JP3315779B2 - ディスク装置間のファイル転送装置およびファイル転送方法 - Google Patents

ディスク装置間のファイル転送装置およびファイル転送方法

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JP3315779B2 JP28545593A JP28545593A JP3315779B2 JP 3315779 B2 JP3315779 B2 JP 3315779B2 JP 28545593 A JP28545593 A JP 28545593A JP 28545593 A JP28545593 A JP 28545593A JP 3315779 B2 JP3315779 B2 JP 3315779B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク装置間のファ
イル転送装置およびファイル転送方法に関し、以下では
仮想記憶アクセス(Virtual Storage Access Metho
d)に従った情報として記憶したボリューム内容を、増
設に伴う容量の大きなディスク装置に移行させる例で説
明する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを利用した情報化の
要請が社会的に益々高まり、これに伴い計算機システム
において膨大な情報を格納する記憶媒体のサポートも急
速に変化している。通常、コンピュータシステムに外部
記憶装置としては、直接アクセス装置(Direct Access
Strage Divice)として知られた磁気ディスク装置を用い
た入出力サブシステムが使用されているが、情報化社会
の進展に伴い磁気ディスク装置の大容量化、高性能化、
省資源化の傾向が著しい状況にある。
【0003】このようなディスク装置を用いた入出力サ
ブシステムの大規模化への実現に向けて、新設した大容
量ディスク装置に対し既設のディスク装置のボリューム
内容(ディスク内容全体)を移行させる作業を行うが、
この場合、工数および経費を削減する必要がある。従
来、既設のディスク装置に替えて容量の大きなディスク
装置を新設して代替する場合、仮想記憶アクセス法(Vi
rtual Storage Access Method)に従った情報資源、すな
わちVSAM資源が存在しなければ、ボリューム単位の
移行処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、VSAM資源
が存在する場合に、ボリューム単位の移行処理ができ
ず、ボリュームに含まれる複数のファイル単位に移行処
理を行っている。VSAM資源の存在するディスク装置
のボリュームは、図8のディスク装置22に示すよう
に、データ部52に格納したVSAMファイルの管理
を、カタログ目録(VTOC;Volum Table of Content
s)46に設けたカタログ部48に一任している。
【0005】このため移行先のディスク装置24におけ
る物理的なトラック容量が異なると、カタログ部48で
管理されているボリューム情報が移行先で異なることに
なり、その結果、ボリュームのトラック数を管理してい
るスペースマップ50に移行先で矛盾が生じる。例えば
容量630MBのディスク装置22から2倍の容量12
60MBをもつディスク装置24にボリュームを移行す
る場合、移行前のボリューム容量A1(トラックT1 〜
Tn )であり、これに対し移行後のボリューム容量はA
1+A2(トラックT1 〜Tn+m )となる。
【0006】しかし、移行後のカタログ部58に設けた
スペースマップ60は、最初に定義された移行元のスペ
ースマップ50に従ったボリューム容量A1(トラック
T1〜Tn )の630MBまでしか管理できない。この
結果、移行後のディスク装置24におけるボリューム容
量A1を越える領域A2に含まれるトラックTn+1 〜T
n+m へのアクセスができない。
【0007】このため、VSAM資源が存在する場合に
は、ファイル単位の移行処理となる。しかし、ファイル
単位の移行処理は、ボリュームに含まれるファイル数分
の移行処理を繰り返す必要があるため、移行作業に工
数、時間がかかり、またオペレータのミスを招き易く、
入出力サブシステムの容量アップを行う改修作業をより
繁雑にする問題があった。
【0008】本発明の目的は、VSAM資源が存在する
ボリュームであっても、小容量ディスク装置から大容量
のディスク装置へのボリューム単位の移行を行い、移行
に伴う容量増加分を含めてVSAM資源として利用可能
にするディスク装置間のファイル転送装置およびファイ
ル転送方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、デイスク装置内の記憶領域について
所定単位の領域毎に管理情報記憶領域を持つファイル管
理テーブルを有するデイスク装置から、他のデイスク装
置へファイルを転送するデイスク装置間のファイル転送
装置を対象とする。図1は本発明の原理説明図である。
まず装置構成を例にとると、本発明は、具体的な装置と
しては、 移行元ディスク装置24、属性チェック手段
40、ボリューム複写手段42、およびカタログ修正手
段44で構成される。
【0010】移行元ディスク装置22には、VSAM資
源が格納されている。VSAM資源は、データ部52に
上位装置による仮想記憶アクセスを受けるファイルを格
納し、このファイルを管理するボリューム目録46のカ
タログ部48に、ボリュームのトラック数を管理するス
ペースマップ50を設けている。移行先ディスク装置2
4は移行元ディスク装置22に対しボリューム容量が大
きく且つトラック容量が等しいものを使用する。
【0011】属性チェック手段40は、移行元ディスク
装置22と移行先ディスク装置24の属性情報中のトラ
ック容量を調べ、両者が一致するか否か判定する。ボリ
ューム複写手段42は、属性チェック手段40でトラッ
ク容量の一致が判定された際に、移行元ディスク装置2
2のボリュームを移行先ディスク装置24にそのまま複
写する。このボリュームの複写は、具体的にはトラック
単位に行われる。
【0012】カタログ修正手段44は、転送元のデイス
ク装置のファイル管理テーブルの管理情報記憶領域の数
を、転送先のデイスク装置で規定されている記憶容量に
応じた管理情報記憶領域の数に修正して複写先のデイス
ク装置へ記憶させる。ここで、属性チェック手段40、
ボリューム複写手段42およびカタログ修正手段44
は、上位装置のオペレーティングシステム(OS)によ
るボリューム移行処理命令の機能として実現される。
【0013】このボリューム移行処理命令のオペランド
により、移行元ディスク装置22に関する移行元ボリュ
ーム通し番号および移行元カタログ名、および移行先デ
ィスク装置24に関する移行先ボリューム通し番号およ
びカタログ名が指定される。また次の処理過程に従う。
【0014】データ部52に上位装置による仮想記憶
アクセスを受けるファイルを格納し、ファイルを管理す
るボリューム目録46のカタログ部48に、ボリューム
のトラック数を管理するスペースマップ50を備えた移
行元となるディスク装置22を有し、この移行元ディス
ク装置22から容量が大きい移行先となるディスク装置
24に対するボリューム単位の移行処理を指示する処理
指示過程;移行元ディスク装置22と移行先ディスク
装置24の属性情報中のトラック容量を調べ、両者が一
致することを判定する属性チェック過程;属性チェッ
ク過程でトラック容量の一致が判定された際に、前記移
行元ディスク装置22の少なくともデータ領域を転送先
のディスク装置へトラック単位で複写するボリューム複
写過程;ボリューム複写過程による複写終了後に、
送元のディスク装置のファイル管理テーブルの管理情報
記憶領域の数を、転送先のディスク装置で規定されてい
る記憶容量に応じた管理情報記憶領域の数に修正して複
写先のディスク装置へ記憶させるカタログ修正過程;
【0015】
【作用】このような本発明の装置および方法によれば、
ボリューム内容が仮想記憶アクセス法に従ったカタログ
部の管理下にあるファイルをもつ仮想記憶資源であって
も、一般のファイルと同様にボリューム単位での移行が
実現できる。
【0016】また仮想記憶資源のボリューム内容をトラ
ック単位でデッドコピーした後に、移行元のスペース容
量分の管理状態のスペースマップを書き替えることによ
り、移行先の増加領域を含めたボリュームの利用を可能
にする小容量のディスク装置から大容量ディスク装置へ
のボリューム単位の移行を可能にする。
【0017】
【実施例】図2は本発明が適用されるコンピュータシス
テムを示す。図2において、中央処理装置(CPU)1
0のバス14には主記憶装置12が接続される。主記憶
装置12にはOS(オペレーティングシステム)および
各種のユーザプログラムが格納されている。中央処理装
置10はユーザプログラムの実行でOSの対応する機能
を利用しながら各種の処理制御を行う。
【0018】このコンピュータシステムにあっては、情
報資源の記憶方法として仮想記憶法を採用しており、従
って入出力サブシステムに対するアクセスも仮想記憶ア
クセス法に従って行われることになる。中央処理装置1
0のバス14には複数の入出力チャネル装置16−1〜
16−nが接続されている。入出力チャネル装置16−
1には入出力制御装置として機能するディスク制御装置
18を介してディスク装置22,24が接続されてい
る。また入出力制御装置20は他の入出力装置のために
設けている。
【0019】更に入出力チャネル装置16−nには、こ
の実施例にあってはプリンタ制御装置26と磁気テープ
制御装置32を接続している。プリンタ制御装置26の
配下にはプリンタ28が接続され、プリント用紙30に
適宜の情報を打ち出すことができる。また磁気テープ制
御装置32の配下には磁気テープユニット34が接続さ
れ、磁気テープ媒体36を使用した情報記憶を行う。
【0020】ディスク制御装置18に接続した2台のデ
ィスク装置22,24のうち、ディスク装置22は既設
の容量の小さな装置であり、これに対し、ディスク装置
24は入出力サブシステムの容量増加のために新たに接
続した容量の大きなディスク装置である。このように大
容量のディスク装置24を新たに接続した際に、本発明
の移行処理により、既設の小容量ディスク装置22のボ
リューム内容を移行する移行作業が行われる。
【0021】図3は図2の中央処理装置10によりOS
の処理機能の1つとして実現される本発明の移行処理の
機能ブロックを示す。図3において、本発明の仮想記憶
資源の移行処理にあっては、属性チェック部40,ボリ
ューム複写部42およびカタログ修正部44の3つの処
理機能が設けられる。
【0022】このような3つの処理機能は、OSにおい
てボリューム移行処理命令として準備されており、オペ
レータからの指示などにより起動して、仮想記憶資源を
もつ小容量の移行元ディスク装置から大容量の移行先デ
ィスク装置へのボリューム内容の移行処理を実行する。
図4は本発明の移行処理の対象となる移行元ディスク装
置と移行先ディスク装置のボリューム内容を示してい
る。
【0023】図4において、移行元ディスク装置22
は、例えば630MBのボリューム容量をもち、トラッ
クT1 〜Tn で構成される。これに対し、移行先のディ
スク装置24は2倍となる1260MBのボリューム容
量をもつ。即ち、移行元ディスク装置22のトラックT
1 〜Tn に対応する同一符号で示したトラックT1 〜T
n を含む領域A1に加え、トラックTn+1 〜Tn+m を備
えた増加領域A2をもっている。
【0024】移行元のディスク装置22には中央処理装
置10で実行されるOSの仮想記憶アクセス法に従った
仮想記憶資源が格納されている。即ち、トラックT1 〜
T3をボリューム目録46に使用し、これに続くトラッ
クT4 〜Ti にカタログ部48を設けている。カタログ
部48の中にはスペースマップ50が設けられている。
更に、残りのトラック領域はデータ部52として使用さ
れており、このデータ部52の中に1または複数のファ
イルが格納されている。
【0025】データ部52に格納されたファイルはカタ
ログ部48により管理されている。更に、カタログ部4
8に設けたスペースマップ50はディスク装置22のボ
リュームとして使用可能なトラックT1 〜Tn のトラッ
ク数を管理している。例えばスペースマップ50はトラ
ックT1 〜Tn に1対1に対応したビットマップで構成
され、ビットのセット,リセットにより、データ書込み
状態,空き状態あるいは更新状態、更にはアクセス有効
領域のセットなどに利用される。
【0026】移行先のディスク装置24は本発明により
移行元のディスク装置22のボリューム内容を移行した
状態で示している。このような移行先ディスク装置24
に対する仮想記憶資源を有する移行元ディスク装置22
からのボリューム単位の移行処理は、図3に示した属性
チェック部40,ボリューム複写部42およびカタログ
修正部44のもつ次の機能により実現される。
【0027】まず属性チェック部44はオペレータの操
作に基づくボリューム移行起動指令を受けると、移行元
ディスク装置22と移行先ディスク装置24の物理的な
属性情報を調べ、移行が可能であるかどうかチェックす
る。即ち、移行元ディスク装置22と移行先ディスク装
置24のトラック容量が一致するか否かを調べ、トラッ
ク容量が一致すれば移行可能としてボリューム複写部4
2に処理を引き渡す。
【0028】ボリューム複写部42は移行元ディスク装
置22のボリューム内容をそっくりそのまま移行先ディ
スク装置24に複写する。具体的には、移行元ディスク
装置22のトラックT1 からTn に向けて順番に、トラ
ック単位のデッドコピーを実行する。ボリューム複写部
42による処理が終了すると、カタログ修正部44に次
の処理を引き渡す。
【0029】カタログ修正部44は複写が済んだ移行先
ディスク装置24のスペースマップ60の修正処理を行
う。即ち、移行元ディスク装置22のボリューム内容の
デッドコピーの状態では、元のスペースマップ50と同
じスペースマップ60ではトラックT1 〜Tn の領域A
1しか管理することができない。そこで、カタログ修正
部44は残りのトラックTn+1 〜Tn+m の増加領域A2
に関する追加スペースマップ66を作成して書き替える
修正処理を行う。この結果、スペースマップ60と追加
スペースマップ66により移行先ディスク装置24にお
ける全トラックT1 〜Tn+m がスペースマップの管理対
象となり、増加領域A2が元のデータ部62に付加され
て新たなファイル領域として使用することができる。
【0030】図5は図3に示した本発明の移行処理の機
能ブロックによる処理動作を示したフローチャートであ
り、OSのボリューム移行処理コマンドの処理ルーチン
として実現される。図5において、まずステップS1で
オペレータとの対話処理で本発明の移行処理を実行する
ために発行するボリューム移行コマンドのオペランドと
して 移行元ボリューム通し番号 移行元ボリュームのカタログ名 移行先ボリューム通し番号 移行先ボリュームのカタログ名 を、おのおの指定する。
【0031】例えば図6のオペランド68に示すよう
に、移行元のボリューム通番「VOL001」、移行元
ボリュームのカタログ名「UCAT01」、移行先のボ
リューム通番「VOL001」および移行先ボリューム
のカタログ名「UCAT01」がそれぞれ指定される。
次にステップS2で、ステップS1で指定されたオペラ
ンドをもつボリューム移行コマンドを中央処理装置10
で実行して、図3に示した属性チェック部40,ボリュ
ーム複写部42およびカタログ修正部44としての処理
機能を実現する。
【0032】まずステップS3で、移行元ディスク装置
22と移行先ディスク装置24の物理的属性を調べ、物
理的属性の中からトラック容量を取り出す。ステップS
4で両者のトラック容量を比較し、一致すれば移行処理
が可能であると判断して、次のステップS5に進む。こ
のステップS3,S4の処理が図3の属性チェック部4
0による処理となる。一方、ステップS4でトラック容
量が一致しなかった場合には移行処理ができないことか
ら、ステップS8でオペレータに対しエラーメッセージ
を出力して処理を終了する。
【0033】ステップS4でトラック容量の一致が判別
されてステップS5に進んだ場合には、移行元ディスク
装置22のボリューム内容をトラックT1 〜Tn の順番
にトラック単位に移行先ディスク装置24にデッドコピ
ーする複写処理を行う。このステップS5のトラック単
位の複写処理は、ステップS6で移行元ディスク装置2
2の全トラックを終了するまでトラック単位に繰り返さ
れる。
【0034】実際のディスク装置22,24間における
ボリューム複写処理は、まず図2のディスク制御装置1
8に対し中央処理装置10が複写命令を発行する。複写
命令を受領したディスク制御装置18は、移行元ディス
ク装置22から移行先ディスク装置24に対する複写処
理をトラック単位に実行し、複写が終了すると中央処理
装置10に処理結果を報告する。
【0035】図2の実施例にあっては、同じディスク制
御装置18からのデバイスパスに移行元ディスク装置2
2,移行先ディスク装置24を接続していることから、
ディスク装置22のトラックリードとリードトラックの
ディスク装置24に対するトラックライトを繰り返すこ
とになる。また、異なる入出力制御装置20側に移行先
のディスク装置24を接続していた場合には、移行元デ
ィスク装置22よりトラック単位にデータをリードして
順次入出力制御装置20に送り、移行先ディスク装置2
4に対し連続的にトラック単位のデータ書込みを行えば
よい。
【0036】再び図5を参照するに、ステップS5,S
6に示したボリューム内容のトラック単位の複写処理が
図3のボリューム複写部42による処理となる。ステッ
プS5,S6の複写処理が終了すると、ステップS7で
移行先ディスク装置24のカタログ部58にコピーした
スペースマップ60を移行先のボリューム容量に合わせ
て修正する修正処理を行う。
【0037】即ち、コピーしたスペースマップ60に加
え、増加領域に含まれるトラックTn+1 〜Tn+m 分の追
加スペースマップ66を作成して付加する書替えを行
う。このステップS7のスペースマップの修正は、図3
のカタログ修正部44の処理となる。図7は本発明によ
る移行処理の対象となる、機種の異なる複数のディスク
装置を示している。
【0038】図7において、ディスク装置70は630
MB、ディスク装置72はディスク装置70の1.5倍
の950MB、ディスク装置74はディスク装置70の
2倍の1260MB、ディスク装置76はディスク装置
70の3倍の1890MB、およびディスク装置装置7
8はディスク装置70の4.5倍の2835MBのボリ
ューム容量をそれぞれもっている。
【0039】このようなディスク装置としては、富士通
株式会社製のF6425系ディスク装置が使用される。
例えばディスク装置70はF6425であり、ディスク
装置72はF6423Dであり、ディスク装置74はF
6425Dであり、ディスク装置76はF6425Tで
あり、ディスク装置78はF6427Kである。図7に
おいて、最初、最もボリューム容量の小さいディスク装
置70に仮想記憶資源を格納しており、入出力サブシス
テムの容量を増設した場合には容量の大きなディスク装
置72,74,76または78のいずれかを接続する。
【0040】次に本発明による移行処理により移行元デ
ィスク装置22のボリュームの内容をボリューム単位で
複写し、且つ複写後にカタログ部のスペースマップを移
行先のボリューム容量に合わせる修正を行うことで、増
加領域を新たな仮想記憶ファイルの格納領域として管理
することができる。なお上記の実施例は、直接アクセス
装置として磁気ディスク装置を例にとるものであった
が、トラック単位の記憶フォーマットをもつ光ディスク
装置についてもそのまま適用することができる。
【0041】また本発明は上記の実施例に示された数値
による限定は受けないし、上記の思想から外れない変形
にも適用されるものである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスク装置の据え替えによる入出力サブシステムの規模
拡大の際に、仮想記憶アクセス法による資源の存在する
ディスク装置についてもボリューム単位での移行が可能
となり、従来のファイル単位の移行に比べ、工数および
処理時間の低減、更にオペレータのミス発生を防止する
ことができ、既存の入出力サブシステムの改修作業を効
率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明が適用される計算機システムのブロック
【図3】本発明の機能を示したブロック図
【図4】本発明の処理対象となる移行元と移行先のディ
スク装置の説明図
【図5】本発明の処理動作を示したフローチャート
【図6】本発明の処理内容を示した説明図
【図7】本発明の処理対象となるディスク装置の説明図
【図8】ファイル単位の移行を行っている従来のディス
ク装置の説明図
【符号の説明】
10:中央処理装置(CPU) 12:主記憶装置 14:バス 16−1〜16−n:入出力チャネル装置 18:ディスク制御装置 20:入出力制御装置 22:移行元ディスク装置 24:移行先ディスク装置 26:プリンタ制御装置 28:プリンタ 30:プリント用紙 32:磁気テープ制御装置 34:磁気テープ装置 36:磁気テープ媒体 40:属性チェック部 42:ボリューム複写部 44:カタログ修正部 46,56:ボリューム目録(VTOC;Volume Table
of Contents) 48,58:カタログ部 50,60:スペースマップ 52,62:データ部 64:増加領域 66:追加スペースマップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−36448(JP,A) 酒井 雄二郎外2名,”MS−DOS Ver.3.3 ハンドブック”,日 本,ナツメ社,1988年12月30日,p. 96,97 ”MS−DOS 3.1 ハンドブッ ク”,日本,株式会社アスキー,1986年 5月20日,第1版,p.293−295 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 3/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デイスク装置内の記憶領域について所定単
    位の領域毎に管理情報記憶領域を持つファイル管理テー
    ブルを有するデイスク装置から、他のデイスク装置へフ
    ァイルを転送するデイスク装置間のファイル転送装置で
    あって、 トラック容量が転送元のデイスク装置と転送先のデイス
    ク装置とで―致するかをチェックする属性チェック手段
    と、 前記属性チェック手段でトラック容量が―致すると判定
    された際に、転送元のデイスク装置の少なくともデータ
    領域を転送先のデイスク装置へトラック単位で複写を行
    う複写手段と、転送元のデイスク装置のファイル管理テーブルの管理情
    報記憶領域の数を、転送先のデイスク装置で規定されて
    いる記憶容量に応じた管理情報記憶領域の数に修正して
    複写先のデイスク装置へ記憶させる 修正手段と、 を設けたことを特徴とするデイスク装置間のファイル転
    送装置。
  2. 【請求項2】デイスク装置内のトラック数分の管理情報
    記憶領域を持っファイル管理テーブルを有するデイスク
    装置から、他のデイスク装置へファイルを転送するデイ
    スク装置間のファイル転送装置であって、 トラック容量が転送元のデイスク装置と転送先のデイス
    ク装置とで―致するかをチェックする属性チェック手段
    と、 前記属性チェック手段でトラック容量が―致すると判定
    された際に、転送元のデイスク装置の少なくともデータ
    領域を転送先のデイスク装置へトラック単立で複写を行
    う複写手段と、 転送元のデイスク装置のファイル管理テーブルの管理情
    報記憶領域の数を転送先のデイスク装置のトラック数に
    合わせて修正し複写先のデイスク装置へ記憶させる修正
    手段と、 を設けたことを特徴とする デイスク装置間のファイル転
    送装置。
  3. 【請求項3】デイスク装置内の記憶領域にっいて所定単
    位の領域毎に管理情報記憶領域を持っファイル管理テー
    ブルを有するデイスク装置から、他のデイスク装置へフ
    ァイルを転送するデイスク装置間のファイル転送装置
    が、 トラック容量が転送元のデイスク装置と転送先のデイス
    ク装置とで―致するかをチェックする属性チェック手順
    と、 前記属性チェック手段でトラック容量が―致すると判定
    された際に、転送元のデイスク装置の少なくともデータ
    領域を転送先のデイスク装置へトラック単位で複写を行
    う複写手順と、 転送元のデイスク装置のファイル管理テーブルの管理情
    報記憶領域の数を、転送先のデイスク装置で規定されて
    いる記憶容量に応じた管理情報記憶領域の数に修正して
    複写先のデイスク装置へ記憶させる修正手順と、 によりデイスク間のファイル転送制御を行うことを特徴
    とするデイスク装置間のファイル転送方法。
  4. 【請求項4】デイスク装置内のトラック数分の管理情報
    記憶領域を持っファイル管理テーブルを有するデイスク
    装置から、他のデイスク装置へファイルを転送するデイ
    スク装置間のファイル転送装置が、 トラック容量が転送元のデイスク装置と転送先のデイス
    ク装置とで―致するかをチェックする属性チェック手順
    と、 前記属性チェック手順でトラック容量が―致すると判定
    された際に、転送元のデイスク装置の少なくともデータ
    領域を転送先のデイスク装置へトラック単位で複写を行
    う複写手順と、 転送元のデイスク装置のファイル管理テーブルの管理情
    報記憶領域の数を転送先のデイスク装置のトラック数に
    合わせて修正し複写先のデイスク装置へ記憶させる修正
    手順と、 によりデイスク間のファイル転送制御を行うことを特徴
    とするデイスク装置間のファイル転送方法。
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