JP3263987B2 - 自動iplの初期設定処理方法 - Google Patents

自動iplの初期設定処理方法

Info

Publication number
JP3263987B2
JP3263987B2 JP21951592A JP21951592A JP3263987B2 JP 3263987 B2 JP3263987 B2 JP 3263987B2 JP 21951592 A JP21951592 A JP 21951592A JP 21951592 A JP21951592 A JP 21951592A JP 3263987 B2 JP3263987 B2 JP 3263987B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ipl
mode
initial setting
information
log
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21951592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0667892A (ja
Inventor
操 坪内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP21951592A priority Critical patent/JP3263987B2/ja
Publication of JPH0667892A publication Critical patent/JPH0667892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3263987B2 publication Critical patent/JP3263987B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retry When Errors Occur (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムにおけ
る、システム稼働開始のための初期設定、特に無人運転
で運用するシステムの自動初期設定を考慮した自動IP
Lの初期設定処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のように、計算機システムにおけ
る、オペレーティングシステム(OS)の初期プログラ
ムロード(IPL)では、ロードされたOSがシステム
の初期設定を実行して、システムを所要の初期状態に設
定し稼働を開始する。
【0003】この初期設定により設定する、システムの
初期状態には、前回の稼働終了時のシステムの状態に対
して、終了時の状態を引き継ぐように再設定するモード
(いわゆるウォームスタートモード)、いわゆるチェッ
クポイントまで戻した状態に設定するモード、システム
が外部記憶に保存して管理する管理データや出力待ちデ
ータのみ保存して、その他の情報をクリアするモード、
システムの管理情報もクリアして全く新規の状態にする
モード(いわゆるコールドスタートモード)等のIPL
モードがある。
【0004】これらのモードの何れによって初期設定を
実行するかは、例えばオペレータが指定するが、無人運
転等で行われる、いわゆる自動IPLの場合には、OS
の初期設定プログラムが自動的に一定のモードで初期設
定を実行するようにし、通常はウォームスタートをす
る。
【0005】このような自動IPLの場合に、きめられ
た手順で初期設定を実行しているとき、再試行で解決で
きないような致命的なエラーが検出されると、OSは処
理を中止し、システムは停止した状態に止まる。
【0006】この場合に、自動的にIPLの最初からや
り直すようにしたとしても、初期設定のデータに起因す
るエラーであれば、前回と同じ停止状態になる可能性が
大きい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、自動I
PLにしても、初期設定でエラーが発生すると停止して
しまうので、例えば無人運転においても、自動IPLの
完了を監視し、IPL不成功の場合に適当な処置をする
ためにオペレータが必要になる。
【0008】本発明は、自動IPLの初期設定が不成功
の場合に、自動IPLを成功させるように自動的にIP
Lモードを変更して再IPLを実行する自動IPLの初
期設定処理方法を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の構成を
示す処理の流れ図である。図は自動IPLの初期設定処
理方法の構成であって、初期プログラムロードによって
ロードされたオペレーティングシステムが行う、システ
ムの稼働開始のための初期設定について、複数のIPL
モードを有する計算機システムにおける処理方法であ
る。
【0010】該オペレーティングシステムは、該初期設
定を開始する場合に、所定のログ情報を読み出す(処理
ステップ1)。該読み出したログ情報が、所定のIPL
ログ情報でない場合には、一定の該IPLモードを選定
し(処理ステップ2、3)、該IPLログ情報の場合に
は、当該IPLログ情報の指定情報に基づいて、当該I
PLログを記録した初期設定の該IPLモードに対し
て、所定の順位により次位となる該IPLモードを選定
し(処理ステップ4)、該選定したIPLモードに従っ
て該初期設定を実行する(処理ステップ5)。
【0011】当該初期設定の実行が完了すれば、該初期
設定処理を終了し、当該初期設定の実行が不成功に終わ
った場合には、該IPLログ情報を記録して、該記録す
るIPLログ情報中に、現に不成功となった該初期設定
の該IPLモードに関わる所定の指定情報を設定し(処
理ステップ6、7)、該初期プログラムロードを再起動
する(処理ステップ8)。
【0012】
【作用】本発明の処理方法により、システムの初期設定
に失敗した場合には、次に採るべきIPLモードを所定
の処理で選定するための指定情報を持つログ情報を記録
してIPLから再起動するので、初期設定不成功による
自動再IPLごとに順次IPLモードを変更するように
することができる。
【0013】従って、例えばウォームスタートから、順
次前回のデータに依存する程度の少ないモードの初期設
定になるように、IPLモードの指定順位を決めておけ
ば、自動再IPLによってシステムの稼働開始に成功す
る可能性が十分高くなる。
【0014】又このようにIPLの最初からやり直すの
で、初期設定処理の中で、エラーの回復を考慮する必要
が無くなり、初期設定のプログラムを通常の場合と同様
の比較的簡単な構成にすることができる。
【0015】
【実施例】図2は計算機システムの構成例を示すブロッ
ク図であって、10は磁気ディスク記憶装置等によるIP
Lデバイスであって、中央処理装置(CPU)11にIP
LするためのIPLシステムを保持している。
【0016】12はサービスプロセッサ(SVP)であっ
て、公知のようにシステムの保守管理を行う機能を有
し、その機能の1つとして、CPU11から出力されるロ
グ情報を記録するログ記録領域を持ち、ログ記録領域に
記録された情報は、SVP12の電源供給を切っても保持
されているようになっている。
【0017】システムは、例えば無人運転のためにSV
P12等の制御により、所定の時刻に自動的に、このシス
テムへの電源投入が行われ、電源投入により、IPLデ
バイス10からCPU11へのIPLが開始されるようにな
っているものとする。
【0018】CPU11で実行される命令には、例えば公
知の診断用特権命令の中の種類として、IPL起動命
令、ログ書出し命令、及びログ読取り命令がある。IP
L起動命令は、前記の自動IPLとは別に、その命令が
実行されることによって、IPLデバイス10からCPU
11へIPLシステムのロードを行う動作を開始する。
【0019】ログ書出し命令は、それが実行されると、
CPU11の主記憶上の、この命令のオペランドに指定す
る記憶領域に置かれたログ情報をSVP12へ送出し、S
VP12はそのログ情報を、前記のログ記録領域に記録す
る。
【0020】ログ読出し命令は、それが実行されると、
SVP12のログ記録領域から、最後に記録したログ情報
を取り出して、CPU11の主記憶上の、この命令のオペ
ランドに指定する記憶領域に格納する。
【0021】図3は、自動IPLによってCPU11にロ
ードされたOSで制御を渡された、システムの初期設定
を行う初期設定プログラムにおける、本発明の実施例を
示す処理の流れ図である。
【0022】図において、初期設定プログラムは先ず処
理ステップ20でログ読出し命令を実行し、読み出した内
容がIPLログでモード指定があるかを、処理ステップ
21で識別する。
【0023】モード指定が無ければ、処理ステップ23に
おいて第1モードによる初期設定を実行し、処理ステッ
プ24で識別してエラー無く終了すれば初期設定処理を完
了する。第1モードは例えば前記のウォームスタートモ
ードとする。
【0024】エラーがあれば、処理ステップ25で第2モ
ードを指定する所定形式のIPLログを主記憶に準備
し、処理ステップ26でログ書出し命令を実行して、IP
LログをSVP12に記録する。その後処理ステップ27で
IPL起動命令を実行する。
【0025】従って、IPLデバイス10から改めてIP
LシステムがCPU11にロードされて、今までのIPL
で設定された情報はクリアされ、OSで初期設定プログ
ラムに制御が渡れば、前記の処理が再実行される。
【0026】処理ステップ21で、モード指定があるIP
Lログであると識別した場合には、処理ステップ22で指
定のモードにより、処理ステップ23a、処理ステップ23
b、又は処理ステップ23cへ分岐する。
【0027】処理ステップ23aでは、第2モードによる
初期設定を実行し、処理ステップ24aで識別してエラー
無く終了すれば初期設定処理を完了し、エラーがあれ
ば、処理ステップ25a で第3モードを指定するIPLロ
グを主記憶に準備し、処理ステップ26でログ書出し命令
を実行する。第2モードは例えば前記のチェックポイン
トからのタートモードとする。
【0028】処理ステップ23b〜25bも処理ステップ23a
〜25aと同様であるが、第3モードで初期設定を実行
し、エラーになった場合には、第4モードを指定するI
PLログを記録する。第3モードは例えば前記の管理情
報以外を強制クリアするスタートモードとする。
【0029】処理ステップ23cでは、第4モードによる
初期設定を実行し、処理ステップ24cで識別してエラー
無く終了すれば初期設定処理を完了する。第4モードは
例えば前記のコールドスタートモードとし、エラーの場
合には、これ以上は初期設定の処理を変更しても自動的
な救済は困難であるので、停止状態となる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、計算機システムにおける、システム稼働開始の
ための初期設定において、自動IPLの初期設定が不成
功の場合に、自動IPLを成功させるように自動的にI
PLモードを変更して再IPLを実行するので、完成度
の高い無人運転システムの運用が可能になるという著し
い工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す処理の流れ図
【図2】 計算機システムの構成例を示すブロック図
【図3】 本発明の実施例の処理の流れ図
【符号の説明】
1〜8、20〜27 処理ステップ 10 IPLデバイス 11 CPU 12 SVP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 11/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】初期プログラムロードによってロードされ
    たオペレーティングシステムが行う、システムの稼動開
    始のための初期設定について、複数のIPLモードを有
    する計算機システムにおいて、 該オペレーティングシステムは、該初期設定を開始する
    場合に、所定のログ情報を読み出し、 該読み出したログ情報が、所定のIPLログ情報でない
    場合には、ウォームスタートモードを選定し、該IPL
    ログ情報の場合には、当該IPLログ情報の指定情報に
    基づIPLモードを選定し、 該選定したIPLモードに従って該初期設定を実行し、 当該初期設定の実行が完了すれば、該初期設定処理を終
    了し、 当該初期設定の実行が不成功に終わった場合には、該I
    PLログ情報を記録して、該記録するIPLログ情報中
    に、現に不成功となった該初期設定の該IPLモード
    ウォームスタートモードであればチェックポイントから
    のスタートモードを、チェックポイントからのスタート
    モードであれば管理情報以外を強制クリアするスタート
    モードを、管理情報以外を強制クリアするスタートモー
    ドであればコールドスタートモードを指定する所定の指
    定情報を設定し、 該初期プログラムロードを再起動するように構成されて
    いることを特徴とする自動IPLの初期設定処理方法。
JP21951592A 1992-08-19 1992-08-19 自動iplの初期設定処理方法 Expired - Fee Related JP3263987B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21951592A JP3263987B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 自動iplの初期設定処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21951592A JP3263987B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 自動iplの初期設定処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0667892A JPH0667892A (ja) 1994-03-11
JP3263987B2 true JP3263987B2 (ja) 2002-03-11

Family

ID=16736679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21951592A Expired - Fee Related JP3263987B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 自動iplの初期設定処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3263987B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0667892A (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001014175A (ja) ジョブ運用管理システム、ジョブ運用管理方法及び記憶媒体
JP3263987B2 (ja) 自動iplの初期設定処理方法
JP3317361B2 (ja) メモリのバッテリバックアップ制御方式
JP2003044284A (ja) コンピュータ装置の起動方法および起動用プログラム
JPS628831B2 (ja)
JPH08161160A (ja) 光ディスク再生装置のファームウエア更新方法
JP2849780B2 (ja) 計算機システム
JPH07295670A (ja) 計算機システムの起動方式
JP3022011B2 (ja) データバックアップシステム
JPH117392A (ja) 補助記憶装置を二重化してなるデータ処理装置及びこのデータ処理装置のシステム立下げ方法
JP2002024055A (ja) コンピュータシステムおよびアプリケーションプログラムの動作再現方法
JP2998793B2 (ja) 情報処理装置の試験方式
JP3509705B2 (ja) 交換システムにおける自動再開処理システム及び再開処理方法
JP2000010692A (ja) 作業のリドウ・アンドウ機能及び自動保存機能を備えたアプリケーション装置及び方法
JP2003345602A (ja) ジャーナルメモリ付ハードディスクドライブサブシステム及び制御プログラム
CN113687987A (zh) 一种基于虚拟化平台的主机资源同步方法、***及装置
JPH0769847B2 (ja) リラン時のジョブ制御方法
JPH0789308B2 (ja) コンピュ−タの自動再スタ−ト方法
JP2673850B2 (ja) マイクロテストプログラムを実行する計算機
JPH0432413B2 (ja)
JP2669143B2 (ja) プログラマブルコントローラのプログラミング装置
JP2813252B2 (ja) 情報処理装置の障害箇所診断方式
JPH03225434A (ja) ジョブ再起動方式
JPH08235029A (ja) システム障害情報保存方法
JP3189804B2 (ja) データバックアップ方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011127

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees