JP2000301128A - 流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物残渣の再資源化方法及び装置 - Google Patents

流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物残渣の再資源化方法及び装置

Info

Publication number
JP2000301128A
JP2000301128A JP10820999A JP10820999A JP2000301128A JP 2000301128 A JP2000301128 A JP 2000301128A JP 10820999 A JP10820999 A JP 10820999A JP 10820999 A JP10820999 A JP 10820999A JP 2000301128 A JP2000301128 A JP 2000301128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sieve
incinerated ash
ferrous metal
ash
coarse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10820999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000301128A5 (ja
Inventor
Tasuke Okamura
太助 岡村
Yuichi Hirose
裕一 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP10820999A priority Critical patent/JP2000301128A/ja
Publication of JP2000301128A publication Critical patent/JP2000301128A/ja
Publication of JP2000301128A5 publication Critical patent/JP2000301128A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガ
ス化炉の炉底不燃物(以下「焼却灰」という)から金属
やそれ以外の不燃物も完全に除去して土木資材としての
細砂相当品を得る。 【解決手段】 焼却灰の再資源化方法は、粗大物を除去
する粗大物除去工程と、除去した粗大物から鉄分を選別
する粗大物選別工程と、前記粗大物除去工程の篩下焼却
灰を2.5mm以下に篩分離する粗選別工程と、前記粗
選別工程の篩上の焼却灰から鉄分を除去する磁性物除去
工程と、この後段の非鉄金属除去工程Aと、この工程か
らの焼却灰を2.5mm以下に粉砕するローラミルとロ
ーラミル内の含塵空気処理用のろ過式集塵機を含む粉砕
・集塵工程と、この後段の非鉄金属除去工程Bと、この
処理物を粗選別工程へ戻す工程と、前記粗選別工程の篩
下焼却灰の洗浄工程を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動床焼却炉の焼
却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物(以下
「焼却灰」と略称する)から2.5mm以下の再生骨材
(細砂相当品)のみを得ること目的とした再資源化方法
及び装置に関するものであり、従来の例えば2〜5m
m、5〜12mmといった各種サイズの再生骨材を得る
ことを目的とする方法、装置とは本質的に異なるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】都市ごみなどを焼却する流動床焼却炉か
ら排出される焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底
から排出される不燃物は、現在その殆どが埋立て処分さ
れている。この流動床焼却炉の焼却灰の中には鉄分や灰
分が含まれるので、それから鉄分を回収し、灰分を骨材
として再利用することが検討され、焼却灰を磁性物除
去、非鉄金属除去、粉砕・分級の操作を行い、2mm以
下、2〜5mm、及び5〜12mmの3種類に分級し、
粒径別の再生骨材を効率的に得る技術が公知となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者等の
調査によれば、従来の技術では、2〜5mm、5〜12
mmの再生骨材を得る過程の分級プロセスにおいて、各
々5mm、12mmの目開きを有する篩を用いて振動篩
等による篩分離を行った結果、2〜5mmの再生骨材に
は、ごく稀に、ごく微量ながら、針金状(長さ10〜2
0mm程度)の非鉄金属が混入することがあった。
【0004】さらに5〜12mmの再生骨材には、長さ
が20mm〜40mm程度の非鉄金属が混入する。5〜
12mmの再生骨材を得るためには、篩分離を行うこと
は避け難く、また流動床焼却炉及びガス化溶融炉の焼却
灰は、こうした非鉄金属を含有していることが必然であ
る以上、5〜12mmの再生骨材中に混入したものをい
かに分離するか、あるいは混入させないように未然に除
去するかということが大きな問題点になる。これは、焼
却灰において非鉄金属分が細長い形状として存在し、一
方篩は目開きの大きさの関係で、細長い形状体について
は目開きの大きさまでのその径を制限するがその長さに
関係なく通してしまうところに原因があるようである。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、現在その殆どが埋立て処分されて
いる、流動床焼却炉から排出される焼却灰及びガス化溶
融炉のガス化炉の炉底から排出される不燃物を効率よく
再生骨材として資源化し、循環型社会基盤構築、最終処
分場の負荷軽減、延命化をはかることを目的とする。
【0006】具体的には、流動床焼却炉の焼却灰及びガ
ス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物から金属以外の不燃
物、例えばガラス、陶器、石、砂などを選別、破砕、分
級を行うことにより土木資材としての細砂相当品を得る
ための設備を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、2.5mm以下の再生骨
材を得るためには、鉄及び非鉄金属を除去した焼却灰を
2.5mmの目開きを有する篩で篩分離を行えば、篩下
には前記針金状の非鉄金属が混入しなくなり、上記目的
を達成できることを見出して本発明を完成するに至っ
た。
【0008】つまり、本発明では、非鉄金属を含まない
再生骨材を得るために、焼却灰を前記粗選別工程で2.
5mmの目開きを有す篩により篩分離し、篩下は洗浄工
程を経て再生骨材とする一方、粗選別工程の篩上は、混
入、残存している磁性物、非鉄金属を除去後、該焼却灰
をローラミルにより2.5mm以下に粉砕し、ローラミ
ルを経た該焼却灰は5mmの目開きを有する篩により、
篩上を非鉄金属、その他不適物を除去し、かつ篩下を再
び2.5mmの目開きを有する粗選別工程に導き次い
で、篩下を洗浄工程へ導き、篩上は再び磁性物除去工程
を経てローラミルへ導き粉砕せしめるループフローによ
り、粉砕可能な焼却灰は確実に2.5mm以下に粉砕
し、粉砕不可能な非鉄金属を確実に系外へ排出するフロ
ーに構成している。
【0009】すなわち、本発明は次の構成からなるもの
である。 1) (1)流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉の
ガス化炉の炉底不燃物(以下「焼却灰」と略称する)か
ら粗大物を除去する粗大物除去工程と、除去した粗大物
から鉄分を選別する粗大鉄選別工程と、(2)前記
(1)の粗大物除去工程の篩下焼却灰を2.5mmの目
開きを有する篩で篩分離を行う粗選別工程と、(3)前
記粗選別工程の篩上の焼却灰から磁力を利用して細かな
鉄分の除去を行う磁性物除去工程と、(4)前記磁性物
除去工程を経た焼却灰から誘導電流を利用して非鉄金属
を除去する非鉄金属除去工程Aと、(5)前記非鉄金属
除去工程Aを経た該焼却灰をローラミルに導き、該焼却
灰を最大粒径2.5mm以下に粉砕せしめ、かつ粉砕時
に発生する該ローラミル内の含塵空気を、該ローラミル
とダクトで接続されたろ過式集塵機、及び該ろ過式集塵
機とダクトにより接続された誘引送風機で誘引集塵を行
う粉砕・集塵工程と、(6)前記粉砕・集塵工程を経た
該焼却灰を、3〜6mmの目開きを有する篩を用いる篩
分離により、篩上を非鉄金属、その他不適物として除去
する非鉄金属除去工程Bと、(7)前記非鉄金属除去工
程Bを経て2.5mm以下に粉砕された該焼却灰を再び
前記粗選別工程へ導く工程と、(8)前記粗選別工程の
篩下焼却灰から付着・含有する重金属を洗浄液側へ溶出
せしめる洗浄工程からなることを特徴とする流動床焼却
炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物の
再資源化方法。
【0010】2) 下記の手段を具備した流動床焼却炉
の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物(以
下「焼却灰」と略称する)の再資源化装置:(1)流動
床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不
燃物から粗大物を除去するための粗大物除去手段と除去
した粗大物から鉄分を選別するための粗大鉄選別手段
と、(2)前記(1)の粗大物除去手段の篩下焼却灰を
さらに2.5mmの目開きを有する篩で篩分離を行うた
めの粗選別手段と、(3)前記粗選別手段の篩上の焼却
灰から磁力を利用して細かな鉄分の除去を行うための磁
性物除去手段と、(4)前記磁性物除去手段からの焼却
灰から誘導電流を利用して非鉄金属を除去するための非
鉄金属除去手段Aと、(5)前記非鉄金属除去手段Aか
らの該焼却灰をローラミルで最大粒径2.5mm以下に
粉砕せしめ、かつ粉砕時に発生する該ローラミル内の含
塵空気を、該ローラミルとダクトで接続されたろ過式集
塵機、及び該ろ過式集塵機とダクトにより接続された誘
引送風機で誘引集塵を行う粉砕・集塵手段と、(6)前
記粉砕手段からの焼却灰を、3〜6mmの目開きを有す
る篩を用いる篩分離により、篩上を非鉄金属、その他不
適物として除去するための非鉄金属除去手段Bと、
(7)前記非鉄金属除去手段Bからの2.5mm以下に
粉砕された該焼却灰を再び前記粗選別プロセスへ導くた
めの手段と、(8)前記粗選別手段からの篩下焼却灰か
ら付着・含有する重金属を溶出せしめるための洗浄手
段。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、更に本発明について詳細に
説明する。本発明の構成を説明するフローを図1に示
す。流動床式焼却炉とは、流動砂を熱媒体として可燃物
を一瞬のうちにガス化、燃焼反応を完結させることによ
り灰分とする焼却炉であり、炉床温度は一般に600℃
〜700℃に維持されている。不燃物は炉底から間欠的
に、または連続的に炉外へ排出される。一方、ガス化溶
融炉とは、ガス化炉と溶融炉を組み合わせたもので、こ
れまで焼却、及び得られた灰の溶融という操作が、別々
の設備で行われることが多かった従来の流れから、1つ
の設備で可燃物をスラグにまで減容せしめることを可能
にする技術である。
【0012】本発明におけるガス化炉とは、このうち前
記流動床式焼却炉をベースとして、流動砂を熱媒体とし
て可燃物を攪拌せしめ、かつ可燃物が燃焼するために必
要な空気量以下の空気量を供給し、かつ炉床温度を45
0℃〜550℃程度に保ち、投入された可燃物が可燃性
ガスになる段階までの操作を受持つ設備である。このタ
イプのガス化炉では、炉内を還元性雰囲気に保つことに
より、これまで流動床式焼却炉では、酸化状態で排出さ
れていた、鉄分、アルミニウム分などがほぼ投入された
状態のまま炉外へ排出されるため、金属分の価値を飛躍
的に高めることができるようになった。しかし、可燃物
に混じって炉内へ投入された金属や不燃物が炉底より炉
外へ排出されることは、前記流動床式焼却炉と相違はな
く、本発明における対象が「流動床式焼却炉の焼却灰及
びガス化溶融炉のガス化炉の炉底から排出される不燃
物」としているのはこのためである。
【0013】本発明のフローは、図1に示すように
(1)流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化
炉の炉底不燃物(以下「焼却灰」と称す)11から粗大
物12を除去する粗大物除去工程1と除去した粗大物か
ら鉄分(粗大鉄13)を選別する粗大鉄選別工程2と、
(2)(1)の粗大物除去工程1の篩下焼却灰をさらに
2.5mmの目開きを有す篩で分離を行う粗選別工程
3、(3)前記粗選別工程3の篩上の焼却灰から磁力を
利用して細かな鉄分の除去を行う磁性物除去工程4と、
(4)前記磁性物除去工程4を経た焼却灰から誘導電流
を利用して非鉄金属を除去する非鉄金属除去工程A5
と、(5)前記非鉄金属除去工程A5を経た該焼却灰を
ローラミル6に導き、該焼却灰を最大粒径2.5mm以
下に粉砕せしめ、かつ粉砕時に発生する該ローラミル6
内の含塵空気は、該ローラミル6とダクトで接続された
炉過式集塵機7、及び該炉過式集塵機7とダクトにより
接続された誘引送風機8で誘引集塵を行う粉砕・集塵工
程と、(6)前記粉砕工程を経た該焼却灰を、3〜6m
m、望ましくは5mmの目開きを有する篩により、篩上
を非鉄金属、その他17の不適物として除去する非鉄金
属除去工程B9と、(7)前記非鉄金属除去工程B9を
経て2.5mm以下に粉砕された該焼却灰を再び前記粗
選別工程3へ導き、(8)前記粗選別工程3の篩下焼却
灰から、付着・含有する重金属を溶出せしめることを目
的とする洗浄工程10から構成されている。
【0014】以下、本発明を工程ごとに詳細に説明す
る。 (1)粗大物除去工程及び粗大鉄選別工程 焼却灰は、主として鉄類と非鉄金属及びガラス、陶器、
石、砂で構成されている。本工程は、これらの焼却灰か
ら例えば60mmの目開きの回転篩(トロンメル)によ
り、骨材として再資源化不可能な空缶、スプレー缶等の
鉄類、コンクリート片等の粗大物を除去することを目的
とする。篩下(例えば60mm以下)の焼却灰は、次工
程へ導かれる。除去された粗大物は、吊下げ式磁選機に
より磁性物の除去を行う。回転式篩による回転効果で中
に砂などを含んでいる空缶、スプレー缶類はそれらが吐
き出され、従来の焼却炉内で磁選する場合に比べて、鉄
分としての純度が高く(流動床焼却炉の焼却灰中の鉄回
収の際には、空缶やスプレー缶の中に詰まった砂がネッ
クになる)、再利用する価値が高くなるといった効果が
得られることが特徴である。また、回転効果によって吐
き出された砂は後述する粗選別工程を経て貴重な資源と
するため、再資源化率が高まる。
【0015】(2)粗選別工程 粗選別工程は、粗大物除去工程の篩下の当該焼却灰を、
例えば2.5mmの目開きの篩により選別する工程で、
篩上は次工程(磁性物除去工程)へ導かれ、篩下は洗浄
工程へ導かれる。また、焼却灰には細かなダスト分が多
く含まれている場合があり、篩によりこれを分離する場
合には、篩の目詰まりを引き起こす場合がある。このよ
うな対策として本発明では、篩下面から圧縮空気を間欠
的に、もしくは連続的にパージすることにより、篩網に
付着あるいは継続的に堆積する粉体層を吹き飛ばす効果
を付与している。2.5mmに篩目開きを設定している
のは、前述したように2.5mmの目開きを有する篩に
より篩分離を行えば、篩下には非鉄金属が混入しないこ
と、及びJIS A 5005に示すコンクリート用砕
砂の粒度の規格によるJIS A 5005では、篩呼
び寸法2.5mmの篩を通過する割合が80〜100%
と規定されている。
【0016】(3)磁性物除去工程 粗選別工程の篩上焼却灰中には、ドラム式磁選機によっ
て磁選する工程で、粗大物除去工程で除去できなかった
鉄分(具体的には瓶のフタ、クギ、バネ等の小さいも
の)があるが、これを完全に除去することを目的とす
る。磁選機は、回転ドラム内の半分に永久磁石が内蔵さ
れており、当該焼却灰はこのドラムの回転により磁性物
と非磁性物に分けられる。
【0017】(4)非鉄金属除去工程A 次に、当該焼却灰中の非鉄金属を除去するために、誘導
電流による反発力を利用した非鉄金属除去を行う。これ
は一般的に、スチール缶とアルミニウム缶の選別などに
広く用いられているもので、回転ドラム内に該ドラムよ
り高速回転するローターが内蔵されており、この時に生
じる過電流により主としてアルミニウム分が反発するこ
とを、焼却灰の再資源化に利用したものである。しか
し、本工程で除去できる非鉄金属は、主としてアルミニ
ウム分であり、ステンレス、銅製の針金状のものなどは
後述の非鉄金属除去工程Bで除去する。
【0018】(5)粉砕・集塵工程 粉砕方法は、ローラミルによる剪断方式により行う。具
体的には、回転テーブル上に粉砕を行う当該焼却灰を導
き、この回転テーブルと予めクリアランス設定したロー
ラとの剪断効果により粉砕を行う。ローラミル粉砕機の
頂部は、ダクトでろ過式集塵機と接続されおり、さらに
ろ過式集塵機は、ダクトにより誘引送風機に接続されて
いる。誘引送風機は、ろ過式集塵機を介してローラミル
内を負圧に保ち、かつ粉砕時に発生する粉塵を誘引、集
塵せしめるための風量、静圧を有する。誘引送風機は吐
出側の一方が排気、一方はローラミル内への押込空気と
して使用するために、ダンパにより風量配分を変えるこ
とができるものとする。ろ過式集塵機で補集された粉塵
は、系外へ排出する。
【0019】この粉砕方法は、セメント製造工場でクリ
ンカの粉砕に一般的に用いられており、普通セメントの
場合は、破砕されたものは30ミクロンの篩の篩上残分
が数%以下というオーダーまで微粉砕されているもので
あるが、本発明は、回転テーブルとローラのクリアラン
スを確保し、流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉の
ガス化炉の不燃物の再資源化における粉砕・集塵プロセ
スに利用したものである。本発明における特徴である作
用機構は、これはあくまでも推定であって、確認された
ものではないが、前記焼却灰は前記したように完全に酸
化されていないため、アルミニウム分もかなり金属状態
にあり、そしてこの工程のローラミル粉砕機では緩い粉
砕力しか働かないので、珪酸系の灰分は粉砕されるが、
柔軟性のあるアルミニウム部分はそこでは小さく粉砕さ
れずに前の大きさのままで残ることになり、この工程で
はアルミニウム部分は2.5mm以下にならず、このた
め次の非鉄金属除去工程Bではアルミニウム部分は2.
5mmの目開きの篩の上に残ることになるのではないか
と考えられる。
【0020】(6)非鉄金属除去工程B 非鉄金属除去工程Bは、2.5mm以下に粉砕されなか
った焼却灰と、非鉄金属除去工程Aで除去できなかった
ステンレス、銅などの非鉄金属類などを選別する工程で
ある。非鉄金属除去工程は、例えば5mmの目開きを有
する篩により、篩下に2.5mm以下に粉砕されなかっ
た焼却灰を導き、篩上には非鉄金属、石などを篩残とし
て系外へ排出する。粉砕・集塵工程を経た焼却灰は、概
ね2.5mm以下に粉砕されているが、ローラミルにお
いて1パスで粉砕されなかった該焼却灰は、再び粗選別
工程へ導き、再びローラミルへ供給される。最終的に焼
却灰は2.5mm以下に粉砕され、最終工程である洗浄
工程へ導かれる。本発明により流動床焼却灰を再資源化
した場合に、各粒度別の再資源化骨材を得ることができ
る。
【0021】(7)洗浄工程 本工程に導かれた2.5mm以下の焼却灰は、比表面積
が大きいためのそのままでは鉛、六価クロムといった重
金属が溶出する可能性がある。特に流動床式の焼却炉の
流動砂には重金属類が濃縮あるいは造粒されていること
がある。流動砂は、間欠、または連続により適宜炉内保
有量を調整するため焼却灰とともに炉外に排出される。
この流動砂が含まれる割合によっては、焼却灰といえど
も重金属の溶出が起こりうる。洗浄工程は、この重金属
を含有した焼却灰から薬液による洗浄を行い、重金属を
洗浄液側への移行せしめることを目的とする。鉛は、そ
の性質上およそpH8から10程度以下で溶出濃度が最
低となり、pH8以下及びpH10以上では溶出量が急
激に上昇する。
【0022】また六価クロムは、クロム酸塩(CrO4
2- )の形態で焼却灰中に存在すると考えられ、酸性条
件下で下式に示すように重クロム酸塩を形成する。 2CrO4 2- +2H+ →Cr2 7 2- +H2 O この重クロム酸塩は、ナトリウム塩(108g/100
g・at20℃)など概ねクロム酸塩より高い水溶性を
示し、この作用により、焼却灰中の六価クロムを洗浄液
側へ分離せしめる。この性質を利用した焼却灰中の重金
属の除去方法が特願平10−257004号に紹介され
ている。
【0023】本工程では、アルカリ側(具体的にはpH
12〜13程度)の液で、当該製品骨材を洗浄すること
により、含有する鉛を溶出させる。また本工程は、流動
床焼却炉の焼却灰が元々アルカリ性(一般的にpH10
〜11)であるため、添加するアルカリ量も少なく済む
ということも長所である。洗浄工程は、具体的には第1
洗浄槽と第2洗浄槽からなる。第1洗浄槽は供給する
液、例えば苛性ソーダ液14をpH12〜13に保ち、
第1洗浄槽から溢流する液(洗浄後の液)のpHを10
〜12程度となるように管理し、先に述べたように主と
して鉛を洗浄液側へ溶出させることを目的とする。第一
洗浄槽を経た該焼却灰は、第二洗浄槽へ導く。第2洗浄
槽は供給する液をpH1〜2の希硫酸液15とし、第2
洗浄槽から溢流する液(洗浄後の液)のpHを6〜8程
度となるようにし、該焼却灰中の残存する鉛、及び六価
クロムをさらに洗浄液側へ溶出させるとともに、該焼却
灰の中和処理を行う。中和処理は本工程を経た焼却灰が
最終的な再生骨材16となるため、その安全性を高める
ことをも目的とする。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明の主要工程とその
効果を具体的に説明する。ただし、本発明はこの実施例
のみに限定されるものではない。
【0025】(1)粗選別工程とその結果 流動床式焼却炉の焼却灰に任意に非鉄金属を混入させ、
粗大物除去工程を経た焼却灰を2.5mmの目開きを有
する篩により、JIS A 1102の試験方法に基づ
き、篩分離を行った結果、篩下には、非鉄金属の混入は
いささかも認められなかった(第1表)。すなわち、本
発明が粗選別工程を通過した篩下のみを再生骨材とする
ことにより、流動床式焼却炉の焼却灰から非鉄金属が全
く混入すること無く、また特別複雑な構成、機器を要す
ること無く、流動床式焼却炉の焼却灰から効率よく、再
生骨材を得ることができることを示す結果を得た。
【0026】
【表1】
【0027】(2)非鉄金属除去工程Bとその結果 流動床式焼却炉の焼却灰を前記本発明に示す構成に従
い、粉砕・集塵工程を経た後、非鉄金属除去工程Bとし
て5mmの目開きを有す篩を用いてJIS A1102
の試験方法に従って分離確認を行った結果を第2表に示
す。分離試験は、焼却灰中の非鉄金属を任意に混入せし
めて行った。篩上には幾分焼却灰の未粉砕分が混入して
いるが、これは、ローラミル側の条件設定や投入した焼
却灰の粒度との相関により変動するものと考えられる。
いずれにせよ、全体の投入量から見ればごく微量であ
り、前記粉砕・集塵プロセスを経た焼却灰を5mmの目
開きを有する篩へ導くことにより、非鉄金属鉄を完全に
除去せしめる有効な手段てあることを示す結果を得た。
【0028】
【表2】
【0029】(3)洗浄工程とその結果 洗浄工程には、前記粗選別工程を通過した篩下焼却灰が
導かれる。しかし元々2.5mm以下の粒度を有する粉
砕の必要の無い成分の他に、数μmオーダのダスト分
や、該2.5mm以下の粒度を有する前記焼却灰に付着
したダスト分も同伴される。2.5mm以下の焼却灰を
300μm以下の粒度を有する分と、300μm以上の
粒度を有する分に分け、各々溶出試験を行った結果を第
3表に示す。この結果によると、300μm以下の鉛、
六価クロムの含有量に対する溶出量の比は、300μm
以上のそれに比べて大きくなっている。これは300μ
m以下の粉体の比表面積の大きさに起因するものと考え
られる。同時に粗選別工程を通過した2.5mm以下の
焼却灰は、何らかの形で重金属溶出防止措置を講じなけ
ればならないことを示している。
【0030】
【表3】
【0031】参考試験結果として、2.5mm以下の焼
却灰を用いて次の洗浄試験を行った。第一洗浄はまずp
H12の苛性ソーダ液で行い、第二洗浄をpH1.5の
希硫酸を用いて行った。固液比(重量比)は、焼却灰:
洗浄液=1:10の条件で、ビーカ内で15分、及び3
0分間スターラにより攪拌しながら行った。洗浄後、各
々の条件において環境庁告示46号に基づく溶出試験を
行った結果を第4表及び第5表に示す。第4表の結果で
は、第一洗浄において、鉛は洗浄前からすでに土壌環境
基準値レベルになってはいたが、定量下限値以下まで軽
減することができた。六価クロムは、洗浄時間を長くし
ても効果が無く、第一洗浄試験における効果は認められ
なかった(第4表)。しかし、第二洗浄では、希硫酸に
よりクロム酸が重クロム酸に変化し洗浄液側へ溶出した
ためか、溶出試験の値は同基準値以下になり、洗浄効果
が認められた。ただし、洗浄試験による影響は、15
分、30分という設定においては変化が見られなかった
(第5表)。
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、焼却灰の再資源化方法
において、焼却灰を粗選別工程で2.5mmの篩を使用
し、かつローラミルで最大2.5mm以下に粉砕するこ
とにより、金属は勿論、非鉄金属も完全に除去した土木
資材としての細砂相当品を得ることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼却灰の再資源化方法の構成を示すフ
ロー図を示す。
【符号の説明】
1 粗大物除去工程 2 粗大鉄選別工程 3 粗選別工程 4 磁性物除去工程 5 非鉄金属除去工程A 6 ローラミル 7 ろ過式集塵機 8 誘引送風機 9 非鉄金属除去工程B 10 洗浄工程 11 焼却灰 12 粗大物 13 粗大鉄 14 苛性ソーダ液 15 希硫酸液 16 再生骨材 17 非鉄金属、他
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 C04B 18/10 ZABZ C04B 18/10 ZAB B09B 3/00 304G Fターム(参考) 4D004 AA36 BA02 CA04 CA07 CA08 CA09 CA40 CB13 DA03 DA20 4D021 AA02 AA13 CA03 CA11 EA10 GB03 HA10 4D063 EE03 EE12 GA10 GC01 GC12 GC16 GC32 GC36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)流動床焼却炉の焼却灰及びガス化
    溶融炉のガス化炉の炉底不燃物(以下「焼却灰」と略称
    する)から粗大物を除去する粗大物除去工程と、除去し
    た粗大物から鉄分を選別する粗大鉄選別工程と、(2)
    前記(1)の粗大物除去工程の篩下焼却灰を2.5mm
    の目開きを有する篩で篩分離を行う粗選別工程と、
    (3)前記粗選別工程の篩上の焼却灰から磁力を利用し
    て細かな鉄分の除去を行う磁性物除去工程と、(4)前
    記磁性物除去工程を経た焼却灰から誘導電流を利用して
    非鉄金属を除去する非鉄金属除去工程Aと、(5)前記
    非鉄金属除去工程Aを経た該焼却灰をローラミルに導
    き、該焼却灰を最大粒径2.5mm以下に粉砕せしめ、
    かつ粉砕時に発生する該ローラミル内の含塵空気を、該
    ローラミルとダクトで接続されたろ過式集塵機、及び該
    ろ過式集塵機とダクトにより接続された誘引送風機で誘
    引集塵を行う粉砕・集塵工程と、(6)前記粉砕・集塵
    工程を経た該焼却灰を、3〜6mmの目開きを有する篩
    を用いる篩分離により、篩上を非鉄金属、その他不適物
    として除去する非鉄金属除去工程Bと、(7)前記非鉄
    金属除去工程Bを経て2.5mm以下に粉砕された該焼
    却灰を再び前記粗選別工程へ導く工程と、(8)前記粗
    選別工程の篩下焼却灰から付着・含有する重金属を洗浄
    液側へ溶出せしめる洗浄工程からなることを特徴とする
    流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉
    底不燃物の再資源化方法。
  2. 【請求項2】 下記の手段を具備した流動床焼却炉の焼
    却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物(以下
    「焼却灰」と略称する)の再資源化装置:(1)流動床
    焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃
    物から粗大物を除去するための粗大物除去手段と除去し
    た粗大物から鉄分を選別するための粗大鉄選別手段と、
    (2)前記(1)の粗大物除去手段の篩下焼却灰をさら
    に2.5mmの目開きを有する篩で篩分離を行うための
    粗選別手段と、(3)前記粗選別手段の篩上の焼却灰か
    ら磁力を利用して細かな鉄分の除去を行うための磁性物
    除去手段と、(4)前記磁性物除去手段からの焼却灰か
    ら誘導電流を利用して非鉄金属を除去するための非鉄金
    属除去手段Aと、(5)前記非鉄金属除去手段Aからの
    該焼却灰をローラミルで最大粒径2.5mm以下に粉砕
    せしめ、かつ粉砕時に発生する該ローラミル内の含塵空
    気を、該ローラミルとダクトで接続されたろ過式集塵
    機、及び該ろ過式集塵機とダクトにより接続された誘引
    送風機で誘引集塵を行う粉砕・集塵手段と、(6)前記
    粉砕手段からの焼却灰を、3〜6mmの目開きを有する
    篩を用いる篩分離により、篩上を非鉄金属、その他不適
    物として除去するための非鉄金属除去手段Bと、(7)
    前記非鉄金属除去手段Bからの2.5mm以下に粉砕さ
    れた該焼却灰を再び前記粗選別手段へ導くための手段
    と、(8)前記粗選別手段からの篩下焼却灰から付着・
    含有する重金属を溶出せしめるための洗浄手段。
JP10820999A 1999-04-15 1999-04-15 流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物残渣の再資源化方法及び装置 Pending JP2000301128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10820999A JP2000301128A (ja) 1999-04-15 1999-04-15 流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物残渣の再資源化方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10820999A JP2000301128A (ja) 1999-04-15 1999-04-15 流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物残渣の再資源化方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000301128A true JP2000301128A (ja) 2000-10-31
JP2000301128A5 JP2000301128A5 (ja) 2005-05-19

Family

ID=14478797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10820999A Pending JP2000301128A (ja) 1999-04-15 1999-04-15 流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物残渣の再資源化方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000301128A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1301798C (zh) * 2004-03-01 2007-02-28 大地亮环保服务有限公司 水洗式炉渣处理方法
CN1301806C (zh) * 2003-06-17 2007-02-28 唐山钢铁股份有限公司 一种高炉瓦斯泥选铁工艺
CN1304119C (zh) * 2003-12-15 2007-03-14 湘潭钢铁集团有限公司 钢铁废渣球磨水洗选矿暨渣浆液处理工艺及装置
CN101954304A (zh) * 2010-09-26 2011-01-26 无锡市明洲机械环保设备厂 全自动全封闭连续式物料处理设备
JP6130956B1 (ja) * 2016-05-20 2017-05-17 株式会社神鋼環境ソリューション 流動床式焼却炉の排ガスの処理方法、および流動床式焼却炉を備えた焼却プラント
JP2017170331A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 Jx金属株式会社 被処理物の分別方法及び選別機
CN108144743A (zh) * 2016-12-05 2018-06-12 辽宁首钢硼铁有限责任公司 采用高压辊磨机的低品位铀硼铁伴生矿选矿工艺方法
CN108883419A (zh) * 2016-04-03 2018-11-23 沙堡机械设备制造有限公司 用于处理来自垃圾焚烧设备的灰分的方法和设备
KR101985912B1 (ko) * 2018-07-11 2019-06-04 강원대학교산학협력단 유동층 석탄보일러 바닥회의 재활용 방법
CN111013710A (zh) * 2019-12-18 2020-04-17 福建省绿能环保科技有限公司 一种可适应多种规格物料的制砂设备及工艺
CN111282808A (zh) * 2020-04-09 2020-06-16 南通航宇结构件有限公司 一种混凝土用碎石震动清洗装置及其分筛方法
CN114804077A (zh) * 2022-05-18 2022-07-29 焦作集越纳米材料技术有限公司 一种碳纳米管的纯化方法和装置
KR102567336B1 (ko) * 2023-03-13 2023-08-16 주식회사 신세계자원 바닥재(소각재)를 이용한 건축용잔골재 제조방법
KR102567335B1 (ko) * 2023-03-13 2023-08-16 주식회사 신세계자원 바닥재(소각재)를 이용한 시멘트부원료 제조방법

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1301806C (zh) * 2003-06-17 2007-02-28 唐山钢铁股份有限公司 一种高炉瓦斯泥选铁工艺
CN1304119C (zh) * 2003-12-15 2007-03-14 湘潭钢铁集团有限公司 钢铁废渣球磨水洗选矿暨渣浆液处理工艺及装置
CN1301798C (zh) * 2004-03-01 2007-02-28 大地亮环保服务有限公司 水洗式炉渣处理方法
CN101954304A (zh) * 2010-09-26 2011-01-26 无锡市明洲机械环保设备厂 全自动全封闭连续式物料处理设备
JP2017170331A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 Jx金属株式会社 被処理物の分別方法及び選別機
CN108883419B (zh) * 2016-04-03 2021-01-05 沙堡机械设备制造有限公司 用于处理来自垃圾焚烧设备的灰分的方法和设备
CN108883419A (zh) * 2016-04-03 2018-11-23 沙堡机械设备制造有限公司 用于处理来自垃圾焚烧设备的灰分的方法和设备
JP2017207262A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 株式会社神鋼環境ソリューション 流動床式焼却炉の排ガスの処理方法、および流動床式焼却炉を備えた焼却プラント
JP6130956B1 (ja) * 2016-05-20 2017-05-17 株式会社神鋼環境ソリューション 流動床式焼却炉の排ガスの処理方法、および流動床式焼却炉を備えた焼却プラント
CN108144743A (zh) * 2016-12-05 2018-06-12 辽宁首钢硼铁有限责任公司 采用高压辊磨机的低品位铀硼铁伴生矿选矿工艺方法
KR101985912B1 (ko) * 2018-07-11 2019-06-04 강원대학교산학협력단 유동층 석탄보일러 바닥회의 재활용 방법
CN111013710A (zh) * 2019-12-18 2020-04-17 福建省绿能环保科技有限公司 一种可适应多种规格物料的制砂设备及工艺
CN111282808A (zh) * 2020-04-09 2020-06-16 南通航宇结构件有限公司 一种混凝土用碎石震动清洗装置及其分筛方法
CN114804077A (zh) * 2022-05-18 2022-07-29 焦作集越纳米材料技术有限公司 一种碳纳米管的纯化方法和装置
CN114804077B (zh) * 2022-05-18 2024-01-09 焦作集越纳米材料技术有限公司 一种碳纳米管的纯化方法和装置
KR102567336B1 (ko) * 2023-03-13 2023-08-16 주식회사 신세계자원 바닥재(소각재)를 이용한 건축용잔골재 제조방법
KR102567335B1 (ko) * 2023-03-13 2023-08-16 주식회사 신세계자원 바닥재(소각재)를 이용한 시멘트부원료 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4823175B2 (ja) 焼却灰処理システム
JP4438329B2 (ja) 有機物を含む廃棄物の処理方法
JP2000301128A (ja) 流動床焼却炉の焼却灰及びガス化溶融炉のガス化炉の炉底不燃物残渣の再資源化方法及び装置
JPH0144113B2 (ja)
JP4948429B2 (ja) 金属類及び塩素を含有する可燃性廃棄物の処理システム
JPH06320137A (ja) シュレッダーダスト焼却灰の処理方法
JP2004130199A (ja) 重金属汚染土壌修復システムおよび重金属汚染土壌修復方法
CN110937835A (zh) 一种垃圾焚烧炉渣资源化利用的方法
JPH08168694A (ja) 塵芥焼却スラッジからの有価物の回収法
JP2013138975A (ja) 焼却灰処理システム
JP2003010634A (ja) 廃棄物処理排ガスとダストの処理方法及びその設備
JP4167857B2 (ja) 焼却灰の処理方法
JP2881393B2 (ja) シュレッダーダスト焼却灰の処理方法
JP3820247B2 (ja) 重金属回収装置、重金属回収方法および廃棄物処理装置
JPH11302748A (ja) 有価金属の回収方法
EP1076206A1 (en) Method for processing furnace-bottom residue produced in gasification and slagging combustion furnace
JP2670417B2 (ja) 廃棄物用ストーカー式焼却炉の炉下焼却灰の再利用化処理方法
JP3922676B2 (ja) 焼却残渣処理方法並びに焼却残渣を用いた骨材及び固化材の製造方法
JP2002018390A (ja) 焼却灰の処理方法及びその装置
JP2002011434A (ja) 焼却灰の処理方法及びその装置
JP3795022B2 (ja) 燃焼プラントで生成された燃焼残さの特性を改善する方法、及び該残さを処理する方法
JPH09122617A (ja) 大型産業廃棄物のシュレッダーダストの処理方法
JP2002018410A (ja) 焼却灰の処理方法及びその装置
JPH11300331A (ja) 廃棄物焼却残渣を原料とした砂の製造方法
JP2003286050A (ja) キルン排ガスダストの処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040712

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040712

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071031

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080305