JP2745477B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2745477B2
JP2745477B2 JP63136801A JP13680188A JP2745477B2 JP 2745477 B2 JP2745477 B2 JP 2745477B2 JP 63136801 A JP63136801 A JP 63136801A JP 13680188 A JP13680188 A JP 13680188A JP 2745477 B2 JP2745477 B2 JP 2745477B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、DPS(データ・プロセツシング・システ
ム)やパーソナルコンピユータ、その他のフアイルシス
テムのチエツク機能を有するデータ処理装置、換言すれ
ば、自己診断機能を具備するデータ処理装置に係り、特
に、コンピュータの空き時間を利用して、フアイルシス
テムのチエツクと、その修復を自動的かつ定期的に行う
ことによつて、フアイルシステムの整合性が恒常的に保
持できるようにしたデータ処理装置に関する。
従来の技術 従来から、DPSやパーソナルコンピユータ、その他各
種のデータ処理装置においては、フアイルシステムをチ
エツクするプログラムが存在している。
しかしながら、この「フアイルシステムをチエツクす
る」という特殊要因によつて、システム質源の有効利
用、オペレータの作業量、フアイルシステムの監視維持
等の要因が相反するものとなり、最適化を目ざす自己診
断の自動化、定期的起動化、という機能を実現するため
には、大きな障害となつている。
発明が解決しようとする課題 従来のフアイルシステムのチエツク、および修復に関
する問題点を列挙すれば、ほぼ次の3点で不都合が生じ
ていた。
第1点は、フアイルシステムのチエツク、および修復
においては、これらの処理を実行するための環境は、デ
イスクへのリード/ライトが禁止された状態、という特
殊な状況であり、この状況で実行しなければならないの
で、自動的にフアイルシステムのチエツクを行うことは
難しい、という問題である。
第2点は、フアイルシステムは、いつ破壊されるのか
不定のため、実行可能な環境のときを捕えて、定期的に
チエツクされるのが望ましいが、フアイルシステムのチ
エツクには、長時間を要するので、無条件に、しかも、
定期的に必ず実行する、という方式を採用するには、シ
ステムの稼働状況から困難を伴う。
第3点は、ある特定の処理を行えば、自動化に修復を
行うことは可能であるか、どの部分がどのように修復さ
れたのか、が不明のまま修復されてしまつたり、また、
フアイルの削除、ブロツクの“0"クリア等の処理に際し
て、矛盾があるからという理由で、無条件に実施される
ことには問題があつた。
このように、従来のフアイルシステムのチエツク、お
よび修復に関しては、多くの問題があり、最適化を目標
とする自己診断の自動化、定期的起動化、という機能
は、簡単に実現できなかつた。
この発明の課題を具体的に云えば、次の4つの動作が
可能なデータ処理装置を提供することである。
第1に、ユーザのプログラムが稼動していない状態を
自動的に確認し、あるいはユーザによつて予め設定され
た時刻を検知して、それを基準としてユーザのプログラ
ムが稼動していない状態を自動的に確認した上で、自動
的にフアイルシステムのチエツク機能、およびその修復
機能が作動するように環境を整える機能を有すること。
第2に、フアイルシステムのチエツクの結果を、CRT
やプリンタ等の出力装置へ出力して、矛盾の内容を知ら
せると共に、自動的にフアイルシステムを修復したとき
は、その修復の内容をCRTやプリンタ等の出力して、ユ
ーザに知らせる機能を有すること。
第3に、自動的にフアイルシステムを修復する上で、
フアイルの削除およびデータの“0"クリア等の修正があ
るときは、フアイルおよびデータ等を特定の領域にセー
ブし、フアイルやデータ等が失なわれないようにした後
に修復する機能を有すること。
第4に、自動的にフアイルシステムの修復を行うか否
かは、予めユーザが決定できる機能を有すること。
この発明は、以上のような機能を備えたデータ処理装
置を実現することを目的としている。
課題を解決するための手段 請求項1の発明では、 少なくとも、主記憶装置と、外部記憶装置とを有し、
外部記憶装置内に存在するフアイルシステムのチエツク
用プログラムによりフアイルシステムをチエツクする自
己診断機能を具備するデータ処理装置において、 ユーザプログラムがデータ処理装置内で稼動状態であ
るか否かを判別するプログラム稼動状態判断手段と、 フアイルシステムのチエツク用プログラムを稼動する
時刻を設定する時刻設定手段とを設け、 時刻設定手段により設定された時刻で、かつ、データ
処理装置内でユーザプログラムが稼動状態にないことを
判断したとき、フアイルシステムのチエツク用プログラ
ムを稼動させることによつて、フアイルシステムのチエ
ツクを実行するようにしている。
請求項2の発明では、 少なくとも、主記憶装置と、外部記憶装置とを有し、
外部記憶装置内に存在するフアイルシステムのチエツク
用プログラムによりフアイルシステムをチエツクする自
己診断機能を具備するデータ処理装置において、 フアイルシステムのチエツク結果を出力装置へ出力す
るチエツク結果出力手段と、 外部記憶装置にフアイルシステムのチエツク結果およ
びチエツク前のデータを保存するチエツク結果・データ
保存手段と、 フアイルシステム修復の可否を設定する修復実行可否
設定手段とを設け、 修復可否設定手段に修復実行の容認が設定されている
ときは、チエツク結果出力手段へチエツク結果を出力
し、かつ、外部記憶装置に該フアイルシステムのチエツ
ク結果およびチエツク前のデータを保存すると共に、フ
アイルシステムの修復を実行するようにしている。
実 施 例 次に、この発明のデータ処理装置について、図面を参
照しながら、その実施例を詳細に説明する。
第2図は、この発明のデータ処理装置について、その
システムの要部構成の一実施例を示すブロツク図であ
る。図面において、1はCRTその他の表示装置、2は外
部記憶装置、3はプリンタ、4は入出力制御部、5は制
御部、6はフアイルシステム情報格納領域、7は自動自
己診断システム制御部を示す。
この第2図に示すように、この発明のデータ処理装置
では、自動自己診断システム制御部7が付加されている
点に主たる特徴があり、また、これに関連して、制御部
5の構成、および、フアイルシステム情報格納領域6の
内容が、一部変更されている。
第1図は、この発明のデータ処理装置について、その
要部構成の一実施例を示す機能ブロツク図である。図面
における符号は第2図と同様であり、また、11は中央演
算処理制御部、12はタイマー制御部、13はプロセス管理
制御部、21は実行環境整備制御部、22は起動時刻チエツ
ク制御部、23はシステムチエツク起動制御部、24はユー
ザプロセス有/無検知部、25はチエツク結果制御部、26
はフアイルシステム修正制御部、27は通常環境移行制御
部、28は物理ブロツク整合性チエツク部、29はフアイル
管理テーブル整合性チエツク部、30はデイレクトリ構造
整合性チエツク部、31はシステム修正実行・可/不可制
御部、32は物理ブロツク整合性制御部、33はフアイル管
理テーブル整合性制御部、34はデイレクトリ構造整合性
制御部、35はフアイルシステムデータ退避制御部、41は
フアイルシステム内部構造蓄積領域、42はエラー情報退
避領域、43はシステム構成情報退避領域を示す。
この第1図に示したデータ処理装置では、第2図の制
御部5を構成するブロツクには10番台、自動自己診断シ
ステム制御部7を構成するブロツクには20〜30番台、フ
アイルシステム情報格納領域6を構成するブロツクには
40番台の符号を付けて区別している。
まず、フアイルシステムのチエツクが起動される前の
通常の状態では、中央演算処理制御部11からの制御によ
つて、タイマー制御部12とプロセス管理制御部13とが常
に稼動されている。
タイマー制御部12から得られた時刻は、フアイルシス
テムのチエツクを起動する時刻か否かを検知するために
使用される。
すなわち、起動時刻チエツク制御部22では、システム
構成情報退避領域43に予め設定されているフアイルシス
テム・チエツク起動時刻の情報を読出し、現在の時刻と
比較して、フアイルシステムをチエツクすべきか否かの
判断を行う。
この発明のデータ処理装置は、このような動作を行う
ものである。
ここで、この発明のデータ処理装置について、自動自
己診断プログラムの起動時の処理をフローチヤートで示
す。
第3図は、第1図に示したこの発明のデータ処理装置
において、自動自己診断プログラムの起動時の処理の流
れを示すフローチヤートである。図面において、#1〜
#11はステツプを示す。
ステツプ#1で、起動時刻チエツク制御部22から比較
結果のデータを得る。
ステツプ#2で、システム構成情報退避領域43に、予
め設定されている時刻が有るか否か判断する。
もし、予め設定されている時刻が有れば、次のステツ
プ#3へ進み、予め設定された時刻になつたか否か判断
する。
これに対して、時刻が設定されていないときは、ステ
ツプ#4へ進み、設定時刻が無い旨の情報をセツとす
る。
ステツプ#5で、ユーザプロセス有/無検知部24から
結果データを得る。
次のステツプ#6で、ユーザプロセスが有るか否かに
ついて判断し、もし、無ければ、先のステツプ#5へ戻
り、同様の判断を行う。
ステツプ#6の判断で、ユーザプロセスが有れば、次
のステツプ#7へ進み、時刻データがが有るか否かにつ
いて判断する。
ステツプ#7の判断で、時刻データが有るときは、ス
テツプ#8へ進み、ユーザプロセスのない状態が一定時
間(例えば30分)以上続いたか否かについて判断する。
もし、一定時間が経過しないときは、次のステツプ#
9へ進み、所定時間だけ待ち、再びステツプ#8へ戻つ
て同様の判断を繰返えす。
ステツプ#8の判断で、ユーザプロセスのない状態が
一定時間以上続いたとき、あるいは、先のステツプ#7
の判断で、時刻データが有るときは、ステツプ#10へ進
む。
ステツプ#10で、フアイルシステムのチエツクが行え
る環境を作る。
ステツプ#11へ進み、フアイルシステムのチエツクを
実行する。
以上のステツプ#1〜ステツプ#11の処理によつて、
自動自己診断プログラムが起動される。
なお、システム構成情報退避領域43に格納されるシス
テム構成情報については、フアイルシステムの修復に関
連して、後出の第7図を参照しながら詳しく説明する。
〔システムチエツク起動制御部23の機能〕 システムチエツク起動制御部23は、この発明のデータ
処理装置において、最も重要な機能を有する制御部の1
つである。
このシステムチエツク起動制御部23の機能は、次のと
おりである。
時刻の比較結果によつて、現在の時刻が指定時刻であ
れば、フアイルシステムをチエツクすべきか否かの判断
結果が、システムチエツク起動制御部23へ渡され、この
判断結果の通知信号が、フアイルシステム・チエツクを
起動させる信号となる。
さらに、このシステムチエツク起動制御部23は、ユー
ザプロセス・有/無検知部24から、現在、ユーザプロセ
スが稼動しているか否かの情報を受取る。
この情報は、プロセス管理制御部13からの情報に基い
て、ユーザプロセス・有/無検知部24によつて作成さ
れ、システムチエツク起動制御部23へ送られる。
システムチエツク起動制御部23では、起動時刻チエツ
ク制御部22とプロセス管理制御部13の2つの制御部から
得られた情報に基き、フアイルシステムをチエツクでき
るか否かを判定する。
この場合の判定基準は、予め定められている時刻が到
来し、ユーザプロセスが稼動していないときである。
なお、予め定められた時刻がないときは、ある一定時
間、ユーザプロセスが稼動していなければ、フアイルシ
ステムのチエツクを行う。
このように、このシステムチエツク起動制御部23は、
最も重要な機能を有する制御部の1つである。
そこで、次に、第1図のブロツク図で、システムチエ
ツク起動制御部23と、その周辺に設けられている実行環
境整備制御部21、起動時刻チエツク制御部22、およびユ
ーザプロセス・有/無検知部24、とによつて行われるシ
ステムチエツク起動時の具体的な動作について、詳しく
説明する。
第4図は、第1図に示したこの発明のデータ処理装置
において、システムチエツク起動制御部23とその周辺回
路についての詳細な構成例を示す機能ブロツク図であ
る。図面における符号は第1図と同様であり、また、12
aは起動時刻格納エリア、12bは現時刻格納エリア、21a
はシステムプログラムの終了処理部、21bはロギング処
理部、21cはエラー処理部、21dはフアイルシステムへの
最終処理部、21eはシステムチエツクへの環境整備命令
部、22aは起動時刻取出し部、22bは起動および現時刻の
比較部、22cは現時刻取出し部、22dは時間チエツク命令
部、23aは起動・可/不可判断部、23bはシステムチエツ
ク起動命令部、23cはフアイルシステム・チエツク実行
部、24aはユーザプロセス検知命令部、24bはユーザプロ
セス・チエツク部、24cはプロセス状況リード部、41aは
フアイル管理テーブル、S1は時刻一致信号、S2はユーザ
プロセス数の情報を示す。
システムチエツク起動制御部23内のシステムチエツク
起動命令部23bが、システムチエツクの起動に関する全
ての制御命令を与える。
システムチエツク起動命令部23bからのシステムチエ
ツク起動命令は、起動時刻チエツク制御部22内の時間チ
エツク命令部22dへ送出されて、現時刻と起動時刻との
チエツクが命令される。
この時間チエツク命令部22dは、起動時刻取出し部22a
と現時刻取出し部22cに対して、起動時刻と現時刻を取
出すように命令する。
取出された時刻の情報は、起動および現時刻の比較部
22bへ与えられて比較され、両時刻が一致したとき、そ
の時刻一致信号S1が時間チエツク命令部22dへ送られ
る。
時間チエツク命令部22dは、この時刻一致信号S1を、
システムチエツク起動命令部23bへ送出する。
システムチエツク起動命令部23bは、次に、ユーザプ
ロセスの有/無を調べる。
この場合には、ユーザプロセス・有/無検知部24内の
ユーザプロセス検知命令部24aが制御し、プロセス状況
リード部24cに対して、フアイルシステムのフアイル管
理テーブルからデータを取出し、そのデータをユーザプ
ロセス・チエツク部24bへ渡すよう命令する。
このユーザプロセス・チエツク部24bにおいては、ユ
ーザプロセスの稼動の情報を得て、現在、ユーザプロセ
スがいくつ動作しているかを割出し、このユーザプロセ
スの動作している数の情報を、ユーザプロセス検知命令
部24aへ送出する。
ユーザプロセス検知命令部24aは、送出された情報を
ユーザプロセス数の情報S2として、システムチエツク起
動命令部23bへ渡す。
システムチエツク起動命令部23bは、これらの時刻一
致信号S1とユーザプロセス数の情報S2、および起動・可
/不可判断部23aの判断結果によつて、システムチエツ
クを起動するよう命令する。
具体的には、起動時刻が到来し、かつ、ユーザプロセ
ス数の情報S2が“0"であれば、システムチエツクへの環
境整備命令部21eに対して、フアイルシステムを稼動で
きる状態にするよう命令する。
システムチエツクへの環境整備命令部21eでは、実行
環境整備制御部21内の他のブロツク、すなわち、システ
ムプログラムの終了処理部21a、ロギング処理部21b、エ
ラー処理部21c、フアイルシステムへの最終処理部21d等
に対して処理を行い、この実行環境を整える。
そして、このシステムチエツクへの環境整備命令部21
eが、システムチエツク起動命令部23bに対して終了信号
を送出する。
この終了信号を受けたシステムチエツク起動命令部23
bは、フアイルシステム・チエツク実行部23cに対して、
フアイルシステムのチエツクを起動するよう命令する。
このような動作によつて、システムチエツクが自動的
に起動されする。
また、時間チエツク命令部22dから、起動時刻の指定
がなければ、ユーザプロセス検知命令部24aからのユー
ザプロセス有/無の情報と、現時刻の情報とによつて、
システムチエツク起動命令部23bが、自動的かつ定期的
に、フアイルシステム・チエツク実行部23cに対して、
フアイルシステムのチエツクを起動するよう命令するこ
とになる。
このような処理により、システムチエツクが自動的か
つ定期的に起動されて、システムのチエツクが開始され
る。
そして、システムチエツクの自動的な起動が可能とな
ることにより、オペレータの作業負担が軽減される。
また、システムチエツクの定期的な起動が可能となる
ことによつて、システム資源の有効利用化および効率化
の向上、さらに、フアイルシステムに対する整合性を恒
常的に正しく保つことができる。
次に、この発明のデータ処理装置で行われるフアイル
システムのチエツク動作について説明する。
〔システムのチエツク内容〕
システムチエツク起動制御部23から、フアイルシステ
ムのチエツクを行うよう命令が出力されると、次の処理
が開始される。
まず、物理ブロツク整合性のチエツクが、物理ブロツ
ク整合性チエツク部28によつて行われ、重複ブロツクの
有/無、不良ブロツクの有/無、使用ブロツクの矛盾し
たブロツク番号、未使用ブロツクの矛盾したブロツク番
号がチエツクされる。
次に、フアイル管理テーブル整合性のチエツクが、フ
アイル管理テーブル整合性チエツク部29によつて行わ
れ、フアイルタイプの矛盾の有/無、管理テーブルの整
合性、使用・未使用のブロツクの管理情報、等がチエツ
クされる。
さらに、デイレクトリ構造整合性のチエツクが、デイ
レクトリ構造整合性チエツク部30によつて行われ、デイ
レクトリエントリーとフアイル管理テーブルとの矛盾の
有/無、デイレクトリに接続されていないフアイルのチ
エツク、フアイルシステムから切離されたデイレクトリ
のチエツク、フアイル間のリンクに関する矛盾のチエツ
ク、等が行われる。
これらのチエツク時には、外部記憶装置2に存在する
フアイルシステムが、入出力制御部4を介して、主記憶
装置上のフアイルシステム内部構造蓄積領域41へ移され
る。
〔システムチエツクの具体的な動作〕
上記のそれぞれ3つのチエツク工程では、フアイルシ
ステム内部構造蓄積領域41を参照しながら、チエツク処
理を続行する。
チエツクの効果、矛盾が生じているデータを発見した
ときは、その矛盾のあるデータをエラー情報退避領域42
に記録する。
第5図は、エラー情報退避領域42に記録されるエラー
情報の一例を示す図である。図面において、*1は修復
時間の記録エリアを示す。
この第5図に示すように、エラー情報退避領域42に
は、エラー番号と、そのエラー内容の(意味)と、その
詳細情報とからなるエラー情報が記録される。
ここでいうエラーとは、フアイルシステムの矛盾を意
味する。
例えば、この第5図の最上欄の行は、重複ブロツクを
示し、矛盾のエラー番号は「1」である。
さらに、そのエラーの内容と、その詳細情報が記録さ
れる。
詳細情報は、矛盾のあるブロツク番号と、それに関係
するフアイル名を示している。
エラー情報の記録が終了すると、物理ブロツク整合性
チエツク部28、フアイル管理テーブル整合性チエツク部
29、およびデイレクトリ構造整合性チエツク部30は、そ
れぞれのチエツク工程が終了したことを、システムチエ
ツク起動制御部23に対して通知する。
この通知を受けたシステムチエツク起動制御部23は、
チエツク結果制御部25に対して、周辺装置にエラー情報
を出力するよう命令する。
チエツク結果制御部25では、中央演算処理制御部11に
対して、エラー情報退避領域42に記録された内容を、CR
Tその他の表示装置1、外部記憶装置2、プリンタ3へ
それぞれ出力するように命令する。
以上の処理によつて、エラー情報のセーブと、その報
告とが完了する。
続いて、チエツク結果制御部25は、フアイルシステム
の修復を行うよう、フアイルシステム修正制御部26に対
して命令を出力する。
ここで、この発明のデータ処理装置について、そのフ
アイルシステム修復時の処理について説明する。
第6図は、この発明のデータ処理装置において、フア
イルシステム修復時の処理の流れを示すフローチヤート
である。図面において、#21〜#28はステツプを示す。
ステツプ#21で、フアイルシステム構成情報の内、自
己診断システム情報を得る。
ステツプ#22で、実行が可能か否か判断する。
もし、実行が可能であれば、ステツプ#23へ進み、フ
アイルシステムを修復する。実行不可のときは、この第
6図のフローを終了する。
ステツプ#24で、フアイル削除のデータがあるか否か
判断する。
もし、削除対象のデータがあれば、ステツプ#25で、
失なわれるデータを外部記憶装置2にセーブし、もし、
削除対象のデータがなければ、ステツプ#26へ進む。
次に、ステツプ#26で、エラー情報退避領域42内の所
定の欄に、修復したことを示す情報を記入する。
ステツプ#27で、エラー情報退避領域42の内容を、表
示装置1、外部記憶装置2、プリンタ3へ出力する。
ステツプ#28で、通常の環境に戻して、フアイルシス
テム修復のフローを終了する。
第1図に示したブロツク図を参照すれば、フアイルシ
ステム修正制御部26では、まず、ユーザが予め設定する
ことができ、これによつて自動修正が可能になる。この
点は、フアイルシステムのチエツク起動の時刻を予め設
定できるのと同様である。
この自動修正を容認する思想表示は、システム構成情
報フアイルが、外部記憶装置2内に存在しているので、
これにビツト登録しておけばよい。
第7図は、システム構成情報フアイルの内容の一例を
示す図である。図面において、*2はシステムの修正の
可/不可の登録エリアを示す。
システム構成情報フアイルには、この第7図に示すよ
うに、各種情報の格納エリアが設けられており、これら
の1つとして、システムの修正の可/不可の登録エリア
*2も設けられている。
第8図は、システム構成情報フアイルの登録実行時に
おける表示画面の一例を示す図である。
ユーザが、システム構成情報フアイルの登録を行うプ
ログラムを実行すると、表示装置1上には、この第8図
に示すような画面が表示される。
この第8図の表示状態で、ユーザは、意思表示のキー
を入力すればよい。
このキー入力によつて、第7図に示したシステムの修
正の可/不可の登録エリア*2に、ユーザの意思表示に
対応する修正の可/不可が登録される。
この第7図のシステム構成情報フアイルのデータは、
フアイルシステム修正制御部26が、中央演算処理制御部
11に対して命令することによつて、外部記憶装置2から
システム構成情報退避領域43へ移される。
フアイルシステム修正制御部26は、システム修正実行
・可/不可制御部31に対して、フアイルシステムの修正
を実行するか否かの情報を取出すよう命令する。
命令を受けたシステム修正実行・可/不可制御部31
は、先のビツト情報を取出して判定し、その判定結果
を、フアイルシステム修正制御部26へ通知する。
フアイルシステム修正制御部26は、その判定結果の情
報によつて、修正を行うときは、物理ブロツク整合性制
御部32、フアイル管理テーブル整合性制御部33、および
デイレクトリ構造整合性制御部34に対して、修復を行う
よう命令を与える。
なお、修正を行わないときは、当然のことながら、修
復その他の処理は行わない。
これらの物理ブロツク整合性制御部32、フアイル管理
テーブル整合性制御部33、およびデイレクトリ構造整合
性制御部34によつて行われる修復の内容は、次の第9図
に示すとおりである。
第9図は、第1図に示したこの発明のデータ処理装置
において、物理ブロツク整合性制御部32、フアイル管理
テーブル整合性制御部33、およびデイレクトリ構造整合
性制御部34によつて行われる修復の内容の一例を示す図
である。
物理ブロツク整合性制御部32、フアイル管理テーブル
整合性制御部33、およびデイレクトリ構造整合性制御部
34では、その各工程によつて修復が行われる。
この修復工程で、フアイルの削除や、内容のクリア等
が発生したときは、その情報を外部記憶装置2にセーブ
しておく。この処理は、フアイルシステムデータ退避制
御部35によつて行われる。
フアイルシステムデータ退避制御部35は、これら3つ
の整合性制御部、すなわち、物理ブロツク整合性制御部
32、フアイル管理テーブル整合性制御部33、およびデイ
レクトリ構造整合性制御部34からのデータ退避要求を、
入出力制御部4へ直接命令して、外部記憶装置2へセー
ブさせる機能を有している。
このデータの退避処理によつて、修復によるデータの
消失、という不都合が完全に解決される。
また、修復した結果は、エラー情報退避領域42に書込
まれる。
さらに、第5図の修復時間の記録エリア*1、すなわ
ち最右欄に、修復時間をマークすることによつて、フア
イルシステムの矛盾が修正されたかどうかを示すように
なつている。
追加記入されたエラー情報退避領域42の情報は、フア
イルシステム修正制御部26からの指令によつて、表示装
置1、外部記憶装置2、プリンタ3へそれぞれ出力され
る。
したがつて、ユーザは、修復内容をこれら表示装置1
の画面や、プリンタ3からのハードコピーによつて知る
ことができると共に、外部記憶装置2に記録としてもセ
ーブされる。
フアイルシステムの修復処理が全て完了すると、物理
ブロツク整合性制御部32、フアイル管理テーブル整合性
制御部33、およびデイレクトリ構造整合性制御部34は、
それぞれの工程が終了した旨の終了信号をフアイルシス
テム修正制御部26へ出力する。
この終了信号を受信すると、フアイルシステム修正制
御部26は、通常環境移行制御部27に対して命令を出力し
て、フアイルシステムのチエツク用の特殊な環境から脱
して、通常のユーザプログラムが稼動できる環境に戻
す。
以上の動作によつて、フアイルシステムのチエツク、
および修復の処理が完了する。
以上に詳しく説明したように、この発明では、第1
に、少なくとも、主記憶装置と、外部記憶装置とを有
し、該外部記憶装置内に存在するフアイルシステムのチ
エツク用プログラムによりフアイルシステムをチエツク
する自己診断機能を具備するデータ処理装置において、
ユーザプログラムがデータ処理装置内で稼動状態である
か否かを判別するプログラム稼動状態判断手段と、フア
イルシステムのチエツク用プログラムを稼動する時刻を
設定する時刻設定手段とを設け、該時刻設定手段により
設定された時刻で、かつ、データ処理装置内でユーザプ
ログラムが稼動状態にないことを判断したとき、フアイ
ルシステムのチエツク用プログラムを稼動させることに
よつて、フアイルシステムのチエツクを実行するように
している。
このような構成によつて、システムチエツクを自動的
かつ定期的に起動することができる。
第2に、少なくとも、主記憶装置と、外部記憶装置と
を有し、該外部記憶装置内に存在するフアイルシステム
のチエツク用プログラムによりフアイルシステムをチエ
ツクする自己診断機能を具備するデータ処理装置におい
て、フアイルシステムのチエツク結果を出力装置へ出力
するチエツク結果出力手段と、前記外部記憶装置に該フ
アイルシステムのチエツク結果およびチエツク前のデー
タを保存するチエツク結果・データ保存手段と、フアイ
ルシステム修復の可否を設定する修復実行可否設定手段
とを備え、該修復可否設定手段に修復実行の容認が設定
されているときは、前記チエツク結果出力手段へチエツ
ク結果を出力し、かつ、前記外部記憶装置に該フアイル
システムのチエツク結果およびチエツク前のデータを保
存すると共に、フアイルシステムの修復を実行するよう
にしている。
このような構成によつて、ユーザは、フアイルシステ
ムに対する現状を把握することが容易となり、トラブル
等に対して早期かつ適切な対応を実行することが可能に
なる。
発明の効果 したがつて、この発明のデータ処理装置によれば、シ
ステムチエツクの自動的な起動が可能となることによつ
て、オペレータの作業負担が軽減される。
また、自動的かつ定期的な起動が可能となることによ
り、システム資源の有効利用化の向上や、効率化の向
上、さらに、フアイルシステムに対する整合性を恒常的
に正しく保つことができる。
さらに、フアイルシステムのチエツク結果を、表示装
置や印刷装置等の出力手段へ出力することによつて、ユ
ーザにその内容を正確に知らせることができる。
その上、データの退避処理によつて、修復によるデー
タの消失、等の不都合も完全に防止される、等の多くの
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のデータ処理装置について、その要
部構成の一実施例を示す機能ブロツク図、 第2図は、この発明のデータ処理装置について、そのシ
ステムの要部構成の一実施例を示すブロツク図、 第3図は、第1図に示したこの発明のデータ処理装置に
おいて、自動自己診断プログラムの起動時の処理の流れ
を示すフローチヤート、 第4図は、第1図に示したこの発明のデータ処理装置に
おいて、システムチエツク起動制御部23とその周辺回路
についての詳細な構成例を示す機能ブロツク図、 第5図は、エラー情報退避領域42に記録されるエラー情
報の一例を示す図、 第6図は、この発明のデータ処理装置において、フアイ
ルシステム修復時の処理の流れを示すフローチヤート、 第7図は、システム構成情報フアイルの内容の一例を示
す図、 第8図は、システム構成情報フアイルの登録実行時にお
ける表示画面の一例を示す図、 第9図は、第1図に示したこの発明のデータ処理装置に
おいて、物理ブロツク整合性制御部32、フアイル管理テ
ーブル整合性制御部33、およびデイレクトリ構造整合性
制御部34によつて行われる修復の内容の一例を示す図。 図面において、1はCRTその他の表示装置、2は外部記
憶装置、3はプリンタ、4は入出力制御部、5は制御
部、6はフアイルシステム情報格納領域、7は自動自己
診断システム制御部、11は中央演算処理制御部、12はタ
イマー制御部、13はプロセス管理制御部、21は実行環境
整備制御部、22は起動時刻チエツク制御部、23はシステ
ムチエツク起動制御部、24はユーザプロセス有/無検知
部、25はチエツク結果制御部、26はフアイルシステム修
正制御部、27は通常環境移行制御部、28は物理ブロツク
整合性チエツク部、29はフアイル管理テーブル整合性チ
エツク部、30はデイレクトリ構造整合性チエツク部、31
はシステム修正実行・可/不可制御部、32は物理ブロツ
ク整合性制御部、33はフアイル管理テーブル整合性制御
部、34はデイレクトリ構造整合性制御部、35はフアイル
システムデータ退避制御部、41はフアイルシステム内部
構造蓄積領域、42はエラー情報退避領域、43はシステム
構成情報退避領域。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、主記憶装置と、外部記憶装置
    とを有し、該外部記憶装置内に存在するフアイルシステ
    ムのチエツク用プログラムによりフアイルシステムをチ
    エツクする自己診断機能を具備するデータ処理装置にお
    いて、 ユーザプログラムがデータ処理装置内で稼動状態である
    か否かを判別するプログラム稼動状態判断手段と、 フアイルシステムのチエツク用プログラムを稼動する時
    刻を設定する時刻設定手段とを備え、 該時刻設定手段により設定された時刻で、かつ、データ
    処理装置内でユーザプログラムが稼動状態にないことを
    判断したとき、前記フアイルシステムのチエツク用プロ
    グラムを稼動させることによつて、フアイルシステムの
    チエツクを実行することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】少なくとも、主記憶装置と、外部記憶装置
    とを有し、該外部記憶装置内に存在するフアイルシステ
    ムのチエツク用プログラムによりフアイルシステムをチ
    エツクする自己診断機能を具備するデータ処理装置にお
    いて、 フアイルシステムのチエツク結果を出力装置へ出力する
    チエツク結果出力手段と、 前記外部記憶装置に該フアイルシステムのチエツク結果
    およびチエツク前のデータを保存するチエツク結果・デ
    ータ保存手段と、 フアイルシステム修復の可否を設定する修復実行可否設
    定手段とを備え、 該修復可否設定手段に修復実行の容認が設定されている
    ときは、前記チエツク結果出力手段へチエツク結果を出
    力し、かつ、前記外部記憶装置に該フアイルシステムの
    チエツク結果およびチエツク前のデータを保存すると共
    に、フアイルシステムの修復を実行することを特徴とす
    るデータ処理装置。
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