JP2881393B2 - シュレッダーダスト焼却灰の処理方法 - Google Patents

シュレッダーダスト焼却灰の処理方法

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JP2881393B2 JP7259374A JP25937495A JP2881393B2 JP 2881393 B2 JP2881393 B2 JP 2881393B2 JP 7259374 A JP7259374 A JP 7259374A JP 25937495 A JP25937495 A JP 25937495A JP 2881393 B2 JP2881393 B2 JP 2881393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済みの自動車
や家電製品等の廃棄物をシュレッダーで破砕処理し、鉄
及び非鉄金属の主要部を回収処理した残渣、及び前記処
理過程で発生する集塵ダスト(以下、これらを合わせて
シュレッダーダストという)を焼却処理した残りのシュ
レッダーダスト焼却灰の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用済みの自動車や電化製品等の
廃棄物は、シュレッダーで破砕してから磁力選別機で含
まれる鉄を回収し、残りのダストから移動磁界を利用し
た非鉄金属選別機や手選によって、大部分の非鉄金属を
回収し、残ったシュレッダーダストは埋め立て処理をし
ていた。ところが、前記従来の方法では発生する膨大な
シュレッダーダストを埋め立て処理するために相当な費
用を必要とし、更に鉛等の重金属を含む場合には、有害
物質が溶出する危険があるので、平成8年からシュレッ
ダーダストは埋立処分費の非常に高価な管理型埋立処分
場で処理することが義務化されることになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ュレッダーダスト焼却灰にも、鉄や非鉄金属が含まれて
いるので、これを回収して資源として再利用することが
好ましいと考えられるが、一旦焼却処理しているので、
金属の一部が非金属ダストと混ざりあっていたり、ある
いは酸化されていたりするので、磁力選別機や非鉄金属
選別機を用いて処理しても回収効率が悪く、しかも回収
された鉄に不要な非鉄金属が混ざる場合もあるという問
題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、シュレッダーダスト焼却灰から更に効率良く、鉄分
や非鉄金属分を回収可能なシュレッダーダスト焼却灰の
処理方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のシュレッダーダスト焼却灰の処理方法は、使用済
みの自動車や家電製品等の廃棄物をシュレッダーで破砕
処理し、鉄及び非鉄金属の主要部を回収処理した残渣及
び前記処理過程で発生する集塵ダストを、焼却処理した
残りの焼却灰の処理方法であって、前記焼却灰を押圧破
砕機によって破砕すると共に含まれる金属分を偏平にし
た後、風力選別機にかけて軽量物を除去し、磁力選別機
によって含まれる鉄分を回収し、更に非鉄金属選別機に
よって偏平になった非鉄金属分を回収している。また、
請求項2記載のシュレッダーダスト焼却灰の処理方法
は、請求項1記載の方法において、前記押圧破砕機によ
って破砕された焼却灰から、前記風力選別機によって前
記軽量物を除去した後、更にスクリーンによって破砕さ
れた土砂類を除去し、残りの焼却灰について、前記磁力
選別機及び前記非鉄金属選別機による処理を行う。
【0005】
【作用】請求項1及び2記載のシュレッダーダスト焼却
灰の処理方法においては、シュレッダーダスト焼却灰
を、押圧破砕機を使用することによって細かく粉砕する
ので、絡まっているダストが解かれ、土砂類、鉄分、非
鉄金属分及びその他のダストに分離される。従って、風
力選別機や場合によってはスクリーンによって、灰等の
集塵物や土砂類等を効率良く取り除くことができ、磁力
選別機を使用して鉄分を分離する際に、不純物が分離さ
れたより品質の良い鉄分を回収できる。また、押圧破砕
機を使用することによって、シュレッダーダスト焼却灰
に含まれる非鉄金属分を偏平にすることができ、非鉄金
属選別機で分離する場合に、磁束を受ける面積が増加す
るので、分離効率を向上することができる。
【0006】特に、請求項2記載のシュレッダーダスト
焼却灰の処理方法においては、押圧破砕機によって破砕
された焼却灰は、風力選別機によって軽量物が除去され
た後、更にスクリーンによって破砕された土砂類が除去
されているので、効率良く鉄分、非鉄金属分の分離回収
が行える。また、偏平処理された非鉄金属分や鉄分は形
状が大きくなっているが、土砂類等は細かく砕かれるの
で、スクリーンにかけることによって、効率よく分離さ
れる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2記載のシュ
レッダーダスト焼却灰の処理方法においては、シュレッ
ダーダスト焼却灰を押圧破砕機を使用することによって
細かく粉砕するので、風力選別機やスクリーンによって
集塵物や土砂類を効率よく取り除くことができ、磁力選
別機を使用して分離した鉄分を、特に処理することなく
そのまま高炉用の焼結原料として使うことができる。そ
して、含まれる非鉄金属分も偏平になっているので、移
動磁界によって大きな飛翔力が与えられ非鉄金属分の回
収効率が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係るシュレッダーダスト焼却灰の処理方法のフロー
図、図2は同方法に使用する磁力選別機の説明図、図3
は同方法に使用する非鉄金属選別機の説明図である。
【0009】図1に示すように、自動車、家電製品等の
廃棄物をプレシュレッダー10によって粗破砕した後、
シュレッダー11によって破砕し、磁力選別機12によ
って鉄スクラップが除去されたダストを非鉄金属選別機
13によって非鉄金属を除去した残りダストと、前記処
理において発生したダストを集塵機14によって回収し
た集塵ダストとからなるシュレッダーダスト15の成分
を表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】前記シュレッダーダスト15を焼却炉16
によって約1200℃の温度で焼却処理する。これによ
って、シュレッダーダスト15の55〜60重量%は燃
焼して気化し、残ったシュレッダーダスト焼却灰(単に
焼却灰という)が40〜45重量%残るが、体積が減容
されて約1/10になっている。前記焼却灰の成分を表
2に示す。
【0012】
【表2】
【0013】この焼却灰を押圧破砕機の一例であるロッ
ドミル17によって粉砕した後、風力選別機18によっ
て軽量物である集塵物(灰)を取り除いた後、開度2m
mのスクリーン19によって篩分けして土砂類を篩下げ
物として取り除く。スクリーン19の篩上げ物を磁力選
別機20にかけるが、この磁力選別機20を図2を参照
しながら以下に説明する。
【0014】図示しないモータによって回転駆動される
非磁性体であるステンレス製の回転ドラム25がケーシ
ング26内に配置され、この回転ドラム25の内部の左
半分の位置に、同心状に半円弧状の磁石27が固定状態
で配置され、その円周面が図に示すようにNSN極とな
っている。前記回転ドラム25の上部にはホッパー28
及び投入した原料(即ち、篩上げ物)の供給量を調整す
るダンパー29が設けられ、回転ドラム25の底部には
鉄分(磁着物)と非鉄分(非磁着物)を分離する分離板
30及び掻き板31が設けられている。従って、この磁
力選別機20においては、ベルトコンベア32によって
搬送される篩上げ物(原料)33は、ダンパー29で分
量を調整されながら、回転ドラム25上に乗り、そのう
ち鉄分34は回転ドラム25の内部に配置されている磁
石27によって吸着され、回転ドラム25に沿って移動
し、磁石27が切れる部分以降で排出口35から落下す
るが、非鉄分36は回転ドラム25上をそのまま落下し
て排出口37から排出され、鉄分(磁着分)と非鉄分
(非磁着分)が分離される。
【0015】このように、焼却したシュレッダーダスト
の焼却灰をロッドミル17によって粉砕してから分離処
理するので、風力選別機18やスクリーン19による分
離過程で非金属分が充分に取り除かれ、磁力選別機20
によって鉄分を選別した場合、不純物の混入が少なく品
質の高い鉄分が分離され、高炉用焼結原料として使用で
きる。ここで、ロッドミル17によって処理した場合と
処理しなかった場合のそれぞれについて、磁力選別機2
0で分離した鉄分の成分構成を表3に示す。
【0016】
【表3】
【0017】これによって、鉄分の分離効率がロッドミ
ル17を使用することによって向上し鉄品位を70%以
上にすることができる。次に、磁力選別機20で分離さ
れないで残った非鉄分を、非鉄金属選別機21にかけ
る。この非鉄金属選別機21の基本的原理を図3に示す
が、回転する磁石22によって移動磁界を発生させ、ベ
ルト23によって搬送された非鉄分(一部に鉄及び酸化
鉄を含んでいる)中の非鉄金属分を移動磁界によって飛
翔させて分離するものである。なお、含まれている鉄及
び酸化鉄は回転する磁石22によって吸引され、非鉄金
属分を除いたダスト(焼残り)も分離される。この非鉄
金属選別機21は、本出願人が先に出願した実開平6−
63151号公報に詳細に記載されている。
【0018】ここで、非鉄分もロッドミル17によって
破砕されて偏平になっているので、回転する磁石22か
らの移動磁界によって、含まれる非鉄金属分に発生する
渦電流は、非鉄金属分が丸い粒状の場合より大きくな
る。この結果、大きな飛翔力が非鉄金属分に発生し、小
さな非鉄金属分であっても非鉄分から効率的に分離され
る。ここで、ロッドミル17によって処理した場合と処
理しなかった場合のそれぞれについて、非鉄金属選別機
21で分離した非鉄金属分の成分構成を表4に示す。
【0019】
【表4】
【0020】これによって、非鉄分の分離効率がロッド
ミル17を使用することによって非鉄金属品位が50%
から95%以上に向上することが分かる。このように、
焼却した廃棄物の焼却灰をロッドミル17によって粉砕
し、金属分を偏平にして(その偏平率は90%であっ
た)から分離処理するので、非鉄金属選別機21によっ
て非鉄金属分が効率よく分離され、品質の高い非鉄金属
分を得ることができ、特別な処理をすることなくそのま
までも精錬業者等への販売が可能になる。
【0021】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用
範囲である。例えば前記実施の形態においては、シュレ
ッダーダストを焼却炉で焼却した直後にだけロッドミル
を使用したが、非鉄金属選別機にかける直前に、更にロ
ッドミルを使用するようにしてもよい。また、スクリー
ンによって、2mmで篩分けするようにしたが、ロッド
ミルによる粉砕の状態により、1.5〜5mmの範囲で
適宜選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るシュレッダーダス
ト焼却灰の処理方法のフロー図である。
【図2】同方法に使用する磁力選別機の説明図である。
【図3】同方法に使用する非鉄金属選別機の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 プレシュレッダー 11 シュレッ
ダー 12 磁力選別機 13 非鉄金属
選別機 14 集塵機 15 シュレッ
ダーダスト 16 焼却炉 17 ロッドミ
ル(押圧破砕機) 18 風力選別機 19 スクリー
ン 20 磁力選別機 21 非鉄金属
選別機 22 磁石 23 ベルト 25 回転ドラム 26 ケーシン
グ 27 磁石 28 ホッパー 29 ダンパー 30 分離板 31 掻き板 32 ベルトコ
ンベア 33 篩上げ物 34 鉄分 35 排出口 36 非鉄分 37 排出口

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済みの自動車や家電製品等の廃棄物
    をシュレッダーで破砕処理し、鉄及び非鉄金属の主要部
    を回収処理した残渣及び前記処理過程で発生する集塵ダ
    ストを、焼却処理した残りの焼却灰の処理方法であっ
    て、 前記焼却灰を押圧破砕機によって破砕すると共に含まれ
    る金属分を偏平にした後、風力選別機にかけて軽量物を
    除去し、磁力選別機によって含まれる鉄分を回収し、更
    に非鉄金属選別機によって偏平になった非鉄金属分を回
    収することを特徴とするシュレッダーダスト焼却灰の処
    理方法。
  2. 【請求項2】 前記押圧破砕機によって破砕された焼却
    灰から、前記風力選別機によって前記軽量物を除去した
    後、更にスクリーンによって破砕された土砂類を除去
    し、残りの焼却灰について、前記磁力選別機及び前記非
    鉄金属選別機による処理を行う請求項1記載のシュレッ
    ダーダスト焼却灰の処理方法。
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