JP3165753B2 - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に配置
され、記録される映像が手振れ等による振動の影響を受
けることを防止する防振装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、特にビデオカメラにおいて、手振
れ等の振動の影響が記録画像に及ぶ事を防止する防振装
置を搭載したカメラが普及し始めている。
【0003】このようなカメラ一体型ビデオにおける従
来の防振装置について、図7を用いて説明する。
【0004】手振れ等の振動は振動ジャイロ等の角速度
センサ51によって検出され、この角速度信号は次段の
積分回路52によって積分されて角変位信号となり、防
振用マイクロコンピュータ53に取り込まれる。また、
光学的補正手段であるところの可変頂角プリズム54の
位置は頂角センサ55によって検出される。そして、前
記頂角センサ55の出力と積分回路52を介する角変位
信号は加算器56でその差分が取られ、増幅器57によ
って増幅され、制御信号として防振用マイクロコンピュ
ータ53に入力される。
【0005】上記防振用マイクロコンピュータ53は入
力された制御信号に基づいた、アクチュエータ59を駆
動する信号を駆動回路58へ出力し、該駆動回路58は
この信号にしたがって可変頂角プリズム54を駆動す
る。
【0006】これにより、上記の手振れ等の振動の抑制
動作が開始され、振動に起因する撮像面上での像振れを
補正することが可能となる。
【0007】上記の防振装置において、可変頂角プリズ
ム54を任意の位置で静止させるためには必ず電気的制
御を行わなければならず、この事は該可変頂角プリズム
54に常に電流を流しておくことを意味する。
【0008】また、防振スイッチがOFF時には、可変
頂角プリズム54を可動中心に固定するためのロック手
段60が必要となる。このロック手段が電気的なものの
場合にはロックモータ等を、又機械的なものの場合には
その為の機構を、それぞれ必要と、部品点数の増大化、
さらには可変頂角プリズム54の大型化を招くことにな
る。
【0009】そこで、可変頂角プリズム54を駆動する
為のアクチュエータをステッピングモータ等のオープン
ループ制御できるアクチュエータに変えた場合、上記の
ロック手段や、可変頂角プリズム54の位置を検出する
PSD等の位置センサを取り除くことができ、電源を切
ってもその位置を保つことが可能のため、省電力化を達
成できる。このような構成にした場合、ステッピングモ
ータの位置をリセットするためのリセットセンサが必要
となるが、このリセットセンサを可変頂角プリズム54
の可動中心位置に設計する事によって、この可動中心を
中心として該可変頂角プリズム54を制御する事ができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リセッ
ト位置を可動中心位置(光学的な中心位置)に設計した
としても、寸法公差等でずれてしまう。このため、防振
スイッチがOFF時に、可変頂角プリズム54をリセッ
ト位置で静止したとしても、防振スイッチがON時の振
動がない状態においても、可動中心位置からずれてしま
う。したがって、撮影者が向けているカメラの方向とず
れた方向の被写体像を撮影してしまう不具合を生じてい
た。
【0011】また、可動中心位置からリセット位置が大
きくずれてしまった場合、ずれた分だけリセット位置を
中心に振幅が小さくなる側(例えばピッチ方向にずれて
いればヨー方向の振幅が小さくなる)ができてしまい、
機械的に端にぶつかり、防振性能の低下につながる恐れ
があった。
【0012】 (発明の目的) 本発明の目的は、常に
光学的補正手段の絶対位置を知る事ができ、このことに
よって防振性能を向上させると共に、防振動作停止時
に、意図しない方向の画像が撮影されることを防止し、
更には電源投入してから防振動作を可能とするまでの時
間を短くすることのできる防振装置を提供することであ
る。
【0013】
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は、パルス信号により制御される、光学的
補正手段の駆動および保持を行うアクチュエータと、防
動作に先立って、光学的補正手段の定められた光学
心位置と前記アクチュエータのリセット位置とのずれ量
を算出し、これを記憶手段に記憶させるずれ量算出手段
と、前記振動検出手段からの信号より前記光学的補正手
段の駆動量を算出し、この算出結果及び前記記憶手段に
記憶されたずれ量に基づいて前記アクチュエータの駆動
を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、防振動
作の状態から該防振動作を停止する際には、前記アクチ
ュエータを駆動してリセット動作を行わせ、次いで前記
ずれ量に基づいて前記光学的補正手段を前記光学中心位
置に保持させた後、防振動作を停止し、防振動作の状態
から電源のオフ操作がなされた場合には、前記アクチュ
エータのリセット動作を行わせてリセット位置に保持さ
せた後、電源供給を断つようにする防振装置とするもの
である。
【0016】 上記構成においては、防振動作時には、
振動検出手段からの信号より算出される駆動量と記憶手
段に記憶されたずれ量に基づいてアクチュエータの駆動
を制御するようにし、防振動作停止時には、光学的補正
手段が光学中心位置に固定されるようにし、電源が投入
された際には、光学的補正手段が常にリセット位置にあ
るようにしている。
【0017】
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0019】図1乃至図5は本発明の第1の実施例の防
振装置に係る図であり、図1は防振装置の機械的構成部
分を示す分解斜視図、図2はその断面及び電気ブロック
を示す機構図、図3は図1に示した動力伝達部分の要部
断面図、図4及び図5はこの実施例における防振装置の
動作を示すフローチャートである。
【0020】上記図1乃至図3において、先ず機械的構
成部分について説明する。
【0021】1は可変頂角プリズム、2はカバー、3は
撮影レンズ、4は第1のステッピングモータ、5は第1
の動力伝達レバー、6は第2のステッピングモータ、7
は第2の動力伝達レバー、8は第1のフォトインタラプ
タ、9は第2のフォトインタラプタである。
【0022】上記可変頂角プリズム1は、第1のガラス
板1a、第2のガラス板1b、ベローズ1c、第1の保
持鏡筒1e、第2の保持鏡筒1kより成り、第1,第2
のガラス板1a,1bとベローズ1cと第1,第2の保
持鏡筒1e,1kによって密閉された内部には、例えば
シリコンオイルの様な透明な液体1dが充填されてい
る。
【0023】 上記第1の保持鏡筒1eは例えばポリカ
ーボネイト樹脂を成形して作られ、略円環形状を成して
いる。この第1の保持鏡筒1eの外周部分には、第1の
軸1g、第1の突出部1h、第2の軸1fが嵌合される
第1の穴1f’、及び、第2の突出部1jがそれぞれ設
けられており、前記第1の突出部1hの先端部1iは球
状を成している。又、第1及び第2の突出部1h,1j
は、第1の軸1gと第1の穴1f’を結んだ軸に対して
略垂直な方向に設けられている。
【0024】上記第2の保持鏡筒1kは例えばポリカー
ボネイト樹脂を成形して作られ、略円環形状を成してい
る。この第2の保持鏡筒1kの外周部分には、第4の軸
1qが嵌合される第2の穴1q’、不図示の第3の軸1
p(前記第1の軸1gと第2の軸1fの位置関係と同
様、前記第4の軸1qに対向した位置に設けられてい
る)、第3の突出部1r、及び、不図示の第4の突出部
1n(前記第1の突出部1hと第2の突出部1jの位置
関係と同様、第3の突出部1rに対向した位置に設けら
れている)がそれぞれ設けられており、前記第3の突出
部1rの先端部1mは球状を成している。又、第3及び
第4の突出部1r,1nは、不図示の第3の軸1pと第
4の軸1qを結んだ軸に対して略垂直な方向に設けられ
ている。
【0025】上記ベローズ1cは例えばポリエチレン樹
脂により作られ、いわゆる蛇腹形状を成している。
【0026】また、前記第1の保持鏡筒1eには、透明
なガラスで出来た第1のガラス板1aが隙間が生じない
様に接着により固定されており、前記第2の保持鏡筒1
kには、透明なガラスで出来た第2のガラス板1bが隙
間を生じない様に接着により固定されている。又、前記
ベローズ1cの一端は上記第1の保持鏡筒1eに隙間の
ない様に接着されており、他端は上記第2の保持鏡筒1
kに隙間のない様に接着されている。したがって、前述
した様に、第1の保持鏡筒1eと第1のガラス板1aと
ベローズ1cと第2の保持鏡筒1kと第2のガラス板1
bによって密閉された空間が形成され、ここにシリコン
オイルの様な液体1dが充填される。
【0027】上記カバー2は例えばポリカーボネイト樹
脂で作られ、略円環形状をなし、第1の軸受け部2a、
第2の軸受け部2b、第3の軸受け部2cと、第4の軸
受け部2d、第1のスリット部2e、第2のスリット部
2f、第1の穴2g、第2の穴2h、第1乃至第4の取
付けリブ2i,2j,2k,2r(2j,2k,2rは
2iと同一の形状をしており、図1では図示せず)、及
び、第1,第2のピン2m,2nを有する。
【0028】前記第1乃至第4の取付けリブ2i,2
j,2k,2rには、それぞれビス穴が設けられてい
る。また、第1の軸受け部2aと第2の軸受け部2bを
結んだ方向と、第3の軸受け部2cと第4の軸受け部2
dを結んだ方向は、光軸に垂直で且つ互いに垂直になる
様になっている。
【0029】また、前記第1の軸受け部2aは所定の深
さを有する穴であり、前記第2の軸受け部2bはカバー
2の内径側と外形側を貫通する穴である。そして、前記
第1の軸受け部2aには可変頂角プリズム1の第1の軸
1gが嵌合され、前記第2の軸受け部2bには可変頂角
プリズム1の第2の軸1f(尚、該第2の軸1fは第1
の穴1f’に圧入等の手段により固定される)が嵌合さ
れる。この様な状態において、前記第2の軸受け部2b
よりカバー2の外部へ露出した第2の軸1fの頭部は、
図2に示すように、カバー2に固定された第1の板バネ
1sによりその軸方向に付勢されている。この第1の板
バネ1sは、カバー2に設けられたピン2mにその穴1
s’が嵌合され、熱カシメを行う等の手段により固定さ
れている。
【0030】 また、前記第3の軸受け部2cは上記第
1の軸受け部2aと同様に所定の深さを有する穴であ
り、前記第4の軸受け部2dは上記第2の軸受け部2b
と同様にカバー2の内径側と外径側を貫通する穴であ
る。そして、前記第3の軸受け部2cには可変頂角プリ
ズム1の第3の軸1p(不図示)が嵌合され、前記第4
の軸受け部2dには可変頂角プリズム1の第2の軸1q
(尚、該第4の軸1qは第2の穴1q’に圧入等の手段
により固定される)が嵌合される。この様な状態におい
て、前記第4の軸受け部2dよりカバー2の外部へ露出
した第4の軸1qの頭部は、上記第2の軸1fの頭部と
同様、カバー2に固定された第2の板バネ1tによりそ
の軸方向に付勢されている。この第2の板バネ1tは、
カバー2に設けられたピン2nにその穴1t’が嵌合さ
れ、熱カシメを行う等の手段により固定されている。
【0031】上記第1のフォトインタラプタ8はカバー
2の第1の穴2gに嵌め込まれ、接着等の手段により固
定されている。そして、該第1のフォトインタラプタ8
のスリット部は可変頂角プリズム1の第1の保持鏡筒1
eに設けられた第2の突出部1jが通る様に構成されて
おり、更に該突出部1jは可変頂角プリズム1の水平方
向の頂角が0度の近傍でフォトインタラプタ8の発光部
と受光部の間を「遮光する」,「遮光しない」各状態に
切り換えることが可能な寸法形状となっている。
【0032】また、上記第2のフォトインタラプタ9は
カバー2の第2の穴2hに嵌め込まれ、接着等の手段に
より固定されている。そして、該第2のフォトインタラ
プタ9のスリット部は可変頂角プリズム1の第2の保持
鏡筒1kに設けられた不図示の第4の突出部1nが通る
様に構成されており、更に該突出部1nは可変頂角プリ
ズム1の垂直方向の頂角が0度の近傍でフォトインタラ
プタ9の発光部と受光部の間を「遮光する」,「遮光し
ない」各状態に切り換えることが可能な寸法形状となっ
ている。
【0033】以上の様な構成にすることにより、可変頂
角プリズム1の第1の保持鏡筒1eは第1及び第2の軸
1g,1fを介してカバー2により略垂直方向に軸支さ
れ、また、第2の保持鏡筒1kは第3,第4の軸1p,
1qを介してカバー2により略水平方向に軸支され、前
記第1の保持鏡筒1eの第1の突出部1hに光軸と平行
な方向の力が作用すると、可変頂角プリズム1の水平方
向の頂角(以下、ヨー角と記す)が変化し、又前記第2
の保持鏡筒1kに設けられた第3の突出部1rに光軸と
平行な方向の力が作用すると、可変頂角プリズム1の垂
直方向の頂角(以下、ピッチ角と記す)が変化する。
【0034】上記撮影レンズ3は、レンズ鏡筒3a、撮
影光学系3s,3t,3u,3v(図2参照)、絞り3
w、不図示の変倍用アクチュエータ、及び、不図示のピ
ント合せ用アクチュエータを有する周知の撮影レンズで
ある。
【0035】 前記レンズ鏡筒3aの前方部分の外周部
には第1乃至第4のフランジ3i,3j,3k,3r
(3iは不図示)が設けられ、これら第1乃至第4のフ
ランジ3i,3j,3k,3rには穴が設けられてお
り、不図示のビスをこれら穴に貫通させ、前記カバー2
に設けられた第1乃至第4の取付けリブ2i,2j,2
k,2r(2i以外は不図示)に設けられたネジ穴に締
める事により、前述の可変頂角プリズム1が装着された
カバー2は該レンズ鏡筒3aに固定されることになる。
また、該レンズ鏡筒3aには第1,第2のステッピング
モータ4,5を固定するための穴3b,3c,3d,3
eが設けられており、該穴3b,3c,3d,3eにビ
スを介して第1及び第2のステッピングモータ4,6が
固定される。さらにレンズ鏡筒3aにはCCDホルダ部
3mが設けられ、固体撮像素子(CCD)が固定され
る。
【0036】 上記第1のステッピングモータ4は、周
知のPM型ステッピングモータであるモータ部4a、該
モータ部4aのロータの回転軸に一体で設けられたリー
スクリュー4b、該リードスクリュー4bを軸支する
軸受けを有する取付けアングル4f、該取付けアングル
4fに固定されたガイドバー4c、及び、該ガイドバー
4cと嵌合するスリーブを有し且つ前記リードスクリュ
4bと嵌合するネジ部を有するリードナット部4dに
より構成されている。そして、前記リードナット4dは
前記モータ部4aのロータの回転に応じて光軸方向に移
動する。
【0037】上記第1の動力伝達レバー5は例えばポリ
アセタール樹脂を成形して作られており、第1の軸受け
部5aと第2の軸受け部5bを有する。
【0038】前記第1の軸受け部5aは、前述の第1の
ステッピングモータ4のリードナット部4dに設けられ
た球状をした先端部4eをガタなく軸支し、前記第2の
軸受け部5bは、前述の可変頂角プリズム1の第2の保
持鏡筒1kに設けられた第3の突出部1rの球形状を成
す先端部1mをガタなく軸支する。
【0039】ここで、図3により前記第1の動力伝達レ
バー5の第1及び第2の軸受5a,5bと可変頂角プリ
ズム1の第3の突出部1rの先端部1m、及び、第1の
ステッピングモータ4のリードナット部4dに設けられ
た球状の先端部4eの関係について説明する。
【0040】 なお、図3においては、動力伝達レバー
5の第2の軸受部5bと可変頂角プリズム1の第3の突
出部1rに設けられた球形の先端部1mの関係のみを示
しているが、動力伝達レバー5の第1の軸受部5aと第
1のステッピングモータ4のリードナット部4dに設け
られた球状の先端部4eの関係も全く同様である。
【0041】図3に示す様に、動力伝達レバー5の第2
の軸受部5bには、第1乃至第4のバネ部5b1 ,5b
2 ,5b3 ,5b4 (5b2 ,5b4 は不図示)、球面
状の摺動部5b5 、及び、顎部5b6 が設けられてお
り、前記顎部5b6 の内径は可変頂角プリズム1の第3
の突出部1rの球状の先端部1mの外径よりも所定の量
だけ小さく、また、前記球面状の摺動部5b5 の径は上
記第3の突出部1rの球状の先端部1mの径と同じであ
る。
【0042】この様な寸法形状であるために、可変頂角
プリズム1の第3の突出部1rの先端部1mは、動力伝
達レバー5の第2の軸受部5bに圧入により取付けられ
る。そして、組立て状態において、動力伝達レバー5の
第1乃至第4のバネ部5b1,5b2 ,5b3 ,5b4
は可変頂角プリズム1の第3の突出部1rの球状部1m
を該動力伝達レバー5の球面状の摺動部5b5 に付勢す
る働きを持つ。
【0043】上記の様な構成であるために、動力伝達レ
バー5は可変頂角プリズム1の第3の突出部1rの先端
部1mを中心として、いずれの方向にも回転自由度を有
する。また、同様に、動力伝達レバー5は第1のステッ
ピングモータ4のリードナット部4dに設けられた球状
の先端部4eを中心として、いずれの方向にも回転自由
度を有する。
【0044】この様に、第1のステッピングモータ4の
リードナット部4dと可変頂角プリズム1の第2の保持
鏡筒1kが動力の損失を生じず、且つ、ガタなく連結さ
れるために、第1のステッピングモータ4の回転に応じ
て正確に可変頂角プリズム1のピッチ角が変化する。
【0045】 上記第2のステッピングモータ6は、周
知のPM型ステッピングモータであるモータ部6a、該
モータ部6aのロータの回転軸に一体で設けられたリー
スクリュー6b、該リードスクリュー6bを軸支する
軸受けを有する取付けアングル6f、該取付けアングル
6fに固定されたガイドバー6c、及び、該ガイドバー
6cと嵌合するスリーブを有し且つ前記リードスクリュ
6bと嵌合するネジ部を有するリードナット部6dに
より構成されている。そして、前記リードナット6dは
前記モータ部6aのロータの回転に応じて光軸方向に移
動する。
【0046】上記第1の動力伝達レバー7は例えばポリ
アセタール樹脂を成形して作られており、第1の軸受け
部6aと第2の軸受け部6bを有する。
【0047】前記第1の軸受け部6aは、前述の第2の
ステッピングモータ6のリードナット部6dに設けられ
た球状をした先端部6eをガタなく軸支し、前記第2の
軸受け部6bは、前述の可変頂角プリズム1の第1の保
持鏡筒1eに設けられた第1の突出部1hの球形状を成
す先端部1iをガタなく軸支する。
【0048】上記の様な構成であるために、動力伝達レ
バー7は可変頂角プリズム1の第1の突出部1hの先端
部1iを中心として、いずれの方向にも回転自由度を有
する。また、同様に、動力伝達レバー7は第2のステッ
ピングモータ6のリードナット部6dに設けられた球状
の先端部6eを中心として、いずれの方向にも回転自由
度を有する。
【0049】この様に、第2のステッピングモータ6の
リードナット部6dと可変頂角プリズム1の第1の保持
鏡筒1eが動力の損失を生じず、且つ、ガタなく連結さ
れるために、第2のステッピングモータ6の回転に応じ
て正確に可変頂角プリズム1のヨー角が変化する。
【0050】次に、本発明の第1の実施例における防振
装置の回路構成について、図2を用いて説明する。
【0051】図2において、10,11は振動センサで
あるところの例えば第1,第2の振動ジャイロであり、
第1の振動ジャイロ10は、レンズ鏡筒3aもしくは不
図示のビデオカメラ本体に、図1に示すピッチ方向にレ
ンズが揺れた場合のみに該レンズが揺れる速度に応じた
電圧を出力するべく固定されており、第2の振動ジャイ
ロ11は、同じくレンズ鏡筒3aもしくは不図示のビデ
オカメラ本体に、図1に示すヨー方向にレンズが揺れた
場合のみに該レンズが揺れる速度に応じた電圧を出力す
るべく固定されている。
【0052】12は上記振動ジャイロ10,11からの
角速度信号がバッファアンプ15,16を介して入力さ
れるマイクロコンピュータ等の制御回路であり、第1乃
至第4の入力端子12a,12b,12c,12dと第
1乃至第4の出力端子12e,12f,12g,12h
を有する。
【0053】 そして、前記第1の入力端子12aは前
記第1の振動ジャイロ10の出力を増幅するバッファア
ンプ15の出力端子に接続されており、第2の入力端子
12bは前記第2のフォトインタラプタ9の出力端子に
接続されている。又、前記第3の入力端子12cは前記
第2の振動ジャイロ11の出力を増幅するバッファアン
プ16の出力端子に接続されており、第4の入力端子1
2dは前記第1のフォトインタラプタ8の出力端子に接
続されている。
【0054】 また、前記制御回路12の第1の出力端
子12eは第1の駆動回路13の第1の入力端子13a
に接続され、第2の出力端子12fは第1の駆動回路1
3の第2の入力端子13bに接続されている。又、制御
回路12の第3の出力端子12gは第2の駆動回路14
の第1の入力端子14aに接続され、第4の出力端子
2hは第1の駆動回路14の第2の入力端子14bに接
続されている。
【0055】 前記第1の駆動回路13の第1乃至第4
の出力端子13c,13d,13e,13f(図2では
13d〜13fは不図示)は第1のステッピングモータ
4に接続されている。また、第2の駆動回路14の第1
乃至第4の出力端子14c,14d,14e,14f
(14d〜14fは不図示)は第2のステッピングモー
タ6(図には不図示)に接続されている。これら第
1,第2の駆動回路13,14は周知の駆動回路であ
り、第1の入力端子13a,14aへの入力がハイレベ
ルかローレベルかでステッピングモータの回転方向が決
定され、第2の入力端子13b,14bにパルスが入力
する毎にステッピングモータを回転せしめるものであ
る。
【0056】次に、上記構成における防振装置の本発明
に係る部分の動作について、図4及び図5のフローチャ
ートにしたがって説明する。なお、図4は本実施例の防
振装置の防振動作(以下、メインループと呼ぶ)を示す
フローチャートであり、図5は図4のメインループに割
込み、メインループの情報に基づいてモータ駆動させる
割込み処理を示すプログラムである。
【0057】図2に示す制御回路12に電源が投入され
ることにより、図4のステップ100からのピッチ,ヨ
ーのステッピングモータ4,6の制御を行う。 [ステップ101] ピッチ,ヨーカウンタをリセット
する。 [ステップ102] 不図示の電源スイッチがONか否
かを判別し、OFFであればステップ103へ進み、O
Nであればステップ106へ進む。 [ステップ103] 上記のステップ100と同様、第
1,第2の駆動回路13,14を介してピッチ,ヨーの
ステッピングモータ4,6を初期位置(リセット位置)
に移動させる。 [ステップ104] 上記ピッチ,ヨーのステッピング
モータ4,6の駆動を停止する。 [ステップ105] 電源をOFFにしてこの動作を終
了する。
【0058】上記ステップ102において不図示の電源
スイッチONであれば、前述したようにステップ106
へ進む。 [ステップ106] 不図示の防振スイッチがONか否
かを判別し、ONであればステップ109へ進み、OF
Fであればステップ107へ進む。 [ステップ107] 第1,第2の駆動回路13,14
を介してピッチ,ヨーのステッピングモータ4,6を駆
動し、可変頂角プリズム1を可動中心へ位置させる。 [ステップ108] 上記ピッチ,ヨーのステッピング
モータ4,6の駆動を停止し、ステップ106へ戻る。 [ステップ109] 振動ジャイロ10,11よりバッ
ファアンプ15,16を通してヨー,ピッチ方向の角速
度信号を取り込み、内蔵するA/D変換部にてA/D変
換する。
【0059】[ステップ110] 上記ステップ109
でA/D変換したヨー,ピッチ方向の角速度信号を積分
し、角変位信号に変換する。
【0060】ここで、上記角変位信号はステッピングモ
ータ4,6の位置情報であり、これにしたがって該ステ
ッピングモータ4,6を駆動することにより、上記の様
にして可変頂角プリズム1のヨー角、ピッチ角が設定さ
れ、後述するようにして防振が可能となる。 [ステップ111] ここではヨー方向の角変位信号と
ヨーカウンタの値とを比較し、等しければステップ11
5へ進み、等しくなければステップ112へ進む。 [ステップ112] ここではヨー方向の角変位信号が
ヨーカウンタの値よりも大きいか否かを判別し、大きけ
ればステップ113へ進み、そうでなければステップ1
14へ進む。 [ステップ113] ヨー方向の角変位信号がヨーカウ
ンタの値よりも大きいので、ヨー方向駆動用のステッピ
ングモータ6を時計回りに駆動する。そしてステップ1
16へ進む。 [ステップ114] ヨー方向の角変位信号がヨーカウ
ンタの値に等しいか小さいため、ヨー方向駆動用のステ
ッピングモータ6を反時計回りに駆動する。そしてステ
ップ116へ進む。 [ステップ115] ヨー方向の角変位信号とヨーカウ
ンタの値が等しいため、ヨー方向駆動用のステッピング
モータ6は所望の位置にあるとして、該ステッピングモ
ータ6を停止させる。そしてステップ116へ進む。 [ステップ116] ここではピッチ方向の角変位信号
とピッチカウンタの値とを比較し、等しければステップ
120へ進み、等しくなければステップ117へ進む。 [ステップ117] ここではピッチ方向の角変位信号
がピッチカウンタの値よりも大きいか否かを判別し、大
きければステップ118へ進み、そうでなければステッ
プ119へ進む。 [ステップ118] ピッチ方向の角変位信号がピッチ
カウンタの値よりも大きいので、ピッチ方向駆動用のス
テッピングモータ4を時計回りに駆動する。そしてステ
ップ120へ進む。 [ステップ119] ピッチ方向の角変位信号がピッチ
カウンタの値に等しいか小さいため、ピッチ方向駆動用
のステッピングモータ4を反時計回りに駆動する。そし
てステップ120へ進む。 [ステップ120] ピッチ方向の角変位信号とピッチ
カウンタの値が等しいため、ピッチ方向駆動用のステッ
ピングモータ4は所望の位置にあるとして、該ステッピ
ングモータ4を停止させる。そしてステップ121へ進
む。 [ステップ121] サンプリングタイム1msecを経過
したか否かを判別し、経過していなければこのステップ
に留まり、経過することによりステップ102へ戻り、
再び同様の動作を繰り返す。
【0061】次に、図5を用いてピッチ,ヨー方向の駆
動を行うステッピングモータ4,6を実際に駆動する為
の信号を作成する割込み処理について説明する。
【0062】図5に示す割込み処理は、前述の通り、図
4に示されるメインループの情報によってモータを駆動
するクロックパルスを作ると共に、ヨー,ピッチのカウ
ンタをアップダウンカウントさせるものであり、図4に
示すメインループの任意のタイミングに所定の時間間隔
で発生する。なお、この図5はヨー方向の防振動作のみ
を示すフローチャートであるが、ピッチ方向の防振動作
も全く同様にしておこなわれるため、ここでは省略して
いる。 [ステップ200] ヨー方向駆動の割込みが入ったか
否かを判別し、割込みがあった場合にはステップ201
へ進む。 [ステップ201] ヨー方向のメインループで作られ
た駆動情報がステッピングモータ6を停止させるべく情
報であるか否かを判別し、そうであった場合にはステッ
プ202へ進み、そうでなければステップ203へ進
む。 [ステップ202] ここではヨー方向のメインループ
で作られた駆動情報がステッピングモータ6を停止させ
るべく情報であるため、該ステッピングモータ6を停止
させる。これは、図2の制御回路12の出力端子12f
から駆動回路13の入力端子13bへの駆動パルスを停
止することにより実現される。そしてステップ212へ
進む。 [ステップ203] ここではヨー方向のメインループ
で作られた駆動情報がステッピングモータ6を駆動させ
るべく情報であるため、次にこの駆動方向が時計回りで
あるか否かの判別を行う。この結果、時計回りであれば
ステップ204へ進み、反時計回りであればステップ2
08へ進む。 [ステップ204] ステッピングモータ6を時計回り
に回転させる。これは、制御回路12の出力端子12e
から駆動回路13の入力端子13aへ出力する駆動方向
信号をローレベルにし、制御回路12の出力端子12f
から駆動回路13の入力端子13bへ駆動パルスを出力
することにより実現される。 [ステップ205] ヨー割込みカウンタを「1」アッ
プさせる。 [ステップ206] 上記ヨー割込みカウンタの値が任
意の定数Aに達したか否かを判別し、≠Aであるならば
ステップ213へ進み、任意の定数Aに達した、つまり
=Aであるならばステップ207へ進む。 [ステップ207] ヨーカウンタの値を「1」アップ
させる。
【0063】上記ステップ203においてステッピング
モータ6を反時計回りに駆動させることが判別された場
合には、前述した様にステップ208へと進む。 [ステップ208] ステッピングモータ6を反時計回
りに回転させる。これは、制御回路12の出力端子12
eから駆動回路13の入力端子13aへ出力する駆動方
向信号をハイレベルにし、制御回路12の出力端子12
fから駆動回路13の入力端子13bへ駆動パルスを出
力することにより実現される。 [ステップ209] ヨー割込みカウンタを「1」アッ
プさせる。 [ステップ210] 上記ヨー割込みカウンタの値が任
意の定数Aに達したか否かを判別し、≠Aであるならば
ステップ213へ進み、任意の定数Aに達した、つまり
=Aであるならばステップ211へ進む。 [ステップ211] ヨー駆動方向が反時計回りなの
で、ヨーカウンタの値を「1」ダウンさせる。 [ステップ212] メインループで作られた駆動情報
(モータ駆動方向、モータ停止)を割込みプログラムに
取り込む。 [ステップ213] ヨーモータを駆動するためのクロ
ックを作る次の割込みまでの時間を設定する。
【0064】以上の図4及び図5の一連の動作を行うこ
とによって防振制御が行われる。
【0065】次に、図6のフローチャートを用いて可変
頂角プリズム1の初期位置(可動中心よりのずれ量)の
記憶について説明する。 [ステップ300] 第1,第2の駆動回路13,14
を介してピッチ,ヨーのステッピングモータ4,6を初
期位置(リセット位置)に移動させる。 [ステップ301] ここではヨー方向に関して、可変
頂角プリズム1が可動中心に位置するか否かを判別し、
可動中心でなければステップ302へ進み、可動中心で
あればステップ303へ進む。 [ステップ302] カウンタOFFSET−Yを「+
1」する。 [ステップ303] ここではピッチ方向に関して、可
変頂角プリズム1が可動中心に位置するか否かを判別
し、可動中心でなければステップ304へ進み、可動中
心であればステップ305へ進む。 [ステップ304] カウンタOFFSET−Pを「+
1」する。 [ステップ305] 上記カウンタOFFSET−Yと
上記カウンタOFFSET−Pそれぞれの値を制御回路
12に内蔵されるEEPROMに書き込む。
【0066】以上の動作、つまりステッピングモータ
4,6の位置をリセットする為のリセットセンサの位置
と防振OFF時に可変頂角プリズム1を位置させるべく
可動中心の位置とのずれ量を記憶させておく動作を防振
制御を開始する前に行う様にし、防振制御時にはその点
を中心に可変頂角プリズム1を制御することで、防振性
能を向上させることができる。
【0067】以上の実施例によれば、可変頂角プリズム
の可動中心位置をリセット位置から測定してEEPRO
Mに記憶させるようにしているため、ステッピングモー
タの絶対位置を、リセット位置を基準として知ることが
できる。これによって、防振を行う前にリセット動作を
一度行うだけで、マイクロコンピュータは可動中心から
の現在の可変頂角プリズムの位置を知ることができ、防
振性能を向上させることができる。
【0068】また、防振OFF時には、オープンループ
制御可能なステッピングモータの駆動を停止させ、可変
頂角プリズムを可動中心に固定させる様にしているた
め、撮影時の不具合、つまり撮影者が向けているカメラ
の方向とずれた方向の被写体像を撮影してしまうといっ
た不具合を無くすことができる。
【0069】また、電源OFF時には、可変頂角プリズ
ムをリセット位置に駆動してから電源を切るようにして
いるため、電源投入時のリセットに要する時間を短くす
ることが可能となる。
【0070】(変形例)本実施例では、光学的補正手段
として可変頂角プリズムを用いているが、これに限定さ
れるものではなく、撮影光軸に対して垂直方向の異なる
2方向にシフトして防振を行うシフト光学系や、慣性を
利用して防振を行う光学系を用いたものであっても同様
の効果を得ることができる。
【0071】また、光学的補正手段(可変頂角プリズ
ム)を駆動する為の動力源として電磁モータを用いてい
るが、これに限定されるものではなく、パルス制御によ
って駆動可能なアクチュエータであれば、例えば超音波
モータのようなアクチュエータでも良い。
【0072】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、常に光学的補正手段の絶対位置を知る事ができ、こ
のことによって防振性能を向上させると共に、防振動作
停止時に、意図しない方向の画像が撮影されることを防
止し、更には電源投入してから防振動作を可能とするま
での時間を短くすることができる防振装置を提供できる
ものである。
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における防振装置の機械的部
分を示す分解斜視図である。
【図2】図1の防振装置の断面及び電気ブロックを示す
機構図である。
【図3】図1の動力伝達レバーと可変頂角プリズムの突
出部との関係を示す断面図である。
【図4】図1の防振装置の本発明に係る部分の動作を示
すフローチャートである。
【図5】同じく図1の防振装置の本発明に係る部分の動
作を示すフローチャートである。
【図6】同じく図1の防振装置の本発明に係る部分の動
作を示すフローチャートである。
【図7】従来の防振装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 可変頂角プリズム 4 第1及び第2のステッピングモータ 10,11 振動ジャイロ 12 制御回路 13,14 第1及び第2の駆動回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−157732(JP,A) 特開 平3−214114(JP,A) 特開 平3−269418(JP,A) 特開 平3−5738(JP,A) 特開 平4−39616(JP,A) 特開 平5−100279(JP,A) 特開 平3−121435(JP,A) 特開 平1−298332(JP,A) 特開 平1−130144(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置に加わる振れを検出する振動検出手
    段と、前記振れに起因する撮像面上での像振れを補正す
    る為の光学的補正手段と、パルス信号により制御され
    る、前記光学的補正手段の駆動および保持を行うアクチ
    ュエータと、防振動作に先立って、前記光学的補正手段
    の定められた光学中心位置と前記アクチュエータのリセ
    ット位置とのずれ量を算出し、これを記憶手段に記憶さ
    せるずれ量算出手段と、前記振動検出手段からの信号よ
    り前記光学的補正手段の駆動量を算出し、この算出結果
    及び前記記憶手段に記憶されたずれ量に基づいて前記ア
    クチュエータの駆動を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、防振動作の状態から該防振動作を停止
    する際には、前記アクチュエータを駆動してリセット動
    作を行わせ、次いで前記ずれ量に基づいて前記光学的補
    正手段を前記光学中心位置に保持させた後、防振動作を
    停止し、防振動作の状態から電源のオフ操作がなされた
    場合には、前記アクチュエータのリセット動作を行わせ
    てリセット位置に保持させた後、電源供給を断つように
    することを特徴とする 防振装置。
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