JP3030153B2 - ファイル転送におけるアプリ連携処理装置 - Google Patents

ファイル転送におけるアプリ連携処理装置

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JP3030153B2
JP3030153B2 JP4017564A JP1756492A JP3030153B2 JP 3030153 B2 JP3030153 B2 JP 3030153B2 JP 4017564 A JP4017564 A JP 4017564A JP 1756492 A JP1756492 A JP 1756492A JP 3030153 B2 JP3030153 B2 JP 3030153B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ファイル転送における
アプリ連携処理装置に関し,特に,ファイル転送プログ
ラムと転送ファイルを処理するアプリケーション(利用
者)プログラムとを連携させる場合のファイル転送にお
けるアプリ連携処理装置に関する。
【0002】ファイル転送プログラムにより転送された
ファイル(転送ファイル)を処理するために,通常,こ
の処理を行なうアプリケーションプログラムとファイル
転送プログラムとを連携させる必要がある。
【0003】
【従来の技術】図8は従来のファイル転送処理の一例を
示す。この処理では,ファイル転送プログラム51がア
プリケーションプログラム53に対してアプリケーショ
ンインタフェース52を提供することにより,両者の連
携を図っている。
【0004】図8において,まず,転送を行なうため
に,アプリケーションプログラム53がアプリケーショ
ンインタフェース52を介して転送プログラム51に対
して転送機能の使用(open)を宣言し,同様にして
事象待ち(event)を発生する。
【0005】この状態で,ファイル転送の通信相手先
(プログラム)1からの転送依頼がファイル転送プログ
ラム51に対してあると,これをアプリケーションイン
タフェース52を介して受けたアプリケーションプログ
ラム53が,転送依頼の中のファイル名を調べそのファ
イル4についてのデータ作成等の処理を行ないライブラ
リとすると共に,転送開始をアプリケーションインタフ
ェース52を介してファイル転送プログラム51に通知
する。ファイル転送プログラム51は,この転送開始を
先の転送依頼に対応する応答として通信相手先1に返
す。
【0006】次に,ファイル転送プログラム51がアプ
リケーションプログラム53の作成したライブラリ(フ
ァイル4)を通信相手先1にファイル転送し,これが完
了するとその旨をアプリケーションインタフェース52
を介してアプリケーションプログラム53に通知する。
【0007】アプリケーションプログラム53は,この
ファイル転送が正常終了したか否かを調べ,その結果に
応じてファイル4の処理を行ない,この処理が終了した
らその旨をアプリケーションインタフェース52を介し
てファイル転送プログラム51に通知する。ファイル転
送プログラム51は,この通知を受けて通信相手先1に
転送終了を返す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術によれ
ば,ファイル転送を動作させる機能を,本来ファイル4
を処理するためのプログラムであるアプリケーションプ
ログラム53が持たなければならないという問題があ
る。
【0009】即ち,1つのファイル転送につき,アプリ
ケーションプログラム53が,open,event,
転送開始,転送終了の通知をその都度行なわなければな
らない。また,アプリケーションプログラム53が,フ
ァイル名の検索とそれに基づく処理及び正常/異常終了
の調査とそれに基づく処理までも行なわなければならな
い。このため,アプリケーションプログラム53の負担
が大きい。
【0010】また,このような処理をアプリケーション
プログラム53が意識しなければならないので,アプリ
ケーションプログラム53が複雑になってしまい,その
開発のための負担が大きいという問題がある。更に,ア
プリケーションプログラム53の開発を常にファイル転
送プログラム51に対応する内容となるように行なわな
ければならないという問題がある。
【0011】なお,前述の従来技術とは別に,ファイル
転送プログラム51とアプリケーションプログラム53
との連携を図るものとして,ファイル転送プログラム5
1を起動し,その終了ステータスに応じた処理をアプリ
ケーションプログラム53が行なうようにするものがあ
る。
【0012】しかし,このものによっても,ファイル転
送を動作させる機能をアプリケーションプログラム53
が持たなければならないうえ,複数の転送を同時に処理
することが難しくセンタシステムとしての動作ができな
いという問題がある。
【0013】本発明は,ファイル転送プログラムとアプ
リケーションプログラムとの連携におけるアプリケーシ
ョンプログラムの負担を軽減したファイル転送における
アプリ連携処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり,本発明によるデータ処理システムを示す。こ
のシステムはあるシステム(自システム)と他のシステ
ム(通信相手先システム,以下通信相手先)とを回線そ
の他により接続してなり,これらの間でファイルを転送
する機能を備える。
【0015】このファイル転送を行なうために,例えば
自システム側にファイル転送プログラム2と複数のアプ
リケーションプログラム3とが設けられる。ファイル転
送プログラム2は,通信相手先1との間でファイル4の
転送を行なうものであり,アプリケーションプログラム
3を起動する機能を備える。即ち,ファイル4の転送の
前後に,複数のアプリケーションプログラム3のうち当
該転送に応じた処理を行なうアプリケーションプログラ
ム3を起動する。
【0016】アプリケーションプログラム3は,複数設
けられ,その各々が,ファイル4の転送に伴う予め定め
られた所定の処理であって,互いに異なる処理を行なう
ようにされる。そして,ファイル転送プログラム2によ
って起動されたアプリケーションプログラム3が,その
アプリケーションプログラム3が行なうように予め定め
られた所定の処理を当該転送に係るファイル4について
行なう。
【0017】
【作用】ファイル転送前において,ファイル転送プログ
ラム2が1つのアプリケーションプログラム3を起動す
る。起動されたアプリケーションプログラム3は,転送
されるファイル4について当該転送の内容(送信,受
信)に応じて所定の処理を行なう。例えば,ファイル4
の削除,作成を行なう。
【0018】この後,ファイル転送プログラム2が,当
該ファイル4について通信相手先1との間でのファイル
転送を行なう。即ち,ファイル4の送信又は受信を行な
う。ファイル転送後において,ファイル転送プログラム
2が再び1つのアプリケーションプログラム3を起動す
る。起動されたアプリケーションプログラム3は,転送
されたファイル4について当該転送の結果(正常終了,
異常終了)または転送の内容(送信,受信)に応じて所
定の処理を行なう。例えば,ファイル4の削除,出力,
加工,回収を行なう。
【0019】以上によれば,アプリケーションプログラ
ム3はファイル転送プログラム2から起動された場合に
ファイル4について所定の処理を行なえばよい。従っ
て,ファイル転送毎にアプリケーションプログラム3が
前述したopen等の通知や種々の処理等を行なう必要
がないので,その負担を軽減することができる。また,
これにより,前述のopen等の処理をアプリケーショ
ンプログラム3が意識する必要もないので,その開発の
ための負担も小さくでき,更に,アプリケーションプロ
グラム3をファイル転送プログラム2とは切離して開発
できる。
【0020】
【実施例】図2は本発明の実施例説明図であり,図2
(A)はファイルAを送信する場合,図2(B)はファ
イルBを受信する場合について示す。
【0021】図2(A)において,自システムのファイ
ル転送プログラム2は,通信相手先1(のファイル転送
プログラム)からファイルAの受信依頼(転送依頼)を
受け取る。これに応じて,ファイル転送プログラム2
は,転送すべきファイルAを作成するために,ファイル
4の作成処理を行なうアプリケーションプログラム3
(以下,アプリ#1)を起動する。
【0022】この起動の際,ファイル転送プログラム2
は,所望のファイル4についての所望の処理を行なわせ
るために,アプリケーションプログラム3に対して起動
情報を渡す。起動情報については後述する。
【0023】起動されたアプリ#1は,起動情報に従っ
てファイル4の作成処理を行なってファイルAを作成
し,ファイル転送プログラム2に制御を戻す(復帰す
る)。これに応じて,ファイル転送プログラム2は,ま
ず,先の受信依頼に対する応答を通信相手先1に返して
ファイルAを通信相手先1に送信する。
【0024】ファイル送信後,ファイル転送プログラム
2は,転送したファイルAを削除するために,ファイル
4の削除依頼を行なうアプリケーションプログラム3
(以下,アプリ#2)を起動する。
【0025】起動されたアプリ#2は,起動情報に従っ
てファイル4の削除処理を行なってファイルAを削除
し,ファイル転送プログラム2に復帰する。これに応じ
て,ファイル転送プログラム2は,ファイル転送の終了
通知を通信相手先1に返す。
【0026】図2(B)において,ファイル転送プログ
ラム2は,通信相手先1からファイルBへの送信依頼
(転送依頼)を受け取る。これに応じて,ファイル転送
プログラム2は,転送されてくるファイルBを格納する
ために,ファイル4の初期化処理を行なうアプリ#2を
起動する。
【0027】起動されたアプリ#2は,起動情報に従っ
てファイル4の初期化処理を行なってファイルB(のデ
ータ)を削除し,ファイル転送プログラム2に制御を戻
す(復帰する)。
【0028】これに応じて,ファイル転送プログラム2
は,まず,先の送信依頼に対する応答を通信相手先1に
返してファイルBを通信相手先1から受信する。ファイ
ル受信後,ファイル転送プログラム2は,転送したファ
イルBを出力するために,ファイル4の出力処理を行な
うアプリケーションプログラム3(以下,アプリ#3)
を起動する。
【0029】起動されたアプリ#3は,起動情報に従っ
てファイル4の出力処理を行なってファイルBを出力
(例えばプリントアウト)し,ファイル転送プログラム
2に復帰する。これに応じて,ファイル転送プログラム
2は,ファイル転送の終了通知を通信相手先1に返す。
【0030】なお,ファイル転送が正常終了した場合に
は,以上の如く,送信側におけるファイルAの削除(図
2(A))又は受信側におけるファイルBの出力(図2
(B))等のファイル4の加工処理が可能であるが,逆
にファイル転送自体が異常終了した場合には,ファイル
A又はBの回復処理が行なわれる。
【0031】この場合,ファイル転送後に,回復処理を
行なうアプリケーションプログラム3(以下,アプリ#
4,図示せず)が起動される。起動されたアプリ#4
は,ファイルAの作成前又はファイルBの削除前の状態
を復元する。
【0032】このように,アプリケーションプログラム
3はファイル4についての種々の処理を行ない得るよう
に予め複数設けられる。ファイル転送プログラム2は必
要に応じてアプリケーションプログラム3を選択して起
動する。このために,ファイル転送プログラム2はファ
イル転送に関する事象(送信,受信,正常終了,異常終
了等)の各々とこれらを処理(作成,削除,出力,回収
等)するために起動すべきアプリケーションプログラム
3の名前との関係を予め保持する。
【0033】図3は起動情報について示す。起動情報6
は,ファイル転送プログラム2がアプリケーションプロ
グラム3を起動するときに必要な情報であり,アプリケ
ーションプログラム3は,当情報に基づいて所定の処理
を行う。
【0034】起動情報6は,各ファイル4に対応し,フ
ァイル転送環境設定プログラム7によって環境情報5と
して予め定められたフォーマットで作成される。起動情
報6の作成は,ファイル転送依頼の有無とは無関係に,
ファイル転送依頼に先立って(例えばファイル転送環境
情報設定時)行なわれる。
【0035】環境定義プログラムは,例えばファイル転
送プログラム2を起動する以前に利用者により起動さ
れ,入力された起動情報6を環境情報5に格納する。環
境情報5は,例えば,ファイル管理情報,アプリケーシ
ョンプログラム管理情報等からなる。
【0036】起動情報6は転送ファイル名等以下の情報
からなる。 転送ファイル名 :FILE1 アプリコマンド起動記述(開始時) :コマンド名
パラメタ1 パラメタ2 パラメタ3 パラメタ
4....パラメタn アプリコマンド起動記述(終了時) :コマンド名
パラメタ1 パラメタ2 パラメタ3 パラメタ
4....パラメタn 転送ファイル名受渡しの可否 :行う or
行わない 転送ファイルの置き換え置換文字列 : 転送処理結果受渡しの可否 :行う or
行わない 転送処理結果の置き換え置換文字列 : これらの情報乃至は以下の如くに設定される。
【0037】 転送対象のファイル名を設定 転送開始直前に起動したいアプリコマンドの起動記
述を設定 転送終了直後に起動したいアプリコマンドの起動記
述を設定 で設定したアプリコマンド起動記述の文字列の
内,で指定された文字列の部分を転送ファイル名に置
き換えるか否かを設定 転送ファイル名と置き換える文字列を設定 で設定したアプリコマンド起動記述の文字列の
内,で指定された文字列の部分を転送結果に置き換え
るか否かを設定 転送結果と置き換える文字列を設定 起動情報6は,アプリケーションプログラム3がファイ
ル4を処理する際の動作環境を定義する。このために,
のファイル名をキーとして,及びの連携アプリケ
ーション情報,乃至のファイル情報を含む。
【0038】ここで,起動情報6は,ファイル4毎に作
成されるのに対し,アプリケーションプログラム3はフ
ァイル形式(及び/又はデータ形式)毎に作成される。
例えば,図3の如く,ファイル形式XXのファイルA乃
至Mについて,当該ファイル形式XXをサポートする1
組のアプリケーションプログラム3が設けられる。1組
のアプリケーションプログラム3は,各々が作成処理,
削除処理,出力処理,....等の処理を行なうアプリXX
#1,XX#2,XX#3,....からなる。また,ファ
イル形式YYのファイルM+1乃至Nについても,同様
に,1組のアプリケーションプログラム3が設けられ
る。
【0039】これにより,1つのアプリケーションプロ
グラム3で多くのファイル形式(及び/又はデータ形
式)をサポートする必要がないので,アプリケーション
プログラム3を簡単な構成にでき,開発も容易にでき
る。
【0040】一方,アプリケーションプログラム3とは
独立に起動情報6をファイル4に対応させることによ
り,ファイル転送プログラム2で起動情報6を作成でき
る。これにより,ファイル転送毎(又はこれに伴うファ
イル4の処理毎)に起動情報6を利用者が設定する必要
がないので,その負担を軽くできる。
【0041】また,起動情報6から起動したいアプリケ
ーションプログラム3を指定でき,かつ,アプリケーシ
ョンプログラム3をファイル転送プログラム2とは独立
させることができるので,アプリケーションプログラム
3として既存のプログラムを利用できる。即ち,ファイ
ル4毎にその処理を行なうプログラムが用意されている
のが通常であるから,このプログラムを本発明のアプリ
ケーションプログラム3として利用でき,開発の負担を
極めて少なくできる。
【0042】起動情報6の情報は,ファイル4の名前
(例えば“A”)であり,例えば,ファイル4の作成時
に設定され,転送対象のファイル4の起動情報6の検索
のために用いられる。
【0043】起動情報6の情報及びは,例えば起動
の直前に設定され,図4(A)に示すフォーマットとさ
れる。図4(A)において,コマンド名(アプリ名)に
は,起動したいアプリケーションプログラム3の名前
(実際は,これを起動するためのコマンドをも含む)が
設定される。
【0044】パラメタ1以下には,各々,所定の事項
(例えば,ファイルの先頭位置,大きさ等)が必要に応
じて設定される。特に,パラメタ3において,所定の制
御文字が転送対象のファイル4のファイル名(の文字
列)により置換される。所定の制御文字としては,例え
ば,“?(?FILE?)”が用いられる。この制御文
字は情報として設定される。この置換は情報でファ
イル名の受渡しを行なう旨が設定されている場合に行な
われる。通常,情報は受渡しを行なうように設定さ
れ,情報は固定とされる。
【0045】これによれば,起動するアプリケーション
プログラム3に対して,転送対象のファイル4はどれで
あるかを知らせることができるので,1つのアプリケー
ションプログラム3で複数のファイル4の処理に対応で
きる。
【0046】また,パラメタ5において,所定の制御文
字が転送処理結果(を示す文字列)により置換される。
所定の制御文字としては,例えば“?(?RTN?)”
が用いられる。この制御文字は情報として設定され
る。この置換は情報で転送結果の受渡しを行なう旨が
設定されている場合に行なわれる。通常情報は受渡し
を行なうように設定され,情報は固定とされる。
【0047】これによれば,起動するアプリケーション
プログラム3に対して,転送処理結果を知らせることが
でき,転送結果に対応した処理が可能となる。なお,図
4(B)に示す如く,パラメタ3(又は他のパラメタ)
において,所定の制御文字(例えば“#”)が設定され
ている場合に,これを通信相手先1(例えばOSIネッ
トワークの相手PASP)の名前により置き換えるよう
にしてもよい。
【0048】これによれば,起動するアプリケーション
プログラム3に対して,処理するファイル4がどの通信
相手先1との間での転送に係るものであるかを知らせる
ことができるので,処理するデータと通信相手先1とを
関連づけたデータ加工等の処理を行なうことが可能とな
る。
【0049】図5乃至図7はファイル転送処理フローで
ある。図5において,事象待ちの状態のファイル転送プ
ログラム2で通信相手先1からの所定のファイル4(以
下,ファイルAとする)についてのファイル転送依頼の
事象が発生する(ステップ1)。
【0050】この依頼に応じて,ファイル転送プログラ
ム2が所定の処理を行なうアプリケーションプログラム
3(以下,アプリ#1とする)を起動するための起動情
報6を作成する(ステップ2)。ステップ2について
は,図6により後述する。
【0051】ファイル転送プログラム2は,アプリ#1
を起動し(ステップ3),当該アプリ#1からの復帰待
ちの状態となる(ステップ4)。起動されたアプリ#1
は,起動情報6に従って,所定のファイルAについて所
定の処理を行ない,ファイル転送プログラム2に復帰す
る。
【0052】復帰したファイル転送プログラム2は,ア
プリ#1による処理が正常終了であったか否かを調べ
(ステップ5),その結果に応じてファイル送信依頼に
対する応答として正常又は異常を返す(ステップ6)。
【0053】ステップ5において正常である場合,ステ
ップ6の後通信相手先1との間でのファイルAの転送処
理を行なう(ステップ7)。ステップ5において異常で
ある場合,ステップ6の後ステップ7を省略する。
【0054】ファイル転送が終了すると,ファイル転送
プログラム2が所定の処理を行なうアプリケーションプ
ログラム3(以下,アプリ#2とする)を起動するため
の起動情報6を作成する(ステップ8)。ステップ8に
ついては,図7により後述する。
【0055】ファイル転送プログラム2は,アプリ#2
を起動し(ステップ9),当該アプリ#2からの復帰待
ちの状態となる(ステップ10)。起動されたアプリ#
2は,起動情報6に従って,所定のファイルAについて
所定の処理を行ない,ファイル転送プログラム2に復帰
する。
【0056】復帰したファイル転送プログラム2は,ア
プリ#2により処理が正常終了であったか否かを調べ
(ステップ11),その結果に応じてファイル転送の後
処理,例えば当該結果を反映した通信相手先1への終了
通知を行なう(ステップ12)。
【0057】この後,ファイル転送プログラム2は事象
待ちの状態となる(ステップ13)。図6は主にステッ
プ2,即ちファイル転送前のファイル転送プログラム2
による起動情報6の作成処理について示す。
【0058】図6において,ファイル名“A”を用いて
各起動情報6の情報を検索し(ステップ14),ファ
イルAに対応する起動情報Aを求める。起動情報Aの情
報を調べ,転送ファイル名受渡しの可否を判断する
(ステップ15)。
【0059】受渡しを行なう場合,転送前であるから起
動情報Aの情報を調べ,これに情報で指定された文
字列があるかを判断する(ステップ16)。当該文字列
がある場合,前記指定された文字列部分をファイルAの
ファイル名で置換する(ステップ17)。
【0060】ステップ15において受渡しを行なわない
場合はステップ16及び17を省略する。ステップ16
において当該文字列がない場合はステップ17を省略す
る。この後,アプリ#1を起動する。即ち,起動情報A
の情報を実行する(ステップ3)。
【0061】図7は主に図5のステップ8,即ちファイ
ル転送後のファイル転送プログラム2による起動情報6
の作成処理について示す。図7において,ファイル名
“A”を用いて各起動情報6の情報を検索し(ステッ
プ18),ファイルAに対応する起動情報Aを求める。
【0062】起動情報Aの情報を調べ,転送ファイル
名受渡しの可否を判断する(ステップ19)。受渡しを
行なう場合,転送後であるから起動情報Aの情報を調
べ,これに情報で指定された文字列があるかを判断す
る(ステップ20)。
【0063】当該文字列がある場合,前記指定された文
字列部分をファイルAのファイル名で置換する(ステッ
プ21)。ステップ19において受渡しを行なわない場
合はステップ20及び21を省略する。ステップ20に
おいて当該文字列がない場合はステップ21を省略す
る。
【0064】次に,起動情報Aの情報を調べ,ステッ
プ7の転送結果の受渡しの可否を判断する(ステップ2
2)。受渡しを行なう場合,転送後であるから起動情報
Aの情報を調べ,これに情報で指定された文字列が
あるかを判断する(ステップ23)。
【0065】当該文字列がある場合,前記指定された文
字列部分をファイルAのファイル名で置換する(ステッ
プ24)。ステップ22において受渡しを行なわない場
合はステップ23及び24を省略する。ステップ23に
おいて当該文字列がない場合はステップ24を省略す
る。この後,アプリ#2を起動する。即ち,起動情報A
の情報を実行する(ステップ9)。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
ファイル転送処理において,ファイル転送プログラムが
ファイル転送の前後に当該転送に応じた所定の処理を行
なうアプリケーションプログラムを起動するようにする
ことにより,アプリケーションプログラムは予め定めら
れた所定の処理を行ないopen等の転送のための処理
を行なわなくてもよいようにできるので,アプリケーシ
ョンプログラムの負担を軽減でき,また,アプリケーシ
ョンプログラムがファイル転送を意識する必要を無くす
ことができるので,アプリケーションプログラムの開発
の負担を小さくでき,既存のプログラムを利用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例説明図である。
【図3】起動情報説明図である。
【図4】アプリコマンド起動記述の説明図である。
【図5】ファイル転送処理フローである。
【図6】ファイル転送処理フローである。
【図7】ファイル転送処理フローである。
【図8】従来技術説明図である。
【符号の説明】
1 通信相手先 2 ファイル転送プログラム 3 アプリケーションプログラム 4 ファイル 5 環境情報 6 起動情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−259445(JP,A) 特開 平1−260554(JP,A) 特開 平3−48947(JP,A) 特開 平3−70046(JP,A) 特開 平3−148739(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手先(1)との間でファイル
    (4)の転送を行なうファイル転送プログラム(2)
    と, 前記ファイル(4)を処理するアプリケーションプログ
    ラム(3)とを備えたデータ処理システムにおいて,少なくとも,ファイル作成処理を行なうアプリケーショ
    ンプログラムと,ファイルの削除処理を行なうアプリケ
    ーションプログラムと,ファイルの初期化処理を行なう
    アプリケーションプログラムと,ファイルの出力処理を
    行なうアプリケーションプログラムと,異常終了に対応
    した回復処理を行なうアプリケーションプログラムとを
    含む,複数のアプリケーションプログラム(3)を用意
    すると共に, 前記ファイル転送プログラム(2)が, 前記通信相手先(1)との間でのファイル(4)の転送
    に関しての,ファイル転送の異常終了を判定する機能を
    含む機能を備えると共に, 前記個々のアプリケーションプログラム(3)を選択し
    て起動する機能と, 当該起動したアプリケーションプログラム(3)に対し
    て当該アプリケーションプログラムが利用する起動情報
    を渡す機能と を備えるよう構成され, 前記ファイル転送プログラム(2)が前記転送に対応し
    て,複数の前記アプリケーションプログラム(3)のう
    ち当該転送に応じた前記所定の処理を行なう前記アプリ
    ケーションプログラム(3)を選択して起動し, この起動されたアプリケーションプログラム(3)が前
    記ファイル(4)について前記所定の処理を行なうよう
    にし, 前記ファイル転送プログラムが夫々の前記アプリケーシ
    ョンプログラム(3)を選択して起動するようにした
    とを特徴とするファイル転送におけるアプリ連携処理
  2. 【請求項2】 前記ファイル転送プログラム(2)が前
    記起動されたアプリケーションプログラム(3)に対
    し,予め定められたフォーマットにより前記所定の処理
    を行なうために必要な前記起動情報を渡すことを特徴と
    する請求項1に記載のファイル転送におけるアプリ連携
    処理装置
JP4017564A 1992-02-03 1992-02-03 ファイル転送におけるアプリ連携処理装置 Expired - Lifetime JP3030153B2 (ja)

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