JP3098575B2 - アームレストの角度調節装置 - Google Patents
アームレストの角度調節装置Info
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- JP3098575B2 JP3098575B2 JP03163550A JP16355091A JP3098575B2 JP 3098575 B2 JP3098575 B2 JP 3098575B2 JP 03163550 A JP03163550 A JP 03163550A JP 16355091 A JP16355091 A JP 16355091A JP 3098575 B2 JP3098575 B2 JP 3098575B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- operation knob
- armrest
- lock
- lock gear
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Description
節装置に係るものである。
報には、背凭シートの側部に側方に突出するように設け
た取付軸と、該取付軸に固定され該軸の軸周りにギヤを
形成したセクタギヤと、前記取付軸に回動自在に取付け
たアームレストのアームレストフレームと、該アームレ
ストフレームに設けた前記セクタギヤに継脱するロック
ギヤと、該ロックギヤを前記セクタギヤに係合するよう
に付勢するバネと、前記ロックギヤを回動させる操作ノ
ブとからなるものにおいて、前記ロックギヤは前後方向
に回動するように設け、前記操作ノブはアームレストの
先端側に前後移動可能に設け、該操作ノブと前記ロック
ギヤとの間には前記操作ノブの前後動により前記ロック
ギヤを回動させるロッドを設けた構造が記載されてい
る。
作ノブとロックギヤとの間に操作ノブの前後動によりロ
ックギヤを回動させるロッドを設けた構成のため、操作
ノブはロックギヤをセクタギヤに係合するように付勢す
るバネの弾力に抗してロックギヤを回動させるので、操
作ノブの操作が重いという課題がある。即ち、操作ノブ
の操作荷重はバネ弾力と等しいから、操作ノブの操作荷
重を減少させると、ロックギヤがセクタギヤに噛合う力
が減少することになってロックが不確実になるので、従
来の構造では、操作ノブの操作荷重を減少とロックギヤ
の確実な係合とは両立せず、必然的に操作ノブの操作荷
重は重いものとなる。
いアームレストの角度調節装置を提供するものである。
ート3の側部に側方に突出するように設けた取付軸7
と、該取付軸7に固定され該軸7の軸周りにギヤを形成
したセクタギヤ8と、前記取付軸7に回動自在に取付け
たアームレスト4のアームレストフレーム9と、該アー
ムレストフレーム9に設けた前記セクタギヤ8に継脱す
るロックギヤ14と、該ロックギヤ14を前記セクタギ
ヤ8に係合するように付勢するバネ21と、前記ロック
ギヤ14を操作する操作ノブ25とからなるものにおい
て、前記ロックギヤ14は前後方向に横軸回動するよう
に設け、前記操作ノブ25はアームレストフレーム9内
の先側に左右方向に摺動可能に設け、該操作ノブ25と
前記ロックギヤ14との間のアームレストフレーム9内
には前記操作ノブ25の左右方向移動を前後方向移動に
変換するカム機構17と、該カム機構17により変換し
た前後方向移動により前記ロックギヤ14を回動させる
ロッド18とを設けたアームレストの角度調節装置とし
たものである。
は車両用シート、2は前記車両用シート1の座席シー
ト、3は前記座席シート2の後部に前後方向に回動自在
に取付けられた背凭シートであり、該背凭シート3の側
部には前方に突き出るアームレスト4を設ける。
り、該骨格フレーム5の側部には前後方向の板状のブラ
ケット6を固定する。該ブラケット6には左右方向の取
付軸7の基部(内端)を固定し、該取付軸7には該軸7
の軸周りにギヤを形成したセクタギヤ8を固定する。
レームであり、アームレストフレーム9の基部には左右
方向の軸筒10を固定し、該軸筒10を前記取付軸7に
挿通し、軸筒10より外側に突き出た取付軸7にボルト
11を螺合させて取付軸7にアームレストフレーム9を
取付ける。
面には切欠部12を形成し、該切欠部12内には前記セ
クタギヤ8を位置させる。切欠部12に臨むアームレス
トフレーム9には開口部13を形成し、開口部13の内
側のアームレストフレーム9内には前記開口部13より
外側に突き出て前記セクタギヤ8に係合するロックギヤ
14の上下中間部を左右方向の軸15により軸止する。
ロックギヤ14の下部後面にはロック爪16を形成し、
ロック爪16は前記開口部13より前記切欠部12内に
突き出て前記セクタギヤ8に噛合ってロックし、アーム
レスト4を背凭シート3に対して位置固定する。
端を軸着し、ロッド18の前端は回動アーム19の先端
に軸止する。回動アーム19は縦軸20によりアームレ
ストフレーム9に回動自在に取付ける。21は前記ロッ
クギヤ14をセクタギヤ8に噛合わせる方向に付勢する
バネである。
内側面には前記ロックギヤ14を操作する操作ノブ25
を設ける。操作ノブ25はアームレストフレーム9に設
けた左右方向の軸筒26に摺動自在に嵌合させる。操作
ノブ25には内側に突出る軸筒部27を形成し、軸筒部
27の内側にはカム部28を形成する。カム部28は前
記回動アーム19の前面32に当接させ、回動アーム1
9の前面32とカム部28によりカム機構17を構成す
る。
カム部28が回動アーム19の前面32を押して縦軸2
0を中心に回動させ、回動アーム19によりロッド18
を押してロックギヤ14を回動させ、ロック爪16をセ
クタギヤ8から離脱させるように、前記操作ノブ25の
左右移動を、カム部28と回動アーム19とによりロッ
ド18の後方移動に変換させると共に、操作ノブ25の
操作荷重を軽減させる。
状のカム面に形成し、カム部28の外周は内側に至るに
従い細くなる楔形状に形成し、前記回動アーム19の前
面32に当接したときの接線Lがカム部28の移動方向
と平行に近くなるように構成し、カム部28が回動アー
ム19を楔のように押すことで、操作ノブ25の操作荷
重を軽減させる(図5)。
よびカム部28と共に合成樹脂により一体形成され、操
作ノブ25の摺動方向中心には挿入孔29を形成し、該
挿入孔29を左右方向の取付横軸30に挿通し、該取付
横軸30の基部は前記アームレストフレーム9内に固定
の突片33に固定する。取付横軸30の外周には操作ノ
ブ25を常時元の位置に付勢するバネ31を設ける。ま
た、カム部28の操作ノブ25側の直径は前記軸筒26
よりも大径に形成し、操作ノブ25の抜けを防止してい
る。
り、ロックギヤ14のロック爪16が取付軸7に固定の
セクタギヤ8に噛合って、この噛合いをバネ21が付勢
し、アームレスト4を希望角度に保持させる。次に、ロ
ッド18が後方移動すると、ロッド18はロックギヤ1
4の上部を後方に押すから、ロックギヤ14のロック爪
16は反時計方向回動してセクタギヤ8から離脱し(図
3)、アームレスト4は取付軸7に対して回動自由状態
となり、アームレスト4の傾斜角度を調節する。
14との間には左右方向の運動を前後方向の運動に変換
するカム機構17を設けたから、前記操作ノブ25はア
ームレスト4の前側の内面に設けることができる。した
がって、車両用シート1に着座すると、すぐに操作ノブ
25が目に付くばかりでなく、アームレスト4の先側を
握るだけで親指を操作ノブ25に押し当てることがで
き、安全かつ確実に操作ノブ25を操作することができ
る。
は、操作ノブ25を押すと、操作ノブ25は軸筒26内
を取付横軸30に案内されてバネ31の弾力に抗して内
側に摺動し、操作ノブ25の内側に設けられたカム部2
8が操作ノブ25と共に内側に移動する。
動アーム19の前面32が当接しているから、カム部2
8が内側移動すると、カム部28は回動アーム19を後
側に押し、ここで操作ノブ25の左右方向移動を前後移
動に変換し、回動アーム19は縦軸20を中心に後側回
動させ、回動アーム19の回動により前記ロッド18が
後方移動してロックギヤ14の上部を後方に押し、ロッ
クギヤ14は軸15を中心に回動してロックギヤ14の
ロック爪16がセクタギヤ8より離脱する。
ヤ8より離脱すると、アームレストフレーム9は取付軸
7に対して自由状態になるから、所望の位置にアームレ
スト4の先端を上下させて傾斜角度調節する。
ム部28との関係は、カム部28が回動アーム19の前
面32に当接したときの接線Lが、カム部28の移動方
向と平行に近くなるように構成してあるから、操作ノブ
25を押すと、回動アーム19に対してカム部28は楔
のように作用して、回動アーム19をバネ21の弾力に
抗して回動させるので、操作ノブ25の操作荷重を軽減
させる。
から指を離すと、操作ノブ25はバネ31の弾力により
軸筒26内を外側移動し、カム部28の側面が軸筒26
の端部に当接して、操作ノブ25は元の位置に復帰す
る。カム部28が外側移動すると、カム部28による回
動アーム19の押圧が解除されるから、ロックギヤ14
はバネ21の弾力により回動してロック爪16がセクタ
ギヤ8側に回動して係合し、アームレスト4を固定し、
ロックギヤ14の回動によりロッド18は前方移動して
回動アーム19を元の位置に復帰させる。
に対して回動自在に取付けられているから、ロックギヤ
14がセクタギヤ8より離脱した状態で、アームレスト
フレーム9を回動させ、アームレスト4を背凭シート3
の側部に重合するようにして格納することもできる。
るように設けた取付軸7と、該取付軸7に固定され該軸
7の軸周りにギヤを形成したセクタギヤ8と、前記取付
軸7に回動自在に取付けたアームレスト4のアームレス
トフレーム9と、該アームレストフレーム9に設けた前
記セクタギヤ8に継脱するロックギヤ14と、該ロック
ギヤ14を前記セクタギヤ8に係合するように付勢する
バネ21と、前記ロックギヤ14を操作する操作ノブ2
5とからなるものにおいて、前記ロックギヤ14は前後
方向に横軸回動するように設け、前記操作ノブ25はア
ームレストフレーム9内の先側に左右方向に摺動可能に
設け、該操作ノブ25と前記ロックギヤ14との間のア
ームレストフレーム9内には前記操作ノブ25の左右方
向移動を前後方向移動に変換するカム機構17と、該カ
ム機構17により変換した前後方向移動により前記ロッ
クギヤ14を回動させるロッド18とを設けたアームレ
ストの角度調節装置としたものであるから、操作ノブ2
5とロックギヤ14との間には操作ノブ25の左右方向
移動を前後方向移動に変換して前記ロックギヤ14を回
動させるカム機構17を設けたから、ロックギヤ14と
セクタギヤ8との噛合いを付勢するバネ21の弾力を減
少させることなく、カム機構17のカム作用により操作
ノブ25を押す操作荷重を減少させることができ、確実
なロックと操作荷重の軽減とを両立させるという効果を
奏する。
4…アームレスト、5…骨格フレーム、6…ブラケッ
ト、7…取付軸、8…セクタギヤ、9…フレーム、10
…軸筒、11…ボルト、12…切欠部、13…開口部、
14…ロックギヤ、15…軸、16…ロック爪、17…
カム機構、18…ロッド、19…回動アーム、20…縦
軸、21…バネ、25…操作ノブ、26…軸筒、27…
軸筒部、28…カム部、29…挿入孔、30…取付横
軸、31…バネ、32…前面、33…突片。
Claims (1)
- 【請求項1】 背凭シート3の側部に側方に突出するよ
うに設けた取付軸7と、該取付軸7に固定され該軸7の
軸周りにギヤを形成したセクタギヤ8と、前記取付軸7
に回動自在に取付けたアームレスト4のアームレストフ
レーム9と、該アームレストフレーム9に設けた前記セ
クタギヤ8に継脱するロックギヤ14と、該ロックギヤ
14を前記セクタギヤ8に係合するように付勢するバネ
21と、前記ロックギヤ14を操作する操作ノブ25と
からなるものにおいて、前記ロックギヤ14は前後方向
に横軸回動するように設け、前記操作ノブ25はアーム
レストフレーム9内の先側に左右方向に摺動可能に設
け、該操作ノブ25と前記ロックギヤ14との間のアー
ムレストフレーム9内には前記操作ノブ25の左右方向
移動を前後方向移動に変換するカム機構17と、該カム
機構17により変換した前後方向移動により前記ロック
ギヤ14を回動させるロッド18とを設けたアームレス
トの角度調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03163550A JP3098575B2 (ja) | 1991-06-08 | 1991-06-08 | アームレストの角度調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03163550A JP3098575B2 (ja) | 1991-06-08 | 1991-06-08 | アームレストの角度調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361708A JPH04361708A (ja) | 1992-12-15 |
JP3098575B2 true JP3098575B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=15776032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03163550A Expired - Lifetime JP3098575B2 (ja) | 1991-06-08 | 1991-06-08 | アームレストの角度調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098575B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5984416A (en) * | 1998-04-30 | 1999-11-16 | Calvin College | Adjustable armrest |
JP4522316B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2010-08-11 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用アームレストロック部構造 |
CN113085685A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-07-09 | 东莞市勇哥汽车改装用品有限公司 | 汽车座椅脚托板 |
-
1991
- 1991-06-08 JP JP03163550A patent/JP3098575B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04361708A (ja) | 1992-12-15 |
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