JPH09138769A - ソフトウェア配布システム及びソフトウェア配布方法 - Google Patents

ソフトウェア配布システム及びソフトウェア配布方法

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JPH09138769A
JPH09138769A JP7295685A JP29568595A JPH09138769A JP H09138769 A JPH09138769 A JP H09138769A JP 7295685 A JP7295685 A JP 7295685A JP 29568595 A JP29568595 A JP 29568595A JP H09138769 A JPH09138769 A JP H09138769A
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software
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JP7295685A
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Yoko Matsui
陽子 松井
Yasutomo Akiyama
康智 秋山
Masahiro Momomoto
征弘 百本
Yuji Aoki
裕司 青木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバマシンからクライアントマシンへの配
布に失敗した場合でも、全てのクライアントマシンにお
いて同一のソフトウェアを使用できるように即時に復旧
可能とすることを目的とする。 【解決手段】 サーバマシンの配布結果判断手段により
少なくとも1台のクライアントマシンにおいて配布が失
敗したと判断されたときにサーバマシンから全てのクラ
イアントマシンに対して配布済の新バージョンのソフト
ウェアを配布前の旧バージョンのソフトウェアと入れ換
えるように命令するソフトウェア回復命令手段と、この
ソフトウェア回復命令を受けたとき予めソフトウェア保
存手段により保存しておいた旧バージョンのソフトウェ
アを元の状態に戻すソフトウェア回復手段からなるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーバマシンに
接続された複数のクライアントマシンからなるネットワ
ークシステムにおいて、サーバマシンからクライアント
マシンへのソフトウェアの配布システム及び配布方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ネットワーク環境に複数のマシ
ンがある環境における、ソフトウェア配布方式に関して
は、ソフトウェアのバージョンが改変されたとき、各マ
シンごとに手作業で旧バージョンのソフトウェアを新バ
ージョンのソフトウエアに入れ換えるのでは効率が悪い
ので、サーバマシンから各クライアントマシンへ一斉に
新バージョンのソフトウエアを配布するダウンロードが
行われている。このようなソフトウェア配布システムの
一例として、特開平4ー359345に記載されたシス
テムがある。図11は、そのシステム構成を示す図であ
り、図において1はホスト・コンピュータであり、サー
バマシンに相当するものである。2は端末であり、クラ
イアント・マシンに相当するものである。22はLANケ
ーブルであり、両者を接続する役目をする。6はソフト
ウェア送信手段であり、配付する新バージョンのソフト
ウェアを端末2に送信する役目をする。端末2側にはソ
フトウェア受信手段7があり、送信されたソフトウェア
を受信して格納する役目をする。3はディスク装置であ
り、ホスト・コンピュータ1側には配布対象ソフトウェ
ア4が格納されており、端末2側には送信されたソフト
ウェアが格納される他、各端末2においてソフトウェア
のバージョンを管理するための端末ソフト管理テーブル
76が格納されており、それぞれの端末にある管理テーブ
ル更新手段77によりテーブルの内容が更新される。更新
後の内容は、ホスト・コンピュータ1に送信され、ホス
ト・コンピュータ1側にある端末ソフト管理テーブル76
も更新される。
【0003】次に動作について説明する。ホスト・コン
ピュータ1から配布対象ソフトウェア4が指定され、ソ
フトウェア送信手段6により各端末2に送信される。各
端末2では、ソフトウェア受信手段7により受信すると
共にディスク装置3に格納する。格納後、ソフトウェア
受信手段7から信号を受けて管理テーブル更新手段77は
端末ソフト管理テーブル76上の該当するソフトウェアの
バージョンを更新する。この更新結果はホスト・コンピ
ュータ1に送信され、ホスト・コンピュータ1側の端末
ソフト管理テーブル76も更新される。ここで、分散処理
環境下の実際のシステムにおいては、一部のホストに対
するソフトウェア配布の失敗、もしくは、一部アプリケ
ーションのソフトウェア配布処理の失敗が、システム全
体の動作に悪影響を及ぼすこともある。また、システム
稼働中にソフトウェア配布を行なうような場合、ソフト
ウェア配布作業そのものに多くの時間を割り当てられな
いことも考えられ、その場合、ソフトウェア配布に失敗
した際のシステム復旧を早急に行なう必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のソフトウェア配
布システムは上記のように構成されているので、ソフト
ウェアの配布に失敗した場合は、ホスト・コンピュータ
1側の端末ソフト管理テーブル76により配布に失敗した
端末に再送することも考えられるが、ネットワーク上の
回線等のトラブルの場合は再度失敗することも考えら
れ、全ての端末で稼働しているソフトウェアのバージョ
ンが一致しないという事態を招くおそれがある。また、
ソフトウェアのバージョンを一致させるためにホスト・
コンピュータ1から旧バージョンのソフトウェアを送信
して全ての端末のソフトウェアを旧バージョンに戻すこ
とも考えられるが、やはり、ネットワーク上の回線等の
トラブルの場合は、再度失敗することも考えられ、全て
の端末で稼働しているソフトウェアのバージョンが一致
しなくなるという問題点があった。また、ソフトウェア
配布に失敗した端末2の台数が端末全体の台数と比較し
て少ない場合、全端末に配布したソフトウェアを旧バー
ジョンに戻す必要がない場合もあり、画一的な方法では
システムの要求に応じた柔軟な対応ができないという問
題点もあった。さらに、ソフトウェア配布に失敗したソ
フトウェアが、実際にはシステムの動作に影響を与えな
い、もしくは、限定された影響を与えるだけであること
がわかる場合、ソフトウェア配布失敗後に全ソフトウェ
アを旧バージョンに戻す必要はなく、画一的な方法では
システムの要求に応じた柔軟な対応ができないという問
題点もあった。さらにまた、ホスト・コンピュータ1か
ら送信された旧バージョンのソフトウェアの受信に端末
側で成功したとしても、端末2が配布対象のソフトウェ
アを使用中の場合とか処理の都合上により、しばらくの
間旧バージョンのソフトウェアを使用したい場合には対
応できないという問題点もあった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、サーバマシンからクライアン
トマシンへの配布に失敗した場合でも、全てのクライア
ントマシンにおいて同一のソフトウェアを使用できるよ
うに即時に復旧可能とすることを目的とする。また、第
2の目的は、ソフトウェアの配布が、全てのクライアン
トマシン又は全てのソフトウェアに対して成功せず、配
布結果が不完全な形態を採ったとしても、システムの要
求に応じた柔軟な対応をとることができることを目的と
する。さらに、第3の目的は、サーバマシンからクライ
アントマシンへの配布に成功した場合でも、クライアン
トマシン側の都合により、新バージョンのソフトウェア
を即時に旧バージョンのソフトウェアと入れ換えるか所
定時間経過後に入れ換えるかをクライアントマシンにお
いて選択できることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るソフトウ
ェア配布システム及び方法は、サーバマシンに接続され
た複数のクライアントマシンからなるネットワークシス
テムにおいて、上記サーバマシンから送信された配布リ
スト上の配布対象ソフトウェアの旧バージョンを上記ク
ライアントマシンにおいて保存するソフトウェア保存手
段、上記サーバマシンから上記クライアントマシンに新
バージョンのソフトウェアを送信するソフトウェア送信
手段、送信されたソフトウェアを上記クライアントマシ
ンにおいて受信するソフトウェア受信手段、受信の成功
または失敗を上記サーバマシンへ通知する配布結果通知
手段、この通知された配布結果により各クライアントマ
シンに対する配布が成功したか失敗したかを判断する配
布結果判断手段、この手段により少なくとも1台のクラ
イアントマシンにおいて配布が失敗したと判断された場
合に上記サーバマシンから全てのクライアントマシンに
対して配布済の新バージョンのソフトウェアを配布前の
旧バージョンのソフトウェアと入れ換えるように命令す
るソフトウェア回復命令手段、このソフトウェア回復命
令を受けたとき上記ソフトウェア保存手段により保存し
ておいた旧バージョンのソフトウェアを元の状態に戻す
ソフトウェア回復手段からなるものである。
【0007】また、サーバマシンから送信された配布リ
スト上の配布対象ソフトウェアの旧バージョンをクライ
アントマシンにおいて保存するステップ、上記サーバマ
シンから上記クライアントマシンに新バージョンのソフ
トウェアを送信するステップ、送信されたソフトウェア
を上記クライアントマシンにおいて受信するステップ、
受信の成功または失敗を上記サーバマシンへ通知するス
テップ、この通知された配布結果により各クライアント
マシンに対する配布が成功したか失敗したかを判断する
ステップ、この判断結果により少なくとも1台のクライ
アントマシンにおいて配布が失敗したと判断された場合
に上記サーバマシンから全てのクライアントマシンに対
して配布済の新バージョンのソフトウェアを配布前の旧
バージョンのソフトウェアと入れ換えるように命令する
ステップ、この命令を受けたとき又は上記受信に失敗し
たとき保存しておいた旧バージョンのソフトウェアを元
の状態に戻すステップからなるものである。
【0008】さらに、サーバマシンにおいて、各クライ
アントマシンに対する新バージョンのソフトウェアの配
布が失敗したと判断したとき、配布に失敗したクライア
ントマシンの台数の全体のクライアントマシンの台数に
占める割合により、全てのクライアントマシンに対して
配布済の新バージョンのソフトウェアを配布前の旧バー
ジョンのソフトウェアと入れ換えるように命令するか否
かを決定するものである。
【0009】また、クライアントマシンに送信された新
バージョンのソフトウェアについて、旧バージョンのソ
フトウェアと入れ換えるか否かの決定をソフトウェアご
とに設定できるものである。
【0010】さらにまた、サーバマシンから複数のクラ
イアントマシンに新バージョンのソフトウェアを送信す
るステップ、送信されたソフトウェアを上記クライアン
トマシンにおいて受信するステップ、受信した新バージ
ョンのソフトウェアを即時に旧バージョンのソフトウェ
アと入れ換えるか所定時間経過後に入れ換えるかを各ク
ライアントマシンにおいて選択できるものである。
【0011】また、サーバマシンから複数のクライアン
トマシンに新バージョンのソフトウェアを送信後予め設
定した時間が経過したとき、上記サーバマシンから全て
のクライアントマシンに対して新バージョンのソフトウ
ェアを旧バージョンのソフトウェアと入れ換える命令を
送信するものである。
【0012】さらに、クライアントに送信された新バー
ジョンのソフトウェアについて、旧バージョンのソフト
ウェアと入れ換える時期をソフトウェアごとに設定でき
るものである。
【0013】また、サーバマシンから送信される新バー
ジョンソフトウェアの旧バージョンのソフトウェアをク
ライアントマシンにおいて保存するか否かを選択できる
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施形態であるソフ
トウェア配布システムを示すもので、図において、1は
サーバマシンで配布リストに基づいて新バージョンのソ
フトウエアを送信する役目をする。2はクライアントマ
シンでサーバマシン1から送信されたソフトウエアを受
信し利用できるように配備する役目をする。3はディス
ク装置で、サーバマシン1に接続されたディスク装置3
では主として配布対象ソフトウェア、クライアントマシ
ン2に接続されたディスク装置3では主として受信した
ソフトウェア5がそれぞれ格納されている。6はサーバ
マシン1から同時に複数台のクライアントマシン2に新
バージョンのソフトウェアを送信するソフトウェア送信
手段で、送信するデータの先頭には、配布リストがあ
り、配布リスト中には今回配布するソフトウェアの一覧
表が格納されている。7は配布されたソフトウェアをク
ライアントマシンにおいて受信するソフトウェア受信手
段、8は上記配布リストをチェックし配布対象ソフトウ
ェアの旧バージョンをディスク内の別のスペースに保存
するソフトウェア保存手段である。9は送信のために複
数のソフトウェアがパッケージングされており、そのま
まではシステム上利用できないので、上記ソフトウェア
受信手段により受信した後、複数のソフトウェアを分割
してディスク装置3の所定のディスクスペースに展開す
るソフトウェア展開手段である。10はクライアントマシ
ン2において配布の成功又は失敗をサーバマシン1へ通
知する配布結果通知手段、11はサーバマシン1において
クライアントマシン2からの配布結果通知を受信し状態
記録ファイル12に記録する配布結果受信手段、配布が成
功か否かを失敗したクライアントマシン2の台数の全体
の台数に占める比率である判断基準を有する配布結果判
断基準ファイル13の情報と上記状態記録ファイル12の情
報とでクライアントマシン2に対する配布が成功したか
否かを判断する配布結果判断手段14である。15は配布結
果判断手段14により配布が失敗だと判断された場合にサ
ーバマシン1から全てのクライアントマシン2に対して
ソフトウェアを配布前の元の状態に戻すよう命令するソ
フトウェア回復命令手段、16はソフトウェア回復命令を
受けたとき、予めソフトウェア保存手段8によって保存
しておいた旧バージョンのソフトウェアを所定のディス
クスペースに移動することによってソフトウェアを配布
前の元の状態に戻すソフトウェア回復手段である。
【0015】サーバマシン1側のディスク装置3に設定
されているサーバ側動作設定ファイル17には、図2に示
す通り、software name(ソフトウェア
名)、recover(回復するか否か)、modul
e list(回復するモジュール名)の情報を記述す
る。配布に失敗した場合、サーバ側動作設定ファイル判
断手段18により、配布されたソフトウェアによって、回
復するか否かを判断し、ソフトウェアを回復すると判断
された場合には、ソフトウェア回復命令手段15を実行
し、それによりクライアントマシン2ではソフトウェア
回復手段16を実行し、旧バージョンのソフトウェアの全
モジュールをディスク上の元のスペースにコピーし、ソ
フトウェアを配布前の元の状態に戻す。一方、19はクラ
イアント側動作設定ファイルで、図3に示すようにこの
ファイルには、software(ソフトウェア名)、
immediately(即時に更新するか否か)、s
avemodule(更新時に旧バージョンのソフトウ
ェアの保存を行なうか否か)、module list
(更新するモジュール名)の情報を記述する。図3のよ
うに、(ソフトウェア名)としてALL、(即時に更新
するか否か)についてはyと記述しておけば、このクラ
イアントマシン2がソフトウェアを受信した時、ソフト
ウェア展開手段9により即時に配布されたソフトウェア
を展開し、新バージョンに更新する。(即時に更新する
か否か)についてnと記述しておいた場合は所定時間経
過後にクライアント側動作設定ファイル19らの信号によ
り、ソフトウェア展開手段9が働き配布されたソフトウ
ェアを展開し、新バージョンに更新する。さらには、シ
ステム管理上、別途に予め設定した時間が経過した場合
は、サーバマシン1内のソフトウェア展開命令手段21に
より強制的に全てのクライアントマシン2に配布された
ソフトウェアが展開される。なお、22はサーバマシン1
とクライアントマシン2とを接続するLANであり、ク
ライアントマシン2は通常数台から数十台接続される。
【0016】次に動作について説明する。図4は、上記
ソフトウェア配布システムの動作の一実施形態を示すも
ので、まず、ソフトウェア送信手段6を実行することに
より、サーバマシン1からネットワークシステム内の全
クライアントマシン2にソフトウェアをパッケージング
したものを送信し(ステップ23)、各クライアントマシ
ン2はそのソフトウェアをソフトウェア受信手段7によ
り受信する(ステップ24)。ソフトウェア受信手段7の
コマンドの終了コードにより、ソフトウェア受信手段7
が成功したかどうかを判断し(ステップ25)、ソフトウ
ェアの受信に成功した場合には、配布された新バージョ
ンのソフトウェアをディスク装置3上にコピーして保存
する(ステップ26)。次に、受信したソフトウェアと同
じソフトウェアがディスク装置3上に存在する場合に
は、現在ディスク装置3上にある旧バージョンのソフト
ウェアを、ソフトウェア保存手段8により、ディスク装
置3上の他のスペースにコピーして保存する(ステップ
27)。ソフトウェアの受信に失敗した場合には、ソフト
ウェア配布結果通知に「失敗」をセットする(ステップ
28)。次に、各クライアントマシン2では、それぞれソ
フトウェア展開手段9を実行し、パッケージングされて
いた新バージョンのソフトウェアを展開する(ステップ
29)。ソフトウェアの展開に成功した場合には(ステッ
プ30)、ソフトウェア配布結果通知に「成功」をセット
し(ステップ31)、失敗した場合には配布結果通知に
「失敗」をセットする(ステップ28)。その後、各クラ
イアントマシン2はサーバマシン1へ配布結果を配布結
果通知手段10により送信する(ステップ32)。配布結果
通知の内容を図5に示す。result(配布結果)は
OKの場合の一例である。サーバマシン1は、クライア
ントマシン2からの配布結果通知を配布結果受信手段11
により受信し(ステップ33)、配布結果を図6に示す状
態記録ファイル12へ記録する(ステップ34)。状態記録
ファイル12は配布ソフトウェアごとに作成される。全て
のクライアントマシン2からの配布結果通知の受信が完
了すると(ステップ35)、サーバマシン1では、配布結
果判断手段14により状態記録ファイル12の内容を解析し
(ステップ36)、1台でも配布に失敗したクライアント
マシン2が存在すると判断したら、ソフトウェア回復命
令手段15により全てのクライアントマシン2にソフトウ
ェアの回復を命令する(ステップ37)。全てのクライア
ントマシン2における配布に成功した場合は、そのまま
終了する。
【0017】ステップ35において、全てのクライアント
マシン2からの配布結果を受信していない状態であって
も、ステップ38において、新バージョンソフトウェアを
送信(ステップ23)してからの経過時間を計測し、所定
時間経過後はネットワーク上のトラブルにより配布結果
が受信不可能と判断し、受信不可能のクライアントマシ
ン2におけるソフトウェアの配布自体も「失敗」と推定
し、ソフトウェア回復命令手段15により全てのクライア
ントマシン2にソフトウェアの回復を命令する(ステッ
プ39)。ソフトウェア回復命令を受信(ステップ40)し
た各クライアントマシン2では、ソフトウェア回復手段
16により、ステップ27で保存しておいた旧のバージョン
のソフトウェアをディスク装置3上の元のスペースにコ
ピーし、ソフトウェアを配布前の元の状態に戻す(ステ
ップ41)。
【0018】このように、ネットワークシステム内のク
ライアントマシン2の中に1台でも配布に失敗したマシ
ンが存在する場合、全てのクライアントマシン2の当該
ソフトウェアを強制的に配布前のバージョンに戻すの
で、ネットワークシステム内の全てのクライアントマシ
ン2で同じバージョンのソフトウェアが動作することに
なるので、常に同一のバージョンのソフトウェアが動作
することを厳しく求められているシステムにおいては、
旧バージョンに戻す応急処置は必須であり、高い効果を
有する。配布前の状態に戻した後、配布結果で「失敗」
の通知があったもの、又は配布結果通知そのものが受信
できなかったクライアントマシン2についてはその失敗
の原因を除去した後、再度ステップ23からスタートし、
サーバ1から各クライアントマシン2に対して新バージ
ョンのソフトウェアを送信する。
【0019】実施の形態2.上記実施の形態1において
は、全てのソフトウエアに対して一律に取り扱っていた
が、ソフトウエアの種類によっては必ず新バージョンで
なければ対応できないものもあり、又逆に旧バージョン
でも当面支障なく使用できるものもある。ソフトウエア
の重要度の軽重により取り扱いを変えた方が効果的な場
合もある。上記のような方法として、図1に示すシステ
ムの動作の一実施形態として図7の方法がある。図7は
主要部のみ記載してある。サーバマシン1からのソフト
ウェア配布の際に、ネットワークシステム内に1台でも
配布に失敗したクライアントマシンが存在した場合、サ
ーバ側動作設定ファイル判断手段18によりサーバ側動作
設定ファイル17の内容を解析する。サーバ側動作設定フ
ァイル17の一例としての図2に示すように、サーバ側動
作設定ファイル17に、ソフトウェア名のリスト、それぞ
れのソフトウェアを回復するか否かについてy又はnを
記述しておけば、図7のフローチャートに示すように、
配布に失敗した時、サーバ側動作設定ファイル判断手段
18により、配布されたソフトウェアによって、回復する
か否かを判断し(ステップ42)、ソフトウェアを回復す
ると判断された場合には、ソフトウェア回復命令手段15
を実行し(ステップ43)、それによりクライアントマシ
ン2ではソフトウェア回復手段16を実行し(ステップ4
4)、旧バージョンのソフトウェアの全モジュールをデ
ィスク上の元のスペースにコピーし、ソフトウェアを配
布前の元の状態に戻す(ステップ45)。
【0020】さらに、大容量のソフトウェアの場合に
は、モジュール単位で取り扱いを変えた方が効率的な場
合があり、図1に示すシステムの動作の一実施形態とし
て図8の方法がある。図8は主要部のみ記載してある。
サーバ側動作設定ファイル17の一例としての図2に示す
ように、サーバ側動作設定ファイル17に、ソフトウェア
名及びそれぞれのソフトウェアを構成するモジュール名
のリスト、それらのモジュールを回復するか否かについ
てy又はnを記述しておけば、図8のフローチャートに
示すように、配布に失敗した時、サーバ側動作設定ファ
イル判断手段18により、配布されたソフトウェアによっ
て、回復するか否かを判断し(ステップ46)、ソフトウ
ェアを回復すると判断された場合には、サーバ側動作設
定ファイル17に回復するモジュールとしてとして記述さ
れているモジュール名をソフトウェア回復命令にセット
し(ステップ47)、ソフトウェア回復命令手段15を実行
し(ステップ48)、それによりクライアントマシン2で
はソフトウェア回復手段16を実行し(ステップ49)、旧
バージョンのソフトウェアの全モジュールをディスク上
の元のスペースにコピーし、ソフトウェアを配布前の元
の状態に戻す(ステップ50)。上記の様に、配布に失敗
したときの動作を各ソフトウェアごと、各モジュールご
とに設定することができるので、ネットワークシステム
内に1台でも配布に失敗したクライアントマシンが存在
した場合、新バージョンによる影響が強いもののみを残
して他のソフトウェア、モジュールを旧バージョンに戻
すことにより、不完全な状態であっても迅速に復旧が可
能となり、配布に失敗したクライアントマシンと配布に
成功したクライアントマシンでの処理の格差を少なくす
ることができる。
【0021】実施の形態3.上記実施の形態1及び実施
の形態2においては、1台でも配布に失敗したクライア
ントマシンがあるか否かによって復旧のための処理を実
施していたが、クライアントマシンが数十台あるいは数
百台の多数の台数がネットワークに接続されている場合
には、ソフトウエアの配布に失敗したクライアントマシ
ンの台数により、復旧するか否かを決めた方がシステム
全体にとっては効果的な場合がある。上記のような方法
として、図1に示すシステムの動作の一実施形態として
図9のフローチャートに示す方法がある。この方法は、
実施形態1における図4のステップ36の「1台でも配布
に失敗したクライアントマシンがあるか?」という文を
「配布に失敗したクライアントマシンの台数は許容範囲
外か?」という文に差し替え、一部処理フローを変更し
たものである。配布開始前に、予めサーバマシン1の配
布結果判断基準ファイル13に全クライアントマシン1の
内の何パーセントの台数への配布が成功した場合に配布
が成功であったと判断するかの許容範囲をパーセンテー
ジの数値で記述しておく。サーバマシン1は、クライア
ントマシン2からの配布結果通知を配布結果受信手段11
により受信し(ステップ51)、状態記録ファイル12へ記
録する(ステップ52)。全クライアントマシンからの配
布結果通知の受信が完了する(ステップ53)か、又は所
定時間が経過(ステップ54)したときは、配布結果判断
手段14により配布結果判断基準ファイル13の内容と状態
記録ファイル12の内容を照合し(ステップ55)、配布に
失敗したクライアントマシンの台数の割合が配布結果判
断基準ファイル13に記述されている数値以上の場合に、
ソフトウェア回復命令手段15を実行する(ステップ5
6)。ソフトウェア回復命令を受信(ステップ57)した
各クライアントマシン2では、ソフトウェア回復手段16
により、予め保存しておいた旧バージョンのソフトウェ
アをディスク上の元のスペースにコピーし、ソフトウェ
アを配布前の元の状態に戻す(ステップ58)。ステップ
51で配布に失敗したクライアントマシン2の台数の割合
が配布結果判断基準ファイル13に記述されている数値未
満の場合にはそのまま終了する。上記のように、この方
法では配布失敗時の動作を配布に失敗したクライアント
マシン2の台数の割合によって決定し、配布に失敗した
クライアントマシン2の台数がシステムの許容範囲の場
合にはソフトウェア回復手段16を実行しないため、特に
クライアントマシン2の台数が多い場合には、システム
全体の効率を考えた柔軟性のある運用が可能であり、シ
ステムの運用目的に合わせて許容範囲を適宜設定するこ
とができる。なお、上記許容範囲を越えている場合であ
っても、ソフトウェアごとにソフトウェア回復手段16を
実行するか否かを設定することが可能であり、システム
の運用目的に合わせて対象ソフトウェアを設定すること
ができる。
【0022】実施の形態4.以上述べてきた実施の形態
1〜実施の形態3は、サーバマシン主導型で、システム
全体としての効率を重視するあまり、クライアントマシ
ン側の事情を無視している。しかしながら、クライアン
トマシンの台数が少ない場合には、クライアントマシン
側の事情を考慮しつつシステム全体の効率を考えること
が必要である。この様な運用を実現するため、図1のシ
ステムの動作の一実施形態として図10のフローチャート
に示される方法がある。図10において、ソフトウェア送
信手段を実行することにより、サーバマシン1からネッ
トワークシステム内の全クライアントマシン2に新バー
ジョンの複数のソフトウェアをパッケージングしたもの
を送信し(ステップ59)、各クライアントマシン2はそ
のソフトウェアをソフトウェア受信手段7により受信す
る(ステップ60)と共に展開に失敗した場合の予備のた
め送信された新バージョンソフトウェアを保存する(ス
テップ61)。サーバマシン1からのソフトウェア受信の
際に、各クライアントマシン2はクライアント側動作設
定ファイル判断手段20によりクライアント側動作設定フ
ァイル19の内容を解析する(ステップ62)。図3に示す
クライアント側動作設定ファイル19には、「ソフトウェ
ア名」、「即時に更新するか否か」、「更新時に旧バー
ジョンのソフトウェア(モジュール)の保存を行なうか
否か」、「更新するモジュール名」の情報が格納されて
いる。ステップ56において即時に更新すると判定された
場合は、さらにクライアント側動作設定ファイル19の内
容を解析し(ステップ63)、更新時に旧バージョンのソ
フトウェア(モジュール)の保存を行なう場合には、旧
バージョンソフトウェアを保存(ステップ64)した後
に、保存を行なわない場合には直ちに、新バージョンソ
フトウェアを展開して旧バージョンのソフトウェアと入
れ換える(ステップ65)。ステップ62において即時に更
新しないと判定された場合は、ステップ66で、クライア
ント側動作設定ファイル19に設定されている「設定時
間」(図示せず)による所定時間が経過したか否かを判
定し、経過した場合は、さらにクライアント側動作設定
ファイル19の内容を解析し(ステップ67)、更新時に旧
バージョンのソフトウェア(モジュール)の保存を行な
う場合には、旧バージョンソフトウェアを保存(ステッ
プ68)した後に、保存を行なわない場合には直ちに、新
バージョンソフトウェアを展開して旧バージョンのソフ
トウェアと入れ換える(ステップ69)。ステップ66で、
クライアント側動作設定ファイル19に設定されている
「設定時間」による所定時間が経過してない場合に、サ
ーバマシン1においてステップ59の時点から予め設定し
た時間が経過した場合(ステップ70)には、サーバマシ
ン1から全てのクライアントマシン2にソフトウェア展
開命令を送信し(ステップ71)、各クライアントマシン
2では、ソフトウェア展開命令の受信(ステップ72)
後、更新時に旧バージョンのソフトウェア(モジュー
ル)の保存を行なう場合には(ステップ73)、旧バージ
ョンソフトウェアを保存(ステップ74)した後に、保存
を行なわない場合には直ちに、新バージョンソフトウェ
アを展開して旧バージョンのソフトウェアと入れ換える
(ステップ75)。
【0023】上記の様にクライアントマシン側の事情に
より新バージョンのソフトウェアを展開する時刻を延期
することができるので、旧バージョンソフトウェアを使
用中でしばらく旧バージョンのままで処理を続行したい
場合、又定例処理の遅れのため旧バージョンでの処理デ
ータが未処理の場合等の事情に対応することができる。
さらに、サーバマシン1において、送信の時点から予め
設定した時間が経過した場合には、サーバマシン1から
全てのクライアントマシン2にソフトウェア展開命令を
送信するので、クライアントマシン側の事情を考慮しつ
つもシステム全体の効率を図ることが可能である。ま
た、クライアント側動作設定ファイル19は、ソフトウェ
アごとに動作を設定できるので、必要な新バージョンの
ソフトウェアのみについて展開して旧バージョンのソフ
トウェアと入れ換える時刻を延期することができ、処理
内容の簡潔化と共に目的に指向した処理を実現すること
ができる。さらに、旧バージョンのソフトウェアを保存
するか否かをソフトウェアごとに設定できるので、各ク
ライアントマシン2の事情により、自己のディスク装置
3に空き容量が少ない場合には、容量の比較的大きな旧
バージョンのソフトウェアは保存しない処置をとること
も可能である。後に、必要となった場合は、サーバマシ
ン1から再度送信してもらう様依頼すればよい。
【0024】なお、以上述べたように、クライアント側
動作設定ファイル19の内容を人手を介さない処理フロー
として実行することもできるが、サーバマシン1から送
信された時点でクライアントマシン2での操作者の指示
を待つようにすることも可能である。操作者の指示を待
つようにすれば、新バージョンのソフトウェアが送信さ
れた時点でのクライアントマシン側での最新の状況によ
り対処することができるので、より効果的なシステム運
用が可能となる。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0026】配布結果判断手段により少なくとも1台の
クライアントマシンにおいて配布が失敗したと判断され
た場合に、サーバマシンから全てのクライアントマシン
に対して配布済の新バージョンのソフトウェアを配布前
の旧バージョンと入れ換えるように命令するソフトウエ
ア回復命令手段を設けたので、常に同一のバージョンの
ソフトウェアが動作することを厳しく求められているシ
ステムにおいては、旧バージョンに戻す応急処置をとる
ことができる効果がある。
【0027】また、少なくとも1台のクライアントマシ
ンにおいて配布が失敗したと判断されたとき又は新バー
ジョンのソフトウェアを送信してから予め設定した所定
時間が経過したときに上記サーバマシンから全てのクラ
イアントマシンに対して配布済の新バージョンのソフト
ウェアを配布前の旧バージョンのソフトウェアと入れ換
えるようにしたので、クライアントマシンからサーバマ
シンへ送信した配布結果がサーバマシンに届かなかった
場合でも、所定時間待ってから旧バージョンに戻す応急
処置をとることができる効果がある。
【0028】さらに、配布に失敗したクライアントマシ
ンの台数の全体のクライアントマシンの台数に占める割
合により、全てのクライアントマシンに対して配布済の
新バージョンのソフトウェアを配布前の旧バージョンの
ソフトウェアと入れ換えるように命令するか否かを決定
するようにしたので、クライアントマシンの台数が多い
場合には、システム全体の効率を考えた柔軟性のある運
用が可能であり、システムの運用目的に合わせて許容範
囲を適宜設定することができる効果がある。
【0029】また、送信された新バージョンのソフトウ
ェアについて、旧バージョンのソフトウェアと入れ換え
るか否かの決定をソフトウェアごとに設定できるように
したので、必ず新バージョンでなければ対応できないも
ののみを残して他のソフトウェア、モジュールを旧バー
ジョンに戻すことにより、不完全な状態であっても迅速
に復旧が可能となる効果がある。
【0030】さらに、受信した新バージョンのソフトウ
ェアを即時に旧バージョンのソフトウェアと入れ換える
か所定時間経過後に入れ換えるかを各クライアントマシ
ンにおいて選択するようにしたので、クライアントマシ
ン側の事情により旧バージョンのソフトウェアを続行し
て使用できる効果がある。
【0031】また、サーバマシンから複数のクライアン
トマシンに新バージョンのソフトウェアを送信後予め設
定した時間が経過したとき、上記サーバマシンから全て
のクライアントマシンに対して新バージョンのソフトウ
ェアを旧バージョンのソフトウェアと入れ換える命令を
送信するようにしたので、クライアントマシン側の事情
を考慮しつつシステム全体の効率を図ることが可能とな
る効果がある。
【0032】さらにまた、送信された新バージョンのソ
フトウェアについて、クライアントマシン側の事情によ
り旧バージョンのソフトウェアと入れ換える時期をソフ
トウェアごとに設定できるようにしたので、処理を簡素
化すると共に柔軟な対応が可能となる効果がある。
【0033】また、旧バージョンのソフトウェアをクラ
イアントマシンにおいて保存するか否かを選択できるよ
うにしたので、容量の比較的大きな旧バージョンのソフ
トウェアは保存しない処置をとることも可能となる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1のシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】 この発明の実施形態1のサーバ側動作設定フ
ァイルである。
【図3】 この発明の実施形態1のクライアント側動作
設定ファイルである。
【図4】 この発明の実施形態1の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】 この発明の実施形態1の配布結果通知を示す
ファイルレイアウト図である。
【図6】 この発明の実施形態1の状態記録ファイルを
示すファイルレイアウト図である。
【図7】 この発明の実施形態2の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】 この発明の実施形態2の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】 この発明の実施形態3の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】 この発明の実施形態4の動作を示すフロー
チャートである。
【図11】 従来例のソフトウェア配布システムを示す
システム構成図である。
【符号の説明】
1 サーバマシン、 2 クライアントマシン、 4
配布対象ソフトウェア 6 ソフトウェア送信手段、 7 ソフトウェア受信手
段、 8 ソフトウェア保存手段、 10 配布結果通
知手段、 14 配布結果判断手段、 15ソフトウェ
ア回復命令手段、 16 ソフトウェア回復手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 裕司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバマシンに接続された複数のクライ
    アントマシンからなるネットワークシステムにおいて、
    上記サーバマシンから送信された配布リスト上の配布対
    象ソフトウェアの旧バージョンを上記クライアントマシ
    ンにおいて保存するソフトウェア保存手段、上記サーバ
    マシンから上記クライアントマシンに新バージョンのソ
    フトウェアを送信するソフトウェア送信手段、送信され
    たソフトウェアを上記クライアントマシンにおいて受信
    するソフトウェア受信手段、受信の成功または失敗を上
    記サーバマシンへ通知する配布結果通知手段、この通知
    された配布結果により各クライアントマシンに対する配
    布が成功したか失敗したかを判断する配布結果判断手
    段、この手段により少なくとも1台のクライアントマシ
    ンにおいて配布が失敗したと判断されたときに上記サー
    バマシンから全てのクライアントマシンに対して配布済
    の新バージョンのソフトウェアを配布前の旧バージョン
    のソフトウェアと入れ換えるように命令するソフトウェ
    ア回復命令手段、このソフトウェア回復命令を受けたと
    き上記ソフトウェア保存手段により保存しておいた旧バ
    ージョンのソフトウェアを元の状態に戻すソフトウェア
    回復手段からなるソフトウェア配布システム。
  2. 【請求項2】 サーバマシンから送信された配布リスト
    上の配布対象ソフトウェアの旧バージョンをクライアン
    トマシンにおいて保存するステップ、上記サーバマシン
    から上記クライアントマシンに新バージョンのソフトウ
    ェアを送信するステップ、送信されたソフトウェアを上
    記クライアントマシンにおいて受信するステップ、受信
    の成功または失敗を上記サーバマシンへ通知するステッ
    プ、この通知された配布結果により各クライアントマシ
    ンに対する配布が成功したか失敗したかを判断するステ
    ップ、この判断結果により少なくとも1台のクライアン
    トマシンにおいて配布が失敗したと判断されたとき又は
    新バージョンのソフトウェアを送信してから予め設定し
    た所定時間が経過したときに上記サーバマシンから全て
    のクライアントマシンに対して配布済の新バージョンの
    ソフトウェアを配布前の旧バージョンのソフトウェアと
    入れ換えるように命令するステップ、この命令を受けた
    とき保存しておいた旧バージョンのソフトウェアを元の
    状態に戻すステップからなるソフトウェア配布方法。
  3. 【請求項3】 上記サーバマシンにおいて、各クライア
    ントマシンに対する新バージョンのソフトウェアの配布
    が失敗したと判断したとき、配布に失敗したクライアン
    トマシンの台数の全体のクライアントマシンの台数に占
    める割合により、全てのクライアントマシンに対して配
    布済の新バージョンのソフトウェアを配布前の旧バージ
    ョンのソフトウェアと入れ換えるように命令するか否か
    を決定することを特徴とする請求項2に記載のソフトウ
    ェア配布方法。
  4. 【請求項4】 送信された新バージョンのソフトウェア
    について、旧バージョンのソフトウェアと入れ換えるか
    否かの決定をソフトウェアごとに設定できることを特徴
    とする請求項2又は請求項3に記載のソフトウェア配布
    方法。
  5. 【請求項5】 サーバマシンから複数のクライアントマ
    シンに新バージョンのソフトウェアを送信するステッ
    プ、送信されたソフトウェアを上記クライアントマシン
    において受信するステップ、受信した新バージョンのソ
    フトウェアを即時に旧バージョンのソフトウェアと入れ
    換えるか所定時間経過後に入れ換えるかを各クライアン
    トマシンにおいて選択するステップからなるソフトウェ
    ア配布方法。
  6. 【請求項6】 上記サーバマシンから複数のクライアン
    トマシンに新バージョンのソフトウェアを送信後予め設
    定した時間が経過したとき、上記サーバマシンから全て
    のクライアントマシンに対して新バージョンのソフトウ
    ェアを旧バージョンのソフトウェアと入れ換える命令を
    送信することを特徴とする請求項5に記載のソフトウェ
    ア配布方法。
  7. 【請求項7】 送信された新バージョンのソフトウェア
    について、旧バージョンのソフトウェアと入れ換える時
    期をソフトウェアごとに設定できることを特徴とする請
    求項5又は請求項6に記載のソフトウェア配布方法。
  8. 【請求項8】 サーバマシンから送信される新バージョ
    ンソフトウェアの旧バージョンのソフトウェアをクライ
    アントマシンにおいて保存するか否かを選択できること
    を特徴とする請求項2〜請求項7のいずれかに記載のソ
    フトウェア配布方法。
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