JP3151898B2 - 電子式水深計 - Google Patents

電子式水深計

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JP3151898B2
JP3151898B2 JP35754991A JP35754991A JP3151898B2 JP 3151898 B2 JP3151898 B2 JP 3151898B2 JP 35754991 A JP35754991 A JP 35754991A JP 35754991 A JP35754991 A JP 35754991A JP 3151898 B2 JP3151898 B2 JP 3151898B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子式水深計に関し、詳
細には、潜水時に、減圧停止時間や浮上時間を考慮した
安全活動可能時間を知らせる電子式水深計に関する。
【0002】
【従来の技術】水深深く潜水する場合には、減圧症が問
題となる。そこで、従来から電子式水深計が考案されて
おり、この従来の電子水深計は、一般に、潜水した後浮
上する際の減圧症を防止するための浮上方法を表示す
る。例えば、従来の電子式水深計は、一般に、米海軍等
が作成した減圧表を利用し、水深深度とその滞留時間に
応じて、浮上時に必要な減圧深度(減圧停止のために滞
留する深度)と減圧停止時間(指定された減圧深度に滞
留していなければならない時間)を計算し、ディスプレ
イ表示している。したがって、ダイバーは、潜水を行っ
た場合、浮上に際して、電子水深計のディスプレイの表
示に従って減圧深度に到達すると、浮上を停止し、減圧
に必要な時間(減圧停止時間)だけ、その深度に停止し
て減圧を行う。この浮上方法を潜水深度及び滞留時間に
応じて表示される減圧停止深度及び減圧停止時間に従っ
て行うことにより、減圧症を防止することができる。ま
た、従来の電子式水深計においては、ガスボンベの残圧
から残り潜水可能時間を算出し、算出した潜水可能時間
をディスプレイに表示出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子式水深計にあっては、ガスボンベの残圧
のみから残り潜水可能時間を算出して、表示するように
なっていたため、減圧潜水が必要でないときには、潜水
可能時間がそのまま実際に潜水可能な時間となるが、減
圧潜水が必要な潜水のときには、従来の潜水可能時間に
は、その減圧停止必要な時間が考慮されていないため、
実際に潜水活動可能な時間とディスプレイに表示される
潜水可能時間とにずれが生じる。その結果、ディスプレ
イに表示される潜水可能時間に従って潜水活動を行なう
と、減圧停止のための時間が足りなくなり、安全な潜水
を行なうことができないという問題があった。そこで、
本発明は、減圧停止時間や浮上に必要な時間を考慮して
活動可能時間を算出し、活動可能時間を実際に潜水活動
の可能な時間と一致させることにより、潜水の安全性を
向上させることを目的としている。
【0004】上記目的を達成するため、請求項1記載の
発明は、潜水時における人体の組織内不活性ガス分圧の
浮上時における安全許容限界量を記憶する安全限界量記
憶手段と、圧力を検出する圧力検出手段と、この圧力検
出手段で検出された圧力に基づいて前記安全限界量記憶
手段の記憶する安全許容限界量から浮上時に必要な減圧
条件を設定する減圧条件設定手段と、潜水に使用するガ
ス量から潜水可能時間を算出する潜水時間可能算出手段
と、この潜水可能時間算出手段の算出結果及び前記減圧
条件設定手段の設定結果に基づいて安全活動可能時間を
算出する安全活動可能時間算出手段と、この安全活動可
能時間算出手段の算出結果を所定の出力形態で出力する
出力手段と、を備えたことを特徴としている。この場
合、例えば、請求項2に記載するように、前記減圧条件
設定手段は、減圧停止水深及び減圧停止時間を設定し、
前記安全活動可能時間算出手段が、前記潜水可能時間算
出手段の算出した潜水可能時間から該減圧停止時間を減
算して前記安全活動可能時間を算出し、また、請求項3
に記載するように、前記減圧条件設定手段が、減圧停止
水深及び減圧停止時間を設定し、前記安全活動可能時間
算出手段が、前記潜水可能時間算出手段の算出した潜水
可能時間から該減圧停止時間及び該現在の水深から所定
の浮上速度で減圧停止水深まで及び減圧停止水深から水
面まで浮上するのに要する浮上時間を減算して前記安全
活動可能時間を算出する。さらに、請求項4に記載する
ように、前記減圧条件設定手段が、減圧停止水深及び減
圧停止時間を設定し、前記安全活動可能時間算出手段
が、減圧停止を必要としないときには、前記潜水可能時
間算出手段の算出した潜水可能時間から現在の水深から
所定の浮上速度で水面まで浮上するのに要する浮上時間
を減算して前記安全活動可能時間を算出し、減圧停止を
必要とするときには、前記潜水可能時間算出手段の算出
した潜水可能時間から該減圧停止時間及び該現在の水深
から所定の浮上速度で該減圧停止水深まで及び該減圧停
止水深から水面まで浮上するのに要する浮上時間を減算
して前記安全活動可能時間を算出する。また、前記組織
内不活性ガスは、例えば、請求項5に記載するように、
窒素ガスであり、前記出力手段は、例えば、請求項
記載するように、表示出力手段である。
【0005】
【作用】本発明では、潜水時における人体の組織内不活
性ガス(例えば、窒素ガス)分圧の浮上時における安全
許容限界量を安全限界量記憶手段に記憶し、圧力検出手
段が圧力を検出し、減圧条件設定手段が、前記圧力検出
手段で検出された圧力に基づいて、前記安全限界量記憶
手段の記憶する安全許容限界量から浮上時に必要な減圧
条件を設定する。さらに、潜水可能時間算出手段が、潜
水に使用するガス量から潜水可能時間を算出する。この
潜水可能時間算出手段の算出結果及び前記減圧条件設定
手段の設定結果に基づいて、安全活動可能時間算出手段
が、安全活動可能時間を算出する。この場合、前記減圧
条件設定手段が、減圧停止水深及び減圧設定時間を設定
し、前記安全活動可能時間算出手段が、前記潜水可能時
間算出手段の算出した潜水可能時間から該減圧停止時間
を減算して前記安全活動可能時間を算出する。また、前
記減圧条件設定手段が、減圧停止水深及び減圧停止時間
を設定し、前記安全活動可能時間算出手段が、前記潜水
可能時間算出手段の算出した潜水可能時間から該減圧停
止時間及び所定の浮上速度で該現在の水深から該減圧停
止水深まで及び該減圧停止水深から水面まで浮上するの
に要する浮上時間を減算して前記安全活動可能時間を算
出する。さらに、前記減圧条件設定手段が、減圧停止水
深及び減圧停止時間を設定し、前記安全活動可能時間算
出手段が、減圧停止を必要としないときには、現在の水
深から所定の浮上速度で水面まで浮上するのに要する浮
上時間を減算して前記安全活動可能時間を算出し、減圧
停止を必要とするときには、前記潜水可能時間算出手段
の算出した潜水可能時間から該減圧停止時間及び所定の
浮上速度で該現在の水深から該減圧停止水深まで及び該
減圧停止水深から水面まで浮上するのに要する浮上時間
を減算して前記安全活動可能時間を算出する。この安全
活動可能時間算出手段の算出結果を、出力手段により、
所定の出力形態で出力、例えば、表示出力する。したが
って、潜水において、減圧潜水を必要とする場合におい
ても、潜水可能時間として、減圧停止や浮上に要する時
間を考慮した安全活動可能時間を算出し、出力すること
ができる。この結果、潜水において、出力される安全活
動可能時間に従って潜水することより、安全活動可能時
間内に減圧停止や浮上をも行なうことができ、潜水にお
ける安全性を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図6は、本発明に係る電子式水深計の一
実施例を示す図である。図1及び図2は、電子式水深計
1の外観図であり、電子式水深計1は、その本体ケース
2に、表示部3と各種スイッチ4、5、6が設けられて
いる。
【0007】表示部3としては、例えば、液晶表示装置
が用いられており、各種モード設定に応じた表示が行わ
れる。図1及び図2の表示部3の表示内容については、
後述する。
【0008】スイッチ4、5、6は、各種動作モード
(例えば、時計モードと水深計モード)の切換や水深計
モードでの計測開始のスタート/ストップ指示及び各種
モードでの表示内容の切り換えや修正等を行うのに使用
する。
【0009】図3は、電子式水深計1の回路ブロック図
であり、電子式水深計1は、発振回路11、分周回路1
2、計時計数回路13、CPU(Central Processing U
nit)14、ROM(Read Only Memory)15、RAM(R
andom Access Memory)16、圧力センサ17、増幅回路
18、A/D変換回路19、ボンベ20、圧力センサ2
1、増幅回路22、A/D変換回路23、スイッチ部2
4、表示駆動回路25及び表示部3を備えている。
【0010】発振回路11は、水晶、抵抗及び容量等で
構成された、いわゆる水晶発振回路であり、一定周波数
の原クロック信号を発生する。
【0011】分周回路12は、例えば、バイナリーカウ
ンターを数段組み合わせることにより形成されており、
発振回路11から入力される原クロック信号を分周し
て、時計用の基準信号として利用できる1Hzの基準ク
ロック信号を生成して計時計数回路13に出力する。計
時計数回路13は、この分周回路12からの基準クロッ
ク信号により現在時刻や潜水開始時からの経過時間等を
計時して、CPU14に出力し、CPU14は、計時計
数回路13から入力される計時データに基づいて、表示
駆動回路21を駆動することにより、現在時刻や潜水開
始からの経過時間等を表示出力させる。
【0012】ROM15内には、電子式水深計1として
のプログラムやその他のモード処理に必要な各種プログ
ラム、特に、安全活動時間の算出プログラム等が記憶さ
れているとともに、潜水時における人体の組織内不活性
ガス分圧(例えば、窒素ガス分圧)の浮上時における安
全許容限界量が記憶されている。このROM15に記憶
される安全許容限界量としては、例えば、米国海軍の減
圧表が記憶される。この減圧表には、半飽和時間やM値
が設定されており、半飽和時間とは、当該人体組織にお
ける不活性ガスの飽和量の50%になるまでの時間で、
M値とは、人体の各半飽和時間組織にどのくらいまでな
ら不活性ガスが溶け込んでも規定の浮上速度内であれば
安全な許容不活性ガス分圧、すなわち最大許容過飽和圧
で、この値を安全許容限界量とみなすことができる。し
たがって、ROM15は、人体の浮上時における安全許
容限界量を記憶する安全限界量記憶手段として機能す
る。そしてこの値を超えると、所定の水深において体内
不活性ガス分圧がM値以下に下がるまで停止(減圧停
止)しなければならず、それまで浮上することは許され
ない。
【0013】RAM16は、ワークメモリとして使用さ
れ、また、潜水時の各種データを潜水記録データとして
記憶する。すなわち、RAM16には、図4に示すよう
に、各種データ領域が形成され、RAM16の各データ
記憶領域には、潜水時間T、半飽和時間H、安全係数
K、今回の体内窒素分圧Q、前回の体内窒素分圧P、呼
吸ガスの窒素分圧N、ボンベ圧より算出した残り活動可
能時間Tb、無減圧潜水時間Tm、減圧停止時間Tg、
減圧停止深度Dg、残り安全活動可能時間Ts及び減圧
停止時間の累積Tr等を記憶する。ここで、残り活動可
能時間Tbとは、ボンベ20のガスがなくなるまでの時
間であり、残り安全活動可能時間Tsとは、残り活動可
能時間Tbから減圧停止や浮上に必要な時間を減算した
時間である。
【0014】CPU14は、ROM15内のプログラム
に従って電子式水深計1の各部を制御し、電子式水深計
1としての各種処理、例えば、計時計数回路13からの
入力に基づく潜水時間の算出処理、後述するセンサ17
からの信号に基づく潜水深度の算出処理、さらに、安全
活動時間算出・表示処理や時計としての処理等を行う。
【0015】圧力センサ17は、圧電素子等から構成さ
れ、環境圧力、特に、水圧を検出して、検出結果を増幅
回路18に出力する。増幅回路18は、圧力センサ17
から入力される検出信号を増幅し、A/D変換回路19
に出力する。A/D変換回路19は、増幅回路18から
入力されるアナログの検出信号をディジタル変換し、C
PU14に出力する。また、CPU14は、この検出信
号に基づいて、水深を算出し、算出した水深と滞留時間
に基づいて人体の複数の組織部所毎の体内窒素分圧を算
出する。CPU14は、この算出した体内窒素分圧とR
OM15に記憶する減圧表から減圧停止水深が必要であ
るか判断し、必要であれば、その減圧停止水深や減圧停
止時間を算出する。
【0016】ボンベ20には、潜水に必要なガス、例え
ば、酸素ガスが封入されており、このボンベ20のガス
を使用してダイバーが潜水を行なう。
【0017】圧力センサ21には、ボンベ20のガス圧
が導入されており、圧力センサ21は、このボンベ20
の圧力を検出して、増幅回路22に出力する。増幅回路
22は、圧力センサ21から入力される検出信号を増幅
し、A/D変換回路23に出力する。A/D変換回路2
3は、増幅回路22から入力されるアナログの検出信号
をディジタル変換し、CPU14に出力する。また、C
PU14は、この検出信号に基づいて、潜水可能時間を
算出する。さらに、CPU14は、後述するように、こ
の潜水可能時間及び上記水深や潜水時間及び減圧停止深
度、減圧停止時間及び標準浮上速度から安全活動時間を
算出する。また、CPU14は、この算出した安全活動
時間を表示部3に表示出力させる。したがって、CPU
14は、潜水に使用するガス量から潜水可能時間を算出
する潜水可能時間算出手段として機能する。
【0018】スイッチ部24は、上記各種スイッチ4、
5、6を総称したものであり、CPU14は、このスイ
ッチ部24の操作状態を検出して、スイッチ部20の操
作に対応した処理を行なう。
【0019】表示駆動回路25は、CPU14の制御下
で駆動して、CPU14から入力される表示データに応
じて表示部3を駆動する。この表示駆動回路25の駆動
により表示部3に各種データが表示される。
【0020】次に、作用を説明する。以下の作用の説明
にあたっては、簡単のため、不活性ガスが窒素だけであ
る場合について説明するが、本発明は、窒素だけに限る
ものではなく、潜水において人体組織に影響を与え、減
圧症を生じさせるような不活性ガス一般について適用す
ることができる。
【0021】潜水を行なうと、ダイバーの人体組織内窒
素分圧は、一般に、潜水水深が深くなるに従って増加す
る。すなわち、所定水圧のもとで滞留していると、人体
組織内窒素分圧は、滞留時間の経過とともに徐々に増加
し、水圧に対応した体内窒素分圧へと飽和する。したが
って、所定の水深より深い水深で潜水を継続すると、体
内窒素分圧が増加し、この体内窒素分圧が所定量を超え
ると、減圧停止を行なう必要が生じる。この減圧停止が
必要となるかどうかで、安全活動可能時間が異なること
となる。すなわち、減圧に必要な時間は、実際に活動で
きる時間とはいえず、安全のために使用しなければなら
ない時間であり、実際に活動できる安全活動可能時間
は、この減圧に必要な時間や浮上に必要な時間を活動可
能時間から減算する必要がある。
【0022】そこで、本実施例では、図5に示すよう
に、潜水経路X1で潜水したときには、水深Aが減圧停
止を必要としない水深であることから、時点T0におけ
る残り安全活動時間Tsは、残り活動時間Tbをそのま
ま採用するが、水深Bまで潜水して水深Cで減圧停止を
必要とする潜水経路X2で潜水したときには、時点T0
における残り安全活動時間Tsは、残り活動時間Tbか
ら減圧停止時間Tgを減算した時間を残り安全活動時間
Tsとして算出している。
【0023】すなわち、水深計モードに設定され、スタ
ートスイッチが投入されると、図6に示すように、ま
ず、イニシャル処理を行なって各種レジスタ等を初期化
し(ステップS1)、潜水が開始されると、潜水時間の
計時を開始するとともに、圧力センサ17及び圧力セン
サ21による水圧及びボンベ20の残圧の検出を行なう
(ステップS2)。この検出結果に基づいて、水深、呼
吸ガスの窒素分圧N及び残り活動時間Tbを算出する
(ステップS3)。この呼吸ガスの窒素分圧Nは、次式
により算出し、水深の算出は、従来から水深計で行なっ
ている水深の算出方法による。 N=0.79×水圧 ……(1)
【0024】次に、今回の体内窒素分圧Qを算出する
(ステップS4)。この今回の体内窒素分圧Qは、次式
により算出する。 Q=P+(N−P)×(1−0.5(TIM/H)) ……(2) ここで、Pは、T時間(分)前の窒素分圧、すなわち前
回の体内窒素分圧(bar)、Nは、上記呼吸ガスの窒
素分圧(bar)、Hは、半飽和時間(min)であ
る。上記(2)式により今回の体内窒素分圧Qを算出す
ると、この今回の体内窒素分圧Qと、ROM15に記憶
されている安全許容限界量M10と比較して、今回の体
内窒素分圧Qが安全許容限界量M10を超えているかど
うかチェックする(ステップS5)。この安全許容限界
量M10は、水深10フィートでの減圧停止が必要にな
る値である。
【0025】今回の体内窒素分圧Qが安全許容限界量M
10よりも小さいときには、減圧が必要となるまでの時
間である無減圧潜水時間Tmを算出する(ステップS
6)。この無減圧潜水時間Tmは、次式により算出す
る。 Tm=−H×log(1−F)/log2 ……(3) ここで、Fは、次式により与えられる。 F=(M10−P)/(N−P) ……(4) 上記(3)式において、1−F>0なる条件の上でのみ
Tmは、成立して、計算が可能であるので、1>Fすな
わち、M10<N、なる条件が成立することが前提とな
る。すなわち、ダイバーの呼吸ガスの窒素分圧Nが安全
許容限界量を越えた場合であり、この条件が満たされて
いない場合は、その状態をいつまで続けても体内窒素分
圧が安全許容限界量を越えることがない。
【0026】次に、残り安全活動時間Tsとして、残り
活動時間Tbから減圧停止時間の累積Trを減算した値
をセットする(ステップS7)。ところが、いま、図5
に示す経路X1で潜水したとすると、減圧停止時間の累
積Trは、「0」であるため、残り活動時間Tbの時間
がそのまま残り安全活動時間Tsの時間となる。次に、
今回の体内窒素分圧Qを前回の体内窒素分圧Pにセット
し(ステップS8)、表示出力を行なう。この表示出力
では、いま、無減圧潜水を行なっているので、図1に示
したように、水深、潜水時間、無限圧潜水時間及び安全
活動可能時間等を表示部3に表示出力する。また、図1
において「FREE」なる表示は、減圧の必要がないこ
とを示している。
【0027】表示出力を行なうと、潜水終了かどうかチ
ェックし(ステップS10)、潜水終了でないときに
は、ステップS2に戻って、水圧の検出及びボンベ圧の
検出を同様に行なって、処理を繰り返す。
【0028】次に、ダイバーが、図5に示す経路X2で
潜水したときには、今回体内窒素分圧Qは、時間の経過
とともに徐々に増加し、安全許容限界量M10以上にな
る。ステップS5で、今回の体内窒素分圧Qが安全許容
限界量M10以上になると、CPU14は、減圧停止時
間Tg及び減圧停止深度Dgを算出し(ステップS1
1)、減圧停止時間Tgの累算処理(Tr←Tr+T
g)を行なって、減圧停止時間の累積Trを求める(ス
テップS12)。この減圧停止水深Dgは、N>Mnと
なるnの値であり、次式により決定される。 Dg=n ……(5) ここで、n=10、20、30…である。
【0029】また、減圧停止時間Tgは、減圧停止深度
で算出した深度のM値を使用して、次式により算出す
る。 Tg=−H×log(1−F)/log2 ……(6) 但し、F=(Mn−P)/(N−P) 減圧停止時間の累積Trを求めると、ステップS7に移
行し、上記同様に、残り活動時間Tbから減圧停止時間
の累積Trを減算して、残り安全活動時間Tsを算出す
る。
【0030】この残り安全活動時間Tsは、次式により
算出する。 Ts=Tb−Tr ……(7) このステップS7で、減圧停止時間の累積Trを算出す
るのは、図5では、減圧停止を1回のみ行なう場合につ
いて示してあるが、潜水深度によっては、複数回の減圧
停止を行なう必要が生じる場合があり、このような場合
に、各減圧停止時間を累算するためである。前回の体内
窒素分圧Pとして今回の体内窒素分圧Qをセットして、
表示出力を行なう(ステップS9)。この表示出力で
は、いま、減圧停止潜水を行なっているので、図2に示
したように、水深、潜水時間、減圧停止水深、減圧停止
時間及び安全活動可能時間等を表示部3に表示出力す
る。また、図2において「STOP」なる表示は、減圧
停止が必要なことを示している。
【0031】このように、減圧停止を必要とする潜水に
おいても、減圧停止に必要な時間を考慮した安全活動可
能時間を算出して、表示出力することができ、潜水にお
ける安全性を向上させることができる。
【0032】図7〜図9は、本発明の電子式水深計の他
の実施例を示す図であり、本実施例は、浮上に要する時
間をも考慮して、安全活動可能時間を算出するものであ
る。また、本実施例は、上記図1から図3に示した電子
式水深計1と同様の電子式水深計に適用したものであ
り、本実施例の説明において、上記図1〜図3において
使用した符号をそのまま使用して、その説明を省略す
る。
【0033】本実施例の電子式水深計1は、そのRAM
16に、図7に示すように、上記実施例と同様に、潜水
時間T、半飽和時間H、安全係数K、今回の体内窒素分
圧Q、前回の体内窒素分圧P、呼吸ガスの窒素分圧N、
ボンベ圧より算出した残り活動可能時間Tb、無減圧潜
水時間Tm、減圧停止時間Tg、減圧停止深度Dg、残
り安全活動可能時間Ts及び減圧停止時間の累積Tr等
を記憶するとともに、浮上時間Tiを記憶する。
【0034】本実施例では、図8に示すように処理を行
ない、本処理は、図6に示した処理において、残り安全
活動時間Tsの算出を浮上時間Tiを考慮したものであ
る。そこで、図8の説明においては、図6と同様の処理
ステップには、同一のステップ番号付して、その説明を
省略する。
【0035】図8において、イニシャライズ処理、水圧
及びボンベ圧の検出を行なうと、水深、呼吸ガスの窒素
分圧N及び残り活動時間Tbの算出を行ない、今回の体
内窒素分圧Qを算出する(ステップS1〜ステップS
4)。この体内窒素分圧Qが安全許容限界量M10に達
していないときには、無限圧潜水時間Tmを算出する。
無限圧潜水時間Tmを算出すると、浮上時間Tiを算出
する(ステップS21)。この浮上時間Tiの算出は、
次式により行なう。 Ti=水深/平均浮上速度 ……(8) ここで、平均浮上速度は、スイッチ部24の操作により
ダイバーが入力するか、過去のログデータを参照するこ
とにより設定する。いま、図9の経路X1に示す無限圧
潜水、すなわち減圧停止を必要としない潜水を行なって
いる場合であるので、浮上時間は、図9に示すTibの
みであり、浮上時間Tiは、Ti=Tibとなる。
【0036】次に、残り安全活動時間Tsを算出する
(ステップS22)。この残り安全活動時間Tsの計算
は、次式に示すように、残り活動時間Tbから減圧停止
時間の累積Tr及び浮上時間Tiを減算することにより
算出する。 Ts=Tb−Tr−Ti ……(9) 残り安全活動時間Tsを算出すると、前回の体内窒素分
圧Pとして今回の体内窒素分圧Qをセットし(ステップ
S8)、表示出力を行なって(ステップS9)、潜水終
了かどうかチェックする(ステップS10)。
【0037】潜水終了でなければ、ステップS2に戻
り、同様に、水圧及びボンベ圧の検出を行なう(ステッ
プS2)。この水圧及びボンベ圧から水深、呼吸ガスの
窒素分圧N、残り活動時間Tb及び今回の体内窒素分圧
Qを算出し(ステップS3、S4)、今回の体内窒素分
圧Qを安全許容限界量M10と比較する(ステップS
5)。今回の体内窒素分圧Qが安全許容限界量M10以
上であると、減圧停止が必要な潜水を行なっていると判
断して、減圧停止時間Tg及び減圧停止深度Dgを算出
し(ステップS11)、減圧停止時間Tgの累算処理
(Tr←Tr+Tg)を行なって、減圧停止時間の累積
Trを求める(ステップS12)。減圧停止時間の累積
Trを算出すると、ステップS21に移行して、浮上時
間Tiを算出する。いま、減圧停止を必要とする場合で
あるので、図9に示す経路X2で潜水を行なったとする
と、この場合の浮上時間Tiは、図9に示すように、T
i=Tia1+Tia2となる。したがって、浮上時間
Tiとして、現在の水深から減圧停止水深Dgに浮上す
るまでの時間Tia1と、減圧停止水深Dgから水面に
浮上するまでに要する時間Tia2との合計の時間を採
用することができる。
【0038】次に、残り安全活動時間Tsを同様に上記
(8)式に従って算出し(ステップS22)、今回の体
内窒素分圧Qを前回の体内窒素分圧Pにセットして(ス
テップS8)、表示出力を行なう(ステップS9)。
【0039】ステップS10で、潜水終了かどうかチェ
ックし、潜水終了でないときには、ステップS2に戻っ
て同様の処理を繰り返す。ステップS10で、潜水終了
のときには、処理を終了する。
【0040】このように、本実施例によれば、残り安全
活動時間Tsを、残り活動時間Tbから浮上時間Tiを
減算して求めているので、残り安全活動時間Tsとし
て、実際に潜水活動を行なうことができる時間を求め
て、表示出力することができる。その結果、減圧停止時
間や浮上に必要な時間を、人間が考慮することなく、表
示出力される残り安全活動時間Tsの時間だけ、潜水活
動を行なうことができ、潜水における安全性をより一層
向上させることができる。特に、減圧潜水を必要としな
い、場合においても、残り活動時間Tbから浮上時間T
iを減算して、残り安全活動時間Tsを算出しているの
で、減圧潜水を必要としない場合においても、浮上に必
要な時間を人間が考慮することなく、表示出力される残
り安全活動時間Tsの時間だけ、潜水活動を行なうこと
ができ、安全性を向上させることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、潜水において、減圧潜
水を必要とする場合においても、潜水可能時間として、
減圧停止に要する時間及び浮上時間を考慮した安全活動
可能時間を算出し、出力することができる。その結果、
潜水において、出力される安全潜水時間に従って潜水す
ることより、安全潜水時間内に減圧停止や浮上をも行な
うことができ、潜水における安全性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子式水深計の減圧を必要としない場
合の表示を行なっている外観図。
【図2】本発明の電子式水深計の減圧を必要とする場合
の表示を行なっている外観図。
【図3】本発明の電子式水深計の回路ブロック図。
【図4】本発明の一実施例におけるRAMに記憶される
データの一部を示す図。
【図5】本発明の一実施例の作用説明図。
【図6】本発明の一実施例の電子式水深計の各種動作処
理を示すフローチャート。
【図7】本発明の他の実施例におけるRAMに記憶され
るデータの一部を示す図。
【図8】本発明の他の実施例の電子式水深計の各種動作
処理を示すフローチャート。
【図9】本発明の他の実施例の作用説明図。
【符号の説明】
1 電子式水深計 2 本体ケース 3 表示部 4、5、6 スイッチ 11 発振回路 12 分周回路 13 計時計数回路 14 CPU 15 ROM 16 RAM 17 圧力センサ 18 増幅回路 19 A/D変換回路 20 ボンベ 21 圧力センサ 22 増幅回路 23 A/D変換回路 24 スイッチ部 25 表示駆動回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 13/00 B63C 11/02 G01L 7/00 G04G 1/00 315

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜水時における人体の組織内不活性ガス
    分圧の浮上時における安全許容限界量を記憶する安全限
    界量記憶手段と、圧力を検出する圧力検出手段 と、この圧力検出手段で検出された圧力 に基づいて前記安全
    限界量記憶手段の記憶する安全許容限界量から浮上時に
    必要な減圧条件を設定する減圧条件設定手段と、 潜水に使用するガス量から潜水可能時間を算出する潜水
    可能時間算出手段と、 この潜水可能時間算出手段の算出結果及び前記減圧条件
    設定手段の設定結果に基づいて安全活動可能時間を算出
    する安全活動可能時間算出手段と、 この安全活動可能時間算出手段の算出結果を所定の出力
    形態で出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする電子式水深計。
  2. 【請求項2】 前記減圧条件設定手段が、減圧停止水深
    及び減圧停止時間を設定し、前記安全活動可能時間算出
    手段が、前記潜水可能時間算出手段の算出した潜水可能
    時間から該減圧停止時間を減算して前記安全活動可能時
    間を算出することを特徴とする請求項1記載の電子式水
    深計。
  3. 【請求項3】 前記減圧条件設定手段が、減圧停止水深
    及び減圧停止時間を設定し、前記安全活動可能時間算出
    手段が、前記潜水可能時間算出手段の算出した潜水可能
    時間から該減圧停止時間及び所定の浮上速度で該現在の
    水深から減圧停止水深まで及び減圧停止水深から水面ま
    で浮上するのに要する浮上時間を減算して前記安全活動
    可能時間を算出することを特徴とする請求項1記載の電
    子式水深計。
  4. 【請求項4】 前記減圧条件設定手段が、減圧停止水深
    及び減圧停止時間を設定し、前記安全活動可能時間算出
    手段が、減圧停止を必要としないときには、前記潜水可
    能時間算出手段の算出した潜水可能時間から所定の浮上
    速度で現在の水深から水面まで浮上するのに要する浮上
    時間を減算して前記安全活動可能時間を算出し、減圧停
    止を必要とするときには、前記潜水可能時間算出手段の
    算出した潜水可能時間から該減圧停止時間及び該現在の
    水深から所定の浮上速度で該減圧停止水深まで及び該減
    圧停止水深から水面まで浮上するのに要する浮上時間を
    減算して前記安全活動可能時間を算出することを特徴と
    する請求項3記載の電子式水深計。
  5. 【請求項5】 前記組織内不活性ガスが、窒素ガスであ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子
    式水深計。
  6. 【請求項6】 前記出力手段が、表示出力手段であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子式水
    深計。
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