JP4276594B2 - キャスター付の鞄 - Google Patents

キャスター付の鞄 Download PDF

Info

Publication number
JP4276594B2
JP4276594B2 JP2004228653A JP2004228653A JP4276594B2 JP 4276594 B2 JP4276594 B2 JP 4276594B2 JP 2004228653 A JP2004228653 A JP 2004228653A JP 2004228653 A JP2004228653 A JP 2004228653A JP 4276594 B2 JP4276594 B2 JP 4276594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
telescopic rod
platform
casters
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004228653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006043149A (ja
Inventor
鋭郎 三好
Original Assignee
株式会社スワニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社スワニー filed Critical 株式会社スワニー
Priority to JP2004228653A priority Critical patent/JP4276594B2/ja
Priority to US11/194,553 priority patent/US7252296B2/en
Priority to EP05291645A priority patent/EP1623647A3/en
Priority to CNB2005100882794A priority patent/CN100506106C/zh
Publication of JP2006043149A publication Critical patent/JP2006043149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4276594B2 publication Critical patent/JP4276594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C5/00Rigid or semi-rigid luggage
    • A45C5/14Rigid or semi-rigid luggage with built-in rolling means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/38Luggage carriers
    • A45C13/385Luggage carriers with rolling means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B1/00Hand carts having only one axis carrying one or more transport wheels; Equipment therefor
    • B62B1/10Hand carts having only one axis carrying one or more transport wheels; Equipment therefor in which the load is intended to be transferred totally to the wheels
    • B62B1/12Hand carts having only one axis carrying one or more transport wheels; Equipment therefor in which the load is intended to be transferred totally to the wheels involving parts being adjustable, collapsible, attachable, detachable, or convertible
    • B62B1/125Hand carts having only one axis carrying one or more transport wheels; Equipment therefor in which the load is intended to be transferred totally to the wheels involving parts being adjustable, collapsible, attachable, detachable, or convertible by means of telescoping elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B2202/00Indexing codes relating to type or characteristics of transported articles
    • B62B2202/24Suit-cases, other luggage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

本発明は、キャスター付きの鞄に関し、とくに、上下に移動できる取手を有する鞄に関する。
引出し自在な取手を備えるキャスター付きの鞄はすでに開発されて多く使用されている。この構造の鞄は、航空機に持込みできる程度の大きさ、あるいは、これよりも多少大きいタイプのものが多い。この構造の鞄は、例えば、米国特許第4995487号の明細書(特許文献1)、特公平4−76686号公報(特許文献2)、実開平57−179824号公報(特許文献3)及び実開昭63−131634号公報(特許文献4)に記載されている。これ等の公報に記載される鞄は、図1に示すように底面の片側に2個のキャスター41を設けている。キャスター41の反対側には、短い脚42を固定している。鞄を垂直に立てると、キャスター41と脚42とが床に接触する。この状態では、回転しない脚42が接触するので、鞄は移動しない状態で垂直に自立する。さらに、鞄を引っ張って移動させるために、上面に引き出しできるように取手43を設けている。取手43は、鞄を傾斜させた状態で引っ張って移動させるので、キャスター41と同じ側に設けられる。
この構造の鞄は、図1に示すように、鞄を傾け、取手43を引っ張って移動できる。鞄が傾斜すると、キャスター41が床に接触し、脚42は床から離れる。この状態で取手43を引っ張ると、キャスター41が回転して楽に移動できる。しかしながら、このようにして移動させる鞄は、航空機内のように狭いところや、混雑するところでは、キャスター41を使用できないことがある。キャスター41で走行させると、鞄の横幅が広くなって、機内の座席の間の狭い通路や、混雑するところで自由に移動できないからである。キャスター41が使用できなくなると、鞄を手で持ち上げて移動させる必要がある。手で持ち上げて移動させるときは、横幅が広くならないように、図1の矢印Aで示す方向に移動できる。
キャスター付きの鞄は、重い鞄を軽く、楽に移動させるのに便利な構造である。鞄が重くても、キャスターで楽に移動できるからである。本発明者は、このような欠点を解消するために、図2に示す構造の鞄を開発した(特許文献5参照)。この図の鞄は、キャスター41を、ケース本体44の底面に装着している。キャスター41は、ケース本体44を垂直姿勢で自立できるように、底面の四隅に設けている。取手43の握り部43Aは、ケース本体44の上方で、その左右の中央に位置する。この構造の鞄は、図1に示す鞄のように、鞄を傾斜させて移動させるのではない。鞄を垂直に立てた姿勢で、図2の矢印で示す方向に移動させる。矢印で示す方向に移動させると、横幅を狭くして移動できる。このため、機内や混雑するところで便利に移動できる特長がある。さらに、4個のキャスター41に、自由な方向に移動できる自在キャスターを使用すると、鞄は、垂直の姿勢で自由な方向に移動できる。垂直姿勢の鞄は、鞄の重さが取手43に作用しない。このため、鞄が極めて重くても、押すだけで楽に移動できる。
この構造の鞄は、取手の握り部を押して、4個のキャスターで軽く楽に移動できる。ただ、この構造の鞄は、中央に取手を装着するので、図3の断面図に示すように、取手43の伸縮ロッド45をケース本体44の内部で固定する必要がある。伸縮ロッド45は、握り部43Aをケース本体44の左右の中央に配設するために、ケース本体44の左右、すなわち、厚さ方向の中央を貫通する状態で固定される。この構造の鞄は、伸縮ロッド45が邪魔になって、ケース本体44の内部を有効に使用するのが難しくなる。
本発明者は、これ等の欠点を解決することを目的に、図4に記載する鞄を開発した(特許文献6参照)。
この鞄は、ケース本体44の底面四隅部にキャスター41を設け、さらにこのケース本体44の側面には、伸縮ロッド45を固定している。伸縮ロッド45は、取手43を上方に引き出しできる構造であって、上端に握り部43Aを設けている。伸縮ロッド45は、ケース本体44から引き上げられた状態で握り部43Aをケース本体44上面の左右の中央に位置させるように湾曲している。
米国特許第4995487号明細書 特公平4−76686号公報 実開平57−179824号公報 実開昭63−131634号公報 特開平10−117829号公報 特開平10−137022号公報
この構造の鞄は、伸縮ロッドを側部に固定しているので、鞄本体の内部を深くできる特長がある。しかしながら、この構造の鞄は鞄本体に伸縮ロッド固定しているので、鞄本体を強靭な構造とする必要がある。それは、鞄本体で伸縮ロッドを自立させるからである。この構造の鞄は、図1に示すように伸縮ロッドを引っ張って移動させるのでなく、杖として歩行者の支えとして使用しながら、前方に押されて鞄本体を移動させるので、押しても倒れない強靭な構造が要求される。このため、伸縮ロッドを鞄本体にしっかりと自立できる構造とするために、鞄本体と伸縮ロッドの取付部分を強く補強する必要がある。このため、鞄本体の構造が複雑になって製作コストが著しく高くなる欠点があった。また、鞄本体は収納スペースを減少することなく強靭な構造に補強するのが難しい欠点もある。
本発明者は、さらにこの欠点を解決するために、図5に示す鞄を開発した。この鞄は、底面の四隅部に自由な方向に走行可能なキャスター56を設けているベースフレーム51に鞄本体53を脱着できるように装着している。ベースフレーム51は、上に鞄本体53を装着している載せ台52と、上方に引出し自在であって上端にグリップ54を有する伸縮ロッド55と、この伸縮ロッド55を伸長位置と収縮位置に停止させるストッパ(図示せず)とを備える。載せ台52は、四隅部にキャスター56を設けている。伸縮ロッド55は、載せ台52の片側に、上方に延長して自立するように固定している。鞄本体53は、載せ台52の上で伸縮ロッド55の側面に装置して、ベースフレーム51に連結される。
この構造の鞄は、従来のように、伸縮ロッド55が倒れるのを鞄本体53で阻止できない。このため、ベースフレーム51は、伸縮ロッド55をしっかりと倒れない強靭な構造で載せ台52に連結する必要がある。このことを実現するために、ベースフレーム51は、載せ台52の隅部に伸縮ロッド55を固定し、伸縮ロッド55を補強壁58で補強している。補強壁58は、載せ台52の両端縁に沿って設けられた壁で、伸縮ロッド55と載せ台52とを連結して、伸縮ロッド55を倒れないように載せ台52に連結する。このベースフレーム51は、伸縮ロッド55と補強壁58で囲まれる部分に鞄本体53を装着している。載せ台52と補強壁58はプラスチックで一体的に成形して製作される。
この構造の鞄は、補強壁で伸縮ロッドを倒れないように載せ台に連結する。ただ、補強壁は載せ台の両端縁に沿って設けるので、両端の補強壁の間に鞄本体を装着する必要がある。このことは、一対の補強壁の間隔が鞄本体の幅を特定し、鞄本体の幅を広くすると、補強壁の間隔を広く、すなわち、伸縮ロッドの間隔を広くする必要がある。したがって、幅の広い補強壁をベースフレームに装着すると、伸縮ロッドの間隔が広くなってグリップが長くなる。
グリップが長くなると、鞄全体の重量が重くなる。また、伸縮ロッド55を連結している連結ロッド57等も長くなって、さらに重量が重くなる。載せ台52の両端部に伸縮ロッド55を設ける鞄は、図5に示すように、鞄本体53を載せ台52の上に垂直に立てる姿勢で載せる構造に適している。しかしながら、この構造で、鞄本体53を水平な姿勢で載せ台52に載せると、伸縮ロッド55の間隔が極めて広くなって、グリップ54が非常に長くなる。
この欠点は、一対の伸縮ロッドを、載せ台の片側の中間に連結して解消できる。しかしながら、載せ台の中間に連結する伸縮ロッドは、載せ台の横方向を向く姿勢の補強壁を設けることはできない。補強壁を設ける位置に鞄本体を装着しているからである。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたもので、本発明の大切な目的は、載せ台の中間に設けた伸縮ロッドをしっかりと強靭な構造で載せ台に連結できるキャスター付の鞄を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、鞄本体を簡単な構造として、安価に多量生産でき、しかも、伸縮ロッドをしっかりと自立させて、上端のグリップ部を握って前方に楽に移動できるキャスター付きの鞄を提供することにある。
本発明のキャスター付きの鞄は、底面の四隅部に自由な方向に走行可能なキャスター6を有するベースフレーム1と、このベースフレーム1に装着している鞄本体3とを備える。ベースフレーム1は、四隅部にキャスター6を設けて、上に鞄本体3を装着している長方形の載せ台2と、この載せ台2の片側に、または両側の間に上方に伸びる姿勢で自立するように連結され、かつ上方に伸縮自在で上端にはグリップ4を設けている伸縮ロッド5と、この伸縮ロッド5を伸長位置に停止させるストッパ15とを備えている。鞄本体3は、側面を伸縮ロッド5に連結している。載せ台2は、伸縮ロッド5を挿通して連結する支持筒7を設けている。この支持筒7は、載せ台2の四隅に設けているキャスター6の間に配置されており、載せ台2の下面に突出して、その突出高さ(d)をキャスター6の高さ(h)よりも低くしている。さらに、支持筒7の下面突出部7Aには、載せ台2の下面に連結する補強壁8を設けている。補強壁8は、キャスター6の間にあって、長方形である載せ台2の長手方向に直交する横方向を向く姿勢で設けられている。この鞄は、補強壁8が支持筒7を補強して載せ台2に連結されており、この支持筒7に伸縮ロッド5の下端を連結している。
本発明のキャスター付きの鞄は、補強壁8が、長方形の載せ台2の長手方向に直交する横方向を向く横方向の補強壁8Aに加えて、長方形である載せ台2の長手方向である縦方向を向く縦方向の補強壁8Bとを備え、横方向の補強壁8Aと縦方向の補強壁8Bとで支持筒7を載せ台2に連結することができる。
本発明のキャスター付きの鞄は、伸縮ロッド5を、グリップ4を引き上げると載せ台2の片側から中央に向かって移動する方向に湾曲することができる。さらに、本発明のキャスター付きの鞄は、伸縮ロッド5を、グリップ4を引き上げると載せ台2の片側から中央に向かって移動する方向に傾斜することができる。
本発明のキャスター付きの鞄は、伸縮ロッド5を伸長させてストッパ15で停止される状態で、キャスター6の底面からグリップ4までの高さを60〜100cmとすることができる。
本発明のキャスター付きの鞄は、鞄本体3を、ベースフレーム1に脱着できるように装着することができる。
本発明のキャスター付きの鞄は、伸縮ロッド5が、上下方向を向く姿勢で載せ台2に固定しているガイド筒5Bと、このガイド筒5Bに出し入れできるように挿入している引出ロッド5Aとを備え、引出ロッド5Aの上端にグリップ4を固定することができる。
本発明のキャスター付きの鞄は、ベースフレーム1が載せ台2の片側に2本の支持筒7を備え、2本の支持筒7に2本の伸縮ロッド5を連結して、2本の伸縮ロッド5の上端にグリップ4を連結することができる。さらに、本発明のキャスター付きの鞄は、2本の支持筒7の間に、長方形である載せ台2の長手方向に伸びる縦方向の補強壁8Bを設けて、縦方向の補強壁8Bで2本の支持筒7を載せ台2に連結することができる。
さらに、本発明のキャスター付きの鞄は、2本の伸縮ロッド5のガイド筒5Bの上端を連結ロッド11で連結することができる。この鞄は、連結ロッド11の鞄本体3との対向面に上方に突出する連結片13を設けて、鞄本体3にはこの連結片13を挿通して連結ロッド11に連結される挿入部3Bを設けることができる。この鞄は、挿入部3Bに連結片13を入れて、鞄本体3を連結ロッド11に連結する。
本発明のキャスター付きの鞄は、伸縮ロッド5の鞄本体3との対向面に、上方に突出する連結片13を設けて、鞄本体3にはこの連結片13を挿通して伸縮ロッド5に連結される挿入部3Bを設けて、挿入部3Bに連結片13を入れて、鞄本体3を伸縮ロッド5に連結することができる。
さらに、本発明のキャスター付きの鞄は、載せ台2と補強壁8とをプラスチックで一体的に成形してベースフレーム1とすることができる。
本発明のキャスター付の鞄は、載せ台の中間に設けた伸縮ロッドをしっかりと強靭な構造で載せ台に連結できる特長がある。それは、本発明のキャスター付きの鞄が、伸縮ロッドを挿通して連結する支持筒を載せ台に設けており、この支持筒を、載せ台の四隅に設けているキャスターの間に配置すると共に、載せ台の下面に突出させて、さらに、支持筒の下面突出部には、載せ台の横方向を向く姿勢の補強壁を設けて、この補強壁で支持筒を支持しているからである。この構造の鞄は、載せ台の上面に補強壁を設けて支持筒を連結するのではなく、支持筒を載せ台の下面に突出させて、この突出部に補強壁を連結して支持筒を支持するので、載せ台の中間に設けた伸縮ロッドをしっかりと強靭な構造で載せ台に連結しながら、載せ台の上面を制限することなく鞄本体を理想的に配置できる。この構造の鞄は、伸縮ロッドをしっかりと自立させて、上端のグリップ部を握って前方に楽に移動できると共に、鞄本体を簡単な構造として、安価に多量生産できる特長もある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのキャスター付きの鞄を例示するものであって、本発明はキャスター付きの鞄を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図6ないし図8に示すキャスター付きの鞄は、底面の四隅部に、自由な方向に走行可能な首振り式のキャスター6を設けているベースフレーム1と、このベースフレーム1に装着している鞄本体3とを備える。図の鞄は、鞄本体3を脱着できるようにベースフレーム1に装着している。この鞄は、鞄本体3を簡単に交換できる特長がある。ただ、鞄本体は、脱着できないようにベースフレームに固定することもできる。
ベースフレーム1は、プラスチックを成形して製作される。ベースフレーム1は、図7および図9ないし図11に示すように、四隅部にキャスター6を設けて、上に鞄本体3を装着している載せ台2と、この載せ台2の片側に上方に延長して自立するように固定され、かつ上方に引出し自在であって上端にグリップ4を有する伸縮ロッド5と、この伸縮ロッド5を伸長位置と収縮位置に停止させるストッパとを備える。ベースフレーム1は、載せ台2の上で伸縮ロッド5の側面に鞄本体3を装着している。
載せ台2は、全体の平面形状を長方形としている。載せ台2は、長方形の長辺となる片側の中間に伸縮ロッド5を固定している。図のベースフレーム1は、伸縮ロッド5を挿通して連結する支持筒7を、プラスチック製の載せ台2に一体的に成形して設けている。図のベースフレーム1は、片側に2本の支持筒7を設けて、各々の支持筒7に伸縮ロッド5を挿通して連結している。支持筒7は、上下方向を向く姿勢で載せ台2に一体的に成形して連結されている。支持筒7は、長方形である載せ台2の長辺となる一方の側の中間にあり、載せ台2の両端部に設けているキャスター6の間に配置されている。さらに、支持筒7は、載せ台2の下面と上面に突出している。この支持筒7は、伸縮ロッド5を長い部分で挿入して、しっかりと載せ台2に連結できる。ただし、支持筒は、載せ台の下面にのみ突出して、上面には突出しない形状とすることもできる。支持筒7の下面の突出高さ(d)は、キャスター6の高さ(h)よりも低くしている。下面の突出高さ(d)がキャスター6よりも高いと、支持筒7の先端が走行路面に衝突して、キャスター6でスムーズに移動できなくなるからである。支持筒7の下面突出高さ(d)とキャスター6の高さ(h)の高低差は、好ましくは1cmとする。ただし、高低差は0.5〜5cm、好ましくは0.6〜4cm、さらに好ましくは0.6〜3cmとすることができる。平滑な路面に走行させる鞄は、高低差を少なくして、支持筒7を下面に高く突出できる。この鞄は、伸縮ロッド5をしっかりと倒れないように、支持筒7に連結できる。
さらに、支持筒7は、図9ないし図11に示すように、下面の突出部7Aに補強壁8を一体的に成形して設けている。補強壁8は、支持筒7と載せ台2の下面に連結している。補強壁8は、載せ台2の四隅の下面にキャスター6を設けることによってできるキャスター間のスペースを有効利用して設けられる。四隅にキャスター6のある載せ台2は、キャスター6で持ち上げられて、下面にスペースができる。従来の鞄は、このスペースを有効利用していない。本発明の鞄は、このキャスター間の無駄なスペースを有効利用して、支持筒7と補強壁8を設ける。したがって、支持筒7を載せ台2の下面に突出し、この支持筒7と載せ台2に一体的に成形してなる補強壁8を設けることで、載せ台2を高くする必要はない。また、キャスター6を固定する位置を変更し、あるいはキャスター自体を特別なものにする必要もない。
支持筒7と補強壁8は、キャスター間にできるスペースに配置されている。図のベースフレーム1は、長方形である載せ台2の長手方向に直交する横方向を向く横方向の補強壁8Aに加えて、載せ台の長手方向である縦方向を向く縦方向の補強壁8Bも設けている。横方向の補強壁8Aは、載せ台2の横方向を向く姿勢、すなわち長方形の短辺と平行な姿勢で設けられている。縦方向の補強壁8Bは、2本の支持筒7の間にあって、2本の支持筒7を連結するように設けている。すなわち、縦方向の補強壁8Bは、両端縁を支持筒7に、上縁を載せ台2の下面に連結している。この構造のベースフレーム1は、横方向の補強壁8Aと縦方向の補強壁8Bで支持筒7を載せ台2に連結する。したがって、支持筒7は、横方向にも縦方向にも倒れないように載せ台2に連結される。
さらに、図9のベースフレームは、ひとつの支持筒7に、平行な2列の補強壁8を設けている。2列の補強壁8は、支持筒7の両側に連結して設けられる。図のベースフレーム1は、横方向の補強壁8Aと縦方向の補強壁8Bの両方を、各々平行な2列のリブとしている。図は、2列の補強壁8を平行に設けているが、補強壁は、3列以上を平行に設けることもできる。このように、互いに平行な複数列の補強壁8を支持筒7と載せ台2に連結して設ける構造は、ベースフレーム1を軽くしながら、支持筒7を極めて強靭な構造で載せ台2に連結できる。ただ、支持筒は1列の補強壁で載せ台に連結することもできる。
さらに、図のベースフレーム1は、横方向の補強壁8Aの形状を支持筒7から離れるにしたがって、しだいに低くなる形状としている。縦方向の補強壁8Bも、中間部分を低くして、支持筒7から離れるにしたがって低くなる形状としている。この形状の補強壁8は、全体の面積を小さくして軽くしながら、支持筒7を倒れないように有効に補強できる。
載せ台2と支持筒7と補強壁8を備えるベースフレーム1は、プラスチックで全体を一体的に成形して製作される。したがって、支持筒7と載せ台2と補強壁8とはプラスチックを成形する工程で互いに連結される。このベースフレーム1は、補強壁8と載せ台2と支持筒7の連結強度を強くできる。ただ、本発明の鞄は、補強壁と載せ台と支持筒を別々のプラスチックで成形して接着やネジ止等の構造で固定することもできる。
図の鞄は、伸縮ロッド5を角柱状としているので、支持筒7を角筒状としている。支持筒7に入れた伸縮ロッド5は、止ネジで支持筒7に固定される。ただ、伸縮ロッド5は、支持筒7に挿入して接着して固定し、あるいは抜けない嵌合構造で連結することもできる。この構造で伸縮ロッド5を載せ台2に連結する構造は、伸縮ロッド5を極めて強靭な構造で載せ台2に固定できる。
さらに、載せ台2は、上面を平面として、その下面には、縦横に伸びる補強リブ10をプラスチックで一体的に成形して設けている。この載せ台2は、全体を薄くしながら補強リブ10で強靭な構造にできる。さらに、載せ台は、縦横に設けている補強リブの間に、載せ台を上下に貫通する貫通孔を設けて、より軽くすることもできる。
さらに、図の載せ台2は、伸縮ロッド5を固定している側部、図において右側に、載せ台2の幅を広くする方向に突出する突出部9を設けており、この突出部9を設けた部分にキャスター6を固定している。突出部9を設けている載せ台2は、その両側に固定するキャスター6の間隔を広くして安定できる。長方形の載せ台2は、その横幅を狭くすると横に倒れやすくなるが、突出部9を設けてキャスター6の間隔を広くして横方向の安定性を向上できる。キャスター6は載せ台2の四隅部に固定されるので、突出部9は伸縮ロッド5を連結する側の両端部に設けられる。突出部9を設けている載せ台2は、その幅を14〜16cmとして、長さを30〜50cmとしている。ただし、幅は12〜35cmとすることもでき、また長さを20〜50cmとすることもできる。
図の鞄は、載せ台2の上面であって、伸縮ロッド5に隣接して鞄本体3を装着している。鞄本体3は、可撓性シートを縫製して製作することができる。この鞄は、鞄本体3を脱着できるように装着する構造としている。ただし、鞄本体は、脱着できないようにベースフレームに固定することもできる。図7のベースフレーム1は、連結穴12と連結片13を設けて、鞄本体3を脱着できるように装着する。連結穴12は、載せ台2に設けている。図7の載せ台2は、上下に貫通して連結穴12を設けている。図7の連結穴12はスリット状としている。スリット状の連結穴12は、鞄本体3に固定している連結バンド3Aを挿通して、鞄本体3をベースフレーム1に連結する。
連結片13は、伸縮ロッド5に連結している。図7の鞄は、伸縮ロッド5を、載せ台2の支持筒7に下端を挿入して連結しているガイド筒5Bと、このガイド筒5Bに2段に引出しできるように挿入している引出ロッド5Aとで構成して、ガイド筒5Bの上端を連結する連結ロッド11に連結片13を設けている。連結ロッド11は、プラスチックでもって連結片13を一体的に成形して設けている。連結片13は、鞄本体3との対向面に上方に突出する形状に成形されており、鞄本体3に設けられる挿入部3Bに挿入されて、鞄本体3を外れないように連結する。鞄本体3の挿入部3Bは、下方を開口している連結隙間を備え、ここに連結片13が挿入されて互いに連結される。鞄本体3は、上部に設けている挿入部3Bに連結片13を入れ、下部に設けている連結バンド3Aをベースフレーム1に連結して、外れないように連結される。鞄本体3は、連結バンド3Aをベースフレーム1に連結して、ベースフレーム1から上昇しなくなる。上方に延長される連結片13は、上昇しない鞄本体3を外れないように連結する。
以上の連結穴12と連結片13は、以下のようにして、鞄本体3を脱着できるように、簡単に、しかもしっかりと外れないようにベースフレーム1に連結する。
(1) 鞄本体3の挿入部3Bを連結片13に引っかける。
(2) この状態で、鞄本体3の下部に連結している連結バンド3Aを、ベースフレーム1の載せ台2に設けてる連結穴12に連結する。連結バンド3Aは一端を鞄本体3に縫着し、あるいは接着して連結しており、先端には脱着連結具を設けている。脱着連結具は、ボタン、ホック、フック、マジックテープ(登録商標)等である。
ベースフレーム1に装着された鞄本体3は、装着するときと反対に、連結バンド3Aを外して、上昇させて連結片13から外してベースフレーム1から外すことができる。以上の鞄本体3は、下部をベースフレーム1に連結し、上部を連結片13に連結して、簡単に脱着して、しかもしっかりとベースフレーム1に装着できる。鞄本体は、連結フックを使用することなく、連結バンドでもって上部と下部の両方をベースフレームに装着することもできる。
伸縮ロッド5は、図6ないし図8に示すように、伸長されてグリップ4が引き上げられると、載せ台2に固定している片側から中央に向かってグリップ4を移動させるように湾曲されている。図に示すように、伸縮ロッド5を載せ台2の右側に固定する場合、載せ台2の中央とは、左右方向の中心を意味するものとする。図の鞄は、載せ台2の右側に伸縮ロッド5を固定しているので、伸縮ロッド5は引き上げられると、グリップ4を載せ台2の右側から左側に向かって移動させるように、伸縮ロッド5を湾曲させている。いいかえると、伸縮ロッド5は、中央部が外側に突出する方向に湾曲されて、引き上げられたグリップ4を、載せ台2の側部から中央に接近する方向に移動させる。伸縮ロッド5を引き上げた状態で、グリップ4は、必ずしも載せ台2の中央に位置する必要はない。それは、グリップ4が完全に中央になくても、グリップ4を押して鞄を曲がらないように前方に移動できるからである。引き上げられたグリップ4の位置は、図において、伸縮ロッド5を固定している載せ台2の一方の端面を基準の0点とし、反対側の端面を100とすれば、たとえば、15〜80%の位置、好ましくは20〜60%、さらに好ましくは20〜50%の位置である。
さらに、図12の鞄は、伸縮ロッド5が伸長されてグリップ4が引き上げられると、載せ台2に固定している片側から中央に向かってグリップ4を移動させるように伸縮ロッド5を傾斜して載せ台2に固定している。図12の鞄は、載せ台2の右側に伸縮ロッド5を固定しているので、伸縮ロッド5は引き上げられると、グリップ4を載せ台2の右側から左側に向かって移動させるように、伸縮ロッド5を傾斜させている。傾斜する伸縮ロッド5も、湾曲する伸縮ロッド5と同じように、グリップ4を引き上げた状態で、グリップ4を必ずしも載せ台2の中央に位置させる必要はない。グリップ4が完全に中央になくても、グリップ4を押して鞄を曲がらないように前方に移動できるからである。
さらに、図示しないが、鞄は、湾曲する伸縮ロッドを傾斜して載せ台の片側に固定して、グリップを引き上げて、載せ台の片側から中央に向かって移動させることもできる。この鞄は、湾曲する曲率半径を大きくすると共に、傾斜角を直角に近くして、グリップを引き上げて載せ台の中央に接近できる。それは、傾斜させることと湾曲させることの両方で、引き上げたグリップを載せ台の側部から中央に移動できるからである。
さらにまた、本発明の鞄は、図13に示すように、載せ台2の片側に、直線状の伸縮ロッド5を垂直に固定することもできる。
以上の実施例の鞄は、載せ台2の片側の中間に2本の伸縮ロッド5を固定している。このように、載せ台2の片側に伸縮ロッド5を配置する構造は、載せ台2の上面のほぼ全面に鞄本体3を配置できるので、載せ台2に装着する鞄本体3の底面を広くできる特長がある。ただ、本発明の鞄は、伸縮ロッドを載せ台の片側に配置する構造に特定しない。伸縮ロッドは、載せ台の両側の間に配置することもできる。
図14と図15に示す鞄のベースフレーム1は、載せ台2の両側の間であって、両端部のキャスター6の間に伸縮ロッド5を固定している。図の鞄は、載せ台2の左右の中央に伸縮ロッド5を固定しており、伸縮ロッド5の両側に隣接して、一対の鞄本体3を装着している。このように、載せ台2の中央に配置される伸縮ロッド5は、垂直に直線状に伸縮できる構造として、上端のグリップ4を載せ台2の中央に配置できる特長がある。ただ、伸縮ロッドは、載せ台の中央から片側方向に位置をずらして配置することもできる。載せ台の片側方向に位置をずらして配置される伸縮ロッドは、前述のように、湾曲する形状とし、あるいは、載せ台の中央に向かって傾斜する姿勢として、伸縮ロッドを伸長した状態でグリップを載せ台の中央に配置することもできる。
図14と図15に示すベースフレーム1は、伸縮ロッド5を自立した姿勢で保持するために、載せ台2の中央に支持筒7を設けている。この支持筒7も、載せ台2の下面に突出部7Aを突出させており、その突出高さをキャスターの高さよりも低くしている。さらに、支持筒7は、下面の突出部7Aに補強壁8を一体的に成形して設けている。図15の補強壁8は、突出部7Aの両側に、横方向を向く横方向の補強壁8Aを設けている。横方向の補強壁8Aは、支持筒7から離れるにしたがって、しだいに低くなる形状としている。図示しないが、ベースフレームは、縦方向を向く縦方向の補強壁も設けている。この縦方向の補強壁は、2本の支持筒を連結するように設けている。すなわち、縦方向の補強壁は、両端縁を支持筒に、上縁を載せ台の下面に連結している。以上の構造のベースフレーム1は、横方向の補強壁8Aと縦方向の補強壁で支持筒7を載せ台2に連結する。したがって、支持筒7は、横方向にも縦方向にも倒れないように載せ台2に連結される。さらに、縦方向の補強壁は、支持筒の外側に、縦方向に延長して設けることもできる。それは、載せ台の中央部に支持筒を設けているので、両端部のキャスターが邪魔にならないからである。支持筒の外側に設けられる縦方向の補強壁は、支持筒から離れるにしたがって、しだいに低くなる形状とする。
さらに、図の鞄は、載せ台2の上面であって、伸縮ロッド5の両側に隣接して一対の鞄本体3を脱着できるように装着している。図の鞄は、一対の鞄本体3を、伸縮ロッド5を挟着する状態で装着している。伸縮ロッド5の両側に装着される鞄本体3も、前述の連結構造で連結できる。すなわち、一対の鞄本体3は、連結ロッド11の両側に突出して設けた連結片13に、鞄本体3の上部に設けている挿入部(図示せず)を挿入すると共に、載せ台2に開口して設けた連結穴12に鞄本体3の下部に設けている連結バンド3Aを連結して、ベースフレーム1に外れないように連結される。さらに、一対の鞄本体は、互いに連結される対向面やその周縁部を脱着連結部材を介して連結することもできる。たとえば、一対の鞄本体は、対向面の周縁部を面ファスナーやホック等で連結し、あるいは対向面の周縁に沿ってチャックで連結し、あるいはまた、図14の鎖線で示すように、外周面の複数箇所を面ファスナーや紐等の連結具28で連結して、一対の鞄本体3の連結部分が分離するのを防止できる。この鞄は、各々の鞄本体3を広い開口面積で開閉する構造とすることができる。
伸縮ロッド5は、収縮状態、いいかえるとグリップ4を最も押し下げた状態では、グリップ4が鞄本体3の上部ないし上方に位置してストッパで停止される。伸縮ロッド5は、収縮されてグリップ4を最も低くする位置で、キャスター6の底面からグリップ4の上面までの距離を約50cmとする。ただし、伸縮ロッド5は、収縮されてグリップ4を最も低くする位置で、キャスター6の底面からグリップ4の上面までの距離を、好ましくは30〜80cm、さらに好ましくは35〜70cmとすることもできる。伸縮ロッド5を収縮してグリップ4を最も低くする状態で、グリップ4を掴みやすいように、鞄本体3をグリップ4よりも低くする。伸縮ロッド5は、伸長状態、いいかえるとグリップ4を最も高く引き上げた状態では、キャスター6の底面からグリップ4の中心までの高さが60〜100cm、好ましくは65〜85cmとなる位置でストッパで停止される。
伸縮ロッド5は、載せ台2に上下方向に伸びるように固定しているガイド筒5Bと、このガイド筒5Bに出し入れできるように挿入している2段の引出ロッド5Aとを備え、上段の引出ロッド5Aaの上端にグリップ4を固定している。また、2段の引出ロッド5Aは、上段の引出ロッド5Aaを下段の引出ロッド5Abよりも細くして、上段の引出ロッド5Aaを下段の引出ロッド5Abに出し入れできるように挿通している。さらに、伸縮ロッド5は、下段の引出ロッド5Abをガイド筒5Bよりも細くして、下段の引出ロッド5Abをガイド筒5Bに出し入れできるように挿通している。ガイド筒5Bと引出ロッド5Aは、太さの異なる金属筒とすることができる。ガイド筒と引出ロッドは、プラスチックを角筒状に成形して製作することもできる。図の伸縮ロッドは、2段に伸縮できる構造としているが、伸縮ロッドは1段の伸縮構造とすることも、3段以上に伸縮できる構造とすることもできる。
以上の図に示す鞄は、載せ台2の片側に、あるいは両側の間に2本の伸縮ロッド5を固定して、2本の伸縮ロッド5の上端にグリップ4を連結している。さらに、以上の図に示す鞄は、載せ台2の片側の中間部に位置して、あるいは両側の間の中間部に位置して2本の伸縮ロッド5を固定している。すなわち、2本の伸縮ロッド5の間隔を、長方形である載せ台2の長辺の長さよりも短くしている。
さらに、2本の伸縮ロッド5は、ガイド筒5Bの上端を連結ロッド11で連結している。ガイド筒5Bは、下端を載せ台2の支持筒7に入れて固定して、上端部分を連結ロッド11で連結している。このように、ガイド筒5Bの上端を連結ロッド11で連結する構造は、2本の伸縮ロッド5を補強して、より安定して自立できる。連結ロッド11と、図6の鎖線で示す最も降下したグリップ4との間には手を入れる挿入隙間14を設けている。降下したグリップ4を掴みやすくするためである。図のグリップ4は、プラスチックで全体をコ字状に成形して、両端の折曲部分を引出ロッド5Aに連結して、挿入隙間14を設けている。
ストッパは、伸縮ロッド5の伸縮を停止できる全ての機構を利用できる。ストッパの一例を、図16ないし図18に示す。これらの図に示す伸縮ロッド5は、2段の引出ロッド5Aを伸縮できる構造としているので、上下に2つのストッパ15を備えている。第1ストッパ15Aは、上段の引出ロッド5Aaと下段の引出ロッド5Abの伸縮を停止する。第2ストッパ15Bは、下段の引出ロッド5Abとガイド筒5Bの伸長を停止する。さらに、下段の引出ロッド5Abとガイド筒5Bの収縮は、第1ストッパ15Aで停止する。
第1ストッパ15Aは、上段の引出ロッド5Aaの下端部に配設されて、下段の引出ロッド5Abに向かって弾性的に突出する突出ピン16と、下段の引出ロッド5Abに設けられて、突出ピン16が挿入される係止部17と、突出ピン16を係止部17から強制的に引き抜く第1解除機構18とを備える。第2ストッパ15Bは、下段の引出ロッド5Abの下端部に配設されて、ガイド筒5Bに向かって弾性的に突出する突出ピン36と、ガイド筒5Bに設けられて、突出ピン36が挿入される係止部37と、突出ピン36を係止部37から強制的に引き抜く第2解除機構38とを備える。
突出ピン16は、上段の引出ロッド5Aaの下端部の内部に、引出ロッド5Aの外周方向に弾性的に突出するように、弾性部材19を介して配設されている。突出ピン36は、下段の引出ロッド5Abの下端部の内部に、引出ロッド5Aの外周方向に弾性的に突出するように、弾性部材39を介して配設されている。これらの突出ピン16、36は、弾性部材19、39に押圧されて引出ロッド5Aから弾性的に突出する。突出ピン16、36は、互いに反対方向に突出するように引出ロッド5Aに配置している。図の伸縮ロッド5は、突出ピン16を内側に、すなわち対向する伸縮ロッド5の方向へ突出させて、突出ピン36を外側に、すなわち対向する伸縮ロッド5と反対の方向へ突出させている。
係止部17、37は、突出ピン16、36が挿入される貫通孔または凹部である。図に示す下段の引出ロッド5Abとガイド筒5Bは、突出ピン16、36を挿入させる貫通孔を開口して係止部17、37としている。このように、係止部17、37を貫通孔とする構造は、ここに挿入される突出ピン16、36を貫通孔に貫通して突出させて、伸縮ロッド5を確実に停止できる特長がある。このことは、とくに、伸縮ロッド5を杖代わりに使用して、いいかえるとグリップ4に体重をかける姿勢として体を支えるときに極めて安全に使用できる。それは、突出ピン16、36が不意に係止部17、37から外れて、伸縮ロッド5が押し込まれるのを有効に防止できるからである。また、グリップ4を持って鞄全体を持ち上げるときにも、伸縮ロッド5が不意に引き出されるのを防止できる特長もある。このように、引出ロッド5Aの位置を確実に固定できるストッパ15は、グリップ4を上昇位置とする場合においても、また降下位置とする場合においても、極めて安全に使用できる特長がある。ただ、係止部は、突出ピンの先端部を挿入させる凹部とすることもできる。
下段の引出ロッド5Abに設けられる係止部17は、図示しないが、上段の引出ロッド5Aaを最も引き上げた状態と、中間まで引き上げた状態と、最も降下させた状態とで突出ピン16を挿入する位置に設けている。上段の引出ロッド5Aaが最も引き上げられた状態では、最も上の係止部17に突出ピン16が挿入され、上段の引出ロッド5Aaが最も降下された状態では、最も下の係止部17に突出ピン16が挿入され、さらに、上段の引出ロッド5Aaが中間まで引き上げられた状態では、突出ピン16が中間の係止部17に挿入されて上段の引出ロッド5Aaの伸縮が停止される。このように、下段の引出ロッド5Abの中間に係止部17を設けた伸縮ロッド5は、複数の段階に分けて上段の引出ロッド5Aaを伸縮できる特長がある。ただ、上段の引出ロッドは、必ずしも中間位置で停止できる構造とする必要はなく、上昇位置と降下位置にのみ停止させることもできる。さらに、上段の引出ロッドは、下段の引出ロッドの中間に複数の係止部を設けて、中間まで引き上げた上段の引出ロッドを複数の引き上げ位置で停止することもできる。この伸縮ロッドは、グリップの位置を少しずつ上下させて最適な位置を選択できる。
ガイド筒5Bに設けられた係止部37は、下段の引出ロッド5Abを最も引き上げた状態で突出ピン36を挿入する位置に設けている。下段の引出ロッド5Abが最も引き上げられた状態で、係止部37に突出ピン36が挿入されて下段の引出ロッド5Abの伸長が停止される。さらに、ガイド筒5Bは、図17に示すように、上段の引出ロッド5Aaと下段の引出ロッド5Abを最も降下した状態で、突出ピン16を挿入する係止部30を設けている。係止部30は、降下位置にある下段の引出ロッド5Abの最も下の係止部17を貫通する突出ピン16を挿入する位置に設けている。すなわち、この伸縮ロッド5は、上段の引出ロッド5Aaと下段の引出ロッド5Abを最も降下させた状態で、下段の引出ロッド5Abの係止部17とガイド筒5Bの内側の係止部30とに突出ピン16を挿入して伸縮ロッド5を最も収縮した状態で停止させる。このように、ガイド筒5Bの外側に設けた係止部37に突出ピン36が挿入されて、下段の引出ロッド5Abの伸長が停止され、ガイド筒5Bの内側に設けた係止部30に突出ピン16が挿入されて、下段の引出ロッド5Abの収縮が停止される。
第1解除機構18は、図18に示すように、グリップ4に設けている押しボタン20と、この押しボタン20に連結されて、押しボタン20で上下に移動される駆動ロッド21と、駆動ロッド21の下端に押圧されて、突出ピン16を強制的に引き込む方向に回動する回動片22とを備える。
押しボタン20は、グリップ4の上面の中央部分に、上下に移動できるように配設している。押しボタン20は、弾性体23を介してグリップ4の下面に連結しており、この弾性体23を介して弾性的に押し出されている。この押しボタン20は、下面に駆動ロッド21を連結しており、押しボタン20が指で上下に移動されると、駆動ロッド21を上下に駆動するようにしている。
駆動ロッド21は、グリップ4と上段の引出ロッド5Aaの内部に配設されており、押しボタン20で上下に駆動されて回動片22を回動させる。図18に示す駆動ロッド21は、グリップ4の下面に連結された水平ロッド21Aと、上段の引出ロッド5Aaに挿通された垂直ロッド21Bとを備える。水平ロッド21Aの両端は、垂直ロッド21Bの上端の上方に位置しており、水平ロッド21Aが下方に押圧されると垂直ロッド21Bを下方に押し下げるようにしている。垂直ロッド21Bは、上端を、上段の引出ロッド5Aa内を上下に移動する挿入キャップ24に挿通しており、垂直ロッド21Bを上段の引出ロッド5Aa内で正確に上下に移動できるようにしている。ただ、水平ロッドの両端は、垂直ロッドの上端に連結することもできる。たとえば、駆動ロッドは、コ字状に折曲してなる1本のロッドとすることもできる。駆動ロッド21の下端は、上段の引出ロッド5Aaの下端まで延長されている。
回動片22は、上段の引出ロッド5Aaの下端部に配設されており、駆動ロッド21の下端に押圧されて突出ピン16を強制的に引き込む方向に回動する。図に示す上段の引出ロッド5Aaは、下端にガイドキャップ25を連結しており、このガイドキャップ25の内部に、垂直面内で回動できるように回動片22を装着している。このガイドキャップ25は、駆動ロッド21の下端部を正確に上下動できるように、上段の引出ロッド5Aaに挿入される連結筒部26に、駆動ロッド21を挿通する挿通孔26Aを開口している。回動片22は、全体の形状をL字状に折曲しており、一端を回転軸27を介してガイドキャップ25に連結すると共に、他端の両側には、突出ピン16に向かって突出するピン22Aを設けている。この回動片22は、駆動ロッド21で押圧されて回動するとき、ピン22Aの先端を突出ピン16の両側に設けた突出部16Aに当接させて、回動するピン22Aで突出ピン16を押圧して強制的に後退させる。駆動ロッド21の押圧が解除されると、突出ピン16は回動片22のピン22Aに押圧されなくなり、弾性部材19で弾性的に押し出されて回動片22を元の姿勢に回動させる。
以上の第1解除機構18は、押しボタン20が押されると駆動ロッド21が押し下げられて、駆動ロッド21の下端に配設された回動片22が回動される。回動する回動片22は、ピン22Aの先端で突出ピン16を引き抜く方向に移動させて、突出ピン16を係止部17から引き抜く。この状態で、第1ストッパ15Aは解除されて、上段の引出ロッド5Aaが下段の引出ロッド5Abの内部を上下に移動できる状態となる。押しボタン20を離すと、突出ピン16が弾性部材19に押圧されて下段の引出ロッド5Abに向かって突出できる状態となる。
第1ストッパ15Aは、グリップ4に設けている第1解除機構18の押しボタン20を押して、突出ピン16を強制的に引き込んで係止状態を解除する。この状態で、上段の引出ロッド5Aaを引き上げ、あるいは降下させる。突出ピン16が引き込まれた上段の引出ロッド5Aaは、下段の引出ロッド5Abの内部を上下に移動する。押しボタン20を離した後、グリップ4を所定の高さに調整すると、突出ピン16が係止部17に案内され、上段の引出ロッド5Aaの伸縮が停止されて、グリップ4の上昇と降下が停止される。
第2解除機構38は、上段の引出ロッド5Aの下端に設けられた挿入ロッド31と、この挿入ロッド31の下端に押圧されて、突出ピン36を強制的に引き込む方向に回動する回動片32とを備える。
挿入ロッド31は、上段の引出ロッド5Aの下端に固定されたガイドキャップ25の下面に、下方に突出して設けられている。この挿入ロッド31は、下段の引出ロッド5Abの下端部に固定されたガイドキャップ35の挿通孔35Aに挿入されて、下端で回動片32の上面を押圧して回動片32を回動させる。
回動片32は、下段の引出ロッド5Abの下端部に配設されており、挿入ロッド31の下端に押圧されて突出ピン36を強制的に引き込む方向に回動する。図に示す下段の引出ロッド5Abは、下端にガイドキャップ35を連結しており、このガイドキャップ35の内部に、垂直面内で回動できるように回動片32を装着している。このガイドキャップ35は、挿入ロッド31を挿入できるように、上面に挿通孔35Aを開口している。回動片32は、全体の形状をL字状に折曲しており、一端を回転軸33を介してガイドキャップ35に連結すると共に、他端の両側には、突出ピン36に向かって突出するピン32Aを設けている。この回動片32は、挿入ロッド31で押圧されて回動するとき、ピン32Aの先端を突出ピン36の両側に設けた突出部36Aに当接させて、回動するピン32Aで突出ピン36を押圧して強制的に後退させる。挿入ロッド31の押圧が解除されると、突出ピン36は回動片32のピン32Aに押圧されなくなり、弾性部材39で弾性的に押し出されて回動片32を元の姿勢に回動させる。
以上の第2解除機構38は、上段の引出ロッド5Aaが下段の引出ロッド5Abの最深部まで押し込まれると挿入ロッド31がガイドキャップ35の挿通孔35Aに挿入されて、下段の引出ロッド5Abの下端に配設された回動片32が回動される。回動する回動片32は、ピン32Aの先端で突出ピン36を引き抜く方向に移動させて、突出ピン36を係止部37から引き抜く。この状態で、第2ストッパ15Bは解除されて、下段の引出ロッド5Abがガイド筒5Bの内部を上下に移動できる状態となる。このとき、上段ストッパ15Aaの突出ピン16は下段の引出ロッド5Abの最も下に設けた係止部17に挿通されており、挿入ロッド31がガイドキャップ35の挿通孔35Aに挿入された状態に保持されている。このため、突出ピン36は、回動片32によって引き抜き方向に移動された状態に保持される。この状態で、上段の引出ロッド5Aaと下段の引出ロッド5Abは、収縮状態に連結されており、上段の引出ロッド5Aaと下段の引出ロッド5Abが一体的に連結された状態でガイド筒5Bの内部を上下に移動する。
さらに、一体的に連結された上段の引出ロッド5Aaと下段の引出ロッド5Abとをガイド筒5Bに最も深く挿入すると、第1ストッパ15Aの突出ピン16がガイド筒5Bの内側に設けた係止部30に挿入される。この状態で、伸縮ロッド5の収縮が停止され、グリップ4が最も降下された状態で停止する。この突出ピン16と係止部30との係止状態を解除するときは、第1解除機構18の押しボタン20を押して突出ピン16を係止部30から引き抜く。この状態で、下段の引出ロッド5Abは、ガイド筒5Bの内部を上下に移動できる状態となる。
さらに、下段の引出ロッド5Abの引き出しを停止するときは、第1解除機構18の押しボタン20を押して突出ピン16を強制的に引き込んで第1ストッパ15Aを解除し、上段の引出ロッド5Aaを下段の引出ロッド5Abから引き出す。このとき、挿入ロッド31がガイドキャップ35の挿通孔35Aから引き出され、突出ピン36が弾性部材39で突出される状態となる。この状態で、下段の引出ロッド5Abが引き出されて、突出ピン36がガイド筒5Bの上端部に設けた係止部37に挿入されて、下段の引出ロッド5Abの引き出しが停止される。
以上の構造のストッパ15は、引出ロッド5Aが2段に伸縮される伸縮ロッド5を決められた位置に停止できる。ただし、本発明の鞄は、ストッパを以上の構造に特定しない。ストッパには伸縮ロッドを所定の位置で停止できる全ての機構とすることができる。
従来のキャスター付きの鞄を示す斜視図である。 本発明者が先に開発したキャスター付きの鞄の斜視図である。 図2に示すキャスター付きの鞄の垂直断面図である。 本発明者が先に開発した他のキャスター付きの鞄の斜視図である。 本発明者が先に開発した他のキャスター付きの鞄の斜視図である。 本発明の一実施例にかかるキャスター付きの鞄の斜視図である。 図6に示すキャスター付きの鞄の分解斜視図である。 図6に示すキャスター付きの鞄の正面図である。 図7に示すキャスター付きの鞄のベースフレームの底面斜視図である。 図7に示すキャスター付きの鞄のベースフレームの側面図である。 図10に示すベースフレームのA−A線断面図である。 本発明の他の実施例にかかるキャスター付きの鞄の正面図である。 本発明の他の実施例にかかるキャスター付きの鞄の斜視図である。 本発明の他の実施例にかかるキャスター付きの鞄の斜視図である。 図14に示すキャスター付きの鞄の分解正面図である。 伸縮ロッドのストッパの一例を示す拡大断面図である。 図16に示す伸縮ロッドの第2ストッパを解除した状態を示す拡大断面図である。 図16に示す伸縮ロッドの第1ストッパを解除した状態を示す拡大断面図である。
1…ベースフレーム
2…載せ台
3…鞄本体 3A…連結バンド 3B…挿入部
4…グリップ
5…伸縮ロッド 5A…引出ロッド
5Aa…上段の引出ロッド
5Ab…下段の引出ロッド
5B…ガイド筒
6…キャスター
7…支持筒 7A…突出部
8…補強壁 8A…横方向の補強壁 8B…縦方向の補強壁
9…突出部
10…補強リブ
11…連結ロッド
12…連結穴
13…連結片
14…挿入隙間
15…ストッパ 15A…第1ストッパ 15B…第2ストッパ
16…突出ピン 16A…突出部
17…係止部
18…第1解除機構
19…弾性部材
20…押しボタン
21…駆動ロッド 21A…水平ロッド 21B…垂直ロッド
22…回動片 22A…ピン
23…弾性体
24…挿入キャップ
25…ガイドキャップ
26…連結筒部 26A…挿通孔
27…回転軸
28…連結具
30…係止部
31…挿入ロッド
32…回動片 32A…ピン
33…回転軸
35…ガイドキャップ 35A…挿通孔
36…突出ピン 36A…突出部
37…係止部
38…第2解除機構
39…弾性部材
41…キャスター
42…脚
43…取手 43A…握り部
44…ケース本体
45…伸縮ロッド
51…ベースフレーム
52…載せ台
53…鞄本体
54…グリップ
55…伸縮ロッド
56…キャスター
57…連結ロッド
58…補強壁

Claims (13)

  1. 底面の四隅部に自由な方向に走行可能なキャスター(6)を有するベースフレーム(1)と、このベースフレーム(1)に装着している鞄本体(3)とを備える鞄であって、
    ベースフレーム(1)は、四隅部にキャスター(6)を設けて、上に鞄本体(3)を装着している長方形の載せ台(2)と、この載せ台(2)の片側に、または両側の間に上方に伸びる姿勢で自立するように連結され、かつ上方に伸縮自在で上端にはグリップ(4)を設けている伸縮ロッド(5)と、この伸縮ロッド(5)を伸長位置に停止させるストッパ(15)とを備えており、
    鞄本体(3)は側面を伸縮ロッド(5)に連結され、かつ、載せ台(2)は、伸縮ロッド(5)を挿通して連結する支持筒(7)を設けており、この支持筒(7)は、載せ台(2)の四隅に設けているキャスター(6)の間に配置されると共に、載せ台(2)の下面に突出して、その突出高さ(d)をキャスターの高さ(h)よりも低くしており、さらに支持筒(7)の下面突出部(7A)には、載せ台(2)の下面に連結する補強壁(8)を設けており、補強壁(8)はキャスター(6)の間にあって、長方形である載せ台(2)の長手方向に直交する横方向を向く姿勢で設けられており、この補強壁(8)が支持筒(7)を補強して載せ台(2)に連結されており、この支持筒(7)に伸縮ロッド(5)の下端を連結しているキャスター付きの鞄。
  2. 補強壁(8)が、長方形の載せ台(2)の長手方向に直交する横方向を向く横方向の補強壁(8A)に加えて、長方形である載せ台(2)の長手方向である縦方向を向く縦方向の補強壁(8B)とを備え、支持筒(7)が横方向の補強壁(8A)と縦方向の補強壁(8B)で載せ台(2)に連結されてなる請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
  3. 伸縮ロッド(5)が、グリップ(4)を引き上げると載せ台(2)の片側から中央に向かって移動する方向に湾曲している請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
  4. 伸縮ロッド(5)が、グリップ(4)を引き上げると載せ台(2)の片側から中央に向かって移動する方向に傾斜している請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
  5. 伸縮ロッド(5)が伸長してストッパ(15)で停止される状態で、キャスター(6)の底面からグリップ(4)までの高さが60〜100cmである請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
  6. 鞄本体(3)をベースフレーム(1)に脱着できるように装着している請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
  7. 伸縮ロッド(5)が、上下方向を向く姿勢で載せ台(2)に固定しているガイド筒(5B)と、このガイド筒(5B)に出し入れできるように挿入している引出ロッド(5A)とを備え、引出ロッド(5A)の上端にグリップ(4)を固定している請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
  8. ベースフレーム(1)が載せ台(2)の片側に2本の支持筒(7)を備え、2本の支持筒(7)に2本の伸縮ロッド(5)を連結して、2本の伸縮ロッド(5)の上端にグリップ(4)を連結している請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
  9. 2本の支持筒(7)の間に、長方形である載せ台(2)の長手方向に伸びる縦方向の補強壁(8)を設けて、縦方向の補強壁で2本の支持筒を載せ台に連結している請求項8に記載されるキャスター付きの鞄。
  10. 2本の伸縮ロッド(5)が、ガイド筒(5B)の上端を連結ロッド(11)で連結してなる請求項7と8に記載されるキャスター付きの鞄。
  11. 連結ロッド(11)が、鞄本体(3)との対向面に上方に突出する連結片(13)を有し、鞄本体(3)にはこの連結片(13)を挿通して連結ロッド(11)に連結される挿入部(3B)を設けており、挿入部(3B)に連結片(13)を入れて、鞄本体(3)を連結ロッド(11)に連結している請求項10に記載されるキャスター付きの鞄。
  12. 伸縮ロッド(5)が、鞄本体(3)との対向面に上方に突出する連結片(13)を有し、鞄本体(3)にはこの連結片(13)を挿通して伸縮ロッド(5)に連結される挿入部(13)を設けており、挿入部(3B)に連結片(13)を入れて、鞄本体(3)を伸縮ロッド(5)に連結している請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
  13. ベースフレーム(1)が載せ台(2)と補強壁(8)とをプラスチックで一体的に成形している請求項1に記載されるキャスター付きの鞄。
JP2004228653A 2004-08-04 2004-08-04 キャスター付の鞄 Expired - Fee Related JP4276594B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004228653A JP4276594B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 キャスター付の鞄
US11/194,553 US7252296B2 (en) 2004-08-04 2005-08-02 Bag with caster wheels
EP05291645A EP1623647A3 (en) 2004-08-04 2005-08-02 Bag with caster wheels
CNB2005100882794A CN100506106C (zh) 2004-08-04 2005-08-03 带滚轮的包

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004228653A JP4276594B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 キャスター付の鞄

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006043149A JP2006043149A (ja) 2006-02-16
JP4276594B2 true JP4276594B2 (ja) 2009-06-10

Family

ID=35170116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004228653A Expired - Fee Related JP4276594B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 キャスター付の鞄

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7252296B2 (ja)
EP (1) EP1623647A3 (ja)
JP (1) JP4276594B2 (ja)
CN (1) CN100506106C (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7990662B2 (en) 2007-10-22 2011-08-02 D-Wave Systems Inc. Systems, methods, and apparatus for superconducting magnetic shielding
US8228688B2 (en) 2007-10-31 2012-07-24 D-Wave Systems Inc. Systems, methods, and apparatus for combined superconducting magnetic shielding and radiation shielding
KR20190093106A (ko) * 2018-01-31 2019-08-08 (주)케이지에스티골프연구소 분리형 스탠딩 어셈블리를 구비한 골프용 캐리 백
US11449784B2 (en) 2015-12-21 2022-09-20 D-Wave Systems Inc. Method for use with superconducting devices

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7614628B2 (en) * 2004-06-22 2009-11-10 Ezm, Inc. Convertible carrying case systems and collapsible wheeled carts for carrying cases
FR2905657A1 (fr) * 2006-09-07 2008-03-14 Armand Delsol Bagage a support de passager.
US20080143067A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-19 John Wicka Device for controlling wheeled vehicles, wheeled vehicles incorporating such device and methods of operating the same
JP5098040B2 (ja) * 2007-05-07 2012-12-12 ワタナベ株式会社 4車輪付きのバッグ
JP4276695B1 (ja) * 2008-01-28 2009-06-10 株式会社スワニー キャスター付き鞄
KR101054849B1 (ko) 2009-07-01 2011-08-05 신명수 적재부의 유동이 가능한 배낭
CN101590787A (zh) * 2009-07-02 2009-12-02 杭州杰玛箱包有限公司 一种可拆卸式万向角轮和移动式箱包
FR2949950A1 (fr) * 2009-09-16 2011-03-18 Delsey Soc Bagage souple a roulettes orientables
US20110127737A1 (en) * 2009-12-02 2011-06-02 Vanessa Thomas Lee Wheeled hamper system
US8622415B2 (en) * 2010-03-11 2014-01-07 Conair Corporation Convertible transport apparatus
US20110220642A1 (en) * 2010-03-11 2011-09-15 Conair Corporation Foldable cart platform and basket combination
US8764033B2 (en) * 2010-08-06 2014-07-01 Robert Devine Utility truck base reinforcement and method of manufacture
CN202095728U (zh) * 2010-10-29 2012-01-04 假日集团控股有限公司 行李箱把手
US8567799B2 (en) * 2010-12-28 2013-10-29 Angélica Figueiredo White Wheeled K-12 book carrier and organizer
US8533908B2 (en) * 2011-01-12 2013-09-17 Tumi, Inc. Ball wheel
JP5832226B2 (ja) * 2011-10-13 2015-12-16 株式会社スワニー キャスターを有する鞄
JP5458154B2 (ja) * 2012-08-18 2014-04-02 株式会社スワニー キャスターを有する鞄
CN104473404B (zh) * 2014-09-30 2016-04-20 吴小江 具有多种移动方式的行李箱
SE1750528A1 (en) * 2014-10-02 2017-05-02 Travelpro Products Inc Article of luggage and method of assembling
US20160242518A1 (en) * 2015-02-25 2016-08-25 Michael T. Kennedy Children's Luggage Device
US9283137B1 (en) * 2015-07-16 2016-03-15 Joan White Push luggage assembly with a walker and attached bags
USD802925S1 (en) 2016-04-29 2017-11-21 Sterilite Corporation Basket
US10039356B1 (en) * 2017-06-19 2018-08-07 Tsung-Chi Chen Luggage board structure
CN109798288A (zh) * 2018-10-31 2019-05-24 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 卡扣组件及包括其的伸缩杆组件和挂烫机
CN109463869A (zh) * 2018-12-22 2019-03-15 王淇萱 一种小学生用书包辅助减压装置
US11357298B2 (en) 2019-03-01 2022-06-14 Travelpro Products, Inc. Article of luggage with a bottom tray
USD892503S1 (en) * 2019-05-13 2020-08-11 Torch Bowling Inc. Bag with attached casters

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3998476A (en) * 1975-09-29 1976-12-21 Kazmark Sr Eugene Anthony Portable luggage carrier with telescoping handle
US4175769A (en) * 1978-05-01 1979-11-27 Kazmark Eugene A Portable luggage carrier
JPS57179824A (en) 1981-04-28 1982-11-05 Sharp Corp Integration circuit for electronic shutter
JPS57179824U (ja) 1981-05-11 1982-11-15
JPS63131634A (ja) 1986-11-20 1988-06-03 Sony Corp 情報サ−ビスシステムにおけるデ−タレシ−バのアドレツシング方法
JPS63131634U (ja) 1987-02-20 1988-08-29
NL8801617A (nl) 1988-06-24 1990-01-16 Homar Nv Kofferframe.
US4995487A (en) 1989-08-08 1991-02-26 Plath Robert V Wheeled suitcase and luggage support
US5024458A (en) * 1990-02-07 1991-06-18 Kazmark Eugene A Portable luggage carrier with pivotable wheels
US5127664A (en) * 1991-09-27 1992-07-07 Cheng Chiun Jer Trolley with improved telescopic tubes
US5377795A (en) * 1994-05-06 1995-01-03 Vt International Ltd. Two-way towable luggage
JP2858232B2 (ja) * 1995-10-12 1999-02-17 株式会社スワニー キャスター付きのスーツケース
US5664652A (en) * 1996-09-26 1997-09-09 Romar International Corp. Vetically expandable luggage with integral wheeled carrier
JP2938818B2 (ja) * 1996-10-21 1999-08-25 株式会社スワニー
JP2802914B2 (ja) * 1996-11-08 1998-09-24 株式会社スワニー キャスター付きの鞄
US6024376A (en) * 1997-05-14 2000-02-15 Rubbermaid Commercial Products Inc. Platform truck with multi-positionable handle
US6964420B1 (en) * 2001-04-09 2005-11-15 Jesus O. Talamantez Rolling record case with handle
US6505720B1 (en) * 2001-07-18 2003-01-14 James Tsai Wheeled luggage
US20030038008A1 (en) * 2001-08-27 2003-02-27 Han Angela W. Cart-separable traveling bag
JP2004129880A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Swany Corp キャスターを有する杖
US20040238303A1 (en) * 2003-05-27 2004-12-02 Sam Hafif Backpack having a detachable wheeled frame

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7990662B2 (en) 2007-10-22 2011-08-02 D-Wave Systems Inc. Systems, methods, and apparatus for superconducting magnetic shielding
US8228688B2 (en) 2007-10-31 2012-07-24 D-Wave Systems Inc. Systems, methods, and apparatus for combined superconducting magnetic shielding and radiation shielding
US11449784B2 (en) 2015-12-21 2022-09-20 D-Wave Systems Inc. Method for use with superconducting devices
KR20190093106A (ko) * 2018-01-31 2019-08-08 (주)케이지에스티골프연구소 분리형 스탠딩 어셈블리를 구비한 골프용 캐리 백
KR102012680B1 (ko) 2018-01-31 2019-08-21 (주)케이지에스티골프연구소 분리형 스탠딩 어셈블리를 구비한 골프용 캐리 백

Also Published As

Publication number Publication date
EP1623647A3 (en) 2006-06-07
EP1623647A2 (en) 2006-02-08
US7252296B2 (en) 2007-08-07
US20060027985A1 (en) 2006-02-09
CN1732825A (zh) 2006-02-15
CN100506106C (zh) 2009-07-01
JP2006043149A (ja) 2006-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4276594B2 (ja) キャスター付の鞄
JP3793174B2 (ja) キャスター付きの鞄
JP4276695B1 (ja) キャスター付き鞄
JP2009297177A (ja) 折り畳み椅子を有する鞄
JP2802914B2 (ja) キャスター付きの鞄
JP6770728B2 (ja) 折り畳み椅子を有する鞄及びこれを構成するベースフレーム
JP2858232B2 (ja) キャスター付きのスーツケース
US5002304A (en) Collapsible cart
US6065574A (en) Bag mounted with casters
US8936255B2 (en) Stackable shopping basket with a pull handle
US5937457A (en) Cradle base collapsible mechanism
JP5832226B2 (ja) キャスターを有する鞄
CN213605383U (zh) 一种连接稳定的伸缩凳
JP2007159735A (ja) キャスター付の鞄
EP3696050A1 (en) Trolley
EP2082664A2 (en) Wheeled luggage and base-and-frame assembly therefor
KR200433637Y1 (ko) 골프백용 운반장치
US20230098364A1 (en) Luggage article attachment member
KR20240085214A (ko) 여행가방 물품 부착 부재
JP3016761U (ja) 旅行用トランク
JPH08893Y2 (ja) 手押し車
JPH0596304U (ja) 伸縮自在な足場板
JPH0739544U (ja) 航空機内持ち込みサイズのスーツケース
JPH0520626U (ja) 入れ子式伸縮ロツド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150313

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees