JP3096805B2 - 圧電式搬送装置 - Google Patents

圧電式搬送装置

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JP3096805B2
JP3096805B2 JP07335585A JP33558595A JP3096805B2 JP 3096805 B2 JP3096805 B2 JP 3096805B2 JP 07335585 A JP07335585 A JP 07335585A JP 33558595 A JP33558595 A JP 33558595A JP 3096805 B2 JP3096805 B2 JP 3096805B2
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清 富岡
健次 小山
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株式会社セラテック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電式搬送装置に関
し、特に、床面への防振効果と床面からの振動防止とに
適しており、質量体の位置と大きさと形状を選択し得る
ようにして、防振効果を最大ならしめることを可能にし
た圧電式搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、圧電式搬送装置が種々の分野
で使用されてきた。しかるに、その圧電式搬送装置の使
用により、部品の移送を効率的に行い、部品の組立作業
の効率化を図るべく、これまでの部品の組立作業に比べ
て、部品の組立作業の効率を上げる必要が生じてきた。
しかし、圧電式搬送装置を使用して部品の移送を効率的
に行う具体的な研究は必ずしも十分なされているとはい
えない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、搬送体の部分
の進退運動を繰り返させて、組立用部品などの搬送物品
を前進させるべく搬送体を効果的に作動させるために
は、当該作動を阻害する振動吸収を適切に行なわなけれ
ばならない。そのために、防振効果を最大にすることを
本発明の第一の課題とする。また、防振部材の一つの防
振ばね本来の機能を十分生かし得ることを本発明の第二
の課題とする。また、前後に位置する加振体の中間位置
の質量体の形状、位置、大きさを選定し得るようにして
防振効果を最大にすることを本発明の第三の課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前後に位置す
る加振体1とそれらの加振体1の上部に設けた連結部材
4、41とにより可動部を形成し、その可動部の上部に
搬送体5を固着し、前記加振体1の下部に質量体3を位
置させ、その質量体3の上に、質量体3とは別の質量体
2を設けるようにし、前記質量体3の下には、弾性部材
8を介して基台6を設け、前記質量体2には、防振効果
を最大ならしめるように開孔の位置および開孔の大きさ
を選定することにより防振効果向上用開孔部11を設け
得るようにした圧電式搬送装置である。
【0005】
【作用】本発明の圧電式搬送装置は、前後に位置する加
振体1とそれらの加振体1の上部に設けた連結部材4、
41とにより可動部を形成し、その可動部の上部に搬送
体5を固着し、前記加振体1の下部に質量体3を位置さ
せ、質量体3と質量体2と搬送体5との間をそれぞれ別
々の弾発材で連通させて、その屈曲運動により、搬送体
5上の搬送物品を所望の運動量で搬送させることを可能
とし、質量体3の上に、質量体3とは別の質量体2を設
、前記質量体3とは別異の質量体2を、質量体3の下
に設けた弾性部材8を介して弾発力を容易に調整しえる
ようにし、また、質量体2を質量体3に対してみだりに
動き得ないようにし、質量体2の中に設けた防振効果向
上用開孔部11により、防振能の大きさを加減調整して
なり、質量体3の上にその質量体3とは別異の質量体2
を載せて、前記質量体3の下には弾性部材8を介して基
台6を設け、前記質量体2には、防振効果を最大ならし
めるように開孔の位置および開孔の大きさを選定するこ
とにより所望の防振能を容易にえることができるように
した防振効果向上用開孔部11を設け得るようにした圧
電式搬送装置であるから、その質量体2に開孔部をどの
ように穿つかという点は、開孔部を穿ってはじめて防振
効果があるのかどうかが分かるのであり、その開孔部を
穿ってはじめてその防振効果の成果に従い適正にほせい
することができるようになる。そこではじめて、本願の
目的とするところの防振効果をえるこことができる状態
になる。次に、本願において、開孔を選択するに当たっ
ては、まず、質量体2以外の圧電式搬送装置の構成要素
の仕様を固定させ、質量体3上に載置固定が可能な範囲
内で種々なる形状、種々なる部所に種々なる大きさの開
孔を設けた質量体2を用意し、これらの質量体2を個別
に質量体3上に載置固定することによって防振効果の確
認試験を行うことで開孔部の選択をしたのである。この
場合、質量体2以外の圧電式搬送装置の構成要素の仕様
が異なれば必然的に質量体2における開孔部の開孔の位
置および開孔の大きさが変動することは勿論である。と
ころで、このように多大な労力と時間を要する方法を採
ったのは防振効果に及ぼす要因が多く、かつ、これらの
要因が複雑に絡み合っており、計算では割り出せないか
らである。
【0006】
【実施例1】本発明に係る圧電式搬送装置は、前後に位
置する加振体1とそれらの加振体1の上部に設けた連結
部材4、41とにより可動部を形成し、その可動部の上
部に搬送体5を固着し、前記加振体1の下部に質量体3
を位置させ、その質量体3の上に、質量体3とは別の質
量体2を設け、前記質量体3の下には、弾性部材8を介
して基台6を設け、その基台6と前記質量体3の端部を
揃えて前記基台6と前記質量体3に対し前記弾性部材8
を離して位置させ、前記質量体2には防振効果向上用開
孔部11を設け、その防振効果向上用開孔部11を通し
て給電線12を配線し、その配線の端部を前記加振体1
の適宜位置に接続する。可動部を構成する前記連結部材
4、41は可動部の上部に配設される搬送体取り付け部
材7に固着され、その搬送体取り付け部材7を介して搬
送体5と一体化される。ここで、前記連結部材4、41
のうち前方側の連結部材41(図2における右側の連結
部材)を後方側の連結部材4(図2における左側の連結
部材)に比べて板厚を厚くする。それは搬送物品を円滑
に前進させるためである。前記加振体1の下部に質量体
3を位置させ、その質量体3の上に、質量体3とは別異
の質量体2を載置、取り付けし、前記質量体3の下に
は、弾性部材8を介して基台6を設け、前記質量体2に
は、防振効果を最大ならしめるように開孔の位置および
開孔の大きさを選定することにより防振効果向上用開孔
部11を設け得るようにした圧電式搬送装置である。
【0007】
【効果】本発明は、前後に位置する加振体1とそれらの
加振体1の上部に設けた連結部材4、41とにより可動
部を形成し、その可動部の上部に搬送体5を固着し、前
記加振体1の下部に質量体3を位置させ、その質量体3
の上に、質量体3とは別の質量体2を設け、前記質量体
3の下には、弾性部材8を介して基台6を設け、前記質
量体2には、防振効果向上用開孔部11を設けたことを
特徴とする圧電式搬送装置であるから、前記質量体3と
は別の質量体2に防振効果向上用開孔部11を設けるこ
とにより、その防振効果向上用開孔部11の位置および
形状および大きさを適宜選択して最上の防振効果を発揮
し得る効果がある。また、前記質量体3の下に弾性部材
8を介して基台6を設け、その基台6と前記質量体3と
の間の弾性部材8と基台6と質量体3のそれぞれとの間
に適宜隙間をとることにより弾性部材8を防振ばね本来
の機能を十分発揮して床面への防振効果および床面から
の防振効果を発揮し得る効果がある。さらにまた、その
質量体3の上に、質量体3とは別の質量体2を設けるよ
うにしたので、質量体2以外の圧電式搬送装置の構成要
素の仕様が異なれば、必然的に質量体2における開孔部
の開孔の位置および開孔の大きさが変動することは勿論
である。これを受けて、防振効果に及ぼす要因が多く、
かつ、これらの要因が複雑に絡みあっており、計算では
割り出せないことから、多大な時間と労力を要していた
従来技術の防振効果の発現を本発明では、単に、開孔部
の開孔の位置および開孔の大きさを変えるだけで所望の
効果を得ることが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した圧電式搬送装置の平面図であ
る。
【図2】図1に示した本発明を施した圧電式搬送装置の
正面図である。
【図3】図1,図2に示した本発明を施した圧電式搬送
装置の側面図である。
【図4】図2に示した本発明を施した圧電式搬送装置の
防振効果向上用開孔部の開孔を利用して給電線を配線し
得るようにした圧電式搬送装置の正面図である。
【図5】本発明を施した圧電式搬送装置の要部の弾性部
材と基台と質量体のそれぞれとの間に隙間があることを
示した部分拡大正面図である。
【符号の説明】
1 前後に位置する加振体 2 質量体 3 質量体 4 連結部材 41 連結部材 5 可動部の上部の搬送体 6 基台 7 搬送体取り付け部材 8 弾性部材 9 平ワッシャなどのスペーサ 10 固定具 11 防振効果向上用開孔部 12 給電線 13 固定用窪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−97716(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 27/00 - 27/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後に位置する加振体1とそれらの加振体
    1の上部に設けた連結部材4、41とにより可動部を形
    成し、その可動部の上部に搬送体5を固着し、前記加振
    体1の下部に質量体3を位置させ、その質量体3の上
    に、質量体3とは別の質量体2を設けるようにし、前記
    質量体3の下には、弾性部材8を介して基台6を設け、
    前記質量体2には、防振効果を最大ならしめるように開
    孔の位置および開孔の大きさを選定することにより防振
    効果向上用開孔部11を設け得るようにした圧電式搬送
    装置。
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