JP3053137B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP3053137B2
JP3053137B2 JP1850792A JP1850792A JP3053137B2 JP 3053137 B2 JP3053137 B2 JP 3053137B2 JP 1850792 A JP1850792 A JP 1850792A JP 1850792 A JP1850792 A JP 1850792A JP 3053137 B2 JP3053137 B2 JP 3053137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に関し、
特に文書の任意の部分に対して印字フォーマットを設定
する範囲の設定及びその範囲の解除に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ディスプレイやドット印
字方式による印字機構を備えたワードプロセッサなどに
おいては、その制御装置内にテキストメモリを設け、キ
ーボードなどから入力した複数の文書のデータをこのテ
キストメモリに記憶できるようになっている。ところ
で、文書データの入力中に、文書の任意の部分に対して
アンダーラインやボールドなどの文字修飾や書体や文字
サイズなどを含む印字フォーマットを設定できるよう
に、これら印字フォーマットのデータの為のメモリが別
途制御装置内に設けられている。
【0003】即ち、例えば、文書データ「ABCDE
F」のうち文字列「ABC」にアンダーラインを施す場
合には、先ず文字「A」にカーソルを移動させてアンダ
ーラインモードを設定し、次にカーソル移動キー或いは
アンダーラインキーを操作してカーソルを文字「C」に
移動させ、アンダーラインモードを解除する。その結
果、各文字「A」、「B」、「C」のコードデータに対
して、アンダーラインを指示する文字修飾データが夫々
付随して設けられ、これらの文字例「ABC」はこの文
字修飾データに基いてアンダーライン付きでディスプレ
イに表示され、印字される。
【0004】ところで、この文字修飾データとしては、
1バイト或いは2バイトからなり、アンダーラインやボ
ールドなどを含む種々の文字修飾の各々は、所定のビッ
トに割当てられており、文字修飾を設定したときには、
その対応するビットに「1」のフラグデータが設定され
る。一方、前記アンダーラインを解除するときには、前
記同様にアンダーライン解除モードを設定し、カーソル
移動キー或いはアンダーラインキーを操作する。その結
果、アンダーラインを解除された各文字コードに付随す
る文字修飾データの対応するビットに「0」のフラグデ
ータが設定され、これら各文字はアンダーラインを伴わ
ずに表示され、印字される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のワードプロセッサなどにおいては、入力した文書の任
意の部分に文字修飾などの印字フォーマットを自由に設
定することが可能であるが、この文書の部分に設定した
印字フォーマットを解除する場合には、印字フォーマッ
トを設定したときと略同様に、カーソル移動キーなどを
操作してその印字フォーマットを設定した各文字につい
て解除操作しなければならず、印字フォーマットの解除
の為の操作が煩雑になること、印字フォーマットを設定
する印字フォーマットデータを格納する為に、大容量の
メモリを必要とすること、などの問題がある。
【0006】本発明の目的は、文書の任意の部分に印字
フォーマットを設定する設定範囲の解除操作を簡単化で
きるような文書処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文書処理装
置は、文字や記号及び種々の指令を入力する為の入力手
段と、複数の文字や記号をディスプレイに表示する表示
手段と、ドット列により印字する印字ヘッドを含む印字
手段とを備えた文書処理装置において、入力手段から入
力された複数の文字や記号からなる文書のデータを記憶
するテキストメモリと、テキストメモリに記憶された文
書の任意の部分に対して印字フォーマット設定用の範囲
指定する為に、入力手段を介して文書データ中に入力設
定され、範囲開始を指示する開始データ及び範囲終了
を指示する終了データと、前記文書データを表示手段の
ディスプレイに表示させるとともに、前記開始データと
終了データに夫々対応する設定開始マークと設定終了マ
ークを表示手段のディスプレイに表示させる表示制御手
段と、前記入力手段に設けられ且つ文字や記号の消去を
指示する消去用キーと、前記消去用キーを介して設定開
始マークと設定終了マークの一方が消去されたときに他
方のマークを消去するとともに開始データと終了データ
を消去するデータ消去手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明に係る文書処理装置においては、入力手
段から入力された複数の文字や記号からなる文書のデー
タはテキストメモリに記憶される。一方、このテキスト
メモリに記憶された文書の任意の部分に対して印字フォ
ーマットを適用する範囲を指定する為に、その設定範囲
の範囲開始を指示する開始データとその設定範囲の範囲
終了を指示する終了データとが、入力手段を介して文書
データ中に入力設定される。表示制御手段は、文書デー
タをディスプレイに表示させ、且つ開始データと終了デ
ータに夫々対応する設定開始マークと設定終了マークを
ディスプレイに表示させる。入力手段には、文字や記号
の消去を指示する消去用キーが設けられており、データ
消去手段は、消去用キーを介して設定開始マークと設定
終了マークの一方が消去されたときに他方のマークを消
去するとともに開始データと終了データを消去する
【0009】このように、開始データと終了データとを
用いて、文書の任意の部分に対して印字フォーマットを
設定する範囲を指定するとともに、開始データと終了デ
ータに夫々対応する設定開始マークと設定終了マークが
ディスプレイに表示され、消去用キーを介して設定開始
マークと設定終了マークの一方を消去したときには他方
のマークがディスプレイから消去され且つ開始データと
終了データがテキストメモリから消去される。従って、
印字フォーマットのデータを文書部分の各文字について
設定する必要がなく、印字フォーマットのデータの為の
記憶容量を大幅に低減させることができる。そして、一
旦設定した印字フォーマットの設定とその設定範囲を簡
単な操作で解除することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る文書処理装置によれば、
〔作用〕の項で説明したように、テキストメモリと、開
始データ及び終了データと、消去用キーと、表示制御手
段と、データ消去手段とを設け、開始データと終了デー
タとを用いて、文書の任意の部分に対して印字フォーマ
ットを設定する範囲を指定できるので、この印字フォー
マットのデータを文書部分の各文字について設定する必
要がなく、印字フォーマットのデータの為の記憶容量を
大幅に低減させることができる。 そして、開始データと
終了データに夫々対応する設定開始マークと設定終了マ
ークをディスプレイに表示でき、消去用キーを介して設
定開始マークと設定終了マークの一方を消去したときに
は他方のマークが消去され且つ開始データと終了データ
も消去されるので、印字フォーマットの設定とその設定
範囲を解除する解除操作が大幅に簡単化する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、アルファベット文字や記号など
の多数のキャラクタを印字用テープに印字可能な英語専
用のテープ印字装置に本発明を適用した場合のものであ
る。図に示すように、テープ印字装置1の本体フレー
ム2の前部にはキーボード3が配設され、キーボード3
の後方で本体フレーム2内には印字機構PMが配設さ
れ、またキーボード3の後方には文字や記号を表示可能
な液晶ディスプレイ22が設けられている。キーボード
3には、アルファベットや数字や記号を入力する為の文
字キー、スペースキー、リターンキー、文書を作成する
文書作成キー、文書作成を終了する終了キー、カーソル
Kを右方或いは左方に移動させるカーソル移動キー、カ
ーソル表示位置の1桁左側の文字や記号を消去するバッ
クスペースキー、書体を選択する書体キー、アンダーラ
イン修飾を施す為のアンダーラインキー、ボールド修飾
を施す為のボールドキー、白抜きの修飾を施す為の白抜
きキー、影文字の修飾を施す為の影文字キー、各種の文
字修飾範囲を設定する設定キー、印字を指令する印字キ
ー、種々の設定・指令等を取消す取消しキー、電源をO
N・OFFする為の電源キーなどが設けられている。
尚、バックスペースキーが消去用キーに相当するもので
ある。
【0012】次に、図に基いて印字機構PMについて
簡単に説明すると、印字機構PMに着脱自在に矩形状の
テープ収納カセットCSが装着されており、このテープ
収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅約2
4mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール6
と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール8
と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9と、
印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が剥離
紙を外側にして巻装された供給スプール11と、これら
印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接合ロ
ーラ12とが回転自在に設けられている。印字用テープ
5とインクリボン7とが重なる位置には、サーマルヘッ
ド13が立設され、これら印字用テープ5とインクリボ
ン7とをサーマルヘッド13に押圧するプラテンローラ
14と、印字用テープ5と両面テープ10とを接合ロー
ラ12に押圧する送りローラ15とは支持体16に回転
可能に枢支されている。このサーマルヘッド13には、
128個の発熱素子からなる発熱素子群が上下方向に列
設されている。
【0013】従って、テープ送りモータ24(図
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ5
上には複数のドット列により文字やバーコードが印字さ
れ、しかも印字用テープ5は両面テープ10を接合した
状態でテープ送り方向Aにテープ送りされる。尚、印字
機構PMの詳細については、特開平2─106555号
公報を参照。
【0014】次に、テープ印字装置1の制御系は、図
のブロック図に示すように構成されている。キーボード
3と、液晶ディスプレイ(LCD)22に表示データを
出力する為の表示用RAMを有するディスプレイコント
ローラ(LCDC)23と、サーマルヘッド13を駆動
する為の駆動回路25と、テープ送りモータ24を駆動
する為の駆動回路26と、警告用ブザー20の為の駆動
回路21とは制御装置Cの入出力インターフェース27
に夫々接続されている。制御装置Cは、CPU29と、
このCPU29にデータバスなどのバス28を介して接
続された入出力インターフェース27、CGROM3
0、ROM31・32及びRAM40とから構成されて
いる。
【0015】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。ROM(アウトラインデータメモリ)31に
は、キャラクタを印字する為に多数のキャラクタの各々
に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ
(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明朝
系書体など)毎に分類されコードデータに対応させて格
納されている。
【0016】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、テキストメモリ41の各コー
ドデータに対応するアウトラインデータからドットデー
タに変換処理して印字バッファ45に展開するイメージ
展開処理制御プログラム、印字バッファ4のデータを
順次読出してサーマルヘッド13やテープ送りモータ2
4を駆動する印字駆動制御プログラム、本願特有の後述
のテープ印字制御の制御プログラムなどが格納されてい
る。尚、前記イメージ展開処理制御プログラムには、キ
ャラクタにボールドやアンダーラインや白抜きなどの文
字修飾処理制御の為の各種のサブルーチンが含まれてい
る。
【0017】RAM40のラインバッファ41には、キ
ーボード3から入力された複数の文字や記号のコードデ
ータからなる文書データが一時的に格納される。テキス
トメモリ42には、ラインバッファ41からの文書デー
タが格納される。印字バッファ43には、イメージ展開
された文字や記号の印字データが格納される。
【0018】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図〜図
のフローチャートに基いて説明する。この制御におい
ては、アンダーライン、ボールド、白抜きなど、文書の
任意の部分に対して種々の文字修飾が可能であるが、こ
れらを設定する為の設定制御は何れにおいても同様なの
で、特にアンダーラインを設定する場合について説明す
るものとする。尚、図中符号Si(i=10、11、1
2・・・・)は各ステップである。電源キー操作により
電源が投入されるとこの制御が開始され、先ず各メモリ
41〜43をクリアするなどの初期設定が実行され(S
10)、文書データを作成する為に文書作成キーが操作
されたときには(S11・S12:Yes)、その後の
文字キー等の操作により入力された複数のコードデータ
からなる文書データをラインバッファ41に格納すると
ともに、そのコードデータをディスプレイ22に表示す
る一方、終了キーの操作によりラインバッファ41の文
書データをテキストメモリ42に格納する文書作成処理
が実行され(S13)、S11に戻る。例えば、図
示すように文字列「ABCDEFHIJ」が入力された
ときには、ラインバッファ41とテキストメモリ42と
にこれら文字列のコードデータが順次格納され、図
示すようにこれら文字列がディスプレイ22に表示され
る。
【0019】次に、カーソル右移動キー又はカーソル左
移動キーが操作されたときには(S11:Yes、S1
2:No、S14:Yes)、カーソル表示位置とカー
ソル移動キーの種類に基いてカーソルKが移動可能なと
きには(S15:Yes)、カーソル表示位置がカーソ
ル移動キーの種類に基いて1桁右側或いは1桁左側に移
動され(S16)、S11に戻る。しかし、カーソル表
示位置が文字列の先頭のときにカーソル左移動キーが操
作されたとき、或いはカーソル表示位置が文字列の末尾
のときにカーソル右移動キーが操作されたときには(S
15:No)、警告の為にブザー20が鳴動される(S
17)。次に、文字列にアンダーライン修飾を施す為に
アンダーラインキーが操作されたときには(S11:Y
es、S12・S14:No、S18:Yes)、アン
ダーライン設定処理制御(図参照)が実行される(S
19)。
【0020】この制御が開始されたときに、アンダーラ
インの設定が可能か否かつまりカーソル表示位置に文字
コードがあるか否かが判定され、文字コードがあるとき
には(S30:Yes)、先ずカーソル表示位置の文字
が反転表示される。例えば、図に示すように、カーソ
ル移動キーの操作で文字「D」上にカーソルKを移動し
てアンダーラインキーが操作されたときには、この文字
「D」が反転表示される。次に、カーソル移動キーが操
作されたときに(S32・S33:Yes)、カーソル
Kの移動が可能なときには(S34:Yes)、カーソ
ル表示位置がカーソル移動キーの種類に基いて1桁右側
或いは1桁左側に移動され、移動先の文字が通常表示な
らば(S35:Yes)、その文字が反転表示され(S
36)、S32に戻る。即ち、これら文字列の反転表示
によりアンダーライン修飾を施す範囲が指定される。例
えば、図1に示すようにカーソル右移動キーを2回操
作したときには、文字「DEF」が反転表示される。
尚、カーソル移動キーが操作され(S32・33:Ye
s)、且つカーソルKの移動可能なときに(S34:Y
es)、移動先の文字が反転表示されていたならば(S
35:No)、その文字の反転表示が中止されて通常に
表示され(S37)、S32へ戻る。また、カーソル移
動キーが操作されたときに(S32・S33:Ye
s)、カーソルKの移動が不可能なときには(S34:
No)、ブザー12が鳴動され(S38)、S32へ戻
る。
【0021】次に、設定キーが操作されたときには(S
32:Yes、S33:No、S39:Yes)、ライ
ンバッファ41の文書データにおいて、このアンダーラ
イン設定範囲の先頭位置にアンダーラインを設定する為
の設定データSDが格納され(S41)、更にこの設定
データSDを含むアンダーライン設定範囲の先頭に開始
コードSCが挿入格納されるとともに、この設定範囲の
末尾に終了コードECが挿入格納され、ラインバッファ
41の文書データがテキストメモリ42に格納される
(S42)。
【0022】ここで、この設定データSDについて説明
すると、この設定データSDは、例えば1バイトからな
り、ビット「0」〜ビット「7」の各々に対応させて、
アンダーラインの為の設定フラグ、ボールドの為の設定
フラグ、イタリック書体の為の設定フラグ・・・・など
が夫々特定のビットに割当てられており、設定されたと
きには「1」のフラグデータが格納されるようになって
いる。例えば、図1に示すように、文字列「DEF」
をアンダーライン設定範囲として、その設定範囲の先頭
位置にアンダーライン設定を含む設定データSDが格納
されるとともに、その設定範囲の先頭に開始コードSC
が挿入格納され、またこの設定範囲の末尾に終了コード
ECが挿入格納される。
【0023】次に、これら設定範囲を指示する文字列の
反転表示が中止され(S43)、ラインバッファ41の
文書データがディスプレイ22に表示され(S44)、
この制御を終了してリターンする。例えば、図1に示
すように、文字列「ABCDEFHIJ」が表示される
とともに、アンダーライン設定範囲の先頭に設定開始マ
ークSMが表示されるとともに、その範囲の末尾に設定
終了マークEMが表示される。尚、取消しキーが操作さ
れたときには(S32:Yes、S33・S39:N
o、S40:Yes)、前記S43、S44が実行され
た後、この制御を終了してリターンされる。また、カー
ソル移動キー、設定キー及び取消しキー以外のキーが操
作されたときには(S32:Yes、S33・S39・
S40:No)、ブザー12が鳴動され(S38)、S
32へ戻る。
【0024】次に、文字消去の為にバックスペースキー
が操作されたときには(S11:Yes、S12・S1
4・S18:No、S20:Yes)、消去処理制御
(図参照)が実行される(S21)。この制御が開始
されたときに、カーソルKがラインバッファ41内の先
頭文字に対応する表示位置でなく(S50:No)、し
かもカーソルKの左側のコードデータが開始コードSC
でも終了コードECでもないときつまり文字コードのと
きには(S51・S52:No)、カーソルKの左側の
コードデータがラインバッファ41から夫々消去される
とともに、その消去されたコードデータに後続する各コ
ードデータが先頭アドレス方向に移動され、更にライン
バッファ41の文書データがテキストメモリ4に格納
され(S56)、ラインバッファ41内の最新の文書デ
ータがディスプレイ22に表示され(S55)、この制
御を終了してリターンする。
【0025】一方、カーソルKの左側のコードデータが
開始コードSCのとき(S51:Yes)、又は終了コ
ードSCのときには(S51:No、S52:Ye
s)、開始コードSCと終了コードECと設定データS
Dとがラインバッファ41から消去され(S53)、そ
の消去されたこれらコードデータに後続する各コードデ
ータが先頭アドレス方向に移動されるとともに、ライン
バッファ41の文書データがテキストメモリ4に格納
され(S54)、ラインバッファ41内の最新の文書デ
ータがディスプレイ22に表示される(S55)。例え
ば、図1に示すように、アンダーライン設定マークS
M、EM及び文書「ABCDEFHIJ」が表示されて
いるときに、カーソルKを文字「D」又は「H」に移動
後、バックスペースキーが操作されたときには、図
示すようにこれら開始マークSMと終了マークEMとの
表示が消去され、文書のみが表示される。
【0026】次に、文書作成キー、カーソル移動キー、
アンダーラインキー及びバックスペースキー以外のキー
が操作されたときには(S11:Yes、S12・S1
4・S18・S20:No)、操作されたキーに対応す
る処理制御が実行される(S22)。例えば、印字キー
が操作されたときには、テキストメモリ42の文書デー
タに基いて印字処理が実行される。ここで、この印字処
理については本発明と直接関係しないので簡単に説明す
ると、、テキストメモリ42から順次読出したコードデ
ータに対応するアウトラインデータが読出されるととも
に、印字文字の拡大率が求められ、この拡大率を用いて
アウトラインデータを拡大処理及び文字修飾処理が行な
われ、更にこの処理後のアウトラインデータからドット
データである印字データが作成され、印字機構PMで印
字処理される。
【0027】以上説明したように、開始コードSCと終
了コードECとを用いて、文書の任意の部分に対して文
字修飾を設定する範囲を指定するとともに、開始コード
SCと終了コードECとの何れか一方を消去するのに伴
って、他方のコードデータSC・ECも同時に消去され
るので、設定範囲の解除操作が大幅に簡単化する。従っ
て、アンダーライン付きを指示する設定データSDを文
書部分の各文字について設定する必要がなく、設定デー
タSDの為の記憶容量を大幅に低減させることができ
る。
【0028】尚、前記テープ印字制御においては、アン
ダーラインを設定する設定制御について説明したが、こ
れ以外にボールドや影文字や文字サイズなどの所謂印字
フォーマットを設定するように制御することが可能であ
る。尚、表示機構や印字機構を備えるとともにテキスト
メモリを設け、種々の印字フォーマットで印字可能な欧
文ワードプロセッサや日本語ワードプロセッサなどの文
書処理装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るテープ印字装置の平面図
である。
【図2】印字機構の概略平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図4】テープ印字制御の概略フローチャートである。
【図5】アンダーライン設定処理制御の概略フローチャ
ートである。
【図6】消去処理制御のサブルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図7】ラインバッファ内のデータ構成を説明する説明
図である。
【図8】入力した文字列を表示した表示例を示す図であ
る。
【図9】文字修飾の設定開始時における文字列の表示例
を示す図である。
【図10】文字修飾の設定終了時における文字列の表
例を示す図である。
【図11】開始コードと終了コード及び設定データを含
む文書データを示す相当図である。
【図12】文字修飾を施した文字列の表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 22 液晶ディスプレイ 29 CPU 31 ROM 32 ROM 40 RAM 42 テキストメモリ C 制御装置 PM 印字機構 EC 終了コード SC 開始コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−53263(JP,A) 特開 平4−348459(JP,A) 特開 昭63−125979(JP,A) 特開 平4−291451(JP,A) 特開 昭63−20672(JP,A) 特開 平5−135044(JP,A) 特開 平3−268163(JP,A) 特公 平2−38972(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/36 B41J 5/30 B41J 21/00 B41J 29/26 G06F 3/12 G06F 3/153 340

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号及び種々の指令を入力する為
    の入力手段と、複数の文字や記号をディスプレイに表示
    する表示手段と、ドット列により印字する印字ヘッドを
    含む印字手段とを備えた文書処理装置において、 前記入力手段から入力された複数の文字や記号からなる
    文書のデータを記憶するテキストメモリと、 前記テキストメモリに記憶された文書の任意の部分に対
    して印字フォーマット設定用の範囲指定する為に、前記
    入力手段を介して文書データ中に入力設定され、範囲
    開始を指示する開始データ及び範囲終了を指示する終了
    データと、前記文書データを表示手段のディスプレイに表示させる
    とともに、前記開始データと終了データに夫々対応する
    設定開始マークと設定終了マークを表示手段のディスプ
    レイに表示させる表示制御手段と、 前記入力手段に設けられ且つ文字や記号の消去を指示す
    る消去用キーと、 前記消去用キーを介して設定開始マークと設定終了マー
    クの一方が消去されたときに他方のマークを消去すると
    ともに開始データと終了データを消去する データ消去手
    段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
JP1850792A 1992-01-07 1992-01-07 文書処理装置 Expired - Fee Related JP3053137B2 (ja)

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