JP2570134B2 - データ同報転送方式 - Google Patents

データ同報転送方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中・大規模ネットワー
クシステムにおいてノードを構成している複数のコンピ
ュータ上で共通に使用するプログラムやデータなどを維
持するためにファイルを同報転送するデータ同報転送方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、1つのネットワークシステム内
の分散プロセッサ、あるいは端末で使用するプログラム
やデータ(以降、転送対象となるプログラム及びデータ
を単にデータと呼ぶ。)を同等に更新する場合、転送先
の数だけ転送元ファイルを確保し、同数のファイル転送
ツールを個別に実行させていた。
【0003】また、転送元のコンピュータ資源が充分で
ない場合には、1転送先毎に転送を行うか、または媒体
を搬送して配布先での登録作業を行ってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら複数の宛
先に同じプログラムやデータを同時に配布しようとする
同報ファイル転送の場合、従来のファイル転送システム
では、転送元のコンピュータ上で一宛先毎にディスク領
域を必要とし、常時実施するわけではない業務のために
も、大量のディスク領域を確保しておかなければなら
ず、また、一宛先毎にファイル転送プログラム(必ずし
もジョブでなく、CPU割当単位としてのプロセスある
いは、タスクを指す。)を動作させる必要があり、同時
転送の数だけ主記憶を必要とし、前記ディスク領域と同
様に転送元コンピュータシステムの負荷を大きくしてい
た。
【0005】また宛先毎にファイル転送プログラムを動
作させた場合、同一データであるにもかかわらず、宛先
数の回数だけディスクからの読み込み動作が発生し、そ
れだけ入出力チャネル及びCPUを余計に使用すること
になり、コンピュータシステムの負荷を増大させ、運用
に与える影響が非常に大きいという問題点もあった。
【0006】ファイル転送プログラムの動作に当たって
は、宛先コンピュータの準備未了やネットワーク障害に
備えて、操作者が転送元コンピュータの操作卓で対応す
ることになるが、宛先が多い場合には、稼働状況を適確
かつ速やかに把握することは困難であった。
【0007】ファイル転送プログラム動作中に、宛先コ
ンピュータの障害、ネットワーク障害、ファイル転送プ
ログラムの異常終了、転送元コンピュータのシステム障
害等により転送が中断された場合、及びシステム運用の
都合で中断した場合、再開時にはデータの先頭より再送
する必要があり、コンピュータ資源の無駄使いが発生す
るという欠点もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明のデータ同報転
送方式は、複数のコンピュータ間が通信回線で接続され
ているコンピュータシステムにおいて、各コンピュータ
は、転送情報が格納されている転送管理ファイルをもと
に主記憶中に転送管理表を作成し、転送中断に備えて定
期的に転送管理表を転送管理ファイルに退避する転送管
理表生成退避手段と、前記転送管理表中の転送先アドレ
スと、該転送先アドレスに対応するコンピュータとの間
の回線接続状況を含む転送状況コードとをもとに、各転
送先コンピュータへの接続及び切断を行う転送先接続切
断手段と、転送先への接続及びデータ転送に対する応答
情報を受信し、転送管理表の回線接続状況を含む転送状
況を更新する通信応答情報受信手段と、データファイル
読み込み用バッファを介して転送データを読み込み、転
送管理表から回線接続が完了した転送先アドレスを入手
し、転送用バッファを介してデータ転送を行う転送手段
とを備える。
【0009】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の構成を示すブロック図で
あり、転送情報が格納されている転送管理ファイル8を
もとに主記憶中に転送管理表5を作成し、転送中断に備
えて定期的に転送管理表5を転送管理ファイル8に退避
するための転送管理表生成退避手段1と、転送管理表5
中の転送先アドレスと転送状況コードをもとに各転送先
コンピュータへの接続及び切断を行う転送先接続切断手
段2と、転送先への接続及びデータ転送に対する応答情
報を受信し、転送管理表5の転送状況を更新する通信応
答情報受信手段3と、データファイル読み込み用バッフ
ァ6を介して転送データを読み込み、転送管理表5から
転送可能な転送先アドレスを入手し、転送用バッファ7
を介してデータ転送を行う転送手段4とを備えているこ
とを示している。
【0011】ここで転送管理表5は、本システムの起動
後にコンピュータの主記憶中に生成され、転送管理表生
成退避手段1、転送先接続切断手段2、通信応答情報受
信手段3、転送手段4から同時に参照、更新されるもの
とする。
【0012】図1の転送管理表5中のNは、転送先の数
を表し、各々の転送先に対して、1からNまでの連番が
割り当てられている。転送先アドレスは、転送先との接
続・切断とデータ転送を行う場合に、転送先を指定する
ため、及び転送先からの応答と通信回線上の障害通知に
ついて転送先を識別するために使用される。
【0013】また、転送管理ファイル8は、転送管理表
5と同じデータ項目を持ち、本システムの起動前に準備
される。新規に転送を行う場合には、転送状況レコード
及び転送完了ブロック番号は全て0(ゼロ)であり、転
送先連番と転送先アドレスは、本システムの操作者によ
り設定される。転送元コンピュータからの運用の場合、
及びシステム障害等の理由により中断された後で起動さ
れる場合には、中断前に退避した転送管理表5のデータ
内容がそのまま使用される。いずれの場合にも、転送管
理ファイル8の内容が、転送管理表生成退避手段1によ
り転送管理表5として生成される。
【0014】データファイル9は、各転送先に共通に転
送されるデータまたはプログラムであり、転送開始前に
操作者によって準備され、1組のデータまたはプログラ
ムのみが格納されている。データファイル9中のブロッ
クは、転送手段4中の入出力命令により読み込まれ、デ
ータファイル読み込み用バッファ6に格納される。
【0015】データファイル読み込み用バッファ6は、
本システム起動後、主記憶上に確保され、転送手段4に
より参照、更新がされる。転送手段4は、転送すべきブ
ロックが、転送用バッファ7にない場合、データファイ
ル読み込み用バッファ6を参照する。転送ファイル読み
込み用バッファ6にもない場合、データファイル9から
読み込み、転送ファイル読み込み用バッファ6に格納す
る。この際、データファイル読み込み用バッファ6に空
き領域がない場合には、転送管理表5中の転送完了ブロ
ック番号の最小値以下のブロック番号を持つブロックと
置換する。該当するブロックがない場合には、LRU
(Least Recently Used)論理で選
択したブロックと置換する。
【0016】転送用バッファ7は、本システム起動後に
主記憶中に確保され、転送手段4により参照、更新され
る。転送すべきブロックが転送用バッファ7にない場
合、転送手段4は、データファイル読み込み用バッファ
6から転送用バッファ7に移送する。この際、転送用バ
ッファ7に空き領域がなければ、データファイル読み込
み用バッファ6の場合と同様の論理でブロックの置換を
する。
【0017】以下に図2の転送状況コードについて説明
する。
【0018】転送状況コード1:転送先接続切断手段2
により接続命令が発行された後で、接続完了通知を待っ
ている状態。
【0019】転送状況コード2:既に転送先と接続され
ていて転送完了ブロック番号+1の番号のブロック転送
を待っている状態。
【0020】転送状況コード3:転送手段4により転送
命令が発行された後で転送完了通知を待っている状態。
【0021】転送状況コード4:全ブロック転送済みで
切断処理を待っている状態。
【0022】転送状況コード5:全ブロック転送完了後
の切断処理中で切断完了通知を待っている状態。
【0023】転送状況コード6:全ブロックの転送が完
了し、かつ切断も完了している状態。
【0024】転送状況コード7:通信回線上または転送
先コンピュータ上で発生した異常を通信応答情報受信手
段3が受信した事を示し、転送継続のための前処理とし
ての切断処理を待っている状態。
【0025】転送状況コード8:異常時の切断処理中
で、切断完了通知を待っている状態。
【0026】転送状況コード9:異常時の切断処理が完
了し、転送先接続切断手段2により再接続の命令が発行
されるのをまっている状態。
【0027】まず図3を用いて本発明の全体の大まかな
動作について説明する。
【0028】操作者によって同報ファイル転送の要求が
かかると、転送管理表生成退避手段1が起動され(ステ
ップ3−1)、転送管理ファイル8からレコードが読み
込んで転送管理表5を生成する(ステップ3−2)。次
に転送管理表生成退避手段1は、通信応答情報受信手段
3、転送先接続切断手段2、転送手段4を順に起動して
いく(ステップ3−3、3−4、3−5)。
【0029】この後、システム障害等による中断に備え
て、一定時間間隔で転送管理表5を転送管理ファイル8
に退避し(ステップ3−6、3−7)、同時に全ての転
送先への転送が完了したか否かを転送管理表5中の転送
状況コードが6かどうかで判断する(ステップ3−
8)。
【0030】全ての転送先への転送が完了したと判断し
た場合、転送手段4、転送先接続切断手段2、通信応答
情報受信手段3を順に停止させ(ステップ3−9、3−
10、3−11)、転送管理表5を転送管理ファイル8
へ退避した後、転送管理表生成退避手段1も停止する
(ステップ3−12)。
【0031】尚、この転送管理表生成退避手段1は、操
作者による割り込みが可能であり、この場合、転送管理
表生成手段1は、生成した転送管理表5を転送管理ファ
イル8に退避した後停止する。
【0032】図4を用いて転送先接続切断手段2の動作
を詳細に説明する。
【0033】転送先接続切断手段2は、転送管理表生成
退避手段1によって起動されると、転送管理表5の転送
先連番の順に転送状況コードを参照して、通信回線の接
続、切断の判断をして処理を行う。
【0034】転送状況コードが0(接続待ち)または9
(異常時切断完了)の場合には(ステップ4−2)、そ
の転送先に対して接続命令を発行し(ステップ4−
3)、転送状況コードを1に変更する(ステップ4−
4)。
【0035】転送状況コードが1(接続命令を発行した
が、一定時間内に接続完了通知を受信できなかった)、
4(全ブロック転送完了し、切断を待っている)、5
(全ブロック転送完了し、切断命令を発行したが、一定
時間内に接続完了通知を受信できなかった)、7(通信
回線及び転送先コンピュータに異常を受信し、切断処理
を待っている)、8(異常時に切断命令を発行したが、
一定時間内に切断完了通知を受信できなかった)のいず
れかの場合には(ステップ4−5)、転送先に切断命令
を発行し(ステップ4−6)、転送状況コードをそれぞ
れ8、5、5、8、8に設定を変更する(ステップ4−
7)。以上の処理を全ての転送先に対して順に繰り返し
(ステップ4−8、4−9)、全ての転送先についての
処理を一巡したら、一定時間停止して(ステップ4ー
9)、同様の処理を繰り返す(ステップ4−1から4−
10まで)。
【0036】図5を用いて通信応答情報受信手段3の動
作を詳細に説明する。
【0037】通信応答情報受信手段3は、転送管理表生
成退避手段1により起動され、通信回線から通信応答情
報を受信できる態勢となった後、通信応答情報を受信す
るまで停止している。通信応答情報を受信すると(ステ
ップ5−1)、通信応答情報を判断する。
【0038】通信応答情報が接続完了通知(ステップ5
−2)、またはブロック転送完了通知(ステップ5−
3)の場合には、転送管理表5の転送状況コードを2に
変更する(ステップ5−4)。異常通知の場合には(ス
テップ5−5)、転送状況コードを7に変更する(ステ
ップ5−6)。
【0039】尚、通信応答情報受信手段3も転送管理表
生成退避手段1からの停止命令または操作者によって割
り込みがかけられて終了する。
【0040】図6および図7を用いて転送手段4の動作
を詳細に説明する。
【0041】転送管理表生成退避手段1によって起動さ
れた転送手段4は、転送管理表5の転送状況コードが2
の転送先の有無をチェックする(ステップ6−2)。
【0042】転送先がなければ一定時間間隔をおいて、
再度転送管理表5を参照して転送状況コードが2のもの
の転送先の有無のチェックを繰り返す。
【0043】転送先があれば、転送状況コードが2の転
送先について転送完了ブロック番号の最小値を求める
(ステップ6−3)。最小値が1以上で、かつ、それが
ブロック数と等しいか判断する(ステップ6−4)。
【0044】ここでブロック数とは、データファイル9
中のデータブロックの数を表し、転送手段4の起動直後
に初期値ゼロ(0)を設定し、データファイル9のファ
イル終了記録を検出した時点で直前のブロック番号をブ
ロック数として設定する。転送完了ブロック番号の最小
値が1以上で、かつブロック数に等しければ、全ブロッ
ク転送完了と判断して、転送状況コードを4に変更する
(ステップ6−5)。最小値が0またはブロック数に等
しくなければデータ転送を行う必要があると判断して転
送完了ブロック番号の最小値+1のブロック番号を持つ
ブロックが転送用バッファ7中にあるかチェックする
(ステップ6−6)。
【0045】転送完了ブロック番号の最小値+1のブロ
ック番号を持つブロックがあった場合には、そのまま転
送命令を発行する(ステップ7−11以降へ処理が移
る)。なかった場合は、データファイル読み込み用バッ
ファ6をチェックする(ステップ6−7)。転送完了ブ
ロック番号の最小値+1のブロック番号のブロックがデ
ータファイル読み込み用バッファ6にある場合は、該当
ブロックを転送用バッファ7に移送し、転送命令を発行
する(ステップ7−6以降へ処理が移る)。
【0046】転送用バッファ7に移送する際、転送用バ
ッファ7をチェックして(ステップ7−6)、空き領域
があれば該当ブロックを選択し(ステップ7−8)、空
き領域がない場合には、転送管理表5全体の転送完了ブ
ロック番号の最小値以下の番号を持つブロックがないか
チェックして(ステップ7−7)、それがあれば該当ブ
ロックを選択し(ステップ7−8)、なければLRU論
理で選択したブロックを選択する(ステップ7−9)。
次にステップ7−8またはステップ7−9で選択したブ
ロックを転送用バッファ7の該当ブロックに移送する
(ステップ7−10)。
【0047】転送完了ブロック番号の最小値+1のブロ
ック番号を持つブロックが、データファイル読み込み用
バッファ6にもない場合には、該当ブロックをデータフ
ァイル9から読み込む(ステップ6−8)。データファ
イル9読み込み時にファイル終了記録を検出した場合に
は(ステップ6−9)、最小値をブロック数として設定
し(ステップ6ー10)、再度、転送管理表5の転送状
況コードが2の転送について転送完了ブロックの最小値
を求める処理に戻る。
【0048】該当ブロックをデータファイル9から読み
込んだ時(ステップ6−8)、データファイル読み込み
用バッファ6に空き領域がない場合には、転送用バッフ
ァ7と同様の論理で置換する(ステップ7−1からステ
ップ7ー5)。
【0049】この後、転送用バッファ7に移送し(ステ
ップ7−6からステップ7−10)、転送命令を発行し
て該当転送先に転送する(ステップ7−11)。
【0050】転送命令発行後は、該当転送先の転送コー
ドを3(ブロック転送中)に変更し(ステップ7−1
2)、最小値を転送完了ブロック番号に持つ、他の転送
先がある間は、転送用バッファ7からの転送と転送状況
コードを3に変更する処理を繰り返す(ステップ7−1
1からステップ7−13)。該当転送先がなくなれば、
再度、転送状況コードが2の転送先について転送完了ブ
ロック番号の最小値を求める処理に戻る。
【0051】尚、転送手段4の場合も転送管理表生成退
避手段1の停止命令または操作者によって割り込みがか
けられて終了する。
【0052】以下では、本発明の実施例の特徴を表す具
体的な動作例を図8を用いて説明する。
【0053】図8の転送管理表5によると、転送状況コ
ードが2の転送先があるため、その中で転送完了ブロッ
ク番号の最小値を求めると7となる。ブロック数は10
であるためブロック番号8のブロックの転送が必要であ
るが、ブロック番号8が転送用バッファ7にないため、
データファイル読み込み用バッファ6のブロック番号8
のブロックを転送用バッファ7に移送する。この際、転
送用バッファ7に空きがないので、LRU論理で使用回
数の少ないブロック番号10のエリアにブロック番号8
のブロックを格納する。
【0054】次に転送先アドレスAに対してブロック番
号8の転送命令を発行し、転送状況コード3に変更す
る。さらに同じ転送完了ブロック番号7を持った転送先
アドレスDに対しても同様な処理を行った後、再度転送
状況コードが2の転送先を見つける処理に戻る。
【0055】本実施例においては、転送先の数が増えて
も、データファイルは一つであり、各手段の数も一つで
あることから、ディスク領域や主記憶領域の使用量は、
ほとんど増加しない。またデータ読み込み時間も2種類
のバッファを使用することにより最小限にすることがで
き、転送元コンピュータの負荷を最小限に抑え、効率よ
く同報データ転送が行えるようになる。さらに転送完了
ブロック番号の小さい転送先へ優先して転送を行うこと
で同報性を高め、システム資源の効率的利用が可能とな
る。
【0056】さらにシステム障害などで処理が中断した
場合には、直前に退避した転送管理表を基に処理を継続
することができる。回線障害などにより一部の転送先へ
の転送が完了しない場合には、操作者が介入して一旦、
処理を中断させ、障害復旧後に簡単な操作で処理を継続
することができるようにしている。この際、操作者は、
転送管理ファイルを参照することによって転送中でも転
送状況を把握して、障害の復旧処理を行うことができ
る。
【0057】したがって障害対応の迅速化が図れると同
時に、システム資源の無駄使いを最小限にとどめること
ができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、複数のコンピュー
タが通信回線で接続される中・大規模ネットワークシス
テム上で、一つのコンピュータから他の複数のコンピュ
ータに対して同一のプログラムやデータを転送する場合
に本発明のデータ同報転送方式を使用することにより、
転送元のコンピュータ資源使用量を最小限にとどめて、
転送効率を高める効果がある。
【0059】また障害発生時でも、最新の転送管理ファ
イルのデータによって、再送によるシステム資源の無駄
使いを最小に抑え、操作者が転送状況を的確に把握し
て、障害に迅速に対応する可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック構成図による概略図である。
【図2】転送管理表の転送状況コードのコード一覧であ
る。
【図3】転送管理表生成退避手段の処理のフローチャー
トである。
【図4】転送先接続切断手段の処理のフローチャートで
ある。
【図5】通信応答情報受信手段の処理のフローチャート
である。
【図6】転送手段の処理のフローチャートである。
【図7】転送手段の処理のフローチャートである。
【図8】図6、図7の動作事例の説明のための概略図で
ある。
【符号の説明】
1 転送管理表生成退避手段 2 転送先接続切断手段 3 通信応答情報受信手段 4 転送手段 5 転送管理表 6 データファイル読み込み用バッファ 7 転送用バッファ 8 転送管理ファイル 9 データファイル 10、11、12 通信回線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータ間が通信回線で接続
    されているコンピュータシステムにおいて、 各コンピュータは、 転送情報が格納されている転送管理ファイルをもとに主
    記憶中に転送管理表を作成し、転送中断に備えて定期的
    に転送管理表を転送管理ファイルに退避する転送管理表
    生成退避手段と、 前記転送管理表中の転送先アドレスと、該転送先アドレ
    スに対応するコンピュータとの間の回線接続状況を含む
    転送状況コードとをもとに、各転送先コンピュータへの
    接続及び切断を行う転送先接続切断手段と、 転送先への接続及びデータ転送に対する応答情報を受信
    し、転送管理表の回線接続状況を含む転送状況を更新す
    る通信応答情報受信手段と、 データファイル読み込み用バッファを介して転送データ
    を読み込み、転送管理表から回線接続が完了した転送先
    アドレスを入手し、転送用バッファを介してデータ転送
    を行う転送手段とを備えることを特徴とするデータ同報
    転送方式。
  2. 【請求項2】 前記転送管理表の内容が、転送先連番
    と、転送先アドレスと、該転送先アドレスに対応するコ
    ンピュータとの間の回線接続状況を含む転送状況コード
    と、転送完了ブロック番号とから構成されており、障害
    時の迅速な復旧を可能とするために前記転送管理表を転
    送管理ファイルに定期的に退避することを特徴とする請
    求項1のデータ同報転送方式。
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