JP2651460B2 - 印字ヘッド駆動装置 - Google Patents
印字ヘッド駆動装置Info
- Publication number
- JP2651460B2 JP2651460B2 JP63246569A JP24656988A JP2651460B2 JP 2651460 B2 JP2651460 B2 JP 2651460B2 JP 63246569 A JP63246569 A JP 63246569A JP 24656988 A JP24656988 A JP 24656988A JP 2651460 B2 JP2651460 B2 JP 2651460B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print head
- cam
- drive shaft
- platen
- rotation angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
- B41J25/316—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with tilting motion mechanisms relative to paper surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/325—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
Landscapes
- Common Mechanisms (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写型多色プリンターに関し、特に印字
ヘッドの駆動装置に関する。
ヘッドの駆動装置に関する。
本発明に係る印字ヘッド駆動装置は、駆動軸に固着さ
れたカムを有し、カム機構により印字ヘッドをプラテン
に対して選択的に当接離間させる。駆動軸は一方向クラ
ッチを介して双方向回転モータに接続されている。カム
が逃げ工程にあるとき、一方向クラッチの慣性に起因し
てオーバーランする事を防止する為、駆動軸には駆動用
カムと逆位相の制動カムが固着されており、これにより
印字ヘッドの正確な駆動を行なっている。
れたカムを有し、カム機構により印字ヘッドをプラテン
に対して選択的に当接離間させる。駆動軸は一方向クラ
ッチを介して双方向回転モータに接続されている。カム
が逃げ工程にあるとき、一方向クラッチの慣性に起因し
てオーバーランする事を防止する為、駆動軸には駆動用
カムと逆位相の制動カムが固着されており、これにより
印字ヘッドの正確な駆動を行なっている。
従来二台の単方向回転モータにより駆動される熱転写
型多色プリンターが知られていた。この多色プリンター
は、紙送りローラ、互いに対向配置された印字ヘッドと
プラテン及びキャプスタンよりなる紙送り機構と、三原
色インクを紙送り方向に対して区分して、順に塗布した
インクシートを供給する機構よりなる。順送り時、イン
クシートは印刷用紙に重ねられ押圧状態でプラテンと印
字ヘッドの間を通過し第１の色インクの熱転写が行なわ
れる。次いで第２の色インクの熱転写を行なう為、プラ
テン及び印字ヘッドは一端離間され、用紙は逆方向に送
りもどされる。この状態でインクシートの巻き取りが行
なわれ、第２の色インク部分と用紙が重ねられ、前述と
同様の操作により、第２の色インクの熱転写が行なわれ
る。用紙の順方向送りには、一つのモータが用いられ、
他の一つのモータは、前記順方向送り用のモータより
も、スリップ機構を介して用紙にテンションを与えなが
ら若干遅く回転している。逆方向送りには前記他のモー
タが用いられる。従って用紙転送中常に用紙に送り方向
に対してテンションを加え、三原色インクの転写中色づ
れを防止する事ができる。
型多色プリンターが知られていた。この多色プリンター
は、紙送りローラ、互いに対向配置された印字ヘッドと
プラテン及びキャプスタンよりなる紙送り機構と、三原
色インクを紙送り方向に対して区分して、順に塗布した
インクシートを供給する機構よりなる。順送り時、イン
クシートは印刷用紙に重ねられ押圧状態でプラテンと印
字ヘッドの間を通過し第１の色インクの熱転写が行なわ
れる。次いで第２の色インクの熱転写を行なう為、プラ
テン及び印字ヘッドは一端離間され、用紙は逆方向に送
りもどされる。この状態でインクシートの巻き取りが行
なわれ、第２の色インク部分と用紙が重ねられ、前述と
同様の操作により、第２の色インクの熱転写が行なわれ
る。用紙の順方向送りには、一つのモータが用いられ、
他の一つのモータは、前記順方向送り用のモータより
も、スリップ機構を介して用紙にテンションを与えなが
ら若干遅く回転している。逆方向送りには前記他のモー
タが用いられる。従って用紙転送中常に用紙に送り方向
に対してテンションを加え、三原色インクの転写中色づ
れを防止する事ができる。
しかしながら、二台のモータの制御は複雑であり、又
プリンターを小型化する上で好ましくない。そこで一台
の双方向回転式モータで、プリンターを駆動する方式が
提案されている。この場合、印字ヘッドをプラテンに対
して上昇下降させる為に、双方向回転式モータの一方向
回転力のみを利用する必要がある。キャプスタン、プラ
テン及び送りローラー等の他の双方向回転駆動される部
分から動力的に切り離して印字ヘッドを上下移動させる
為である。
プリンターを小型化する上で好ましくない。そこで一台
の双方向回転式モータで、プリンターを駆動する方式が
提案されている。この場合、印字ヘッドをプラテンに対
して上昇下降させる為に、双方向回転式モータの一方向
回転力のみを利用する必要がある。キャプスタン、プラ
テン及び送りローラー等の他の双方向回転駆動される部
分から動力的に切り離して印字ヘッドを上下移動させる
為である。
本発明によれば、印字ヘッドを上下駆動する為に双方
向回転式モータの回転力を一方向伝達機あるいはワンウ
ェイクラッチを介して、印字ヘッド駆動軸に伝える様に
した。又印字ヘッド駆動軸には駆動用カムの他に制動用
カムを固着させる構成とした。
向回転式モータの回転力を一方向伝達機あるいはワンウ
ェイクラッチを介して、印字ヘッド駆動軸に伝える様に
した。又印字ヘッド駆動軸には駆動用カムの他に制動用
カムを固着させる構成とした。
上記構成によれば、モータの一方向回転力のみが、ワ
ンウェイクラッチを介して印字ヘッド駆動軸に伝達さ
れ、これに固着した駆動用カムによって、印字ヘッドの
上昇下降が行なわれる。又印字ヘッドの下降時、ワンウ
ェイクラッチの慣性に起因するオーバランを防止する
為、制動用カムが動作する。
ンウェイクラッチを介して印字ヘッド駆動軸に伝達さ
れ、これに固着した駆動用カムによって、印字ヘッドの
上昇下降が行なわれる。又印字ヘッドの下降時、ワンウ
ェイクラッチの慣性に起因するオーバランを防止する
為、制動用カムが動作する。
以下図面に従って本発明の好適な実施例を詳細に説明
する。第２図において、印刷用紙１を送る為の紙送り機
構は上流から下流に向って、紙送りローラ２及びピンチ
ローラ３、プラテン４及び印字ヘッド５、キャプスタン
６及びピンチローラ７の順に配置されている。又インク
シート８を供給する機構は巻取りボビン９、巻出しボビ
ン10及び中間に配置されたガイドローラ11、12よりな
る。図示しないが、これらのローラ類は双方向回転モー
タにより回転駆動される。又印字ヘッド５は用紙の順送
り時、プラテン４に押圧下当接し、熱転写を行ない、用
紙の逆送り時プラテン４から離間し、インクシート８の
転送を可能にする。
する。第２図において、印刷用紙１を送る為の紙送り機
構は上流から下流に向って、紙送りローラ２及びピンチ
ローラ３、プラテン４及び印字ヘッド５、キャプスタン
６及びピンチローラ７の順に配置されている。又インク
シート８を供給する機構は巻取りボビン９、巻出しボビ
ン10及び中間に配置されたガイドローラ11、12よりな
る。図示しないが、これらのローラ類は双方向回転モー
タにより回転駆動される。又印字ヘッド５は用紙の順送
り時、プラテン４に押圧下当接し、熱転写を行ない、用
紙の逆送り時プラテン４から離間し、インクシート８の
転送を可能にする。
第１図は本発明に係る印字ヘッド駆動装置の正面図で
ある。印字ヘッド５は、プラテン４に対向配置されてい
る。印字ヘッド５は、保持部材13によってプラテン４の
支軸14と直交する方向に上下移動可能に保持されてい
る。保持部材13は第３図及び第４図に示すようにプラテ
ン支軸14と平行な支軸15の囲りに回動自在に装着されて
いる。又保持部材13は一対の弾性部材16によってプラテ
ン支軸に向って付勢されている。プリンターフレーム17
によって回動自在に両端部を保持された印字ヘッド駆動
軸18は、一方向クラッチ19及び駆動歯車20を介して図示
しない双方向回転モータに接続されている。駆動軸18に
は一対の駆動カム21例えば偏心円カムが固着されてい
る。これらのカム21は、保持部材13から上方に向って延
設している一対の逆Ｌ字形フランジ13Aに当接可能に配
置されている。又駆動軸18の両端部には一対の制動カム
22例えば偏心円カムが、駆動カム21とは逆位相で固着さ
れている。これらのカム22の下方にはバネ23により保持
され、カム22に当接可能な状態で配置された一対のスト
ッパー24が設けられている。さらに駆動軸18には、駆動
カム21のカム回転角を検出する為に、半円板25が取り付
けられており、半円板25の角度位置はセンサー26によっ
て光学的に検出される。
ある。印字ヘッド５は、プラテン４に対向配置されてい
る。印字ヘッド５は、保持部材13によってプラテン４の
支軸14と直交する方向に上下移動可能に保持されてい
る。保持部材13は第３図及び第４図に示すようにプラテ
ン支軸14と平行な支軸15の囲りに回動自在に装着されて
いる。又保持部材13は一対の弾性部材16によってプラテ
ン支軸に向って付勢されている。プリンターフレーム17
によって回動自在に両端部を保持された印字ヘッド駆動
軸18は、一方向クラッチ19及び駆動歯車20を介して図示
しない双方向回転モータに接続されている。駆動軸18に
は一対の駆動カム21例えば偏心円カムが固着されてい
る。これらのカム21は、保持部材13から上方に向って延
設している一対の逆Ｌ字形フランジ13Aに当接可能に配
置されている。又駆動軸18の両端部には一対の制動カム
22例えば偏心円カムが、駆動カム21とは逆位相で固着さ
れている。これらのカム22の下方にはバネ23により保持
され、カム22に当接可能な状態で配置された一対のスト
ッパー24が設けられている。さらに駆動軸18には、駆動
カム21のカム回転角を検出する為に、半円板25が取り付
けられており、半円板25の角度位置はセンサー26によっ
て光学的に検出される。
第３図及び第４図は本発明にかかる印字ヘッド駆動装
置の動作説明図である。第３図（Ａ）は駆動軸18に固着
された駆動カム21の偏心の大きい側が、印字ヘッド５を
保持している印字ヘッド保持部材13に延設している逆Ｌ
字形フランジ13Aの頂部に作用し、印字ヘッド５に付勢
している弾性部材のばね16を圧縮し、印字ヘッド５がプ
ラテン４に対して所定の距離を保って上昇位置に保持さ
れた状態を示し、第４図（Ａ）は駆動カム21が反時計方
向に回転し、駆動カム21の偏心最小部が逆Ｌ字形フラン
ジ13Aの頂部に対面する位置にあり、両者は離れてい
る。一方、駆動カム21の偏心最大部は印字ヘッド保持部
材13と対面しており、両者は離れていて、印字ヘッド５
がばね16に付勢されプラテン４に対して押圧し当接して
いる下降位置に保持された状態を示す。第３図（Ａ）に
おいて、駆動カム21は双方向回転モータから一方向クラ
ッチを介して伝えられた反時計方向の一方向回転力（矢
印参照）によって、図に示すカム回転角に移動されてい
る。駆動カム21は、保持部材13から延設されているフラ
ンジ13Aを弾性部材16に対抗して押し上げ、印字ヘッド
５は上昇位置に移動する。この押し工程中、カム21は上
死点に達する直前で停止され確実な印字ヘッド５の位置
決めを可能とする。第３図（Ｂ）に示すように、上死点
直前の角度位置は、半円板25と光センサー26の組み合わ
せにより検出され、この時点でモータの回転は停止され
る。第３図（Ｃ）に示すように、駆動カム21と逆位相に
配置された制動カム22の偏心最小部がストッパー24と対
面しており両者は離れているので、この時点で、ストッ
パー24に係合しておらず何ら制動力は生じない。
置の動作説明図である。第３図（Ａ）は駆動軸18に固着
された駆動カム21の偏心の大きい側が、印字ヘッド５を
保持している印字ヘッド保持部材13に延設している逆Ｌ
字形フランジ13Aの頂部に作用し、印字ヘッド５に付勢
している弾性部材のばね16を圧縮し、印字ヘッド５がプ
ラテン４に対して所定の距離を保って上昇位置に保持さ
れた状態を示し、第４図（Ａ）は駆動カム21が反時計方
向に回転し、駆動カム21の偏心最小部が逆Ｌ字形フラン
ジ13Aの頂部に対面する位置にあり、両者は離れてい
る。一方、駆動カム21の偏心最大部は印字ヘッド保持部
材13と対面しており、両者は離れていて、印字ヘッド５
がばね16に付勢されプラテン４に対して押圧し当接して
いる下降位置に保持された状態を示す。第３図（Ａ）に
おいて、駆動カム21は双方向回転モータから一方向クラ
ッチを介して伝えられた反時計方向の一方向回転力（矢
印参照）によって、図に示すカム回転角に移動されてい
る。駆動カム21は、保持部材13から延設されているフラ
ンジ13Aを弾性部材16に対抗して押し上げ、印字ヘッド
５は上昇位置に移動する。この押し工程中、カム21は上
死点に達する直前で停止され確実な印字ヘッド５の位置
決めを可能とする。第３図（Ｂ）に示すように、上死点
直前の角度位置は、半円板25と光センサー26の組み合わ
せにより検出され、この時点でモータの回転は停止され
る。第３図（Ｃ）に示すように、駆動カム21と逆位相に
配置された制動カム22の偏心最小部がストッパー24と対
面しており両者は離れているので、この時点で、ストッ
パー24に係合しておらず何ら制動力は生じない。
第４図（Ａ）は駆動カム21が逃げ工程にある状態を示
す。今、上死点直前にあった駆動カム21に、一方向クラ
ッチを介して、双方向回転モータの反時計方向の同一方
向回転力（矢印参照）を伝えると、駆動カム21は所定カ
ム回転角だけ移動し、逆Ｌ字形フランジ13Aとの係合は
解かれる。すると、印字ヘッド保持部材13はその支軸15
の囲りを弾性部材16に付勢されて反時計方向に回転し、
印字ヘッド５はプラテン14に押圧し当接する。この印字
ヘッド５が当接する時の駆動カム回転角は、第４図
（Ｂ）に示すように半円板25及び光センサー26の組み合
わせにより検出され、この時点でモータの回転は停止さ
れる。
す。今、上死点直前にあった駆動カム21に、一方向クラ
ッチを介して、双方向回転モータの反時計方向の同一方
向回転力（矢印参照）を伝えると、駆動カム21は所定カ
ム回転角だけ移動し、逆Ｌ字形フランジ13Aとの係合は
解かれる。すると、印字ヘッド保持部材13はその支軸15
の囲りを弾性部材16に付勢されて反時計方向に回転し、
印字ヘッド５はプラテン14に押圧し当接する。この印字
ヘッド５が当接する時の駆動カム回転角は、第４図
（Ｂ）に示すように半円板25及び光センサー26の組み合
わせにより検出され、この時点でモータの回転は停止さ
れる。
第４図（Ｃ）に示すように、上述した状態で制動カム
22は反時計方向に回転し、その偏心最大部がストッパー
24に当接し、制動カム22にはストッパー24に付勢するば
ね23の作用により制動力が働き駆動軸18の惰性又は空走
による回転を防止する。若しこの制動が無いとすると、
モータの回転が停止した後でも、駆動軸18が一方向クラ
ッチに接続している為オーバーランをし、駆動カム21の
回転角に誤差を与える事となる。
22は反時計方向に回転し、その偏心最大部がストッパー
24に当接し、制動カム22にはストッパー24に付勢するば
ね23の作用により制動力が働き駆動軸18の惰性又は空走
による回転を防止する。若しこの制動が無いとすると、
モータの回転が停止した後でも、駆動軸18が一方向クラ
ッチに接続している為オーバーランをし、駆動カム21の
回転角に誤差を与える事となる。
第５図は本発明に係る印字ヘッド駆動装置の他の実施
例を示す。本例においては、駆動軸のオーバーランを防
止する為、制動カム及びストッパーの組み合わせに換え
て、トルクリミッター27例えば磁性パウダリミッタが用
いられている。トルクリミッタ27は、駆動軸18に装着さ
れ、駆動軸のトルクを制限しオーバーラン又は空回転を
防止する。磁性パウダリミッタは、強力マグネットによ
り磁性粉体を媒体としてトルクを伝達する構造になって
いるので、安定した定トルク性が得られる。
例を示す。本例においては、駆動軸のオーバーランを防
止する為、制動カム及びストッパーの組み合わせに換え
て、トルクリミッター27例えば磁性パウダリミッタが用
いられている。トルクリミッタ27は、駆動軸18に装着さ
れ、駆動軸のトルクを制限しオーバーラン又は空回転を
防止する。磁性パウダリミッタは、強力マグネットによ
り磁性粉体を媒体としてトルクを伝達する構造になって
いるので、安定した定トルク性が得られる。
本発明によれば、印字ヘッド駆動軸は、一方向クラッ
チを介して駆動されるので、駆動源としては双方向モー
タを使用でき、プリンター全体の駆動制御系を小型化、
効率化できる。又印字ヘッド駆動軸には一方向クラッチ
に起因する空走を防止する手段が設けられているので、
印字ヘッド駆動カムの回転角を常に正しく保つ事がで
き、誤動作を防止することができる。
チを介して駆動されるので、駆動源としては双方向モー
タを使用でき、プリンター全体の駆動制御系を小型化、
効率化できる。又印字ヘッド駆動軸には一方向クラッチ
に起因する空走を防止する手段が設けられているので、
印字ヘッド駆動カムの回転角を常に正しく保つ事がで
き、誤動作を防止することができる。
第１図は本発明に係る印字ヘッド駆動装置の正面図、第
２図は第１図の装置が組み込まれるべき感熱式多色プリ
ンターの概略側面図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）及び第４図
（Ａ）〜（Ｃ）は第１図の装置の駆動状態を説明する
図、及び第５図は本発明に係る印字ヘッド駆動装置の他
の実施例を示す正面図である。 ４……プラテン ５……印字ヘッド 13……印字ヘッド保持部材 18……印字ヘッド駆動軸 19……一方向クラッチ 21……駆動カム 22……制動カム 24……ストッパー 25……半円板 26……センサー
２図は第１図の装置が組み込まれるべき感熱式多色プリ
ンターの概略側面図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）及び第４図
（Ａ）〜（Ｃ）は第１図の装置の駆動状態を説明する
図、及び第５図は本発明に係る印字ヘッド駆動装置の他
の実施例を示す正面図である。 ４……プラテン ５……印字ヘッド 13……印字ヘッド保持部材 18……印字ヘッド駆動軸 19……一方向クラッチ 21……駆動カム 22……制動カム 24……ストッパー 25……半円板 26……センサー
Claims (5)
- 【請求項１】逆回転可能な動力源と、プラテンと、該プ
ラテンの支軸に対して直交する方向にある第１の位置と
第２の位置の間を移動可能な印字ヘッドであって、第１
の位置に保持された時はプラテン表面に押圧状態で当接
し第２の位置に保持された時はプラテン表面から所定間
隔で離間している印字ヘッドを有するプリンターにおい
て、プラテン支軸に平行な軸を中心として該印字ヘッド
を回転自在に保持する印字ヘッド保持部材と、該保持部
材に係合しプラテン支軸方向に付勢する弾性部材と、プ
ラテン支軸に平行に配置された印字ヘッド駆動軸と、該
印字ヘッド駆動軸に対して動力源の一方向回転力のみを
伝達する一方向伝達機構と、該印字ヘッド駆動軸に固着
され且該印字ヘッド保持部材の一部分と当接可能状態に
配置されたカム部材であって動力源の断続的一方向回転
に応答して第１と第２のカム回転角の間を移動し、第１
のカム回転角に保持された時は該印字ヘッド保持部材か
ら逃げ行程にあり該弾性部材と共働して該印字ヘッドを
第１の位置に保持し、第２のカム回転角に保持された時
は該印字ヘッド保持部材に対して押し行程にあり該弾性
部材に対抗して該印字ヘッドを第２の位置に保持する為
のカム部材と、該印字ヘッド駆動軸に装着され該カム部
材が逃げ行程にある時該一方向伝達機構の空走に起因し
て該カム部材が第１のカム回転角を越えてしまう事を防
止する為の制動手段より構成される印字ヘッド駆動装
置。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項において、該制動手
段は該印字ヘッド駆動軸に固着された制動カム部材と、
プリンターフレームに配置され印字ヘッド駆動用カム部
材が第１の回転角に来た時該制動カム部材と当接し制動
するストッパー部材より構成される印字ヘッド駆動装
置。 - 【請求項３】特許請求の範囲第１項において、該制動手
段は、該印字ヘッド駆動軸に装着されたトルクリミッタ
ーである印字ヘッド駆動装置。 - 【請求項４】特許請求の範囲第３項において、該トルク
リミッターは、磁性パウダートルクリミッターである印
字ヘッド駆動装置。 - 【請求項５】特許請求の範囲第１項において、該印字ヘ
ッド駆動用カムの回転角を検出し、動力源の一方向回転
量を制御する為の検出手段を含む印字ヘッド駆動装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63246569A JP2651460B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 印字ヘッド駆動装置 |
| CA000614037A CA1317153C (en) | 1988-09-30 | 1989-09-28 | Printing head drive apparatus |
| EP89309878A EP0361915B1 (en) | 1988-09-30 | 1989-09-28 | Drive mechanism for use in a printer |
| DE68923045T DE68923045T2 (de) | 1988-09-30 | 1989-09-28 | Antriebsmechanismus zur Anwendung in einem Drucker. |
| US07/415,124 US5036338A (en) | 1988-09-30 | 1989-09-29 | Printing head drive apparatus with inertia control |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63246569A JP2651460B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 印字ヘッド駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292669A JPH0292669A (ja) | 1990-04-03 |
| JP2651460B2 true JP2651460B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=17150367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63246569A Expired - Lifetime JP2651460B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 印字ヘッド駆動装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5036338A (ja) |
| EP (1) | EP0361915B1 (ja) |
| JP (1) | JP2651460B2 (ja) |
| CA (1) | CA1317153C (ja) |
| DE (1) | DE68923045T2 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0426741U (ja) * | 1990-06-25 | 1992-03-03 | ||
| DE69110604T2 (de) * | 1990-10-02 | 1996-01-18 | Sharp Kk | Wärmedruckvorrichtung. |
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