JP2819905B2 - 配線パターン検査装置 - Google Patents

配線パターン検査装置

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JP2819905B2 JP34603191A JP34603191A JP2819905B2 JP 2819905 B2 JP2819905 B2 JP 2819905B2 JP 34603191 A JP34603191 A JP 34603191A JP 34603191 A JP34603191 A JP 34603191A JP 2819905 B2 JP2819905 B2 JP 2819905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板やホトマ
スク等における配線パターンの不良を検査するための配
線パターン検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板等の不良の検査は人
間による目視検査に頼っていた。ところが、製品の小型
化や軽量化が進むに連れ、配線パターンの細密化や複雑
化がより一層進んでいる。このような状況の中で、人間
が高い検査精度を保ちつつ非常に細密な配線パターンを
しかも長時間続ける事が難しくなっており、検査の自動
化が強く望まれている。
【0003】配線パターンの欠陥検出方式としては、ジ
ョージ エル.シー.サンとアニル.ケイ.ジェイン
(Jorge L.C.Sanz and Anil K.Jain :"Machine-vision
techniques for inspection of printed wiring boards
and thick-film circuits",Optical Society of Ameri
ca,Vol.3,No.9,september,pp1465-1482,1986)らにより
数多くの方式が紹介されており、主にデザインルール法
と比較法の2つの方式に大別することができる。しか
し、これらの方法は一長一短がある。
【0004】中でも、将来有望で興味深い方式として、
ジョン アール.マンデビル(JonR.Mandevile:"Novel
method for analysis of printed circuit images",IBM
J.Res.DEVELOP.,VOL.29,NO.1,JANUARY,1985)のものが
あり、2値化した画像データを収縮または膨張させたの
ち細線化し、配線パターンの欠陥を検出する方法を提案
しており、以下に従来例として説明する。
【0005】図8に、欠陥検出の処理の流れを示す。
(a)〜(d)は断線の検出処理を示し、(e)〜
(h)はショートの検出処理を示している。
【0006】(a)は、欠陥を含む画像データを示して
おり、b点およびc点が線幅異常と断線の致命的欠陥と
し、a点は欠陥としないものとしている。第1ステップ
として(b)では、画像の収縮処理(周辺から一画素づ
つ削り取る処理)を行う。この処理により、b点の欠陥
が断線となり欠陥を誇張することになる。第2ステップ
として(c)では、細線化処理(一本の線になるまで周
辺から一画素づつ削り取る処理を繰り返す)を行う。こ
れにより、配線パターンは一本の線となる。第3ステッ
プとし(d)では、3×3論理マスクを走査させLUT
(ルック・アップ・テーブル)を参照しながら欠陥検出
を行い、b点およびc点が断線として検出(□印)でき
る。さらに、端子部と配線パターンとの接合点も検出
(○印)している。
【0007】次に、ショートおよび線間異常について
(e)〜(h)の処理の流れに沿って説明する。
【0008】(e)は、欠陥を含む画像データを示して
おり、b点およびc点を線間異常とショートの致命的欠
陥とし、a点は欠陥としないものとしている。
【0009】第1ステップとして(f)では、画像の膨
張処理(周辺画素から一画素づつ膨らませる)を行い、
これによりb点がショート状態になる。第2ステップと
して(g)では、細線化処理を行い、一本の線にする。
第3ステップとして(h)では、3×3論理マスクを走
査させLUT(ルック・アップ・テーブル)を参照しな
がら欠陥検出を行い、b点およびc点がT分岐としてシ
ョートが検出(□印)できる。さらに、端子部と配線パ
ターンとの接合点も検出(○印)している。
【0010】以上のようにして、断線や線幅異常および
ショートや線間異常が検出できる。なお、細線化処理・
膨張処理および収縮処理等の画像処理手法は、図形処理
の一般的な手法であるので詳細な説明は省略した。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
2値化画像を収縮や膨張処理を施し、欠陥を誇張した上
で細線化し3×3の論理マスクを走査し欠陥を検出する
方式について説明した。この方法は、デザインルール法
に基づくもので、一般的には基準データと比較しT分岐
のような特徴を設計によるものか欠陥によるものかを判
定している。しかし、製造課程で、特にエッチング工程
において常に安定に維持管理することは困難であり、配
線のパターン幅は標準パターンに対して±20〜±40
%程度の許容差を設けていることが多い。そこで、細線
化処理において、−20〜−40%の配線パターンが細
くなる方と+20〜+40%の配線パターンが太くなる
方では、スケルトン画像のできかたが大きく異なること
になる。この場合、基準データと比較する際、スケルト
ン画像が一本の線になる場合とならない場合があり、T
分岐等の位置座標が変化したり非常に不安定となり虚報
の多い検査装置となる。
【0012】本発明は、上記課題を鑑み簡単な構成で、
エッチング工程等の製造工程の不安定性を吸収し安定に
検査できる配線パターン検査装置を提供するものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の技術的課題は、プリント基板上に形成された
配線パターンを光電変換する画像入力手段と、前記画像
入力手段からの濃淡画像を2値画像に変換する2値化手
段と、配線パターンの背景側から連結性を保持しつつ1
画素づつ所定n画素細めて連結したスケルトン画像に変
換する細線化処理手段と、前記前細線化処理手段からの
スケルトン画像から終端とT分岐等の特徴点を検出し、
その特徴点の識別コードと座標からなる特徴情報を抽出
する第1の特徴抽出手段と、予め標準良品基板で前記細
線化処理手段からのn−m段目、n段目およびn+m段
のスケルトン画像からそれぞれ終端とT分岐等の特徴
を検出し、さらに、各細線化段数の特徴点の論理積お
よび論理和した識別コードと座標からなる特徴情報を抽
出する第2の特徴抽出手段と、前記第2の特徴抽出手段
からの特徴情報を基準データとして記憶する特徴情報記
憶手段と、前記第1の特徴抽出手段からの特徴情報と前
記特徴情報記憶手段からの基準データと比較し真の欠陥
のみを検出する判定手段から構成したものである。
【0014】
【作用】本発明は、プリント基板上に形成された配線パ
ターンを光電変換し、得られた濃淡画像を2値化手段に
より2値画像に変換する。配線パターンの背景側から連
結性を保持しつつ所定n画素細めて連結したスケルトン
画像を得、終端およびT分岐等の特徴点を検出し、その
特徴点の識別コードとその座標からなる特徴情報として
第1の特徴抽出を行う。予め標準良品基板により、細線
化処理手段からのn段目およびn段±m段目のスケルト
ン画像からそれぞれ終端とT分岐等の特徴を検出し、
各細線化段数の特徴点の論理積および論理和した識別コ
ードとその座標からなる特徴情報を第2の特徴抽出とし
て検出を行い、基準データとして保存する。被検査基板
において、第1の特徴抽出を行い先の基準データと比較
し真の欠陥のみを検出することにより製造工程の不安定
性を吸収するものである。
【0015】
【実施例】以下、図1を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。
【0016】図1は、本発明の配線パターン検査装置の
一実施例を示すブロック図である。図1において、10
1はプリント基板、102はリング状のライトガイドな
どの拡散照明装置104とCCDカメラのような撮影装
置103を備えた画像入力手段、105は濃淡画像を2
値画像に変換する2値化手段、106は背景から1画素
づつ細める細線化処理手段、107はスケルトン画像か
ら終端・T分岐等の特徴を抽出する第1の特徴抽出手
段、109は標準良品基板を用いてスケルトン画像から
終端・T分岐等の特徴を抽出する第2の特徴抽出手段、
110は第2の特徴抽出手段からの特徴情報を基準デー
タとして記憶する特徴情報記憶手段、108は被検査基
板で特徴抽出した特徴と基準データとを比較し真の欠陥
のみを検出する判定手段である。
【0017】以上のように構成された配線パターン検査
装置について、その動作を説明する。まず、検査対象で
あるプリント基板101を、CCDカメラ等を用いた画
像入力手段102で撮像し濃淡画像を得る。本実施例で
は、画像入力手段102としてCCDラインセンサカメ
ラを用いた例について説明する。照明系は特に限定しな
いが、基材(ガラスエポキシ等)と銅パターンとの反射
輝度差の大きい600nm付近の波長を用いると容易に
2値化できることは良く知られている。また、最近で
は、超高輝度LED(例えばGaAlAs 660nm
またはInGaAlP 620nm)を商品化され、ラ
イン上に並べるのも有効な照明方法と言える。得られた
濃淡画像を2値化手段105で、予め濃度ヒストグラム
等で求めた閾値レベルで2値画像に変換する。ここで、
配線パターン側を”1”に、基材側を”0”に2値化す
るものとする。変換された2値画像を、細線化手段10
6で背景側から連結性を保持しつつ所定n画素細め連結
したスケルトン画像を得る。第1の特徴抽出手段107
は、細線化手段106からのスケルトン画像から終端お
よびT分岐等の特徴抽出を行う。第2の特徴抽出手段1
09は、予め標準良品基板において細線化手段106か
らのn段目およびn段±m段目のスケルトン画像からそ
れぞれ終端およびT分岐等を抽出し、論理積および論理
和したものを特徴情報として抽出する。特徴情報記憶手
段110は、第2の特抽出手段109からの特徴情報を
基準データとして記憶する。判定手段108は、被検査
基板において第1の特徴抽出手段107からの特徴情報
と特徴情報記憶手段110からの基準データを比較し真
の欠陥のみを検出するものである。検出された欠陥情報
は、図1に記載されていないが座標と共に端末に表示し
たり記憶装置に蓄えられ必要に応じて読みだされオペレ
ータに通知されるものである。以上の動作を繰り返し、
順次行うことによりプリント基板101の全面について
検査することができる。この一連の動作は、適当な信号
により同期して行うものである。
【0018】次に、図2〜図5を用いて、細線化処理手
段106・第1の特徴抽出手段107・判定手段108
・第2の特徴抽出手段109および特徴情報記憶手段1
10についてさらに詳しく説明する。
【0019】細線化手段106を、図2および図3を用
いて詳細に説明する。図2は、細線化手段106のブロ
ック図である。一般的に細線化処理は、一面分のフレー
ムメモリを用いて配線パターンの背景側から連結性を保
持しつつ1画素づづ細めていく処理を複数回または全て
の配線パターンが連結した1画素幅のスケルトン画像に
なるまで繰り返し行うものである。また、この方法では
処理時間がかかるために、一画素処理の細線化ユニット
を後述するハードウエアで構成し、これを任意段パイプ
ラインで処理することによりリアルタイム処理を可能と
している。よって、図2は、2値画像201を入力し、
一画素処理の細線化ユニット202〜206でn段のパ
イプライン処理を施し、細線化画像208をリアルタイ
ムで得るものである。また、基準データを作成するため
に、細線化処理#n−m段目、#n段目および#n+m
段目からのスケルトン画像を出力し、同期を取るために
メモリ210で遅延させてスケルトン画像n−m20
9、スケルトン画像n208およびスケルトン画像n+
m207を得るものである。
【0020】一画素処理の細線化ユニットについて、以
下に簡単に説明する。細線化処理については、線図形処
理の画像処理手法と良く知られた方式で、例えば「田
村:図形の細線化についての比較研究、情報処理学会イ
メージプロセッシング研資、1−1(1975)」で各
方法の比較検討を行っている。図3に一例として良く知
られている細線化処理方式を示し説明する。図3は、入
力された2値画像301を、ラインメモリ306、3×
3の走査窓307およびLUTn308で構成されたマ
スク処理を4つのサブサイクル302〜305に分けて
処理を行い細線化画像309を出力するもので、各サブ
サイクルとも同一構成でLUT(ルックアップテーブ
ル)の内容のみが異なるものである。
【0021】次に、図4(a)に第1の特徴抽出手段1
07の詳細ブロック図を示し、以下に説明する。第1の
特徴抽出手段107は、スケルトン画像n401を入力
しラインメモリ402と3×3走査窓403およびLU
T404とでマスク処理をするもので、スケルトン画像
n401の注目画素およびその周辺画素とのパターンか
ら特徴点を検出するもの、LUTの一例として図4
(b)、図4(c)にそれぞれ端点の検出パターンとT
分岐の検出パターンを示す。
【0022】図5に第2の特徴抽出手段109の詳細ブ
ロック図を示し、以下に説明する。第2の特徴抽出手段
109は、スケルトン画像n−m501を入力しライン
メモリ502と3×3走査窓503およびLUT504
とでマスク処理により端点505およびT分岐506を
検出する。同様に、スケルトン画像nおよびスケルトン
画像n+mについても同様の構成でそれぞれ端点および
T分岐を検出する。さらに、検出されたそれぞれの端点
505、511、517およびT分岐506、512、
518の特徴点は、特徴点毎に論理積回路519、52
1および論理和回路520、522で論理演算され端
23および端点524とT分岐525およびT分岐5
26を得る。
【0023】次に、特徴情報記憶手段110および判定
手段108について、図6を用いて以下に説明する。
【0024】特徴情報記憶手段110は、予め標準良品
基板を用いて第2の特徴抽出手段109からの特徴情報
を基準データとして記憶し検査時に読みだされるもので
ある。第2の特徴抽出手段601からの特徴情報は、I
/F603を介してCPU605により座標情報と共に
第1のメモリ(特徴情報記憶手段)607に記憶され
る。
【0025】また、判定手段108は、第1の特徴抽出
手段602からの特徴情報はI/F604を介してCP
Uに通知され、特徴情報記憶手段である第1のメモリか
ら読みだされた基準データと比較され真の欠陥を検出す
るものである。
【0026】図7に、判定手段108の処理フローを示
し説明する。ステップ(a)は、第1の特徴抽出手段か
ら特徴情報が発生する度にCPU605に通知される。
ステップ(b)は、特徴情報が通知されるとCPU60
5は第1のメモリ607から基準データを読みだす。ス
テップ(c)は、通知された特徴情報と基準データのX
Yの座標と特徴を比較する。一致した場合は、ステップ
(d)に進み良品として判定され次の特徴情報の通知を
待つ。不一致の場合は、ステップ(e)に進み欠陥とし
て判定され座標情報と共に欠陥情報は第2のメモリに記
憶され、次の特徴情報の通知を待つ。これを、1枚の基
板が終了するまで繰り返し行うもので、処理終了後第2
のメモリに記憶された欠陥情報は読みだされI/F60
9を介して確認装置610に転送される。確認装置61
0は、本発明とは直接関係しないが参考のために説明す
るもので、一般的には現在の欠陥検出技術では完全に欠
陥のみを検出することはできず、欠陥情報をもとに最終
的には目視により再確認するとともに単純な欠陥は修正
するものである。
【0027】次に、基準データについて、一例を示しさ
らに詳しく説明する。表1にエッチングの程度と細線化
処理の段数の関係を示すが、横軸は細線化の段数、縦軸
はエッチングの度合いを示している
【0028】
【表1】
【0029】細線化n−mは、線幅+20%(エッチン
グ過小)を、細線化nは線幅±0%(エッチング標準)
を、細線化n+mは線幅−20%(エッチング過多)を
示している。また、○はT分岐や端点が検出されたこと
を示し、●は有限回数の細線化では一画素幅にならず検
出できなかったことを示しており、細線化の段数の多い
程T分岐や端点が検出されていることがわかる。同時
に、本発明の特徴である、各細線化段数の特徴点の論理
積と論理和とを示している。また、基準データとして、
座標(x、y)と識別コード(T分岐や端点)からなる
データ形式例を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】さらに、識別コードにおける論理積と論理
和のビットの組合せにより判定する際の意味を表3に示
している。
【0032】
【表3】
【0033】よって、比較判定において、論理積と論理
和が”1、1”のときは安定して検出されるために一致
不一致を直接判定すれば良いが、論理積と論理和が”
0、1”の場合は線幅が細線化段数nの(2n+1)×
分解能付近にあるために検出される場合と検出されない
場合があり、比較判定としては両者を良品判定とするか
比較判定の対象から外すことにより安定した処理が実現
できる。
【0034】なお、本実施例では、各細線化段数の特徴
点の論理積と論理和との組合せで判定するものについて
説明したが、論理積のみあるいは論理和のみでも判定す
ることは可能であることを付け加えておく。また、本実
施例では、第1の特徴抽出手段と第2の特徴手段とを分
離して説明したが、第2の特徴抽出手段のみで機能を切
り換えて容易に実現できるものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1にプ
リント基板上に形成された配線パターンを光電変換し、
得られた濃淡画像を2値化手段により2値画像に変換す
る。配線パターンの背景側から連結性を保持しつつ所定
n画素細めて連結したスケルトン画像を得、終端および
T分岐等の検出し、その特徴点の識別コードとその座標
からなる特徴情報の第1の特徴抽出を行う。予め標準良
品基板により、細線化処理手段からのn段目およびn段
±m段目のスケルトン画像からそれぞれ終端とT分岐等
の特徴を検出し、各細線化段数の特徴点の論理積およ
び論理和した識別コードとその座標からなるものを特徴
情報として第2の特徴抽出を行い基準データとして保存
する。被検査基板において、第1の特徴抽出を行い先の
基準データと比較し真の欠陥のみを検出することにより
製造工程による線幅の許容値からくる有限回数の細線化
処理の不安定性を吸収し、虚報の少ない検査装置が提供
でき、その効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における配線パターン検査装
置のブロック結線図
【図2】同実施例における配線パターン検査装置の要部
である細線化手段のブロック結線図
【図3】同実施例における配線パターン検査装置の要部
である細線化ユニットの詳細ブロック図
【図4】(a)同実施例における配線パターン検査装置
の要部である第1の特徴抽出手段のブロック結線図 (b)同実施例における配線パターン検査装置の端点検
出パターンの概念図 (c)同実施例における配線パターン検査装置のT分岐
検出パターンの概念図
【図5】同実施例における配線パターン検査装置の要部
である第2の特徴抽出手段のブロック結線図
【図6】同実施例における配線パターン検査装置の要部
である特徴情報記憶手段と判定手段のブロック結線図
【図7】同実施例における配線パターン検査装置の要部
である判定手段の処理フローを示す図
【図8】従来の配線パターンの検査処理の流れを示す図
【符号の説明】
101 プリント基板 102 CCDカメラ 103 画像入力手段 104 照明手段 105 2値化手段 106 細線化手段 107 第1の特徴抽出手段 108 判定手段 109 第2の特徴抽出手段 110 特徴情報記憶手段 201 2値画像 202〜206 細線化処理ユニット 207〜209 スケルトン画像 210 メモリ 301 2値画像 302〜305 細線化サブサイクル 306 ラインメモリ 307 走査窓 308 LUT(ルックアップテーブル) 309 細線化画像 401 スケルトン画像n 402 ラインメモリ 403 走査窓 404 LUT 405 端点検出 406 T分岐検出 501、507、513 スケルトン画像 502、508、514 ラインメモリ 503、509、515 走査窓 504、510、516 LUT 505、511、517 端点検出 506、512、518 T分岐検出 519、521 論理積回路 520、522 論理和回路 523、524 端点 525、526 T分岐 601 第2の特徴抽出手段 602 第1の特徴抽出手段 603、604、609 I/F 605 CPU 606 CRT 607 第1のメモリ(特徴情報記憶手段) 608 第2のメモリ(欠陥情報の記憶) 610 確認装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 秀彦 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番 1号 松下技研株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−73759(JP,A) 特開 平4−3271(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 21/88 H05K 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に形成された配線パター
    ンを光電変換する画像入力手段と、前記画像入力手段か
    らの濃淡画像を2値画像に変換する2値化手段と、配線
    パターンの背景側から連結性を保持しつつ1画素づつ所
    定n画素細めて連結したスケルトン画像に変換する細線
    化処理手段と、前記前細線化処理手段からのスケルトン
    画像から終端とT分岐等の特徴点を検出し、その特徴点
    の識別コードと座標からなる特徴情報を抽出する第1の
    特徴抽出手段と、予め標準良品基板で前記細線化処理手
    段からのn−m段目、n段目およびn+m段目のスケル
    トン画像からそれぞれ終端とT分岐等の特徴を検出
    し、さらに、各細線化段数の特徴点の論理積および論理
    和した識別コードとその座標からなる特徴情報を抽出す
    る第2の特徴抽出手段と、前記第2の特徴抽出手段から
    の特徴情報を基準データとして記憶する特徴情報記憶手
    段と、前記第1の特徴抽出手段からの特徴情報と前記特
    徴情報記憶手段からの基準データと比較し真の欠陥のみ
    を検出する判定手段とを具備した配線パターン検査装
    置。
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