JP3040423B2 - オートノズル - Google Patents

オートノズル

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JP3040423B2
JP3040423B2 JP2100891A JP10089190A JP3040423B2 JP 3040423 B2 JP3040423 B2 JP 3040423B2 JP 2100891 A JP2100891 A JP 2100891A JP 10089190 A JP10089190 A JP 10089190A JP 3040423 B2 JP3040423 B2 JP 3040423B2
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pin
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武司 山口
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液面を検知して自動的に主弁を閉鎖するオ−
トノズルに関し、よりく詳しくは、自動閉弁機構に特徴
を有するオ−トノズルに関する。
(従来技術) 筒先部先端近傍に開口した空気流路管が液により閉ざ
されることによって生じる負圧室内の負圧によりダイヤ
フラムを変形させ、これと連動するピンにより結合され
ていた弁杆を解放して流路を閉塞するようにしたオ−ト
ノズルでは、何らかの原因によりピンに大きな負荷が作
用してクラッチ部分から外れなかったような場合に、流
路を閉塞することができなくなって、溢流事故を起こし
かねない不都合が生じる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、確実な主弁閉止動作を可能にす
る信頼性のあるオ−トノズルを提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するためのオ−
トノズルとして、液面検知により生じる負圧作用を受け
て変位する2つのダイヤフラムを自動閉弁機構を負圧室
に配設して、これらのダイヤフラムのうちの一方のダイ
ヤフラムに主弁閉止用の機構を、他方のダイヤフラムに
は、一方のダイヤフラムの変位を助長する機構を取付け
るようにしたものである。
(作用) このように構成したことにより、何らかの原因により
クラッチ部分が外れにくくなった場合には、必要な力を
2つのダイヤフラムに分担させ、これらのダイヤフラム
に主弁閉止操作のための十分な余力を付与させて、必要
な給液停止動作を行わせるようにしたものである。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
第1、2図は本発明の一実施例を示したもので、この
給液ノズル1には、一端が筒先部2の先端付近に開口3a
した空気流路管3が挿入され、その他端は、筒胴部5に
網けたチェック弁6の負圧発生部7と、後述する自動閉
弁機構20の負圧室21内に連通している。
一方筒胴部5には、その側面に図示しない給液ポンプ
と連通するホ−ス8の端部が結合し、ここから筒先部2
へ達する流路には、弁杆10を介して作用するスプリング
13により常時流路を閉塞するよう付勢された主弁11が配
設されており、またこの弁杆10の軸心部にはプッシュロ
ッド14が挿通されている。このプッシュロッド14は、そ
の後端に作用するスプリング16によって常時レバ−17を
前向きに付勢するようその背面に当接していて、一端を
ピン18により回動可能に枢支したレバ−17を引くことに
より、プッシュロッド14をスプリング16に抗して図中右
方へ移動し、後述するピン28を介してこれと結合した弁
杆10を伴って流路を開放するように構成されている。な
お図中符号9は主弁11が当接して流路を閉塞する弁座を
示している。
第3図は本発明の主要部をなす自動閉弁機構20の詳細
を示したものである。
この自動閉弁機構20は、周知のように、空気流路管3
の筒先部2先端に臨んだ開口部3aがタンク内の液により
塞がれた際に主弁11を閉塞するよう作動するものであ
る。この自動閉弁機構20には、空気流路管3と連通する
負圧室21が設けられていて、その下方には、バネ26によ
り常時下向きに付勢されたメインダイヤフラム25が張設
され、そのメインダイヤフラム25の押え部材35に形成さ
れた支柱36にはスリット40が2個所に刻設され、頂部の
バネ座37に着座したバネ31により常時上向きに付勢さ
れ、作動設定負圧がメインダイヤフラム25より大きいサ
ブダイヤフラム30が張設されている。上記したメインダ
イヤフラム25には、その下面にコ字形の駒27が固定され
ていて、この駒27に設けた長孔に摺動自在に挿通した2
本のピン28を弁杆10の切欠き12内に位置させた上、さら
にプッシュロッド14の凹部15に係脱させることにより、
弁杆10とブッシュロッド14との結合、離脱を図るように
構成されている。
一方、上記したスリット40にはそれぞれレバ−23、23
がピン22により回動自在に取付けられていて、これらの
各内端は、メインダイヤフラム25の上面に立設したT字
形のセンタ−ピン29に対して、これを下方から押し上げ
るように作用し、またこれらの外端には、サブダイヤフ
ラム30の下面に固定した円筒状の押下げ部材32が押圧作
用するように構成されている。
なお、図中符号38はサブダイヤフラム押え兼カバ−、
39はカバ−38にあけた空気孔を示している。
つぎに上述した給液ノズルの各動作について説明す
る。
第1、2図に示した状態、つまり、バネ13に付勢され
た主弁11が弁座9に当接して流路を閉塞し、弁杆10の切
欠き12内に位置するピン28がプッシュロッド14の凹部15
に係合して弁杆10とプッシュロッド14とを結合させてい
る状態のもとでレバ−17を引くと、弁杆10は、プッシュ
ロッド14とともに図中方向へ移動して流路を開く。
このようにして給液が開始されると、チェック弁6の
負圧発生部7で生じたベンチュリ−効果により空気流路
管3内に負圧が生じるが、この時点では、空気流路管3
の筒先部2側開口端3aは大気中にあって、ここから吸引
された空気が負圧発生部7に流れ込んでいるため、自動
閉弁機構20の負圧室21には負圧が生じない。
引続く給液動作によりタンク内の液面レベルが上昇
し、やがて、筒先部2側の開口端3aが液あるいは液面上
のアワにより閉塞されると、空気流路管3と連通してい
る負圧室21の内部は負圧発生部7で生じた負圧をそのま
ま受けて負圧となる。
これにより、メインダイヤフラム25はバネ26に抗して
上方に撓み、これと一体となった駒27を引上げてピン28
をプッシュロッド14の凹部15から外し、弁杆10の拘止を
解いてこれをバネ13の付勢力により図中左方へ移動さ
せ、主弁11を弁座9に当接させて流路を閉塞する。
ところで、ピン28が切欠き12または凹部15と噛んだり
して負圧が大きくなった場合には、メインダイヤフラム
25の力だけでは自動閉弁機構20を作動させることができ
ない。このような場合には、負圧発生部7で生じるさら
に大きな負圧を受けたサブダイヤフラム30がバネ31に抗
して下方へ撓み、その下面に固定した押下げ部材32をも
ってレバ−23、23の各外端を下方へ押圧する。このた
め、左右のレバ−23、23はそれぞれ反時計方向及び時計
方向に回動し、その内端によってセンタ−ピン29を下方
から押上げ、これと一体をなすメインダイヤフラム25の
上向き撓みを助長する。
このように、ピン28が弁杆10の切欠き12とプッシュロ
ッド14の凹部15との間できつく挟持されて、メインダイ
ヤフラム25に離脱のための十分な上向き撓みが生じない
ような場合が生じても、レバ−23、23を介してセンタ−
ピン29に作用するサブダイヤフラム30の撓み力がメイン
ダイヤフラム25に十分な撓みを生じさせ、これによりピ
ン28をプッシュロッド14の凹部15から離脱させ、弁杆10
の拘止を解いて正常な閉弁動作を行わせる。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、液面検知により生
じる負圧作用を受けて変位する2つのダイヤフラムを配
設して、その一方には、主弁閉止用の機構を、他方のダ
イヤフラムには、一方のダイヤフラムの変位を助長する
機構を設けるようにしたので、閉弁機構に大きな負荷が
作用した場合には、主弁閉止操作に必要な力を2つのダ
イヤフラムに分担させ、これらのダイヤフラムに主弁閉
止操作のための十分な余力を付与させて、必要な給液停
止動作を確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】 第1、2図は本発明の一実施例をなす給液ノズルを断面
で示した側面図と平面図、第3図(a)(b)は自動閉
弁機構を拡大して示した側面図と正面図である。 1……給液ノズル、3……空気流路管 6……チェック弁、10……弁杆 14……プッシュロッド、17……レバ− 20……自動閉弁機構、21……負圧室 23……レバ− 25……メインダイヤフラム 28……ピン、29……センタ−ピン 30……サブダイヤフラム 2……押下げ部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液面検知により生じる負圧作用を受けて変
    位する2つのダイヤフラムを自動閉弁機構の負圧室に配
    設するとともに、該両ダイヤフラムのうちの一方のダイ
    ヤフラムに主弁閉止用の機構を、他方のダイヤフラムに
    は、一方のダイヤフラムの変位を助長する機構を取付け
    たオ−トノズル。
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