JP2876594B1 - インターコネクションにおける障害検出システム - Google Patents

インターコネクションにおける障害検出システム

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JP2876594B1
JP2876594B1 JP10007844A JP784498A JP2876594B1 JP 2876594 B1 JP2876594 B1 JP 2876594B1 JP 10007844 A JP10007844 A JP 10007844A JP 784498 A JP784498 A JP 784498A JP 2876594 B1 JP2876594 B1 JP 2876594B1
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Abstract

【要約】 【課題】 装置内における基板およびインターコネクシ
ョンの障害を検出し、障害発生箇所を特定できる障害検
出システムを簡易な構成で得る。 【解決手段】 第一の処理基板8で、監視パターン挿入
回路4aが主信号1aに監視パターン3aを挿入し、監
視パターン挿入主信号5aを第二の処理基板9へ出力す
る。第二の処理基板9では、監視パターン挿入回路4b
が監視パターン挿入主信号5aに監視パターン3bを挿
入し、監視パターン挿入主信号5bを第三の処理基板1
0へ出力する。第三の処理基板10では、監視パターン
分離回路6が監視パターン挿入主信号5bに挿入された
監視パターン3cを分離し、監視パターン検査回路7が
この監視パターン3cに対し、第一の処理基板8および
第二の処理基板9で挿入された監視パターン3aと監視
パターン3bの検査を一括して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信装置などの
信号処理装置(以下、単に装置という)における信号伝
送に伴うインターコネクションにおける障害検出システ
ムに関するものである。
【従来の技術】
【0002】従来、通信装置などにおいて装置内部の故
障を検出し故障部位を特定する場合、図9に示す障害検
出システムのような構成で行うことがある。図9におい
て、2は監視パターン発生回路、4は監視パターン挿入
回路、6は監視パターン分離回路、7は監視パターン検
査回路、8は第一の処理基板、9は第二の処理基板、1
0は第三の処理基板である。また、図10は図9に示し
た障害検出システムの動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0003】次に、図9に示した障害検出システムの動
作を説明する。図9において、第一の処理基板8は第二
の処理基板9へ信号を送出し、第二の処理基板9は第一
の処理基板8から入力した信号を処理し、さらに、第二
の処理基板9は第三の処理基板10へ信号を送出する。
障害検出システムは、第一の処理基板8の障害及び第一
の処理基板8と第二の処理基板9のインターコネクショ
ンの障害と、第二の処理基板9の障害及び第二の処理基
板9と第三の処理基板10のインターコネクションの障
害を検出し障害発生箇所を特定する場合、以下のような
方法で行う。
【0004】第一の処理基板8において、図示しない処
理回路によって処理された主信号1aは、監視パターン
挿入回路4aに入力される。監視パターン挿入回路4a
は、監視パターン発生回路2aが発生した監視パターン
3aを上記主信号1aの監視パターン挿入領域に挿入
し、監視パターン挿入主信号5aを生成し、第二の処理
基板9へ送出する。第二の処理基板9では、監視パター
ン分離回路6aが監視パターン挿入回路4aからの監視
パターン挿入主信号5aを入力し、主信号1bと監視パ
ターン3bに分離する。
【0005】ここで、監視パターン検査回路7aは監視
パターン3bと監視パターン発生回路2aが発生した監
視パターン3aとを比較して、同一であるか否かを調
べ、異なる場合は、第一の処理基板8または第一の処理
基板8と第二の処理基板9のインターコネクションの障
害と判定する。
【0006】同様に、第二の処理基板9において、監視
パターン分離回路6aによって分離された主信号1bは
図示しない回路によって処理された後、監視パターン挿
入回路4bに入力される。監視パターン挿入回路4b
は、監視パターン発生回路2bが発生した監視パターン
3bを主信号1bの監視パターン挿入領域に挿入して監
視パターン挿入主信号5bを生成し、第三の処理基板1
0へ送出する。
【0007】第三の処理基板10では、監視パターン分
離回路6bが監視パターン挿入主信号5bを入力し、主
信号1cと監視パターン3dに分離する。次に、監視パ
ターン検査回路7bは監視パターン3dと監視パターン
発生回路2bが発生した監視パターン3cとを比較して
同一であるか否かを調べ、異なる場合は、第二の処理基
板9の障害または第二の処理基板9と第三の処理基板1
0の間のインターコネクションの障害と判定する。
【0008】このようにして、基板間のインターコネク
ションにおいて、基板の出力側が監視パターンを挿入
し、次段の基板の入力側が前記監視パターンを分離しそ
れを検査することで出力基板の障害やインターコネクシ
ョンの障害を検出し、さらに、各基板間で順次同様の検
査を行うことで装置内部の障害発生箇所を特定してい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の装
置における信号伝送に伴うインターコネクションにおけ
る障害検出システムでは、各基板の入力側にそれぞれ監
視パターン分離回路と監視パターン検査回路が必要にな
り、回路規模が大きくなるという問題点があった。
【0010】また、装置内部に方路設定機能を有する基
板がある場合には、方路設定機能が正常に動作している
かどうか検出する手段が設けられていないので、方路設
定機能が正常に動作しているかどうか検出することがで
きないという問題点があった。
【0011】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、基板ごとに異なる監視パタ−ン挿入
領域に監視パターンを挿入し、あるいは、基板ごとに異
なる監視パターンを挿入し一括して監視パターンの検査
を行うことにより、装置における信号伝送に伴うインタ
ーコネクションにおける障害検出システムを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るインター
コネクションにおける障害検出システムは、主信号に基
板毎に異なる監視パターン挿入タイムスロットを設け、
各基板が監視パターンをこの監視パタ−ン挿入領域に挿
入し、一括して監視パターンを分離・検査する方式をと
ることを特徴とする。
【0013】第1の発明に係るインターコネクションに
おける障害検出システムは、互いに直列に接続された複
数の第1の基板と、最終段の第1の基板に接続された第
2の基板とを備え、前記第1の基板は、障害監視用の監
視パターンを発生する監視パターン発生手段と、前段の
第1の基板からの入力信号に設けられた基板毎に異なる
監視パタ−ン挿入領域の内、自基板に割り当てられた監
視パタ−ン挿入領域に、前記監視パタ−ン発生手段が発
生した監視パターンを挿入して後段の基板へ出力する監
視パターン挿入手段とを具備し、前記第2の基板は、前
記最終段の第1の基板から入力した入力信号から複数の
監視パターンを一括して分離する監視パターン分離手段
と、前記一括して分離された監視パターンが正常である
かどうか検査を行う監視パターン検査手段とを具備した
ものである。
【0014】また、第2の発明に係るインターコネクシ
ョンにおける障害検出システムは、監視パターン発生手
段がすでに挿入されている監視パターンを演算して次の
監視パターンを生成するものである。
【0015】また、第3の発明に係るインターコネクシ
ョンにおける障害検出システムは、監視パターン発生手
段が同一種類の基板においても実装位置ごとに異なる固
有な基板識別子を発生するものである。
【0016】また、第4の発明に係わるインターコネク
ションにおける障害検出システムは、監視パターン発生
手段が複数の信号入力に対しそれぞれ固有の基板識別子
を発生するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態を示すイ
ンターコネクションにおける障害検出システムの構成図
である。図1において1は主信号、2は監視パターン発
生回路、3は監視パターン発生回路2が発生した監視パ
ターン、4は主信号1に監視パターン3を挿入する監視
パターン挿入回路、5は主信号1に監視パターン3を挿
入した監視パターン挿入主信号、6は監視パターン挿入
主信号5から監視パターン3を分離する監視パターン分
離回路、7は監視パターン分離回路6が分離した監視パ
ターン3を検査する監視パターン検査回路である。
【0018】また、8は監視パターン発生回路2aと監
視パターン挿入回路4aを実装する第一の処理基板、9
は監視パターン発生回路2bと監視パターン挿入回路4
bを実装する第二の処理基板、10は監視パターン分離
回路6と監視パターン検査回路7を実装する第三の処理
基板である。
【0019】次に、図1に示したインターコネクション
における障害検出システムの動作を説明する。ここに示
す障害検出システムは、処理対象の入力信号である主信
号を第一の処理基板8、第二の処理基板9、第三の処理
基板10の順に処理を行い、それぞれの基板間でインタ
ーコネクションをするようなシステムであり、この障害
検出システムは、各基板の障害のみならずインターコネ
クションにおける障害をも検出し、また、障害発生個所
を特定するものである。
【0020】図1に示すように、第一の処理基板8にお
いて、主信号1aは、図示しない回路によって処理をさ
れた後、監視パターン挿入回路4aに入力される。この
監視パターン挿入回路4aは監視パターン発生回路2a
が発生した監視パターン3aを前記主信号の複数の監視
パタ−ン挿入領域の内、この第1の処理基板8に割り当
てられた監視パタ−ン挿入領域に挿入し、監視パターン
挿入主信号5aを出力する。
【0021】第二の処理基板9は監視パターン挿入主信
号5aを入力し内部に設けている図示しない回路によっ
て処理を行った後、監視パターン挿入回路4bに入力さ
せる。監視パターン挿入回路4bは、監視パターン発生
回路2bが発生した監視パターン3bを監視パターン挿
入主信号5aの第2の処理基板9に割り当てられた監視
パタ−ン挿入領域に挿入し、監視パターン挿入主信号5
bを出力する。第三の処理基板10では、監視パターン
分離回路6が監視パターン挿入主信号5bを入力し、監
視パターン3c(監視パターン3a、3bを一括したも
の)を分離し、監視パターン検査回路7がこの監視パタ
ーン3cを検査する。
【0022】図2はこの動作を示したタイミングチャー
トである。上記の動作を図2を参照して説明する。主信
号1aは、各基板での処理対象となるデータ領域と、監
視パターン挿入タイムスロット領域に分かれている。監
視パターン挿入タイムスロット領域は、第一の処理基板
8での挿入領域として監視パターン挿入領域Aを4ビッ
ト、第二の処理基板9での挿入領域として監視パターン
挿入領域Bを4ビット、合計8ビットを用意する。監視
パターン挿入回路4aは、主信号1aの監視パターン挿
入領域Aに監視パターン3aを挿入する。
【0023】この例では、監視パターン3aは、“LH
LH”の4ビットである。これにより、主信号1aの監
視パターン挿入領域Aの部分のみが監視パターン3aの
“LHLH”に置き換えられた監視パターン挿入主信号
5aが出力される。
【0024】さらに、監視パターン挿入主信号5aの監
視パターン挿入領域Bには監視パターン挿入回路4bに
よって監視パターン3bが挿入される。監視パターン3
bは、監視パターン3aと同一の“LHLH”の4ビッ
トである。これにより、監視パターン挿入主信号5aの
監視パターン挿入領域Bの部分のみが監視パターン3b
の“LHLH”に置き換えられた監視パターン挿入主信
号5bが出力される。
【0025】次に、監視パターン挿入主信号5bは、監
視パターン分離回路6によって監視パターン3cと主信
号1bに分離される。監視パターン分離回路6により分
離された監視パターン3cは監視パターン検査回路7に
よって検査される。監視パターン挿入主信号5bの監視
パターン挿入領域Aと監視パターン挿入領域Bにはそれ
ぞれ監視パターン3a:“LHLH”と監視パターン3
b:“LHLH”の各4ビットが挿入されているから、
システム全体で障害が発生していなければ、監視パター
ン3cは監視パターン挿入領域Aと監視パターン挿入領
域Bの8ビットが、“LHLHLHLH”となるはずで
ある。
【0026】このとき、監視パターン3cの監視パター
ン挿入領域Aで“LHLH”とならなかったときは、第
一の処理基板8において、あるいは第一の処理基板8と
第二の処理基板9の間のインターコネクションにおいて
障害が発生したと判定できる。また、監視パターン3c
の監視パターン挿入領域Bで“LHLH”とならなかっ
たときは、第二の処理基板9において、あるいは第二の
処理基板9と第三の処理基板10の間のインターコネク
ションにおいて障害が発生したと判定できる。
【0027】この実施の形態によれば、第一の処理基板
8と第二の処理基板9で挿入した監視パターンを、第三
の処理基板10で一括して分離し検査するようにしたの
で、各基板の入力側に設けていた監視パターン分離回路
と監視パターン検査回路を削減でき、回路規模を縮小で
きるという効果を奏する。
【0028】なお、この実施の形態で示した3種の基板
種類からなるシステムのみならず、4種以上の基板から
なるシステムにおいても、監視パターン挿入領域を用意
することで同様の効果を奏することはいうまでもない。
【0029】また、第一の処理基板8と第二の処理基板
9は直列に接続されているが、これらの基板を並列に配
置し、第一の処理基板8の出力および第二の処理基板9
の出力を第三の処理基板10に入力させても同様の効果
を奏することはいうまでもない。
【0030】また、監視パターンのビット数とビットパ
ターンは任意に設定できること、および、監視パターン
挿入領域はデータ領域以外で任意に設定できることはい
うまでもない。
【0031】実施の形態2.図3はこの発明の別の実施
の形態を示すインターコネクションにおける障害検出シ
ステムの構成図である。図3において図1と同一符号の
ものは同一または相当部分を示す.11は監視パリティ
発生回路、12は監視パリティ、13は監視ビット挿入
回路である。
【0032】次に、図3に示したインターコネクション
における障害検出システムの動作を説明する。ここに示
す障害検出システムは、処理対象の主信号を第一の処理
基板8、第二の処理基板9、第三の処理基板10の順に
処理を行い、それぞれの基板間でインターコネクション
をするようなシステムであり、各基板における障害およ
びインターコネクションにおける障害を検出し、また、
障害発生部分を特定するものである。
【0033】第一の処理基板8において、主信号1a
は、図示しない回路によって処理をされた後、監視パタ
ーン挿入回路4aに入力される。監視パターン挿入回路
4aは監視パターン発生回路2aが発生した監視パター
ン3aを前記処理された主信号1aに挿入し、監視パタ
ーン挿入主信号5aを出力する。第二の処理基板9は監
視パターン挿入主信号5aを入力し処理を行った後、監
視パリティ発生回路11で発生した監視パリティ12を
監視ビット挿入回路13で挿入し、監視パターン挿入主
信号5bを出力する。第三の処理基板10では監視パタ
ーン分離回路6が監視パターン挿入主信号5bを入力し
て監視パターン3cを分離し、監視パターン検査回路7
が監視パターン3cを検査する。
【0034】図4はこの動作を示したタイムチャートで
ある。上記の動作を図4を参照して説明する。主信号1
aは、各基板での処理対象となるデータ領域と、監視パ
ターン挿入領域および監視ビット挿入領域に分かれてい
る。監視パターン挿入領域は、第一の処理基板8での挿
入領域として4ビットを用意する。また、監視ビット挿
入領域は第二の処理基板9での挿入領域として1ビット
を用意する。監視パターン挿入回路4aは主信号1aの
監視パターン挿入領域に監視パターン3aを挿入する。
【0035】この実施の形態では、監視パターン3aは
“LHLH”の4ビットである。これにより、主信号1
aの監視パターン挿入領域の部分のみが監視パターン3
aの“LHLH”に置き換えられた監視パターン挿入主
信号5aが出力される。
【0036】次に、監視パリティ発生回路11は監視パ
ターン挿入主信号5aを入力し、監視パターン挿入主信
号5aの監視パターン挿入領域に挿入された監視パター
ン3a:“LHLH”の偶パリティを計算し、計算結果
として監視パリティ12を出力する。この例では、監視
パリティ12は監視ビット挿入領域の監視パターン3
a:“LHLH”の偶パリティ計算結果である“L”と
なっている。次に、監視ビット挿入回路13は、監視パ
ターン挿入主信号5aの監視ビット挿入領域に監視パリ
ティ12を挿入する。
【0037】これにより、監視パターン挿入主信号5a
の監視ビット挿入領域の部分のみ監視パリティ12の
“L”に置き換えられた監視パターン挿入主信号5bが
出力される。
【0038】次に、監視パターン挿入主信号5bは、監
視パターン分離回路6によって監視パターン3cと主信
号1bに分離される。監視パターン分離回路6により分
離された監視パターン3cは監視パターン検査回路7に
よって検査される。
【0039】この例では、監視パターン挿入領域と監視
ビット挿入領域にはそれぞれ監視パターン3a:“LH
LH”の4ビットと監視パリティ12:“L”の1ビッ
トが挿入されているから、システム全体で障害が発生し
ていなければ、監視パターン3cは監視パターン挿入領
域と監視ビット挿入領域の5ビットにおいて、“LHL
HL”となるはずである。このとき、監視パターン3c
の監視パターン挿入領域が“LHLH”とならなかった
ときは、第一の処理基板8あるいは第一の処理基板8と
第二の処理基板9の間のインターコネクションにおいて
障害が発生したと判定できる。
【0040】また、監視パターン3cの監視パターン挿
入領域のパターンの偶パリティを計算し、その計算結果
の論理と監視ビット挿入領域の論理が異なる場合は、第
二の処理基板9において、あるいは第二の処理基板9と
第三の処理基板10の間のインターコネクションにおい
て障害が発生したと判定できる。
【0041】この実施の形態によれば、監視パリティ発
生回路11が監視パターン挿入主信号5aの監視パター
ン挿入領域に挿入された監視パターン3aの偶パリティ
を計算し、その計算結果である監視パリティ12を監視
ビット挿入回路13が監視ビット挿入領域に挿入するの
で、第二の処理基板9が挿入する監視パターンのビット
数を実施の形態1よりも削減できるという効果を奏す
る。
【0042】なお、この実施の形態で示した3種の基板
種類からなるシステムのみならず、4種以上の基板から
なるシステムにおいても、監視パターン挿入領域と監視
ビット挿入領域を用意することで同様の効果を奏するこ
とはいうまでもない。
【0043】また、監視パターンのビット数とビットパ
ターンは任意に設定できること、および、監視パターン
挿入領域と監視ビット挿入領域はデータ領域以外で任意
に設定できることはいうまでもない。
【0044】また、監視パリティ発生回路の計算方法を
奇パリティとしても同様の効果を奏することはいうまで
もない。
【0045】実施の形態3.図5はこの発明の別の実施
の形態を示すインターコネクションにおける障害検出シ
ステムの構成図である。図5において、図1と同一符号
のものは同一または相当部分を示す。14は基板識別子
発生回路、15は基板識別子、16は基板識別子挿入回
路、17は方路設定回路、18は監視パターン基板識別
子分離回路、19は監視パターン基板識別子、20は監
視パターン基板識別子検査回路である。
【0046】次に、図5に示したインターコネクション
における障害検出システムの動作を説明する。ここに示
す障害検出システムは、処理対象の主信号を第一の処理
基板8a、8b、8c、第二の処理基板9、第三の処理
基板10a、10b、10cの順に処理を行い、それぞ
れの基板間でインターコネクションをするようなシステ
ムであり、各基板における障害およびインターコネクシ
ョンにおける障害を検出し、また、障害発生個所を特定
するものである。
【0047】第一の処理基板8aでは、図示しない処理
回路によって処理された主信号1aは基板識別子挿入回
路16aに入力される。基板識別子挿入回路16aは基
板識別子発生回路14aが発生した基板識別子15aを
上記主信号1aに挿入し、基板識別子挿入主信号21a
を出力する。同様の処理を第一の処理基板8b、8cで
も行う。ここで、基板識別子発生回路14a、14b、
14cが発生する基板識別子15a、15b、15c
は、基板識別子発生回路14a、14b、14cが実装
されるそれぞれの第一の処理基板に固有の識別子であ
る。
【0048】第二の処理基板9は、基板識別子挿入主信
号21a、21b、21cを入力し、方路設定回路17
は、上記の基板識別子挿入主信号21a、21b、21
cがそれぞれ第三の処理基板10a、10b、10cの
いずれかに入力されるように方路設定を行い、基板識別
子挿入主信号21d、21e、21fを出力する。ここ
では、第一の処理基板8aから出力した基板識別子挿入
主信号21aが第三の処理基板10cへ入力するような
方路設定を行い、基板識別子挿入主信号21aがそのま
ま基板識別子挿入主信号21fとして出力するような設
定の場合について説明する。
【0049】監視パターン挿入回路4cは、監視パター
ン発生回路2cが発生した監視パターン3cを方路設定
された基板識別子挿入主信号21fに挿入し、監視パタ
ーン基板識別子挿入主信号22cを出力する。同様の処
理を基板識別子挿入主信号21d、21eに対しそれぞ
れ行い、監視パターン基板識別子挿入主信号22a、2
2bを出力する。監視パターン基板識別子挿入主信号2
2a、22b、22cは、それぞれ第三の処理基板10
a、10b、10cに入力される。
【0050】第三の処理基板10cでは、監視パターン
基板識別子分離回路18cは監視パターン基板識別子挿
入主信号22cを入力して監視パターン基板識別子19
cを分離し、監視パターン基板識別子検査回路20cは
分離した監視パターン基板識別子19cを検査する。同
様の処理を第三の処理基板10a、10bでも行う。
【0051】図6はこの動作を示したタイミングチャー
トである。上記の動作を図6を参照して説明する。主信
号1aは、各基板での処理対象となるデータ領域と、監
視パターン挿入領域および基板識別子挿入領域に分かれ
ている。基板識別子挿入領域は第一の処理基板8での挿
入領域として基板識別子挿入領域2ビット、監視パター
ン挿入領域は第二の処理基板9での挿入領域として監視
パターン挿入領域を4ビット、合計6ビットを用意す
る。
【0052】基板識別子挿入回路16aは、主信号1a
の基板識別子挿入領域に基板識別子15aを挿入する。
この例では、基板識別子15aは、“LL”の2ビット
である。これにより、主信号1aの基板識別子挿入領域
の部分のみが基板識別子15aの“LL”に置き換えら
れた基板識別子挿入主信号21aを出力する。同様に、
主信号1b、1cに対しても識別子挿入領域に基板識別
子15b、15cを挿入し、基板識別子挿入主信号21
b、21cを出力する。
【0053】基板識別子は表1に示すように、第一の処
理基板8a、8b、8cに対応して固有のパターンを有
するものとする。すなわち、第一の処理基板8aで挿入
する基板識別子は“LL”、第一の処理基板8bで挿入
する基板識別子は“LH”、第一の処理基板8cで挿入
する基板識別子は“HL”となる。
【0054】
【表1】
【0055】これらの基板識別子を主信号に挿入するこ
とで、第二の処理基板9における入力信号に対し複数の
第一の処理基板のうちどの基板から出力されたものかを
識別できるようになる。
【0056】次に、基板識別子挿入主信号21aは第二
の処理基板9に入力され、方路設定回路17により方路
設定され、接続先を第三の処理基板10cへ設定された
基板識別子挿入主信号21fとして出力される。
【0057】次に、監視パターン挿入回路4cは、基板
識別子挿入主信号21fの監視パターン挿入領域に監視
パターン3cを挿入する。この例では、監視パターン3
cは“LHLH”の4ビットである。これにより、基板
識別子挿入主信号21fの監視パターン挿入領域の部分
のみが監視パターン3cの“LHLH”に置き換えられ
た監視パターン基板識別子挿入主信号22cが出力され
る。同様に、基板識別子挿入主信号21d、21eに対
しても、その監視パターン領域に監視パターン3a、3
bが挿入され、監視パターン基板識別子挿入主信号22
a、22bが出力される。
【0058】第三の処理基板10cに入力される監視パ
ターン基板識別子挿入主信号22cは、監視パターン基
板識別子分離回路18cによって監視パターン基板識別
子19cと主信号1fに分離される。監視パターン基板
識別子分離回路18cにより分離された監視パターン基
板識別子19cは、監視パターン基板識別子検査回路2
0cによって検査される。
【0059】この例では、監視パターン挿入領域と基板
識別子挿入領域にはそれぞれ監視パターン3a:“LH
LH”の4ビットと基板識別子15a:“LL”の2ビ
ットが挿入されているから、システム全体で障害が発生
していなければ監視パターン基板識別子19cは監視パ
ターン挿入領域と基板識別子挿入領域の6ビットにおい
て“LHLHLL”となるはずである。
【0060】このとき、監視パターン基板識別子19c
の監視パターン挿入領域で“LHLH”とならなかった
ときは、第二の処理基板9において、あるいは第二の処
理基板9と第三の処理基板10c間のインターコネクシ
ョンにおいて障害が発生したと判定できる。また、監視
パターン基板識別子19cの基板識別子挿入領域で“L
L”とならなかったときは、第二の処理基板9における
方路設定機能において、あるいは第一の処理基板8aと
第二の処理基板9の間のインターコネクションにおいて
障害が発生したと判定できる。
【0061】この実施の形態によれば、第一の処理基板
8において基板ごとに固有な基板識別子を信号に挿入す
ることで、第三の処理基板10において、入力信号が複
数の第一の処理基板の中のどの基板から出力されたもの
かを識別できるようにしたので、システム中に方路設定
機能を保有しシステム内の基板の接続状態すなわち信号
の転送経路を設定できるような装置でも、その方路設定
機能の障害を検出できるという効果を奏する。
【0062】なお、この実施の形態で示したような基板
種類および基板枚数からなるシステムのみならず、複数
の基板種類と基板枚数からなるシステムにおいても、監
視パターン挿入領域と基板識別子挿入領域および基板識
別子を用意することで同様の効果を奏することはいうま
でもない。
【0063】また、監視パターンのビット数とビットパ
ターンおよび基板識別子のビット数とビットパターンは
任意に設定できること、および監視パターン挿入領域と
基板識別子挿入領域はデータ領域以外で任意に設定でき
ることはいうまでもない。
【0064】実施の形態4.図7はこの発明の別の実施
の形態を示すインターコネクションにおける障害検出シ
ステムの構成図である。図7において、図1、図5と同
一符号のものは同一または相当部分を示す。
【0065】次に、図7に示したインターコネクション
における障害検出システムの動作を説明する。ここに示
す障害検出システムは、処理対象の主信号を第一の処理
基板8a、8b、8c、第二の処理基板9、第三の処理
基板10a、10b、10cの順に処理を行い、それぞ
れの基板間でインターコネクションをするようなシステ
ムであり、各基板およびインターコネクションにおける
障害を検出し、また、障害発生箇所を特定するものであ
る。
【0066】第一の処理基板8aでは、図示しない処理
回路によって処理された主信号1aは監視パターン挿入
回路4aに入力される。監視パターン挿入回路4aは、
監視パターン発生回路2aが発生した監視パターン3a
を上記主信号1aに挿入し、監視パターン挿入主信号5
aを出力する。同様の処理を第一の処理基板8b、8c
でも行う。
【0067】上記監視パターン挿入主信号5aは第二の
処理基板9の基板識別子挿入回路16aに入力される。
基板識別子挿入回路16aは、基板識別子発生回路14
aが発生した基板識別子15aを監視パターン挿入主信
号5aに挿入し、監視パターン基板識別子挿入主信号2
2aを出力する。同様の処理を監視パターン挿入主信号
5b、5cに対してそれぞれ行い、監視パターン基板識
別子挿入主信号22b、22cを出力する。ここで、基
板識別子発生回路14a、14b、14cが発生する基
板識別子15a、15b、15cはそれぞれ各入力に固
有の識別子である。
【0068】次に、監視パターン基板識別子挿入主信号
22a、22b、22cは方路設定回路17に入力さ
れ、それぞれ第三の処理基板10a、10b、10cの
いずれかに入力されるように方路設定され、監視パター
ン基板識別子挿入主信号22d、22e、22fとして
出力され、それぞれ第三の処理基板10a、10b、1
0cに入力される。
【0069】ここでは、第一の処理基板8aから出力し
た監視パターン挿入主信号5aを第三の処理基板10c
へ出力するように方路設定を行い、監視パターン基板識
別子挿入主信号22aはそのまま監視パターン基板識別
子挿入主信号22fとして出力する様な設定の場合につ
いて説明する。第三の処理基板10cでは、上記監視パ
ターン基板識別子挿入主信号22fは監視パターン基板
識別子分離回路18cに入力される。監視パターン基板
識別子分離回路18cは、監視パターン基板識別子19
cを分離し、監視パターン基板識別子検査回路20cは
分離した監視パターン基板識別子19cを検査する。同
様の処理を第三の処理基板10a、10bでも行う。
【0070】図8はこの動作を示したタイムチャートで
ある。上記の動作を図8を参照して説明する。主信号1
aは、各基板での処理対象となるデータ領域と、監視パ
ターン挿入領域および基板識別子挿入領域に分かれてい
る。第一の処理基板8での領域として監視パターン挿入
領域を4ビット、第二の処理基板9での領域として基板
識別子挿入領域を2ビット、合計6ビットを用意する。
監視パターン挿入回路4aは主信号1aの監視パターン
挿入領域に監視パターン3aを挿入する。この例では、
監視パターン3aは“LHLH”の4ビットである。
【0071】これにより、主信号1aの監視パターン挿
入領域の部分のみが監視パターン3aの“LHLH”に
置き換えられた監視パターン挿入主信号5aが出力され
る。次に、基板識別子挿入回路15aは、基板識別子1
5aを監視パターン挿入主信号5aの基板識別子挿入領
域に挿入する。
【0072】この例では、基板識別子15aは、“L
L”の2ビットである。これにより、監視パターン挿入
主信号5aの基板識別子挿入領域の部分のみが基板識別
子15aの“LL”に置き換えられた監視パターン基板
識別子挿入主信号22aが出力される。同様に、監視パ
ターン挿入主信号5b、5cに対しても、その識別子挿
入領域に基板識別子15b、15cを挿入し監視パター
ン基板識別子挿入主信号22b、22cを出力する。
【0073】基板識別子は表2に示すように、第2の処
理基板9の入力信号に対応して固有のパターンを有する
ものとする。すなわち、監視パターン挿入主信号5aに
対して挿入する基板識別子は“LL”、監視パターン挿
入主信号5bに対して挿入する基板識別子は“LH”、
監視パターン挿入主信号5cに対して挿入する基板識別
子は“HL”となる。これらの基板識別子を入力信号に
挿入することで、それぞれの入力信号に対し複数の第一
の処理基板のうちどの基板から出力されたものかを識別
できるようになる。
【0074】
【表2】
【0075】次に、監視パターン基板識別子挿入主信号
22aは方路設定回路17により方路設定され、接続先
を第三の処理基板10cへ設定された監視パターン基板
識別子挿入主信号22fとして出力され、第三の処理基
板10cに入力される。監視パターン基板識別子挿入主
信号22fは、監視パターン基板識別子分離回路18c
によって監視パターン基板識別子19cと主信号1fに
分離される。監視パターン基板識別子分離回路18cに
より分離された監視パターン基板識別子19cは、監視
パターン基板識別子検査回路20cによって検査され
る。
【0076】監視パターン挿入領域と基板識別子挿入領
域にはそれぞれ監視パターン3a:“LHLH”の4ビ
ットと基板識別子15a:“LL”の2ビットが挿入さ
れているから、システム全体で障害が発生していなけれ
ば、監視パターン基板識別子19cは監視パターン挿入
領域と基板識別子挿入領域の6ビットにおいて“LHL
HLL”となるはずである。
【0077】このとき、監視パターン基板識別子19c
の監視パターン挿入領域で“LHLH”とならなかった
ときは、第一の処理基板8aにおいて、あるいは第一の
処理基板8aと第二の処理基板9の間のインターコネク
ションにおいて障害が発生したと判定できる。また、監
視パターン基板識別子19cの基板識別子挿入領域で
“LL”とならなかったときは、第二の処理基板9にお
ける方路設定機能において、あるいは第二の処理基板9
と第三の処理基板10cの間のインターコネクションに
おいて障害が発生したと判定できる。
【0078】実施の形態3では、それぞれの第一の処理
基板に対し、装置内における実装位置情報すなわち第二
の処理基板のどの入力に接続されるかを設定し、その実
装位置情報から信号に挿入すべき基板識別子を選択し挿
入する必要があったが、この実施の形態によれば、第二
の処理基板の各入力に対応した基板識別子を固定的に挿
入するので、実装位置情報を設定する必要がなくなり、
回路規模を縮小できるという効果を奏する。
【0079】なお、この実施の形態で示したような基板
種類および基板枚数からなるシステムのみならず、複数
の基板種類と基板枚数からなるシステムにおいても、監
視パターン挿入領域と基板識別子挿入領域および基板識
別子を用意することで同様の効果を奏することはいうま
でもない。
【0080】また、監視パターンのビット数とビットパ
ターンおよび基板識別子のビット数とビットパターンは
任意に設定できること、および、監視パターン挿入領域
と基板識別子挿入領域はデータ領域以外で任意に設定で
きることはいうまでもない。
【0081】
【発明の効果】上述したように第1の発明によれば、障
害監視用の監視パターンを発生する監視パターン発生手
段と、発生した監視パターンを信号に挿入する監視パタ
ーン挿入手段と、入力信号から監視パターンを分離する
監視パターン分離手段と、分離された監視パターンが正
常であるかどうか検査を行う監視パターン検査手段とを
備え、監視パターン挿入手段を実装する複数の基板にお
いて、監視パターンを挿入する監視パタ−ン挿入領域を
基板ごとに固有なものとし、監視パターン分離手段と監
視パターン検査手段を実装する基板が、監視パターン挿
入手段を実装する複数の基板に対応した監視パタ−ン挿
入領域に挿入された監視パターンを一括して検査するよ
うにしたので、各基板の入力側に設けていた監視パター
ン分離手段と監視パターン検査手段を削減でき、回路規
模を縮小できるという効果を奏する。
【0082】また、第2の発明によれば、監視パターン
発生手段は、すでに挿入されている監視パターンを演算
して次の監視パターンを生成するので、挿入する監視パ
ターンのビット数を削減できるという効果を奏する。
【0083】また、第3の発明によれば、監視パターン
発生手段は、同一種別の基板においても実装位置ごとに
異なる固有な基板識別子を発生するので、どの基板から
出力されたものかを識別できるようになり、システム中
に方路設定機能を有するような装置において、その方路
設定機能の障害を検出できるという効果を奏する。
【0084】また、第4の発明によれば、監視パターン
発生手段は、複数の信号入力に対しそれぞれ固有の基板
識別子を発生するので、各入力に対応した基板識別子を
固定的に挿入するようになり、装置内における実装位置
情報を設定する必要がなくなり、回路規模を縮小できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示すインターコネ
クションにおける障害検出システムの構成図である。
【図2】 図1に示したインターコネクションにおける
障害検出システムの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】 この発明の別の実施の形態を示すインターコ
ネクションにおける障害検出システムの構成図である。
【図4】 図3に示したインターコネクションにおける
障害検出システムの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】 この発明の別の実施の形態を示すインターコ
ネクションにおける障害検出システムの構成図である。
【図6】 図5に示したインターコネクションにおける
障害検出システムの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図7】 この発明の別の実施の形態を示すインターコ
ネクションにおける障害検出システムの構成図である。
【図8】 図7に示したインターコネクションにおける
障害検出システムの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図9】 従来のインターコネクションにおける障害検
出システムの構成図である。
【図10】 図9に示した従来のインターコネクション
における障害検出システムの動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 主信号、2 監視パターン発生回路、3 監視パタ
ーン、4 監視パターン挿入回路、5 監視パターン挿
入主信号、6 監視パターン分離回路、7 監視パター
ン検査回路、8 第一の処理基板、9 第二の処理基
板、10 第三の処理基板、11 監視パリティ発生回
路、12 監視パリティ、13 監視ビット挿入回路、
14 基板識別子発生回路、15 基板識別子、16
基板識別子挿入回路、17 方路設定回路、18 監視
パターン基板識別子分離回路、19監視パターン基板識
別子、20 監視パターン基板識別子検査回路、21
基板識別子挿入主信号、22 監視パターン基板識別子
挿入主信号。なお、図中、同一符号は同一または相当部
分を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板間のインターコネクションにおける
    入力信号の障害および装置動作の障害を検出する障害検
    出システムにおいて、互いに直列に接続された複数の第
    1の基板と、最終段の第1の基板に接続された第2の基
    板とを備え、前記第1の基板は、障害監視用の監視パタ
    ーンを発生する監視パターン発生手段と、前段の第1の
    基板からの入力信号に設けられた基板毎に異なる監視パ
    タ−ン挿入領域の内、自基板に割り当てられた監視パタ
    −ン挿入領域に、前記監視パタ−ン発生手段が発生した
    監視パターンを挿入して後段の基板へ出力する監視パタ
    ーン挿入手段とを具備し、前記第2の基板は、前記最終
    段の第1の基板から入力した入力信号から複数の監視パ
    ターンを一括して分離する監視パターン分離手段と、前
    記一括して分離された監視パターンが正常であるかどう
    か検査を行う監視パターン検査手段とを具備したことを
    特徴とするインターコネクションにおける障害検出シス
    テム。
  2. 【請求項2】 監視パターン発生手段は、すでに挿入さ
    れている監視パターンを演算して次の監視パターンを生
    成することを特徴とする請求項1記載のインターコネク
    ションにおける障害検出システム。
  3. 【請求項3】 監視パターン発生手段は、同一種別の基
    板においても実装位置ごとに異なる固有な基板識別子を
    発生することを特徴とする請求項1記載のインターコネ
    クションにおける障害検出システム。
  4. 【請求項4】 監視パターン発生手段は、複数の信号入
    力に対しそれぞれ固有の基板識別子を発生することを特
    徴とする請求項1記載のインターコネクションにおける
    障害検出システム。
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