JP2930551B2 - 軟質容器の箱詰装置及び箱詰方法 - Google Patents

軟質容器の箱詰装置及び箱詰方法

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JP2930551B2
JP2930551B2 JP23600196A JP23600196A JP2930551B2 JP 2930551 B2 JP2930551 B2 JP 2930551B2 JP 23600196 A JP23600196 A JP 23600196A JP 23600196 A JP23600196 A JP 23600196A JP 2930551 B2 JP2930551 B2 JP 2930551B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟質容器の箱詰装
置及び箱詰方法に係わり、特にマヨネーズ容器のような
ラッピングされた軟質容器を複数列に箱詰めする軟質容
器の箱詰装置及び箱詰方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、マヨネーズ容器のようなラッ
ピングされた軟質容器を複数列に箱詰めする際には、ベ
ルトコンベアにより搬送されてきた軟質容器を人為的に
所定個数ずつ箱詰めしていた。また、軟質容器を搬送す
る容器搬送装置と、軟質容器を収納する箱を箱詰め位置
に自動的に搬送する箱搬送装置とを別々に設け、人為的
に軟質容器を箱内に収納するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、軟質容器
の搬送、箱の搬送、及び軟質容器の箱詰めの全てを自動
化して、効率的に軟質容器の箱詰め作業を行うことが従
来から望まれていた。さらに、軟質容器を搬送する搬送
装置、ケースを搬送する軟質容器用ケースの搬送装置、
軟質容器の箱詰を行うボトルチャック装置自体を改良す
ることも要請されていた。
【0004】そこで、本発明は、従来からの要請を満た
すためにためになされたものであり、効率的に軟質容器
の箱詰め作業を行うことができる軟質容器の箱詰装置及
び箱詰方法を提供することを目的としている。また、本
発明は、改良された軟質容器を搬送する搬送装置、ケー
スを搬送する軟質容器用ケースの搬送装置及び軟質容器
の箱詰を行うボトルチャック装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の軟質容器の箱詰装置は、軟質容器(1
2)を複数列に分岐させて整列させた状態で所定方向へ
向けて搬送し且つ各列の軟質容器を同時に所定の場所に
落下させる第1容器搬送用コンベヤ手段(14)と、所
定の場所に落下した複数の軟質容器を収納位置に対応す
る位置まで搬送し、所定の本数の軟質容器を一列に整列
させる第2容器搬送コンベヤ手段(16)と、複数列の
収納部分が形成されたケースを所定方向へ向けて搬送す
る第1ケース搬送コンベヤ手段(18)と、この第1ケ
ース搬送コンベヤ手段の下流側に連続的に配置されケー
スを収納位置に搬送する第2ケース搬送コンベヤ手段
(20)と、第1ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置
されケースを所定の位置に固定してガイドするケース固
定ガイド手段(24)と、第1ケース搬送コンベヤ手段
の上方に配置されケースを所定の方向に転換するケース
方向転換手段(28)と、第1ケース搬送コンベヤ手段
の上方に配置されケースの長フラップ及び短プラップを
折り曲げて広げるフラップ折り手段(26,30)と、
第2容器搬送コンベヤ手段により一列に整列した所定の
本数の軟質容器をそれぞれ把持し、ケース内に一列づつ
収納するボトルチャック手段(22)と、を有すること
を特徴としている。
【0006】また、本発明の軟質容器用ケースの搬送装
置は、複数列の収納部分が形成されたケースを所定方向
へ向けて搬送する第1ケース搬送コンベヤ手段(18)
と、この第1ケース搬送コンベヤ手段の下流側に連続的
に配置されケースを軟質容器の収納位置に搬送する第2
ケース搬送コンベヤ手段(20)と、第1ケース搬送コ
ンベヤ手段の上方に配置されケースを所定の位置に固定
してガイドするケース固定ガイド手段(24)と、第1
ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置されケースを所定
の方向に転換するケース方向転換手段(28)と、第1
ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置されケースの長フ
ラップ及び短プラップを折り曲げて広げるフラップ折り
手段(26,30)と、を有することを特徴としてい
る。
【0007】また、本発明の軟質容器のボトルチャック
装置は、一列に整列した所定の本数の軟質容器をそれぞ
れ把持すると共に軟質容器の本数の変動に応じてその変
動本数だけ着脱可能な複数のチャックヘッド部(17
0)と、これらのチャックヘッド部を支持すると共にこ
れらのチャックヘッド部を一律に軟質容器の整列方向へ
移動させることが可能なスライドユニット部(168)
と、このスライドユニットを昇降可能に支持するシリン
ダ部(166)と、これらの複数のチャックヘッド部、
スライドユニット部及びシリンダ部を移動させる駆動モ
ータ部(176)と、を有し、チャックヘッド部が、軟
質容器の心出しを行うキャップ姿勢保持部材(186)
と、軟質容器の肩部を変形させて把持する容器本体チャ
ック部材(188)を有することを特徴としている。さ
らに、本発明の軟質容器の箱詰方法は、第1容器搬送用
コンベヤ手段(14)により軟質容器(12)を複数列
に分岐させて整列させた状態で所定方向へ向けて搬送し
且つ各列の軟質容器を同時に所定の場所に落下させる第
1容器搬送工程と、第2容器搬送コンベヤ手段(16)
により所定の場所に落下した複数の軟質容器を収納位置
に対応する位置まで搬送すると共に所定の本数の軟質容
器を一列に整列させる第2容器搬送工程と、第1ケース
搬送コンベヤ手段(18)により複数列の収納部分が形
成されたケースを所定方向へ向けて搬送する第1ケース
搬送工程と、第1ケース搬送工程中に上記第1ケース搬
送コンベヤ手段の上方に配置されたケース固定ガイド手
段(24)によりケースを所定の位置に固定してガイド
する工程と、第1ケース搬送工程中に第1ケース搬送コ
ンベヤ手段の上方に配置されたケース方向転換手段(2
8)によりケースを所定の方向に転換する工程と、第1
ケース搬送工程中に上記第1ケース搬送コンベヤ手段の
上方に配置されたフラップ折り手段(26,30)によ
りケースの長フラップ及び短プラップを折り曲げて広げ
る工程と、第1ケース搬送コンベヤ手段の下流側に連続
的に配置された第2ケース搬送コンベヤ手段(20)に
よりケースを収納位置に搬送する工程と、ボトルチャッ
ク手段(22)により第2容器搬送コンベヤ手段により
一列に整列した所定の本数の軟質容器をそれぞれ把持す
ると共にケース内に一列づつ収納する工程と、を有する
ことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の軟質容器の箱詰
装置を全体を示す概略平面図である。この図1に示すよ
うに、軟質容器の箱詰装置の全体が符合10で示されて
いる。箱詰装置10は、マヨネーズ容器のようなラッピ
ングされたボトル状の軟質容器12を所定の方向へ搬送
するボトルアキュームコンベヤ機構14と、このボトル
アキュームコンベヤ機構14の下流側(図1の右側)に
配置され軟質容器12を2個ずつ後述する箱詰め位置ま
で搬送するボトルバケットコンベヤ機構16と、ボトル
アキュームコンベヤ機構14と並列的に配置されケース
17を軟質容器12の箱詰め位置へ向かって搬送する入
口ケースコンベヤ機構18と、この入口ケースコンベヤ
18の下流側の左右両側に配置されケース17を軟質容
器12の挿入位置に搬送するケースバケットコンベヤ機
構20と、ボトルアキュームコンベヤ機構14により搬
送された軟質容器12を所定個(本実施形態では5個又
は6個)づつケース17内に収納するボトルチャック機
構22を備えている。
【0009】さらに、箱詰装置10は、図1には示され
ていないが、入口ケースコンベヤ18には、その上流側
からケース固定ガイド機構24(図8参照)、ケース長
フラップ折り機構26(図9及び図10参照)、ケース
方向転換機構28(図11参照)及びケース短フラップ
折り機構30(図12及び図13参照)が設けられてい
る。
【0010】図2は、本発明で使用される2種類のケー
ス17を示している。図2(A)は、5本×3列で15
本の軟質容器を収納するタイプのものであり、図2
(B)は、6本×4列で24本の軟質容器を収納するタ
イプのものである。ここで、これらのケースは、中仕切
り(JIS0933型)が組み込まれており、底面が封
緘された段ボール箱である。勿論、本発明では、本数及
び列数の異なる他のタイプのケースにも適用可能であ
る。
【0011】次に図3及び図4により、箱詰装置10の
ボトルアキュームコンベヤ機構14を具体的に説明す
る。まず、その上に軟質容器12を載せて搬送し上流側
と下流側に配置された第1コンベヤ32と、この第1コ
ンベヤ32の搬送方向の中間部に配置された第2コンベ
ヤ34と、第1コンベヤ32を駆動する第1モータ36
と、第2コンベヤ34を駆動する第2モータ38とが配
置されている。また、第1コンベヤ32の上流側の上方
には、軟質容器12を寝かせた状態で搬送するための一
対のボトルガイド40が配置され、さらに、このボトル
ガイド40の下流側に、軟質容器12を交互に左右方向
に振り分けるボトルデバイダ42が配置されている。こ
のボトルデバイダ42の下流側に位置する第2コンベヤ
34上には、昇降可能な入口ダンパ44が配置され、さ
らに、この入口ダンパ42の下流側に位置する第1コン
ベヤ32上には、昇降可能な出口ダンパ46が配置され
ている。
【0012】また、第2コンベヤ34の下流端側には、
落下ガイドローラ48が接続して設けられて、この落下
ガイドローラ48により、2個の軟質容器12が、第1
コンベヤ32上からボトルバケットコンベヤ機構16上
に落下して、正立状態となる。また、このボトルバケッ
トコンベヤ機構16の背部には、前後方向に駆動される
コ字形状のタイミングシャッタ50が設けられている。
このタイミングシャッタ50は、軟質容器12が落下す
る際に一方の軟質容器12の落下位置に前進移動し、落
下の際に2個の軟質容器12が互いにぶつからないよう
にしている。このタイミングシャッタ50については、
後述する。
【0013】一方、ボトルデバイダ42の上流側には、
ボトルデバイダ用センサ51が設けられ、このボトルデ
バイダ用センサ51により、軟質容器12が検知され
る。このボトルデバイダ用センサ51が軟質容器12を
検知したとき、ボトルデバイダ42が左右方向に交互に
駆動され、これにより、軟質容器12が交互に左右方向
に振り分けられる。入口ダンパ42の上流側には、入口
ダンパ用センサ52が設けられ、この入口ダンパ用セン
サ52が2個の軟質容器12を検知したとき入口ダンパ
42が上昇し、2個の軟質容器12が同時に下流側に搬
送される。入口ダンパ用センサ52が1個の軟質容器1
2を検知したときには、所定時間(例えば約20秒)第
2モータ38に停止信号を送り、第2コンベア34の駆
動を停止する。これにより、軟質容器12と第2コンベ
ア34との摩擦による軟質容器12の汚れや傷つきが防
止される。第2モータ38は、ボトルデバイダ用センサ
50が軟質容器12を検知したとき再起動される。な
お、第1モータ36は常時第1コンベヤ32を駆動して
いる。
【0014】さらに、出口ダンパ46の上流側には、出
口ダンパ用センサ54が設けられ、この出口ダンパ用セ
ンサ54が軟質容器12を検知したとき出口ダンパ46
が上昇し、2個の軟質容器12が同時に落下ガイド48
を介してボトルバケットコンベヤ機構16上に落下す
る。ボトルバケットコンベヤ機構16の軟質容器12の
落下位置には、ボトル落下確認用センサ56が設けら
れ、2個の軟質容器12がボトルバケットコンベヤ機構
16上に落下して正立状態で存在することが検知され
る。この軟質容器12の検知により、ボトル落下確認用
センサ56は、ボトルバケットコンベヤ機構16の起動
信号を出力する。このようにして、ボトルバケットコン
ベヤ機構16は、第1コンベヤ32の上流側から供給さ
れる軟質容器12を第1コンベヤ32及び第2コンベヤ
34を経由して、ボトルバケットコンベヤ機構16上に
2個づつ同時に落下させる。
【0015】次に図5乃至図7により、ボトルバケット
コンベヤ機構16を具体的に説明する。ボトルバケット
コンベヤ機構16は、駆動スプロケット60と、従動ス
プロケット62と、これらのスプロケット60,62に
掛けられた無端状のチェーン64と、このチェーン64
に取り付けられ各軟質容器12に対応するL字形状の複
数のボトルバケット66(図6参照)を備えている。駆
動スプロケット60には、図7に示すように、3相モー
タ68がクラッチブレーキ70及びインデックスカム7
2を介して接続されている。駆動スプロケット60は、
3相モータ68とクラッチブレーキ70とにより間欠的
に駆動される。また、インデックスカム72を介在させ
ることにより、ボトルバケット66に収容される軟質容
器12の加速度が小さくなり振れが小さくなる。
【0016】また、図7に示すように、駆動スプロケッ
ト60に接続されるインデックスカム72の出力軸近傍
には、近接スイッチ74が配置されている。この近接ス
イッチ74からの信号により、上述したタイミングシャ
ッタ50の前進及び後退が、ボトルバケット66の動作
時に軟質容器12とぶつからないようなタイミングで制
御される。さらに、図5に示すように、第1位置ボトル
確認用センサ76と第2位置ボトル確認用センサ78が
設けられており、第1位置と第2位置に軟質容器12が
あることを検知する。この第1位置と第2位置は、後述
する容器の箱詰め位置である。
【0017】このように構成されたボトルバケットコン
ベヤ機構16の動作を説明する。第1コンベヤ32上の
出口ダンパ46が上昇することにより、2個の軟質容器
12が同時にボトルバケット66内に落下し、正立状態
で収容される。このとき、ボトル落下確認用センサ56
により、軟質容器12が検知されると、タイミングシャ
ッタ50が後退すると同時に、ボトルバケット66が2
個分のピッチ(1個分のピッチaを図6及び図17に示
す)で移動する。その後、同様に、ボトルバケット66
は、2個分のピッチで間欠運転される。このような2個
分のピッチで動作が繰り返され、第1位置ボトル確認用
センサ76が第1位置で軟質容器12を検知すると、そ
の上部で待機するボトルチャック機構22(図1参照)
の5本のチャックヘッド170(図17参照)が一斉に
下降し各軟質容器12を把持し、水平方向の前方(図5
の下側)に移動し、下方に待機するケース17内に軟質
容器12を収納する。次に、第2位置ボトル確認用セン
サ78が第2位置で軟質容器12を検知すると、同様
に、ボトルチャック機構22により、軟質容器12をケ
ース17内に収納する。以下、この動作を繰り返す。な
お、ボトルチャック機構22は5本のチャックヘッド1
70を備えたもの以外に、6本のチャックヘッドを備え
たものも取り替えて使用可能である。このボトルチャッ
ク機構22が6本のチャックヘッドを備えたものである
場合には、第1位置のみが軟質容器12の把持位置とな
り、第1位置ボトル確認用センサ76が使用される。こ
のように、ボトルチャック機構22が奇数本のチャック
ヘッドを備える場合には、第1位置ボトル確認用センサ
76と第2位置ボトル確認用センサ78が使用され、偶
数本のチャックヘッドを備える場合には、第1位置ボト
ル確認用センサ76のみが使用される。なお、ボトルチ
ャック機構22の詳細は、後述する。
【0018】次に、図1及び図8乃至図13により、ケ
ース固定ガイド機構24、ケース長フラップ折り機構2
6、ケース方向転換機構28及びケース短フラップ折り
機構30を順次説明する。先ず、図1に示すように、入
口ケースコンベヤ18には、下流側から上流側に向かっ
て、第1ケースストッパ90、第2ケースストッパ92
及び第3ケースストッパ94がそれぞれ所定の位置に昇
降可能に配置されている。これらのストッパ90,9
2,94が入口ケースコンベヤ18の上方に上昇するこ
とにより、ケース17の搬送が停止される。
【0019】次に、図8により、ケース固定ガイド機構
24を具体的に説明する。このケース固定ガイド機構2
4は、図1の第3ケースストッパ94により停止された
ケース17を固定ガイドできる位置に配置されている。
このケース固定ガイド機構24は、支点96を中心にし
て回動可能な一対のアーム98と、これらのアーム98
の先端に取り付けられ長手方向に延びる固定ガイド10
0(図9及び図10参照)と、これらのアーム98の他
端と固定側を接続する第1シリンダ102及び第2シリ
ンダ104により構成される。このケース固定ガイド機
構24では、第1シリンダ102の作動により、アーム
98を介して固定ガイド100が、ケース17の長フラ
ップ17aの折込線下に移動してケース17を固定し、
これにより、長フラップ17aの外側方向への折込が容
易となる。また、第2シリンダ104は、幅の異なるケ
ース17の場合に作動し、これにより、ケース17の幅
に対応した位置にアーム98と固定ガイド100を設定
する。
【0020】図9及び図10により、ケース長フラップ
折り機構26を具体的に説明する。このケース長フラッ
プ折り機構26は、第3ケースストッパ94の上流側の
所定位置に配置されている。ケース長フラップ折り機構
26は、固定支持された第1シリンダ106と、この第
1シリンダ106の出力軸の下端に取り付けられたフレ
ーム108と、このフレーム108の下端にその一端側
が取り付けられた一対のアタッチメント110と、フレ
ーム108とアタッチメント110との間に取り付けら
れアタッチメント110を所定角度θ1 (図10参照)
まで回動動作させる第2シリンダ112により構成され
る。このように構成されたケース長フラップ折り機構2
6の動作を説明する。第3ケースストッパ94によりケ
ース17が停止したとき、第1シリンダ106が作動
し、フレーム108が下降する。このとき、フレーム1
08及びアタッチメント110は、ケース17の長フラ
ップ17aの高さ位置に対応する所定位置まで下降す
る。この所定位置まで下降後、第2シリンダ112が作
動し、アタッチメント110が長フラップ17aを外側
方向へ折り込むような方向に回動する。このアタッチメ
ント110の回動動作により、ケース17の長フラップ
17aは所定角度θ1 まで外側に折り込まれる。
【0021】図11により、ケース方向転換機構28を
具体的に説明する。このケース方向転換機構28は、第
2ケースストッパ92の上流側の所定位置に配置されて
いる。ケース方向転換機構28は、固定支持された昇降
シリンダ114と、この昇降シリンダ114の出力軸の
下端に取り付けられた第1回転シリンダ116と、この
第1回転シリンダ116の下端に取り付けられたフレー
ム118と、このフレーム118の一端側に取り付けら
れその下側がハの字形状のフラップアタッチメント12
0と、フレーム118の他端側に第2回転シリンダ12
2を介して取り付けられた2個の同様なフラップアタッ
チメント124a,124bを有する回転フラップアタ
ッチメント124により構成される。また、第2ケース
ストッパ92の上流側近傍には、ケース17を検知する
ためのケース検知用センサ126が設けられている。
【0022】このように構成されたケース方向転換機構
28の動作を説明する。まず、センサ126がケース1
7を検知すると、昇降シリンダ114が下降動作し、ケ
ース126の短フラップ17bをフラップアタッチメン
ト110,124aが収容する。このとき、フラップア
タッチメント110,124aの下側はハの字形状とな
っているため、短フラップ17bが多少曲がっていても
確実に収容できる。次に、昇降シリンダ114の下降動
作完了後、第1回転シリンダ116が90度回転し、ケ
ース17の方向も90度変わりケース17の方向転換が
完了する。なお、第2回転シリンダ122は、このケー
ス方向転換機構28を異なるサイズのケースに適用する
ためのものである。第2回転シリンダ122が180度
回転させてフラップアタッチメント124aをフラップ
アタッチメント124bに変更し、大きいサイズのケー
スに適用される。
【0023】図12及び図13により、ケース短フラッ
プ折り機構30を具体的に説明する。このケース短フラ
ップ折り機構30は、第1ケースストッパ90の上流側
の所定位置に配置されている。短フラップ折り機構30
は、固定支持された第1シリンダ128と、この第1シ
リンダ128の出力軸の下端に取り付けられその右側端
部が下方に延びる右側延長部材130aを備えたフレー
ム130と、このフレーム130に第2シリンダ132
を介して取り付けられ第2シリンダ132により幅方向
に移動可能な左側延長部材134と、これらの右側延長
部材130aと左側延長部材134のそれぞれの下端に
それらの一端側が取り付けられた一対のアタッチメント
136と、右側延長部材130a及び左側延長部材13
4とこれらの部材に対応するアタッチメント136との
間に取り付けられアタッチメント136を所定角度まで
回動動作させる第3シリンダ138により構成される。
さらに、ケース17の短フラップ17bの折込線に沿っ
て(入口ケースコンベヤ18の長手方向)所定の長さの
一対のガイドバー140が設けられている。また、これ
らのガイドバー140に直交する方向にフック部142
aを備えた一対のフック用シリンダ142が短フラップ
17bのほぼ折込線の高さの位置に配置されている。ま
た、第1ケースストッパ90の上流側近傍には、ケース
17を検知するためのケース検知用センサ144が設け
られている。
【0024】このように構成されたケース短フラップ折
り機構30の動作を説明する。ケース検知用センサ14
4がケース17を検知すると、ケース短フラップ折り機
構30の動作信号は出力され、先ず、第1シリンダ12
8が作動し、フレーム130が下降する。このとき、フ
レーム130及びアタッチメント136等は、ケース1
7の短フラップ17bの高さ位置に対応する所定位置ま
で下降する。この所定位置まで下降後、第3シリンダ1
38が作動し、アタッチメント136が短フラップ17
bを外側方向へ折り込むような方向に回動する。このア
タッチメント136の回動動作により、ケース17の短
フラップ17bは所定角度θ2 まで外側に折り込まれ
る。その後、フック用シリンダ142のフック部142
aが前進し、短フラップ17bをフックする。その後、
アタッチメント136が元の位置まで回動して、第1シ
リンダ128が作動し、装置全体が上昇して元の位置に
戻る。なお、ケースの縦方向の長さが異なる場合には、
第2シリンダ132が作動し、各アタッチメント136
間の長さがケースの縦方向長さと対応するように調整さ
れる。
【0025】図14及び図15により、ケースバケット
コンベヤ機構20を具体的に説明する。ケースバケット
コンベヤ機構20は、ケース17を軟質容器12の挿入
位置まで搬送するためのものである。ケース17の搬送
方向に対して平行に一対のチェーンコンベヤ146が配
置され、このチェーンコンベア146は、搬送方向の右
側に配置された可動チェーンコンベヤ146aと、左側
に配置された固定チェーンコンベヤ146bとから構成
され、可動チェーンコンベヤ146aが幅方向に移動す
ることにより、異なる大きさのケースに対応できるよう
になっている。これらのチェーンコンベヤ146の外周
側には、それぞれ等間隔で4個のアタッチメント148
が各チェーンコンベヤ146の同じ位置に互いに対向す
るように取り付けられている。これらのチェーンコンベ
ヤ146には、それぞれ、駆動スプロケット150及び
従動スプロケット152が設けられている。
【0026】また、従動スプロケット152の近傍に
は、ケース検知用センサ154が設けられている。この
ケース検知用センサ154がケース17を検知すると、
第1ケースストッパ90を上昇動作させるための信号を
発生させ、ケース17を検知しない場合は、第1ケース
ストッパ90を下降させた状態に保持する信号を発生さ
せる。また、駆動スプロケット150と従動スプロケッ
ト152の間の所定の位置には、アタッチメント検知用
センサ156が設けられている。このアタッチメント検
知用センサ156は、運転準備の段階で、アタッチメン
ト148を検知し、アタッチメント148を所定の定位
置に停止させるためのものであり、これにより、アタッ
チメント148がケース17に噛み込むことを防止して
いる。軟質容器12をケース17に挿入して箱詰めする
位置には、4個のセンサ158a,158b,158
c,158dから構成されるケース検知用センサ158
が設けられている。このケース検知用センサ158は、
ケース17の各列毎に軟質容器12を挿入するときのケ
ース17の停止位置を決めるためのものであり、センサ
158aがケース17の1列目に軟質容器12を挿入す
るときのケース17の停止位置に対応し、以下、センサ
158bが2列目、センサ158cが3列目、センサ1
58dが4列目にそれぞれ軟質容器12を挿入するとき
のケース17の停止位置に対応している。
【0027】このように構成されたケースバケットコン
ベヤ機構20の動作を説明する。上流側の入口ケースコ
ンベヤ機構18から搬送されたケース17が、ケースバ
ケットコンベヤ機構20まで到達したとき、先ず、一対
のチェーンコンベヤ146に設けられたアタッチメント
148がケース17の後端側に係合する。この後、チェ
ーンコンベヤ146が駆動スプロケット150により駆
動され、ケース17に係合したアタッチメント148が
チェーンコンベヤ146と共に下流側に移動し、この結
果、ケース17がアタッチメント148に押されて下流
側の挿入位置である箱詰め位置まで、搬送される。ここ
で、軟質容器12のケース17への挿入位置は、各列で
同一位置である。このため、ケース17の1列目に軟質
容器12が挿入された後は、チェーンコンベヤ146が
1列分の距離だけケース17を下流側に移動させる。こ
のようにして、ケース17の3列(又は4列)の全てに
軟質容器12が挿入され箱詰め作業が完了する。この
後、容器が箱詰されたケース17は、ケースバケットコ
ンベヤ機構20の下流側に配置されたケース送出用コン
ベヤ160上にケース17を押し出される。
【0028】次に、図16乃至図19により、ボトルチ
ャック機構22を具体的に説明する。ボトルチャック機
構22は、ボトルチャック用フレーム162と、このボ
トルチャック用フレーム162の前端側に取り付けられ
たサイズ切替用シリンダ164及び挿入シリンダ166
と、この挿入シリンダ166の下端側に取り付けられた
スライドユニット168と、このスライドユニット16
8の下端側に取り付けられ軟質容器12を把持する5個
のチャックヘッド170(170a,170b,170
c,170d,170e)と、ボトルチャック用フレー
ム162の後端側に接続するように取り付けられたリン
ク機構172と、このリンク機構172と接続されたイ
ンデェクスカムユニット174と、このインデェクスカ
ムユニット174に接続された駆動モータ176から構
成されている。
【0029】ここで、インデェクスカムユニット174
と駆動モータ176は、図示しないフレームに固定され
ている。ここで、インデェクスカムユニット174を用
いたのは、シリンダを用いると終端での衝撃が大きくな
り好ましくないためである。このインデェクスカムユニ
ット174は、動作が一定であるため、終端でも衝撃が
少なくなる。また、リンク機構172は、インデェクス
カムユニット174の出力軸の回転動作をボトルチャッ
ク用フレーム162の前進動作に変換するための機構で
ある。さらに、ボトルチャックヘッド170の前方側
(図16の左側)には、軟質容器12の配列方向に沿っ
て延びる1本のボトルガイドローラ178が、支点(図
示せず)を中心にして上方向に回動可能で下方向への動
作が拘束されるように、設けられている。
【0030】さらに、サイズ切替用シリンダ164は、
高さの異なる軟質容器を箱詰めする場合に使用され、こ
れにより、軟質容器の把持位置を一定としている。ま
た、挿入シリンダ166は、2個のシリンダが組合わさ
った複動背合形シリンダであり、これにより、複数の所
定位置に下降可能となる。スライドユニット168の図
16における左端側には、移動用シリンダ180が設け
られている。この移動用シリンダ180は、チャックヘ
ッド170が5個取り付けられている場合には、軟質容
器1ピッチ分aだけ、5個のチャックヘッド170の全
てを挿入規準位置X(図5の第1位置に対応している)
から右方へ移動させるためのものである。一方、ケース
17が一列に6個の軟質容器12を収納するようなタイ
プの場合、チャックヘッド170f(図17で鎖線で示
す)を追加して設け、6個のチャックヘッド170を有
するボトルチャック機構22とする。また、スライドユ
ニット168に取り付けられた5個のチャックヘッド1
70の間には、4個のピッチ変更用シリンダ182が設
けられている。これらのピッチ変更用シリンダ182
は、軟質容器のピッチaが小さい場合、ピッチを挿入直
前に可変とするためのものである。
【0031】また、図18及び図19に示すように、チ
ャックヘッド170は、一対のチャックプレート184
と、把持時に軟質容器17のキャップ部17aに対応す
る位置にあり内面が円弧状に形成されたキャップ姿勢保
持部材186と、容器本体部17bの上方位置を把持す
る容器本体チャック部材188とから構成されている。
このキャップ姿勢保持部材186は、軟質容器12のキ
ャップ部12aと当接して、軟質容器12の心出しを行
い、軟質容器12を正立状態にさせるためのものであ
り、チャックヘッド170の軟質容器12の把持時は、
軟質容器のキャップ部12aとの間に間隙が存在する。
また、容器本体チャック部材188は、係合部188a
と溝部188bを有し、この係合部188aが軟質容器
12の容器本体部12bの上方位置(肩部)を変形させ
て把持すると共に溝部188bがその下方位置の部分を
保持するようにしている。このような構造のチャックヘ
ッド170とすることにより、滑り難く確実に軟質容器
17を把持することが可能となる。
【0032】このように構成されたボトルチャック機構
22の動作を説明する。第1コンベヤ32から2本づつ
ボトルバケットコンベヤ機構16上に落下した軟質容器
12は、容器の挿入位置に対応する位置で待機するボト
ルチャック機構22の方向へ移動される。挿入規準位置
Xである第1位置まで軟質容器12が移動したことが確
認された後、チャックヘッド170が5本の軟質容器1
2をそれぞれ把持する。その後、駆動モータ176が作
動することにより、インデックスカムユニット174及
びリンク機構172を介して、ボトルチャック用フレー
ム162及びチャックヘッド170等が、距離bだけ前
方へ移動する。このとき、軟質容器12の一方の側は、
ボトルガイドローラ178と当接する。さらに、挿入用
シリンダ166が作動し、軟質容器12の下部がケース
17内となる位置までチャックヘッド170が下降す
る。この後、チャックヘッド170が解放され、軟質容
器170は、ボトルガイドローラ178に案内されて、
ケース17内に挿入される。このようにして、ケース1
7の1列目に5本の軟質容器が挿入される。この後、ボ
トルチャック機構22は、最初の位置に戻る。
【0033】次に移動用シリンダ180が作動し、軟質
容器1ピッチ分aだけ、5個のチャックヘッド170の
全てが挿入規準位置X(図5の第1位置に対応してい
る)から右方へ移動する(図5の第2位置に対応してい
る)。その後、同様な動作を繰り返すことにより、ケー
ス17の2列目に5本の軟質容器が挿入される。その
後、移動用シリンダ180が作動し、5個のチャックヘ
ッド170の全てを挿入規準位置Xに戻す。その後、同
様な動作を繰り返すことにより、ケース17の3列目に
5本の軟質容器が挿入され、軟質容器17の箱詰め作業
が完了する。なお、チャックヘッド170を6個取り付
けた場合には、移動用シリンダ180を作動させること
なく、挿入規準位置Xでケース17内に軟質容器12を
1列毎に挿入する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の軟質容器
の箱詰装置及び箱詰方法によれば、効率的に軟質容器の
箱詰め作業を行うことができる。また、本発明により、
改良された軟質容器を搬送する搬送装置、ケースを搬送
する軟質容器用ケースの搬送装置及び軟質容器の箱詰を
行うボトルチャック装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の軟質容器の箱詰装置の実施形態の全
体を示す概要平面図である。
【図2】 本発明が適用されるケースの代表例を示す平
面図である。
【図3】 本発明の軟質容器の箱詰装置のボトルアキュ
ームコンベヤ機構を示す平面図である。
【図4】 本発明の軟質容器の箱詰装置のボトルアキュ
ームコンベヤ機構を示す側面図である。
【図5】 本発明の軟質容器の箱詰装置のボトルバケッ
トコンベヤ機構を示す平面図である。
【図6】 図5に示すボトルバケットコンベヤ機構のチ
ェーンとボトルバケットを示す拡大斜視図である。
【図7】 図5に示すボトルバケットコンベヤ機構の駆
動源を示す正面図である。
【図8】 本発明の軟質容器の箱詰装置のケース固定ガ
イド機構を示す正面図である。
【図9】 本発明の軟質容器の箱詰装置のケース長フラ
ップ折り機構を示す正面図である。
【図10】 本発明の軟質容器の箱詰装置のケース長フ
ラップ折り機構を示す側面図である。
【図11】 本発明の軟質容器の箱詰装置のケース方向
転換機構を示す側面図である。
【図12】 本発明の軟質容器の箱詰装置のケース短フ
ラップ折り機構を示す側面図である。
【図13】 本発明の軟質容器の箱詰装置のケース短フ
ラップ折り機構を示す正面図である。
【図14】 本発明の軟質容器の箱詰装置のケースバケ
ットコンベヤ機構を示す平面図である。
【図15】 本発明の軟質容器の箱詰装置のケースバケ
ットコンベヤ機構を示す側面図である。
【図16】 本発明の軟質容器の箱詰装置のボトルチャ
ック機構を示す側面図である。
【図17】 本発明の軟質容器の箱詰装置のボトルチャ
ック機構を示す正面図である。
【図18】 ボトルチャック機構のチャックヘッドを示
す斜視図である。
【図19】 ボトルチャック機構のチャックヘッドを示
す正面図である。
【符号の説明】
10 箱詰装置 12 軟質容器 14 ボトルアキュームコンベヤ機構 16 ボトムバケットコンベヤ機構 17 ケース 18 入口ケースコンベヤ機構 20 ケースバケットコンベヤ機構 22 ボトルチャック機構 24 ケース固定ガイド機構 26 ケース長フラップ折り機構 28 ケース方向転換機構 30 ケース短フラップ折り機構 50 タイミングシャッタ 56 ボトル落下確認用センサ 90 第1ケースストッパ 92 第2ケースストッパ 94 第3ケースストッパ 160 ケース送出用コンベヤ 180 ボトルガイドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大串 雅洋 三重県四日市市宝町1番地の2 中部ク ノール食品株式会社内 (72)発明者 福本 喜芳 神奈川県川崎市高津区下野毛2丁目12番 1号 クノール食品株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−94504(JP,A) 特開 昭60−90104(JP,A) 特開 昭59−152114(JP,A) 実開 昭61−157523(JP,U) 国際公開94/23998(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 35/36 B65B 35/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質容器(12)を複数列に分岐させて
    整列させた状態で所定方向へ向けて搬送し且つ各列の軟
    質容器を同時に所定の場所に落下させる第1容器搬送用
    コンベヤ手段(14)と、 上記所定の場所に落下した複数の軟質容器を収納位置に
    対応する位置まで搬送し、所定の本数の軟質容器を一列
    に整列させる第2容器搬送コンベヤ手段(16)と、 複数列の収納部分が形成されたケースを所定方向へ向け
    て搬送する第1ケース搬送コンベヤ手段(18)と、 この第1ケース搬送コンベヤ手段の下流側に連続的に配
    置されケースを上記収納位置に搬送する第2ケース搬送
    コンベヤ手段(20)と、上記第1ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置されケー
    スを所定の位置に固定してガイドするケース固定ガイド
    手段(24)と、 上記第1ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置されケー
    スを所定の方向に転換するケース方向転換手段(28)
    と、 上記第1ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置されケー
    スの長フラップ及び短プラップを折り曲げて広げるフラ
    ップ折り手段(26 30)と、 上記第2容器搬送コンベヤ手段により一列に整列した所
    定の本数の軟質容器をそれぞれ把持し、上記ケース内に
    一列づつ収納するボトルチャック手段(22)と、 を有することを特徴とする軟質容器の箱詰装置。
  2. 【請求項2】 複数列の収納部分が形成されたケースを
    所定方向へ向けて搬送する第1ケース搬送コンベヤ手段
    (18)と、 この第1ケース搬送コンベヤ手段の下流側に連続的に配
    置されケースを軟質容器の収納位置に搬送する第2ケー
    ス搬送コンベヤ手段(20)と、 上記第1ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置されケー
    スを所定の位置に固定してガイドするケース固定ガイド
    手段(24)と、 上記第1ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置されケー
    スを所定の方向に転換するケース方向転換手段(28)
    と、 上記第1ケース搬送コンベヤ手段の上方に配置されケー
    スの長フラップ及び短プラップを折り曲げて広げるフラ
    ップ折り手段(26,30)と、 を有することを特徴とする軟質容器用ケースの搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 一列に整列した所定の本数の軟質容器の
    それぞれ把持すると共に軟質容器の本数の変動に応じて
    その変動本数だけ着脱可能な複数のチャックヘッド部
    (170)と、 これらのチャックヘッド部を支持すると共にこれらのチ
    ャックヘッド部を一律に軟質容器の整列方向へ移動させ
    ることが可能なスライドユニット部(168)と、 このスライドユニットを昇降可能に支持するシリンダ部
    (166)と、 これらの複数のチャックヘッド部、スライドユニット部
    及びシリンダ部を移動させる駆動モータ部(176)
    と、を有し、 上記チャックヘッド部が、軟質容器の心出しを行うと共
    に軟質容器把持時は軟質容器との間に間隙が存在する
    ャップ姿勢保持部材(186)と、軟質容器の肩部に係
    合して肩部を変形させて把持する係合部及び軟質容器の
    肩部の下方を保持する溝部を備えた容器本体チャック部
    材(188)を有することを特徴とする軟質容器のボト
    ルチャック装置。
  4. 【請求項4】 第1容器搬送用コンベヤ手段(14)に
    より軟質容器(12)を複数列に分岐させて整列させた
    状態で所定方向へ向けて搬送し且つ各列の軟質容器を同
    時に所定の場所に落下させる第1容器搬送工程と、 第2容器搬送コンベヤ手段(16)により上記所定の場
    所に落下した複数の軟質容器を収納位置に対応する位置
    まで搬送すると共に所定の本数の軟質容器を一列に整列
    させる第2容器搬送工程と、 第1ケース搬送コンベヤ手段(18)により複数列の収
    納部分が形成されたケースを所定方向へ向けて搬送する
    第1ケース搬送工程と、 第1ケース搬送工程中に上記第1ケース搬送コンベヤ手
    段の上方に配置されたケース固定ガイド手段(24)に
    よりケースを所定の位置に固定してガイドする工程と、 第1ケース搬送工程中に上記第1ケース搬送コンベヤ手
    段の上方に配置されたケース方向転換手段(28)によ
    りケースを所定の方向に転換する工程と、 第1ケース搬送工程中に上記第1ケース搬送コンベヤ手
    段の上方に配置されたフラップ折り手段(26,30)
    によりケースの長フラップ及び短プラップを折り曲げて
    広げる工程と、 上記第1ケース搬送コンベヤ手段の下流側に連続的に配
    置された第2ケース搬送コンベヤ手段(20)によりケ
    ースを上記収納位置に搬送する工程と、 ボトルチャック手段(22)により上記第2容器搬送コ
    ンベヤ手段により一列に整列した所定の本数の軟質容器
    をそれぞれ把持すると共に上記ケース内に一列づつ収納
    する工程と、 を有することを特徴とする軟質容器の箱詰方法。
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