JP3112421B2 - ウェザーストリップの型成形方法 - Google Patents

ウェザーストリップの型成形方法

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JP3112421B2 JP08181463A JP18146396A JP3112421B2 JP 3112421 B2 JP3112421 B2 JP 3112421B2 JP 08181463 A JP08181463 A JP 08181463A JP 18146396 A JP18146396 A JP 18146396A JP 3112421 B2 JP3112421 B2 JP 3112421B2
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locking claw
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康明 重廣
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアサッシュと車
体(ボディ)との隙間をシールするウェザーストリップ
に埋設されたインサート部材をTスタッド部材に係止さ
せてドアサッシュに取り付けられるウェザーストリップ
の型成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2乃至図6に示すように車両のフロン
トドア1およびリヤドア2のドアサッシュ3,4の周縁
には、ドアサッシュ3,4と車体(ボディ)との隙間を
シールするウェザーストリップ5,6が取り付けられて
いる。
【0003】ウェザーストリップ5はドアサッシュ3に
取り付けられる取付基部5aとそれに一体形成され車体
開口部周縁に弾接する中空のシール部5bとリップ部5
cとからなり、型成形されたコーナー部Bに押出成形さ
れた直線部C,Cが接続されてなるものである。また、
ウェザーストリップ5の型成形部Bには、ウェザースト
リップ5のずれ防止機能及びドアサッシュ3に垂直に脚
部7aが溶接されたTスタッド部材7のファスナー機能
としてはたらく、係止部材8が一体形成されたインサー
ト部材9が埋設されている。
【0004】係止部材8は略円筒形に形成され、その略
円筒形の部分の内側にTスタッド部材7を挿入させるよ
うにウェザーストリップ5を位置させ、係止部材8の係
止爪8aをTスタッド部材7の頭部7bに係止させるこ
とによってウェザーストリップ5はドアサッシュ3に位
置決めし取り付けられるようになっている。また、係止
部材8には切欠き8b,8bが設けられ、ウェザースト
リップ5の取付時にTスタッド部材7の頭部7bに係止
爪8aが接することにより係止爪8aが外側に若干拡が
りTスタッド部材7の内部への挿入を容易にしている。
なお、ウェザーストリップ6もウェザーストリップ5と
同様の構成をしているのでその説明を省略する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】インサート部材9及び
それに一体形成された係止部材8の材質は樹脂であり、
それに含まれるガラス繊維の量の割合は40%である
が、これを30%以下に減少させてTスタッド部材7に
対する挿入性を高めることが行われている。しかしなが
ら、ガラス繊維の量の割合を40%から30%以下に
し、図7に示すように、係止部材8付きのインサート部
材9を上側金型21と下側金型22間に固定し、上下側
金型21,22間にゴム材料を注入してウェザーストリ
ップ5を型成形すると、図7に破線で示すように係止爪
8aが外側に熱変形するという問題がある。したがっ
て、Tスタッド部材7を係止爪8aで係止して保持する
力が低下してしまう。
【0006】そこで本発明の目的は、特に保持力を低下
させることなく、Tスタッドに対する挿入性を改善する
ウェザーストリップの型成形方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のウェザーストリップの型成形方法は、車
体開口部周縁に弾接するシール部(5b)が一体形成さ
れたウェザーストリップ(5)のコーナー部に埋設され
たインサート部材(9)に形成された係止爪(8a)
を、ドアサッシュ(3)に垂直に脚部(7a)が固着さ
れたTスタッド部材(7)の頭部(7b)に係止させる
ことによってドアサッシュ(3)に取り付けられるウェ
ザーストリップ(5)の型成形方法において、係止爪
(8a)の外側に接する突起部(13)が設けられた下
側金型(12)と、突起部(13)とによって係止爪
(8a)を挾み込むようにしてインサート部材(9)を
上側金型(11)と下側金型(12)間に固定し、上下
側金型(11,12)間にゴム材料を注入して型成形す
るものである(請求項1)。また本発明のウェザースト
リップの型成形方法は、車体開口部周縁に弾接するシー
ル部(5b)が一体形成されたウェザーストリップ
(5)のコーナー部に埋設されたインサート部材(9)
に形成された略円筒状の係止爪(8a)を、ドアサッシ
ュ(3)に垂直に脚部(7a)が固着されたTスタッド
部材(7)の頭部(7b)に係止させることによってド
アサッシュ(3)に取り付けられるウェザーストリップ
(5)の型成形方法において、下側金型(12)が係止
爪(8a)の外側に接する個所に突起部(13)を設
け、突起部(13)に係止爪(8a)を接触させた状態
にてインサート部材(9)を上下側金型(11,12)
と下側金型(12)間に固定するものである(請求項
2)。
【0008】なお、上記の課題を解決するための手段に
記載された括弧内の記号は図面及び後述する発明の実施
の形態に記載された記号に対応するものである。
【0009】本発明によれば、下側金型には突起部が設
けられており、型成形時には突起部が係止爪の外側に接
するようにして、突起部と下側金型とによって係止爪を
挾み込んでインサート部材が固定される。その後、上下
側金型間にゴム材料が注入されて型成形が行われる。こ
のように、型成形時に係止部材の係止爪は強固に挾持さ
れているので、材質の樹脂に含まれるガラス繊維の含有
率をたとえば40%から30%以下に減少させても熱変
形することはない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。なお、従来例と同一の部分には同
一符号を付しその説明を省略する。本発明の実施形態に
係るウェザーストリップ5の型成形方法を示すものであ
り、ウェザーストリップ5が上下側金型11,12にセ
ットされゴム材料が注入された状態を示す拡大断面図で
ある。
【0011】本発明の実施形態に係るウェザーストリッ
プ5は、従来例と同様にドアサッシュ3に取り付けられ
る取付基部5aと,取付基部5aに一体形成され、車体
開口部周縁に弾接する中空のシール部5bと,取付基部
5aに一体形成されたリップ部5cとからなり、型成形
部にはウェザーストリップ5のずれ防止機能及びTスタ
ッド部材7のファスナー機能としてはたらく板状のイン
サート部材9が埋設されている。またインサート部材9
には、係止爪8aを有する略円筒形の係止部材8が、ウ
ェザーストリップ5の取付時にドアサッシュ3側に突設
した状態で形成されている。その略円筒形の部分の内側
にドアサッシュ3に垂直に溶接により脚部7aが固着さ
れたTスタッド部材7を挿入させるようにウェザースト
リップ5を位置させ、係止部材8の係止爪8aをTスタ
ッド部材7の頭部7bに係止させることによってウェザ
ーストリップ5はドアサッシュ3に位置決めし取り付け
られるようになっている。
【0012】次にウェザーストリップ5の型成形方法に
ついて説明する。まず、係止部材8が形成されたインサ
ート部材9を、上側金型11と下側金型12との間にセ
ットする。ここで、下側金型12には突起部13が設け
られており、上記セットの際には突起部13が係止爪8
aの外側に接するようにして、突起部13と下側金型1
2とによって係止爪8aを挾み込んでインサート部材9
が固定される。そして、上下側金型11,12間にゴム
材料が注入されて型成形が行われる。
【0013】このように、型成形時に係止部材8の係止
爪8aは挾持されているので、材質の樹脂に含まれるガ
ラス繊維の含有率をたとえ40%から30%以下に減少
させても熱変形することはない。したがって、Tスタッ
ド部材7の頭部7bを係止爪8aで係止してTスタッド
部材7を保持する力は維持され特に低下することはな
い。それに加え、樹脂のガラス繊維の含有率を30%以
下に減少させられるのでTスタッド部材7に対する挿入
性は向上する。
【0014】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、型成形時
に係止部材の係止爪は強固に挾持されているので、材質
の樹脂に含まれるガラス繊維の含有率をたとえば40%
から30%以下に減少させても熱変形することはない。
したがって、Tスタッド部材の頭部を係止爪で係止して
Tスタッド部材を保持する力は維持され特に低下するこ
とはない。それに加え、樹脂のガラス繊維の含有率を3
0%に減少させることができるのでTスタッド部材に対
する挿入性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るウェザーストリップ5
の型成形方法を示すものであり、ウェザーストリップ5
が上下側金型11,12にセットされゴム材料が注入さ
れた状態を示す拡大断面図である。
【図2】車両の外観を示す側面図である。
【図3】図2に示すウェザーストリップ5の外観の一部
を示す拡大斜視図である。
【図4】ウェザーストリップ5がドアサッシュ3に取り
付けられた状態を示す斜視図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】インサート部材9に形成された係止部材8を示
す平面図である。
【図7】従来例に係るウェザーストリップ5の型成形方
法を示すものであり、ウェザーストリップ5が上下側金
型21,22にセットされゴム材料が注入された状態を
示す拡大断面図である。
【符号の説明】
3 ドアサッシュ 5 ウェザーストリップ 5a 取付基部 5b 中空シール部 5c リップ部 7 Tスタッド部材 7a 脚部 7b 頭部 8 係止部材 8a 係止爪 9 インサート部材 11 上側金型 12 下側金型 13 突起部 21 上側金型 22 下側金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 31:30 (56)参考文献 特開 平3−258520(JP,A) 特開 平7−88882(JP,A) 特開 平4−308714(JP,A) 特開 平4−173216(JP,A) 特開 昭63−45012(JP,A) 特開 昭63−5914(JP,A) 特開 昭61−254318(JP,A) 特開 昭63−57213(JP,A) 特開 昭59−78832(JP,A) 特開 平5−138696(JP,A) 特開 昭62−53810(JP,A) 特開 平6−39875(JP,A) 実開 昭62−199319(JP,U) 実開 昭60−175616(JP,U) 実開 昭55−60324(JP,U) 実開 昭64−55010(JP,U) 実開 昭61−206421(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/00 - 33/76 B60J 10/08 B60R 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体開口部周縁に弾接するシール部が一体
    形成されたウェザーストリップのコーナー部に埋設され
    たインサート部材に形成された係止爪を、ドアサッシュ
    に垂直に脚部が固着されたTスタッド部材の頭部に係止
    させることによってドアサッシュに取り付けられるウェ
    ザーストリップの型成形方法において、前記係止爪の外
    側に接する突起部が設けられた下側金型と、該突起部と
    によって前記係止爪を挾み込むようにしてインサート部
    材を上側金型と下側金型間に固定し、上下側金型間にゴ
    ム材料を注入して型成形することを特徴とするウェザー
    ストリップの型成形方法。
  2. 【請求項2】車体開口部周縁に弾接するシール部が一体
    形成されたウェザーストリップのコーナー部に埋設され
    たインサート部材に形成された略円筒状の係止爪を、ド
    アサッシュに垂直に脚部が固着されたTスタッド部材の
    頭部に係止させることによってドアサッシュに取り付け
    られるウェザーストリップの型成形方法において、前記
    下側金型が前記係止爪の外側に接する個所に突起部を設
    け、該突起部に前記係止爪を接触させた状態にてインサ
    ート部材を上下側金型と下側金型間に固定することを特
    徴とするウェザーストリップの型成形方法。
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