JP2684952B2 - ディスク記録方法およびディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録方法およびディスク記録装置

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JP2684952B2
JP2684952B2 JP5080491A JP8049193A JP2684952B2 JP 2684952 B2 JP2684952 B2 JP 2684952B2 JP 5080491 A JP5080491 A JP 5080491A JP 8049193 A JP8049193 A JP 8049193A JP 2684952 B2 JP2684952 B2 JP 2684952B2
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成 古宮
健 中嶋
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/006Overwriting
    • G11B7/0062Overwriting strategies, e.g. recording pulse sequences with erasing level used for phase-change media

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相変化型光ディスクに
パルス長記録方式でデータを記録するためのディスク記
録方法とディスク記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データの高密度記録が可能なディスク状
記録媒体の一つに相変化型光ディスクがある。相変化型
光ディスクへのデータの記録は、絞ったレーザー光を回
転するディスクに照射し、記録膜を加熱融解させること
で行う。その記録レーザー光の強弱により記録膜の到達
温度及び冷却過程が異なり、記録膜の相変化が起こる。
すなわち、レーザー光が強い時は、高温状態から急速に
冷却するので記録膜がアモルファス化し、また、レーザ
ー光が比較的弱い時は、中高温状態から徐々に冷却する
ので記録膜が結晶化する。アモルファス化した部分を通
常マークと呼び、結晶化した部分をスペースと呼ぶ。そ
して、このマークとスペースに二値情報を記憶する。ま
た、相変化型光ディスクは、1つのレーザー光で、古い
データの消去と新しいデータの記録を同時に行うこと、
即ち、ダイレクトオーバーライトが可能である。
【0003】再生時は、記録膜が相変化を起こさない程
度に弱いレーザー光を照射し、その反射光を検出する。
アモルファス化したマーク部分は反射率が低く、結晶化
したスペース部分は反射率が高い。よって、マーク部分
とスペース部分の反射光量の違いを検出して再生信号を
得る。
【0004】相変化型光ディスクへのデータの記録方式
として、パルス位置記録方式(PPM)とパルス長記録
方式(PWM)がある。PPMはパルス長一定の比較的
短いマークを様々なスペースをあけて記録し、マークの
位置に記録情報を割り当てる。一方、PWMは様々な長
さのマークを様々なスペースをあけて記録し、マーク長
およびスペース長の両方に記録情報を割り当てる。従っ
て、通常PPMよりPWMのほうが情報記録密度が高く
なる。
【0005】PWM記録を行う場合、PPM記録と比較
して長いマークを記録する。相変化型光ディスクに、マ
ーク部分に一定のレーザーパワーを照射して長いマーク
を記録すると、記録膜の蓄熱効果のために、マークの後
半部ほど半径方向の幅が太くなる。これは、ダイレクト
オーバーライトしたとき消し残りが発生したり、再生時
にトラック間の信号クロストークを発生するなど、信号
品質を大きく損ねる。そこで、マーク後半部で半径方向
の幅が広がらないように、レーザーパワーもしくは記録
パルス幅を制御して、マーク後半部でパワーを弱めてマ
ークを記録する方法が報告されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように相変化
型光ディスクは、マーク部分の方がスペース部分より光
の反射率が低い。このことは逆に、マーク部分の方が熱
吸収率が高いことを意味する。また、記録膜の相がアモ
ルファスと結晶とで必要とする融解熱が異なる。従っ
て、ダイレクトオーバーライトの時に、既にあるマーク
とスペースに同じレーザーパワーを加えて記録しても熱
吸収量および到達温度が異なり、形成されるマークのエ
ッジ位置が変動するという問題がある。特に、マーク後
半部で照射光量を弱くした従来の記録方法では、マーク
終端部分のエッジ位置変動が顕著になり、オーバーライ
ト特性の劣化が課題であった。
【0007】また、記録密度を高めるために、記録する
マークおよびスペースの長さを短くすることが考えられ
る。この場合、特にスペース長が小さくなると、記録し
たマークの終端の熱がスペース部分を伝導して次のマー
クの始端の温度上昇に影響を与えたり、逆に次に記録し
たマークの始端の熱が前のマークの終端の冷却過程に影
響を与えたりする熱干渉が生じる。従来の記録方法で熱
干渉が生じると、マークのエッジ位置が変動することに
なり、再生時の誤り率が増加するという課題があった。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、長いマークの半径方向の幅をほぼ一定に記録し、か
つ、ダイレクトオーバーライト時のマークエッジ位置の
変動を低減し、かつ、短いスペースでもマーク間の熱干
渉が発生せずエッジ位置変動が起こらないディスク記録
方法およびディスク記録装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のディスク記録方法は、相変化型光ディス
クの記録膜に第1パワーのレーザ光を照射してアモルフ
ァス状態を形成し、第2パワーのレーザ光を照射して結
晶状態を形成することによりパルス長記録方式でデータ
をオーバーライトするディスク記録方法であって、前記
アモルファス状態で記録されるマークの始端付近および
終端付近は前記第1パワーを一定期間照射し、前記マー
クの中間部分は前記第1パワーと第1パワーより小さい
パワーを切り替え周期が前記一定期間より小さくなるよ
うに交互に切り替えて照射し、前記マークの終端付近で
照射した第1パワーの後に前記第2パワーより小さいパ
ワーを一定期間照射する。
【0012】また、本発明のディスク記録装置は、光源
と、前記光源から出射されるレーザ光を相変化型光ディ
スクの記録膜に第1パワーのレーザ光を照射してアモル
ファス状態を形成し、第2パワーのレーザ光を照射して
結晶状態を形成することによりパルス長記録方式でデー
タをオーバーライトする手段と、前記相変化型光ディス
クを回転駆動する手段と、前記光源をパルス駆動するパ
ルス駆動手段とを備えたディスク記録装置であって、前
記パルス駆動手段は、前記アモルファス状態で記録され
るマークの始端付近および終端付近では前記第1パワー
が一定期間照射されるよう、前記マークの中間部分では
前記第1パワーと第1パワーより小さいパワーを前記一
定期間より小さい周期で交互に切り替えて照射されるよ
う、前記マークの終端付近で照射した第1パワーの後に
前記第2パワーより小さいパワーが一定期間照射される
ように前記光源を駆動する構成となっている。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】従って、本発明によれば、マークの始端部分
は、ある程度の期間マークを書き始めるのに必要十分な
強いレーザー光を照射し、以後マーク中間部分は強弱レ
ーザー光を交互に切り換えてマークを書き続けるのに必
要最小限のレーザーパワーを照射することにより、マー
ク後半部で熱量過剰とならずに長いマークを一定幅で記
録する。さらに、マーク終端部分に、強いレーザー光を
照射する期間を設けることにより、マーク終端部分の到
達温度が高くなりアモルファスが安定に形成され、ダイ
レクトオーバーライト時でもマーク終端部のエッジ位置
が変動しない。さらに、スペースの終端部分、すなわ
ち、マークの終了直後の照射熱量の少ない部分が、スペ
ースを通じての熱伝導を妨げマーク間熱干渉を低減する
ことができ、マークのエッジ位置変動が抑えられる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例を図を用いて説明する。
図1に本発明のディスク記録方法を実現するディスク記
録装置の第1実施例のブロック図を、図3に第1実施例
の各部の信号波形図を示す。
【0028】まず、図面の説明をする。図1において、
1はデータ、2はマルチパルス発生回路、3はマルチパ
ルス、4は断熱パルス発生回路、5は断熱パルス、6は
スペース長検出回路、7は断熱有効パルス、8は論理回
路、9は第1制御パルス、10は第2制御パルス、11
はレーザーダイオード、12は主電流源、13は第1加
算電流源、14は第2加算電流源、15は第1スイッ
チ、16は第2スイッチ、17はデータクロックであ
る。
【0029】図3において、aはデータ1、bはデータ
クロック17、cはマルチパルス3、dは断熱パルス
5、eは断熱有効パルス7、fは第1制御パルス9、g
は第2制御パルス10の信号波形をそれぞれ示し、hは
レーザーダイオード11の電流変化、iは記録されるマ
ークおよびスペースの状態を示す。同じく図3におい
て、50はデータのHi期間、51はデータのHi期間
の始端部分、52はデータHi期間の中間部分、53は
データHi期間の終端部分、54はマルチパルスの反転
周期、55はデータのLo期間、56はデータのLo期
間の始端部分、57はデータのLo期間の終端部分、5
8はデータクロックの1周期を示す。
【0030】次に、動作の説明をする。データ1は、図
3aに例示するようなHi期間およびLo期間の長さに
それぞれ情報をもつPWMデータである。マルチパルス
発生回路2において、データ1のHi期間の始端部分5
1と終端部分53を除いた中間部分52に、データクロ
ックの1周期以下の周期54で反転するバースト状のマ
ルチパルス3を発生する(図3c)。断熱パルス発生回
路4において、データ1のLo期間の始端部分56と終
端部分57にデータクロックの1周期以下の期間の断熱
パルス5を発生する(図3d)。
【0031】スペース長検出回路6において、データ1
のLo期間の内、長さが所定値(ここではデータクロッ
クの1周期58の3倍の長さとする)未満のとき有効と
なる断熱有効パルス7を出力する(図3e)。そして、
論理回路8において、データ1とマルチパルス3と断熱
パルス5と断熱有効パルス7を論理演算して、後述する
第1スイッチ15と第2スイッチ16をそれぞれオン/
オフするための第1制御パルス9と第2制御パルス10
を発生する(図3f,図3g)。
【0032】レーザーダイオード11は、アノード側が
接地となっている負極性タイプのもので、主電流源12
と第1加算電流源13と第2加算電流源14で並列駆動
する。本実施例においては、レーザーパワーを3値に制
御し、それぞれ小さい方から再生パワー、消去パワー、
記録パワーとする。主電流源12は、レーザーダイオー
ド11が再生パワーで発光するために必要な電流を供給
し、第2加算電流源14は、レーザーダイオード11が
消去パワーで発光するために必要な電流を、主電流源1
2と共に供給し、第1加算電流源13は、レーザーダイ
オード11が記録パワーで発光するために必要な電流
を、主電流源12と第2加算電流源14と共に供給す
る。
【0033】そして、第1加算電流源13を第1スイッ
チ15で、第2加算電流源14を第2スイッチ16でそ
れぞれオン/オフすることにより、レーザーダイオード
11の電流値が3値に制御される(図3h)。つまり、
主電流源12の電流で再生パワーを発光し、それに第2
加算電流源14の電流を加えて消去パワーを発光させ、
更に第1加算電流源13の電流を加えて記録パワーを発
光させる。そして、この3値制御されたレーザー光をデ
ィスクに照射することにより、図3iに示すようなマー
クおよびスペースを記録する。
【0034】次に、図2に本発明のディスク記録方法を
実現するディスク記録装置の第2実施例のブロック図
を、図4に第2実施例の各部の信号波形図を示す。
【0035】まず、図面の説明をする。なお、前述の第
1実施例と同一番号および同一名称を付した部分は機能
も同じであるので説明を省略する。図2において、18
は論理回路、19は第1制御パルス、20は第2制御パ
ルス、21はレーザーダイオード、22は主電流源、2
3は第1減算電流源、24は第2減算電流源、25は第
1スイッチ、26は第2スイッチである。図4におい
て、fは第1制御パルス19、gは第2制御パルス20
の信号波形をそれぞれ示し、hはレーザーダイオード2
1の電流変化を示す。
【0036】次に、動作の説明をする。論理回路18に
おいて、データ1とマルチパルス3と断熱パルス5と断
熱有効パルス7を論理演算して、後述する第1スイッチ
25と第2スイッチ26をそれぞれオン/オフするため
の第1制御パルス19と第2制御パルス20を発生する
(図4f,図4g)。
【0037】レーザーダイオード21は、カソード側が
接地となっている正極性タイプのもので、主電流源22
で駆動する。本実施例においては、レーザーパワーを3
値に制御し、それぞれ小さい方から再生パワー、消去パ
ワー、記録パワーとする。主電流源22は、レーザーダ
イオード21が記録パワーで発光するために必要な電流
を供給し、第2減算電流源24は、レーザーダイオード
21が消去パワーで発光するために、主電流源22の電
流を分流し、第1減算電流源23は、レーザーダイオー
ド21が再生パワーで発光するために、主電流源22の
電流を第2減算電流源24と共に分流する。
【0038】そして、第1減算電流源23を第1スイッ
チ25で、第2減算電流源24を第2スイッチ26でそ
れぞれオン/オフすることにより、レーザーダイオード
21の電流値が3値に制御される(図4h)。つまり、
主電流源22の電流で記録パワーを発光し、それから第
2減算加算電流源24の電流を引いて消去パワーを発光
させ、更に第1減算電流源23の電流を引いて再生パワ
ーを発光させる。そして、この3値制御されたレーザー
光をディスクに照射することにより、図4iに示すよう
なマークおよびスペースを記録する。
【0039】以上の構成と動作のもとで、本発明の第1
実施例および第2実施例は、マークの始端部分で、マー
クを書き始めるのに必要十分な強いレーザーパワー(記
録パワー)を照射し、マークの中間部分で、マルチパル
ス駆動によりマークを書き続けるのに必要最低限のレー
ザーパワー(記録パワーと消去パワーの切り換え)を照
射し、マークの終端部分で、エッジ部分のアモルファス
が安定に形成されるよう強いレーザーパワー(記録パワ
ー)を照射する。
【0040】これにより、長いマークの半径方向の幅を
ほぼ一定に記録し、かつダイレクトオーバーライト時の
マーク終端部分のエッジ位置変動を低減することができ
る。また、通常ではマーク間の熱干渉が発生する短いス
ペースにおいて、始端終端部分に断熱パルスにより弱い
レーザーパワー(再生パワー)を照射して、スペースを
通じての熱伝導を抑制する。これにより、短いスペース
の両側のマークエッジ位置の変動が低減できる。また、
マーク間の熱干渉が発生しないような長いスペースで
は、断熱パルス駆動しないため、その部分に消し残りが
発生せず、ダイレクトオーバーライトの特性を向上する
ことができる。
【0041】なお、本発明の効果を発揮する条件とし
て、例えば、マーク始端部分51の幅は、マークの書き
始めに必要十分なレーザーパワーを供給できる様に、デ
ータクロックの1周期より長く設定する。また、マルチ
パルス部分の反転周期54は、記録パワーの切り換えに
比例してマーク幅が変動しない程度に小さく設定する必
要があり、データクロックの1周期より短く設定する。
また、マーク終端部分53の幅は、記録時のマーク終端
部の到達温度をある程度高めるために、データクロック
の1周期前後の長さに設定すると良い。
【0042】更に、スペースの始端終端部分の断熱パル
スの幅56、57は、マーク間の熱干渉を低減し、しか
も、ダイレクトオーバーライト時にその部分で消し残り
が発生しないように、データクロックの1周期より短く
設定すると効果がある。
【0043】また、断熱パルスを付加べきスペース長
は、データに存在する最も短いスペース長でのみ熱干渉
が起こる場合が多く、所定値を前記最短スペース長より
データクロックの1周期長い値に設定するとよい。
【0044】ところで、ディスクの記録線速度が変化す
ると、ディスク上で同一サイズのマークおよびスペース
を記録するためのレーザーパワー値が変化する。する
と、前述した各部分のパルス幅の最適値も変化する場合
がある。よって、ディスク半径位置によって記録線速度
が変化する応用においては、線速度に応じてレーザーの
記録パワーや各パルス幅を設定するような構成が望まれ
る。以下に、線速度の変化に対応した本発明のディスク
記録装置の実施例を説明する。
【0045】図5は、本発明のディスク記録装置の第3
実施例のブロック図である。図5において、30は線速
度データ、31は線速度データ30にもとづいて、マル
チパルス発生回路2、断熱パルス発生回路4、スペース
長検出回路6、主電流源12、第1加算電流源13、第
2加算電流源14をそれぞれ制御する制御回路である。
その他の部分で、前実施例と同一番号および同一名称の
構成要素は前実施例と同一機能であるから説明を省略す
る。
【0046】例えば、ディスクの外周に記録するとき線
速度が大きいとすると、線速度の情報が線速度データ3
0として制御回路31に入力され、制御回路31は、主
電流源11、第1加算電流源12、第2加算電流源13
の少なくとも1つのの電流値を線速度が小さい場合と比
較して増加させ、レーザーパワーを増加させる。
【0047】また、マルチパルス発生回路2におけるデ
ータHi期間の始端部分の期間、中間部分の反転周期、
終端部分の期間と、断熱パルス発生回路4におけるデー
タLo期間の始端部分の期間、終端部分の期間と、スペ
ース長検出回路6におけるスペース長の所定値をそれぞ
れ前記増加させたレーザーパワーに応じて最適値となる
ように設定する。
【0048】図6は、本発明のディスク記録装置の第4
実施例のブロック図である。図6においても、前記第3
実施例と同様に、制御回路31が、線速度に応じて、記
録パワーおよび各部分の期間を最適値に設定する。
【0049】以上の構成と動作のもとで、本発明の第3
実施例および第4実施例は、ディスク半径位置によって
記録線速度が異なる用途においても、線速度に応じてレ
ーザーパワーや記録信号のパルス幅を最適値に設定しな
おし、どの様な線速度でも、長いマークを一定幅で安定
に記録し、短いスペース部分での熱干渉が低減すること
ができる。
【0050】なお、本発明のディスク記録方法は、第1
〜第4実施例のディスク記録装置の一部または全部の構
成を用いて実施することが可能である。
【0051】また、マーク中間部分でのマルチパルス駆
動は記録パワーと消去パワーとを切り換える例で説明し
たが、これに限るものではない。
【0052】また、断熱パルスのパワーを再生パワーと
して説明したが、レーザーを全く発光させないゼロパワ
ーでも同様の効果が得られる。しかし、実施回路におい
て発光波形の良好な立ち上がり特性が得にくくなるの
で、再生パワーを用いる方が好ましい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、相変化型光ディスクに
パルス長記録方式でデータを記録する応用において、記
録信号のエッジ位置変動を最小限に抑制することが可能
で、また、オーバーライト特性も向上できる。結果とし
て、データの記録密度を大幅に向上することが可能であ
る。従って、データ情報量の膨大な画像ファイル装置等
に利用するとその性能向上効果は著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるディスク記録装置
のブロック図
【図2】本発明の第2実施例におけるディスク記録装置
のブロック図
【図3】本発明の第1実施例におけるディスク記録装置
の各部の信号波形図
【図4】本発明の第2実施例におけるディスク記録装置
の各部の信号波形図
【図5】本発明の第3実施例におけるディスク記録装置
のブロック図
【図6】本発明の第4実施例におけるディスク記録装置
のブロック図
【符号の説明】
2 マルチパルス発生回路 4 断熱パルス発生回路 6 スペース長検出回路 8 論理回路 11 レーザーダイオード 12 主電流源 13 第1加算電流源 14 第2加算電流源 15 第1スイッチ 16 第2スイッチ 18 論理回路 21 レーザーダイオード 22 主電流源 23 第1減算電流源 24 第2減算電流源 25 第1スイッチ 26 第2スイッチ 31 制御回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相変化型光ディスクの記録膜に第1パワー
    のレーザ光を照射してアモルファス状態を形成し、第2
    パワーのレーザ光を照射して結晶状態を形成することに
    よりパルス長記録方式でデータをオーバーライトするデ
    ィスク記録方法であって、前記アモルファス状態で記録
    されるマークの始端付近および終端付近は前記第1パワ
    ーを一定期間照射し、前記マークの中間部分は前記第1
    パワーと第1パワーより小さいパワーを切り替え周期が
    前記一定期間より小さくなるように交互に切り替えて照
    射し、前記マークの終端付近で照射した第1パワーの後
    に前記第2パワーより小さいパワーを一定期間照射する
    ことを特徴とするディスク記録方法。
  2. 【請求項2】前記マークの始端付近の一定期間、マーク
    の終端付近の一定期間、マークの中間部分の切り替え周
    期、および前記第2パワーより小さいパワーを照射する
    一定期間の少なくとも1つをディスクの線速度に応じて
    変化させて記録する請求項1記載のディスク記録方法。
  3. 【請求項3】光源と、前記光源から出射されるレーザ光
    を相変化型光ディスクの記録膜に第1パワーのレーザ光
    を照射してアモルファス状態を形成し、第2パワーのレ
    ーザ光を照射して結晶状態を形成することによりパルス
    長記録方式でデータをオーバーライトする手段と、前記
    相変化型光ディスクを回転駆動する手段と、前記光源を
    パルス駆動するパルス駆動手段とを備えたディスク記録
    装置であって、前記パルス駆動手段は、前記アモルファ
    ス状態で記録されるマークの始端付近および終端付近で
    は前記第1パワーが一定期間照射されるよう、前記マー
    クの中間部分では前記第1パワーと第1パワーより小さ
    いパワーを前記一定期間より小さい周期で交互に切り替
    えて照射されるよう、前記マークの終端付近で照射した
    第1パワーの後に前記第2パワーより小さいパワーが一
    定期間照射されるように前記光源を駆動することを特徴
    とするディスク記録装置。
  4. 【請求項4】パルス駆動手段は、前記マークの始端付近
    の一定期間、マークの終端付近の一定期間、マークの中
    間部分の切り替え周期、および前記第2パワーより小さ
    いパワーを照射する一定期間の少なくとも1つをディス
    クの線速度に応じて変化させる請求項3記載のディスク
    記録装置。
  5. 【請求項5】相変化型光ディスクの記録膜に第1パワー
    のレーザ光を照射してアモルファス状態を形成し、第2
    パワーのレーザ光を照射して結晶状態を形成することに
    よりパルス長記録方式でデータをオーバーライトするデ
    ィスク記録装置であって、ハイレベルとロウレベルを繰
    り返したマルチパルスを発生するマルチパルス発生手段
    と、断熱パルスを一定期間発生する断熱パルス発生手段
    と、少なくとも前記マルチパルスと前記断熱パルスを所
    定のタイミングで組み合わせて前記光ディスクの記録膜
    に照射するレーザ光の制御信号を出力する論理手段とを
    有し、前記制御信号にもとづいて、前記アモルファス状
    態で記録されるマークの始端付近および終端付近では前
    記第1パワーを一定期間照射し、前記マークの中間部分
    では前記制御信号に含まれたマルチパルスにもとづいて
    前記第1パワーと第1パワーより小さいパワーを交互に
    切り替えて照射し、前記マークの終端付近で照射した第
    1パワーの後には前記制御信号に含まれた断熱パルスに
    もとづいて前記第2パワーより小さいパワーを一定期間
    照射することを特徴とするディスク記録装置。
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