JP2935854B2 - エレベーター制御装置及びエレベーター制御方法 - Google Patents

エレベーター制御装置及びエレベーター制御方法

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JP2935854B2
JP2935854B2 JP1159364A JP15936489A JP2935854B2 JP 2935854 B2 JP2935854 B2 JP 2935854B2 JP 1159364 A JP1159364 A JP 1159364A JP 15936489 A JP15936489 A JP 15936489A JP 2935854 B2 JP2935854 B2 JP 2935854B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エレベーターの制御装置に関するもの
で、特に上方階床への乗客が集中する「アップピーク時
間帯」及びロビーへの乗客が集中する「ダウンピーク時
間帯」におけるサービス待ち列の予測に基づくエレベー
ター制御装置に関するものである。
[従来の技術及び問題点] アップピーク時間帯及びダウンピーク時間帯のピーク
時間帯においては、ロビーより上方階床を指向する乗客
が集中してほぼすべてのかごがロビーより最上階床に向
かう利用量が増加したり、反対に最上階からロビーに向
かう利用量が増加する。こうしたピーク時間帯における
サービスを適正とし、ホール呼びに対する応答時間を短
縮するために、ピーク時間帯においては、各階床におけ
るサービス待ちの乗客量を予測した適正なエレベーター
管制制御が必要となる。即ち、アップピーク時間帯にお
いては、ロビーにホール呼びが集中するとともに、ロビ
ーから上方階床を指向するかご呼びが集中し、乗客の多
くがロビーで乗り込み、最上階に至る各階床でそれぞれ
かごから降りる乗客の流れが形成される。これと反対に
ダウンピーク時間帯には、上方階床のホール呼びが増加
するとともにかご呼びがロビーに集中し、乗客の流れは
上方階床からロビーに向かうものとなる。例えば、昼休
みの時間帯においては、まず昼休み時間帯の初期にダウ
ンピークとなり、昼休み時間の終期近くでアップピーク
となる。
こうしたピーク時間帯における乗降量は、他の時間帯
に比べて格段に多くなるため、通常エレベーターの台数
及び採用するエレベーターの性能は、ピーク時間帯の予
想乗降量を考慮して決定されることになる。また、ピー
ク時間帯において輸送量の増加に対応した十分な乗客輸
送能力を維持しつつ、ホール呼びに対する最大待ち時間
及びサービス待ちの乗客列を最小にするために、こうし
たピーク時間帯の乗客の流れを考慮した、エレベーター
の管制制御が必要となる。
現在エレベーターの制御において用いられている相対
的に複数のエレベーターシステムの運行を管制する管制
方法(relative system response(RSR)algorithm)に
おいては、各ホール呼びのある階床における乗客のサー
ビス待ち列の大きさ待ち時間帯を考慮せず、各エレベー
ターに対するホール呼びの割り当てを一義的に行ってい
た。このため、サービス待ち列の大きい階床ではサービ
ス待ち時間が長くなり、平均待ち時間が長くなってしま
う結果となっている。また、待ち時間に応じた制御が行
われないため、最長待ち時間が延び、サービス時間の格
差が拡大することになる。
乗客にとって長い平均待ち時間や階床毎のサービス時
間の格差は許容し難いものである。そのためこうした平
均待ち時間の短縮や階床毎の待ち時間の格差の是正が重
要な課題となっている。
例えば、ビッター(Bittar)に付与されたアメリカ特
許第4,363,381号には上記したRSR法を用いたエレベータ
ーの管制制御システムが開示されている。上記したよう
に、このシステムにおいては、ホール呼びの発生階床に
おけるサービス待ち列の大きさや待ち時間を考慮するこ
となくホール呼びに応答するサービスエレベーターの割
り当てが行われている。
従来のRSR法では、すべてのホール呼びは全て同等に
扱われている。従って上方階床を指向する上昇ホール呼
びは、ホール呼びの発生階床のうち最も下方の階床で発
生したホール呼びから最上階の一つ下の階床で発生した
ホール呼びまで連続して順次割り当てられることにな
る。一方、下方階床を指向する下降ホール呼びは、最上
階で発生したホール呼びから最下階の一つ上の階床で発
生するホール呼びまで順次割り付けられることになる。
こうした従来のシステムにおいては、各階床における
乗降量に応じた管制能力やホール呼びに対するサービス
待ち時間を実際に測定する手段を有していないため、各
階床におけるホール呼びについてサービス待ち列を検出
することが出来ないものとなっている。このように、サ
ービス待ち列の大きさを考慮せずに、ホール呼びを一義
的に定めた優先順位に従って割り付けることによって、
待ち時間の長いホール呼びが生じ、ホール呼びに対する
応答性を低下させるものとなる。
アップピーク時間帯におけるついていえば、RSR法を
用いた上記したアメリカ特許第4,361,381号や、同じく
ビッターに付与されたアメリカ特許第4,305,479号に示
されたアップピーク時間帯に出発時間を変化させる技術
においては、ロビーにおけるサービス待ち列の大きさは
考慮せずにロビーより上方で発生する上昇又は下降ホー
ル呼びの割り当てを行っている。この結果、ロビーにお
ける乗客の待ち時間が長くなり、サービス待ち列が非常
に大きくなってしまうこととなっていた。また、上記し
た従来のエレベーター管制制御方法では、ホール呼びの
割り当てに際してロビー上方の階床における過去の待ち
時間が全く考慮されないため、特に下方階床を指向する
下降ホール呼びの待ち時間が長くなる傾向がある。出願
人は、先に「群管理制御方式エレベーター並びにエレベ
ーターの群管理制御方法」に関する特願平1−33528に
おいて、各ロビー上方の階床で発生したホール呼びを、
当該階床にかご呼びを持つエレベーターに割り当てるよ
うにした制御方式を提案している。また、上記の出願に
よって提案されている制御方式によれば、上昇ホール呼
びの発生している階床にかご呼びを持つエレベーターが
無い場合には、最も速く上方より1/3の階床又は2/3の階
床に到達するエレベーターにこの上昇ホール呼びを割り
当てるようにしている。また、下降ホール呼びに対する
サービスは、ホール呼びのある階床で、運行方向が上昇
方向から下降方向に変化するエレベーターに割り当てら
れるが、当該階床で運行方向が反転するエレベーターが
無い場合には、ホール呼びを発生している階床の上方の
階床からもっとも速く当該階床に到達するエレベーター
にホール呼びに対するサービスが割り当てられることに
なる。この条件にあてはまるエレベーターが無い場合に
は、下降ホール呼びのある階床の下方階床から上昇して
くるエレベーターにホール呼びを割り当てることにな
る。しかしながら、上記した出願においても、アップピ
ーク時間帯におけるロビーのサービス待ち列の大きさ
や、ロビー上方の階床における上昇ホール呼び及び下降
ホール呼びに対する過去の待ち時間は考慮されていな
い。
上記のように、従来提案されているエレベーターの管
制制御方式において、ロビーにおけるサービス待ち列を
考慮したものはなく、またロビーでサービスを待つ乗客
の数を予想する能力も有していない。ロビーのサービス
待ち列の大きさを考慮せずに、ロビー上方の階床におけ
る最大待ち時間の短縮を計った場合には、ロビーにおけ
るサービス待ち列の増大と、これにともなうロビーのホ
ール呼びに対するサービス応答時間の伸長を引き起こす
ことになる。
一方、ダウンピーク時間帯における上記アメリカ特許
第4,363,381号に開示された制御方式を用いた制御にお
いては、下降ホール呼びに対するサービスの割り当て
は、最上階に発生した下降ホール呼びから最下階の一つ
上の階床で発生するホール呼びまで順次行われる。この
ため、たとえセクター割り当て方式を用いた場合におい
ても下方階床における下降ホール呼びに対するサービス
応答性が低下してしまうことになる。
[発明の構成] 本発明は、上記した従来の群管理方式における問題点
を解消してピーク時間帯におけるサービス応答性を向上
することの出来る新規なエレベーターの群管理方式を提
案しようとするものである。
本発明においては、基本的にホール呼びが発生してい
る各階床におけるサービス待ち列(乗客の数)に応じて
各エレベーターにサービスを割り当てる優先順位を決定
することによってサービス待ち時間の短縮を計るもので
ある。また、本発明のもう一つの特徴は、ホール呼びに
対するサービス応答時間を予じめ設定する最大待ち時間
以内とするようにし、待ち時間の長いホール呼びに対し
てはサービスの割り当てを優先的に行うようにして、平
均待ち時間の短縮と各階床における待ち時間の格差の是
正を計るものである。
本発明においては、各階床でホール呼びしたときに当
該階床におけるサービス待ち列の大きさを、ホール呼び
の発生した階床毎の比較的短い時間内における乗り込み
乗客数及び当該時間内における同一階床のホール呼び発
生頻度等のリアルタイムデータと過去のデータより判定
して、ホール呼びに対するサービス割り当ての優先順位
を決定している。また、本発明においては、予想サービ
ス応答時間を、過去のホール呼びに対する応答時間とエ
レベーターにホール呼びが割り当てられた時に、サービ
スを割り当てられたエレベーターのかごの位置時にサー
ビス階床の関係からかごの到達時間を算出して予測す
る。
上記のように、本発明によれば、ピーク時間帯のホー
ル呼び発生階床におけるサービス待ち列の大きさを過去
の履歴データ及び現在のリアルタイルデータに基づいて
乗客の流れに応じた複数エレベーターの管制制御が行わ
れる。各ホール呼び発生階床におけるサービス待ち列の
大きさを判定し、各階床のホール呼びに対する応答時間
を予測することによって、各ホール呼びに対するサービ
ス割り当ての優先順位を適正にすることが可能となる。
また、各ホール呼び発生階床における過去のサービス応
答時間及び予想サービス時間から、予想待ち時間が算出
されるので、各階床のホール呼びに対するサービス応答
時間が予じめ設定する最大待ち時間以内となるように、
比較的サービス応答時間の長い階床のホール呼びに対し
てサービスを優先的に割り当てることが可能となる。
なお、設定最大待ち時間は、乗客の乗降量に応じて変
化するように構成する。
また、本発明の群管理制御方式においては、ピーク時
間帯における乗降量を正確な予測することが重要とな
る。乗降量又は通行量の予測に関しては、スパイロス
マクリダキス(Spyros Makridakis)及びスティーブン
シイ.ホイールライト(Steven C.Wheelwright)の
「予測方法及びその適用(Forecasting Method and App
lications)」(ジョン ウイリー アンド サンズ(J
ohn Wiley & Sons)社刊:1978年)の、第3.3章の「単
一指数平滑法(Single Exponential Smoothing)」及び
第3.6章の「線形指数平滑法(Linear Exponential Smoo
thing)」に概括的に論じられている。
[実 施 例] 以下に、本発明の好適実施例によるエレベーターの群
管理方式を添付する図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明における群管理方式を適用する多階
床間でサービスする複数のエレベーターを持つグループ
エレベーター装置を模式的に示している。第1図におい
ては、説明の便宜上四基のエレベーターが13階の階床を
有する建造物に設置されている例を示しており、1階が
最下階となっている。また、第1図の例においては1階
がロビー(L)となっている。なお、第1図において
は、説明の便宜上1階をロビーフロア(L)としている
が、本発明はいづれの階床をロビーフロアとする配置に
も適用可能なものである。
第1図の構成において、かご1〜4には、それぞれ制
御盤12が設けられており、この制御盤の所望行き先階床
の操作ボタンを押圧操作することによって各かごの乗客
は行き先階床を指定する。制御盤12は、行き先階床の指
定に応じて、指定された階床を指向するかご呼び信号CC
を発生する。一方、各階床のフロアには乗り場ボタン14
が設けられており、この乗り場ボタン14を操作すること
によって上昇ホール呼び及び下降ホール呼びのホール呼
び信号HCを発生する。また、ロビーには、他の階床と同
様に乗り場ボタン16が設けられている。ロビーフロア
(L)が最下階となっている関係で、乗り場ボタン16
は、上昇ホール呼びのための操作ボタンのみを有してい
る。ロビーフロアLの各ドア18の上方には、セクター割
り当てによって、かご呼びによって指定可能な階床をし
めす各エレベーターに割り当てられたサービス階床を表
示する行き先階床表示盤SIが設けられている。各エレベ
ーターに割り当てられたサービス階床は、ピーク時間帯
においてその割り当ての変更が可能となっている。この
ピーク時間帯におけるサービス階床の変更方法に関して
は、出願人による同時提出の「群管理方式のエレベータ
ーシステム及びエレベーターの群管理制御装置並びにそ
の群管理制御方法」に開示されている。
上述したように、本実施例によるエレベーターの管制
制御モードは、ピーク時間帯におけるサービス割り当て
に適用されるもので、ピーク時間帯以外の時間帯におけ
る階床間の乗客輸送(以下、館内輸送と称す)において
は本実施例とは異なるルーチンよって管制制御が行われ
る。なお、本実施例による制御モードは、出勤時間帯の
アップピーク、退社時間帯のダウンピーク及びダウンピ
ークとアップピークがその前半及び後半で逆転する昼休
み時間帯におけるグループエレベーターの制御に用いら
れる。なおピーク時間帯以外の時間帯における管制制御
のルーチンは、例えば上記したアメリカ特許第4,363,38
1号及び同じくビッターに付与されたアメリカ特許第4,3
23,142号に開示されているルーチンを用いることが可能
である。
各かご1〜4は、運転/運行制御装置30(以下、「運
行制御装置」と称す)に接続されている。この運行制御
装置30は、通常機械室MRに配置されている。各運行制御
装置30は、群管理制御装置32に接続されている。なお、
上記したビッターのアメリカ特許に示されているように
各制御装置から各かごの現在位置情報を発生して、位置
表示装置に表示することが可能となる。
各運行制御装置30と群管理制御装置32は中央処理装置
(CPU)又は信号処理装置を有しており、種々のデータ
処理を行っている。群管理制御装置32は、運行制御装置
30から入力されるデータを処理して、各エレベーターの
相対関係からホール呼びに対するサービスを各エレベー
ターに割り当てる。この群管理制御装置32によるホール
呼びの各エレベーターに対する割り当ては、例えばアメ
リカ特許第4,363,381号に開示された方法で行われる。
各エレベーターの運行制御装置30は、ホール呼び信号及
びかご呼び信号を受けてホール呼び又はかご呼びがあっ
た場合には、行き先階床表示装置SIに動作信号を出力す
る。各運行制御装置30には、それぞれの運行制御装置に
対応し、これによって運行を制御されるかご1〜4か
ら、負荷状態を示すデータ(以下、「かご負荷データ」
と称す)が入力される。また、各運行制御装置30は、対
応するエレベーターのロビーフロアLが開放されてから
の経過時間(ドエル時間)を計測する。
運行制御装置30及び群管理制御装置32に設けるCPUは
それぞれ1日の内の各時間帯毎又は乗降量の変化に応じ
て複数のそれぞれに異なる制御ルーチンを実行するよう
にプログラムされている。即ち、各CPUは、各ピーク時
間帯においては本発明のそれぞれのルーチンの内の乗降
状態に適合したルーチンを実行し、ピーク時間帯以外の
時間帯においては、例えば上記したビッターに付与され
た各アメリカ特許に開示されているようなルーチンを実
行する。
また、各運行制御装置30と群管理制御装置32のCPU
は、各時間帯の個別の運行情況及び全体の運行情況を示
すデータを蓄積して週の内の各曜日の運行情況を示す履
歴データを形成し、これを実際の運行情況と比較して、
グループエレベーターの全体としての輸送能力及び各個
別のエレベーターの輸送能力が所定のレベルに達するよ
うにエレベーターの管制制御シーケンスを変更する。こ
れとともに、かご負荷及びロビーからの乗客数が、かご
負荷信号LW等に基づいて分析される。実際のロビーLに
おける乗客の実数を図示しない乗客検出センサを用いて
検出することも可能である。この点に関しては、出願人
が所有するドノフリオ等(Donofrio et al.)に付与さ
れたアメリカ特許第4,330,836号の「エレベーターのか
ご負荷測定装置(Elevator Cab Load Measuring Syste
m)」及びモテイアー(Mottier)に付与されたアメリカ
特許第4,303,851号の「人及び対象物計数装置(People
and Object Counting System)}に示された技術を用い
ることが出来る。この計数結果を1日の内の時間帯、週
の中の曜日及び実際に発生されるホール呼びと相関させ
ることによって、有効な統計を得ることが出来、この統
計をもとにピーク時間帯のホール呼びに対するサービス
の割り当てを行うことによって実際のエレベーターの利
用情況に応じた有機的な制御が可能となる。本発明にお
いては、こうした有機データに基づいて第3図A及び第
3図Bのフローチャートに示す制御シーケンスを実行し
て実際の利用情況に応じたグループエレベーターの管制
制御を行っている。
第3図A及び第3図Bによる以下の本発明の制御シー
ケンスの説明においては、説明の便宜上、各エレベータ
ーのかごが建造物の1階(ロビーフロアL)から13階
(最上階)まで運行され、ついで次の乗客が乗り込むた
めにロビーまでもどる運行状態について説明する。
上記したように、本発明はアップピーク時間帯、ダウ
ンピーク時間帯及び昼休み時間帯におけるサービスの質
的向上と乗客輸送能力の向上を計るものである 第2図A乃至第2図Cのグラフに示すように、アップ
ピーク時間帯においては、ロビーLから上方階床への利
用量が大きくなる。一方、ダウンピーク時間帯には、上
方階床からロビーに向かう乗客量が増加する。こうした
アップピーク時間帯及びダウンピーク時間帯では、反対
方向の利用量及び館内輸送量は極少なくなっている。従
ってこうしたピーク時間帯における、反対方向に向かう
乗客は、各ホール呼びについて1乃至数人の乗客がサー
ビスを待っていると考えることができ、またかご呼びの
有る階床で降りる乗客の数も1乃至数人と考えられる。
従って、この場合には、履歴データを形成するためのデ
ータ及びエレベーター利用量を予測するためのデータと
しては、ロビーから上方階床への利用量(アップピーク
時間帯)と上方階床からロビーに向かう利用量(ダウン
ピーク時間帯)のデータを蓄積すればよいと考えられ
る。これは、昼休み時間帯においても同様である。
第2図A乃至第2図Cに示すように、アップピーク時
間帯とダウンピーク時間帯の乗客の乗降量は経時的に変
化している。建物全体は単一の目的をもったものである
場合、アップピーク時間帯及びダウンピーク時間帯にお
ける週の内の各曜日における乗降量の変化パターンは他
の曜日と同様なパターンものに近くなる。同様に、この
種の建物においては昼休み時間帯の乗降量の変化パター
ンも毎日ほど一定したものとなる。
従って、こうしたエレベーターの利用情況では、比較
的短い時間内の乗客数、ロビーから上方階床に向かう乗
客の流れ及び上方階床からロビーに向かう乗客の流れに
よるホール呼び及びかご呼びに応答したロビー及び上方
階床における階床停止回数を計数することによって、乗
降量の予想を行うためのデータを得ることが出来る。上
記のようにして蓄積された過去の利用情況データは、リ
アルタイムデータベースに格納、記憶される。
リアルタイムデータベースに蓄積されたデータは、本
発明の制御方式において次の1乃至複数の時間間隔期間
に亙っての利用量の予測に用いられる。なお、リアルタ
イムデータベースに蓄積されたデータを用いて予測利用
量を算出する場合には、上記した「予測方法及びその適
用」の第3.6章に示された線形指数平滑法を用いること
が好ましい。従って、乗降量又はエレベーターの利用情
況が前日に比べて極端に変化した場合にも、この変化に
対応した乗降量の予測が可能となる。これによって、乗
降量の予測が正確なものとなり、利用情況の急激な変化
にエレベーターの管制制御を適応させることが出来るも
のとなる。
上記のように各データの蓄積時間間隔内にサンプリン
グされたデータは、履歴データベースに格納、記憶され
る。この履歴データベースには、利用情況の類似した数
日分のデータを記憶することが望ましい。履歴データベ
ースに蓄積された履歴データは、各ピーク時間帯におけ
る各対応する時間間隔期間の利用量の予測に用いられ
る。なお、この履歴データベースに蓄積されたデータを
用いた利用量の予測は、移動平均法、好ましくは上記し
た「予測方法及びその適用」の第3.3章に示された単一
指数平滑法を用いることが好ましい。この場合、ピーク
時間帯の予想利用量の算出は、ピーク時間帯以外の時間
帯において行うことが出来、ピーク時間帯にこれを読み
出して用いることが出来る。
履歴データに基づく予測利用量が求められている場
合、この履歴データに基づく予測利用量xhと、リアルタ
イムデータに基づく予測利用量xrとを組み合わせて最適
予測利用量Xを決定することが望ましい。なお、この場
合、予測利用量Xは、以下の式によって求められる。
X=axh+bxr なお、上式においてa及びbは、重み付け因数であ
り、両者の和が1となるように設定される。なお、重み
付け因数a,bは、以下に説明する要領で設定される。こ
の重み付け因数a,bの相対値によって、二つのタイプの
予測が可能となる。即ち、a,bのいづれかを他方に比べ
て大きく設定することによって、履歴データに基づく予
測利用量xh又はリアルタイムデータに基づく予測利用量
xrのいづれかに重み受けをした予測値た得られ、一方両
因数を等しい値とすることによってそれぞれの予測利用
量を等しい重みとして予測値が決定される。
実際の制御においては、ピーク時間帯初期には、両因
数a,bはそれぞれ0.5に設定される。予測利用量は、例え
ば、過去数分間のリアルタイムデータと履歴データに基
づいて1分毎に算出される。
例えば、6分間に算出された予測利用量が、対応する
6分間に実際に観察された利用量と比較される。この比
較において、例えば6つの予測利用量の内の4つの実際
に観察された利用量が予測利用量に対して多いか少ない
場合、又は予測利用量と実際の利用量の差が20%を越え
る場合には、上記した因数a,bが調整される。この因数
a,bの調整は経験的及び実験的に設定されるテーブルを
用いてテーブルルックアップによって行われる。ルック
アップテーブルには、両因数a,bの相対値が設定されて
おり、誤差が増加するに従ってリアルタイムデータの基
づく予測利用量の重みが増加するように設定されてい
る。例えばルックアップテーブルに設定される因数値
は、以下の通りである。
テーブル 誤差 a b 20% 0.40 0.60 30% 0.33 0.67 40% 0.25 0.75 50% 0.15 0.85 60% 0.00 1.00 なお、上記のテーブルの因数の値は建物毎に異なるも
ので、好ましくは学習によって又は異なる値を用いた実
験によって決定され、決定された因数を用いた予測利用
量と実利用量を比較して、因数を修正し、誤差を最小に
維持するようにする。従って、上記した因数は逐次、実
際の利用情況に応じて調整するようにすることが望まし
い。
予測利用量の決定はリアルタイムで行われており、こ
の予測利用量の決定にはリアルタイムデータに基づいて
決定される予測利用量と履歴データに基づく予測利用量
が組み合わせて用いられている結果、利用情況への迅速
な対応が可能となる。
上記のようにして得られた予測利用量のデータは、所
定の最大待ち時間以内に待ち時間を維持するためにホー
ル呼びにサービスするエレベータの割り当てにおいて、
各階床のホール呼びに優先順位を付すために用いられ
る。この場合、アップピーク時間帯においてはロビーに
はほぼ自動的に高い優先権が与えられる。一方、ダウン
ピーク時間帯及び昼休み時間帯には、所定以上の乗客の
サービス待ち列のある階床のホール呼びに対しての応答
の割り当てが、他の階床のホール呼びに先行して行われ
る。このようにホール呼びに対するサービス応答の割り
当てを、サービス待ち列の大きさによって優先順位に付
して行うことによって、平均待ち時間の短縮を計ること
が出来る。
以下に、各ピーク時間帯における、本発明によるサー
ビス割り当て方法を、各ピーク時間帯毎に説明する。
昼休み時間帯 本発明の技術を用いて前記したアメリカ特許第4,363,
381号等に開示されたRSR法によるサービス割り当て方法
を変更する場合、その変更は以下の要領で行われる。
周期的に行われる各サービス割り当てサイクルにおい
て、 − まず、上昇ホール呼びが有るか否かをチェックし、
上昇ホール呼びがある場合には、ホール呼びが発生して
いる階床における過去のサービス待ち時間と予測される
乗客数を算出する。ある階床で発生したホール呼びにお
ける乗客数は、所定の時間間隔内における当該ホール呼
びの方向における乗客数をホール呼びに対するサービス
のための階床停止回数で除した数に対応する。この数
が、サービス待ち列の大きさを示す数となる。
− 上昇ホール呼びに対して、ロビー及び上方階床にお
ける最大待ち時間が選択される。例えば、昼休み時間帯
における最大待ち時間は40秒程度である。
− サービス待ち列の大きさを選択する。このサービス
待ち列の大きさは、かごの定員数に対するパーセンテー
ジとして与えられる。例えば、このパーセンテージは、
33%程度である。乗客の平均体重を165lbsとすれば、25
00lbのかごを持つエレベーターでは、例えば5人とな
り、3500lbのかごを持つエレベーターでは7人になり、
4500lbのかごを持つエレベーターでは9人となる。な
お、サービス待ち列は、かごの許容積載量を考慮せず
に、一定の人数を基準として設定することも当然可能で
ある。
− 各階床の上昇ホール呼びを一つずつチェックする。
たとえば、ホール呼びのある階床の内に過去のサービス
待ち時間が設定最大待ち時間を大幅に(例えば80%)超
過していた場合、又はサービス待ち列が上記によって設
定されたサービス待ち列を越える場合には、こうした階
床のホール呼びには、高い優先権が与えられる。
各ホール呼びを割り当てるために、前記したアメリカ
特許第4,363,381号等に記載されているRSR値(所謂、評
価値、例えば特公昭57−4585参照)を算出して、このRS
R値に基づいてホール呼びを割り当てるエレベーターを
決定する。
つづいて、エレベーターのサービスを割り当てられた
ホール呼びに関して、予想されるかごの負荷を算出す
る。この予想かご負荷は、現在のかごの負荷状態と当該
かごを持つエレベーターについて既に割り当てられてい
る全てのホール呼びから予想される合計乗客数から、か
ご呼びによってかごが当該階床に到達する以前にかごを
降りる乗客数を減算して算出される。
この演算の結果、予想されるかご負荷が、かごの許容
負荷に対して、所定の割合(例えば65%)よりも小さい
場合には、このかごにホール呼びを割り当てる。つい
で、当該階床でサービスを行い、乗客が乗り込んだ場合
の予想かご負荷が所定の限界値(例えば80%)よりも小
さければ、ホール呼びの割り当ては適当であると判断さ
れる。ホール呼びがエレベーターに割り当てられた場合
には、ホール呼びが割り付けられた階床におけるかごが
停止することによる、当該階床よりも上方の階床におい
て既に割り当てられている各ホール呼びに対する予測サ
ービス応答時間が算出される。ここで、各階床における
サービス待ち時間が所定の最大待ち時間よりも短い場合
には、ホール呼びの割り当てが適当であるとの判断がな
される。次いで、全てのホール呼びにサービスした後の
かご負荷が算出される。このとき算出されたかご負荷
が、かごの許容負荷の所定値(例えば80%)よりも小さ
い値となっている場合には、当該エレベーターにホール
呼びを割り当てることが出来るとの判断がなされる。
なお、上記の割り当て過程においてRSR値の小さいエ
レベーターが、ホール呼びの割り付けに不適であると判
断された場合には、他のエレベーターへのホール呼びの
割り付けの可能性がチェックされる。この場合、ホール
呼びの割り当ての適否のチェックは、次ぎに小さいRSR
値を持つエレベーターから順に行われる。これによっ
て、サービス待ち時間が最大待ち時間よりも短く、かご
負荷に問題のないエレベーターで、最もRSR値の小さい
エレベーターにホール呼びが割り当てられることにな
る。
ホール呼びの有った階床のサービス待ち列が大きい場
合には、サービス待ち時間の点では所定の条件を満足す
るが、かご負荷の点で、条件が満足されない場合があ
る。この場合で、当該かごが、ホール呼びの発生した階
床より上方の階床にホール呼びをもっておらず、しかも
当該エレベーターのRSR値の次ぎに小さいRSR値を持った
エレベーターのかごが少なくとも所定時間(例えば10
秒)後に、当該階床に到達する場合には、当該エレベー
ターにホール呼びを割り当ててサービス待ち列の減少を
計る。このサービス割り当てによって、かごの許容負荷
の80%と当該階床に到達する以前のかご負荷の差分だ
け、サービス待ち列を減少することが出来るものとな
る。当該階床における当該エレベーターのサービス後に
残るサービス待ち列が2人以上である場合には、当該エ
レベーターに割り当てられたホール呼びを、このエレベ
ーターよりも大きいRSR値を持つエレベーターに同時に
割り当てて、サービス待ち時間の条件とかご負荷の条件
の双方を満足するようにすることも可能である。
− 所定の設定値を越えるサービス待ち列のあるホール
呼び又は設定された最大待ち時間を越える待ち時間とな
っているホール呼びに対して複数のエレベーターにサー
ビスを割り当て、他の階床のホール呼びに対するサービ
スの割り当ては、前記したRSR値を用いて行われる。こ
れによって、サービス待ち時間及びかご負荷に対する条
件を満足することが出来るものとなる。
− ついで各下降ホール呼びをチェックして、各下降ホ
ール呼びの発生階床における過去のサービス待ち時間及
びホール呼びの発生した階床の乗客数を算出する。つい
で、下降ホール呼びに対する最大待ち時間を決定する。
なお、上昇ホール呼びと同様に昼休み時間帯における最
大サービス待ち時間は、例えば40秒程度に設定される。
下降ホール呼びに対するサービスの割り当ても所定のサ
ービス待ち列よりも大きな待ち列を持つホール呼び及び
最大待ち時間よりも長いサービス待ち時間を持つホール
呼びに優先的にサービスするエレベーターを割り当て
る。次いで、他の下降ホール呼びに対するサービスをRS
R値を用いて割り当てる。
ホール呼びに対してサービスを割り当てられたエレベ
ーターがホール呼びを持つ階床にサービスする時に、当
該ホール呼びにおけるサービス待ち時間が算出される。
算出されたサービス待ち時間が、最大待ち時間を越えて
いた場合には、長待ち時間障害として長待ち時間障害カ
ウント値が加算される。所定の時間間隔の終わりで、長
待ち時間障害カウント値が決定される。もし、当該時間
間隔内における長待ち時間障害カウント値が、上昇又は
下降方向のロビー上方の階床における全部のホール呼び
に対するサービス回数に対して所定の割合(例えば5
%)を越えている場合には、最大待ち時間を所定時間
(例えば5秒)増加させる。こうして決定された各時間
間隔の最大待ち時間はルックアップテーブルに記憶さ
れ、翌日の管制制御に用いられる。
長待ち時間障害カウント値が、時間間隔内で発生した
ホール呼びの数に対して所定割合(例えば1%)よりも
小さい場合には、最大待ち時間が、所定時間(例えば5
秒)減少され、その値がルックアップテーブルに記憶さ
れる。上記の要領で、ロビーにおける最大サービス待ち
時間、ロビー上方の階床における上昇ホール呼びの最大
サービス待ち時間、及び下降ホール呼びの最大待ち時間
が、学習によってエレベーターの利用状況に合せて設定
される。
また、最大待ち時間の他の設定方法として、複数の待
ち列レベルQ1,Q2,Q3・・・Qm(Qmは最大値)を予じめ設
定して、この設定された待ち列レベルから対応するもの
を選択することも可能である。この方法においては、最
大値Qmよりも大きいサービス待ち列のある階床で発生し
たホール呼びが優先的にサービスエレベーターを割り付
けられる。ついで、Qm-1のレベルよりも大きなサービス
待ち列を持つ階床のホール呼びに対してサービスするエ
レベーターが割り当てられる。同様に、待ち列の設定レ
ベルが高いものからQ1(最小レベル)のホール呼びまで
順にサービスエレベーターを割り当てる。
この方法によれば、単一の許容最大待ち列や最大待ち
時間に対するサービス応答時間の比を用いずに複数の待
ち列の大きさ及び複数の待ち時間に対するサービス応答
時間の割合を用いて、ホール呼びにサービスエレベータ
ーの割り当てる場合の優先順位を決定することが可能と
なる。この場合における待ち列の大きさと、最大待ち時
間に対するサービス応答時間の割合の列を以下のテーブ
ルに示す。
上記の要領によって、経過したホール呼びに対する待
ち時間を用いて、ホール呼びに応答するサービスエレベ
ーターを割り付けにおける優先順位を決定することが出
来る。すべてのホール呼びに対してRSR法を用いてサー
ビスエレベーターを割り付けるときに、各ホール呼びの
発生階床におけるサービス待ち列の大きさ、及び経過し
た待ち時間が算出される。これら二つの値と選択された
優先順位の序列に応じて、各ホール呼びについて優先レ
ベル(P0〜P5)が決定され、記憶される。まず、優先レ
ベルP0のホール呼びを持つ階床のホール呼びがチェック
され、このホール呼びに対してRSR値が最も小さく最大
許容負荷よりもかご負荷が小さく、かつ最大待ち時間よ
りも短かいサービス応答時間で応答するエレベーターが
選択される。同様にして、優先レベルの高い順に、各ホ
ール呼びに応答するサービスエレベーターが割り当てら
れる。上記のテーブルに示すように、この方法では、最
大待ち時間に対するサービス応答時間の割合(80%,60
%)のホール呼びを持つ階床よりも、待ち列(乗客数の
多い)の大きい階床のホール呼びに対して高い優先順位
が与えられている。例えば各レベルにおけるサービス待
ち列の乗客数はそれぞれ5,4,3,2・・・となり、最大待
ちに対するサービス応答時間の割合時間は例えば1又は
2となる。
なお、昼休み時間帯における下降ホール呼びに対する
サービスエレベーターの割り当ては、上昇ホール呼びに
対するサービスエレベーターの割り当てを行った後に行
なうこととなる。しかしながら、サービスエレベーター
を割り当てにおいて上昇ホール呼びを優先することは必
須なものではなく、下降ホール呼びを優先することも可
能である。この場合、どちらのホール呼びを優先させる
かは、上昇方向の乗客数を下降方向の乗客数に基づい
て、優先順位を決定すれば良い。
上昇ピーク時間帯 上昇ピーク時間帯のはじまる前に、ロビーからの乗客
数を所定の時間間隔毎に計数して、複数の時間間隔にお
ける乗客数データをデータベースに記憶する。このデー
タに基づき、線形指数平滑モデルを用いてリアルタイム
の予測利用量が算出される。また複数の日の同一時間帯
の乗客数データが蓄積されて、履歴データを形成し、履
歴データに基づく予測利用量を指数平滑モデルを用いて
算出するのに使用する。上述したように、リアルタイム
データを用いた予測利用量を履歴データを用いた予測利
用量から、最適予測利用量が算出される。
アップピーク時間帯に入ると、各所定時間周期(例え
ば15秒)の終わりでロビーの予想乗客数が計算され、そ
の計算結果は現在時刻の所定時間後(例えば2分後)の
制御に用いられる。なお、時間周期iにおける予想乗客
数は、この時間周期の前の時間周期i−1の予想乗客数
に、3分間に到着する乗客数を12で除して得る平均乗客
到着率を加算した数となる。
なお、3分周期の乗客到着率は、ある3分周期の乗客
到着率から、線形補間法または線形補外法を用いて次の
3分周期の乗客到着率を算出するように構成される。
かごがロビーに向かって上方階床から下降運転を開始
した時点で、当該かごの予測ロビー到着時間が算出さ
れ、テーブルに記憶される。次の15秒周期のロビーにお
けるサービス待ち列の乗客数から、平均乗り込み乗客数
(例えばかごの許容定員の65%)が減算される。この平
均乗り込み乗客数は、例えば定員23人のかごの場合14人
となる。
ロビー上方の階床で発生した上昇ホール呼び及び下降
ホール呼びに対するサービスエレベーターの割り当て
は、好ましくは一つの割り当てサイクル内で行われる。
ホール呼びの割り当てを行う時には、まずすべてのエレ
ベーターがチェックされ、最低のRSR値を持つエレベー
ターとロビー上方1/3の階床及び2/3の階床かごが位置し
ているエレベーターが特定される。
かごの最終行き先がロビーとなっており、かごのロビ
ー到着時におけるサービス待ち乗客数がかごの許容定員
の65%以上となっている時には、当該かごを持つエレベ
ーターは、ホール呼びの割り当て対象とはならない。従
って、サービス待ち列がかごの定員の65%よりも少ない
エレベーターのみがホール呼びに対するサービス割り当
ての対象となる。もしこの条件に該当するエレベーター
が無く、乗客のサービス待ち時間が設定した最大待ち時
間(例えば、上昇ホール呼びでは50秒、下降ホール呼び
では60秒)を越えている場合には、最小のRSR値を持つ
エレベーターか、若しくはロビー上方1/3の階床または2
/3の階床にサービスしているエレベーターにホール呼び
が割り当てられる。
なお、ホール呼びに対するサービス待ち時間が、最大
待ち時間を越えた場合には、上記と同様に待ち時間障害
カウント値が加算される。各5分間の周期の終わりに、
待ち時間障害カウント値が、上昇ホール呼びにおいて生
じた待ち時間障害と下降ホール呼びにおいて生じた待ち
時間障害が各別にチェックされる。
いづれかの運行方向において、待ち時間障害カウント値
が、所定値(例えば3)以上となっているときには、最
大待ち時間が所定時間(例えば5秒)延長される。一
方、待ち時間障害カウント値が、零となっている場合に
は、最大待ち時間が所定時間(例えば5秒)短縮され
る。ロビー上方の階床で発生したホール呼びに対してサ
ービスするエレベーターを割り当てる場合には、かごが
上昇方向に運行されており、従ってロビーが最終行き先
として割り当てられていないエレベーターが選択され
る。選択された各エレベーターについてかごが最上階ま
で上昇し、ついでロビーに直行したと仮定した場合のロ
ビー到着時間が演算される。この演算されたロビー到着
時間に基づいて、当該ロビー到着時間におけるロビーの
サービス待ち乗客数が算出される。算出されたサービス
待ち乗客数が、定員の65%以上となっている場合には、
当該エレベーターは、上昇ホール呼びのサービスを割り
付けるには不適を判断され、乗客数が定員の65%未満の
場合に、上昇ホール呼びが割り当てられることになる。
上記のように、アップピーク時間帯においては、ロビ
ーにおける乗客のサービス待ち列及びサービス待ち時間
を考慮してグループエレベーターの管制制御を行うこと
によって、平均待ち時間を短縮し、サービス待ち列を縮
小することが可能となる。また、最大待ち時間を考慮し
て、ロビーにおけるサービス待ち乗客数の少ないかごが
あれば、このかごを持つエレベーターにロビー上方の階
床で発生した上昇ホール呼びが割り当てられる。また、
この条件に適合するエレベーターが無い場合には、ロビ
ー上方階床における最大待ち時間は延長される。また、
ロビー上方の階床における待ち時間を2乃至3回の延長
の毎に、ロビーの許容サービス待ち列の大きさを5%程
度増加させるように構成され、同様にロビー上方階床に
おけるサービス待ち時間が短縮された場合に、ロビーの
許容サービス待ち列の大きさを減少するようにすること
も可能である。
ダウンピーク時間帯 ダウンピーク時間帯において、サービス待ち列の大き
さ及び経過待ち時間を考慮してホール呼びにサービスす
るエレベーターを割り当てる場合、サービス待ち列の大
きさは複数の許容サービス待ち乗客数(例えば、3人、
4人、5人...)の内から選択される。ダウンピーク時
間帯における、上昇及び下降ホール呼びに対する最大待
ち時間は、例えばそれぞれ50秒及び60秒となる。
また、上記と同様にこの最大待ち時間に対する二つの
割合の待ち時間がホール呼びに対するサービス割り当て
の優先順位の決定を用いられる。従って、昼休み時間帯
における制御において説明したように、複数の優先順位
決定基準によって、ホール呼びに対するサービス割り当
ての優先順位が決定されることになる。
下降ホール呼びに対するサービスの割り当ては、まず
下降ホール呼びのある階床の内、最も高い階床のホール
呼びから側にサービスするエレベーターが割り当てられ
る。この場合に、P0の優先順位を持つホール呼びに対す
るサービスエレベーターの割り当てが最初に行われる。
次いで、P1、P2...P5の順で各ホール呼びに対してサー
ビスするエレベーターが割り当てられる。続いて、上昇
ホール呼びに対するサービスエレベーターの割り当てが
行われる。
なお、上記における優先順位の変更は、ホール呼びの
あった階床における現在の乗客数及び経過待ち時間ばか
りではなく、かごが当該サービス階床に到着するまでに
増加する予想乗客数及び予想待ち時間を考慮して行われ
る。
一旦ホール呼びに対するサービスエレベーターの割り
当てを行った後に、現在時刻とサービスを割り当てられ
たエレベーターのかごがサービス階床に到達する時刻の
時間間隔が演算される。次いで、この時間間隔内に増加
する予想乗客数が算出され、現在のサービス待ち乗客数
に加算される。また、サービスするエレベーターのかご
のサービス階床到着時間から、当該階床のサービス待ち
時間が算出される。
これらの予測サービス待ち列と予測待ち時間に基づい
て、次のホール呼びが割り当てサイクルにおける各階床
の優先順位レベルの選択が行われる。従って、周期的に
実行されるホール呼び割り当てサイクルでは、かごのサ
ービス階床への到達時間及びホール呼びを割り当ててか
ら、現実にサービスが行われるまでの時間に増加する乗
客数の考慮して、サービス待ち列の大きいホール呼び及
び待ち時間の長いホール呼びから順に高い優先順位が付
されることになる。
なお、ダウンピーク時間帯においては、上昇ホール呼
びの発生した階床でサービスを待つ乗客数は通常1また
は2と少ないので、上記の要領によるホール呼びの割り
当ては、下降ホール呼びに対してのみ適用される。
なお、当然のことながら、制御装置には、クロック発
生手段、信号検出手段、比較手段が設けられており現在
の日時が検出可能となっている。また、これらによっ
て、制御に用いられる各種の周期の設定がなされるもの
となっている。
以下に、第3図A及び第3図Bのフローチャートを用
いて、本発明によるピーク時間帯の制御動作を説明す
る。
まず、ステップ1において各エレベーターの各階床停
止毎の乗り込み乗客数と退出乗客数が記録される。この
場合の、乗客数の計数は、人センサまたは荷重センサを
用いて行われる。次いでステップ2において、予じめ設
定された比較的短い周期(例えば5分間)毎に、各階床
の各運行方向について以下の数値情報が収集される。
− かご呼びによる階床停止回数、 − 退出乗客数、 − ホール呼びの発生回数、 − 乗り込み乗客数。
ステップ3では、現在のエレベーターの運行情況がチ
ェックされ、ピーク時間帯か否かの判断がなされる。ス
テップ3における判断の結果、現在の運行情況がピーク
時間帯ではない場合にはステップ14でルーチンを実行を
終了する。一方、ステップ3による判断の結果、現在の
運行情況がピーク時間帯である判断された場合には、ア
ップピーク時間帯、ダウンピーク時間帯及び昼休み時間
帯の各別に応じてステップ4、5、6のが実行される。
現在の運行情況がアップピーク時間帯である場合には、
ステップ4において各時間周期内における以下の情報が
収集され、記録される。
− ロビーの出発回数、 − ロビーの乗り込み乗客数、 − 各ロビー上方の停止階床における退出乗客数 また、ステップ3における判断結果が、ダウンピーク
時間帯である場合には、ステップ5において各時間周期
内の以下の情報が収集、記録される。
− ロビーへのかごの到着回数 − ロビーにおける退出乗客数 − ロビー情報階床における下降ホール呼びによるかご
のサービス回 − 各階床における下降運行時の乗り込み乗客数 また、ステップ3によって昼休み時間帯であると判断
された場合には上記ステップ4及び5において収集、記
録された双方の情報が収集、記録される。
次いで、ステップ7において、過去の所定数の時間周
期のデータによって次の数周期のエレベーター利用情況
がリアルタイム予測データとして求められる。ステップ
8においては、履歴データベースが検索され、該当する
時間帯の過去の数日間の履歴データから予測データの形
成の可否が判断される。ステップ8による判断の結果、
履歴データに基づく予測データ形成が可能であると判断
された場合には、ステップ9においてリアルタイムデー
タに基づく予測データ(xr)と履歴データに基づく予測
データ(xh)から最適予測データ(X:=axh+bxr)が決
定される。また、ステップ8の判定結果が、履歴データ
に基づく予測データの形成不可とに判断である場合に
は、ステップ10において、リアルタイムデータのみによ
って最適予測データ(X)が決定される。
ステップ11では、ステップ9または10で決定された最
適予測データXに基づいて、各階床のホール呼びに関し
て、予測乗客数が算出され、この予測乗客数に応じたホ
ール呼びに対するサービスエレベーターの割り当ての優
先順位が決定される。各ピーク時間帯の終わりで、ステ
ップ12が実行され、上記ステップ1乃至11で収集された
データから形成される履歴データが、履歴データベース
に格納される。なお、この履歴データベースには、過去
の所定日数分(例えば10日分)の履歴データが記憶され
る。その後、ステップ13において、所定日数分の履歴デ
ータが履歴データベースに記憶されている場合には、翌
日の対応する時間帯における予想利用量が履歴データと
して算出され、格納される。
なお、上記のルーチンは一定の周期で反復して実行さ
れるものである。
[発明の効果] 上記のように、本発明によれば、エレベーターの利用
情況、各階床毎の乗降量等のリアルタイムの情報によっ
て、ホール呼びの優先順位を学習させるように構成して
いるので、従来のように長待ち階床が生じたり、平均待
ち時間が長くなるといったことは未然に防止されるもの
となる。
なお、本発明の上記の実施例の構成に限定されるもの
ではなく、特許請求の記載に基づいて実施されるいかな
る変形、変更をも包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の群管理エレベーターを図式的に示す
図、 第2図A、B、Cはそれぞれのピーク時間帯におけるエ
レベーター利用情況を示すグラフ、 第3図A、Bは本発明による制御の一例を示すフローチ
ャートである。

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビル内の複数の階床間をサービスする複数
    のエレベーターに対して、ピーク時間帯の間になされた
    ホール呼びを割り当てるとともに、各階床ごとの乗客量
    及び上昇・下降方向当たりの乗客量をそれぞれ測定する
    ための乗客量測定手段を備えたエレベータ制御装置にお
    いて、 エレベーターの運行を管制制御する信号処理装置がアッ
    プピーク時間帯、ダウンピーク時間帯及び昼休み時間帯
    のそれぞれのピーク時間帯を検出し、 前記ビル内の乗客量を測定・収集し、実際の乗客量につ
    いての当日のリアルタイムデータを用いた予測によっ
    て、前記時間帯内を複数の周期に分割し、各周期ごと
    に、その周期における乗客量レベルを予測し、 少なくとも過去数日間の対応する時間帯における乗客量
    データを履歴乗客量データとして、この履歴乗客量デー
    タが使用可能であるかどうかを判定し、使用可能であれ
    ば、乗客量レベルの予測に該履歴乗客量データを用いた
    予測も用いるようにし、 ホール呼びに対して、各階床毎に前記乗客量レベルを用
    いて予測されるサービス待ち列と、ホール呼びにおける
    待ち時間と、に基づいて、かごの割り当てを行うように
    したことを特徴とするエレベーター制御装置。
  2. 【請求項2】前記信号処理装置は、各階床で発生したホ
    ール呼びあたりに待機している乗客数の平均である平均
    乗客数を算出して、より多くの乗客が待機していると予
    測される階床のホール呼びの割り当てを優先するととも
    に、待ち時間の長くなった階床のホール呼びにも高い優
    先順位を与えるようにしたことを特徴とする請求項第1
    項記載のエレベーター制御装置。
  3. 【請求項3】前記信号処理装置は、前記サービス待ち列
    が大きい階床に対して、より優先的にエレベータかごを
    送ることを特徴とする請求項第1項又は第2項記載のエ
    レベーター制御装置。
  4. 【請求項4】前記信号処理装置は、予測される乗客量の
    多い階床のホール呼びに対して複数のエレベーターを割
    り当てることを特徴とする請求項第1項乃至第3項のい
    ずれかに記載のエレベーター制御装置。
  5. 【請求項5】前記信号処理装置は、各ホール呼びに関す
    る待ち時間を、それぞれのピーク時間帯について各別に
    設定された所定の最大値を比較して、前記最大値を越え
    る待ち時間となるホール呼びに優先的にエレベーターを
    割り当てるようにしたことを特徴とする請求項第1項乃
    至第4項のいずれかに記載のエレベーター制御装置。
  6. 【請求項6】各かごに関して、ピーク時間帯における乗
    降量を検出して記憶する手段を設け、 前記信号処理装置は、所定の周期内において各階床にお
    けるかごを降りる乗客数、乗り込み乗客数、ホール呼び
    に対する応答回数、かご呼びに対する応答回数を検出
    し、ロビーからの乗客の流れ及びロビーに向かう乗客の
    流れに関して過去のかご降り乗客数、乗り込み乗客数、
    かご呼び及びホール呼びに対する応答回数を履歴データ
    蓄積用の履歴データベースに記憶するようにしたことを
    特徴とする請求項第1項乃至第5項のいずれかに記載の
    エレベーター制御装置。
  7. 【請求項7】前記信号処理装置は、前記履歴データベー
    スに記憶された情報に基づいて、対応する時間帯の数分
    間を超えない次の周期内かご降り乗客数、乗り込み乗客
    数、ホール呼び及びかご呼びの発生回数を予測すること
    を特徴とする請求項第6項記載のエレベーター制御装
    置。
  8. 【請求項8】前記ピーク時間帯における乗客量を検出し
    て記憶する手段は、各日ごとに、当該日と同様の乗客パ
    ターンが見込まれる数日間における少なくとも一つの時
    間帯の記録されたデータを保有しているとともに、過去
    数日間のデータを使用して履歴的な乗客量予測を行うも
    のであって、前記信号処理装置は、 前記リアルタイムデータを用いた予測と、前記履歴的な
    乗客量予測を用いた予測と、の双方を組み合わせて、組
    み合わせ予測乗客量を算出することを特徴とする請求項
    第6項乃至第7項のいずれかに記載のエレベーター制御
    装置。
  9. 【請求項9】前記組み合わせ予測乗客量(X)は、 X=axh+bxr ここでxhは、前記履歴的な乗客量予測による予測量 xrは、前記リアルタイムデータを用いた予測による予測
    量 a及びbは乗算因数 の式より算出されることを特徴とする請求項第8項記載
    のエレベーター制御装置。
  10. 【請求項10】前記の因数a、bは、その和が1であ
    り、前記履歴的な乗客量予測による予測量と、前記リア
    ルタイムデータを用いた予測による予測量と、の重み付
    け係数となっていることを特徴とする請求項第9項記載
    のエレベーター制御装置。
  11. 【請求項11】前記信号処理装置は複数の因数a、bの
    組み合わせをテーブルデータとして設定されており、予
    測乗客量と実際の乗客量との誤差を算出するとともにそ
    の誤差に応じて複数の組み合わせの内の一つを選択する
    ようにし、かつこの誤差の算出及び組み合わせの選択
    を、数分毎に行うことを特徴とする請求項第10項記載の
    エレベーター制御装置。
  12. 【請求項12】前記信号処理装置は、前記テーブルデー
    タにおける誤差量が増えると乗算因数bの値が増加さ
    れ、乗算因数aは、減少されるようにされていることを
    特徴とする請求項第11項記載のエレベーター制御装置。
  13. 【請求項13】前記信号処理装置は、単一指数平滑モデ
    ルを用いて、前記履歴的な乗客量予測による次の周期で
    用いる予測かご降り乗客量を算出することを特徴とする
    請求項第9項乃至第12項のいずれかに記載のエレベータ
    ー制御装置。
  14. 【請求項14】前記信号処理装置による、前記履歴デー
    タベースに記憶された情報に基づいての、対応する時間
    帯の数分間を越えない次の周期内かご降り乗客数の予測
    は、線形指数平滑モデルを用いて算出することを特徴と
    する請求項第7項乃至第13項のいずれかに記載のエレベ
    ーター制御装置。
  15. 【請求項15】前記の周期が3乃至5分である請求項第
    13項又は第14項記載のエレベーター制御装置。
  16. 【請求項16】前記待ち時間の最大値を越える待ち時間
    の発生頻度に応じて自動的に前記最大値を増加させるこ
    とを特徴とする請求項第5項記載のエレベーター制御装
    置。
  17. 【請求項17】前記信号処理装置は、ホール呼びに応答
    後の予測かご負荷を算出してホール呼びに対するエレベ
    ーターの割り当てを行うとともに、ホール呼び応答後に
    おけるかご負荷を、かごの最大積載量に対して所定の割
    合に制限することを特徴とする請求項第1項乃至第16項
    のいずれかに記載のエレベーター制御装置。
  18. 【請求項18】前記信号処理装置は、ホール呼びに関す
    るサービス待ち列が大きい階床へのエレベーター割り当
    てを待ち時間の長い階床へのエレベーターの割り当てに
    優先させることを特徴とする請求項第1項乃至第17項の
    いずれかに記載のエレベーター制御装置。
  19. 【請求項19】前記信号処理装置は、数分間の周期にお
    けるロビーに到着する乗客の平均割合を算出し、当該平
    均割合をもちいてロビーにおけるサービス待ち列の大き
    さを予測するとともに、かごがロビーに到着する毎に、
    当該かごの乗り込み乗客量によって、ロビーのサービス
    待ち列の大きさを変更することを特徴とする請求項第1
    項乃至第18項のいずれかに項記載のエレベーター制御装
    置。
  20. 【請求項20】前記信号処理装置は、アップピーク時間
    帯においてロビーにおけるサービス待ち列の大きさが、
    かごの許容最大積載量に対して所定の割合を超える場合
    には、かごに対し、ロビーよりも上方の階床のホール呼
    びよりもロビーからの呼びに対して高い優先順位をあた
    えることを特徴とする請求項第19項記載のエレベーター
    制御装置。
  21. 【請求項21】ダウンピーク時間帯において、サービス
    待ち列を複数の段階に区分するとともに待ち時間を複数
    の割合に区分して、各区分に対してホール呼びに対する
    エレベーターの割り当ての優先順位を与え、サービス待
    ち列と待ち時間とによって各ホール呼びについてエレベ
    ーターの割り当ての優先順位を決定することを特徴とす
    る請求項第1項乃至第20項のいずれかに記載のエレベー
    ター制御装置。
  22. 【請求項22】ダウンピーク時間帯においては、下降ホ
    ール呼びに高い優先順位を与えるようにしたことを特徴
    とする請求項第1項乃至第21項のいずれかに記載のエレ
    ベーター制御装置。
  23. 【請求項23】前記信号処理装置は、アップピーク時間
    帯においては上昇ホール呼びに対するエレベーターの割
    り当てを下降ホール呼びに対する割り当てに先行させ、
    ダウンピーク時間帯には下降ホール呼びの割り当てを上
    昇ホール呼びに対する割り当てに先行させ、昼休み時間
    帯には上昇方向の乗客量と下降方向の乗客量に応じて先
    行して割り当てを行うホール呼びを選択するようにした
    ことを特徴とする請求項第1項乃至第22項のいずれかに
    記載のエレベーター制御装置。
  24. 【請求項24】ホール呼びに関する待ち時間は、実際の
    待ち時間に基づいて算出されることを特徴とする請求項
    第1項乃至第23項のいずれかに記載のエレベーター制御
    装置。
  25. 【請求項25】前記信号処理装置は、予測待ち時間に基
    づいて待ち時間を算出することを特徴とする請求項第1
    項乃至第23項のいずれかに記載のエレベーター制御装
    置。
  26. 【請求項26】前記制御装置は、エレベーターシステム
    の一部とされ、かつ、このシステムは、さらに、 主階床とこれに続く複数の階床間で運行され、かつ、乗
    客を輸送するための複数のかごと、 各かごに設けられ、行き先階床を指定してかご呼びを発
    生するかご呼び手段と、 前記信号処理装置からの信号に基づいて、前記かごへの
    ホール呼び指令に従って各かごを運動させるため、前記
    かごに備えられているかご運動制御手段と、 各階床における上昇方向及び下降方向の各乗客量を測定
    し、かつ、前記信号処理装置に備えられている乗客量検
    出手段と、 を有していることを特徴とする請求項第1項〜第24項、
    又は請求項第25項のいずれか一つに記載のエレベータ制
    御装置。
  27. 【請求項27】少なくともピーク時間帯においてホール
    呼びに応答して主階床から連続した別の階床へとエレベ
    ータを発車させるとともに、各階床ごとの乗客量及び上
    昇・下降方向当たりの乗客量をそれぞれ測定するための
    乗客量測定手段を使用してエレベータの群管理を行う、
    エレベータの群管理方法であって、 (a)信号処理手段を用いるステップを有し、この信号
    処理手段は、少なくともその週の各曜日のカレンダ時間
    を決定するためのクロック手段を備えるとともに、この
    システムがピーク条件にあるかどうかを判断し、更に、
    この信号処理手段は、少なくとも前記システムが前記ピ
    ーク条件にある場合には、 (ア)前記ビル内の乗客量を測定・収集し、実際の乗客
    量についての当日のリアルタイムデータを用いた予測に
    よって、前記時間帯内の所定間隔で定められた期間ごと
    に、その期間における乗客量レベルを予測し、 (イ)少なくとも過去数日間の対応する時間帯における
    乗客量データである履歴乗客量データが使用可能である
    かどうかを判定し、使用可能であれば、乗客量レベルの
    予測に前記履歴乗客量データを用いた予測も用いるよう
    にし、 (ウ)ホール呼びに対して、各階床毎に前記乗客量レベ
    ルを用いて予測されるサービス待ち列と、ホール呼びに
    おける待ち時間と、に基づいて、かごの割り当てを行う
    こと、がそれぞれ可能であり、 (b)少なくともピーク時間帯内において、前記乗客量
    測定手段を用いて、前記期間ごとに乗客量データを収集
    し、この収集された乗客量データを、これを収集した時
    間帯データとともに少なくとも数日間以上記憶させるス
    テップを有し、 (c)前記信号処理手段を用いて、少なくともその日の
    実際の乗客量のリアルタイムデータを用いて前記期間ご
    とに乗客量を予測し、少なくとも過去数日間の対応する
    時間帯における乗客量データを履歴乗客量データとし
    て、この履歴乗客量データが使用可能であるかを判定
    し、使用可能であれば、該履歴乗客量データをも用いて
    乗客量の予測を行うステップを有し、 (d)ホール呼びに対して、各階床毎に前記乗客量レベ
    ルを用いて予測されるサービス待ち列と、ホール呼びに
    おける待ち時間と、に基づいて、かごの割り当てを行う
    ことを特徴とするエレベーター制御方法。
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