JP4031553B2 - 車両の2段式警笛装置 - Google Patents

車両の2段式警笛装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道車両等の車両の警笛装置、特にその種の車両における2段式警笛装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄道車両に使用されている警笛装置としては、特公昭58−5815号公報に開示されているような2段式の警笛装置がある。この2段式警笛装置は、比較的小形の装置であり(1例として、ペダルを除く本体のサイズは、高さが約175m、幅が約110mm、奥行きが約86mm、そして小さな警笛音を発生する電気式警笛と、大きな警笛音を発生する空気式警笛とを備えている。これら警笛音の使い分けは、1つのペダルの踏込距離と踏込抵抗力に差を設けることにより行えるようにしている。即ち、踏込距離については、運転手がペダルを踏み込んだとき、ペダルのストロークのある位置から電気式警笛が作動し始めて小さい警笛音を発し、そしてさらに踏み込んだあるストローク位置より空気式警笛も作動し始めて大きな警笛音を発生する。また、踏込抵抗力については、空気式警笛装置内に設けた2つのバネを使う。即ち、2つのバネの内の一方のみで、初期位置から、電気式警笛作動開始ストローク位置と空気式警笛作動開始ストローク位置直前まで踏込抵抗力を発生させ、そしてその位置以降において、他方のバネも踏込抵抗力の発生に加わらせる。これにより、それら2つの作動開始ストローク位置の間で踏込抵抗力にある程度の差を付け、警笛音の容易な使い分けを図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の2段式警笛装置においては、2つの警笛音の使い分けは、実際には、それを確実に行うことが容易でない、という問題がある。即ち、小さな警笛音の発生で十分な場合においても、ペダルの踏み込み過ぎにより、大きな警笛音まで発生しまうことがあった。
【0004】
また、一般に、鉄道車両においては、警笛装置は、高い信頼性を要求される部品である。このため、警笛装置の故障は、“A故障”と呼ばれ、その故障が判明した時点で、それ以降の車両の営業運転が許されなくなる。このことは、警笛装置のみの故障でも、鉄道車両全体の故障として扱われることを意味する。また、鉄道車両においては警笛装置が設置される運転台には、スペースにあまり余裕がない。従って、このような警笛装置に対し、警笛音の使い分けを容易にするという目的のために、機械的、構造的、または寸法的な変更を加えることは、簡単なことではない。
【0005】
従って、本発明の目的は、高い信頼性を要求される車両の2段式警笛装置において、2つの警笛音の確実な使い分けをより容易にすることである。
【0006】
また、本発明の別の目的は、従来の2段式警笛装置に対し最小限の変更を加えることにより、2つの警笛音のより一層確実な使い分けを実現した車両用の2段式警笛装置を提供することである。
【0007】
さらに、本発明の別の目的は、従来の2段式警笛装置の寸法をほとんど変えずに、2つの警笛音のより一層確実な使い分けを実現した車両用の2段式警笛装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を実現するため、本発明による車両の2段式警笛装置は、イ)本体、ロ)該本体に設けた第1および第2の警笛部、ハ)該第1および第2警笛部を互いに異なった動き位置で作動する前記本体に枢支したペダル、ニ)前記本体内に、該本体に対し相対的に定めた警笛作動制御空間、ホ)前記第1警笛部の作動する位置と前記第2警笛部の作動する位置との間において、前記第1および第2警笛部が前記ペダルに与える踏込抵抗力成分とは独立の踏込抵抗力成分を、前記警笛作動制御空間内にて前記ペダルに対し与える、踏込抵抗力形成部、を備える。
【0009】
本発明によれば、前記本体内に設けた、前記ペダルを含む警笛作動部を含み、該警笛作動部は、イ)前記本体の外に位置する足踏部と、前記警笛作動制御空間内に延在する作用部と、を含む前記ペダルであって、該ペダルは、所定の回転方向におけるストロークにおいて、順に第1位置、第2位置、第3位置を有し、前記作用部は、前記作動制御空間内の作用部移動空間内において移動する、前記のペダル、ロ)前記第1警笛部を作動するための第1作動部材であって、前記作動制御空間内に突出した端部を有しており、該第1作動部材は、前記端部が前記ペダルの前記作用部と接触するように付勢されており、また前記ペダルの所定回転方向における前記第2位置以降のストローク区間の間 前記第1警笛部を作動するように配置した、前記の第1作動部材、ハ)前記第2警笛部を作動するための第2作動部材であって、前記作動制御空間内に突出した端部を有しており、該第2作動部材は、前記端部が前記ペダルの前記作用部と接触するように付勢されており、また前記ペダルの所定回転方向における前記第3位置以降のストローク区間の間 前記第2警笛部を作動するように配置した、前記の第2作動部材、を備えることができる。
【0010】
また、本発明によれば、前記踏込抵抗力形成部は、前記ペダルの前記所定回転方向における踏込抵抗力を形成するため、イ)第1踏込抵抗力成分形成部材であって、前記ペダルの前記所定回転方向における前記第1位置以降のストローク区間の間 作用する第1踏込抵抗力成分を形成する、前記の第1踏込抵抗力成分形成部材、ロ)第2踏込抵抗力成分形成部材であって、前記ペダルの前記所定回転方向における前記第3位置以降のストローク区間の間 作用する第2踏込抵抗力成分を形成する、前記の第2踏込抵抗力成分形成部材、ハ)第3踏込抵抗力成分形成部材であって、前記ペダルの前記所定回転方向における前記第2位置と前記第3位置との間の第4位置以降のストローク区間の間 作用する第3踏込抵抗力成分を、前記独立の踏込抵抗力成分として形成する、前記の第3踏込抵抗力成分形成部材、を備えることができる。
【0011】
本発明によれば、前記第3踏込抵抗力成分形成部材は、イ)前記作動制御空間内において前記本体に設けた突起部、ロ)前記ペダルに設けた板バネ部材であって、前記ペダルの長手方向に沿った長さを有しており、また前記ペダルに固定された一端部と、前記ペダルの前記作用部から前記作用部移動空間の外に突き出た自由端を有する他端部と、を有していて、前記板バネ部材は、前記ペダルのストロークの間 前記他端部が前記ペダルに対し付勢されるように配置し、また前記他端部は、前記自由端が前記ペダルの所定回転方向における前記第4位置以降のストローク区間の間 前記突起部と係合するように、前記突起部に対し相対的に配置した、前記の板バネ部材、を備えることができる。
【0012】
また、前記ペダルは、イ)前記板バネ部材の前記他端部が当接する当接面を有する前記作用部、ロ)前記足踏部を支える支持部、ハ)前記支持部と前記作用部とを連結する連結部であって、前記本体に枢支された部分を有し、また、前記作用部の前記当接面とは交差する面であって前記板バネ部材の前記一端部を接合する接合面を有する、前記の連結部、を含むことができる。
【0013】
前記板バネ部材は、前記一端部が前記ペダルの前記連結部の前記接合面に固定されて、前記他端部が前記ペダルの前記作用部の前記当接面に対し付勢されるように配置することができる。
【0014】
また、本発明によれば、前記第3踏込抵抗力成分形成部材は、さらに、イ)前記ペダルの長手方向に沿った長さを有する添え板であって、一端部と他端部とを有する、前記の添え板、ロ)締結部材であって、前記板バネ部材の前記一端部を、前記添え板の前記一端部を介して前記ペダルの前記連結部の前記接合面に対し締め付けて、前記添え板の他端部が、前記板バネ部材の前記作用部の前記当接面への付勢に寄与させる、前記の締結部材、を含むことができる。
【0015】
さらに、イ)前記ペダルは、前記連結部の前記接合面と前記作用部の前記当接面が交差する交差位置を有し、ロ)前記添え板の前記他端部の位置が、前記交差位置から前記ペダルの長手方向に沿って、前記ペダルの前記支持部の方に所定の距離だけ離れるように構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、以下に図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1〜図4は、本発明による2段式警笛装置を示す図であり、図1は側面図、図2は上面図、図3は正面図であり、そして図4は、図3の線IV−IVにほぼ沿って見た拡大断面図である。図示の通り、2段式警笛装置は、大きく分けて、本体1と、ペダル2と、踏込抵抗力形成部3とから成る構成を有している。詳細には、本体1は、図1から良く分かるように、側面が略C字形状のフレーム10を備え、このフレームは、基部100と、側部102と、上部104とを備えている。さらに、本体1は、フレーム10の下部においてその基部100と上部104との間にて設けた電気式警笛部12と、フレーム10の上部104にボルトで締結した空気式警笛部14とを備えている。空気式警笛部14は、前方/下方に突き出た1対のブラケット140、141を備えている。2つの警笛部12と14との間には、前方と側方に開放された警笛作動制御空間18を定めている。本体1の寸法は、例えば、高さ約175mm、幅約110mm、奥行き約86mmである。
【0018】
ペダル2は、逆S字状の部材からなっていて、足踏板20を支える支持部22と、警笛部を作動するための作用部24と、そしてこれら支持部と作用部とを連結する連結部26を有している。連結部26は、その作用部側の部分を、ブラケット140および141に枢支している。作用部24は、作動制御空間18内で、作用部移動空間を有している。ペダル2については、さらに図5を参照して後述する。
【0019】
図1に示すように、このペダル2は、足踏板の底面を基準として、初期位置P1から最終位置P4までの間でストロークすることができる(尚、図1では初期位置P1で図示)。位置P1とP4との間において、位置P2は、電気警笛が鳴動を開始する位置であり、そして位置P3は、空気警笛が鳴動を開始する位置である。従って、位置P2〜P3間では電気警笛のみが鳴動し、位置P3〜P4間では電気警笛と空気警笛の双方が鳴動する。また、位置P2とP3との間には、位置Pxあり、この位置から、踏込抵抗力形成部3が作用し始める。
【0020】
踏込抵抗力形成部3は、本体に固定の部材である止め座30と、そしてペダルに概して固定の部材である板バネ32とを備えている。止め座30は、作動制御空間18内で作用部移動空間の外に位置していて、フレームの側部102に対し1対のネジ31により取り付けている。また、形成部3は、板バネ32の他に添え板34を含み、これらは、1対のネジ36によりペダルの連結部26の下部に取り付けている。板バネ32、添え板34および止め座30については、後で、図6、図7および図8を参照してより詳細に説明する。
【0021】
電気式警笛部12は、従来と同様のものであり、電気式警笛(図示せず)の作動を制御するためのリミットスイッチ120を備えている。このリミットスイッチ120は、良く知られているように、内部のスイッチ(図示せず)と、内部スイッチの2つの接点と警笛との間の導線を導くゴムブッシング1200と、そしてそれら2つの接点間の接続をON−OFFするための押棒1202(図4参照)とを備えている。押棒1202は、上下に可動でかつ上方にバネ(図示せず)で付勢されており、そしてある位置より下方ではスイッチをOFFしその位置より上方ではスイッチをONにする。
【0022】
図4の断面図から良く分かるように、空気式警笛部14は、これも従来と同様の構造のものであるが、概して筒状の弁体142、弁体の側面に設けた開口143、開口の周囲から弁体の側面より突き出て設けた空気入口管144(内面は管用テーパーネジ)、弁体142の下部に挿入した概して筒状の弁座146、弁座の上部から挿入した弁体内で上下に可動の弁148を備えている。弁148は、下方に伸びた棒に端面149を有し、この端面で、弁操作のための力を受ける。また、警笛部14は、弁体の上部に螺着した概して筒状で上部が閉じたフタ150、このフタ内にあって開口143を介して入口管144と連通した圧縮空気室152、フタ150内に収容されていて弁148を下方の弁座146に付勢する弁付勢バネ154を備えている。尚、空気入口管144は、図示しない圧縮空気タンクに連結される。
【0023】
さらに、警笛部14は、弁座146の下部から挿入した弁座内で上下に可動の弁押棒156を備えている。弁押棒156は、弁体から下方に突き出ていてペダル2から警笛部14の操作のための力を受ける上側の端面157と、弁148をその端面149で押すための下側の端面158を有している。尚、図示のように、端面149と端面158との間には、所定の遊びを設けていて、その距離は、ペダルの位置P1からP3までの動きに対応した弁押棒156の移動距離にほぼ等しくしてある。図4には、ペダルの位置P1〜P4にそれぞれ対応した弁押棒端面158の上下方向の位置を、位置P1'〜P4'として示している。
【0024】
また、警笛部14は、弁押棒を弁座から出ないように押さえる押え板159、弁座146の下部内に収容されていて弁押棒156を押え板の方に付勢する弁押棒付勢バネ160、弁座の上部に定めた排気室161、排気室を定める弁座の側面を貫通した1対の開口162(図4には一方のみ図示)、これら開口のそれぞれと連通する弁体の側面に設けた1対の空気出口164,166(図3参照)(図3の空気出口の点線はネジ部とテーパープラグを示す)を備えている。参照番号168,170は、密閉のためのOリングである。尚、図3に示した例においては、空気出口166の方は使用しないため、テーパプラグ172を挿入して密閉している。使用する方の空気出口164は、図示しない空気ホーンに接続される。従って、圧縮空気の経路は、タンクから入口管144、開口142、圧縮空気室152へ、そして弁148が開いたら、排気室161、開口162、空気出口164、それから空気ホーンである。
【0025】
次に、図5も参照して、ペダル2をより詳細に説明する。図5の(a)は、ペダル2の拡大側面図であり、そして(b)は、(a)を矢印bの方向から見た一部簡略化した図である。図示のように、ペダル2は、連結部26の後面に平坦な接合面260を有し、また作用部と連結部の上部の下面に同じく平坦な当接面240を有し、そして作用部に同じく平坦な上面242を有している。当接面240は、接合面に対し約104度(1例)の角度で交差している。参照番号261は、その交差位置である。また、連結部26は、その上部にブラケットへの枢支のための水平方向の孔262を有し、またその下部には、板バネ32および添え板34を取り付けるための1対のネジ切り孔264を有している。さらに、作用部24は、上下方向の丸孔244および246を有している。孔244は、断面が逆T字状の押し片248(図4参照)を取り付けるためのものであり、この押し片は、リミットスイッチ12の押棒1202を押すのに使う。一方、孔246は、断面がT字状の押し片249(図4参照)を取り付けるためのものであり、この押し片は、弁押棒156の端面157を押すのに使う。
【0026】
次に、図6も参照して、板バネ32について詳細に説明する。尚、図6の(a)は板バネの側面図、(b)はその一部簡略化した上面図、(c)は(a)を矢印cの方向から見た図である。尚、これらの図では、板バネは、ペダル2に取り付けた状態で示してあるが、本来は全体が平らな部材である。図示のように、板バネ32は、例えば2mmの板厚であり、そして基部部分320(例:23mm幅)と、これより幅が広い先端部分322(例:35mm幅)とを有している。基部部分320には、ペダル2への取り付けのための1対の長丸孔324(例:各々4.2mm×6mm)を有しており、この基部部分をペダル2の連結部26の接合面に対し接合する。また、先端部分は、押し片248の通過を可能にするためその押し片の最大径よりも大きい長丸孔328(例:17mm×14mm)を有している。この先端部分322は、基部部分320をペダル接合面260に接合することによりその基部部分の上側部分が湾曲して、接合面260とは交差するペダル当接面240に対し押し付けられる。この付勢された状態において、先端部分322の端部329がペダル作用部24の先端よりさらに突き出るように、板バネの長さを決めている。端部329のその突出は、ペダルが踏まれたときに止め座30と係合可能となるのに必要なものであり、そして突出の長さは、長丸孔324により調節が可能である。
【0027】
図7は、添え板34の正面図であり、例えば板厚1mm、ペダルの長手方向と同じ方向の長さが40mm、そして幅20mmの平らなバネ部材であり、板バネ32と同じ材料のものである。この添え板34は、下側部分に、ペダルへのネジ36による取り付けのための1対の丸孔340(例:各々4.5mm径)を有している。また、添え板34は、その長手方向の端部の内その上側の端部344は、丸孔340(上側のもの)の位置から所定の長さの位置、言い換えれば、ペダルに取り付けたときにペダル交差位置261から所定の距離にある。この添え板34は、図1から分かるように、板バネ基部部分320を補強するように作用し、従って板バネの基部部分320の上部並びに先端部分322のペダル当接面240への付勢力を増強するように働く。この補強または増強作用は、添え板の長さがより長くなるにつれあるいは端部344の位置がよりペダル交差位置261に近づくにつれ、大きくなる。また、この増強作用は、添え板34の板厚を変えることによっても増減する。
【0028】
図8は、止め座30を示しており、(a)はその正面図、(b)は上面図、(c)は側面図である。この止め座30は、例えば、幅30mm(板バネ先端部分322よりやや狭い)、高さ8mm、奥行き8mmの部材である。この止め座には、フレーム側部102への1対のネジ31による取り付けのため、一対のネジ切り孔300を設けている。
【0029】
次に、図9〜図12並びに図13を参照しながら、本発明による2段式警笛装置の動作について、踏込抵抗力の変化に言及しながら説明する。尚、図9〜図12は、図4と同等の図であるが、分かりやすくするために一部省略してある。また、図13は、ペダルストローク位置と踏込抵抗力との間の関係を示すグラフである。
【0030】
図9は、図4と同じペダル2が初期位置P1にあるときの状態を示す図であって、ペダル作用部24および板バネ先端部分322は、ほぼ水平である。このとき、リミットスイッチ120の押棒1202は、作用部24の押し片248により最下位位置に押し下げられており、従ってリミットスイッチ120はOFFである。また、弁押棒156も、作用部上面242により押し上げられていないためその最下位位置にあり、従ってその端面158は位置P1'にある。一方、弁端面149は、弁が閉じているときのP3'位置にある。このとき、弁押棒156は、付勢バネ160(図4に示す)により、ある大きさの初期付勢力で押し付けられている。この力によりペダル足踏板20に作用する踏込抵抗力を、F1(例えば約0.3Kg)とする(図13参照)。尚、リミットスイッチ押棒1202を上に付勢するバネ(図示せず)による力は、無視できるものとする。
【0031】
図10は、ペダル2を踏み込んで位置P2になったときの図である。ペダル作用部24および板バネ先端部分322は、少し傾き、このとき、リミットスイッチ押棒1202は約1mm(1例)上昇していて、これによりリミットスイッチはONになり、電気警笛が鳴動を開始する。一方、弁押棒156も、付勢バネ160に抗してほぼ同じ距離押し上げられて、端面158が位置P2'となっている。しかし、この端面158は、P3'位置にある端面148とは接触しないため、弁148は閉じている。また、このとき、板バネ32は止め座30に当たっていないため、ペダル2の踏込抵抗力として作用するのは、付勢バネ160のみのままである。従って、踏込抵抗力は、図13に示すように、位置P2まで、付勢バネ160により定まる緩やかな傾きで線形に上昇している。
【0032】
次に、図11は、ペダル2をさらに踏み込んで位置Pxになったときの図であり、これは、ちょうど板バネ先端部分322の端部329が止め座30に当たるときである。このとき、リミットスイッチ押棒1202はさらに約1mm(1例)上昇しているが、リミットスイッチのON状態は変わらず、電気警笛の鳴動が続いている。一方、弁押棒156も、付勢バネ160に抗してほぼ同じ距離さらに押し上げられる。これにより、端面158は、位置Px'となっているが、P3'位置にある端面148とはまだ離れており、従って弁付勢バネ154による力の作用はない。従って、依然として付勢バネ160しか作用していないため、踏込抵抗力は、図13に示すように、位置P2から位置Pxまで、位置P1〜P2と同じ傾きで上昇している。位置Pxでの踏込抵抗力Fxは、例えば1Kgである。
【0033】
位置Px以後では、付勢バネ160に加えて、板バネ32による力が急激に作用し始める。従って、踏込抵抗力は、図示のように、Px位置からほんの少し踏み込んだだけで、板バネ32の大きな初期付勢力のために大きな傾きで上昇する。
【0034】
図12は、さらに踏み込んで位置P3になったときの図であり、これは、ちょうど弁押棒端面158が弁端面149に当たるときである。このとき、リミットスイッチ押棒1202は、既にその最上位の最終位置(例:初期位置より約3.4mm上)に達しているため、押し片248とは離れている。一方、弁押棒156も、付勢バネ160に抗して初期位置からほぼ約3mm(例)押し上げられている。これにより、端面158は、上記の通り、位置P3'となっているが、弁付勢バネ154による力の作用は始まっていない。従って、踏込抵抗力は、図13に示すように、位置Pxから位置P3までは、付勢バネ160と板バネ32により定まる傾きで急上昇して、位置P3ではF3に達する。このF3は、例えば7kgであり、Fxのほぼ7倍である。これにより、踏込抵抗力カーブに急上昇部分Sが形成される。
【0035】
位置P3以後は、弁押棒端面158が弁端面149を弁付勢バネ154に抗して押し上げるため、弁148が開いて、電気警笛に加えて、空気警笛が鳴動し始める。また、弁付勢バネ154が踏込抵抗力に作用を開始するため、踏込抵抗力カーブは、図13に示すように、3つのバネ160,32,154により定まる更に少し急な傾きで線形に上昇し始め、そして最終位置P4に至る。
【0036】
以上に説明したように、本発明による2段式警笛装置においては、踏込抵抗力カーブは、電気警笛が鳴動開始する位置P2と空気警笛が鳴動開始する位置P3との間に、急上昇部分Sをもっている。比較のため、図13には、一点鎖線で、従来の2段式警笛装置おける踏込抵抗力カーブを示している。これからも分かるように、従来のものでは、電気警笛音が鳴動開始するときの踏込抵抗力と空気警笛音が鳴動開始するときの踏込抵抗力との間に、大きな差がないため、2つの警笛音の踏み分けには、運転手は、踏込力の細かな加減を必要としていた。これに対し、本発明では、踏込抵抗力Fxと踏込抵抗力F3との間には、大きな差(図示例では、少なくとも6Kg)があり、従って警笛音の踏み分けが、踏込力の大まかな加減でも可能である。
【0037】
以上に述べた本発明による2段式警笛装置の1実施形態においては、種々の変更が可能である。第1に、図13の踏込抵抗力カーブにおける急上昇部分Sの傾き(=(F3−Fx)/(P3−Px))は、板バネ32および添え板34の幾何形状(板厚、長さ、幅を含む)、または材料を変更することによって変えることができる。例えば、板厚を大きくすると、急上昇部分Sの傾きが大きくなると共に、位置P3以降の傾きも大きくなる。添え板の長さのみを大きくしたときも、板厚を大きくしたときと同様に、急上昇部分Sの傾きが大きくなり、また位置P3以降の傾きも大きくなる。板バネ32をその長丸孔324を利用して端部329をより突き出させた場合には、急上昇部分Sの傾きが少し小さくなり、また位置P3以降の傾きも少し小さくなるように作用する。第2に、止め座30と板バネ32の取り付け位置については、止め座は、板バネと上述のような係合が可能であれば、作動制御空間18内であって作用部移動空間内のその他の任意の適当な箇所に取り付けることができる。板バネは、その初期付勢力を大きくするために、ペダルの下面にその下面の形状に合わせた“へ”の字状に配置し、そしてそれ以降の付勢力上昇の勾配を比較的小さくするため、その基部部分320の湾曲部から端部329までの距離(即ち作用点と支点間の距離)を大きくしている。しかし、このような機能が実現できるのであれば、それ以外の任意の適当な配置を採用することもできる。
【0038】
【発明の効果】
以上に述べた本発明によれば、2段式警笛装置において、ペダルストロークの第1警笛音発生位置と第2警笛音発生位置との間に、弁操作抵抗力に無関係に、大きな踏込抵抗力差を設けることができ、これにより警笛音の踏み分けをより確実にすることができる。しかも、このような踏込抵抗力差を、従来の2段式警笛装置に大きな変更を加えず、既存の弁付勢バネ/弁押棒バネ等のバネとは独立のバネをペダルに直接関係させることにより、付けることができる。従って、弁付勢バネ/弁押棒バネ等の既存のバネの強さを変更する際に生じる問題(例えば、弁のたわみ、変形、強度不足等の問題、並びに寸法の変更の必要性の問題)を回避でき、これにより弁の設計変更が不要となり、装置の信頼性に与える影響を最小限にできる。また、警笛装置自体に追加バネを設置するため、装置の外部に特に大きな部品の追加(運転台の床とペダルとの間にバネの設置)を必要とせず、従って構造の複雑化防止、装置の大形化防止を図ることできる。これにより、車両の運転台のような狭いスペースに適した2段式警笛装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2段式警笛装置を示す側面図。
【図2】図1の2段式警笛装置の上面図。
【図3】図1の2段式警笛装置の正面図。
【図4】図3の線IV−IVにほぼ沿って見た拡大断面図。
【図5】図1〜3に示したペダル2をより詳細に示す図であり、(a)は、ペダル2の拡大側面図、(b)は、(a)を矢印bの方向から見た一部簡略化した図。
【図6】図1に示した板バネ32の詳細を示す図であり、(a)は側面図、(b)はその一部簡略化した上面図、(c)は(a)を矢印cの方向から見た図。
【図7】図1に示した添え板34の正面図。
【図8】図1および図4に示した止め座30を示す図であり、(a)はその正面図、(b)は上面図、(c)は側面図。
【図9】図1〜3に示した本発明の2段式警笛装置の動作を説明するための、図4と同様であるが一部省略した図であり、ペダル2が初期位置P1にあるときの状態を示している。
【図10】図1〜3に示した本発明の2段式警笛装置の動作を説明するための、図9と同様の図であり、ペダル2が位置P2にあるときの状態を示している。
【図11】図1〜3に示した本発明の2段式警笛装置の動作を説明するための、図9と同様の図であり、ペダル2が位置Pxにあるときの状態を示している。
【図12】図1〜3に示した本発明の2段式警笛装置の動作を説明するための、図9と同様の図であり、ペダル2が位置P3にあるときの状態を示している。
【図13】ペダル2のストローク位置と踏込抵抗力との間の関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1:本体
2:ペダル
3:踏込抵抗力形成部
10:フレーム
12:電気式警笛部
14:空気式警笛部
18:警笛作動制御空間
20:足踏板
30:止め座
32:板バネ
34:添え板
120:リミットスイッチ
142:弁体
148:弁
149:弁端面
154:弁付勢バネ
156:弁押棒
158:弁押棒端面
160:弁押棒付勢バネ
1202:リミットスイッチ押棒
P1,P2,Px,P3,P4:ペダル2の各ストローク位置
P1',P2',Px',P3',P4':弁押棒端面158の各位置
S:踏込抵抗力カーブの急上昇部分

Claims (9)

  1. 車両の2段式警笛装置であって、
    イ) 本体、
    ロ) 該本体に設けた第1および第2の警笛部であって、警笛部の作動のため可動の第1と第2の作動部材をそれぞれ有する、前記の第1と第2の警笛部、
    ハ)前記本体に枢支したペダルであって、所定の回転方向におけるストロークにおいて、順に初期位置である第1位置と、前記第1警笛部の前記作動部材を作動して前記第1警笛部の鳴動を開始させる位置と前記第2警笛部の前記作動部材を作動して前記第2警笛部の鳴動を開始させる位置とを有する、前記のペダル、
    ニ) 前記本体に設けた突起部と前記ペダルに一端部が固定された板バネ部材とを備えた踏込抵抗力形成部であって、前記ペダルが前記所定の回転方向にストロークするとき、前記第位置と前記第位置との間において前記突起部が前記板バネ部材の自由端を有する他端部と係合を開始して、前記第1および第2警笛部が前記ペダルに与える踏込抵抗力成分とは独立の踏込抵抗力成分を前記ペダルに対し与える、踏込抵抗力形成部、
    を含むこと、を特徴とする車両の2段式警笛装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記第1警笛部は、電気式警笛部であり、前記第2警笛部は、空気式警笛部であること、を特徴とする車両の2段式警笛装置。
  3. 請求項1または2に記載の装置であって、前記本体内に該本体に対し相対的に定めた警笛作動制御空間と、前記本体内に設けた前記ペダルを含む警笛作動部とを含み、該警笛作動部は、
    イ) 前記本体の外に位置する足踏部と、前記警笛作動制御空間内に延在する作用部と、を含む前記ペダルであって前記作用部は、前記作動制御空間内の作用部移動空間内において移動する、前記のペダル、
    ロ) 前記第1警笛部の前記第1作動部材であって、前記作動制御空間内に突出する端部を有しており、該第1作動部材は、前記端部が前記ペダルの前記作用部と接触するように付勢されており、また前記ペダルの所定回転方向における前記第位置以降のストローク区間の間前記第1警笛部を鳴動させるように配置した、前記の第1作動部材、
    ハ) 前記第2警笛部の前記第2作動部材であって、前記作動制御空間内に突出した端部を有しており、該第2作動部材は、前記端部が前記ペダルの前記作用部と接触するように付勢されており、また前記ペダルの所定回転方向における前記第位置以降のストローク区間の間前記第2警笛部を鳴動させるように配置した、前記の第2作動部材、
    を含むこと、を特徴とする車両の2段式警笛装置。
  4. 請求項3に記載の装置であって、前記踏込抵抗力形成部は、前記ペダルの前記所定回転方向における踏込抵抗力を形成するため、
    イ) 第1踏込抵抗力成分形成部材であって、前記ペダルの前記所定回転方向における前記第位置以降のストローク区間の間作用する第1踏込抵抗力成分を形成する、前記の第1踏込抵抗力成分形成部材、
    ロ) 第2踏込抵抗力成分形成部材であって、前記ペダルの前記所定回転方向における前記第位置以降のストローク区間の間作用する第2踏込抵抗力成分を形成する、前記の第2踏込抵抗力成分形成部材、
    ハ) 第3踏込抵抗力成分形成部材であって、前記ペダルの前記所定回転方向における前記第位置と前記第位置との間の第4位置以降のストローク区間の間作用する第3踏込抵抗力成分を、前記独立の踏込抵抗力成分として形成する、前記の第3踏込抵抗力成分形成部材、
    を含むこと、を特徴とする車両の2段式警笛装置。
  5. 請求項4に記載の装置であって、前記第3踏込抵抗力成分形成部材は、
    イ) 前記作動制御空間内において前記本体に設けた、前記突起部、
    ロ) 前記ペダルに設けた前記板バネ部材であって、前記ペダルの長手方向に沿った長さを有しており、また前記ペダルに固定された前記一端部と、前記ペダルの前記作用部から前記作用部移動空間の外に突き出た自由端を有する前記他端部と、を有していて、前記板バネ部材は、前記ペダルのストロークの間 前記他端部が前記ペダルに対し付勢されるように配置し、また前記他端部は、前記自由端が前記ペダルの所定回転方向における前記第4位置以降のストローク区間の間 前記突起部と係合するように、前記突起部に対し相対的に配置した、前記の板バネ部材、
    を含むこと、を特徴とする車両の2段式警笛装置。
  6. 請求項5に記載の装置であって、前記ペダルは、
    イ) 前記板バネ部材の前記他端部が当接する当接面を有する前記作用部、
    ロ) 前記足踏部を支える支持部、
    ハ) 前記支持部と前記作用部とを連結する連結部であって、前記本体に枢支された部分を有し、また、前記作用部の前記当接面とは交差する面であって前記板バネ部材の前記一端部を接合する接合面を有する、前記の連結部、
    を含むこと、を特徴とする車両の2段式警笛装置。
  7. 請求項6に記載の装置であって、前記板バネ部材は、前記一端部が前記ペダルの前記連結部の前記接合面に固定されて、前記他端部が前記ペダルの前記作用部の前記当接面に対し付勢されるように配置したこと、を特徴とする車両の2段式警笛装置。
  8. 請求項7に記載の装置であって、前記第3踏込抵抗力成分形成部材は、さらに、
    イ) 前記ペダルの長手方向に沿った長さを有する添え板であって、一端部と他端部とを有する、前記の添え板、
    ロ) 締結部材であって、前記板バネ部材の前記一端部を、前記添え板の前記一端部を介して前記ペダルの前記連結部の前記接合面に対し締め付けて、前記添え板の他端部が、前記板バネ部材の前記作用部の前記当接面への付勢に寄与させる、前記の締結部材、
    を含むこと、を特徴とする車両の2段式警笛装置。
  9. 請求項8に記載の装置において、
    イ) 前記ペダルは、前記連結部の前記接合面と前記作用部の前記当接面が交差する交差位置を有し、
    ロ) 前記添え板の前記他端部の位置が、前記交差位置から前記ペダルの長手方向に沿って、前記ペダルの前記支持部の方に所定の距離だけ離れていること、
    を特徴とする車両の2段式警笛装置。
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