JP3110173U - 格納式荷受台昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドレールの摺動面への汚れの付着を防止した格納式荷受台昇降装置を提供する。
【解決手段】荷受台5がリンク機構4を介して昇降自在に設けられるとともに、該荷受台5が前後に折り畳まれた状態で上記荷台1下方の格納位置に摺動手段を介してスライドレール12に沿ってスライドさせて格納できるように構成された格納式荷受台昇降装置2において、上記スライドレール12を下方に開口部を有する中空体にして、その内側に前記摺動手段を設けたことによって、スライドレールの摺動面への汚れ付着の防止を図る。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷受台がリンク機構を介して昇降自在に設けられて、摺動手段を介してスライドレールに沿って荷台の下方にスライドして格納可能な格納式荷受台昇降装置に関するものである。
図8に示すように、従来、荷受台a5がリンク機構を介して昇降手段により昇降自在に設けられるとともに、該リンク機構及び昇降手段を含む荷受台a5側が、左右のスライド部材を通じて荷台a1側に設けられた左右一対のスライドレールa12に沿って荷台a1下方の格納位置と荷台a1後方の作業位置との間で前後にスライド可能に構成され、荷受台a5を格納位置に格納する格納式荷受台昇降装置a2が提供されている。
この従来の格納式荷受台昇降装置a2においては、図9に示すように、取付部材a3の一端側にリンク機構を介して荷受台a5が設けられ、他端側にローラa81,a81がスライドレール内で転動自在に設けられており、この取付部材a3をスライドレールに沿って案内することで、荷受台a5をスライドさせるようにしている。
特開2001−347876号公報
しかしながら、上記従来の格納式荷受台昇降装置a2では、スライドレールa12によって荷受台a5を安定的にスライドさせることができるものの、ローラa81,a81とスライドレールa12との摺動面が何の覆いもなく外部に露出しているため、走行中に路面から飛び散る塵等が付着し、摺動面の状態が不良となって、荷受台をスライドさせる際に滑らかな摺動をさせることができなくなるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、摺動部とスライドレールa12との摺動面に対して汚れが付着しにくい構造をもった格納式荷受台昇降装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の格納式荷受台昇降装置は、荷受台がリンク機構を介して昇降自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に折り畳まれた状態で上記荷台下方の格納位置に摺動手段を介してスライドレールに沿ってスライドさせて格納できるように構成された格納式荷受台昇降装置において、上記スライドレールが下方に開口部を有する中空体であって、その内側に前記摺動手段を設けたことを特徴とする。
この摺動手段をスライドレールの内側に設けたことによって、外部からの汚れの進入を防止でき摺動面に汚れが付着するのを防ぐことができる。
上記摺動手段は、具体的には、スライドレール内側面に接し摺動するスライドブロックから構成される。
また、上記摺動手段は、ローラによって構成し、ローラがスライドレール内面に接して転動自在にして設けてもよい。
これによって、荷受台をより滑らかにスライドさせることができる。
以上述べたように、本発明の格納式荷受台昇降装置によれば、スライドレールを下方に開口部を有する中空体にして、内側に摺動手段を設けたことよって、摺動面が外部に露出せず、摺動面に対する汚れの付着を防止するとことができ、これによって、荷受台をいつでもスムーズにスライドさせることができる。また、摺動手段を転動自在のローラによって構成することで、荷受台をより滑らかにスライドさせることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る格納式荷受台昇降装置の概略構成を示している。
図1において、1は車輌の車枠11上に搭載された荷台で、この荷台1の後端下方に格納式荷受台昇降装置2が設けられている。
格納式荷受台昇降装置2は、車枠11に設けられた取付部材3と、この取付部材3にリンク機構4を介して設けられた荷受台5とを備えている。
取付部材3は、摺動手段を介して前記車枠11の後端部に前後方向に配設された中空のスライドレール12の内面に沿って前後方向にスライド自在に設けられている。具体的には、図2に示すように、スライドレール12は下方に開口部を有する中空体となっており、取付部材3の上方に設けられたスライドブロック81が、上記スライドレール12内側で図示しない摺動部材を介して円滑な状態で、摺動自在に配設されている。また、摺動手段は、図3及び図4に示すように、ローラ82、82が上記スライドレール12内側で転動自在に配設された構成であってもよい。
この取付部材3は、手動もしくは適宜な移動手段によりスライドレール12に沿ってスライドさせることで、格納式荷受台昇降装置2全体を荷台1の床面下方において前後に移動可能に構成されている。
上記移動手段の一例としては、スライドレール12の下部にチェーンがこのスライドレールに沿って前後に張設されるとともに、取付部材3に上記チェーンに下方から噛合するスプロケットが設けられており、スプロケットを操作ハンドルにより適宜な伝達機構を介して正逆方向に回転させることで、取付部材3を前後に移動させるようにしている。なお、移動手段は、上記の構成の他にモータやシリンダ等のアクチュエータを用いて取付部材3を前後に移動させるようにしてもよい。
この取付部材3には、駆動軸6が略水平に軸支されている。駆動軸6には駆動アーム61の基端部が一体に固設され、この駆動アーム61の先端部に同じく取付部材3に設けられたリフトシリンダ62の伸縮ロッド62aの先端が連結されている。
また、駆動軸6には回動ブラケット63の基端部が一体に設けられており、回動ブラケット63の途中部に後述するリフトリンク41の基端部が枢支されている。
前記リンク機構4は、下リンクとしてのリフトリンク41と、上リンクとしての連結リンク42とで構成されている。
リフトリンク41は、その基端部が前記回動ブラケット63の途中部に枢軸41aにより枢支されている。
このリフトリンク41の基端部寄りの下面には、前記回動ブラケット63の先端部に設けられた当接ボルト64が当接可能に構成されており、当接ボルト64がリフトリンク41の基端部寄りの部位に下方から当接することで、前記リフトシリンダ62の伸縮動作を前記駆動アーム61、駆動軸6を介して回動ブラケット63の回動動作としてリフトリンク41に伝達することができ、これによりリフトリンク41が上下に回動する。
連結リンク42は、その基端部が前記取付部材3に枢軸42aにより枢支されている。
上述したスライドレール12、取付部材3、リンク機構4、駆動軸6等の各部材は車枠11の両側に左右一対設けられており、左右の取付部材3はスライドレール12を同調してスライドするように連結部材3aによって連結されている。
前記荷受台5は、先端側部材51と基端側部材52とで構成されており、これら先端側部材51と基端側部材52とは上部ヒンジ53によって該先端側部材51が基端側部材52の上面に2つ折り自在になされている。
基端側部材52の基端部左右両側には、ブラケット54を介してその上部に前記左右の連結リンク42の先端部が枢軸42bにより枢支され、その下部に前記左右のリフトリンク41の先端部が枢軸41bにより枢支されている。
また、先端側部材51の先端は楔状に形成されており、荷受台5が地上に達した際に図1の一点鎖線で示すように傾動することで、この先端が地上に段差なく接地するようになされている。
このように構成された格納式荷受台昇降装置2は、前述した移動手段の操作により、荷受台5を折り畳んだ状態で取付部材3をスライドレール12の前端部にスライドさせて格納する格納位置(図5参照)Aと、取付部材3をスライドレール12の後端部にスライドさせて折り畳んだ荷受台5を先端側部材51と基端側部材52とが水平になるように展開するとともに、その展開した荷受台5の折り畳みを行う展開・折り畳み位置(図6参照)Bと、取付部材3をスライドレール12の途中位置にスライドさせて展開した状態の荷受台5を地上と荷台1の床面との間で昇降作動させる昇降作業位置(図7参照)Cとに配置させる。
荷物の積卸し作業を行う際には、このように荷受台5をスライドさせて使用するが、従来の格納式荷受台昇降装置では、滑らかにスライドさせることができない場合があった。従来のスライドレールa12の構造は摺動面が外部に露出しているため走行中に路面から飛び散る埃や塵が入り込んでしまい、スライドレールa12の摺動面に汚れが付着してしまう場合があったからである。本発明では、スライドレール12を下方に開口部を有する中空体にして、スライドレール12の内側に摺動面を設けており、埃や塵が入り込みにくい構造としているため、スライドレール12の摺動面に汚れが付着することがほとんどなく、いつでも良好に荷受台5をスライドさせることができる。
次に、上述した格納式荷受台昇降装置の動作について説明する。
まず、図5に示すように格納位置Aに配置された格納式荷受台昇降装置2により荷物の積卸し作業を行う場合には、取付部材3をスライドレール12の前端部から後端部にスライドさせることで、荷受台5を折り畳んだ状態で格納式荷受台昇降装置2を図6に示す展開・折り畳み位置Bに配置する。
続いて、この位置において折り畳まれた荷受台5の先端側部材51を後方に回動させて基端側部材52と先端側部材51とが水平になるように展開する。この後、取付部材3をスライドレール12の後端部から前方にスライドさせて図7に示す昇降作業位置Cに配置する。これにより、荷受台5がリフトシリンダ62の伸縮動作により地上と荷台1の床面との間で昇降可能な状態になり、この昇降動作によって荷受台5を通じて地上と荷台1との間で荷物の積卸し作業を行う。
そして、荷物の積卸し作業が終了して格納式荷受台昇降装置2を格納する場合には、前述した動作と逆の動作により格納式荷受台昇降装置2を格納位置Aに配置する。即ち、格納式荷受台昇降装置2を昇降作業位置Cから一旦、展開・折り畳み位置Bに配置し、この位置において荷受台5の先端側部材51を折り畳み、荷受台5を折り畳んだ状態で取付部材3をスライドレール12の後端部から前端部にスライドさせて格納式荷受台昇降装置2を格納位置Aに配置する。
なお、本実施の形態では、下方リンクとしてのリフトリンク41にリフトシリンダ62の伸縮動作を伝達して回動させ、これにより荷受台5を昇降させるものについて説明したが、荷受台5の昇降駆動機構はこれに限るものでなく、上方リンクとしての連結リンク42側で担うようにしてもよく、また下方リンクや上方リンクを回動させる駆動源もこれに限るものではない。
本発明の格納式荷受台昇降装置における摺動手段の一例の側面図である。 同じく格納式荷受台昇降装置における摺動手段の一例の断面図である。 同じく格納式荷受台昇降装置における摺動手段の他の例の側面図である。 同じく格納式荷受台昇降装置における摺動手段の他の例の断面図である。 同じく格納式荷受台昇降装置が格納位置に配置された状態Aを示す側面図である。 同じく格納式荷受台昇降装置が展開・折り畳み位置に配置された状態Bを示す側面図である。 同じく格納式荷受台昇降装置が昇降作業位置に配置された状態Cを示す側面図である。 従来の格納式荷受台昇降装置の側面図である。 従来の格納式荷受台昇降装置の摺動部の断面図である。
符号の説明
1 荷台
2 格納式荷受台昇降装置
3 取付部材
4 リンク機構
41 リフトリンク(下方リンク)
42 連結リンク(上方リンク)
5 荷受台
81スライドブロック
82ローラ
A 格納位置
B 展開・折り畳み位置
C 昇降作業位置

Claims (3)

  1. 荷受台がリンク機構を介して昇降自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に折り畳まれた状態で上記荷台下方の格納位置に摺動手段を介してスライドレールに沿ってスライドさせて格納できるように構成された格納式荷受台昇降装置において、
    上記スライドレールが下方に開口部を有する中空体であって、その内側に前記摺動手段を設けたことを特徴とする格納式荷受台昇降装置。
  2. 上記摺動手段はスライドレール内側面に接し摺動するスライドブロックであることを特徴とする請求項1に記載の格納式荷受台昇降装置。
  3. 上記摺動手段はローラから構成され、ローラがスライドレール内側面に接して転動自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の格納式荷受台昇降装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006046631A1 (ja) * 2004-10-28 2006-05-04 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co., Ltd. 荷受台昇降装置及び荷受台
JP2011057182A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Nippon Fruehauf Co Ltd 車両用昇降装置のスライド支持構造
JP2012040896A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Nippon Lift Kk 床下格納式昇降装置

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