JP2005059918A - 物品と紙片の装填方法および装填装置 - Google Patents

物品と紙片の装填方法および装填装置 Download PDF

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Abstract

【課題】物品4と紙片6とを同時にカートン12内に装填する際に、紙片6を安定した位置に挿入するとともに、取り出す際には、物品4を取り出さずに紙片6を取り出せるようにする。
【解決手段】紙片6をL字状に折り曲げ、物品4の上部4aと一方の側部4bに沿わせて一体にする。紙片6の、物品4の側部4bに沿った部分6aは、端部6bが物品4の底部4cよりも下方に突出している。これら物品4と紙片6を両側から把持プレート20、22によって挟持し、カートン12内に挿入する際に、紙片6の、物品4よりも下方に突出している部分6bをフラップ押さえプレート18に押し付けて外側に折り曲げる。
【選択図】図4

Description

本発明は、医薬品等の物品と能書等の紙片とを同時に箱内に挿入する物品と紙片の装填方法および装填装置に関するものである。
医薬品等の物品と、効能や使用方法を記載した能書等の紙片とを同時に箱内に挿入する挿入装置および挿入方法はすでに知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
前記特許文献1に記載された紙片挿入装置では、製品コンベヤによって搬送された製品(医薬品等の物品)が製品充填ロボットによって保持される。一方、能書供給コンベヤによって搬送された能書は、能書保持ロボットによって端部を保持され、ケースコンベヤによって搬送されて充填ポジションに停止しているケースの上方に移送される。続いて前記製品を保持した製品充填ロボットが、保持している物品を、充填ポジションに停止しているケースおよびその上方に移送された能書の上方に移動させる。その後、製品充填ロボットが、保持している製品を下降させてケース内に挿入する。この挿入にタイミングを合わせて能書保持ロボットが能書を離すことによって、製品と能書とを同時にケース内に挿入する。
また、特許文献2に記載された物品および紙片の挿入装置は、ロボットハンドによって任意の方向に移動可能なクランプ用ヘッドが、物品保持手段と紙片吸着手段とを備えている。物品保持手段は、シリンダの作動によって開閉される4枚のプレートを有しており、物品を4方から押さえて保持する。物品保持手段が物品を保持した後、紙片吸着ステーションに移動して紙片吸着手段が紙片を吸着する。その後、箱詰めステーションに移動して、物品保持手段を下降させて物品を箱体内に挿入するとともに、紙片吸着手段が紙片を離して、物品と紙片とを同時に箱体内に挿入する。
特開平11−130023号公報(第3−4頁、図1) 特開平8−301243号公報(第3−4頁、図2)
前記各特許文献に記載された挿入方法では、紙片が物品の底部から一方の側部を回り込んで上面に至るようにコの字状に巻き付けた状態で収納されるため、収納されている物品を取り出さなければ、紙片を取り出すことができないという問題があった。また、物品の状態によって紙片の位置が安定しないという問題があった。さらに、特許文献1に記載された装置では、2台のロボットを使用し、これらの動作を調和させて充填するようにしているので、僅かのタイミングのずれでも紙片の位置が安定しないという問題があった。しかも、2台のロボットを使用する場合には、大きいスペースが必要であり、コストがかかるという問題もあった。
請求項1に記載した発明は、物品と紙片を合わせて箱内に装填する物品と紙片の装填方法において、紙片を折り曲げて物品の上部と一方の側部に沿わせ、側部側の端部を物品の底部側から突出させて配置した後、これら物品と紙片を合わせて両側部から把持し、その後、紙片の物品の底部側から突出している部分を物品の外側に折り返して、物品の底部側から箱内に装填することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載した発明は、物品と紙片を合わせて箱内に装填する物品と紙片の装填装置において、物品とこの物品の上部と一方の側部に沿うように折り曲げられて配置されている紙片とを合わせて物品の両側部から把持する把持手段と、把持した物品と紙片を物品の底部側から箱内に装填するように把持手段を移動させる移動手段と、物品と紙片を箱内に装填する際に、紙片の物品の底部から突出している部分を、物品の外側に折り返す折り返し手段とを備えたことを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載した発明は、前記把持手段が、開閉する一対の把持プレートと、紙片の物品の上部に沿わせた部分に当接可能な当接部材を備え、物品と紙片を箱内に装填した後、前記当接部材を紙片に当接させた状態で、前記把持プレートを箱内から抜き出すことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明に係る物品と紙片の装填方法は、物品の形状や性質にかかわらず、安定した状態で紙片を挿入することができ、しかも、箱内から落下したりずれてしまうことがない。さらに、箱内に装填した後、物品を取り出さずに紙片を取り出すことができる。
また、請求項2に記載の発明に係る物品と紙片の装填装置は、物品の形状や性質にかかわらず、安定した状態で紙片を挿入することができ、しかも、箱内から落下したりずれてしまうことがない。さらに、箱内に装填した後、物品を取り出さずに紙片を取り出すことができる。
さらに、請求項3に記載の物品と紙片の装填装置は、把持手段によって箱内に装填した物品および紙片が、把持手段を抜き取る際にずれたり抜け出してしまうことがない。
紙片を物品の上部と一方の側部に沿うように折り曲げ、かつ、側部に沿った部分を物品の底部よりも下方まで突出させておき、この紙片の突出している部分を外側に折り返して物品とともに箱内に挿入するこという簡単な工程により、紙片を安定した位置に挿入し、かつ、取り出しやすいという目的を達成することができる。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する、図1は本発明の一実施例に係る物品と紙片の装填装置の概略を説明する斜視図である。図において、2は物品4を搬送するコンベヤであり、物品4を所定の間隔で搬送する。この物品搬送コンベヤ2の下流端に、物品4と紙片6とを一緒にし、後に説明するロボット8によって把持できる状態にして載せる載置テーブル10が設けられている。
前記物品搬送コンベヤ2によって搬送される物品4は、この実施例では、医薬品の錠剤を多数個シート状にパックしたPTPシートを複数個積層したものである。なお、この実施例の装置によってカートン(箱)12内に充填される物品4は、PTPに限らないことは言うまでもない。
また、前記物品4とともにカートン12内に充填される紙片6は能書であり、この紙片6は載置テーブル10上にL字状に折り曲げた状態で供給される。供給される紙片6をL字状に折り曲げる折り曲げ手段11は、簡略化して示しているが、L字状の外枠11aと内側に配置された直角部を有する押さえ部材11bとから成っており、これら両者11a、11bによって、一枚の紙片6を両側から挟み込むことによって90度の角度に、つまりL字状に折り曲げるようになっている。前記物品搬送コンベヤ2の図1に記載されている位置よりも上流側に、プッシャ(図示せず)が設けられており、前記紙片6が載置テーブル10上に供給された後、搬送コンベヤ2の下流端の物品4をその前方の載置テーブル10上に押し出して、前記紙片6が物品4の上部4a(後にロボット8によってカートン12内に装填される際に上方を向いている側)と一方の側部4bに沿う状態にする。この実施の形態では、物品4の上部4aと側部4bに沿うように配置された紙片6は、側部側6aが物品4の上下の長さよりも長くなるように折り曲げられており、その端部6bが物品4の底部4c側に突出している。
前記載置テーブル10上に載せられた物品4と紙片6は、物品4の両側から把持する把持ヘッド(物品把持手段)14を備えたロボット(把持ヘッドの移動手段)8によって一緒に把持されてカートン12内に同時に挿入される。
前記容器搬送コンベヤ2と平行にカートンコンベヤ16が配置されており、このカートンコンベヤ16によって搬送され、装填位置Aに停止したたカートン12内に、前記ロボット8の把持ヘッド14によって把持された物品4と紙片6が同時に挿入される。この実施例では、カートン12は、搬送方向の前後の壁面12a、12b上にそれぞれフラップ12c、12dが設けられ、また、一方の側壁12eの上端にこのカートン12を封緘する蓋12fが設けられており、前記両フラップ12c、12dおよびこの蓋12fが開放した状態、つまり直立した状態で搬送される。前記ロボット8は、前記物品4および紙片6を掴んで、図1の上部に示す姿勢にして(つまり、物品4の上部4aを上方に向け、紙片6aが沿っている側の側面4bを前方に向けて)、カートンコンベヤ16上の装填位置Aに停止しているカートン12内に挿入する。このときに後に説明するフラップ押さえプレート18(図3参照)によって一方のフラップ(前方側フラップ)12cを押さえるとともに、前記紙片6の、物品4の側部4bに沿わせた部分6aの下部6bを外側に折り曲げるようになっている。
次に、図2(a)〜(d)により前記ロボット8に設けられた把持ヘッド14について説明する。この把持ヘッド14は、前記物品4を両側から押さえて把持する一対の把持プレート20、22を備えている。一方の把持プレート20は、ロボットハンドの軸24側に固定されており、他方の把持プレート22は、水平方向に配置されたエアシリンダ26のピストンロッド26aに取り付けられて水平方向に移動可能であり、この水平エアシリンダ26の作動により両把持プレート20、22を開閉できるようになっている。固定の把持プレート20側には2本の平行なガイドレール28が水平に取付けられ、他方の可動把持プレート22にはこれら両ガイドレール28間に嵌合するスライドレール30が取り付けられており、可動把持プレート22が進退動する際にガイドするようになっている。
中央のロボットハンドの軸24には、この軸24の方向(図2(a)および(b)の上下方向)に進退動するエアシリンダ32が設けられており、そのエアシリンダ32のピストンロッド32aに、物品4の上面4aおよび紙片6のこの上面4aに沿う部分6cに当接可能な上方当接部材34が取り付けられている。この上方当接部材34は、物品4と紙片6をカートン12内に挿入した後、前記把持プレート20、22をカートン12内から取り出す際に、物品4や紙片6が一緒に出てこないように、物品4および紙片6の上面4a、6cを押さえるようになっている。
この実施例では、把持ヘッド14によって把持される物品4が、PTPシートを多数枚重ね合わせた不安定な形状をしており、両把持プレート20、22によって両側部から押圧して把持しようとすると、多数のPTPシートの中央部が膨らんで飛び出してしまうおそれがある。そのため、両把持プレート20、22を傾斜させて取り付けてあり、図2(c)、(d)に示すように、常に一方向(図2(c)の上方)に膨らむようにしている。そして、その膨らむ方向に側方プレート36を設けて、三方から物品4を保持するようにしている。この側方プレート34は、前記上方当接部材34とともにエアシリンダ32のピストンロッド32aに取り付けられて一体的に進退動する。
なお、前記載置テーブル10には、L字状に折り曲げた状態で供給される紙片(能書)4を押さえる能書押さえ部材や、図示しないプッシャによって物品搬送コンベヤ2から乗り移ってくる物品4を位置決めする固定ガイド、昇降ガイドおよび移動ガイド等が設けられており、両把持プレート20、22には、図2(c)に示すような切欠き20a、20bが設けられて前記ガイド等に干渉しないようになっている。
前記カートンコンベヤ16の装填位置Aの側部に、物品4および紙片6をカートン12内に挿入する際に、把持プレート20、22や物品4等がカートン12のフラップ(この実施例では進行方向前方側のフラップ12c)に干渉しないようにフラップ12cを押さえるフラップ押さえプレート18が設けられている(図3(a)、(b)参照)。また、この実施例では、このフラップ押さえプレート18が、紙片(能書)6の、物品4の底部4cから下方へ突出している部分6bを外側に折り返す能書折り返し手段を構成している。
カートンコンベヤ12の側部に直立して設置されたスタンド38の上端に、エアシリンダ40がカートン12の搬送方向に沿って水平に配置されており、このエアシリンダ40のピストンロッド40aにリンク42を介して、カートンコンベヤ16の搬送方向と直交する方向の回転軸44が連結されている。この回転軸44は一端がカートンコンベヤ16の搬送面の上方まで延びており、この回転軸44のカートンコンベヤ16の上方に位置する部分に、前記フラップ押さえプレート18が取り付けられている。
前記エアシリンダ40の作動によりピストンロッド40aが収縮すると、リンク42の時計回り方向の回動に伴って回転軸44が回転し、フラップ押さえプレート18が上方へ回転する(図3(b)に符号18Aで示す押さえプレート参照)。この状態のときには、フラップ押さえプレート18が、搬送されてくるカートン12の前後の壁面12a、12b上のフラップ12c、12dに干渉しない高さに位置している。また、エアシリンダ40のロッド40aが伸張すると、リンク42が反時計回り方向に回動して、回転軸44およびフラップ押さえプレート18が回転し、図3(b)中に符号18Bで示す位置に移動する。この位置では、押さえプレート18(18B)がカートン12のフラップ12c(この実施例では図1の右側のフラップ)の内面を押さえて、このフラップ12cをカートン12の外方側へ折り曲げることにより、把持ヘッド14や物品4をカートン12内に挿入する際に干渉しないようになっている。
以上の構成に係る物品と紙片の装填装置の作動について、前記図1ないし図3および把持ヘッド14の動作を示す図4により説明する。物品搬送コンベヤ2では、PTPシートを多数枚束状にしたものを、カートン12内に充填する際に上方に位置する側4aを前方に向けて搬送する。物品搬送コンベヤ2の前方(図1の右側)に配置された載置テーブル10には、折り曲げ手段11によってL字状に折り曲げた紙片(能書)6が供給される。この実施例では、紙片6の、物品4の上部4aに当たる部分6cが短く、側部4bに沿う部分6aが長くなっており、この側部に沿う部分6aは、端部6bが物品4の底部4c(物品4がカートン12に挿入されるとき下側に位置する部分)よりも下方側に突出した状態になる。
物品搬送コンベヤ2の下流端に到達した物品4は、図示しないプッシャによって搬送コンベヤ2上から載置テーブル10上に押し出され、前記L字状の紙片6と一体にされる。なお、図示はしないが、前記載置テーブル10には、紙片6の押さえ部材、物品4の位置決めを行う固定ガイド、昇降ガイド、移動ガイド等が設けられており、これら各部材によって物品4と紙片6とが図1の載置テーブル10上に示す状態に保持される。
物品4と紙片6とが載置テーブル10上に一体として載置された状態になると、ロボット(移動手段)8が把持ヘッド(把持手段)14を移動させて、前記物品4および紙片6を合わせて掴むために載置テーブル10に向かう。このとき把持ヘッド14は、可動把持プレート22を水平エアシリンダ26によって移動させて両把持プレート20、22を開放している。また、把持された物品4が崩れることを防止する側方プレート36は上方に位置させている。載置テーブル10に接近する把持ヘッド14は、先ず、図2(a)に示すように、固定把持プレート20を物品4の紙片6が沿っている側の側部4bに当てた後、可動把持プレート22を水平エアシリンダ26によって固定把持プレート20に接近させて、両側から物品4および紙片6を把持する。前述のように両把持プレート20、22は傾斜しており(図2(c)、(d)参照)、物品4が両側から押圧されると、中央部が上方へ押し出されようとするが、物品4の上面側(載置テーブル10上に寝ている状態の物品4の上面側)に側方プレート36が設けられて、物品4を押さえるようになっており、多数の物品4が両把持プレート20、22と側方プレート36とにより安定した状態で把持される。
把持ヘッド14が物品4と紙片6とを一緒に掴むと、これら物品4と紙片6を持ち上げてカートンコンベヤ16上のカートン12に向かって移動する。カートンコンベヤ16によって搬送されてきたカートン12は、装填位置Aに停止する。この装填位置Aにカートン12が搬送されてくるときには、フラップ折りプレート(能書折返し手段)18は、エアシリンダ40の作動によりほぼ水平状態になっており(図3(b)に符号18Aで示す状態)、カートン12の前方側のフラップ12cと干渉しないようになっている。カートン12が装填位置Aに停止した後、エアシリンダ40が作動してロッド40aを伸張させることにより、フラップ押さえプレート18を図3(b)の反時計回り方向に回転させて、フラップ12cをカートン12の壁面12aよりも外側に押し出す。
装填位置Aに停止しているカートン12の上方に移動した把持ヘッド14は、図4(a)に示すように、先ず、紙片6の物品4の下方に伸びている部分6bが上側に来るように傾けて、紙片6の内面側の、固定把持プレート20の下端よりもやや下方に位置する部分を前記フラップ折りプレート18の上端に当てる。把持ヘッド14を傾けたまま、固定把持プレート20の下端を、前記フラップ折りプレート18に沿って下方へ移動させる。このように把持ヘッド14を傾斜させたまま斜め下方に移動させることにより、紙片6の、物品4の底面4cよりも下方に伸びている部分6bを外側に折り曲げるとともに、物品4および紙片6を把持している両把持プレート20、22をカートン12内に挿入していく(図4(b)参照)。
把持ヘッド14の可動把持プレート22の下端部側から次第にカートン12内に入り、さらに、把持ヘッド14を徐々に起こしながら下方への移動を続けることにより固定把持プレート20の下端部もカートン12内に入る。固定把持プレート20がカートン12内に入る際には、下端部が前記フラップ折りプレート18に沿って移動するので、スムーズにカートン12内に入り込むことができる。その後、把持ヘッド14をほぼ直立状態にしてカートン12の内部まで挿入する(図4(c)参照)。把持ヘッド14の両把持プレート20、22がカートン12内に入る際に、固定把持プレート20の外側に折り返された紙片6の下端部6bは、固定把持プレート20とカートン12の壁面12aとの間に挟まれた状態で挿入される。
前記のように物品4と紙片6をカートン12の底部まで装填した後、物品4と紙片6とをカートン12内に残して把持プレート20、22をカートン12内から抜き取る。このときには、エアシリンダ26による把持力を若干弱めた後、ロボット8の動作により把持ヘッド14を上昇させつつ、垂直方向のエアシリンダ32を作動させて上方当接部材34およびこの当接部材34と一体の側方プレート36を下降させる。このように、上方当接部材34によって物品4および紙片6の物品4の上部に沿った部分6cを上方から押さえながら、両把持プレート20、22を抜き取ることにより、物品4や紙片6が把持プレート20、22とともに抜け出してしまうことがなく、カートン12内に確実に装填することができる。以上のようにこの実施例に係る物品および紙片の装填装置によれば、前記PTPシート等の物品4の状態に関係なく紙片6を安定した位置に挿入することができる。また、一台のロボット8で物品4と紙片6とを同時に装填するので、紙片6の位置が安定する。しかも、使用するロボット8が一台でよいので、スペースが少なくて良く、低コストである。しかも、カートン12内から紙片6を取り出す際に、物品4を取り出す必要がない。また、紙片6はL字状に折り曲げられて側部側6aが物品4の側部4bとカートン12の側面12aの間に差し入れられ、さらに、紙片6の下端部6bが外側に折り返された状態になっているので、前記カートン12を封緘する前にカートン12外に落下してしまうことがなく、また、封緘後もカートン12外に落下するおそれがない。
物品と紙片の装填装置の全体の構成を示す斜視図である。(実施例1) 把持手段である把持ヘッドの構成を示す図であり、図(a)は正面図、図(b)は側面図、図(c)は図(a)のC方向矢視図、図(d)は把持プレートのC方向矢視図である。 図(a)はフラップ押さえプレート(能書折返し手段)の駆動機構を示す平面図、図(b)は側面図である。 図(a)〜(d)は装填手段による物品と紙片の装填工程を順次示す図である。
符号の説明
4 物品(PTPシート)
4a 物品の上部
4b 物品の側部
4c 物品の底部
6 紙片(能書)
6b 紙片の物品の底部から突出している部分
8 移動手段(ロボット)
12 箱(カートン)
14 把持手段(把持ヘッド)
18 折返し手段(フラップ押さえプレート)
20 把持プレート(固定把持プレート)
22 把持プレート(可動把持プレート)
34 当接部材

Claims (3)

  1. 物品と紙片を合わせて箱内に装填する物品と紙片の装填方法において、
    紙片を折り曲げて物品の上部と一方の側部に沿わせ、側部側の端部を物品の底部側から突出させて配置した後、これら物品と紙片を合わせて両側部から把持し、その後、紙片の物品の底部側から突出している部分を物品の外側に折り返して、物品の底部側から箱内に装填することを特徴とする物品と紙片の装填方法。
  2. 物品と紙片を合わせて箱内に装填する物品と紙片の装填装置において、
    物品とこの物品の上部と一方の側部に沿うように折り曲げられて配置されている紙片とを合わせて物品の両側部から把持する把持手段と、把持した物品と紙片を物品の底部側から箱内に装填するように把持手段を移動させる移動手段と、物品と紙片を箱内に装填する際に、紙片の物品の底部から突出している部分を、物品の外側に折り返す折り返し手段とを備えたことを特徴とする物品と紙片の装填装置。
  3. 前記把持手段は、開閉する一対の把持プレートと、紙片の物品の上部に沿わせた部分に当接可能な当接部材を備え、物品と紙片を箱内に装填した後、前記当接部材を紙片に当接させた状態で、前記把持プレートを箱内から抜き出すことを特徴とする請求項2に記載の物品と紙片の装填装置。
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