JP3116215B2 - 二重ディレクトリー仮想キャッシュの制御方法 - Google Patents
二重ディレクトリー仮想キャッシュの制御方法Info
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Description
行なうことなく、仮想アドレスを使用して直接アクセス
することを可能にした二重ディレクトリ−仮想キャッシ
ュの制御方法に関する。
を向上させる手段としてキャッシュシステムが使用され
ている。特に仮想アドレスを物理的アドレスに変換して
変換された物理的アドレスを使用してキャッシュをアク
セスすることに要求される時間を減少させることにあっ
て仮想キャッシュの重要性が漸次増加されている。この
ような仮想キャッシュは高性能システム、特に、高性能
マイクロプロセッサで内部貯蔵装置として使用されるこ
とができる。
の性能を向上させ、特に、データ貯蔵装置の効率を増加
させるために使用される仮想キャッシュとして、この仮
想アドレスは内部で使用される反面外部メモリをアクセ
スするためには物理的アドレスに変換されなければなら
ない。また、変換された物理的アドレスを使用して内部
及び外部キャッシュがアクセスされられる。
を通じてアクセスされるようになっている。しかし、物
理的アドレスを使用して内部キャッシュをアクセスしな
ければならない場合、アドレス変換動作が遂行されなけ
ればならないがこれは結局アクセス時間を増加させるこ
とになる。
ドレスを使用して直接内部キャッシュをアクセスできる
仮想キャッシュが使用されている。このような仮想キャ
ッシュにあって、内部データ同一性(consiste
ncy)が保障されなければならないし、内部キャッシ
ュは外部キャッシュまたメモリの変化に従って外側から
監視しなければならない。
の構成図が図示されている。図面のように従来のマイク
ロプロセッサシステムは性能向上のために内部キャッシ
ュ(1)及び外部キャッシュ(2)をもつ2−レベルキ
ャッシュシステムを使用している。外部キャッシュ
(2)が使用される場合、外部メモリは相対的に高容
量、ローコストであるが内部キャッシュ(1)に比べ長
いアクセス時間をもつことになる。内部キャッシュ
(1)が使用される場合、内部メモリは高価であるがマ
イクロプロセッサの高速動作を可能にする高速動作を遂
行する。
プロセッサの一例を図示している。図面のように、マル
チプロセッサシステムはバスマスターの他のプロセッサ
の動作もまた考慮しなければならない。これを遂行する
ためにマルチプロセッサシステムは外部バス上のモニタ
リング動作を要求するがこれをバススヌーピング(bu
ssnooping)または簡単にスヌーピングと称す
る。このスヌーピングはマルチプロセッサシステムでデ
ータ同一性にあってとても重要である。
シュを使用するプロセッサで仮想アドレス及び物理的ア
ドレスを使用する仮想キャッシュアクセスの概念図であ
り、図面のように仮想メモリを使用することになる。仮
想アドレス(VA)を物理的アドレス(PA)に変換し
て変換された物理的アドレスを使用して内部キャッシュ
をアクセスする時間と比較する時、仮想アドレス(V
A)を使用して直接内部キャッシュをアクセスする時間
が著しく減少する。
キャッシュをアクセスする場合、外部バス上では物理的
アドレス(PA)により動作がなることによりバススヌ−
ピングが発生してシステム内のアクセス時間が増加する
問題点が発生する。
ために案出した本発明は関連システムの物理的キャッシ
ュ使用を許容しながらマイクロアクセス時間を減少させ
てプロセッサの性能を増加させられる二重ディレクトリ
−仮想キャッシュの制御方法を提供することにその目的
がある。
に、本発明の二重ディレクトリー仮想キャッシュの制御
方法は、バスモニタリングロジック回路を具備したマイ
クロプロセッサからの要請に応答して仮想アドレスによ
りキャッシュメモリをアクセスする方法において、上記
仮想アドレスに該当する仮想タグが第1メモリに貯蔵さ
れているかを検査してヒット信号又はミス信号を発生す
るステップ;前記ヒット信号が発生した場合、データを
貯蔵する第2メモリ内のキャッシュラインの状態を決定
するステップ;上記キャッシュラインの状態が有効の場
合、リード又はライト動作を遂行するステップ;上記キ
ャッシュラインの状態が無効の場合、仮想アドレスを物
理的アドレスに変換するステップ;上記変換するステッ
プで得られた物理的アドレスに該当する物理的タグが第
3メモリ内に貯蔵されているかを決定するステップ;上
記第3メモリ内に上記変換するステップで得られた物理
的アドレスに該当する物理的タグが存在すれば上記物理
的タグの状態情報を上記第1メモリに複写してリード又
はライト動作を遂行するステップ;上記第3メモリ内に
該当物理的アドレスが存在しない場合やミス信号が発生
される場合、上記第1メモリ内で代替されるエントリを
選択するステップ;上記第1メモリ内で代替されるエン
トリと相応するエントリが上記第3メモリ内に存在する
かを決定するステップ;及び上記第3メモリ内に上記代
替されるエントリと相応するエントリが存在すれば、外
部メモリから新たなキャッシュラインを読み込み、リー
ド又はライト動作するステップ;上記第3メモリ内に上
記代替されるエントリと相応するエントリが存在してい
なければ、代替される他のエントリを上記第3メモリで
再選択し、上記再選択したエントリにより上記第1メモ
リ内で代替される該当エントリを選択して外部メモリか
ら新たなキャッシュラインを読み込み、リード又はライ
ト動作を遂行するステップを包含してなることを特徴と
する。
照して本発明を詳細に説明すると次の通りである。先
に、図4は本発明による二重ディレクトリー仮想キャッ
シュの構成図である。図面のように、本発明による内部
キャッシュは大きく3個に区分されられる。即ち、本発
明による内部キャッシュは物理的タグメモリ(以下、P
−タグメモリという)(41)、仮想タグメモリ(以
下、V−タグメモリという)(42)及びデータメモリ
(43)で構成されている。
−タグメモリ(42)をアクセスして、バススヌーピン
グ動作を遂行するために、CPU内のバスモニタリング
ロジックは物理的アドレスを使用してP−タグメモリ
(41)をアクセスする。利用可能な実際データをもつ
メモリ(43)はV−タグメモリ(42)と並列に仮想
アドレスを通じてCPUによりアクセスされる。
(41)は内部キャッシュ内のアドレスとバス上のアドレ
スを可能な限り早く比較してデ−タをアクセスする。CP
Uニ迅速に応答するためにV-タグメモリ(42)はデ−タメ
モリ(43)と共にCPUによりアクセスされる。
内の各ラインについてのタグをもつ(キャッシュライン
はキャッシュとメモリ間で一度に伝送できるデ−タの大
きさを有し、タグはキャッシュデ−タがアドレスに該当
するか否かを示すデ−タであり、普通上位アドレスに該
当する。)各タグはデ−タメモリ(43)にあるデ−タと
唯一に対応可能するようにする情報をもっている。P-タ
グメモリ(41)はデ−タメモリ(43)についてのポイン
タ−(pointer)テ−ブルで構成されるからV-タグメモ
リ(42)とデ−タメモリ(43)とは同一な連関性(asso
ciativity)をもたなければならないという必要はな
い。
ツルーステート(true state)はP−タグメ
モリ(41)で維持される。V−タグメモリ(42)
も、又、各ラインについて若干の情報を維持する。しか
し、有効データがV−タグメモリ(42)では無効(i
nvalid)であると表示されることもできる。これ
は特定な事件、即ち文脈交換(taskswitch)
やページテーブルを変換させる事件が生じる場合V−タ
グ項目を無効にしなければならないからである。これは
仮想で物理的に住所マッピング(mapping)関係
が無効になることを意味しプロセッサがデータをアクセ
スする以前に検証過程を経なければならない。
類のミスが発生することになるがその一つはデータが存
在しないことから発生する“no matchmis
s”で、他の一つはデータが有効であるが、仮想アドレ
スを新たにマッピングさせなければならない“無効ミス
(invalidmiss)”である。各々のタグメモ
リ(41及び42)は仮想アドレスを物理的アドレスと
連結させるポインター情報を持っている。
2)及びデータメモリ(43)にアクセスを要請する。
この時、無効ミスが発生すれば、仮想アドレスから物理
的アドレスへのアドレス変換が発生する。変換した物理
的アドレスはP−タグメモリ(41)に貯蔵される。デ
ータメモリ(43)内に該当データがあると判明されれ
ば、P−タグメモリ(41)内の状態情報はV−タグメ
モリ(42)内の特定位置に複写される。上記のように
することにより、無効ミスがヒット(hit)のように
処理される。
がアドレス変換により得られ、cpuはそれが、P−タ
グメモリ(41)にあるか否かを検査する。P−タグメ
モリ(41)内に物理的アドレスが存在していなければ
cpuは、新しい項目を選択し、前の項目を新しく選択
した項目で置換し、外部メモリから新しいデータをコー
ルした後タグメモリ(41)及び(42)を更新する。
路はバス上のすべてのアドレスをP−タグメモリ(4
1)と比較してP−タグメモリ(41)に該当するアド
レスがある場合、次のような多様な事件がスヌーピング
ロジックで発生できる。 1)データを無効にして、P−タグメモリ(41)及び
V−タグメモリ(42)内の項目を無効にする。
い場合、P−タグメモリ(41)のポインターを使用し
てデータを外部に駆動して必要な場合キャッシュライン
の状態をその駆動と関連されるように変化させる。 3)外部バスのデータを読み込んだキャッシュラインの
状態を変化させながらデータメモリを更新する。
シュを図5及び図6を通じて詳細に説明する。はじめ
に、図5はプロセッサの要請に応答して動作する本発明
の二重ディレクトリ仮想キャッシュを説明している。
スが貯蔵されているかを検査する。即ち仮想アドレスを
使用してヒット/ミスが検査される(ステップ(以下段
階という)51)。cpuからの要請に該当する仮想アド
レスがV−タグメモリに貯蔵されていれば、ヒット信号
が発生されて該当キャッシュラインの状態が検査される
(段階52)。キャッシュラインの状態が有効であれば、
従来のリード又はライト動作がcpuの要請により遂行
される(段階56乃至60)。キャッシュラインの状態が無
効であれば、仮想アドレスはTLB(translation look-asi
de buffer)により物理的アドレスに変換されて(段階5
3)、変換した物理的アドレスはP−タグメモリで検査
される(段階54)。P−タグメモリに該当する物理的タ
グが存在すれば、該当P−タグが表示する状態情報がV
−タグエントリに複写され(段階55)、上記のリード又
はライト動作が遂行される(段階56)。
在しなかったり(段階54)、ミス信号が発生すれば
(段階51)、cpuはV−タグメモリで代替されるエ
ントリを選択し(段階61)、P−タグメモリ内に該当
エントリ(ポインターと関連された)が存在するかを決
定する(段階62)。P−タグメモリ内に該当エントリ
が存在すれば、cpuはキャッシュラインが無効である
か、キャッシュラインが変更されたかを検査する(段階
65)。キャッシュラインが無効でありすでに変更され
たことなら、cpuは該当キャッシュラインを外部メモ
リに記録(write)する(段階66)。
いなければcpuは代替されるエントリをP−タグメモ
リで再び選択し(段階63)、選択したP−タグエント
リと相応するV−タグエントリをV−タグメモリで選択
して(段階64)、選択したV−タグエントリについて
上記段階(65及び66)を遂行する。このようにし
て、cpuは外部データを使用してV−タグ及びP−タ
グメモリを更新し、リード、ライト動作を遂行する(段
階56乃至60)。
請に応答して動作する本発明の二重ディレクトリー仮想
キャッシュを説明している。図面のように、バスモニタ
リングロジック回路は入力された物理的アドレスに該当
するタグがP−タグメモリに存在するかを検査する(段
階81)。該当タグが存在するなら、バスモニタリング
ロジック回路はバス動作を検査する(段階82)。
d;I),変更(modification:M)及び
共有(share:S)のようなキャッシュラインの状
態によりキャッシュメモリに貯蔵されたデータが外部バ
スに提供され、一般のモニタリングロジック回路により
キャッシュメモリのリード動作が遂行されるとき提供さ
れたキャッシュラインの状態が変えられる。即ち、要請
されたキャッシュラインの状態が変更(M)なら、デー
タは外部メモリに書かれて要請したキャッシュラインの
状態は共有(S)になる(段階85及び86)。
蔵されたデータは無効でなければならない。しかし、キ
ャッシュラインの状態によりライトバック(write
−back)動作が遂行されられる(段階83)。特
に、キャッシュラインの状態が変更(M)状態の場合、
該当データは外部メモリにライトバックされ、変更
(M)状態が更新された情報を持つからその状態は無効
(I)状態に変化になる。
状態になる時、V−タグメモリ内の該当エントリも又P
−タグポインターを用いて無効(I)状態に変更しなけ
ればならない。
モリに物理的アドレスタグメモリをもつ仮想アドレスタ
グメモリを提供することによりアドレス変換の所要時間
を最小化してマイクロプロセッサの性能を向上させる。
本発明は例示的に説明されたが、添付の請求範囲のよう
に本発明の分野及び精神に逸脱なしに通常の知識を持つ
者により変更、付加及び代替が可能である。
ある。
の一例を図示した図である。
するプロセッサで仮想アドレス及び物理的アドレスを使
用する仮想キャッシュアクセスの概念図である。
ュの構成図である。
二重ディレクトリー仮想キャッシュを説明する図であ
る。
して動作する本発明の二重ディレクトリー仮想キャッシ
ュを説明する図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 バスモニタリングロジック回路を具備し
たマイクロプロセッサからの要請に応答して仮想アドレ
スによりキャッシュメモリをアクセスする方法におい
て、 上記仮想アドレスに該当する仮想タグが第1メモリに貯
蔵されているかを検査してヒット信号又はミス信号を発
生するステップ; 前記ヒット信号が発生した場合、データを貯蔵する第2
メモリ内のキャッシュラインの状態を決定するステッ
プ; 上記キャッシュラインの状態が有効の場合、リード又は
ライト動作を遂行するステップ; 上記キャッシュラインの状態が無効の場合、仮想アドレ
スを物理的アドレスに変換するステップ; 上記変換するステップで得られた物理的アドレスに該当
する物理的タグが第3メモリ内に貯蔵されているかを決
定するステップ; 上記第3メモリ内に上記変換するステップで得られた物
理的アドレスに該当する物理的タグが存在すれば上記物
理的タグの状態情報を上記第1メモリに複写してリード
又はライト動作を遂行するステップ; 上記第3メモリ内に該当物理的アドレスが存在しない場
合やミス信号が発生される場合、上記第1メモリ内で代
替されるエントリを選択するステップ; 上記第1メモリ内で代替されるエントリと相応するエン
トリが上記第3メモリ内に存在するかを決定するステッ
プ;及び上記第3メモリ内に上記代替されるエントリと
相応するエントリが存在すれば、外部メモリから新たな
キャッシュラインを読み込み、リード又はライト動作す
るステップ; 上記第3メモリ内に上記代替されるエントリと相応する
エントリが存在していなければ、代替される他のエント
リを上記第3メモリで再選択し、上記再選択したエント
リにより上記第1メモリ内で代替される該当エントリを
選択して外部メモリから新たなキャッシュラインを読み
込み、リード又はライト動作を遂行するステップを包含
してなることを特徴とする二重ディレクトリー仮想キャ
ッシュの制御方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記第3メモリはバス上の物理的アドレスを使用して上
記バスモニタリングロジック回路によりアクセスされる
ことを特徴とする二重ディレクトリー仮想キャッシュの
制御方法。 - 【請求項3】 請求項2項において、 上記バスモニタリングロジック回路は上記物理的タグの
状態情報を変化させ、上記仮想タグの状態情報は上記物
理的タグの変化した状態情報により変化されることを特
徴とする二重ディレクトリー仮想キャッシュの制御方
法。 - 【請求項4】 請求項2項において、 上記第3メモリは上記物理的タグを上記仮想タグと関連
させるポインタ−情報を持っていることを特徴とする二
重ディレクトリー仮想キャッシュの制御方法。
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