
る。そして、ホルダ本体12が回転した際には、第2の
鋼球58に径方向の遠心力F1が作用し、その分力F2がテ
ーパ部57を更に強く押圧し、フランジ部23と係止爪
54が係止部11dをより強い力で挟持する。
【0022】一方、主軸11からホルダ本体12を取り
外す際には、第1の操作環41を圧縮ばね42に抗して
前方へ摺動させることにより、第1の操作環41の駆動
キー部46を主軸11のキー溝11gから外し、その後
にホルダ本体12を任意の方向に90度だけ回転させ
る。これにより、第2の操作環51の係止爪54と主軸
11のキー溝11gが整合するため、ホルダ本体12を
主軸11から引き抜くことが可能となる。
【0023】このように、第1の実施例では特別な工具
を使用することなく主軸11にホルダ本体12を押し込
み、90度だけ回転するだけで主軸11にホルダ本体1
2を装着できるので、その操作を簡単に行うことが可能
となる。また、操作部15を把持して主軸11にホルダ
本体12を押し込むので、工具による負傷を防止でき
る。
【0024】また、第1の操作環41のテーパ部44
と、第2の操作環51のテーパ部57と、スペーサ5
2、53の前面52c、53cとの間に第2の鋼球58
を配置すると共に、圧縮ばね42の付勢力により剛球5
8を外方に押圧するようにしたので、第2の操作環51
を前方に押圧すると共にスペーサ52、52を後方に押
圧することにより、第2の操作環51の係止爪54とホ
ルダ本体12のフランジ部23とによって主軸11の係
止部11dを強く挟持することができ、主軸11にホル
ダ本体12を強固に装着することが可能となる。
【0025】更に、ホルダ本体12が回転した際に、第
2の鋼球58が遠心力によって第2の操作環51と、ス
ペーサ52、53をより強い力で押圧するので、主軸1
1にホルダ本体12をより強固に装着することが可能と
なる。この際に、多数の第2の鋼球58を配置したの
で、1個当りの鋼球58に対する負荷を減少させること
ができ、テーパ部44やテーパ部57に圧痕が発生する
ことを防止できる。
【0026】従って、この第1の実施例は主軸11にホ
ルダ本体12を強固に装着することができるので、軸方
向の寸法精度を安定させることができると共に高周波振
動の発生を防止でき、主軸11やホルダ本体12の摩耗
等を防止することが可能となる。また加工不良を防止
し、工具の寿命を向上させ、保守時間を短縮することが
できるので、コストの削減に貢献できる。更に、高速回
転に対応できるので、加工能率を向上させることが可能
となる。
【0027】そして、第1の操作環41のテーパ部44
と、第2の操作環51のテーパ部57との傾斜角を変化
させることにより、圧縮ばね42の設定荷重に対して本
体12の主軸11への取付荷重を数倍にすることが可能
となる。逆に、ホルダ本体12に引張力が加わった場合
でも、圧縮ばね42に加わる荷重は数分の一で済むた
め、耐引張力を向上させることができる。
【0028】図10は第2の実施例の要部断面図であ
り、第1の実施例と同様な第1の操作環41と第2の操
作環51の外面には、第3の操作環61が設けられてい
る。また図11に示すように、第2の操作環51の外面
前部には軸方向に向かい後縁に開口するキー溝51aが
形成され、第3の操作環61の内面には、第2の操作環
51のキー溝51aに嵌合するキー部61aが形成され
ている。そして、第3の操作環61の回転方向はキー溝
51aとキー61aの大きさによって規制され、軸方向
はキー溝51aとキー61aの長さによって規制される
ようになっている。
【0029】この第2の実施例では、第1の実施例と同
様な効果を得ることができる上に、第3の操作環61を
前方に摺動させることにより、第1の操作環41を操作
することが可能となり、第1の操作環41と第2の操作
環51を1個の部材で操作することができる。
【0030】なお、上述した第1、第2の実施例では、
工具長調節部14の摺動部材35に切欠き35aを設け
たが、回り止めのないドリルを使用する場合には切欠き
35aを設ける必要はない。また、第1の操作環41に
ストッパ59をスプリングピン60により固定したが、
第1の操作環41をフライス盤等によって形成すれば、
ストッパ59を一体に成形することが可能となり、別部
材としてのストッパ59やピン60を不要とすることが
できる。
【0031】更に、以上説明した形は主軸11が多軸機
械のようにストレート形の場合であり、ホルダ本体12
の後端にテーパシャンクを設けることにより、マシニン
グセンタにも適応させることが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る工具着
脱装置は、第2の操作環を把持してホルダ本体を機械主
軸に着脱できるので、その操作を簡単に行うことが可能
となる。また、第2の操作部を把持して機械主軸にホル
ダ本体を押し込むので、工具による負傷を防止できる。
【0033】更に、第1の操作環が付勢手段の付勢力に
よって後方に摺動した際に、第1の操作環が転動部材を
外方に押圧し、転動部材がスペーサを後方に押圧すると
共に第2の操作環を前方に押圧するので、機械主軸にホ
ルダ本体を強固に装着することが可能となる。
【0034】そして、ホルダ本体が回転した際の転動部
材の遠心力によって、転動部材がスペーサを後方により
強く押圧すると共に第2の操作環を前方により強く押圧
するため、主軸にホルダ本体をより強固に装着すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機械主軸と共に示す第1の実施例の部分断面図
である。
【図2】右側面図である。
【図3】分解斜視図である。
【図4】ホルダ本体の部分断面図である。
【図5】ホルダ本体の右側面図である。
【図6】図2のA−A線に沿って切断した部分断面図で
ある。
【図7】図2のB−B線に沿って切断した部分断面図で
ある。
【図8】図2のC−C線に沿って切断した部分断面図で
ある。
【図9】作用説明図である。
【図10】第2の実施例の要部断面図である。
【図11】部分拡大図である。
【図12】従来例の正面図である。
【図13】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
11 機械主軸 12 ホルダ本体 13 工具着脱部 21 嵌合部 23 フランジ部 25a 浅い切欠き 25b 深い切欠き 41 第1の操作環 42 圧縮ばね 44 テーパ部 46 駆動キー部 51 第2の操作環 52、53 スペーサ 54 係止爪 57 テーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23B 31/113 B23B 31/117 B23B 51/00 B23C 5/26 B23Q 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部に工具を保持し後部を機械主軸の嵌
    合孔に嵌合し中間部にフランジ部を有するホルダ本体
    と、前記フランジ部の前方の外周に摺動自在に設けた第
    1の操作環と、該第1の操作環の外周にスペーサを介し
    て設け前記機械主軸の係止部に係止する係止爪を有する
    第2の操作環と、前記第1の操作環を後方に付勢する付
    勢手段とを備えた工具着脱装置であって、前記フランジ
    部には上下の切欠きと左右の切欠きを設け、前記第1の
    操作環の後部には後方に向かって内方に傾斜する第1の
    テーパ部を設けると共に、該第1のテーパ部の後部には
    前記左右の切欠きを通って前記機械主軸のキー溝に嵌合
    するキー部を設け、前記スペーサの前部には軸方向に略
    直角な前面を設けると共に後部には前記上下の切欠きに
    嵌合する突起を設け、前記第2の操作環の内面前部には
    前方に向かって内方に傾斜する第2のテーパ部を設け、
    前記第1の操作環の第1のテーパ部と前記スペーサの前
    面と前記第2の操作環の第2のテーパ部との間に多数の
    転動部材を配置したことを特徴とする工具着脱装置。
  2. 【請求項2】 前記上下の切欠きと左右の切欠きの深さ
    が異なるようにした請求項1に記載の工具着脱装置。
  3. 【請求項3】 前記スペーサには前記転動部材が前記左
    右の切欠きから抜け出ることを規制するストッパ部を一
    体又は別体に設けた請求項1又は2に記載の工具着脱装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の操作環の第1のテーパ部の傾
    斜角度と、前記第2の操作環の第2のテーパ部の傾斜角
    度と、前記付勢手段の付勢力とを変化させることによ
    り、前記第2の操作環の係止爪の係止力を調整した請求
    項1〜3のうちの何れか1つの請求項に記載の工具着脱
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の操作環の外周に第3の操作環
    を設け、前記第2の操作環の外面には軸方向に向かい後
    縁に開口するキー溝を形成すると共に、前記第3の操作
    環の内面には前記キー溝に嵌合するキー部を設けた請求
    項1〜4のうちの何れか1つの請求項に記載の工具着脱
    装置。
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