JP2999016B2 - 車両安全装置の制御システム - Google Patents

車両安全装置の制御システム

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JP2999016B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両安全装置を制御す
るために用いられるマイクロコンピュータを備えた制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エアバック(車両安全装置)のための制
御システムは、特開平2ー193743号に開示されて
いるように、加速度センサと、マイクロコンピュータ
と、エアバックのスキブに電流を供給する駆動回路とを
基本構成として備えている。上記マイクロコンピュータ
は、プログラムを蓄積するROMと、検出データ,演算
データ等を一時的に蓄積するRAMと、演算を行うCP
U等を備えている。
【0003】上記加速度センサからの加速度信号は、加
速方向の加速度(プラスの加速度)、またはこれとは反
対の減速方向の加速度(マイナスの加速度)を表してい
る。マイクロコンピュータは加速度評価(衝突判断)
行う。すなわち、上記加速度信号を入力して積分し、こ
の積分値をスレッショルドレベルと比較する。この積分
値は車速の変化を表しており、衝突時には減速方向に増
大する。そして、減速方向の積分値がスレッショルドレ
ベルを超えた時に、衝突が生じたと判断してトリガ信号
を出力し、エアバックを展開させる。
【0004】ところで、上記マイクロコンピュータのリ
セットには、電源立ち上がり時に行われるパワーオンリ
セット,電源電圧低下時にマイクロコンピュータの暴走
を防止するために行われる低電圧リセット、マイクロコ
ンピュータが暴走した時にウオッチドックタイマが行う
リセット、マイクロコンピュータ自らが異常であると診
断し自らに対して行うソフトリセットがある。
【0005】マイクロコンピュータはリセットされた時
に、まずイニシャライズを行う。イニシャライズでは、
出力ポートをリセットしたりRAMをクリアする。次
加速度センサが正常か否かを診断する。この診断
最中は上記衝突判断は行えない。そして、診断終了後に
上記衝突判断を繰り返し実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記制御システムにお
いて、上記パワーオンリセットでの加速度センサの診断
時には、まだ車両が停止した状態であるので衝突判断
行えなくても問題ない。しかし、他のリセット、すなわ
ち低電圧リセット,ウオッチドックタイマによるリセッ
ト,ソフトリセットでの加速度センサの診断は、車両走
行時に実行される可能性があり、この診断の最中に衝突
判断が中断されると、短時間ではあるがエアバックの展
開を確保することができない。
【0007】なお、リセットの種類に対応して、イニシ
ャライズ、特にRAMのイニシャライズの態様を変える
技術については、特開昭61ー202233号,64ー
18851号に開示されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、本発
明に係る車両安全装置の制御システムは、車両の加速度
を検出する加速度検出手段1と、マイクロコンピュータ
2と、マイクロコンピュータ2をリセットするためのリ
セット指令信号を出力するリセット手段3とを備えてい
る。マイクロコンピュータ2は、RAM4と、リセット
指令信号に応答してRAM4の特定エリアに識別データ
が記憶されているか否かを調べ、記憶されているとき
は、車両走行中の可能性有りと判断し、記憶されていな
いときは、車両走行中の可能性無しと判断する判断手段
5と、判断手段5による判断の後で識別データをRAM
4の特定エリアに書き込む書き込み手段6と、加速度検
出手段1が正常か否かを診断する診断手段7と、加速度
検出手段1の検出値に基づいて車両が衝突したか否かを
判断し、衝突と判断した時には車両安全装置8に起動信
号を出力する制御手段9とを有している。判断手段5で
車両走行中の可能性無しと判断した時には、診断手段7
による診断の後に制御手段9による衝突判断を実行す
る。判断手段5で車両走行中の可能性有りと判断した時
には、診断手段7による診断を経ることなく制御手段9
による衝突判断を実行する。 ここで、診断手段7は、加
速度検出手段1にテストパルスを出力し、このテストパ
ルスに対する加速度検出手段1の応答に基づいて加速度
検出手段1が正常か否かを診断するのが望ましい。
【0009】
【作用】まず、電源オフ状態の後のパワーオンリセット
の場合について説明する。電源オフでマイクロコンピュ
ータへの電力供給が停止した時には、RAMの全領
域のデータが消滅しており、特定エリアに蓄積されてい
識別データも消滅している。したがって、車両走行中
の可能性無しと判断される。その結果、マイクロコンピ
ュータ2は、先ず加速度検出手段1の診断を行う。診断
中は衝突判断が不能になるが、車両が停止しているので
支障はない。そして、診断後に衝突判断を実行する。
【0010】次に、パワーオンリセット以外のリセッ
ト、例えばウオッチドックタイマによるリセット,ソフ
トリセットの場合について説明する。この場合には、リ
セット前にマイクロコンピュータへの電力供給が維持
されているので、RAMに蓄積されたデータは消去さ
れず、RAMの特定エリアに識別データを蓄積した状
態が維持されている。したがって、車両走行中の可能性
有りと判断される。この場合には、加速度検出手段1の
診断を経ることなく、衝突判断を実行する。この結果、
車両が走行中に衝突した時は、マイクロコンピュータ2
にリセット指令がかかった状態であっても、車両安全装
置8を確実に起動させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2,図3を参照
して説明する。図2は制御対象としての車両安全装置例
えばエアバックのスキブSを制御する制御システムの概
略を示している。制御システムは、車両の加速方向,減
速方向の加速度を検出するピエゾ素子(加速度センサ)
を含む加速度検出回路(加速度検出手段)10と、加速
度検出回路10からの加速度信号をデジタル信号に変換
するアナログデジタルコンバータ(ADC)20と、A
DC20からのデジタル信号を処理するマイクロコンピ
ュータ30と、マイクロコンピュータ30をリセットす
るためのリセット回路40と、スキブSのための駆動回
路50と、警報ランプLのための駆動回路60を備えて
いる。
【0012】マイクロコンピュータ30は電源から定電
圧回路(図示しない)を介して定電圧を供給される。マ
イクロコンピュータ30は、ワンチップ型のものであ
り、CPU(中央演算装置)31,ROM(リードオン
リーメモリ)32,RAM(ランダムアクセスメモリ)
33を内蔵している。ROM32には、プログラムのデ
ータとともに、スレッショルドレベルのデータが予め書
き込まれている。RAM33には、検出された加速度デ
ータや、演算データが随時書き込まれる。本実施例で
は、後述するようにRAM33の特定エリアに加速度検
出回路10の診断結果を表す識別データが書き込まれ
る。更に、マイクロコンピュータ30は、ADC20か
らの加速度信号Gを入力する入力ポートINと、リセッ
ト端子REと、後述の衝突判定に伴うトリガ信号を出力
するための出力ポートPCと、加速度検出回路10等の
異常診断に伴う警報指令信号を出力するための出力ポー
トPDとを備えている。
【0013】リセット回路40は、パワーオンに応答し
てマイクロコンピュータ30のリセット端子REにリセ
ット指令信号を送る。また、電圧監視回路(図示しな
い)からマイクロコンピュータ30への供給電圧の低下
を検出する信号に応答してリセット指令信号を送る。さ
らに、外部リセット回路40はウオッチドックタイマを
備えており、マイクロコンピュータ30の暴走時にウオ
ッチドックタイマでこれを検出してリセット指令信号を
送る。
【0014】上記駆動回路50は、エミッタ接地のトラ
ンジスタ51を備え、このトランジスタ51のコレクタ
とバッテリーVBとの間にスキブSおよびエネルギーリ
サーバ(図示しない)が接続されている。出力ポートP
Cからハイレベルのトリガ信号が出力された時には、ト
ランジスタ51がオンして、スキブSが点火されエアバ
ックが展開される。
【0015】上記駆動回路60は、エミッタ接地のトラ
ンジスタ61を備え、このトランジスタ61のコレクタ
とバッテリーVBとの間に警報ランプLが接続されてい
る。出力ポートPDからハイレベルの警報指令信号が出
力された時には、トランジスタ61がオンして警報ラン
プLが点灯し、運転者に加速度検出回路10等の異常を
報知する。
【0016】上記マイクロコンピュータ30は、上記リ
セット指令信号に応答して図3のメインルーチンを実行
する。まず、出力ポートをリセットし(ステップ10
0)、RAM33をクリアする(ステップ101)。こ
の際、RAM33の特定エリアRAM(X)例えば25
5番地を除いて、他の全てのエリア0番地〜254番地
をクリアする(ステップ101)。次に、特定エリアR
AM(X)に識別データAA が記憶されているか否か
を調べ、記憶されているときは車両が走行中の可能性有
りと判断し、記憶されていないときは走行中の可能性無
しと判断する(ステップ102)。
【0017】上記リセットがパワーオンリセットの場合
には、リセット前の電源オフ状態においてマイクロコン
ピュータ30に電力が供給されず、RAM33の特定エ
リアRAM(X)を含むすべての番地のデータが消滅し
ているため、ステップ102では車両走行中の可能性無
しと判断され、初期診断すなわち加速度検出回路10の
故障診断プログラムに進む。詳述すると、加速度検出回
10の出力がパワーオンから正常電圧に立ち上がるま
でt秒だけ待つ(ステップ103)。次に、加速度検
出回路10の出力が車両停止時の0Gを表す電圧レベル
(例えば2.5V)であるか否かを判断する(ステップ
104)。肯定判断の場合には、加速度検出回路10に
テストパルスを出力して(ステップ105)、加速度検
出回路10の出力がテストパルスに対応して変動するか
どうかを判断する(ステップ106)。肯定判断の場
合、すなわち加速度検出回路10が正常であると判断し
た場合には、上記特定エリアRAM(X)に識別データ
AAを書き込み(ステップ107)、ステップ108
に進む。
【0018】上記説明から明らかなように、上記特定エ
リアRAM(X)における識別データAAの蓄積は、
初期診断が終了した事実と、初期診断において加速度検
出回路10が正常であると診断した事実を表している。
【0019】リセットがパワーオンリセット以外のリセ
ット、すなわちウオッチドックタイマによるリセット,
ソフトリセット等の場合には、リセット前の状態が電源
オフ状態ではなくRAM33のデータが消滅されていな
いので、上記ステップ102でRAM33の特定エリア
RAM(X)のデータが識別データAA と一致し、走
行中の可能性有りと判断される。この場合、上記ステッ
プ103〜106の初期診断およびステップ107の
データ書き込みを実行することなく、ステップ108
に進む。なお、低電圧リセットの場合には、マイクロコ
ンピュータ30への供給電圧レベルに対応して、RAM
33のデータが消滅している場合と、消滅していない場
合がある。前者の場合には、初期診断が実行され、後者
の場合には初期診断は実行されない。
【0020】ステップ108では、スキブ抵抗,電源電
圧、エネルギーリザーバ等の通常診断を行う。異常と診
断した場合には異常フラグをセットする。次に、この異
常フラグがセットされているか否かを診断する(ステッ
プ109)。セットされていないと判断した場合には、
上記特定エリアRAM(X)のデータが識別データAA
と一致しているか否か判断する(ステップ11
0)。肯定判断の場合には加速度評価(衝突判断)を行
う(ステップ111)。上記加速度評価では、加速度を
一定時間毎に読み込んで積分し、この加速度積分値が減
速方向に増大してスレッショルドレベルを超えた時に
は、出力ポートPCからハイレベルのトリガ信号(起動
信号)を出力することにより、スキブSを点火し、エア
バックを展開させる。
【0021】上記初期診断および通常診断で正常である
と診断した場合には、ステップ109で否定判断し、ス
テップ110で肯定判断するから、上記ステップ108
〜111を繰り返し実行する。
【0022】初期診断で異常と診断した場合にはステッ
プ107の書き込みが行われないため、ステップ110
で否定判断される。また、通常診断で異常と診断された
場合には異常フラグがセットされるため、ステップ10
9で肯定判断される。このような場合には、ステップ1
11の加速度評価が実行されず、ハイレベルの警報信号
を出力ポートPDから出力して警報ランプLを点灯させ
る(ステップ112)。
【0023】上述したように、パワーオンリセットの時
だけ、初期診断を行う。パワーオンリセットは車両停止
状態でしか生じないから、この初期診断をして加速度評
価が遅れても何ら支障はない。ウオッチドックタイマに
よるリセット等、車両走行状態に生じる可能性があるリ
セットの場合には初期診断を行わない。その結果、加速
度評価を中断なく実施することができ、常にエアバック
展開の準備状態を維持することができる。なお、本実施
例では、初期診断は、加速度検出回路10の診断等、車
両走行中に行うことができない診断とし、通常診断は車
両走行中でも支障なく行える診断としている。
【0024】ステップ104,106の初期診断におい
て、加速度検出回路10が正常であるにも拘わらず、ノ
イズ等により異常と誤診した場合には、加速度評価は行
われない。しかし、次のリセット(パワーオンリセット
の他、全てのリセットを含む)後に初期診断が実行さ
れ、ここで、加速度検出回路10が正常と判断され、ス
テップ107で特定エリアRAM(X)に識別データA
を書き込むことができるから、それ以後は加速度評
価を実行することができる。
【0025】図3のメインルーチンでの加速度評価のス
テップ111を削除し、その代わりに加速度評価を図4
に示すようにタイマー割込で実行してもよい。詳述する
と、最初に、特定エリアRAM(X)のデータが識別
ータAAと一致するか否かを判断する(ステップ12
0)。肯定判断の時には加速度評価を実行する(ステッ
プ121)。識別データAAが特定エリアRAM
(X)に蓄積されているということは、初期診断の最中
ではないことを意味するからである。
【0026】図5はメインルーチンの他の態様を示す。
詳述すると、まず出力ポートをリセットし(ステップ2
00)、次に、RAM33の特定エリアRAM(X)の
データが識別データAAと一致するかどうかを調べ、
車両走行中の可能性の有無を判断する(ステップ20
1)。走行中の可能性無しと判断した場合には、RAM
33の全てのエリアをクリアし(ステップ202)、こ
の後、初期診断および識別データAAの書き込みを行
う(ステップ203)。ステップ203は図3のステッ
プ103〜107に対応するものである。ステップ20
1で車両が走行中の可能性が有ると判断した場合には、
特定エリアRAM(X)を除いてRAM33をクリアし
(ステップ204)、上記ステップ203をパスする。
【0027】図5の実施例において、RAMには、初期
診断終了を表す識別データAAを書き込むための特定
エリアRAM(X)の他に、加速度ゼロでの加速度検出
回路の電圧レベルを記憶する第2の特定エリアを設定し
てもよい。そして、上記ステップ204では、特定エリ
アRAM(X)とともに、第2の特定エリアも除外し
て、RAM33をクリアするようにしてもよい。加速度
ゼロでの電圧レベルは環境温度等によって若干変動する
から、加速度ゼロの電圧レベルを残し、この電圧レベル
とリセット後に入力された加速度検出回路の電圧レベル
を比較することにより、信頼度の高い加速度データを得
ることができる。また、図5の実施例において、ステッ
プ204は省いてもよい。
【0028】本発明は上記実施例に制約されず種々の態
様が可能である。例えば、上記実施例において、初期診
断には、各種ランプ,スイッチ,駆動トランジスタ等の
診断を含めることができる。初期診断終了後に、初期診
断の結果を問わず無条件でRAMの特定エリアに識別
ータを書き込んでもよい。この場合、初期診断の結果
は、RAMの他のエリアに書き込まれる。マイクロコン
ピュータは、ワンチップマイクロコンピュータと、これ
に外付けされたRAMによって構成してもよい。RAM
は複数備えてもよい。本発明の制御システムはシートベ
ルトのプリテンショナー等の他の車両安全装置の制御に
適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、パワー
オンリセットの時にだけ、加速度検出手段の診断を行
い、その他のリセットの時には診断をパスすることによ
り、車両の走行中に車両安全装置の制御動作が中断され
るのを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御システムの基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係わる制御システムの一実施例を概略
的に示す回路図である。
【図3】図2のマイクロコンピュータで実行されるメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図2のマイクロコンピュータで実行される加速
度評価の他の態様を示すフローチャートである。
【図5】図2のマイクロコンピュータで実行されるメイ
ンルーチンの他の態様を示すフローチャートである。
【符号の説明】 加速度検出手段 ,30 マイクロコンピュータ ,40 リセット手段 ,33 RAM 判断手段 書き込み手段 診断手段 車両安全装置 制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−55621(JP,A) 特開 昭63−241467(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 21/00 B60R 21/32 G01P 15/00 G01P 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の加速度を検出する加速度検出手段
    と、マイクロコンピュータと、このマイクロコンピュー
    タをリセットするためのリセット指令信号を出力するリ
    セット手段とを備え、このマイクロコンピュータが (a)RAMと、 (b)上記リセット指令信号に応答して、上記RAMの
    特定エリアに識別データが記憶されているか否かを調
    べ、記憶されているときは車両走行中の可能性有りと判
    断し、記憶されていないときは車両走行中の可能性無し
    と判断する判断手段と、 (c) 上記判断手段による判断の後で、識別データを上
    記RAMの特定エリアに書き込む書き込み手段と、 (d)上記加速度検出手段が正常か否かを診断する診断
    手段と、 (e)上記加速度検出手段の検出値に基づいて車両が衝
    突したか否かを判断し、衝突と判断した時には車両安全
    装置に起動信号を出力する制御手段とを有し、 上記判断手段で車両走行中の可能性無しと判断した時に
    は、上記診断手段による診断の後に上記制御手段による
    衝突判断を実行し、上記判断手段で車両走行中の可能性
    有りと判断した時には、上記診断手段による診断を経る
    ことなく上記制御手段による衝突判断を実行することを
    特徴とする車両安全装置の制御システム。
  2. 【請求項2】 上記診断手段は、上記加速度検出手段に
    テストパルスを出力し、このテストパルスに対する上記
    加速度検出手段の応答に基づいて上記加速度検出手段が
    正常か否かを診断することを特徴とする請求項1に記載
    の車両安全装置の制御システム。
JP3141438A 1991-05-17 1991-05-17 車両安全装置の制御システム Expired - Lifetime JP2999016B2 (ja)

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