JPH09104410A - 容器類箱詰方法及び装置 - Google Patents

容器類箱詰方法及び装置

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JPH09104410A
JPH09104410A JP23821595A JP23821595A JPH09104410A JP H09104410 A JPH09104410 A JP H09104410A JP 23821595 A JP23821595 A JP 23821595A JP 23821595 A JP23821595 A JP 23821595A JP H09104410 A JPH09104410 A JP H09104410A
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JP
Japan
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container
case
conveyor
containers
bottle
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Withdrawn
Application number
JP23821595A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Tanaka
健二郎 田中
Yasushi Kimura
泰 木村
Kazunori Araki
一則 荒木
Kazumi Kawabata
一美 川畑
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09104410A publication Critical patent/JPH09104410A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体を充填し封栓して送られて来た多数の容
器を整列させ、グリップヘッドにより容器を掴んで移動
し、容器を開口ケースに箱詰めする容器類箱詰方法及び
装置を提供する。 【解決手段】 液体を充填し封栓して送られて来た多数
の容器41をびんコンベヤ45上で整列し、容器群を定
位置に停止させ、ケース単位の容器グリッパ54を配置
している単数又は複数のグリップヘッド52及びグリッ
プヘッド移動手段により、前記搬送コンベヤ上の容器群
を掴んで上昇した後、単数又は複数纏めて拘束して搬送
中の開口ケース61に多間接ロボット50によって追従
しながら水平移動し、ケース搬送と同期して移動する容
器案内手段71によりガイドされて容器を下降し箱詰め
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を充填し封栓
して送られて来た多数の容器を整列させ、グリップヘッ
ドにより容器を掴んで移動し、容器を開口ケースに箱詰
めする容器類箱詰方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の物品(例えば壜)を箱詰
めする箱詰機の一例を示す。
【0003】図14中、符号1は物品搬送コンベヤ、a
は物品搬送コンベヤ1で搬送され先端部上に配列される
物品(例えば壜)、12は箱詰装置本体、13は箱詰装
置本体12に適宜機構(図示省略)で昇降操作可能に装
着されている昇降装置、15は昇降装置13のレール1
4上に装架され適宜機構(図示省略)で水平移動走行す
る水平移動車、11は水平移動車15に取付けられた装
着台、10は装着台11に建設されたグリッパ10a群
を有するグリップブロック、20は箱bを搬送する箱コ
ンベヤ、21は箱bの直上にて適宜機構で上下され物品
a群を案内して箱b内へ導く先金装置を各々図示する。
昇降装置13,レール14,水平移動車15からなる昇
降・水平移動機構によって移動され、装着台11に取付
けられたグリップブロック10のグリッパ10a群の昇
降、水平移動によって、物品搬送コンベヤ1の先端部上
に配列された物品a群を吊持して搬送し、先金装置21
を経て箱コンベヤ20上の箱b内へ箱詰する構成になっ
ている。
【0004】また、物品搬送コンベヤ1上に設けられた
複数の縦ガイド31によって物品aが整列され複数の物
品列となって先端部上に送り込まれ、物品搬送コンベヤ
1の先端側には、前記物品列数に応じた複数の突出アー
ムストッパ32を有する物品ストッパ33が固定されて
いる。
【0005】物品搬送コンベヤ1の上部には、物品aが
縦ガイド31内に連続して供給されていることを確認す
る物品検出装置34が設けられている。
【0006】次に物品が壜の場合についての箱詰機の作
用を説明する。
【0007】グリップブロック10は先ず下方に移動す
る。このとき壜コンベヤ1は一時的に停止し、またスト
ッパ32は若干後退して壜圧を逃がす。グリッパ10a
が壜口を掴んで上方に移動すると共にレール14上を図
の左方に移動し、先金装置21の上方に至ると、今度は
下方に移動して壜底を先金装置21で案内しながら箱b
内に壜aを入れ、グリッパ10aを解放することによっ
て壜aを放し、箱詰を終える。この箱詰後、グリップブ
ロック10は元の位置に戻る。また、箱詰めされた箱b
は、箱搬送コンベヤ20により搬出される。この様な一
連の動作は自動的に繰り返される。なお、グリップ10
aが壜を掴み損ねて箱内の壜数が不足の場合、段ボール
箱のように箱の上方が蓋で密閉されているものは、一般
に1箱分の重量を測定することによって壜数不足を間接
的に判定するいわゆるウエートチェッカが使用されるこ
とが多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
箱詰機においては、ケースが停止している状態で箱詰め
工程が行われるために、全体のサイクル時間が長くな
り、箱詰めの能力を上げられない。また、ケースが一時
停止するため、前後のケース搬送コンベヤは長くして一
時停止時のケース溜まり場所を設けなければならないの
で、設備の設置面積が大きくなる。
【0009】また、容器の整列とグリップのために移動
停止を繰り返し、容器に衝撃を与えるので容器の倒れや
傷つきが生じ易い。
【0010】本発明は、箱詰めのサイクル時間を短く
し、箱詰めの能力を上げることを図った容器類箱詰方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の〔請求項1〕の容器類箱詰方法の構成は、箱詰めの
サイクル時間を短くし、箱詰めの能力を上げるために、
液体を充填し封栓して搬送される多数の容器を搬送コン
ベヤ上で整列し、容器群を定位置に停止させ、ケース単
位の容器グリッパを配置している単数又は複数のグリッ
プヘッド及びグリップヘッド移動手段により、前記搬送
コンベヤ上の容器群を掴んで上昇した後、単数又は複数
纏めて拘束して搬送中の開口ケースに追従しながら水平
移動し、ケース搬送と同期して移動する容器案内手段に
よりガイドされて容器の下降し箱詰めすることを特徴と
する。
【0012】また、〔請求項2〕の装置の構成は、液体
を充填し封栓して搬送される多数の容器を整列させ容器
群を定位置に停止させる容器搬送整列手段と、ケース単
位の容器グリッパを配置している単数又は複数のグリッ
プヘッドを備え同グリップヘッドのグリッパにより容器
を掴んだ後これを上昇し水平移動しながら下降して容器
の上方開口ケースに箱詰め作業をする箱詰め手段と、前
記開口ケースを単数又は複数纏めて拘束して搬送するケ
ース搬送手段と、前記ケース搬送手段と同期して移動す
る容器案内手段とにより構成されてなり、前記の箱詰方
法により、前記箱詰め手段が移動中の単数又は複数の開
口ケースに追従しながら容器を箱詰めすることを特徴と
する。
【0013】さらに、〔請求項3〕の装置の構成は、前
記の容器類箱詰装置において、容器案内手段がケース搬
送手段と同期して水平に移動すると同時に、前記容器案
内手段の構成部品である容器案内棒を上下動可能とし、
同容器案内棒が外部に固定のカムによりケース開口部の
縁部に挿入されるように構成されていることを特徴とす
る。
【0014】また、〔請求項4〕の装置の構成は、前記
容器類箱詰装置において、容器搬送手段のコンベヤを容
器列毎に設け、容器列毎に容器の位置センサを設けてこ
れにより容器列の先頭を検出し、前記容器コンベヤを止
めて容器の定位置に停止させ、グリッパが容器を掴んだ
後の水平移動時に同時に容器コンベヤが動き始めるよう
に制御する手段を備たことを特徴とする。
【0015】一方、本発明の〔請求項5〕の容器類箱詰
方法の構成は、液体を充填し封栓して搬送される多数の
容器を搬送コンベヤ上で押接整列し、該容器群を縦横整
列したまま搬送し、ケース単位の容器グリッパ配置をし
ている単数又は複数のグリップヘッド及び該グリップヘ
ッド移動手段を操作し、前記整列搬送中の容器をその搬
送速度に追従しながら下降して容器群を掴んで上昇した
後、単数又は複数纏めて拘束して搬送中の開口ケースに
追従しながら水平移動し、ケース搬送と同期して移動す
る容器案内手段により容器がガイドされて下降し、箱詰
めされることを特徴とする。
【0016】また、〔請求項6〕の装置の構成は、液体
を充填して搬送される封栓した多数の容器を押接整列し
容器群を縦横整列したまま搬送する容器搬送整列手段
と、ケース単位の容器グリッパを配置している単数又は
複数のグリップヘッドを備えたグリップヘッド移動手段
と、前記開口ケースを単数又は複数纏めて拘束して搬送
するケース搬送手段と、前記ケース搬送手段と同期して
移動する容器案内手段とにより構成され、前記請求項5
の箱詰め方法により、前記容器を上方開口ケースに箱詰
めするように制御する制御装置とにより構成してなるこ
とを特徴とする。
【0017】また、〔請求項7〕の装置の構成は、前記
容器類箱詰装置において、容器搬送手段のコンベヤを容
器列毎に設け、容器列毎に容器の位置センサを設けてな
り、各列の容器位置を検出し、容器コンベヤの速度を個
別に停止又は調整して各列の容器を横一線に揃えた後、
同速度で搬送し、グリッパが容器に追従して移動しなが
ら下降して容器を掴むように制御する制御手段を具えて
いることを特徴とする。
【0018】また、〔請求項8〕の装置の構成は、前記
容器類箱詰装置において、前記容器搬送整列手段に延長
部を設け、同延長部をUターンし、前記容器搬送整列手
段と平行に並べた配置にして容器アキュームレータとし
た構成とし、前記のケース搬送手段がケース供給不足等
で容器の過多を生じたとき容器を前記容器アキュームレ
ータに貯置し、充填ライン停止後容器搬送手段と容器ア
キュームレータとを進行又は逆行させて前記グリップヘ
ッド移動手段の作動範囲に移動し、同グリップヘッド移
動手段により、ケースに箱詰めするように構成してなる
ことを特徴とする。
【0019】[請求項1及び2の作用]液体を充填し封
栓した容器は搬送コンベヤによって搬送され、搬送コン
ベヤ上で整列した容器群を定位置に停止させ、ケース単
位の容器グリッパ配置をしている単数又は複数のグリッ
プヘッドを降下させて前記搬送コンベヤ上に停止してい
る容器群を掴み、グリップヘッド移動手段により、掴ん
だ容器を上昇した後、単数又は複数づつ纏めて拘束して
移動中の開口ケースに追従しながら水平移動し、ケース
搬送と同期して移動する容器案内手段によりガイドされ
て容器を下降し箱詰めをする。箱詰めが終わったグリッ
プヘッドは容器を離し、上昇して次の作業サイクルに戻
る。容器を収容したケースは動きを止めることなく、次
の工程である封緘器、或いはそのまま直接パレタイザに
送られる。
【0020】この方法により箱詰めをすることによりケ
ースは停止する必要がなくなり、箱詰めのサイクル時間
を短くし、箱詰めの能力を上げることが可能となる。ま
た重量の大きな充実容器を移動停止する頻度が減少する
ので、容器の揺れ待ち時間を採る必要なく、容器移動手
段の構造強度面も有利となる。
【0021】[請求項3の作用]ケース搬送手段と同期
して水平に移動する容器案内手段は同時に、同手段に備
えた容器案内棒を上下動可能とし、この案内棒がケース
開口部の縁部に挿入されて容器を確実にケース内に収容
するようにガイドする。容器がケース内に収められた
後、グリップヘッドが上昇して次の作業サイクルに戻る
と同時に、前記容器案内手段の容器案内棒も上昇してケ
ースの縁から離れ、エンドレスチエンにより回動して最
初の箱詰め位置に戻る。
【0022】[請求項4の作用]容器コンベヤを容器列
毎に設け、容器列毎に容器を密接させ、容器の位置セン
サを設けて容器列の先頭を検出して容器コンベヤを止め
容器を定位置に停止させ、グリッパが容器を掴んだ後の
水平移動時に同時に容器コンベヤが動き始めるように制
御するようにすれば、容器を停止させるためのストッパ
が不要となるため、先頭の容器に機械的な力が掛から
ず、容器の変形や傷つきが無くなり、機械的な構造が簡
単となり、容器のハンドリングが容易になる。
【0023】[請求項5及び6の作用]〔請求項1及び
2〕の搬送コンベヤ上で整列した容器群を定位置に停止
させて、グリップヘッドを降下し、搬送コンベヤ上に停
止している容器群を掴む方法と異なり、容器群を縦横整
列したまま搬送し、グリップヘッド及び同グリップヘッ
ド移動手段を操作し、整列搬送中の容器をその搬送速度
に追従しながら下降して容器群を掴む方式であり、この
作動部分以外は前記と同様な構成である。この方法にお
いては、グリップヘッドが水平に移動するときに停止す
ることがないのでグリップヘッドに横方向に大きな加速
度が掛からず、横揺れを防ぎ、容器のハンドリングが滑
らかとなり、箱詰めのサイクルを短くすることが可能と
なる。
【0024】[請求項7の作用]〔請求項7〕の構成
は、〔請求項5及び6〕の容器搬送整列方法にかかるも
のであり、容器搬送コンベヤを容器列毎に設け、コンベ
ヤ毎に速度を調整できる駆動モータを具えてなり、容器
列毎に容器の位置センサを設けてこれにより各列の容器
位置を検出し、個別に容器コンベヤを停止して各列の容
器の位置が横一線に揃い次第、同速度で搬送し、グリッ
パが容器に追従して移動しながら下降して容器を掴む
か、又は進行中の各容器コンベヤの速度を調整して容器
の位置を横一線に揃えた後、グリッパに容器を掴むよう
に作動する。
【0025】[請求項8の作用]〔請求項8〕の構成
は、前記容器搬送整列手段の延長部に容器アキュームレ
ータを設けてなり、前記のケース供給設備の不具合でケ
ース供給不足を生じたとき、充填ラインは急には停止し
ないので、過多の容器を前記容器アキュームレータに一
時的に貯置し、充填ラインを停止後、容器搬送手段と容
器アキュームレータを進行又は逆行させ、容器搬送整列
手段と平行なグリップヘッド移動手段の動作範囲に移動
し、同グリップヘッド移動手段により、グリップヘッド
移動手段の制御をアキュームレータモードに切り換え、
ケースにゆっくり箱詰めする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する実施の形
態例を図に基づいて説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0027】<第1の実施の形態例>図1〜図8は飲料
を充填した大型のびんを、段ボールケース(本例では1
ケースに3×2の配置で6本収容)に箱詰めする箱詰機
についての例である。
【0028】図1はびんコンベヤ、ケースコンベヤの断
面を含む箱詰機の側面図、図2はびんコンベヤ、ケース
コンベヤを側面から見た図、図3は箱詰機の平面図、図
4はびん案内機構の拡大断面図、図5はびん案内機構の
拡大平面図、図6は案内棒Aの斜視図、図7は案内棒B
の斜視図、図8はびんコンベヤとびん停止用センサとを
示す平面図である。また、図9は箱詰機の各機能部品の
動作とタイミングを示す作動図である。
【0029】本発明の容器箱詰装置は、液体を充填し封
栓して送られて来た多数の容器であるびん41をびんコ
ンベヤ45上で整列し、該びん群を定位置に停止させ、
ケース単位の容器グリッパ54を配置している単数又は
複数のグリップヘッド52及びグリップヘッド移動手段
により、前記搬送コンベヤ上のびん群を掴んで上昇した
後、単数又は複数纏めて拘束して別途ケースコンベヤ6
2上を搬送中の開口ケース61に多間接ロボット50に
よって追従しながら水平移動し、ケース搬送と同期して
移動する容器案内手段71によりガイドされて容器を下
降し箱詰めするものである。
【0030】図1〜図3において、41は液体を充填し
封栓した樹脂製びん(本実施例ではポリエチエレンテレ
フタレート(PET)製びん、以下「PETびん」とい
う)45は多数のPETびん41をびんガイド43によ
ってガイドして整列させ、容器群を定位置に停止させる
びん搬送整列手段であるびんコンベヤで、このびんコン
ベヤ45は上流に図示略のびん2列分割部と、固定の渡
し板によるびん同士の当接機構とを備えており、図3に
示したように、PETびん41の各列毎に独立したコン
ベヤチエン46a,46bと、駆動モータ47a,47
bにより構成され、ストッパ49を備え、PETびん4
1の各列の先頭びんを確認するびんセンサ48a,48
bを設置してある。
【0031】また、ケースコンベヤ62は、開口ケース
61を単数又は複数纏めて拘束して搬送するケース搬送
手段である。図2に示すように、このケースコンベヤ6
2は、固定した平板上をチエン64とこのチエン64に
適当な定ピッチで取付けられたプッシュバー63によ
り、複数の開口ケース61を滑らせて送る構造で、チエ
ン64はそのスプロケットの軸65がモータ66により
回されて駆動される。なお、ローラコンベヤ95は、前
段のケース搬送コンベヤから開口ケース61を増速し、
後流の開口ケース61から引き離してプッシュバー63
を纏めたケース毎に、開口ケース61間に差入するため
のものである。96はケースコンベヤ62によって送り
だされてきたPETびん41入りケース(以下「びん詰
ケース」という)61−1のフラップを折り被せて糊付
けするケースシーラである。
【0032】図1中、50は多関節ロボットで、この多
関節ロボット50はロボットヘッド51を有し、このロ
ボットヘッド51に吊り下げられたグリップヘッド52
の姿勢方向を変えずに、3次元方向に自由に位置、速度
をプログラムすることができ、びんコンベヤ45上に整
列して停止しているPETびん41をケース単位に掴み
開口ケース61に箱詰めする箱詰め手段となるロボット
である。ロボットヘッド51に取付けられるグリップヘ
ッド52は、開口ケース61の1箱分のPETびん41
の配管に合わせてグリッパ54を配置しているグリップ
グリップ53を複数個(本実施の形態では3個)備えた
ものである。このグリップグリップ53は、グリップヘ
ッド52上に水平方向に小寸法移動可能のように取付け
られており、びんコンベヤ45上のPETびん41を掴
むときはグリップグリップ53は内側に寄り、ケースコ
ンベヤ62上の開口ケース61に掴んだPETびん41
を入れる際には、開口ケース61の側板厚さに相当する
寸法だけ、グリップグリップ53同士を若干広げるよう
に作動させる構成となっている。前記のびんコンベヤ4
5、ケースコンベヤ62及び多関節ロボット50は、図
示略の制御装置によって総合的に制御されている。
【0033】71は開口ケース61の搬送と同期して回
動する容器案内機構であり、図4及び図5にその構造の
詳細を示す。図4及び図5に示すように、チエン69
は、固定しているフレーム91、フレーム桁92、台板
72に支えられたチエンガイド74,75にガイドさ
れ、図2及び図3に示されたように、ケースコンベヤ6
2のチエン64用と同じ駆動モータ66によって、ベベ
ルギヤボックス67、連結軸68を介して駆動されてい
るスプロケット70により水平に回動される。
【0034】また、図4に示すように、このチエン69
のアタッチメント69aには、縦方向に平行の貫通孔が
明けられたスリーブブロック76が取付けられ、このス
リーブブロック76の貫通孔にガイドバー77が挿入さ
れ、ガイドバー77は取付板79を介して案内棒A8
1、案内棒B82に取付けられている。また、ガイドバ
ー77の上部に支え金具83が固定され、支え金具83
にはカムフォロワ84が取付けられている。スリーブブ
ロック76と支え金具83の間のガイドバー77には、
付勢された圧縮ばね78が外嵌されている。85は台板
72に固設された支台73に取付けられた板カムであ
り、チエン69に導かれて走行する案内棒A81、案内
棒B82は、この板カム85の下面と接触するローラ8
4を介して上下動することができる。
【0035】図6に案内棒A81、図7に案内棒B82
の形状を示している。図5に示されているように、案内
棒A81は開口ケース61のコーナー部、案内棒B82
は開口ケース61の中間部において、上空き段ボール開
口ケース61の上部のフラップを抑えながら、下降して
開口ケース61に入るPETびんを案内する役割を有し
ている。チエン69における案内棒A81、案内棒B8
2の位置は、同期して回動するケースコンベヤ62のチ
エン64に取付けられたプッシュバー63が開口ケース
61を搬送しているときに、丁度開口ケース61の上部
フラップの縁の定位置に挿入できるような位置に取付け
られている。87は案内板でチエン69のアタッチメン
ト69aに直接取付けられ、PETびん41の下側の開
口ケース61から外れないように案内する。
【0036】図示略の制御装置は、多関節ロボット50
を操作して、グリップヘッド52を下げてびんコンベヤ
45上のPETびん41を掴ませ、ケースコンベヤ62
上に移動し、グリップヘッド52の水平移動速度をケー
スコンベヤ62の移動速度と同期させ、グリップヘッド
52を降下させけて開口ケース61にPETびんを箱詰
めし、PETびん41のグリップ位置に戻るように制御
する。
【0037】<第1の実施の形態例の作用>次に、この
実施例の箱詰機の作用を説明する。
【0038】液体を充填し封栓したPETびん41はび
んコンベヤ45によって送られ、びんコンベヤ45上で
整列したPETびん群をストッパ49により定位置に止
め、びんセンサ48a,48bにより各列の先頭びんを
確認し、モータ47A,47Bを止め、びんコンベヤ4
5を停止させる(図2参照)。一方、プッシュバー63
を備えたチエンコンベヤ62は、開口ケース61を複数
(3個)纏めて搬送する(図2,3参照)。多関節ロボ
ット50は、ケース単位のびんグリッパ54配置をして
いる複数のグリップヘッド52を降下させてびんコンベ
ヤ45上に停止しているPETびん41群を掴み、グリ
ップヘッド52で掴んだPETびん41を上昇した後、
ケースコンベヤ62上を移動中の開口ケース61に追従
しながら水平移動し、開口ケース61の搬送と同期して
移動する容器案内機構71によりガイドされてPETび
ん41を下降し、開口ケース61に箱詰めをし、箱詰め
が終わり、PETびん41を離したグリップヘッド52
は、上昇して次の作業サイクルに戻るように、動作プロ
グラムが組み込まれている。図1,図2,図3は同図上
でのグリップヘッド52の動きを、移動ラインとして移
動方向を示して添加してある。
【0039】PETびん41を収容したびん詰ケース6
1−1は動きを止めることなく、次の工程であるケース
シーラ96に送られる。
【0040】この方法により箱詰めをすれば、従来のよ
うに開口ケース61を停止させる必要がなくなり、箱詰
めのサイクル時間を短くし、箱詰めの能力を上げること
が可能となる。また、重量の大きな充実容器を移動停止
する頻度が減少するので、大型のPETびん41の揺れ
止め待ち時間を取る必要なく、びんコンベヤ45の構造
強度面も有利となる。
【0041】ケースコンベヤ62と同期して水平に移動
するびん案内機構71は、同時に同機構71に備えた案
内棒A81、案内棒B82の上下動可能の構造となって
おり、この案内棒A81、案内棒B82が開口ケース6
1開口部の縁部に挿入されてPETびん41を確実に開
口ケース61内に収容するようにガイドする。PETび
ん41が開口ケース61内に収められた後、グリップヘ
ッド52が上昇して次の作業サイクルに戻ると同時に、
板カム85の作用により、びん案内機構71の案内棒A
81,案内棒B82も上昇してびん詰ケース61−1の
縁から離れ、エンドレスチエン69により回動して箱詰
め位置に戻る。
【0042】図9は多関節ロボット50によるグリップ
ヘッド52の時間経過に対する上下、前後、ケースコン
ベヤ方向水平移動距離の関係と、グリッパ54のびん掴
み作動、びんコンベヤ45の駆動停止、ケースコンベヤ
62の作動のタイミングを示している。この図9の最下
段に参考として、従来箱詰機のケースコンベヤの作動の
タイミングを併記した。
【0043】図8に示したものは、びんコンベヤ45の
コンベヤチエン46a,46bをPETびん41の列毎
に設け、びん列毎にPETびん41を密接させ、PET
びん41の位置を検出する位置センサを設けて容器列の
先頭を定位置に停止させるようにしたもので、図9に示
したようにびんコンベヤ45の停止時間は比較的短いの
で、びんコンベヤ45の速度はゆっくりであり、光セン
サ93−2,94−2の信号に応じてびんコンベヤ45
が停止した場合、びんの停止位置のバラツキは少ない。
尚、前記位置センサは、コンベヤチエン46a上のびん
41の先頭びんは光源93−1と光センサ93−2で、
コンベヤチエン46b上のびん41の先頭びんは光源9
4−1と光センサ94−2で先頭位置を検出するように
している。グリッパ54がPETびん41を掴んだ後の
水平移動時に同時にコンベヤチエン46a、コンベヤチ
エン46bが同方向に動き始めるように制御するように
すれば、PETびん41を停止させるためのストッパが
不要となるため、先頭のびん41に機械的な力が掛から
ず、びん41の変形や傷つきが無くなり、機械的な構造
が簡単となり、PETびん41のハンドリングが容易に
なる。
【0044】<第2の実施の形態例>次に、本発明にか
かる第2の実施の形態例について説明する。
【0045】図10及び図11に示したように、第1の
実施の形態例と同様に、飲料を充填した大型のPETび
んを段ボールケース(本例では、1ケースに3×2の配
置で6本収容している。)に箱詰めする箱詰め機につい
ての例であり、構成上で第1の実施の形態例と異なる点
は、びんコンベヤ45の走行方向がケースコンベヤ62
の走行方向と逆になっていることである。従って、図1
0に示すびんコンベヤ45の構成部品は第1の実施の形
態例と同様であるが、そのレイアウト配置は第1の実施
の形態例の図3とは対称になっている。尚、図10の各
部品の符号は図3と同様であり、同符号を付してその構
造の説明は省略し、その作用について説明する。
【0046】多関節ロボット50は、ロボットヘッド5
1を有し、このロボットヘッド51に 吊り下げられた
グリップヘッド52を姿勢方向を変えずに、三次元方向
に自由に位置,速度をプログラムすることができ、この
場合は、グリップヘッド52は整列して稼働中のPET
びん41を追従しながら下降して、一ケース単位のPE
Tびん41を掴み、移動方向を転換しながらケースコン
ベヤ62側に運び、次はケース61に追従しながら下降
して箱詰めするようにプログラムされている。
【0047】液体を充填した封栓したPETびん41は
コンベヤ45によって図10に示した矢印のように左か
ら右に送られ、別々の駆動モータ47a,47bで駆動
されるコンベヤチエン46a,46bの上に互接して並
んだびんの先頭のPETびん41は、びんの位置を検出
するセンサ93−2,94−2により検知され、駆動モ
ータ47a,47bにより定位置に止められ、両方のP
ETびん41の先頭が揃うと、コンベヤチエン46a,
46bは同時に同速度で発進し、PETびん41は整列
して移動を始めるように図示略の制御装置により制御さ
れる。
【0048】一方、プッシュバー63を備えたケースコ
ンベヤ62は、開口ケース61を複数(本例では三個)
纏めて拘束して搬送している。図示略の制御装置は、ケ
ース61の搬送のタイミングに合せ、多関節ロボット5
0に指示し、グリップヘッド52をコンベヤチエン46
a,46bによって移動しているPETびん41に追従
しながら降下させて、コンベヤチエン46a,46b上
で移動中PETびん41を掴み、少し上昇した後、ケー
スコンベヤ62側に横移動し、搬送中の開口ケース61
に追従しながら水平移動し、ケース61の搬送と同期し
て移動する容器案内機構71によりガイドされてPET
びん41を下降し、ケース61に箱詰めをする。
【0049】図10にグリップヘッド52の移動規制を
実線の矢印で示す。また、図11に、図10のX方向か
ら見たグリップヘッド52の移動軌跡を示している。図
に示すように、PETびん41に追従しているとき(C
からDへの区間)、及び開口ケース61に追従している
とき(EからFへの区間)はグリップヘッド52はゆっ
くり移動し、一方、びんコンベヤ45とケースコンベヤ
62の間を移動するとき(DからE,FからCへの区
間)は早く移動するようにして、ケースコンベヤ62が
連続の一定速度で運転できるように制御されている。箱
詰めが終わり、PETびん41を離したグリップヘッド
52は、上昇して次の作業サイクルに戻る。
【0050】この方法においてはPETびん41は殆ど
停止することなく、また、ケース61も停止する必要が
なくなり、箱詰めのサイクル時間を短縮し、箱詰めの能
力を上げることが可能となる。また、グリップヘッド5
2は滑らかな曲線上を移動するので重量の大きな充填容
器の移動に大きな加速度がかからず、大型PETびん4
1の揺れ止め待ち時間を採る必要がなくなる。
【0051】<第3の実施の形態例>次に、本発明にか
かる第3の実施の形態例について説明する。
【0052】図12に示したように、第3の実施の形態
例は、第2の実施の形態例にびんアキュームレータを設
けたものである。この構成は、第1の実施の形態例にも
利用可能である。尚、図12に示す箱詰め機構の各部品
の符号は、図11と同様であるので、同符号を付してそ
の構成の説明は省略する。
【0053】びんコンベヤ45の下流端にびんアキュー
ムレータ98が設置され、該アキュームレータ98はカ
ーブドコンベヤと直線コンベヤとからなり、モータ99
により駆動される。
【0054】符号97は、びんコンベヤ45とアキュー
ムレータ98の平面コンベヤ部の間に置かれ、PETび
ん41を直立のままコンベヤ間を移動させる渡し板であ
る。びん位置センサ93−2,94−2は、図12,図
13に示したように、光源93−1,94−1から斜め
方向に投射される光のビームを受け、該光ビームを遮る
PETびん41の頭部を検出して各列のPETびん41
の位置を検出する。
【0055】<第3の実施の形態例の作用>次に、第3
の実施の形態例の作用について説明する。ケース供給設
備であるケース組立機、ケース供給コンベヤにおける段
ボールケースの噛込み等の不具合で一時的なケース61
の供給不足を生じたとき、充填ラインは急には停止しな
いので、過多のPETびん41を前記びんアキュームレ
ータ98を駆動して、ここに一時的に貯置し、充填ライ
ンを停止後、びんコンベヤ45とびんアキュームレータ
98を進行又は逆行させ、びんコンベヤ45と平行なグ
リップヘッド52移動手段の作動範囲に移動し、多関節
ロボット50により(ロボット50の制御をアキューム
レータモードに切り換え)、停止しているアキュームレ
ータ98上のPETびん41をケース61にゆっくり箱
詰めする。
【0056】びんコンベヤ45上のびん41位置は、各
列毎にびん位置センサ93−2,94−2で検出でき、
各コンベヤチエンの列毎に設けられた駆動モータ47
a,47bを停止することにより、びん41の位置を指
定して止めることがきるので、ロボット50に取付けら
れたグリップヘッド52は容易にびんコンベヤ上のびん
41を掴むことができる。
【0057】また、アキュームレータ98に貯置された
PETびん41はアキュームレータ98をそのまま前進
駆動させ、ストッパ101に当てて停止させ後続のびん
41が当接して並んだ後、ロボット50の制御をアキュ
ームレータモードに切り換え、アキュームレータ98上
のびん41を箱詰めする。
【0058】尚、本実施の形態例では容器として、液体
を充填したPETびんを例にして説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、いずれの容器でもよ
い。また、本発明は容器に限らず、並列して搬送される
ある物体を複数個纏めてケース内に入れる方法に適用す
ることもできる。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ケ
ースを連続して搬送できるため、箱詰め能力が向上す
る。
【0060】また、容器案内装置がケースコンベヤと機
械的に連動しているため構造が電気的制御が不要であ
る。よって、従来の間欠ケース送り箱詰め方式に比べ、
容器案内装置が簡素となる。
【0061】また、ケースは殆ど停止することがないた
め、前後のケース搬送コンベヤを長くする必要なく、ケ
ース溜まりを設けなくてもよいので、設置装置面積は小
さくて済む。さらに、コンベヤチエンを容器の列毎に設
け、整列させ、容器列毎に容器の位置センサを設けて容
器列の先頭を定位置に停止させるようにしたものは、グ
リップのために移動停止する時間が僅かで、容器の搬送
速度は遅くてよく、機械的なストッパがなく、容器に衝
撃を与えないので容器の倒れや傷つきが生じない。
【0062】また、コンベヤチエンを容器の列毎に設
け、整列させ、容器列毎に容器の位置センサを設けて容
器列を横一線に揃えて移送し、グリップヘッドがこの容
器に追従しながら掴むものは、グリップヘッドの動きに
大きな加速度がかからず、より一層スムーズな容器箱詰
作用ができ、箱詰め能力の増大も可能である。
【0063】さらに、容器コンベヤに容器アキュームレ
ータをつないだものは、ケースコンベヤ側での一時的な
停滞時に余った容器を一時的に貯置することがきるの
で、インライン運転がスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例にかかるびんコン
ベヤ、ケースコンベヤの断面を含む箱詰機の側面図であ
る。
【図2】図1の箱詰機の正面図である。
【図3】図1の箱詰機の平面図である。
【図4】図1の箱詰機のびん案内機構を示す拡大断面図
である。
【図5】図4のびん案内機構を示す拡大平面図である。
【図6】図4のびん案内機構に使用する案内棒Aの斜視
図である。
【図7】図4のびん案内機構に使用する案内棒Bの斜視
図である。
【図8】びんコンベヤとびん停止用センサとを示す平面
図である。
【図9】図1の箱詰機の各機能部品の動作とタイミング
を示す作動図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態例にかかるびん箱
詰機の平面図である。
【図11】図10のグリップヘッドの移動規制をX方向
からみた図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態例にかかるびん箱
詰機の平面図である。
【図13】図13のびん位置センサを側方みた図であ
る。
【図14】従来の箱詰機を示す側面図である。
【符号の説明】
41 びん 45 びんコンベヤ 50 多関節ロボット 52 グリップヘッド 53 グリッパ 61 開口ケース 61−1 びん詰ケース 62 ケースコンベヤ 63 プッシュバー 64 チエン 64 アタッチメント付きチエン 71 びん案内機構 81 案内棒A 82 案内棒B 85 板カム 93,94 光センサ 98 アキュームレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川畑 一美 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60番 地の1 中菱エンジニアリング株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を充填し封栓して搬送される多数の
    容器を搬送コンベヤ上で整列し、容器群を定位置に停止
    させ、ケース単位の容器グリッパを配置している単数又
    は複数のグリップヘッド及びグリップヘッド移動手段に
    より、前記搬送コンベヤ上の容器群を掴んで上昇した
    後、単数又は複数纏めて拘束して搬送中の開口ケースに
    追従しながら水平移動し、ケース搬送と同期して移動す
    る容器案内手段によりガイドされて容器を下降し箱詰め
    することを特徴とする容器類箱詰方法。
  2. 【請求項2】 液体を充填し封栓して搬送される多数の
    容器を整列させ容器群を定位置に停止させる容器搬送整
    列手段と、ケース単位の容器グリッパを配置している単
    数又は複数のグリップヘッドを備え同グリップヘッドの
    グリッパにより容器を掴んだ後これを上昇し水平移動し
    ながら下降して容器を上方開口ケースに箱詰め作業をす
    る箱詰め手段と、前記開口ケースを単数又は複数纏めて
    拘束して搬送するケース搬送手段と、前記ケース搬送手
    段と同期して移動する容器案内手段とにより構成され、
    前記請求項1の箱詰め方法により、前記箱詰め手段が移
    動中の単数又は複数の開口ケースに追従しながら容器を
    箱詰めすることを特徴とする容器類箱詰装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の容器類箱詰装置におい
    て、容器案内手段がケース搬送手段と同期して水平に移
    動すると同時に、前記容器案内手段の構成部品である容
    器案内棒を上下動可能とし、同容器案内棒が外部に固定
    のカムによりケース開口部の縁部に挿入されるように構
    成されていることを特徴とする容器類箱詰装置。
  4. 【請求項4】 請求項2及び3に記載の容器類箱詰装置
    において、容器搬送手段のコンベヤを容器列毎に設け、
    容器列毎に容器の位置センサを設けてこれにより容器列
    の先頭を検出し、前記容器コンベヤを止めて容器を定位
    置に停止させ、グリッパが容器を掴んだ後の水平移動時
    に同時に容器コンベヤが動き始めるように制御する手段
    を備えた容器類箱詰装置。
  5. 【請求項5】 液体を充填し封栓して搬送される多数の
    容器を搬送コンベヤ上で押接整列し、該容器群を縦横整
    列したまま搬送し、ケース単位の容器グリッパ配置をし
    ている単数又は複数のグリップヘッド及び該グリップヘ
    ッド移動手段を操作し、前記整列搬送中の容器をその搬
    送速度に追従しながら下降して容器群を掴んで上昇した
    後、単数又は複数纏めて拘束して搬送中の開口ケースに
    追従しながら水平移動し、ケース搬送と同期して移動す
    る容器案内手段により容器がガイドされて下降し、箱詰
    めされることを特徴とする容器類箱詰装置方法。
  6. 【請求項6】 液体を充填して搬送される封栓した多数
    の容器を押接整列し容器群を縦横整列したまま搬送する
    容器搬送整列手段と、ケース単位の容器グリッパを配置
    している単数又は複数のグリップヘッドを備えたグリッ
    プヘッド移動手段と、前記開口ケースを単数又は複数纏
    めて拘束して搬送するケース搬送手段と、前記ケース搬
    送手段と同期して移動する容器案内手段とにより構成さ
    れ、前記請求項5の箱詰め方法により、前記容器を上方
    開口ケースに箱詰めするように制御する制御装置とによ
    り構成してなることを特徴とする容器類箱詰装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の容器類箱詰装置におい
    て、容器搬送手段のコンベヤを容器列毎に設け、容器列
    毎に容器の位置センサを設けてなり、各列の容器位置を
    検出し、容器コンベヤの速度を個別に停止又は調整して
    各列の容器を横一線に揃えた後、同速度で搬送し、グリ
    ッパが容器に追従して移動しながら下降して容器を掴む
    ように制御する制御手段を具えていることを特徴とする
    容器類箱詰装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の容器類箱詰装置におい
    て、前記容器搬送整列手段に延長部を設け、同延長部を
    Uターンし、前記容器搬送整列手段と平行に並べた配置
    にして容器アキュームレータとした構成とし、前記のケ
    ース搬送手段がケース供給不足等で容器の過多を生じた
    とき容器を前記容器アキュームレータに貯置し、充填ラ
    イン停止後容器搬送手段と容器アキュームレータとを進
    行又は逆行させて前記グリップヘッド移動手段の作動範
    囲に移動し、同グリップヘッド移動手段により、ケース
    に箱詰めするように構成してなることを特徴とする容器
    類箱詰装置。
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