JP3264805B2 - 情報記録方式 - Google Patents

情報記録方式

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JP3264805B2
JP3264805B2 JP26665295A JP26665295A JP3264805B2 JP 3264805 B2 JP3264805 B2 JP 3264805B2 JP 26665295 A JP26665295 A JP 26665295A JP 26665295 A JP26665295 A JP 26665295A JP 3264805 B2 JP3264805 B2 JP 3264805B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は結晶相とアモルファ
ス相とに可逆的に相変化する記録層を有する記録媒体上
に情報を光源からの光により記録する情報記録方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディアの普及に伴い音楽用C
D、CD−ROMなどの再生専用メディア(記録媒体)
や情報再生装置が実用化されている。最近では、色素メ
ディアを用いた追記型光ディスクや、光磁気(MO)メ
ディアを用いた書き替え可能なMOディスクのほかに相
変化型メディアも注目されている。この相変化型メディ
アは記録材料を結晶相とアモルファス相とに可逆的に相
変化させて情報を記録するものである。また、相変化型
メディアは、MOメディアなどと異なり外部磁界を必要
とせず半導体レーザからなる光源からのレーザ光だけで
情報の記録、再生ができ、かつ、情報の記録と消去がレ
ーザ光により一度に行われるオーバーライト記録が可能
である。
【0003】相変化型メディアに情報を記録するための
一般的な記録波形としては、図14に示すようにEFM
(Eight Fourteen Modulatio
n)変調コードなどに基づいて生成した単パルスの半導
体レーザ発光波形があるが、この記録波形では相変化型
メディアは、蓄積した熱により記録マークが涙状に歪み
を生じたり、冷却速度が不足してアモルファス相の形成
が不十分となり、レーザ光に対して低反射率の記録マー
クが得られないなどの問題がある。
【0004】そこで、相変化型メディアに情報を記録す
る従来の情報記録方式は、図15に示すようにEFM変
調コードなどに基づいて生成した多段の記録パワーを用
いたマルチパルス波形のレーザ光により相変化型メディ
アにマークを形成することで上記問題を防止している。
このマルチパルス波形のマーク部は、相変化型メディア
の記録膜を融点温度以上に十分に予備加熱するための先
頭加熱パルスAと、後続する複数個の連続加熱パルスB
と、これらの間の冷却パルスCからなっており、先頭加
熱パルスAの発光パワーをPWA、加熱パルスBの発光
パワーをPWB、冷却パルスCの発光パワーをPWC、
リードパワーをPRとすればPWB≧PWA>PWC≒
PRに設定されている。
【0005】マルチパルス波形のイレース部はイレース
パルスDからなり、その発光パワーPEDはPWA<P
ED<PWCに設定されている。このように記録波形を
マルチパルス波形とすることで、相変化型メディアは加
熱→冷却の急冷条件によりアモルファス相がマーク部と
して形成され、加熱のみの除冷条件により結晶相がスペ
ース部として形成され、アモルファス相と結晶相とで十
分な反射率差が得られる。
【0006】また、情報記録方式としてはマークポジシ
ョン(PPM)記録方式とマークエッジ(PWM:Pu
lse Width Modulation)記録方式
があるが、最近では高密度化に対応できるマークエッジ
記録方式が用いられるようになっている。相変化型メデ
ィアにマークエッジ記録方式で情報を記録する場合、相
変化型メディアは記録マークで十分な加熱と急冷を行っ
てマークの前後のエッジ部を鮮明に形成することが重要
である。したがって、相変化型メディアのチルトや半導
体レーザの発光パワー変動等を考慮して記録パワーを高
めに設定している。また、最近の高密度化に伴い短波長
レーザや高NA対物レンズによる小スポットを用いてメ
ディアに微小マークを形成するようになってきている。
しかし、レーザ光によるメディア上の記録スポットの径
と最短マーク長が接近してくると、最短マークが長く形
成されるので、イレースパワーを高くすることでマーク
の後エッジを短く形成するような設定としている。
【0007】特開昭63ー266633号公報には、光
ディスクにデータの記録を行うときに、マークの始端部
と終端部の光照射エネルギーを中間部より大きくし、こ
れを光照射時間や光照射パワーを変化させることで行う
光情報記録方法が記載されている。また、特開平5ー3
2811号公報には、相変化型光ディスクにデータの記
録を行うとき、レーザ光のパワーレベルを相変化型光デ
ィスクの記録膜の結晶化パワーから記録膜の溶融する記
録パワーに高めた後に結晶化パワーより低いパワーレベ
ルに瞬時に低減させる情報の光学的記録方法が記載され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記情報記録方式で
は、相変化型メディアのチルトや半導体レーザの発光パ
ワー変動等を考慮して記録パワーを高めに設定している
ので、記録膜の劣化が著しくなり、オーバーライト特性
の低下が顕著になり、マーク長に応じてメディアの蓄熱
状態が異なってマークのエッジシフトが増大し、再生信
号のジッタが悪化するといった問題や、半導体レーザの
寿命低下が起こる。また、イレースパワーを高くするこ
とでマークの後エッジを短く形成するような設定として
いるので、平均記録パワーが増大する。
【0009】本発明は、マークのエッジ部を鮮明に形成
しながら平均記録パワーの低減を図ることにより光源の
高寿命化とオーバライト特性の向上や、マーク長に応じ
た蓄熱によるエッジシフトの防止、ジッタの低減を図る
ことができる情報記録方式を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、結晶相とアモルファス相と
に可逆的に相変化する記録層を有する記録媒体上に情報
を光源からの光により記録する際に、この光源に先頭加
熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複数個の後部加
熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチパルスの光を
発光させて記録マークの形成を行う情報記録方式におい
て、前記先頭加熱パルスを前半と後半に2分してその後
半部分の先頭加熱パルスの発光パワーとその直後の前記
先頭冷却パルスの発光パワーとの差を、その他の加熱パ
ルスとその直後の冷却パルスとの発光パワーの差より大
きくする手段を備えたものである。
【0011】請求項2記載の発明は、結晶相とアモルフ
ァス相とに可逆的に相変化する記録層を有する記録媒体
上に情報を光源からの光により記録する際に、この光源
に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複数個
の後部加熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチパル
スの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記録方
式において、前記先頭加熱パルスの直後の前記先頭冷却
パルスの発光パワーを、後続するその他の冷却パルスの
発光パワーより低くする手段を備えたものである。
【0012】請求項3記載の発明は、結晶相とアモルフ
ァス相とに可逆的に相変化する記録層を有する記録媒体
上に情報を光源からの光により記録する際に、この光源
に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複数個
の後部加熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチパル
スの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記録方
式において、前記後部加熱パルスのうち最後尾の加熱パ
ルスとその直後の最後尾の冷却パルスとの発光パワーの
差を、その他の加熱パルスとその直後の冷却パルスとの
発光パワーの差より大きくする手段を備えたものであ
る。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の情
報記録方式において、前記手段は、前記後部加熱パルス
のうち最後尾の加熱パルスの直後の最後尾の冷却パルス
の発光パワーを、その他の冷却パルスの発光パワーより
低くするものである。
【0014】請求項5記載の発明は、結晶相とアモルフ
ァス相とに可逆的に相変化する記録層を有する記録媒体
上に情報を光源からの光により記録する際に、この光源
に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複数個
の後部加熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチパル
スの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記録方
式において、前記先頭加熱パルスを前半と後半に2分し
てその後半部分の先頭加熱パルスの発光パワーとその直
後の前記先頭冷却パルスの発光パワーとの差、及び前記
後部加熱パルスのうち最後尾の加熱パルスとその直後の
最後尾の冷却パルスとの発光パワーの差の両方を、その
他の加熱パルスとその直後の冷却パルスとの発光パワー
の差より大きくする手段を備えたものである。
【0015】請求項6記載の発明は、結晶相とアモルフ
ァス相とに可逆的に相変化する記録層を有する記録媒体
上に情報を光源からの光により記録する際に、この光源
に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複数個
の後部加熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチパル
スの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記録方
式において、前記先頭加熱パルスを前半と後半に2分し
てその後半部分の先頭加熱パルスの発光パワーをその他
の加熱パルスより大きくし、かつ、前記先頭加熱パルス
の直後の前記先頭冷却パルスの発光パワーを、後続する
その他の冷却パルスより低くするとともに、前記後部加
熱パルスのうち最後尾の加熱パルスの発光パワーを前記
後半部分の先頭加熱パルスの発光パワーと略等しくし、
前記後部加熱パルスのうち最後尾の加熱パルスの直後の
最後尾の冷却パルスの発光パワーをその他の冷却パルス
の発光パワーより低くする手段を備えたものである。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5または6記載の情報記録方式において、複数
のマーク長のうちの最短長xTのマークを記録する場合
に、前記手段は、前記光源に対して、前記先頭加熱パル
スとその直後の最後尾の冷却パルスからなるマルチパル
スを発光させ、かつ、最大長yTのマークまでn=y−
x個の前記後部加熱パルスと前記後部冷却パルスを前記
先頭加熱パルスと前記最後尾の冷却パルスの間で繰り返
して発光させるものである。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6または7記載の情報記録方式において、
前記記録層がAgInSbTe系の記録材料からなるも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は請求項1、3記載の発明を
応用した情報記録再生装置の一例の一部を示し、図2及
び図3はそのタイミングチャートを示す。この情報記録
再生装置は、CD−ROMフォーマットのコードデータ
を相変化型光ディスクの相変化型メディアに記録(オー
バーライト)する情報記録再生装置の例であり、データ
変調方式としてEFM変調コードを用いてマークエッジ
(PWM)記録を行う。
【0019】この情報記録再生装置は、記録時には、図
示しない光強度制御手段にてEFMデータに基づいてパ
ルス制御信号を生成し、半導体レーザ駆動回路でそのパ
ルス制御信号に応じた駆動電流により光ヘッドの半導体
レーザLDからなる光源を駆動して図2に示すようなマ
ルチパルスの光を発光させ、相変化型光ディスクをスピ
ンドルモータで回転させて光ヘッドにて半導体レーザL
Dからのマルチパルスの光を光学系を介して相変化型光
ディスクの相変化型メディアに照射することで相変化型
メディアに記録マークを形成して情報の記録を行う。ま
た、この情報記録再生装置は、再生時には、半導体レー
ザ駆動回路で半導体レーザLDを駆動して再生パワー
(リードパワー)で発光させ、光ヘッドにて半導体レー
ザLDからの再生パワーの光を光学系を介して相変化型
メディアに照射し、その反射光を光学系を介して受光手
段で光電変換して再生信号を得る。
【0020】相変化型メディアにPWM記録を行う場
合、再生信号のジッタ特性を良好にするために加熱パル
スの発光パワーを高く設定することが多いが、オーバー
ライト特性を良好にするためには逆に加熱パルスの発光
パワーを低く設定することが多い。したがって、実際に
は、加熱パルスの発光パワーは再生信号のジッタ特性と
オーバーライト特性の両方のバランスをとりながら設定
しており、このため、加熱パルスの発光パワーを再生信
号のジッタ特性とオーバーライト特性とのそれぞれの最
適値に設定してPWM記録を行うことが困難であった。
【0021】そこで、この情報記録再生装置は、再生信
号のジッタ特性が良好になるようにPWM記録を行うと
共にオーバーライト特性を向上させるものである。この
情報記録再生装置では、半導体レーザLDから出射され
るマルチパルスの光は、図2に示すように先頭加熱パル
スAf、Arと、先頭冷却パルスC及び後続する複数個
の後部加熱パルスB、Brと後部冷却パルスCからなる
マルチパルスの光である。
【0022】先頭加熱パルスAf、Arは前半部分Af
と後半部分Arに2分して後半部分Arの発光パワーを
従来より高く設定し、逆に前半部分Afの発光パワーを
従来より低く設定している。また、最後尾の加熱パルス
Brの発光パワーは先頭加熱パルスの後半部分Arの発
光パワーと同様に高く設定している。半導体レーザLD
から出射される光は、マーク部がこのようなマルチパル
スからなり、イレース部がイレースパルスDからなる。
【0023】これらの発光パワーの設定値は先頭加熱パ
ルスの前半部分Afの発光パワー:11mW、先頭加熱
パルスの後半部分Arの発光パワー:13mW、後部加
熱パルスBの発光パワー:11mW、最後尾の加熱パル
スBrの発光パワー:13mW、冷却パルスCの発光パ
ワー:1mW(≒リードパワー)、イレースパルスDの
発光パワー(イレースパワー):7mWとなっている。
【0024】この情報記録再生装置は、このような記録
波形を用いることにより、相変化型メディアに記録され
るマークの前エッジ及び後エッジに相当するマルチパル
スの加熱パルスAr、Br→冷却パルスCの発光パワー
差は、従来の11mWから12mWに増大してより良好
な急冷条件となるので、マークのエッジの形成がより鮮
明になっていると考えられる。このとき、ジッタσ/T
w(Tw:ウィンドウ幅)許容値は従来よりも約2%低
減できる。また、ジッタσ/Tw許容値を満足するオー
バーライト回数は、従来と比べて約1.5倍に向上して
いる。なお、各発光パワーの設定値は、代表的な値を示
しており、実際には記録材料やメディア相構成などによ
って最適化された値を適応するものである。
【0025】上記光ヘッドの半導体レーザLDは、半導
体レーザ駆動回路にて、図1に示すように定電流源11
からPW1(11mW)の先頭加熱パルスの前半部分A
fの発光パワー、後部加熱パルスBの発光パワーに相当
する定電流が供給され、定電流源12からPW2(13
mW)の先頭加熱パルスの後半部分Arの発光パワー、
最後尾の加熱パルスBrの発光パワーに相当する定電流
が供給され、定電流源14からPW4(1mW)の冷却
パルスCの発光パワーに相当する定電流が供給され、定
電流源13からPW3(7mW)のイレースパルスDの
発光パワーに相当する定電流が供給される。
【0026】図示しない光強度制御手段は、EFMデー
タに基づいて図3に示すようなAf+Bパルス制御信
号、Ar+Brパルス制御信号、Cパルス制御信号、D
パルス制御信号を生成し、スイッチング素子15〜18
はそれぞれ光強度制御手段からのAf+Bパルス制御信
号、Ar+Brパルス制御信号、Dパルス制御信号、C
パルス制御信号により定電流源11〜14をオン/オフ
させることにより、半導体レーザLDを図2に示すよう
なマルチパルスで発光させる。
【0027】この情報記録再生装置は、請求項1記載の
発明を応用した情報記録再生装置の例であって、結晶相
とアモルファス相とに可逆的に相変化する記録層を有す
る記録媒体上に情報を光源LDからの光により記録する
際に、この光源LDに先頭加熱パルスAf、Arと先頭
冷却パルスC及び後続する複数個の後部加熱パルスBと
後部冷却パルスCからなるマルチパルスの光を発光させ
て記録マークの形成を行う情報記録再生装置において、
先頭加熱パルスAf、Arを前半Afと後半Arに2分
してその後半部分の先頭加熱パルスArの発光パワーと
その直後の先頭冷却パルスCの発光パワーとの差を、そ
の他の加熱パルスBとその直後の冷却パルスCとの発光
パワーの差より大きくする手段としての光強度制御手段
及びスイッチング素子15〜18を備えたので、マーク
の前エッジを鮮明に記録することができ、マーク間隔の
ジッタを低減することが可能となる。
【0028】また、この情報記録再生装置は、請求項3
記載の発明を応用した情報記録再生装置の例であって、
結晶相とアモルファス相とに可逆的に相変化する記録層
を有する記録媒体上に情報を光源LDからの光により記
録する際に、この光源LDに先頭加熱パルスAf、Ar
と先頭冷却パルスC及び後続する複数個の後部加熱パル
スB、Brと後部冷却パルスCからなるマルチパルスの
光を発光させて記録マークの形成を行う情報記録再生装
置において、後部加熱パルスB、Brのうち最後尾の加
熱パルスBrとその直後の最後尾の冷却パルスCとの発
光パワーの差を、その他の加熱パルスBとその直後の冷
却パルスCとの発光パワーの差より大きくする手段とし
ての光強度制御手段及びスイッチング素子15〜18を
備えたので、マークの後エッジを鮮明に記録することが
でき、マーク間隔のジッタを低減することが可能とな
る。
【0029】図4は請求項2、4記載の発明を応用した
情報記録再生装置の例の一部を示し、図5及び図6はそ
のタイミングチャートを示す。この情報記録再生装置
は、ジッタ特性が良好になるように情報を記録すると共
にオーバーライト特性を向上させたものであり、基本的
な情報記録方式及び記録波形が上記請求項1、3記載の
発明を応用した情報記録再生装置の例と同一であって以
下に述べる点が上記請求項1、3記載の発明を応用した
情報記録再生装置の例とは異なる。
【0030】この情報記録再生装置では、半導体レーザ
LDから出射されるマルチパルスの光は、図5に示すよ
うに先頭加熱パルスAの直後の先頭冷却パルスCfの発
光パワーを他の冷却パルスCの発光パワーより小さく設
定し、かつ、最後尾の冷却パルスCrの発光パワーを先
頭冷却パルスCfの発光パワーと同様に小さく設定して
いる。
【0031】これらの発光パワーの設定値は先頭加熱パ
ルスAの発光パワー及び他の加熱パルスBの発光パワ
ー:12mW(ライトパワー)、先頭冷却パルスCfの
発光パワー及び最後尾の冷却パルスCrの発光パワー:
0.2mW、冷却パルスCの発光パワー:1mW(≒リ
ードパワー)、イレースパルスDの発光パワー(イレー
スパワー):7mWとなっている。
【0032】この情報記録再生装置は、このような記録
波形を用いることにより、相変化型メディアに記録され
るマークの前エッジ及び後エッジに相当するマルチパル
スの加熱パルスA、B→冷却パルスCf、Crの発光パ
ワー差は、従来の11mWから11.8mWに増大して
より良好な急冷条件となるので、マークのエッジの形成
がより鮮明になっていると考えられる。このとき、ジッ
タσ/Tw許容値は従来よりも約2%低減できる。ま
た、ジッタσ/Tw許容値を満足するオーバーライト回
数は、従来と比べて約1.3倍に向上している。なお、
各発光パワーの設定値は、代表的な値を示しており、実
際には記録材料やメディア相構成などによって最適化さ
れた値を適応するものである。
【0033】上記光ヘッドの半導体レーザLDは、半導
体レーザ駆動回路にて、図4に示すように定電流源19
からPW5(12mW)の先頭加熱パルスAの発光パワ
ー及び後部加熱パルスBの発光パワーに相当する定電流
が供給され、定電流源20からPW6(7mW)のイレ
ースパルスDの発光パワーに相当する定電流が供給さ
れ、定電流源21からPW7(1mW)の冷却パルスC
の発光パワーに相当する定電流が供給され、定電流源2
2からPW8(0.2mW)の先頭冷却パルスCfの発
光パワー及び最後尾の冷却パルスCrの発光パワーに相
当する定電流が供給される。
【0034】図示しない光強度制御手段は、EFMデー
タに基づいて図6に示すようなA+Bパルス制御信号、
Dパルス制御信号、Cパルス制御信号、Cf+Crパル
ス制御信号を生成し、スイッチング素子23〜26はそ
れぞれ光強度制御手段からのA+Bパルス制御信号、D
パルス制御信号、Cパルス制御信号、Cf+Crパルス
制御信号により定電流源19〜22をオン/オフさせる
ことにより、半導体レーザLDを図5に示すようなマル
チパルスで発光させる。
【0035】この情報記録再生装置は、請求項2記載の
発明を応用した情報記録再生装置の例であって、結晶相
とアモルファス相とに可逆的に相変化する記録層を有す
る記録媒体上に情報を光源LDからの光により記録する
際に、この光源LDに先頭加熱パルスAと先頭冷却パル
Cfス及び後続する複数個の後部加熱パルスBと後部冷
却パルスC、Cfからなるマルチパルスの光を発光させ
て記録マークの形成を行う情報記録再生装置において、
先頭加熱パルスAの直後の先頭冷却パルスCfの発光パ
ワーを、後続するその他の冷却パルスCの発光パワーよ
り低くする手段としての光強度制御手段及びスイッチン
グ素子23〜26を備えたので、マークの前エッジを鮮
明に記録することができ、マーク間隔のジッタを低減す
ることが可能となるとともに、平均記録パワーを低減す
ることができ、オーバーライト特性の向上が可能とな
る。
【0036】また、この情報記録再生装置は、請求項4
記載の発明を応用した情報記録再生装置の例であって、
請求項3記載の発明を応用した情報記録再生装置におい
て、前記手段としての光強度制御手段及びスイッチング
素子23〜26は、後部加熱パルスBのうち最後尾の加
熱パルスBの直後の最後尾の冷却パルスCfの発光パワ
ーを、その他の冷却パルスCの発光パワーより低くする
ので、マークの後エッジを鮮明に記録でき、マーク間隔
のジッタを低減することが可能となるとともに、平均記
録パワーを低減することができ、オーバーライト特性の
向上が可能となる。
【0037】図7は請求項5、6記載の発明を応用した
情報記録再生装置の例の一部を示し、図8及び図9はそ
のタイミングチャートを示す。この情報記録再生装置
は、ジッタ特性が良好になるように情報を記録すると共
にオーバーライト特性を向上させたものであり、基本的
な情報記録方式及び記録波形が上記請求項1、3記載の
発明を応用した情報記録再生装置の例と同一であって以
下に述べる点が上記請求項1、3記載の発明を応用した
情報記録再生装置の例とは異なる。
【0038】この情報記録再生装置では、半導体レーザ
LDから出射されるマルチパルスの光は、図8に示すよ
うに先頭加熱パルスAを前半部分Afと後半部分Arに
2分してその後半部分Arの発光パワーを従来より高く
設定し、逆に前半部分Afの発光パワーを従来より低く
設定している。また、先頭加熱パルスAの直後の先頭冷
却パルスCfの発光パワーは他の冷却パルスCの発光パ
ワーより小さく設定している。さらに、最後尾の加熱パ
ルスBrの発光パワーは従来より高く設定し、最後尾の
冷却パルスCrの発光パワーは先頭冷却パルスCfの発
光パワーと同様に小さく設定している。
【0039】これらの発光パワーの設定値は先頭加熱パ
ルスの前半部分Afの発光パワー:11mW、先頭加熱
パルスの後半部分Arの発光パワー及び最後尾の加熱パ
ルスBrの発光パワー:13mW、加熱パルスBの発光
パワー:11mW、先頭冷却パルスCfの発光パワー及
び最後尾の冷却パルスCrの発光パワー:0.2mW、
冷却パルスCの発光パワー:1mW(≒リードパワ
ー)、イレースパルスDの発光パワー(イレースパワ
ー):7mWとなっている。
【0040】この情報記録再生装置は、このような記録
波形を用いることにより、相変化型メディアに記録され
るマークの前エッジ及び後エッジに相当するマルチパル
スの加熱パルスAr、Br→冷却パルスCf、Crの発
光パワー差は、従来の11mWから12.8mWに増大
してより良好な急冷条件となるので、マークのエッジの
形成がより鮮明になっていると考えられる。このとき、
ジッタσ/Tw許容値は従来よりも約4%低減できる。
また、平均記録パワーも従来の約7.5mWから約7.
0mWに低減させることができ、ジッタσ/Tw許容値
を満足するオーバーライト回数は、従来と比べて約2倍
に向上している。なお、各発光パワーの設定値は、代表
的な値を示しており、実際には記録材料やメディア相構
成などによって最適化された値を適応するものである。
【0041】上記光ヘッドの半導体レーザLDは、半導
体レーザ駆動回路にて、図7に示すように定電流源27
からPW9(11mW)の先頭加熱パルスの前半部分A
fの発光パワー及び後部加熱パルスBの発光パワーに相
当する定電流が供給され、定電流源28からPW10
(13mW)の先頭加熱パルスの後半部分Arの発光パ
ワー及び最後尾の加熱パルスBrの発光パワーに相当す
る定電流が供給され、定電流源29からPW11(7m
W)のイレースパルスDの発光パワーに相当する定電流
が供給され、定電流源30からPW12(1mW)の冷
却パルスCの発光パワーに相当する定電流が供給され、
定電流源31からPW13(0.2mW)の先頭冷却パ
ルスCfの発光パワー及び最後尾の冷却パルスCrの発
光パワーに相当する定電流が供給される。
【0042】図示しない光強度制御手段は、EFMデー
タに基づいて図9に示すようなAf+Bパルス制御信
号、Ar+Brパルス制御信号、Dパルス制御信号、C
パルス制御信号、Cf+Crパルス制御信号を生成し、
スイッチング素子32〜36はそれぞれ光強度制御手段
からのAr+Bパルス制御信号、Ar+Brパルス制御
信号、Dパルス制御信号、Cパルス制御信号、Cf+C
rパルス制御信号により定電流源27〜31をオン/オ
フさせることにより、半導体レーザLDを図8に示すよ
うなマルチパルスで発光させる。
【0043】この情報記録再生装置は、請求項5記載の
発明を応用した情報記録再生装置の例であって、結晶相
とアモルファス相とに可逆的に相変化する記録層を有す
る記録媒体上に情報を光源LDからの光により記録する
際に、この光源LDに先頭加熱パルスAf、Arと先頭
冷却パルスCf及び後続する複数個の後部加熱パルス
B、Brと後部冷却パルスC、Crからなるマルチパル
スの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記録方
式において、先頭加熱パルスAf、Arを前半Afと後
半Arに2分してその後半部分Arの先頭加熱パルスの
発光パワーとその直後の先頭冷却パルスCfの発光パワ
ーとの差、及び後部加熱パルスB、Brのうち最後尾の
加熱パルスBrとその直後の最後尾の冷却パルスCrと
の発光パワーの差の両方を、その他の加熱パルスBとそ
の直後の冷却パルスCとの発光パワーの差より大きくす
る手段としての光強度制御手段及びスイッチング素子3
2〜36を備えたので、マークの前後エッジを鮮明に記
録でき、マーク間隔のジッタを低減することが可能とな
る。
【0044】また、この情報記録再生装置は、請求項6
記載の発明を応用した情報記録再生装置の例であって、
結晶相とアモルファス相とに可逆的に相変化する記録層
を有する記録媒体上に情報を光源LDからの光により記
録する際に、この光源LDに先頭加熱パルスAf、Ar
と先頭冷却パルスCf及び後続する複数個の後部加熱パ
ルスB、Brと後部冷却パルスC、Crからなるマルチ
パルスの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記
録方式において、先頭加熱パルスAf、Arを前半Af
と後半Arに2分してその後半部分Arの先頭加熱パル
スの発光パワーをその他の加熱パルスBより大きくし、
かつ、先頭加熱パルスAf、Arの直後の先頭冷却パル
スCfの発光パワーを、後続するその他の冷却パルスC
より低くするとともに、後部加熱パルスB、Brのうち
最後尾の加熱パルスBrの発光パワーを後半部分Arの
先頭加熱パルスの発光パワーと略等しくし、後部加熱パ
ルスB、Brのうち最後尾の加熱パルスBrの直後の最
後尾の冷却パルスCrの発光パワーをその他の冷却パル
スCの発光パワーより低くする手段としての光強度制御
手段及びスイッチング素子32〜36を備えたので、マ
ークの前後エッジを鮮明に記録でき、マーク間隔のジッ
タを低減することが可能となるとともに、平均記録パワ
ーを低減することができ、オーバーライト特性の向上が
可能となる。
【0045】図10は請求項6、7記載の発明を応用し
た情報記録再生装置の例の一部を示し、図11及び図1
2はそのタイミングチャートを示す。この情報記録再生
装置は、基本的な情報記録方式が上記請求項1、3記載
の発明を応用した情報記録再生装置の例と同一であって
以下に述べる点が上記請求項1、3記載の発明を応用し
た情報記録再生装置の例とは異なる。
【0046】この情報記録再生装置に用いられるEFM
変調コードはチャンネルクロック周期を1Tとすると、
この情報記録再生装置で3Tから11Tまでの長さを有
するマーク/スペースを用いてPWM記録を行う。この
情報記録再生装置は、高密度記録を行うような半導体レ
ーザLDによる記録媒体上の記録スポットの径と最短マ
ーク長が接近した場合に効果的な情報記録方式である。
【0047】従来の情報記録方式は、半導体レーザに図
15に示すように予備加熱を行うための先頭加熱パルス
Aとn=y−2個の冷却パルスCと、加熱パルスBとを
繰り返して発光させることで急冷条件を維持して最後尾
の冷却パルスでマークの形成が完了するものである。こ
の情報記録方式では、先頭冷却パルスから最後尾の冷却
パルスまでの累積長と記録スポットの径の和が最短マー
ク長を大きく超過するので、イレースパワーDを必要以
上に大きくすることでマークの後エッジを速やかに結晶
化温度に上昇させ、後エッジを短く形成するようにイレ
ースパワーを設定していた。このため、平均記録パワー
が増大するので、オーバーライト特性の改善が容易では
なかった。
【0048】この情報記録再生装置では、半導体レーザ
LDのマルチパルス発光波形として、最短長マークであ
る3Tマークを記録する場合に、図11に示すように先
頭加熱パルスを前半部分Afと後半部分Arに2分して
その後半部分Arの発光パワーを従来より高く設定し、
逆に前半部分Afの発光パワーを従来より低く設定して
いる。また、後半部分Arの直後には最後尾の冷却パル
スCrを配置し、その発光パワーは他のデータ長での先
頭及び最後尾以外の冷却パルスCより小さく設定してい
る。
【0049】その他のデータ長yTのマークについて
は、n=y−3個の後部加熱パルスBと後部冷却パルス
Cを先頭加熱パルスAf、Arと最後尾の冷却パルスC
rの間に繰り返して配置している。また、n個の後部冷
却パルスのうち先頭冷却パルスCfについては、最後尾
の冷却パルスCrと同様に発光パワーを小さく設定して
おり、n個の後部加熱パルスのうち最後尾の加熱パルス
Brについては先頭加熱パルスの後半部分Arと同様に
発光パワーを高く設定している。したがって、例えば5
Tマークの記録波形は図11に示すようになる。
【0050】これらの発光パワーの設定値は先頭加熱パ
ルスの前半部分Afの発光パワー:11mW、先頭加熱
パルスの後半部分Arの発光パワー及び最後尾の加熱パ
ルスBrの発光パワー:13mW、加熱パルスBの発光
パワー:11mW、先頭冷却パルスCfの発光パワー及
び最後尾の冷却パルスCrの発光パワー:0.2mW、
冷却パルスCの発光パワー:1mW(≒リードパワ
ー)、イレースパルスDの発光パワー(イレースパワ
ー):5mWとなっている。
【0051】この情報記録再生装置は、このような記録
波形を用いることにより、マークの前エッジ及び後エッ
ジに相当するマルチパルスの加熱パルスAr、Br→冷
却パルスCf、Crの発光パワー差は、従来の11mW
から12.8mWに増大してより良好な急冷条件となる
ので、マークの両エッジの形成がより鮮明になっている
と考えられる。よって、請求項5、6記載の発明を応用
した情報記録再生装置の例と同様に、ジッタσ/Twを
低減できる。
【0052】また、先頭冷却パルスCfから最後尾の冷
却パルスCrまでの累積長を最短マーク長より十分に小
さく設定できるので、その累積長と記録スポット径との
和が適当な長さとなり、イレースパワーを必要パワー以
上であれば上記設定値のように従来より低パワーに設定
することができる。したがって、平均記録パワーも従来
の約7.5mWから約6.0mWに低減させることがで
き、ジッタσ/Tw許容値を満足するオーバーライト回
数が従来と比べて約2倍に向上するとともに、半導体レ
ーザLDの高寿命化が可能となる。なお、各発光パワー
の設定値は、代表的な値を示しており、実際には記録材
料やメディア相構成などによって最適化された値を適応
するものである。
【0053】上記光ヘッドの半導体レーザLDは、半導
体レーザ駆動回路にて、図10に示すように定電流源3
7からPW14(11mW)の先頭加熱パルスの前半部
分Afの発光パワー及び後部加熱パルスBの発光パワー
に相当する定電流が供給され、定電流源38からPW1
5(13mW)の先頭加熱パルスの後半部分Arの発光
パワー及び最後尾の加熱パルスBrの発光パワーに相当
する定電流が供給され、定電流源39からPW16(7
mW)のイレースパルスDの発光パワーに相当する定電
流が供給され、定電流源40からPW17(1mW)の
冷却パルスCの発光パワーに相当する定電流が供給さ
れ、定電流源41からPW18(0.2mW)の先頭冷
却パルスCfの発光パワー及び最後尾の冷却パルスCr
の発光パワーに相当する定電流が供給される。
【0054】図示しない光強度制御手段は、EFMデー
タに基づいて図12に示すようなAf+Bパルス制御信
号、Ar+Brパルス制御信号、Dパルス制御信号、C
パルス制御信号、Cf+Crパルス制御信号を生成し、
スイッチング素子42〜46はそれぞれ光強度制御手段
からのAr+Bパルス制御信号、Ar+Brパルス制御
信号、Dパルス制御信号、Cパルス制御信号、Cf+C
rパルス制御信号により定電流源37〜41をオン/オ
フさせることにより、半導体レーザLDを図11に示す
ようなマルチパルスで発光させる。
【0055】この情報記録再生装置は、請求項7記載の
発明を応用した情報記録再生装置の例であって、前記手
段としての光強度制御手段及びスイッチング素子42〜
46は、光源LDに対して、複数のマーク長のうちの最
短長xTのマークを記録する場合に先頭加熱パルスA
f、Arとその直後の最後尾の冷却パルスCrからなる
マルチパルスを発光させ、かつ、最大長yTのマークま
での各マーク長のマークを記録する場合にn=y−x個
の後部加熱パルスBと後部冷却パルスCを先頭加熱パル
スAf、Arと最後尾の冷却パルスCfの間で繰り返し
て発光させるので、先頭冷却パルスCfから最後尾の冷
却パルスCrまでの累積長を最短マーク長より十分に小
さく設定できてその累積長と記録スポット径との和を適
当な長さにでき、イレースパワーを低パワーに設定する
ことができる。したがって、平均記録パワーを低減する
ことができ、オーバーライト回数の向上が可能となると
ともに、半導体レーザLDの高寿命化が可能となる。な
お、請求項7記載の発明は、上記請求項2、4記載の発
明を応用した情報記録再生装置の例や上記請求項5、6
記載の発明を応用した情報記録再生装置の例にも適用す
ることができる。
【0056】次に、請求項8記載の発明を応用した情報
記録再生装置の各例について説明する。これらの情報記
録再生装置は、上記請求項1、3記載の発明を応用した
情報記録再生装置の例や上記請求項2、4記載の発明を
応用した情報記録再生装置の例、上記請求項5、6記載
の発明を応用した情報記録再生装置の例、上記請求項
6、7記載の発明を応用した情報記録再生装置の例にお
いて、上記記録層をAg−In−Sb−Te系の記録材
料により構成したものである。
【0057】従来から用いられている相変化型メディア
の記録層としては、Ge−Sb−Te系、Ge−Te−
Sb−S系、Te−Ge−Sn−Au系、Ge−Te−
Sn系、Sb−Se系、Sb−Se−Te系、Sn−S
e−Te系、Ga−Se−Te系、Ga−Se−Te−
Ge系、In−Se系、In−Se−Te系、Ag−I
n−Sb−Te系などがある。
【0058】上述の請求項8記載の発明を応用した情報
記録再生装置の例においては、記録材料の相変化型メデ
ィアにデータを記録するとき、加熱→冷却による急冷条
件に対してアモルファス相形成の依存性が高いので、マ
ークの前後エッジ部に相当する加熱パルスとその直後の
冷却パルスとの発光パワーの差の大小によりジッタ特性
が大きく左右される。したがって、請求項1〜7記載の
発明を応用した情報記録再生装置では、マークの前後エ
ッジ部が鮮明に記録されるようになるので、上記ジッタ
低減の効果が顕著に現われる。
【0059】また、先頭冷却パルスCfから最後尾の冷
却パルスCrまでの累積長と、記録マークの長さとの関
係は図13に示すようにほとんど直線に一致するという
傾向があり、上記請求項5、6記載の発明を応用した情
報記録再生装置の例で示したように基準となる記録波形
が異なっても、Ag−In−Sb−Te系の記録材料が
マーク長を制御しやすいということがわかる。なお、上
記記録層に他の記録材料を用いた場合においても、半導
体レーザLDの発光パワーとジッタ特性及びオーバーラ
イト特性の関係や、記録パルス幅とマーク長の関係は基
本的に同じであるので、本発明が効果的であることは言
うまでもない。
【0060】この請求項8記載の発明を応用した情報記
録再生装置の例では、請求項1、2、3、4、5、6ま
たは7記載の情報記録方式において、前記記録層がAg
InSbTe系の記録材料からなるので、マークの前後
エッジ部に相当する加熱パルスとその直後の冷却パルス
との発光パワーの差の大小によりジッタ特性が大きく左
右され、ジッタ低減の効果が顕著に現われる。また、先
頭冷却パルスCfから最後尾の冷却パルスCrまでの累
積長と、記録マークの長さとの関係がほとんど直線に一
致するという傾向があってマーク長を制御しやすくな
り、請求項7記載の発明のような記録波形によりオーバ
ーライト特性を向上させることができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、結晶相とアモルファス相と可逆的に相変化する記録
層を有する記録媒体上に情報を光源からの光により記録
する際に、この光源に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス
及び後続する複数個の後部加熱パルスと後部冷却パルス
からなるマルチパルスの光を発光させて記録マークの形
成を行う情報記録方式において、前記先頭加熱パルスを
前半と後半に2分してその後半部分の先頭加熱パルスの
発光パワーとその直後の前記先頭冷却パルスの発光パワ
ーとの差を、その他の加熱パルスとその直後の冷却パル
スとの発光パワーの差より大きくする手段を備えたの
で、マークの前エッジを鮮明に記録することができ、マ
ーク間隔のジッタを低減することが可能となる。
【0062】請求項2記載の発明によれば、結晶相とア
モルファス相と可逆的に相変化する記録層を有する記録
媒体上に情報を光源からの光により記録する際に、この
光源に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複
数個の後部加熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチ
パルスの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記
録方式において、前記先頭加熱パルスの直後の前記先頭
冷却パルスの発光パワーを、後続するその他の冷却パル
スの発光パワーより低くする手段を備えたので、マーク
の前エッジを鮮明に記録することができ、マーク間隔の
ジッタを低減することが可能となるとともに、平均記録
パワーを低減することができ、オーバーライト特性の向
上が可能となる。
【0063】請求項3記載の発明によれば、結晶相とア
モルファス相と可逆的に相変化する記録層を有する記録
媒体上に情報を光源からの光により記録する際に、この
光源に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複
数個の後部加熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチ
パルスの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記
録方式において、前記後部加熱パルスのうち最後尾の加
熱パルスとその直後の最後尾の冷却パルスとの発光パワ
ーの差を、その他の加熱パルスとその直後の冷却パルス
との発光パワーの差より大きくする手段を備えたので、
マークの後エッジを鮮明に記録することができ、マーク
間隔のジッタを低減することが可能となる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の情報記録方式において、前記手段は、前記後部加熱
パルスのうち最後尾の加熱パルスの直後の最後尾の冷却
パルスの発光パワーを、その他の冷却パルスの発光パワ
ーより低くするので、マークの後エッジを鮮明に記録で
き、マーク間隔のジッタを低減することが可能となると
ともに、平均記録パワーを低減することができ、オーバ
ーライト特性の向上が可能となる。
【0065】請求項5記載の発明によれば、結晶相とア
モルファス相と可逆的に相変化する記録層を有する記録
媒体上に情報を光源からの光により記録する際に、この
光源に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複
数個の後部加熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチ
パルスの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記
録方式において、前記先頭加熱パルスを前半と後半に2
分してその後半部分の先頭加熱パルスの発光パワーとそ
の直後の前記先頭冷却パルスの発光パワーとの差、及び
前記後部加熱パルスのうち最後尾の加熱パルスとその直
後の最後尾の冷却パルスとの発光パワーの差の両方を、
その他の加熱パルスとその直後の冷却パルスとの発光パ
ワーの差より大きくする手段を備えたので、マークの前
後エッジを鮮明に記録でき、マーク間隔のジッタを低減
することが可能となる。
【0066】請求項6記載の発明によれば、結晶相とア
モルファス相と可逆的に相変化する記録層を有する記録
媒体上に情報を光源からの光により記録する際に、この
光源に先頭加熱パルスと先頭冷却パルス及び後続する複
数個の後部加熱パルスと後部冷却パルスからなるマルチ
パルスの光を発光させて記録マークの形成を行う情報記
録方式において、前記先頭加熱パルスを前半と後半に2
分してその後半部分の先頭加熱パルスの発光パワーをそ
の他の加熱パルスより大きくし、かつ、前記先頭加熱パ
ルスの直後の前記先頭冷却パルスの発光パワーを、後続
するその他の冷却パルスより低くするとともに、前記後
部加熱パルスのうち最後尾の加熱パルスの発光パワーを
前記後半部分の先頭加熱パルスの発光パワーと略等しく
し、前記後部加熱パルスのうち最後尾の加熱パルスの直
後の最後尾の冷却パルスの発光パワーをその他の冷却パ
ルスの発光パワーより低くする手段を備えたので、マー
クの前後エッジを鮮明に記録でき、マーク間隔のジッタ
を低減することが可能となるとともに、平均記録パワー
を低減することができ、オーバーライト特性の向上が可
能となる。
【0067】請求項7記載の発明によれば、請求項1、
2、3、4、5または6記載の情報記録方式において、
前記手段は、前記光源に対して、複数のマーク長のうち
の最短長xTのマークを記録する場合に先頭加熱パルス
とその直後の最後尾の冷却パルスからなるマルチパルス
を発光させ、かつ、最大長yTのマークまでの各マーク
長のマークを記録する場合にn=y−x個の後部加熱パ
ルスと後部冷却パルスを先頭加熱パルスと最後尾の冷却
パルスの間で繰り返して発光させるので、先頭冷却パル
スから最後尾の冷却パルスまでの累積長を最短マーク長
より十分に小さく設定できてその累積長と記録スポット
径との和を適当な長さにでき、イレースパワーを低パワ
ーに設定することができる。したがって、平均記録パワ
ーを低減することができ、オーバーライト回数の向上が
可能となるとともに、光源の高寿命化が可能となる。
【0068】請求項8記載の発明によれば、請求項1、
2、3、4、5、6または7記載の情報記録方式におい
て、前記記録層がAgInSbTe系の記録材料からな
るので、マークの前後エッジ部に相当する加熱パルスと
その直後の冷却パルスとの発光パワーの差の大小により
ジッタ特性が大きく左右され、ジッタ低減の効果が顕著
に現われる。また、先頭冷却パルスから最後尾の冷却パ
ルスまでの累積長と、記録マークの長さとの関係がほと
んど直線に一致するという傾向があってマーク長を制御
しやすくなり、請求項7記載の発明のような記録波形に
よりオーバーライト特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、3記載の発明を応用した情報記録再
生装置の例の一部を示すブロック図である。
【図2】同情報記録再生装置の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図3】同情報記録再生装置の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図4】請求項2、4記載の発明を応用した情報記録再
生装置の例の一部を示すブロック図である。
【図5】同情報記録再生装置の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図6】同情報記録再生装置の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図7】請求項5、6記載の発明を応用した情報記録再
生装置の例の一部を示すブロック図である。
【図8】同情報記録再生装置の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図9】同情報記録再生装置の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図10】請求項6、7記載の発明を応用した情報記録
再生装置の例の一部を示すブロック図である。
【図11】同情報記録再生装置の動作タイミングを示す
タイミングチャートである。
【図12】同情報記録再生装置の動作タイミングを示す
タイミングチャートである。
【図13】上記情報記録再生装置の先頭冷却パルスCf
から最後尾の冷却パルスCrまでの累積長と、記録マー
クの長さとの関係を示す特性図である。
【図14】従来の情報記録方式の動作タイミングを示す
タイミングチャートである。
【図15】従来の他の情報記録方式の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
LD 半導体レーザ 11〜14、19〜22、27〜31、37〜41
定電流源 15〜18、23〜26、32〜36、42〜46
スイッチング素子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/30 G11B 7/125

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結晶相とアモルファス相とに可逆的に相変
    化する記録層を有する記録媒体上に情報を光源からの光
    により記録する際に、この光源に先頭加熱パルスと先頭
    冷却パルス及び後続する複数個の後部加熱パルスと後部
    冷却パルスからなるマルチパルスの光を発光させて記録
    マークの形成を行う情報記録方式において、前記先頭加
    熱パルスを前半と後半に2分してその後半部分の先頭加
    熱パルスの発光パワーとその直後の前記先頭冷却パルス
    の発光パワーとの差を、その他の加熱パルスとその直後
    の冷却パルスとの発光パワーの差より大きくする手段を
    備えたことを特徴とする情報記録方式。
  2. 【請求項2】結晶相とアモルファス相とに可逆的に相変
    化する記録層を有する記録媒体上に情報を光源からの光
    により記録する際に、この光源に先頭加熱パルスと先頭
    冷却パルス及び後続する複数個の後部加熱パルスと後部
    冷却パルスからなるマルチパルスの光を発光させて記録
    マークの形成を行う情報記録方式において、前記先頭加
    熱パルスの直後の前記先頭冷却パルスの発光パワーを、
    後続するその他の冷却パルスの発光パワーより低くする
    手段を備えたことを特徴とする情報記録方式。
  3. 【請求項3】結晶相とアモルファス相とに可逆的に相変
    化する記録層を有する記録媒体上に情報を光源からの光
    により記録する際に、この光源に先頭加熱パルスと先頭
    冷却パルス及び後続する複数個の後部加熱パルスと後部
    冷却パルスからなるマルチパルスの光を発光させて記録
    マークの形成を行う情報記録方式において、前記後部加
    熱パルスのうち最後尾の加熱パルスとその直後の最後尾
    の冷却パルスとの発光パワーの差を、その他の加熱パル
    スとその直後の冷却パルスとの発光パワーの差より大き
    くする手段を備えたことを特徴とする情報記録方式。
  4. 【請求項4】請求項3記載の情報記録方式において、前
    記手段は、前記後部加熱パルスのうち最後尾の加熱パル
    スの直後の最後尾の冷却パルスの発光パワーを、その他
    の冷却パルスの発光パワーより低くすることを特徴とす
    る情報記録方式。
  5. 【請求項5】結晶相とアモルファス相とに可逆的に相変
    化する記録層を有する記録媒体上に情報を光源からの光
    により記録する際に、この光源に先頭加熱パルスと先頭
    冷却パルス及び後続する複数個の後部加熱パルスと後部
    冷却パルスからなるマルチパルスの光を発光させて記録
    マークの形成を行う情報記録方式において、前記先頭加
    熱パルスを前半と後半に2分してその後半部分の先頭加
    熱パルスの発光パワーとその直後の前記先頭冷却パルス
    の発光パワーとの差、及び前記後部加熱パルスのうち最
    後尾の加熱パルスとその直後の最後尾の冷却パルスとの
    発光パワーの差の両方を、その他の加熱パルスとその直
    後の冷却パルスとの発光パワーの差より大きくする手段
    を備えたことを特徴とする情報記録方式。
  6. 【請求項6】結晶相とアモルファス相とに可逆的に相変
    化する記録層を有する記録媒体上に情報を光源からの光
    により記録する際に、この光源に先頭加熱パルスと先頭
    冷却パルス及び後続する複数個の後部加熱パルスと後部
    冷却パルスからなるマルチパルスの光を発光させて記録
    マークの形成を行う情報記録方式において、前記先頭加
    熱パルスを前半と後半に2分してその後半部分の先頭加
    熱パルスの発光パワーをその他の加熱パルスより大きく
    し、かつ、前記先頭加熱パルスの直後の前記先頭冷却パ
    ルスの発光パワーを、後続するその他の冷却パルスより
    低くするとともに、前記後部加熱パルスのうち最後尾の
    加熱パルスの発光パワーを前記後半部分の先頭加熱パル
    スの発光パワーと略等しくし、前記後部加熱パルスのう
    ち最後尾の加熱パルスの直後の最後尾の冷却パルスの発
    光パワーをその他の冷却パルスの発光パワーより低くす
    る手段を備えたことを特徴とする情報記録方式。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    情報記録方式において、前記手段は、前記光源に対し
    て、複数のマーク長のうちの最短長xTのマークを記録
    する場合に先頭加熱パルスとその直後の最後尾の冷却パ
    ルスからなるマルチパルスを発光させ、かつ、最大長y
    Tのマークまでの各マーク長のマークを記録する場合に
    n=y−x個の後部加熱パルスと後部冷却パルスを先頭
    加熱パルスと最後尾の冷却パルスの間で繰り返して発光
    させることを特徴とする情報記録方式。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7記
    載の情報記録方式において、前記記録層がAgInSb
    Te系の記録材料からなることを特徴とする情報記録方
    式。
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