JP2000235512A - ディスク障害処理方法及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ディスク障害処理方法及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP2000235512A
JP2000235512A JP11036894A JP3689499A JP2000235512A JP 2000235512 A JP2000235512 A JP 2000235512A JP 11036894 A JP11036894 A JP 11036894A JP 3689499 A JP3689499 A JP 3689499A JP 2000235512 A JP2000235512 A JP 2000235512A
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file
disk
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failure
medium
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Hideichiro Aoki
秀一郎 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク上のデータが破壊される障害が発生
した場合、障害箇所を含むファイルの名前を特定してオ
ペレータに通知し、全ファイルの再インストール無しに
障害箇所を含むファイルのコピーだけで復旧できるよう
にする。 【解決手段】 ディスク装置のディスク媒体に、各種フ
ァイルをインストールするデータ領域41及びその管理領
域42以外に、索引領域43を設ける。索引領域43には、イ
ンストールされた各ファイル毎に、格納位置を示す物理
アドレス情報4311とファイル名4312との組を記述したレ
コード431 が登録される。計算機システムの運用中にデ
ィスク媒体の或る物理アドレスで障害が発生したとき、
障害発生物理アドレスと索引領域43に登録されている各
レコード431 の物理アドレス情報4311とを比較し、障害
に遭遇したファイルの名前を検出する。検出されたファ
イル名はオペレータに通知され、オペレータはファイル
置換によりファイルの復旧を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置を有す
る計算機におけるディスク障害処理方法に関し、特に、
運用中に何らかの原因でディスク上のデータが破壊され
る障害が発生した場合、障害発生物理アドレスから障害
に遭遇したファイルを特定し、ファイル置換により運用
を継続できるようにしたディスク障害処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にディスク装置を有する計算機にお
いては、ディスク媒体の記録領域を、各種のファイルを
格納するデータ領域と、このデータ領域に格納されたフ
ァイルの管理情報を格納する管理領域とに分け、オペレ
ーティングシステムを構成する各種システムファイルや
アプリケーションの各種ファイルをインストール媒体か
ら計算機にインストールする場合、ファイルの内容をデ
ィスク装置のデータ領域に格納し、そのファイル名や格
納位置などの管理情報を管理領域に格納し、その後の運
用時に、ディスク装置中のファイルを適宜に利用するよ
うにしている。このため、ディスク装置中のファイルが
使用できない状態になった場合、できるだけ速やかに復
旧する必要がある。
【0003】従来、計算機の障害発生に伴って或いは管
理者によって、ディスク装置のファイルが削除される場
合、削除指示対象のファイルが重要ファイルであるか否
かを判定し、その判定結果を出力することによって、計
算機管理者が、今後の運用においてオペレーティングシ
ステム等のシステム情報を再インストールすべきである
か否かの判断が行えるようにしたシステムが提案されて
いる(例えば特開平8−249219号公報)。しか
し、ディスク装置中のファイルが使用できなくなる原因
にはファイル削除以外に、何らかの原因でディスク装置
上のファイルのデータが破壊される障害が発生した場合
がある。このような障害が発生した時に、障害に遭遇し
たファイル名を速やかにオペレータに通知する機能は、
従来存在しない。このため、オペレータは、全ファイル
を再度インストールし直すことで、復旧するしか方策が
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ディ
スク装置にデータ破壊などの障害が発生した場合、従来
は、全ファイルをインストールし直す必要があった為、
計算機の運用を長時間にわって停止しなければならない
という問題点があった。
【0005】本発明の目的は、ディスク装置にデータ破
壊などの障害が発生した場合に、その障害箇所を含むフ
ァイルのファイル名を検出し、オペレータに通知するこ
とができるようにすることにある。
【0006】本発明の別の目的は、全ファイルの再イン
ストール無しに、障害箇所を含むファイルを復旧するこ
とができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク装置
を有する計算機におけるディスク障害処理方法におい
て、前記ディスク装置のディスク媒体に、各種のファイ
ルをインストール媒体からインストールする際、インス
トールした各ファイル毎に、前記ディスク媒体における
格納位置を示す物理アドレス情報とファイル名との組を
前記ディスク媒体に設けた索引領域に登録しておき、計
算機システムの運用中に前記ディスク媒体の或る物理ア
ドレスで障害が発生したとき、障害発生物理アドレスと
前記索引領域に登録されている各組の物理アドレス情報
とを比較することにより、障害に遭遇したファイルのフ
ァイル名を検出し、この検出されたファイル名をオペレ
ータに通知するようにしている。より具体的には、第1
の発明は、前記ディスク装置のディスク媒体に、オペレ
ーティングシステムを構成する各種のシステムファイル
をインストール媒体からインストールする際、オペレー
タから索引領域を作成する指示があった場合に限って、
オペレータから指定されたサイズの索引領域を前記ディ
スク媒体上に生成すると共に前記ディスク媒体の管理領
域上に設けた索引ビットをオンにし、且つ、インストー
ルした各システムファイル毎に、前記ディスク媒体にお
ける格納位置を示す物理アドレス情報とファイル名との
組を前記索引領域に登録するステップと、計算機システ
ムの運用中に前記ディスク媒体の或る物理アドレスで障
害が発生したとき、前記索引ビットがオンであれば、障
害発生物理アドレスと前記索引領域に登録されている各
組の物理アドレス情報とを比較することにより、障害に
遭遇したファイルのファイル名を検出するステップと、
前記検出されたファイル名をオペレータに通知するステ
ップとを含んでいる。
【0008】また第2の発明は、さらに、前記ディスク
装置のディスク媒体に、アプリケーションのファイルを
インストール媒体からインストールする際、前記索引ビ
ットがオンであれば、インストールしたアプリケーショ
ンのファイル毎に、前記ディスク媒体における格納位置
を示す物理アドレス情報とファイル名との組を前記索引
領域に登録するステップを含んでいる。
【0009】そして、何れの発明においても、前記通知
されたファイル名のファイルを前記インストール媒体か
らコピーすることにより、障害に遭遇したファイルを復
旧するようにしている。
【0010】第1の発明によれば、オペレーティングシ
ステムを構成する各システムファイルのインストール時
に、そのファイル名と共に格納位置を示す物理アドレス
情報が索引領域に登録されるため、計算機システムの運
用中にディスク媒体の或る物理アドレスで障害が発生し
たとき、障害発生物理アドレスと索引領域に登録されて
いる物理アドレス情報とを比較することにより、障害に
遭遇したファイルのファイル名を特定し、オペレータに
通知することができる。また、索引領域は或る程度のサ
イズを必要とするため、ディスク媒体の記憶領域を本来
の目的にフルに活用したいユーザの便宜を考え、索引領
域作成の可否(つまり、本機能の使用有無)をオペレー
タが選択でき、また作成する場合には索引領域のサイズ
をオペレータが指定できるようにしている。
【0011】第2の発明によれば、アプリケーションの
プログラムファイルやデータファイルのインストール時
にも、各ファイルのファイル名と共に格納位置を示す物
理アドレス情報が索引領域に登録されるため、障害箇所
がアプリケーションのファイル上であっても、それを特
定し、オペレータに通知することができる。
【0012】このように、障害に遭遇したファイルを特
定できるため、全ファイルを再インストールする必要が
なく、障害に遭遇したファイルだけを元の位置にコピー
することで復旧することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明を適用した計算機システムの
一例を示すブロック図である。この例の計算機システム
は、中央処理装置および主記憶等を含む計算機1と、こ
の計算機1に接続された端末2、ディスクコントローラ
3と、ディスクコントローラ3に接続されたディスク装
置4と、インストール媒体5とで構成されている。ま
た、6はCD−ROM,半導体メモリ,磁気テープ,磁
気ディスク等の機械読み取り可能な記録媒体であり、デ
ィスク障害処理プログラムが記録されている。この記録
媒体6に記録されたディスク障害処理プログラムは、計
算機1によって読み取られ、計算機1の動作を制御する
ことにより、計算機1上に、ディスク障害処理部11を
実現する。ディスク障害処理部11は、本実施例の場
合、インストール手段111,障害箇所認識手段11
2,コピー手段113,削除・追加時更新手段114で
構成される。計算機1上には、他に、オペレーティング
システム(以下、OSと称す)12や各種アプリケーシ
ョンプログラム13等が存在する。
【0015】ディスク装置4は、例えば磁気ディスク装
置であり、OSを構成する各種のシステムファイル(ス
ーパバイザプログラム,仮想記憶用のバッキングスト
ア,課金用などのシステムファイル)や、アプリケーシ
ョンのプログラムファイル,データファイルを記憶す
る。
【0016】図2にディスク装置4におけるディスク媒
体の領域構成例を示す。ディスク媒体の記録領域は、各
種のファイルを格納するデータ領域41と、データ領域
41に格納されたファイルの管理情報を格納する管理領
域42と、本発明で設けられた索引領域43とから構成
される。インストール媒体5からインストールされたO
Sの各種システムファイルやアプリケーションの各種フ
ァイルは、データ領域41に格納され、個々のファイル
のファイル名や格納位置などの管理情報が管理領域42
に格納される。他方、索引領域43は、インストールさ
れた各ファイル毎に、その格納位置を示す物理アドレス
情報4311とファイル名4312との組を記録したレ
コード431を格納する領域として使用される。物理ア
ドレス情報4311は、本実施例では開始物理アドレス
と終了物理アドレスとを含むが、開始物理アドレスとサ
イズとで表現しても良い。索引領域43を作成するか否
かはオペレータが選択でき、索引領域43が作成された
場合には、管理領域42に設けられた索引ビット421
がオンにされ、索引領域43が作成されなかった場合に
は、索引ビット421は初期値のオフのままとなる。
【0017】インストール媒体5は、例えば磁気テープ
であり、計算機1にインストールすべきOSの各種シス
テムファイルや、アプリケーションの各種ファイルを記
録している。端末2は、表示装置21と入力装置22を
備え、オペレータからの指示を計算機1に入力したり、
計算機1からのメッセージをオペレータに表示する。デ
ィスクコントローラ3は、計算機1からの指示に従って
ディスク装置4との間でデータの入出力を行う。
【0018】以下、各図を参照して本実施例の動作を説
明する。
【0019】(1)OSの各種システムファイルのイン
ストール OSの各種システムファイルが記録されたインストール
媒体5を、計算機1に読み取り可能にセットした後、端
末2の入力装置22からインストールの開始を指示する
と、インストール手段111によって図3に示す処理が
開始される。
【0020】まず、インストール手段111は、索引領
域を作成するか否かを問うメッセージを表示装置21に
表示し、オペレータからの応答内容を判別する(S
1)。オペレータが索引領域を作成することを選択した
場合(S1でYES)、インストール手段111は、作
成する索引領域のサイズを問うメッセージを表示装置2
1に表示し、オペレータから指定されたサイズを入力す
る(S2)。次に、ディスク装置4上に、指定されたサ
イズの索引領域43を生成し、その位置などを管理領域
42に登録すると共に、管理領域42における索引ビッ
ト421をオンに設定する(S3)。そして、データ領
域41等の初期化を行い(S4)、インストール媒体5
に記録された各システムファイルをデータ領域41にコ
ピーすると共にその管理情報を管理領域42に格納する
(S5)。次に、今回インストールした各システムファ
イル毎に、コピー先の開始物理アドレス及び終了物理ア
ドレスを含む物理アドレス情報4311とファイル名4
312とを含むレコード431を、索引領域43に登録
する(S6)。そして、処理を終了する。
【0021】ここで、索引領域43は、オペレータによ
って指定されたサイズしかないので、インストールする
ファイル数によっては、全ファイル分のレコード431
を索引領域43に登録することができない場合がある。
このため、インストール手段111は、新たなレコード
を登録していく過程で領域不足になった場合(オーバフ
ローした場合)、その旨のメッセージを表示装置21に
表示するようにしている。これにより、異常終了を防げ
ると同時に、オペレータに索引領域の領域不足を知らせ
ることができる。そして、上記メッセージに対する応答
としてオペレータから処理続行が指示されると、インス
トール手段111は処理を終了する。このとき、既に登
録済のレコード431は有効となる。なお、オペレータ
は、処理を中断させ、索引領域のサイズ指定から処理を
再開させることも可能である。
【0022】他方、オペレータが索引領域の作成を指示
しなかった場合(S1でNO)、通常のインストール処
理が行われる(S7)。つまり、インストール手段11
1は、ステップS4と同様にディスクの初期化を行い、
その後、ステップS5と同様に各システムファイルのデ
ィスクへのコピーを行う。この場合は、索引ビット42
1は初期値のオフのままである。
【0023】上述のようにしてディスク装置4にインス
トールされたOSの各種システムファイルは、計算機1
の立ち上げ時に、適宜にディスク装置4から計算機1内
の主記憶装置にロードされる。これにより、一般のジョ
ブを開始することができ、システムの運用が可能とな
る。図1の計算機1内に示したOS12,アプリケーシ
ョンプログラム13は、このようにしてインストールさ
れ、主記憶装置にロードされたOS,アプリケーション
プログラムを示している。
【0024】(2)アプリケーションファイルのインス
トール システムの運用中に、アプリケーションのプログラムフ
ァイルやデータファイルが記録されたインストール媒体
5を、計算機1に読み取り可能にセットした後、端末2
の入力装置22からインストールの開始を指示すると、
インストール手段111によって図4に示す処理が開始
される。
【0025】まず、インストール手段111は、ディス
ク装置4の管理領域42中の索引ビット421がオン
か、オフかを確認する(S11)。索引ビット421が
オンであれば、インストール媒体5に記録されたアプリ
ケーションファイルをデータ領域41の空き領域にコピ
ーすると共にその管理情報を管理領域42に格納する
(S12)。そして、今回インストールした各アプリケ
ーションファイル毎に、コピー先の開始物理アドレス及
び終了物理アドレスを含む物理アドレス情報4311と
ファイル名4312とを含むレコード431を、索引領
域43に登録する(S13)。そして、処理を終了す
る。なお、インストール手段111は、新たなレコード
431を登録していく過程で領域不足になった場合(オ
ーバフローした場合)は、OSのシステムファイルのイ
ンストール時と同様の処理を行う。
【0026】他方、索引ビット421がオフであれば、
通常のインストール処理が行われる(S14)。つま
り、インストール手段111は、ステップS12と同様
にアプリケーションファイルのディスクへのコピーを行
う。
【0027】(3)ファイルの削除,追加 ディスク装置4に登録したファイルは、システム運用中
に、OS12の制御の下に削除することができる。ま
た、システム運用中に、OS12の制御の下に任意のフ
ァイルをディスク装置4に追加することができる。OS
12は、削除・追加時更新手段114に対し、ファイル
を削除したときは削除したファイル名を通知し、ファイ
ルを追加したときは追加したファイル名及びその格納位
置を示す物理アドレス情報(開始物理アドレス,終了物
理アドレス)を通知する。削除・追加時更新手段114
は、図5に示すように、ディスク装置4の管理領域42
中の索引ビット421がオンか、オフかを確認し(S2
1)、オフであれば何もせず終了するが、オンであれ
ば、以下の処理を実行する。
【0028】ファイルの削除時は、削除されたファイル
のファイル名でディスク装置4の索引領域43から同じ
ファイル名を持つレコード431を検索し、そのレコー
ドを削除する(S22)。他方、ファイルの追加時は、
通知された物理アドレス情報とファイル名を記述した新
たなレコード431を、索引領域43の空き領域に登録
する(S22)。なお、前述したように索引領域43は
オペレータから指定されたサイズなので、新たなレコー
ド431を追加することができない場合や、削除しよう
としたレコードがそもそも登録されていない場合があ
る。このような異常が発生した場合、その旨のメッセー
ジを表示装置21に表示した後、処理を終了する(S2
3)。
【0029】(4)システム運用中の動作 ディスク装置4に格納されているファイルに対し、シス
テム運用中にアプリケーションプログラム13から或る
論理アドレスLXを指定した入出力要求が発生すると、
OS12は、内部の論理アドレス−物理アドレス変換機
能により物理アドレスPXに変換し、ディスクコントロ
ーラ3を通じてディスク装置4の該当ファイルをアクセ
スし、結果をアプリケーションプログラム13に返却す
る。このとき何らかの原因でデータ破壊による障害が発
生し、ディスクコントローラ3もしくはディスク装置4
からエラー情報が送られてきたら、OS12は論理アド
レスLXを障害発生論理アドレスLXとして、エラー情
報と共に障害箇所認識手段112に通知する。障害箇所
認識手段112は、この通知を受けると、図6に示す処
理を開始する。
【0030】障害箇所認識手段112は、OS12が有
するものと同様な論理アドレス−物理アドレス変換機能
を独自に有しており、通知された障害発生論理アドレス
LXに対応する物理アドレスPX、つまり障害発生物理
アドレスを求める(S31)。次に、ディスク装置4の
管理領域42中の索引ビット421がオンか、オフかを
確認し(S32)、オフであれば何もせず終了するが、
オンであれば以下の処理を実行する。索引領域43に登
録されている先頭のレコードから最後のレコードまで順
に、そのレコードの物理アドレス情報4311中の物理
開始アドレスから物理終了アドレスまでのアドレス範囲
に、障害発生物理アドレスPXが含まれるか否かを調べ
ていく(S33)。そして、障害発生物理アドレスPX
をアドレス範囲内に含むレコードが見つかると、そのレ
コードに記述されたファイル名4312を表示装置21
の画面に、障害にかかるファイルのファイル名として表
示する(S34)。そして、処理を終了する。なお、こ
のとき同時に前記エラー情報、障害発生物理アドレスP
X,障害発生論理アドレスLXも表示するようにしても
良い。他方、障害発生物理アドレスPXをアドレス範囲
に含むレコードが見つからなかった場合は、障害にかか
るファイルのファイル名が特定できない旨および前記エ
ラー情報を表示装置21の画面に表示し、処理を終了す
る(S35)。
【0031】(5)ファイルの復旧 表示装置21に、障害の発生したファイルのファイル名
が表示された場合、オペレータは、ファイル置換により
復旧を行うことができる。つまり、障害の発生したファ
イルと同じファイルを格納したインストール媒体5を用
意し、ファイルコピー手段113を使って、ディスク装
置4の障害発生ファイルの位置にコピー(上書き)する
ことで、復旧を行う。
【0032】以上の実施例では、1台のディスク装置4
を有する計算機システムに本発明を適用したが、2台以
上のディスク装置4を有する計算機システムに対しても
適用可能である。また、ディスク障害処理部11は記録
媒体6から計算機1にインストールしたが、OSのシス
テムファイルの一部としてインストール媒体5から計算
機1にインストールすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスク装置の或る記憶領域でデータ破壊による障害が発
生した場合、その障害箇所を含むファイルのファイル名
を特定してオペレータに通知することができる。このた
め、オペレータは、障害に遭遇したファイルだけをイン
ストール媒体中の元のファイルで置換するだけで復旧で
きる。これにより、全ファイルの再インストールを余儀
なくされていた従来のように、計算機の運用を長時間停
止させる必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した計算機システムの一例を示す
ブロック図である。
【図2】ディスク媒体の領域構成例を示す図である。
【図3】OSの各種システムファイルのインストール時
の処理例を示すフローチャートである。
【図4】アプリケーションファイルのインストール時の
処理例を示すフローチャートである。
【図5】ファイルの削除,追加時の処理例を示すフロー
チャートである。
【図6】ディスク障害発生時の処理例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…計算機 11…ディスク障害処理部 111…インストール手段 112…障害箇所認識手段 113…コピー手段 114…削除・追加時更新手段 12…OS 13…アプリケーションプログラム 2…端末 21…表示装置 22…入力装置 3…ディスクコントローラ 4…ディスク装置 5…インストール媒体 6…記録媒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク装置を有する計算機におけるデ
    ィスク障害処理方法において、 前記ディスク装置のディスク媒体に、各種のファイルを
    インストール媒体からインストールする際、インストー
    ルした各ファイル毎に、前記ディスク媒体における格納
    位置を示す物理アドレス情報とファイル名との組を前記
    ディスク媒体に設けた索引領域に登録するステップと、 計算機システムの運用中に前記ディスク媒体の或る物理
    アドレスで障害が発生したとき、障害発生物理アドレス
    と前記索引領域に登録されている各組の物理アドレス情
    報とを比較することにより、障害に遭遇したファイルの
    ファイル名を検出するステップと、 前記検出されたファイル名をオペレータに通知するステ
    ップとを含むことを特徴とするディスク障害処理方法。
  2. 【請求項2】 ディスク装置を有する計算機におけるデ
    ィスク障害処理方法において、 前記ディスク装置のディスク媒体に、オペレーティング
    システムを構成する各種のシステムファイルをインスト
    ール媒体からインストールする際、オペレータから索引
    領域を作成する指示があった場合に限って、オペレータ
    から指定されたサイズの索引領域を前記ディスク媒体上
    に生成すると共に前記ディスク媒体の管理領域上に設け
    た索引ビットをオンにし、且つ、インストールした各シ
    ステムファイル毎に、前記ディスク媒体における格納位
    置を示す物理アドレス情報とファイル名との組を前記索
    引領域に登録するステップと、 計算機システムの運用中に前記ディスク媒体の或る物理
    アドレスで障害が発生したとき、前記索引ビットがオン
    であれば、障害発生物理アドレスと前記索引領域に登録
    されている各組の物理アドレス情報とを比較することに
    より、障害に遭遇したファイルのファイル名を検出する
    ステップと、 前記検出されたファイル名をオペレータに通知するステ
    ップとを含むことを特徴とするディスク障害処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスク障害処理方法に
    おいて、さらに、前記ディスク装置のディスク媒体に、
    アプリケーションのファイルをインストール媒体からイ
    ンストールする際、前記索引ビットがオンであれば、イ
    ンストールしたアプリケーションのファイル毎に、前記
    ディスク媒体における格納位置を示す物理アドレス情報
    とファイル名との組を前記索引領域に登録するステップ
    を含むことを特徴とするディスク障害処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のディスク障
    害処理方法において、さらに、前記通知されたファイル
    名のファイルを前記インストール媒体からコピーするこ
    とにより、障害に遭遇したファイルを復旧するステップ
    を含むことを特徴とするディスク障害処理方法。
  5. 【請求項5】 ディスク装置を有する計算機に、 前記ディスク装置のディスク媒体に、オペレーティング
    システムを構成する各種のシステムファイルをインスト
    ール媒体からインストールする際、オペレータから索引
    領域を作成する指示があった場合に限って、オペレータ
    から指定されたサイズの索引領域を前記ディスク媒体上
    に生成すると共に前記ディスク媒体の管理領域上に設け
    た索引ビットをオンにし、且つ、インストールした各シ
    ステムファイル毎に、前記ディスク媒体における格納位
    置を示す物理アドレス情報とファイル名との組を前記索
    引領域に登録するステップと、 前記ディスク装置のディスク媒体に、アプリケーション
    のファイルをインストール媒体からインストールする
    際、前記索引ビットがオンであれば、インストールした
    アプリケーションのファイル毎に、前記ディスク媒体に
    おける格納位置を示す物理アドレス情報とファイル名と
    の組を前記索引領域に登録するステップと、 計算機システムの運用中に前記ディスク媒体の或る物理
    アドレスで障害が発生したとき、前記索引ビットがオン
    であれば、障害発生物理アドレスと前記索引領域に登録
    されている各組の物理アドレス情報とを比較することに
    より、障害に遭遇したファイルのファイル名を検出する
    ステップと、 前記検出されたファイル名をオペレータに通知するステ
    ップと、 前記通知されたファイル名のファイルを前記インストー
    ル媒体からコピーすることにより、障害に遭遇したファ
    イルを復旧するステップとを実行させるプログラムを記
    録した機械読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282468A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Hitachi Ltd 計算機システム及び障害復旧方法

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JP2010282468A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Hitachi Ltd 計算機システム及び障害復旧方法

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