JP2802914B2 - キャスター付きの鞄 - Google Patents

キャスター付きの鞄

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JP2802914B2
JP2802914B2 JP8312735A JP31273596A JP2802914B2 JP 2802914 B2 JP2802914 B2 JP 2802914B2 JP 8312735 A JP8312735 A JP 8312735A JP 31273596 A JP31273596 A JP 31273596A JP 2802914 B2 JP2802914 B2 JP 2802914B2
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bag
case body
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telescopic rod
grip
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鋭郎 三好
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株式会社スワニー
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Publication date
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C5/00Rigid or semi-rigid luggage
    • A45C5/14Rigid or semi-rigid luggage with built-in rolling means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/26Special adaptations of handles
    • A45C13/262Special adaptations of handles for wheeled luggage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B2202/00Indexing codes relating to type or characteristics of transported articles
    • B62B2202/24Suit-cases, other luggage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/06Hand moving equipment, e.g. handle bars

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャスター付きの
鞄に関し、とくに、上下に移動できる取手を有する鞄に
関する。
【0002】
【従来の技術】引出し自在な取手を備えるキャスター付
きの鞄はすでに開発されて多く使用されている。この構
造の鞄は、航空機に持込みできる程度の大きさ、あるい
は、これよりも多少大きいタイプのものが多い。非常に
大きい鞄は、直接に取手を装着して、楽に移動できる。
また、小さい鞄は、引出し自在な取手を設け、移動させ
るときに取手を引き上げることにより楽に移動できる。
この構造の鞄は、例えば、米国特許第4995487号
の明細書、特公平4−76686号公報、実開平57−
179824号公報及び実開昭63−131634号公
報に記載されている。これ等の公報に記載される鞄は、
図1に示すように底面の片側に2個のキャスター1を設
けている。キャスター1の反対側には、短い脚2を固定
している。鞄を垂直に立てると、キャスター1と脚2と
が床に接触する。この状態では、回転しない脚2が接触
するので、鞄は移動しない状態で垂直に自立する。さら
に、鞄を引っ張って移動させるために、上面に引き出し
できるように取手3を設けている。取手3は、鞄を傾斜
させた状態で引っ張って移動させるので、キャスター1
と同じ側に設けられる。
【0003】この構造の鞄は、図1に示すように、鞄を
傾け、取手3を引っ張って移動できる。鞄が傾斜する
と、キャスター1が床に接触し、脚2は床から離れる。
この状態で取手3を引っ張ると、キャスター1が回転し
て楽に移動できる。しかしながら、このようにして移動
させる鞄は、航空機内のように狭いところや、混雑する
ところでは、キャスター1を使用できないことがある。
キャスター1で走行させると、鞄の横幅が広くなって、
機内の座席の間の狭い通路や、混雑するところで自由に
移動できないからである。キャスター1が使用できなく
なると、鞄を手で持ち上げて移動させる必要がある。手
で持ち上げて移動させるときは、横幅が広くならないよ
うに、図1の矢印Aで示す方向に移動できる。
【0004】キャスター付きの鞄は、重い鞄を軽く、楽
に移動させるのに便利な構造である。鞄が重くても、キ
ャスターで楽に移動できるからである。本発明者は、こ
のような欠点を解消するために、図2に示す構造の鞄を
開発した。この図の鞄は、キャスター1を、ケース本体
4の底面に装着している。キャスター1は、ケース本体
4を垂直姿勢で自立できるように、底面の四隅に設けて
いる。取手3の握り部3Aは、ケース本体4の上方で、
その左右の中央に位置する。この構造の鞄は、図1に示
すように、鞄を傾斜させて移動させるのではない。鞄を
垂直に立てた姿勢で、図2の矢印で示す方向に移動させ
る。矢印で示す方向に移動させると、横幅を狭くして移
動できる。このため、機内や混雑するところで便利に移
動できる特長がある。さらに、4個のキャスター1に、
自由な方向に移動できる自在キャスターを使用すると、
鞄は、垂直の姿勢で自由な方向に移動できる。垂直姿勢
の鞄は、鞄の重さが取手3に作用しない。このため、鞄
が極めて重くても、押すだけで楽に移動できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この構造の鞄は、取手
の握り部を押して、4個のキャスターで軽く楽に移動で
きる。ただ、この構造の鞄は、取手上端の握り部を、ケ
ース本体の左右の中央部に位置させる必要がある。自由
に首振りできるキャスターを備える鞄は、図3に示すよ
うに、握り部3Aをケース本体4の片側に装着すると、
握り部3Aを押したときに、図の矢印で示すように、曲
がって移動するからである。片側に握り部3Aを固定し
て、自由に首振りできるキャスター1を装備する鞄をま
っすぐに移動させるには、握り部3Aをしっかりと掴ん
で移動させる必要がある。曲がろうとする鞄の移動方向
を、握り部3Aを強く掴んで修正しながら移動させるか
らである。このため、握り部3Aを軽く握って楽に移動
できない欠点がある。
【0006】左右の中央に取手を装着する鞄は、図4の
断面図に示すように、取手3の伸縮ロッド5をケース本
体4の内部で固定する必要がある。伸縮ロッド5は、握
り部3Aをケース本体4の左右の中央に配設するため
に、ケース本体4の左右、すなわち、厚さ方向の中央を
貫通する状態で固定される。この構造の鞄は、伸縮ロッ
ド5が邪魔になって、ケース本体4の内部を有効に使用
するのが難しくなる。本発明者は、伸縮ロッド5が邪魔
になる欠点を少しでも少なくするために、ケース本体4
に仕切り板6を固定し、この仕切り板6に伸縮ロッド5
を固定する鞄を開発した。この鞄は、仕切り板6の両面
に物を収納できるように、鞄を両側に開けられる構造と
した。この構造の鞄は、仕切り板6でケース本体4を補
強すると共に、ケース本体4を2分割して便利に使用で
きる構造としている。ただ、この構造によっても、ケー
ス本体4の内部には、伸縮ロッド5が邪魔になる欠点を
解消できない。とくに、ケース本体4が浅くなって、厚
い物を収納できなくなる欠点は解消できない。
【0007】本発明は、これ等の欠点を解決することを
目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、伸縮
ロッドを引き延ばした状態で、握り部をケース本体の左
右の中央部分に配設できるにもかかわらず、伸縮ロッド
を邪魔にならない位置に配設して、ケース本体の内部を
有効に収納部分として使用できるキャスター付きの鞄を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
するキャスター付きの鞄は、開閉自在なケース本体4
と、このケース本体4の底面四隅部に装着された、自由
な方向に走行可能なキャスター1と、ケース本体4に上
方に引出し自在に装着されて、伸縮ロッド5の上端に握
り部3Aを有する取手3と、この取手3をケース本体4
から引き上げた位置と、押し込んだ位置とに停止させる
ストッパー10とを備える。ケース本体4から引き上げ
られた握り部3Aは、ケース本体4上面の左右の中央に
位置して、ケース本体4上面の長手方向に向く姿勢に配
設される。
【0009】さらに、鞄は、取手3の伸縮ロッド5を、
ケース本体4の側面に上下に延長して固定している。伸
縮ロッド5は、上端の握り部3Aを引き上げた状態で、
ケース本体4の左右の中央に位置させるように湾曲され
ている。湾曲する伸縮ロッド5は、伸縮された状態では
ケース本体4の側面に収納され、伸長されると、上端に
固定された握り部3Aを、ケース本体4の左右の中央に
位置させる。本発明の鞄は、伸縮ロッド5を湾曲して、
最も引き出した握り部3Aの位置をケース本体4の左右
の中央とする。
【0010】さらに、本発明の請求項2に記載する鞄
は、伸縮ロッド5を湾曲させるのに代わって、伸縮ロッ
ド5を固定しているケース本体4の側面を傾斜させて、
伸長させた伸縮ロッド5の上端に固定される握り部3A
を、ケース本体4の左右の中央部に位置させる。この鞄
は、収縮した伸縮ロッド5をケース本体4の側面に収納
する。伸縮ロッド5を伸長させると、伸縮ロッド5は、
垂直の姿勢から、多少傾斜する姿勢に伸長されて、伸縮
ロッド5上端の握り部3Aを、ケース本体4の中央に位
置させる。
【0011】本発明の鞄は、必ずしも、握り部3Aを正
確にケース本体4の左右に中央に位置させる必要はな
く、握り部3Aをケース本体4のほぼ中央に位置させる
ものも含む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための鞄を例示するものであっ
て、本発明は鞄を下記のものに特定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0014】図5の斜視図と図6の側面図に示す鞄は、
ケース本体4の底面にキャスター1を固定している。さ
らに、ケース本体4の側面には、上下に引き出しできる
ように取手3を装着している。
【0015】ケース本体4は、本体部4Aと、蓋体4B
とからなる。蓋体4Bは、蝶番(図示せず)を介して開
閉できるように本体部4Aに連結されている。本体部4
Aと蓋体4Bからなるケース本体4は、充分な強度を有
する硬質材、例えば、ABS樹脂等の硬質プラスチッ
ク、繊維材をバインダーで硬化結合して成形したもの、
耐水性の硬い紙の表面に塗料を塗布したもの、アルミニ
ウム等の金属で成形される。図に示す本体部4Aは、硬
質プラスチックであるABS樹脂を成形して、開口部に
アルミニウム等の補強枠を固定して補強している。蓋体
4Bも、開口部に補強枠を固定して補強している。本体
部4Aと蓋体4Bからなるケース本体4は、相当に重い
ものを収納しても変形しない強度の厚さに設計される。
【0016】鞄は、航空機に持込みできる機内持込みタ
イプと、旅行用に使用される大型のものとがある。機内
持込みタイプは、キャスターを含む全体の寸法を航空機
の機内に持込みできる最大の大きさよりも小くする。現
在は、日本国内において、航空機内持ち込みできる鞄の
最大寸法は、50×35×20cm以下と決められてい
る。したがって、機内持込みタイプの鞄は、全体の外形
をこれよりも小さくする。さらに、鞄は、相当の物を収
納して自立させてキャスターで走行できるように、ケー
ス本体の厚さを10cm以上、横の寸法を20cm以上
とするのが良い。鞄は、好ましくは、底面の大きさを1
0×20cm以上として、安定して垂直に立てて移動で
きるようにする。多くのものを収納する大型の機内持込
みタイプの鞄は、幅を20cmとして横寸法を35cm
とする。機内持込みタイプで比較的コンパクトな鞄は、
幅を15cmとして横寸法を25〜30cmとする。機
内持込みタイプの鞄の全高は、キャスターを含む高さを
50cm以下とする。コンパクトタイプの鞄はケース本
体と蓋体の高さを30〜35cmとする。機内持込みタ
イプでない旅行用の大型の鞄は、底面の大きさを、幅2
0〜40cm、横寸法を幅の1.5〜3倍、高さを40
〜60cmとする。
【0017】キャスター1は、図7の底面図に示すよう
に、ケース本体4の四隅に固定されている。キャスター
1は、自由に首振りできるもので、通称「自在車」と呼
ばれるものを使用する。この図の鞄は、本体部4Aに2
個、蓋体4Bに2個のキャスター1を装着している。図
示しないが、本体部の側面全体に、チャック等で開閉で
きる蓋体を連結するケース本体は、本体部の四隅にキャ
スターを装着して、蓋体にはキャスターを装着しない。
【0018】取手3は、2本の伸縮ロッド5の上端に、
水平の握り部3Aを連結したもので、全体の形状をコ字
状としている。伸縮ロッド5は、3段又は2段に伸縮で
きるロッドである。3段に伸縮できる伸縮ロッド5は、
最も外側のガイド筒5Aに中間ロッド5Bを出し入れで
きるように挿入し、この中間ロッド5Bに上端ロッド5
Cを出し入れできるように挿入している。
【0019】3段の伸縮ロッド5は、図5と図6に示す
ように、引き出された握り部3Aを、ケース本体4の左
右の中心に位置させるように湾曲している。握り部3A
の両端に連結される2本の伸縮ロッド5は、同じ曲率半
径で湾曲される。さらに、1本の伸縮ロッド5を構成す
る、ガイド筒5Aと中間ロッド5Bと上端ロッド5C
は、摺動自在に出し入れできるように、同じ曲率半径で
湾曲される。すなわち、全てのロッドは同じ曲率半径で
湾曲されている。
【0020】湾曲される伸縮ロッド5の曲率半径は、握
り部3Aを最も上端まで引き上げた状態で、握り部3A
をケース本体4の左右の中央に位置させるように設計さ
れる。したがって、伸縮ロッド5の曲率半径は、握り部
3Aの高さと、ケース本体4の厚さによって決定され
る。ケース本体4が厚くなると曲率半径を小さくし、ケ
ース本体4が薄くなると曲率半径を大きくする。握り部
3Aの高さは、立った姿勢で楽に手で握ることができる
ように、約80〜85cmに設計される。
【0021】伸縮ロッド5の最も外側のガイド筒5A
は、本体部4Aの側面に上下に延長する姿勢で固定され
る。ガイド筒5Aは、本体部4Aの内面にサドル金具等
の固定具7を介して固定されている。サドル金具等の固
定具7は、リベットを介して、あるいは接着して、伸縮
ロッド5をケース本体4の内面に固定する。図に示す鞄
は、ガイド筒5Aをケース本体4の内面に沿って固定で
きるように、ケース本体4をガイド筒5Aに近似する曲
率半径で湾曲する形状に成形している。図に示す鞄は、
伸縮ロッド5をケース本体4の内面に固定しているの
で、伸縮ロッド5を、ケース本体4の上面に貫通させて
いる。図示しないが、伸縮ロッドは、ケース本体の外側
に固定することもできる。
【0022】取手3は、鞄をキャスター1で移動させる
ときに鞄から引き出される。鞄をキャスター1で移動さ
せないとき、取手3は鞄に押し込まれる。取手3をケー
ス本体4に押し込んだ状態で、取手3は、握り部3Aと
ケース本体4の上面との間に握り隙間を設けることもで
きる。図に示す取手3は、握り部3Aの中央部分を上方
に折曲して、取手3をケース本体4を押し込んた状態
で、握り部3Aとケース本体4上面との間に握り隙間を
設けている。握り部3Aを最も押し込んだ状態で、握り
部3Aとケース本体4との間に隙間ができる鞄は、押し
込んだ握り部3Aを持つこともできる。この状態は、例
えば、電車や椅子になどに座って、鞄を移動させるとき
に便利に使用できる。
【0023】ただ、図に示す鞄は、握り部3Aを降下さ
せたときは、ケース本体4の中央に装着している中央握
り9で持ち上げる。中央握り9は、左右の中央に装着し
ているので、ケース本体4を左右にバランスよく手で持
つことができる。
【0024】3段の取手3は、ケース本体4から最も引
き出した位置と、最も降下させた位置において、ストッ
パーで停止される。取手3を引き出し位置に停止させる
のは、握り部3Aを押してキャスター1で鞄を移動させ
るときと、握り部3Aにもたれて、いいかえると鞄を杖
のように使用して休憩するときである。このような使用
状態で、取手3が鞄に押し込まれるのをストッパーで停
止させる。取手3を鞄に押し込んで停止させるのは、中
央握り9を握って、鞄を持ち上げて運搬するときであ
る。
【0025】ストッパーは、伸縮ロッド5の伸縮を停止
できる全ての機構を利用できる。ストッパーの一例を、
図8に示す。この図のストッパーは、上端ロッド5Cと
中間ロッド5Bの下端に連結された突出ピン11と、こ
の突出ピン11が弾性的に圧入される凹部12で構成さ
れる。突出ピン11は、弾性部材13を介して上端ロッ
ド5Cと中間ロッド5Bの下端に装着されている。この
突出ピン11は、上端ロッド5Cと中間ロッド5Bから
弾性的に突出している。凹部12は、中間ロッド5Bと
ガイド筒5Aとに設けられている。この凹部12は、上
端ロッド5Cと中間ロッド5Bが、最も引き出された状
態と、最も押し込まれたときに、突出ピン11が挿入さ
れる位置に開口されている。上端ロッド5Cと中間ロッ
ド5Bが最も押し込まれ、あるいは、最も引き出される
と、突出ピン11が凹部12に挿入されて、上端ロッド
5Cの伸縮が停止される。伸縮ロッド5を強く伸縮させ
ると、突出ピン11を連結している弾性部材13が変形
して、伸縮ロッド5を伸縮できる。
【0026】以上の構造のストッパー10は、最も簡単
な構造で、伸縮ロッド5を決められた位置に停止でき
る。ただし、本発明の鞄は、握り部に、停止状態を解除
できる操作部を備えるストッパーとすることもできる。
このストッパーは、伸縮ロッドを最も上昇あるいは降下
させたときに、伸縮ロッドの伸縮を停止する。停止状態
を解除するときは、操作部を操作する。このストッパー
は、伸縮ロッドの伸縮を確実に停止できる特長がある。
【0027】ところで、伸縮ロッド5の全長は、取手3
を最も引き上げた状態で、キャスター1の下端から握り
部3Aまでの高さが約80〜85cmとなるように設計
する。ただ、キャスターの下端から握り部までの高さ
は、60〜100cmの範囲で変更することもできる。
握り部3Aの高さを約80cmにすると、もっとも楽に
鞄を押して移動できる。伸縮ロッド5の上端に連結され
る握り部3Aは、鞄の上面に長手方向に延長されて握り
部3Aとなる。握り部3Aは、2本の伸縮ロッド5を同
じ長さに引き出して水平に保持される。
【0028】さらに、図9と図10に示す鞄は、鞄を長
手方向に直立した姿勢で移動できる構造となっている。
この鞄は、縦方向に直立させて自立できるように、底面
の4隅にキャスター1を固定している。この鞄は、図に
示すように、2段に伸縮できる2本の伸縮ロッド5をケ
ース本体4に固定している。2段の伸縮ロッド5は、外
側のガイド筒5Aに上端ロッド5Cを出し入れできるよ
うに挿入している。外側のガイド筒5Aは、本体部4A
の側面に上下に延長する姿勢で固定されている。2本の
伸縮ロッド5は、上端に、水平の握り部3Aを連結して
コ字状の取手3を構成しており、引き出された握り部3
Aをケース本体4の左右の中心に位置させるように湾曲
している。2本の伸縮ロッド5は、それぞれの伸縮ロッ
ド5を構成するガイド筒5Aと上端ロッド5Cを全て同
じ曲率半径で湾曲して、摺動自在に出し入れできるよう
にしている。さらに、取手3は、ケース本体4から最も
引き出した位置と、最も降下させた位置において、スト
ッパー(図示せず)で停止される。また、この鞄は、取
手3を最も降下させた状態で、鞄を持ち運びできるよう
に、上面の左右の中央に中央握り14を装着している。
この鞄は、主に機内持ち込み用として、鞄を立てた状態
で使用される。
【0029】図5と図6及び図9と図10に示す鞄は、
握り部3Aの両端を伸縮ロッド5に連結する取手3を備
える。この構造の取手3は、2本の伸縮ロッド5を一緒
に伸縮させて握り部3Aを水平にケース本体4に強固に
連結する。ただ、本発明の鞄は、取手3を、これ等の図
に示すように、2本の伸縮ロッド5でケース本体4に装
着する構造に特定しない。図示しないが、取手の握り部
は、1本の伸縮ロッドを介してケース本体に連結するこ
ともできる。1本の伸縮ロッドを介してケース本体に連
結する握り部は、回転しない伸縮ロッドを介してケース
本体に装着される。伸縮ロッドを回転しないように鞄に
連結するには、伸縮ロッドを角柱とし、ガイド筒を伸縮
ロッドを挿入できる角パイプとして、回転しないで出し
入れできるようにする。回転しない伸縮ロッドに連結さ
れる握り部は、これが鞄上面の中央に長手方向に延長さ
れるように固定される。
【0030】さらに、図11に示す鞄は、湾曲する伸縮
ロッドを使用するのに代わって、引き上げた握り部3A
をケース本体4の左右の中央に位置させるために、伸縮
ロッド5を固定するケース本体4の側面を傾斜面として
いる。ケース本体4の傾斜面は、伸縮ロッド5上端の握
り部3Aを最も引き上げた状態で、握り部3Aがケース
本体4の左右の中央に位置する方向、いいかえると、ケ
ース本体4の上面幅を下面幅よりも狭くするように傾斜
させている。傾斜面の傾斜角は、ケース本体4の幅と、
握り部3Aの高さで変化する。ケース本体4の幅が広く
なると、傾斜面の垂直面に対する傾斜角を大きくする。
【0031】以上の実施例の鞄は、ケース本体を充分な
強度を有する硬質材で成形したものについて述べたが、
本発明は、鞄のケース本体の材質を硬質材に特定しな
い。本発明の鞄は、ケース本体を布やプラスチックシー
ト等の軟質材で成形することもできる。この構造の鞄
を、図12に示す。図に示す鞄は、ケース本体4を、柔
らかくて軽い軟質材で成形している。軟質材には、たと
えば、布やプラスチックシート、天然あるいは合成皮
革、さらには、これ等を縫着して装飾したもの等が使用
できる。この鞄は、ケース本体4の内面に、方形状の補
強枠、あるいは、L字状に折曲された補強板を設けてい
る。補強枠や補強板は、たとえば、硬質プラスチックや
アルミニウム等の金属で成形することができる。
【0032】さらに、鞄は、ケース本体4の底面にキャ
スター1を固定しており、ケース本体4の側面には、上
下に引き出しできる取手3を装着している。取手は、2
段に伸縮できる2本の伸縮ロッド5の上端に握り部3A
を連結して、全体の形状をコ字状としている。伸縮ロッ
ド5は、3段に伸縮できるものを使用することもでき
る。伸縮ロッド5は、ケース本体4の本体部4Aの側面
に固定されている。伸縮ロッド5は、ケース本体4の内
面に配設された補強枠あるいは補強板に、溶着もしくは
サドル等の固定具を介して固定されている。さらに、ケ
ース本体4は、伸縮ロッド5を固定している側面と対向
する面を蓋体4Bとして、開閉できるようにしている。
蓋体4Bは、下縁を本体部4Aに折曲できるように連結
し、両側縁と上縁をチャック15で本体部4Aに連結し
ている。図に示す蓋体4Bは、表面に、チャック17で
開閉されるポケット16を設けている。ポケットは、蓋
体の内面や、伸縮ロッドを固定した側面の表面に設ける
こともできる。このように、ケース本体4が軟質材で成
形される鞄は、全体の重量を軽くできる特長があると同
時に、表面に、ポケット16等を設けて便利に使用でき
る特長もある。
【0033】
【発明の効果】本発明のキャスター付きの鞄は、取手の
伸縮ロッドをケース本体の側面に固定して、しかも、伸
縮ロッドを引き延ばすと握り部をケース本体の左右の中
央部分に配設できる。このため、取手の伸縮ロッドを、
最も邪魔にならない位置に配設して、握り部を握って移
動方向を強く強制することなく、好きな方向に楽に移動
できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のキャスター付きの鞄を示す斜視図
【図2】本発明者が先に開発した鞄の斜視図
【図3】取手をケース本体の片側に装着した鞄を移動さ
せる状態を示す斜視図
【図4】本発明者が先に開発した他の鞄の断面図
【図5】本発明の実施例にかかる鞄の斜視図
【図6】図5に示す鞄の側面図
【図7】図5に示す鞄の底面を示す斜視図
【図8】本発明の実施例にかかるストッパの一例を示す
断面図
【図9】本発明の他の実施例にかかる鞄の斜視図
【図10】図9に示す鞄の側面図
【図11】本発明の他の実施例にかかる鞄の側面図
【図12】本発明の他の実施例にかかる鞄の斜視図
【符号の説明】
1…キャスター 2…脚 3…取手 3A…握り部 4…ケース本体 4A…本体部 4B
…蓋体 5…伸縮ロッド 5A…ガイド筒 5B
…中間ロッド 5C…上端ロッド 6…仕切り板 7…固定具 9…中央握り 10…ストッパー 11…突出ピン 12…凹部 13…弾性部材 14…中央握り 15…チャック 16…ポケット 17…チャック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在なケース本体(4)と、このケー
    ス本体(4)の底面四隅部に装着された自由な方向に走行
    可能なキャスター(1)と、ケース本体(4)に上方に引出し
    自在に装着されて、伸縮ロッド(5)の上端に握り部(3A)
    を有する取手(3)と、この取手(3)をケース本体(4)から
    引き上げた位置と、押し込んだ位置とに停止させるスト
    ッパー(10)とを備え、ケース本体(4)から引き上げられ
    た握り部(3A)が、ケース本体(4)上面の左右の中央に位
    置して、ケース本体(4)上面の長手方向に向く姿勢に位
    置する鞄において、 取手(3)の伸縮ロッド(5)がケース本体(4)の側面に上下
    に固定されると共に、この伸縮ロッド(5)は、上端の握
    り部(3A)を引き上げた状態で、ケース本体(4)の左右の
    中央に位置させるように湾曲されてなることを特徴とす
    るキャスター付きの鞄。
  2. 【請求項2】 開閉自在なケース本体(4)と、このケー
    ス本体(4)の底面四隅部に装着された自由な方向に走行
    可能なキャスター(1)と、ケース本体(4)に上方に引出し
    自在に装着されて、伸縮ロッド(5)の上端に握り部(3A)
    を有する取手(3)と、この取手(3)をケース本体(4)から
    引き上げた位置と、押し込んだ位置とに停止させるスト
    ッパー(10)とを備え、ケース本体(4)から引き上げられ
    た握り部(3A)が、ケース本体(4)上面の左右の中央に位
    置して、ケース本体(4)上面の長手方向に向く姿勢に位
    置する鞄において、 取手(3)の伸縮ロッド(5)がケース本体(4)の側面に上下
    に固定されると共に、この伸縮ロッド(5)が固定される
    ケース本体(4)の側面が、伸縮ロッド(5)上端の握り部(3
    A)を引き上げた状態で、ケース本体(4)の左右の中央に
    位置させるように傾斜してなることを特徴とするキャス
    ター付きの鞄。
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